グリーンブック [Music,Movie&Musical]
いくらアカデミー賞の作品賞を受賞した映画と言っても、
普段の自分の好み・趣味からすると
わざわざ映画館に観に行くタイプの映画ではないのだけど…
以下、映画の内容に関するネタバレあり。
これから『グリーンブック』を観に行く予定の方はご注意下さい。
ヴィゴ・モーテンセンが主演というだけの理由で
「観てみたい!観に行かねば!」という気持ちになった。
…と書きながら、ふと過去の記事をチェックしてみたら
『ヒストリー・オブ・バイオレンス』の時も『イースタン・プロミス』の時も
「ヴィゴが出てるというそれだけの理由で観た」と書いていた(笑)。
それにしてもヴィゴが出演する映画を観るのは『イースタン・プロミス』以来。
(2012年の『危険なメソッド』や2017年の『はじまりの旅』は
結局観ないで終わってしまった)。
『イースタン・プロミス』…割と最近のような気がしていたけれど、
なんと2008年の映画だった(◎_◎;)。
そんなヴィゴも60歳(今年61歳)。
この映画で主演男優賞にノミネートされたアカデミー賞授賞式で
チラッと観たが、相変わらずの男前でホッとした。
映画の内容に関しては、ほとんど予備知識なしの状態。
前日に公式サイトをチェックして
育ちの良い黒人ピアニストのドン・シャーリーが
粗野なイタリア系用心棒トニーを運転手として雇い
人種差別の色濃い南部へのコンサートツアーに敢えて繰り出し、
そこで起こる様々なことを描いた実話ベースの作品である…
というだいたいな感じを把握していっただけ。
映画が始まり、ヴィゴ登場。
だが、そのあまりの変貌ぶりにいきなり衝撃を受けた。
も…ものすごく太っている( ̄口 ̄;)。
な、なんなんだこの物凄い太鼓腹は?!。どうしちゃったのヴィゴ〜(ノ_<。)。
けれどもすぐにそれは役作りのために
わざと太ったのだなということが理解出来てちょっと安心した(^o^;。
あとでパンフレットを読んで知ったのだけど、
ヴィゴはこの映画のために20kgも体重を増やしたのだとか。
俳優ってスゴイ。
差別や偏見という重いテーマを扱っていて
観ていてつらいと感じる場面もあるけれど
全体を通して暗さやシリアスさはあまり感じさせない。
旅を通じて徐々に深まっていくトニーとドン・シャーリー、
二人の友情と絆にただただ心が温まる、とてもいい映画だった。
二人が移動に使う車の色が
とっても綺麗なエメラルドグリーンというのもすごく印象的で
映画に明るさと希望を与えている気がした。
劇中でドン・シャーリーが演奏するピアノの楽曲も素敵で、
彼の感情がダイレクトに伝わってくるため、聴いていてグッと来る。
個人的に好きな場面は、車の中で二人がフライドチキンを食べる場面。
あとはトニーが警察官に暴力をふるって拘留される場面。
(この時のヴィゴの乱れた前髪にシビレる(*^^*))。
そしてなんと言っても、旅の最後にドン・シャーリーが
トニーのために運転を代わる場面。
予測可能な展開だけど、まんまとジーンとさせられた。
旅の途中で、トニーが妻への手紙を書きながら
「寂しいと思った時は、先手を打たないと」
と、ドン・シャーリーに伝えるセリフがあるのだけど
これがラストシーンへの伏線になっている。
そのラストシーンがクリスマスってのがまたいい。
アメリカでは昨年の11月から公開だったようだけど
日本でもクリスマス・シーズンに観たかった。
もしクリスマス・シーズンに観ていたら、もっと泣けたかも(^^;ゞ。
とにかく心に残るのは、ヴィゴが演じるトニーのおおらかさ。
(トニーの奥さんのリンダは、更にそれを上回るおおらかさ)。
自分もこんな風に、いつもおおらかな心持ちでありたいと
感じさせてくれる映画だった。観てヨカッタ。
----------------------------------
《オマケ》
映画の前のランチ。
近所に椿屋カフェが出来たので入ってみた。
「長州ねぎと鴨のバジルソース」(だったかな?^o^;)。
美味しかった〜( ̄▽ ̄)。
今回は映画の前だったから控えたけど、次はコーヒーも頼んでみよう。
普段の自分の好み・趣味からすると
わざわざ映画館に観に行くタイプの映画ではないのだけど…
以下、映画の内容に関するネタバレあり。
これから『グリーンブック』を観に行く予定の方はご注意下さい。
ヴィゴ・モーテンセンが主演というだけの理由で
「観てみたい!観に行かねば!」という気持ちになった。
…と書きながら、ふと過去の記事をチェックしてみたら
『ヒストリー・オブ・バイオレンス』の時も『イースタン・プロミス』の時も
「ヴィゴが出てるというそれだけの理由で観た」と書いていた(笑)。
それにしてもヴィゴが出演する映画を観るのは『イースタン・プロミス』以来。
(2012年の『危険なメソッド』や2017年の『はじまりの旅』は
結局観ないで終わってしまった)。
『イースタン・プロミス』…割と最近のような気がしていたけれど、
なんと2008年の映画だった(◎_◎;)。
そんなヴィゴも60歳(今年61歳)。
この映画で主演男優賞にノミネートされたアカデミー賞授賞式で
チラッと観たが、相変わらずの男前でホッとした。
映画の内容に関しては、ほとんど予備知識なしの状態。
前日に公式サイトをチェックして
育ちの良い黒人ピアニストのドン・シャーリーが
