SSブログ

弾丸きみごろもツアー【3】 [JOURNEY]

長谷詣での巻。

お腹もいっぱいになり体も温まったところで、いざ長谷寺へ。
27_hasedera.jpg

長谷寺は朱鳥元(686)年、道明上人が天武天皇のために
「銅板法華説相図」を初瀬山西の岡に安置したのが始まり。
その後、神亀4(727)年、徳道上人が聖武天皇の勅願により
本尊十一面観音菩薩を東の岡に祀って開山したと言われている。


何かしらの行事が執り行われるときは賑やかなのだろうけど
今日は人影もまばら…。

総受付にあったコカ・コーラ スリムボトル 奈良デザイン。
28_cola.jpg
一瞬惹かれるも、寒い上にコーラはあまり得意でないことを思い出し却下。


立派な仁王門。
29_nioumon.jpg
現在の仁王門は明治22(1889)年の再建だが、歴史を感じさせるには十分。


これからこの登廊(のぼりろう)をひたすら上がっていく。
30_tourou.jpg
うーむ、なんだか吸い込まれそうだ。

長谷寺は「花の御寺」とも呼ばれていて、年間を通して様々なお花を楽しめるという。
けれども、いくらなんでも今時分はさすがに花は咲いてないでしょ…
と思っていたが、こんなに綺麗な牡丹の花が咲いていた(*^^*)。
31_botan.jpg


花を見るふりをしつつ、実は休憩(^o^;。
32_botan.jpg


上・中・下と三廊に分かれる登廊の下廊を登りきって振り返る。
33_tourou.jpg
左側の大きな木は「天狗杉」と呼ばれている。


登廊はまだまだつづく。
34_tourou.jpg
ザ・透視図法(笑)。


本堂に到着。
35_hondo.jpg
雨、上がった!ヽ(^。^)丿(…しばらくしたらまた降ってきたけど)

この本堂に十一面観音菩薩様が安置されている。
思っていたよりも大きくてびっくり(◎_◎)。


断崖絶壁に建てられ懸作り(がけづくり)。
南に向かって舞台が突き出している。
36_butai.jpg


この舞台からの眺めが最高。
37_kaiifu.jpg


またまた東山魁夷の『山雲』の世界。
38_kaiifu.jpg
生憎の雨でも、こんな天気だからこそ出会える景色。


西の方には五重塔と本長谷寺。
40_gojunotou.jpg
本長谷寺には「銅板法華説相図」が納められている。

大黒堂と弘法大師御影堂を経て、
五重塔の真下に行ってみる。
41_gojunotou.jpg
昭和29(1954)年、戦後日本に初めて建てられた五重塔で
「昭和の名塔」と呼ばれているのだそうだ。


天気が良ければ奥の院まで足を伸ばしたいところだったが
またポツポツと雨が降ってきたため退散。

時間的にまだちょっと早いけど、
京都に戻ってのんびりお土産でも選ぼうか…ってことになり
奈良駅に置いてきた荷物をピックアップしてJRで京都に向かった。




《TO BE CONTINUED...駅弁とお土産ネタにしつこくつづく》
コメント(2) 

コメント 2

YAYOI

やはり奈良は風情ありますね。
そういえば私は奈良の長谷寺には行ったことないかもしれません。
修学旅行では飛鳥、斑鳩、奈良公園と法隆寺と薬師寺、あと京都は市内をバスで移動しながら二条城や御所を見て、降りたのは清水寺と三十三間堂だけだったような…。
奈良で好きなところは信貴山の朝護孫子寺ですが、長谷寺にも行ってみたくなりました。
by YAYOI (2019-03-03 11:39) 

梅屋千年堂

>YAYOIさん
奈良も広いですからね、
行ってみたいところはまだまだたくさんあります。

信貴山の朝護孫子寺とは国宝「信貴山縁起絵巻」の信貴山ですね?!。
画像をいろいろ見てみましたが、
緑に囲まれて、桜の季節や紅葉の季節はさぞ美しいのでしょうね。
また行ってみたい場所が増えました(笑)。

by 梅屋千年堂 (2019-03-03 22:43) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。