古都の京都、海の京都【4】 [JOURNEY]
天橋立の巻・其の壱。
旅の二日目は、単身天橋立へ。
ホテルの部屋で、前日仕入れておいたブルディガラのタルティーヌヴェルデと
野菜ジュースで軽い朝食を済ませ、8時過ぎにチェックアウト。
天橋立がある宮津市の天気をチェックしてみると
この日は終日曇りマークになっている。
…が、なんとなくイヤな予感がしたので、
一応折りたたみの傘を持っていくことにした。
8時36分京都駅発の特急きのさき3号に乗車する。
ちょっとだけ奮発してグリーン車。
乗客は、アタシの他に2〜3組といったところか。
9時53分に福知山に到着。ここで京都丹後鉄道に乗り換える。
乗るのはこれ!。快速丹後あおまつ1号、天橋立行き。
京都丹後鉄道の観光列車には
「くろまつ号」「あかまつ号」「あおまつ号」があって、
「くろまつ」と「あかまつ」は予約制なのだけど
「あおまつ」は通常運賃、予約なしで乗車できる。
ホントは「くろまつ」や「あかまつ」に乗りたかったのだけど
運行日が旅の日程と合わず、「あおまつ」に。
いや〜、でも別に「あおまつ」で全然OK。
あのJR九州の「ななつ星」をデザインした水戸岡鋭治氏によって
リニューアルされたオシャレな車両に乗れるだけでも十分満足。
いやぁ〜いいなぁ〜(*^^*)なんて思いながら
のんきに車両外観の写真を撮っていたら、どんどん人が中に入っていく。
ヤバイヤバイ。ぼやぼやしてると席がなくなってしまう。
慌てて中に入り「もうどこでもいいや!」と、何も考えずに
2人ずつ向かい合わせに座る4人テーブル席の窓側に着席。
知らない人との相席になってしまうけど、まぁいいや。
…と思っていたら、中国から来たらしい若い女子3人に囲まれた(^o^;。
こんな真冬のド平日の列車なんて、きっとガラガラに違いない…
なんて思っていたけど、またたく間に満席。
座席がなくて途中まで立っていた人もいたようだ。
本当は車内をあちこち(と言っても1両編成なんだけど)探検したかったのだが
そんなわけで席を空けられないし、中国人女子に囲まれて身動きとれない(^^;。
ひたすら車窓の景色を楽しむのみ…。
途中の大江駅ですれ違った特急「丹後の海」。
こちらも水戸岡鋭治氏によるデザイン。
あ〜、これにも乗ってみたいなー。
次に行く時はこれに乗ろう(って、また行くんかぃ)。
まもなく天橋立という頃、前に座っていた中国人女子たちが
ちょっと席を外したスキに車内を撮影。
おそらく、乗客の半分以上は日本人ではない皆さん。
座席は背もたれが板張りで、角度も垂直に近いので
約1時間乗っていると、実は結構疲れる…。
しかもテーブル席は前にいるのが知らない人だと
遠慮しちゃって足も伸ばせない。
11時05分、そうこうしてるうちに天橋立到着。
降りるドサクサに紛れて、車内を撮った(^^;ゞ。
あ〜あ、車内で売ってるグッズなんかもゆっくり観たかったな〜。
さようなら、あおまつくん。また逢おう。
天橋立駅舎はこんな感じ。
あまり「天橋立」感は、ナイ。
で…
雨が降ってるじゃないのーーーーー(T^T)。
とりあえず傘を持ってきておいてよかった。
天気予報は相変わらず曇りマークのままなので
きっと昼過ぎには雨も上がるだろう…なんて勝手に決めつけて
徒歩で天橋立を渡ってみようと歩き始めた。
天橋立に到着した時点で、既にかなりお腹が空いていたので
天橋立の途中にある《はしだて茶屋》という食事処で
あさり丼を食べようじゃないか!と企んでいたのだが…
イヤな予感…
やってなーーーーーーーーい!!!Σ( ̄口 ̄;)。
定休日は木曜じゃなかったの?なんでなんで?!