粗野なイタリア系用心棒トニーを運転手として雇い
人種差別の色濃い南部へのコンサートツアーに敢えて繰り出し、
そこで起こる様々なことを描いた実話ベースの作品である…
というだいたいな感じを把握していっただけ。
映画が始まり、ヴィゴ登場。
だが、そのあまりの変貌ぶりにいきなり衝撃を受けた。
も…ものすごく太っている( ̄口 ̄;)。
な、なんなんだこの物凄い太鼓腹は?!。どうしちゃったのヴィゴ〜(ノ_<。)。
けれどもすぐにそれは役作りのために
わざと太ったのだなということが理解出来てちょっと安心した(^o^;。
あとでパンフレットを読んで知ったのだけど、
ヴィゴはこの映画のために20kgも体重を増やしたのだとか。
俳優ってスゴイ。
差別や偏見という重いテーマを扱っていて
観ていてつらいと感じる場面もあるけれど
全体を通して暗さやシリアスさはあまり感じさせない。
旅を通じて徐々に深まっていくトニーとドン・シャーリー、
二人の友情と絆にただただ心が温まる、とてもいい映画だった。
二人が移動に使う車の色が
とっても綺麗なエメラルドグリーンというのもすごく印象的で
映画に明るさと希望を与えている気がした。
劇中でドン・シャーリーが演奏するピアノの楽曲も素敵で、
彼の感情がダイレクトに伝わってくるため、聴いていてグッと来る。
個人的に好きな場面は、車の中で二人がフライドチキンを食べる場面。
あとはトニーが警察官に暴力をふるって拘留される場面。
(この時のヴィゴの乱れた前髪にシビレる(*^^*))。
そしてなんと言っても、旅の最後にドン・シャーリーが
トニーのために運転を代わる場面。
予測可能な展開だけど、まんまとジーンとさせられた。
旅の途中で、トニーが妻への手紙を書きながら
「寂しいと思った時は、先手を打たないと」
と、ドン・シャーリーに伝えるセリフがあるのだけど
これがラストシーンへの伏線になっている。
そのラストシーンがクリスマスってのがまたいい。
アメリカでは昨年の11月から公開だったようだけど
日本でもクリスマス・シーズンに観たかった。
もしクリスマス・シーズンに観ていたら、もっと泣けたかも(^^;ゞ。
とにかく心に残るのは、ヴィゴが演じるトニーのおおらかさ。
(トニーの奥さんのリンダは、更にそれを上回るおおらかさ)。
自分もこんな風に、いつもおおらかな心持ちでありたいと
感じさせてくれる映画だった。観てヨカッタ。
----------------------------------
《オマケ》
映画の前のランチ。
近所に椿屋カフェが出来たので入ってみた。
「長州ねぎと鴨のバジルソース」(だったかな?^o^;)。
美味しかった〜( ̄▽ ̄)。
今回は映画の前だったから控えたけど、次はコーヒーも頼んでみよう。
2019-03-07 02:21
コメント(8)
グリーンブックの監督が初来日してインタビューに答えていたのを見たのでこの映画気になっていました。
一昨日、映画を見に行ったのですが「跳んで埼玉」見ちゃいました。我らが王子?!一瞬でしたが’(笑)インパクト大でしたよ。
バジルのパスタ大好きです。随分前ですがイタリアンレストランで1年程パートしてました~。
by おかん (2019-03-09 21:40)
>おかんさん
『グリーンブック』、いい映画でした。
いろいろ考えさせられるところも多い映画ですが
二人のおじさんがお互いを認め合い、友情を育んでいく物語として楽しめました。
ちなみに『翔んで埼玉』は
どうしてもお金を出して観る気になれないアタシです(小声^o^;)。
by 梅屋千年堂 (2019-03-09 22:50)
栃木は・・かすりもしないのですが・・。
映画館のポイントが貯まっていたので(超小声)
by おかん (2019-03-10 14:34)
>おかんさん
Gacktファンの同僚が
「昨日『翔んで埼玉』を観に行ったんだけど」と話しかけてきたので
アタシが「凧でしょ?」と言ったら「そう!」。
たったの三言で会話が成り立ちました(笑)。
by 梅屋千年堂 (2019-03-11 22:09)
Gacktファンなら何度も観るのではないでしょうか。
しかしあの凧はホントに作ったのかな~?CGかな(笑)引っ張りすぎですね、失礼しました~。
by おかん (2019-03-12 22:23)
>おかんさん
凧…CGで作るよりも、実際の凧を作った方が
早いし安そうな気がするのはアタシだけでしょうか…(^^;。
そして撮影で使用した凧が存在するならば
その実物をどこかに展示して欲しい(蕨駅とか笑)…などと
映画を観ていないアタシが言ってはダメですかそうですか。
by 梅屋千年堂 (2019-03-13 00:09)
さらに引っぱる私(^_^;)
なかなか凧が揚がる合戦の場面は迫力がありましたよ、笑えますが(笑)
私も映画の日(1日)の特別料金で見てきました(小声)
レディースデーなどを利用していかがでしょうか?
by かりりん (2019-03-13 07:55)
>かりりんさん
たとえ1100円でも観る気が…(小声)
もし手元に映画のタダ券があったとしても
他の映画を観にい…(超小声&以下略^o^;)
そもそも邦画にあまり興味がないアタシなのでした(^^;ゞ。
by 梅屋千年堂 (2019-03-14 01:09)