古都の京都、海の京都【3】 [JOURNEY]
建仁寺と順正の巻。
このあと南禅寺の順正で湯豆腐を食べる予定になっているのだが
さっき食べたサンドイッチとあんみつがまだ消化しきれていないし
時間的にも余裕があるので、フォーエバー美術館の近くにある
建仁寺へ行ってみることにした。
建仁寺は鎌倉時代の建仁2(1202)に栄西禅師によって開山された禅寺。
思い出すのは2014年トーハクでの『特別展 栄西と建仁寺』だ。
俵屋宗達の《風神雷神図屏風》や、海北友松の《雲龍図》を観るために
出掛けていった記憶がある。
入口で履き物を脱いで中へ入っていく。
順路に従って進んで行くと、いきなり方丈の海北友松《雲龍図》が登場。
…と言っても、これは高精細デジタル複製画。
トーハクで観た時は、絵はホンモノだけどガラスケースの中。
今回は、絵は複製だけど環境はホンモノだ。
なるほど、実際に座敷の襖に填められているとこんな感じになるのか。
大雄苑を横目に、スリッパに履き替えて法堂へ移動。
ここの天井には巨大な《双龍図》がある。
作者は小泉淳作。描かれたのは平成14年と新しい。
海北友松の《雲龍図》を観ている現代のアタシたちのように
この《双龍図》も、400年、500年後を生きる人達が
「おぉ〜…スゴイ!」などと感嘆しながら見つめているのかも知れないな…
なんてことを想像した。
再び方丈に戻ってくる。
海北友松《山水図》。こちらも高精細複製画。
枯山水の上に落ちる木漏れ日がなんだかイイ感じ。
ずっとここに腰掛けていたい気持ちになるけれど、
湯豆腐が待っているのでそうもいかない(^^;ゞ。
建・建・建・建・建・建…
純和風。
唐子の間。
田村月樵の《唐子遊戯図》もいいけれど、障子に映る影が綺麗。
大書院には《風神雷神図屏風》が展示されているのだけど
これまたもちろん高精細デジタル複製画で
更にガラスケースに入れられているため、敢えて写真は撮らず…。
その隣に展示されていた金子翔子さんの《風神雷神》。
文字なのに、風神と雷神がそこにいるように見える。圧倒的な迫力である。
そろそろ順正に行かなくちゃね〜ということで、
1駅だけど祇園四条から三条まで京阪線に乗って
そこから南禅寺近くの順正まで約30分徒歩移動。
到着。
(実は帰りに撮った写真なんだけど^o^;)。
友人はさっきのローストビーフサンドが残っているらしく
「そんなに食べられないから」と《ゆどうふ(花)》、
アタシは(花)よりも2品多い《ゆどうふ(月)》を。
まずは土鍋に入った湯豆腐が最初に運ばれて、火にかけられる。
次々と目の前に運ばれてくるお料理(^o^;。
もっとゆっくり運んできて〜〜〜!!!(心の叫び)。
てんぷらも!
田楽も!
そうこうしているうちに、湯豆腐も食べ頃。
猫舌には注意が必要なアツアツの湯豆腐。
お腹がいっぱいなのに美味しかった〜(*^^*)。
そして追い打ちをかけるようにご飯もの(おそらく鯛めし)。
これがまた!!!超ウマイ(≧▽≦)。
「ご飯おかわり!」と叫びたくなるくらい美味しかった。
ああああああ〜、お腹がいっぱいだよぉ〜…と上を見上げると
古い看板がたくさん…。なんだか和む(*^^*)。
いやもうノドのとこまでお腹いっぱい(^o^;(^o^;(^o^;。
苦しい〜とか言いながら、帰宅ラッシュの京都駅に戻り
今日の新幹線で横浜に帰る同僚とはここで解散。
アタシはホテルにチェックイン。
予約のお部屋が満室なので、とグレードアップいたしました…とのこと。
あら、ひろ〜い\(^O^)/。
出たー!バスローブ!!!(笑)。
なんだかもうシャワー浴びたら昼間の遊び疲れが一気に出て
普段の自分ではあり得ないくらい早寝してしまった(^^;ゞ。
いよいよ天橋立へレッツゴー。
《TO BE CONTINUED…つづく》
このあと南禅寺の順正で湯豆腐を食べる予定になっているのだが
さっき食べたサンドイッチとあんみつがまだ消化しきれていないし
時間的にも余裕があるので、フォーエバー美術館の近くにある
建仁寺へ行ってみることにした。
建仁寺は鎌倉時代の建仁2(1202)に栄西禅師によって開山された禅寺。
思い出すのは2014年トーハクでの『特別展 栄西と建仁寺』だ。
俵屋宗達の《風神雷神図屏風》や、海北友松の《雲龍図》を観るために
出掛けていった記憶がある。
入口で履き物を脱いで中へ入っていく。
順路に従って進んで行くと、いきなり方丈の海北友松《雲龍図》が登場。
…と言っても、これは高精細デジタル複製画。
トーハクで観た時は、絵はホンモノだけどガラスケースの中。
今回は、絵は複製だけど環境はホンモノだ。