…と、あとでお店のホームページを見てみたら
「天候などにより予告なく変更する可能性がございます」と…_| ̄|◯。
まぁね、そりゃね、天橋立の松並木もこんな感じで
殆ど誰も歩いていなけりゃ、店だって閉めるよね(^^;(^^;(^^;。
しょーがないから、向こう側に着いてからなんか食べよう。
トボトボと歩いていると、与謝野寛・晶子の歌碑が左手に。
《小雨はれ みどりとあけの虹ながる 与謝の細江の 朝のさざなみ 寛》
《人おして 回旋橋のひらく時 くろ雲うごく 天橋立 晶子》
小雨…はれない。
はれないどころか、本降りの様相…。びちょびちょである(-_-;。
もう半分近く来てしまっているので、引き返すのも癪に障る。
なので、ひたすら前進。
こうした歌碑の他、「◯◯の松」「※※の松」みたいな感じで
ところどころに銘木があり、それはそれは見事な自然の造形美なのだけど
もはや傘を差しながらカメラを構える気力も起きず…。
ようやく屋根のある休憩所を見つけてひと休み(避難とも言う)。
約50分後、ようやく対岸に到着\(^o^)/。
いや〜もう疲れたしびしょ濡れだしお腹ペコペコだし。
早くケーブルカーで上に行って何か食べよう。
ところが、ケーブルカー乗り場がここから意外に遠い(-_-;。
元伊勢籠神社の境内を通過して、少し歩いたところにようやく乗り場発見。
ここでも中国人のみなさんに囲まれながら一気に上へ。
ケーブルカーを降りると、そこが天橋立傘松公園。
雨が雪になっている(◎_◎)。
寒いしお腹空いたし、もうなんでもいいから温かいものが食べたい!と
公園内のレストラン「Ama Terrace(アマ テラス)」に入り
「丹後ちりめんパスタ」を注文。
カウンター席に座り、天橋立を眺めながらようやくホッと一息。
パスタの味は…いたってフツー。フツーに美味しかった。
雪混じりの雨は一向に上がる気配がないが、
食事が終わって気持ちが落ち着いたところで外に出てみた。
わーい!!!来たぞーーー!!!(半分ヤケッパチ)。
《TO BE CONTINUED…つづく》
旅の二日目は、単身天橋立へ。
ホテルの部屋で、前日仕入れておいたブルディガラのタルティーヌヴェルデと
野菜ジュースで軽い朝食を済ませ、8時過ぎにチェックアウト。
天橋立がある宮津市の天気をチェックしてみると
この日は終日曇りマークになっている。
…が、なんとなくイヤな予感がしたので、
一応折りたたみの傘を持っていくことにした。
8時36分京都駅発の特急きのさき3号に乗車する。
ちょっとだけ奮発してグリーン車。
乗客は、アタシの他に2〜3組といったところか。
9時53分に福知山に到着。ここで京都丹後鉄道に乗り換える。
乗るのはこれ!。快速丹後あおまつ1号、天橋立行き。
京都丹後鉄道の観光列車には
「くろまつ号」「あかまつ号」「あおまつ号」があって、
「くろまつ」と「あかまつ」は予約制なのだけど
「あおまつ」は通常運賃、予約なしで乗車できる。
ホントは「くろまつ」や「あかまつ」に乗りたかったのだけど
運行日が旅の日程と合わず、「あおまつ」に。
いや〜、でも別に「あおまつ」で全然OK。
あのJR九州の「ななつ星」をデザインした水戸岡鋭治氏によって
リニューアルされたオシャレな車両に乗れるだけでも十分満足。
いやぁ〜いいなぁ〜(*^^*)なんて思いながら
のんきに車両外観の写真を撮っていたら、どんどん人が中に入っていく。
ヤバイヤバイ。ぼやぼやしてると席がなくなってしまう。
慌てて中に入り「もうどこでもいいや!」と、何も考えずに
2人ずつ向かい合わせに座る4人テーブル席の窓側に着席。
知らない人との相席になってしまうけど、まぁいいや。
…と思っていたら、中国から来たらしい若い女子3人に囲まれた(^o^;。
こんな真冬のド平日の列車なんて、きっとガラガラに違いない…
なんて思っていたけど、またたく間に満席。
座席がなくて途中まで立っていた人もいたようだ。
本当は車内をあちこち(と言っても1両編成なんだけど)探検したかったのだが
そんなわけで席を空けられないし、中国人女子に囲まれて身動きとれない(^^;。
ひたすら車窓の景色を楽しむのみ…。
途中の大江駅ですれ違った特急「丹後の海」。
こちらも水戸岡鋭治氏によるデザイン。
