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弥生の松本【4】 [JOURNEY]

《国宝 松本城の巻・其の壱》。

松本市美術館から松本城への道程はさほど複雑ではないが
一応スマホの地図アプリでルート検索した道順に従って歩いていた。

が、ふと横道に目をやると、
なにやら魅力的な気配が漂ってくるではないか。
その気配に誘われるまま、レトロな雰囲気漂うその通りに入っていった。
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あとから調べたところによると、ここら一帯は「中町商店街」というらしい。

こんなレトロな外観の薬屋さんや…
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渋い看板を掲げる漆器屋さんとか…
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歩いて見ているだけでも楽しい。


そうこうしているうちに、松本城に到着〜。
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北アルプスを背景にまず1枚。
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それにしても、ここ松本も外国人観光客の多いことと言ったら!。
ただし、今回の旅の「外国人」は、中国の方々はなく欧米の方々がほとんど。

その中の一人に「(スマホの)カメラのシャッターを押して」と頼まれる。
どういうわけかアタシは旅先で道を尋ねられたり
写真撮影を頼まれることが多い。
普段から割と険しい顔で歩いていて、
とても「親切そうな人」には見えないのに不思議だ(-“-?。

観覧料¥610を払って、本丸庭園内へ。
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おぉ〜、かっちょえぇ〜!。

いざ、天守閣へ!。
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松本城は1504年に築城された深志城がその始まりと言われている。
1590年に豊臣秀吉の命を受けて松本に入ってきた石川数正が
息子の康長とともに、城郭の整備と城下町の拡充に着手。
天守が築かれたのは1593〜4年と考えられている。

城内はちょっとした博物館になっていて、
昭和の修理の際に取り替えられた壁や柱などの材、火縄銃などが展示されている。
このあたりはさらっと流し見する程度だったが、
屋根の破風に取り付けられてた蕪懸魚(かぶらけぎょ)には、
目を奪われてしまった。というのも、
異様なほどに夥しい数の小さな釘が打たれているのが気になったから。
あとあと調べたところによると、
木製の芯板に直に漆喰を塗ってもすぐに剥がれ落ちてしまうので、
釘で打ち付けてそこに細い縄を巻き付け凹凸を作ることで
漆喰を剥がれにくくしたのだとのこと。


城内もやはり欧米人の観光客がいっぱいで
ボランティアと思しきガイドさんが、わかりやすい英語で
彼らにいろいろと解説しているのを「ふむふむ、なるほど〜」などと
盗み聞き(笑)しながら最上階に到着。

わーっ、いい眺め!。北アルプスがよく見えるー!ヽ(^。^)丿。
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眼下に見える赤い橋がこれまた鮮やか。


ってところで、まだ長くなりそうなので…

《TO BE CONTINUED…つづく》
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コメント 4

おかん

おぉ~、かっちょえぇ!!失礼しました。
城内に火縄銃などが展示されていたの覚えています。
〝長篠の戦い〟の絵(?)は迫力ありました。

最後の天守閣への階段というか梯子が・・当時高2だった双子がスカートだったので・・気を付けてよ!と心配しながらも上りました。
景色良いですよね~。


by おかん (2018-03-21 16:47) 

梅屋千年堂

>おかんさん
あれは階段というよりも梯子ですよね(^^;。
体の大きな外国人の方々はちょっと大変そうでした。
ちなみに傾斜角は61度だそうです。
アタシが次に行ってみたいお城は丸岡城なんですが
こちらは65度もあるのだとか(◎_◎)。

by 梅屋千年堂 (2018-03-22 23:00) 

おかん

傾斜角65度の丸岡城ですか、
調べてみたくなりました。
ありがとうございます!
by おかん (2018-03-23 05:06) 

梅屋千年堂

>おかんさん
以前、あるテレビ番組で「残念な丸岡城」と紹介されていたのが忘れられず
いつかきっと行ってみようと思っています。
これからの季節は桜がとっても綺麗みたいですよ。
(と言っても「これからの季節」には行かれませんが)。

by 梅屋千年堂 (2018-03-23 21:06) 

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