なるほど、実際に座敷の襖に填められているとこんな感じになるのか。
大雄苑を横目に、スリッパに履き替えて法堂へ移動。
ここの天井には巨大な《双龍図》がある。
作者は小泉淳作。描かれたのは平成14年と新しい。
海北友松の《雲龍図》を観ている現代のアタシたちのように
この《双龍図》も、400年、500年後を生きる人達が
「おぉ〜…スゴイ!」などと感嘆しながら見つめているのかも知れないな…
なんてことを想像した。
再び方丈に戻ってくる。
海北友松《山水図》。こちらも高精細複製画。
枯山水の上に落ちる木漏れ日がなんだかイイ感じ。
ずっとここに腰掛けていたい気持ちになるけれど、
湯豆腐が待っているのでそうもいかない(^^;ゞ。
建・建・建・建・建・建…
純和風。
唐子の間。
田村月樵の《唐子遊戯図》もいいけれど、障子に映る影が綺麗。
大書院には《風神雷神図屏風》が展示されているのだけど
これまたもちろん高精細デジタル複製画で
更にガラスケースに入れられているため、敢えて写真は撮らず…。
その隣に展示されていた金子翔子さんの《風神雷神》。
文字なのに、風神と雷神がそこにいるように見える。圧倒的な迫力である。
そろそろ順正に行かなくちゃね〜ということで、
1駅だけど祇園四条から三条まで京阪線に乗って
そこから南禅寺近くの順正まで約30分徒歩移動。
到着。
(実は帰りに撮った写真なんだけど^o^;)。
友人はさっきのローストビーフサンドが残っているらしく
「そんなに食べられないから」と《ゆどうふ(花)》、
アタシは(花)よりも2品多い《ゆどうふ(月)》を。
まずは土鍋に入った湯豆腐が最初に運ばれて、火にかけられる。
次々と目の前に運ばれてくるお料理(^o^;。
もっとゆっくり運んできて〜〜〜!!!(心の叫び)。
てんぷらも!
田楽も!
そうこうしているうちに、湯豆腐も食べ頃。
猫舌には注意が必要なアツアツの湯豆腐。
お腹がいっぱいなのに美味しかった〜(*^^*)。
そして追い打ちをかけるようにご飯もの(おそらく鯛めし)。
これがまた!!!超ウマイ(≧▽≦)。
「ご飯おかわり!」と叫びたくなるくらい美味しかった。
ああああああ〜、お腹がいっぱいだよぉ〜…と上を見上げると
古い看板がたくさん…。なんだか和む(*^^*)。
いやもうノドのとこまでお腹いっぱい(^o^;(^o^;(^o^;。
苦しい〜とか言いながら、帰宅ラッシュの京都駅に戻り
今日の新幹線で横浜に帰る同僚とはここで解散。
アタシはホテルにチェックイン。
予約のお部屋が満室なので、とグレードアップいたしました…とのこと。
あら、ひろ〜い\(^O^)/。
出たー!バスローブ!!!(笑)。
なんだかもうシャワー浴びたら昼間の遊び疲れが一気に出て
普段の自分ではあり得ないくらい早寝してしまった(^^;ゞ。
いよいよ天橋立へレッツゴー。
《TO BE CONTINUED…つづく》
2018-02-24 23:39
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コメント(4)
建仁寺素晴しいですね。
梅屋さんの旅日記楽しみに読んでいます。
「湯豆腐」料理美味しそう、私だったらご飯もおかわりしたかもです。
以前、上司が京都の湯豆腐は水が綺麗だからかなぁ凄く美味しいから
食べてみてと言っていましたよ。
by りく (2018-02-25 16:11)
>りくさん
予定外の建仁寺でしたが、予想以上に良かったです。
時間があればもう少しゆっくり観たかったと思うほどでした。
久しぶりに訪れた順正。美味しかったです。
もしまた次に行く時には、もっとお腹を空かせて行きたいと思います(笑)。
by 梅屋千年堂 (2018-02-26 02:10)
建仁寺いいですよね~。
私1時間以上滞在したかも。。。
枯山水見ながらボーっとしてたのを思い出しました。
また行きたい!!
余談ですが・・・
京都で豆腐料理(湯葉含む)を食べ過ぎて
京都では豆腐料理を受け付けなくなった私です。
普段は冷奴ばっかり食べてますけど、
なぜか京都へ行くと豆腐料理NGな身体に変身する私(笑)
by ちあき (2018-02-26 08:10)
>ちあきさん
子供の頃は何がいいのかよく分からなかったけど
大人になると日本庭園を見て「いいなぁ」と思ったり
心が落ち着いたりするから不思議ですね。
三千院に新しいお地蔵さんたちが馴染んでいたように
建仁寺も、現代作家さんが描いた襖絵が妙に馴染んでいて
古さと新しさが巧みに共存している昨今の京都は
なんだかカッコイイなと思いました。
by 梅屋千年堂 (2018-02-28 15:56)