あ〜、これにも乗ってみたいなー。
次に行く時はこれに乗ろう(って、また行くんかぃ)。
まもなく天橋立という頃、前に座っていた中国人女子たちが
ちょっと席を外したスキに車内を撮影。
おそらく、乗客の半分以上は日本人ではない皆さん。
座席は背もたれが板張りで、角度も垂直に近いので
約1時間乗っていると、実は結構疲れる…。
しかもテーブル席は前にいるのが知らない人だと
遠慮しちゃって足も伸ばせない。
11時05分、そうこうしてるうちに天橋立到着。
降りるドサクサに紛れて、車内を撮った(^^;ゞ。
あ〜あ、車内で売ってるグッズなんかもゆっくり観たかったな〜。
さようなら、あおまつくん。また逢おう。
天橋立駅舎はこんな感じ。
あまり「天橋立」感は、ナイ。
で…
雨が降ってるじゃないのーーーーー(T^T)。
とりあえず傘を持ってきておいてよかった。
天気予報は相変わらず曇りマークのままなので
きっと昼過ぎには雨も上がるだろう…なんて勝手に決めつけて
徒歩で天橋立を渡ってみようと歩き始めた。
天橋立に到着した時点で、既にかなりお腹が空いていたので
天橋立の途中にある《はしだて茶屋》という食事処で
あさり丼を食べようじゃないか!と企んでいたのだが…
イヤな予感…
やってなーーーーーーーーい!!!Σ( ̄口 ̄;)。
定休日は木曜じゃなかったの?なんでなんで?!
…と、あとでお店のホームページを見てみたら
「天候などにより予告なく変更する可能性がございます」と…_| ̄|◯。
まぁね、そりゃね、天橋立の松並木もこんな感じで
殆ど誰も歩いていなけりゃ、店だって閉めるよね(^^;(^^;(^^;。
しょーがないから、向こう側に着いてからなんか食べよう。
トボトボと歩いていると、与謝野寛・晶子の歌碑が左手に。
《小雨はれ みどりとあけの虹ながる 与謝の細江の 朝のさざなみ 寛》
《人おして 回旋橋のひらく時 くろ雲うごく 天橋立 晶子》
小雨…はれない。
はれないどころか、本降りの様相…。びちょびちょである(-_-;。
もう半分近く来てしまっているので、引き返すのも癪に障る。
なので、ひたすら前進。
こうした歌碑の他、「◯◯の松」「※※の松」みたいな感じで
ところどころに銘木があり、それはそれは見事な自然の造形美なのだけど
もはや傘を差しながらカメラを構える気力も起きず…。
ようやく屋根のある休憩所を見つけてひと休み(避難とも言う)。
約50分後、ようやく対岸に到着\(^o^)/。
いや〜もう疲れたしびしょ濡れだしお腹ペコペコだし。
早くケーブルカーで上に行って何か食べよう。
ところが、ケーブルカー乗り場がここから意外に遠い(-_-;。
元伊勢籠神社の境内を通過して、少し歩いたところにようやく乗り場発見。
ここでも中国人のみなさんに囲まれながら一気に上へ。
ケーブルカーを降りると、そこが天橋立傘松公園。
雨が雪になっている(◎_◎)。
寒いしお腹空いたし、もうなんでもいいから温かいものが食べたい!と
公園内のレストラン「Ama Terrace(アマ テラス)」に入り
「丹後ちりめんパスタ」を注文。
カウンター席に座り、天橋立を眺めながらようやくホッと一息。
パスタの味は…いたってフツー。フツーに美味しかった。
雪混じりの雨は一向に上がる気配がないが、
食事が終わって気持ちが落ち着いたところで外に出てみた。
わーい!!!来たぞーーー!!!(半分ヤケッパチ)。
《TO BE CONTINUED…つづく》
2018-02-27 23:59
nice!(0)
コメント(8)
なんだか天橋立旅行記は「梅屋さん版ご当地紀行」って感じでプチハプニング(?)連続の挙句に「閉まっていました」…読んでいる方は楽しいです(スミマセン)。
私は27日にトーハクの「仁和寺展」に行きました。
秘仏、秘仏ばかりで圧巻は観音堂の再現に本物の仏像を全部並べてありそこだけは写真撮り放題でした。気がつけばiPhoneの中に大量の写真(そしてそれを顔ごとに分類してくれる機能もすごい)。
最初はその後に川崎まで行く予定だったのですが例によって朝9時半入場の14時半退出と「一体何をしていたんだ?」状態だったのでふと思い出して日本橋三越に行って吉田さんを驚かせて来ました。
「あの青いギターの写真ですぐにわかっていましたよ」と仰っていました。
by きゅう (2018-03-01 01:31)
>きゅうさん
仁和寺展、行ってきた同僚が「素晴らしかった!」と絶賛しておりました。
きゅうさん同様、本物の仏像がずらっと並んでいるところは
たいそう感動したようです(そしてやはり写真を撮りまくっておりました笑)。
アタシも時間的に余裕があれば行きたいのですが
他に行きたい展覧会がありすぎて、多分ムリです(-_-;。
ところで川崎?。なぜ川崎??。
もしや「MJ’s FES」に行こうとしてましたか?。
>>吉田さんを驚かせて来ました。
それは驚くでしょう(笑)。
アタシが以前、阪急うめだ本店に突然伺った時も驚いてました(^m^)。
by 梅屋千年堂 (2018-03-01 19:18)
はい、そうです「MJ’s FES」です。
帰る時間などを考えているとすごく駆け足で見ることになりそうなので断念しました(「きっと梅屋さんが行くであろう」との機体とともに)。
葛井寺の千手観音坐像が目玉だったと思われますが、他の千手観音坐像を見て「あら、どう見ても千本あるようにみえないわねぇ」と話していたご婦人方がツボでした。また音声ガイドで実際の読経が流れるのですがその後ろの方で咳をしている音も入っていて「ん?」となることもありました。
by きゅう (2018-03-03 02:29)
>きゅうさん
やはり(笑)。
しかし川崎市民ミュージアムは川崎と言っても
武蔵小杉からさらにバスで10分(川崎駅からはバスで40分!)かかりますから
川崎のお隣の横浜市民ですら「遠い…」「面倒臭い…」などと
思ってしまうのでありました(^^;ゞ。
仁和寺展も気が付けば残り1週間となってしまいました。
やはり行かれそうにありません…_| ̄|◯。
と、言いながら今更公式サイトのグッズのページを見て
「あらーなんだかそそられるものがいっぱい(*^^*)」などと
フラフラクラクラきています(笑)。
(でも「千手アームクッション」はちょっと怖いです…)。
by 梅屋千年堂 (2018-03-04 22:35)
川崎市民ミュージアムを調べたらやたら時間がかかりそうだったので断念しましたがやはり正解だったようですね。
千手アームクッションは私が行った時は売り切れていました(残念←買うつもりだったんかい?)。それ以外にも秘仏クリアファイルも品切れだったようです。10万人に達するのには1ヶ月以上かかっていたのに20万人は9日で達成したという爆発的な集客に間に合わなかったのでしょうか?
by きゅう (2018-03-05 00:55)
>きゅうさん
同僚は「千手イヤアクセサリー」のイヤリングを買っていました。
アタシが「欲しいカモ…」と思ったのは
「空海もなか」「空海筆お手本帖冊子48字入り」であります。
7日は映画を観に行くことにしてしまったし、
8日は根津美術館に行く予定なのですが…グッズだけ買いに上野に行くか?!。
でも、行ったのに売り切れだったらそれも悲し過ぎます(-_-;。
ちなみに観に行く映画は「空海」…ではありません(笑)。
きゅうさんは当然ご覧になりますよね?「空海」。
(というか既に鑑賞済みだったりして?)。
by 梅屋千年堂 (2018-03-05 01:23)
「空海」は予告編をみたときから「??」だったのですがタブンみることは無いような気がします。最近になっていろいろなところで「空海のタイトルに惑わされる人が多い」と言われているようですね。
でも音声ガイドは二人の声だったので心がユラユラです。
まぁ、じっくりと考えようと思います。
by きゅう (2018-03-07 23:29)
>きゅうさん
「空海」の予告編は観たことがなかったのですが、「??」なのですね(^^;。
空海好きの同僚も「絶対観なくちゃ」くらいの勢いでしたが
同僚も「タイトルに惑わされてる」一人かも知れません。忠告しておこう(笑)。
確かに「美しき王妃の謎」というサブタイトルからして
若干のアヤシさを感じずにはいられません。
余談ですが、今日の読売新聞夕刊を観て
行くのを諦めかけていた「MJ’s FES」…やっぱり行こう!と心に決めました。
(しかしまた気が変わる可能性もアリ)。
by 梅屋千年堂 (2018-03-08 00:50)