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初めての場所へ行きまくった休日【1】 [EXHIBITION]

11月23日の祝日、普段滅多に休みが合わない同僚と
「遊びに行こう!」ということになった。

二人とも草間彌生好きということで、
まずは10月にオープンした草間彌生美術館。
ここは日時指定・各回定員入替制のため予めチケットの手配が必要。
11月分発売初日に23日朝一番(11:00〜12:30)の回のチケットを購入。

そして迎えた当日。
同僚とは10時45分に現地で待ち合わせ。
アタシはその前に、ちょっくら永青文庫に寄って
『長谷川等伯障壁画展 南禅寺天授庵と細川幽斎』を観ておこうと
9時45分頃、有楽町線江戸川橋駅到着。
永青文庫まではそこから徒歩15分、ということになっているんだけど
雨だったり坂道だったり若干道に迷ったりで、
永青文庫に到着したのは10時10分頃。
01_eieibunko.jpg
ヤバイ!、もう時間が殆どない( ̄口 ̄;)。
遅くとも10時30分にはここを出なければならないのに。
こうなったら等伯の障壁画だけ観て帰ろう。

永青文庫の建物は、一見ちょっと歴史のある「旧◯◯邸」風。
02_eiseibunko.jpg

等伯の障壁画が展示してある4階に直行。
細川家ゆかりの南禅寺天授庵の方丈を飾る障壁画
『商山四皓図』、『松鶴図』、
そして『玉甫紹琮像』、日通筆『等伯画説』を
急いで、ただしじっくりと鑑賞して、等伯の息づかいを感じながら
10時25分には慌ただしく永青文庫を後にした。


永青文庫から、草間彌生美術館までは徒歩で約20分弱。
天気が良ければ、きっと気持ちのいいお散歩になったと思うが
相変わらず雨は結構な勢いで降っているので、足元はビチョビチョ(-_-;。

そして10時45分。「えっ?ここ?」という感じで草間彌生美術館に到着。
同僚はまだ来ていない(やっぱり道に迷ったらしい^^;)。
03_kusamayayoimuseum.jpg
草間彌生というと、ド派手な水玉を連想するが、
この建物は水玉はあるものの白を基調としていて、落ち着いた雰囲気。
近隣との調和も考慮したのかもしれない(想像だけど)。

画像でもわかるように、たとえ雨が降っていようとも
時間になるまで中には入れず、指定の時間までひたすら待つ。
中に入ったらチケットチェック。
そして入館者を集めて、フロアの説明および諸注意。
展示室は2〜4階。2階・3階は絵画作品、4階・5階(屋上)はインスタレーションだが
残念ながら本日悪天候につき、5階は閉鎖しているとのこと。残念〜(T^T)。
地下もあるけど、フロアマップによると
車椅子でも使用出来るトイレがあるのみのようだ。

それでは順番にお進み下さいということで、階段またはエレベーターで展示室へ。
ちなみに階段は狭いので昇りのみの使用。
降りてくるときはエレベータを使用とのこと。

そのエレベーターの内装は鏡張りの水玉模様。
04_elevator.jpg

現在の展示のタイトルは
『会館記念展 想像は孤高の営みだ、愛こそはまさに芸術への近づき』。
2階は《愛はとこしえ Love Forever》のシリーズ27点を展示。
白いカンバスに黒のマーカーで描かれたモノクロ作品。
おそらく2013年に静岡県立美術館で観た『永遠の永遠の永遠』展で
観た作品たちだろうと思うのだけど、
その展覧会はあまりの作品数の多さに圧倒されて
自分が何を観てきたのかハッキリとした記憶が残っていないので(^o^;
どの作品も非常に新鮮な感覚で迫ってきた。

同僚と「もし1枚もらえるとしたらどれが欲しいか」なんて話しながら観ていたのだけど
アタシが欲しいのは…『宴のあと』かな。
でも『恋人たち』や『女たちのニューヨーク』もいいな、なんて(^^;ゞ。

3階に上がって行くと、今度は《わが永遠の魂 My Eternal Soul》の原色ワールド。
今年の2月に国立新美術館での展覧会で観た、あの圧倒的な作品たちの一部と再開。
さすがに記憶に新しいので「あ、これ憶えてる!」というものも多い。
中でも強烈なインパクトで記憶が甦ってきたのは
『わたしの大好きな眼たち』『愛の会話』。
『愛の会話』の宇宙人みたいなキャラクターに、思わず「また逢えたね(*^^*)」。

4階はインスタレーション。
閉ざされた小部屋の中に入って作品を鑑賞する。
タイトルは『無限の彼方へかぼちゃは愛を叫んでゆく』。
あ、これはもしやYAYOIちゃんの得意とする、全面鏡張りの作品なのでは?。

案内されて中に入っていくと…

わーっ、やっぱり!。
05_pumpkins.jpg
(ここは撮影可なのダ)。

わーっ!と見とれていると、いきなりパッと真っ暗になり目が点に(・_・)。
しばらくすると、ひとつまたひとつと、かぼちゃが明るく点灯していく。
06_pumpkins.jpg

わーーーっっっ!!!
07_pumpkins.jpg

わーーーーーーーーっっっっ!!!!
08_pumpkins.jpg
ホンットに狭い空間なのに、この広がりは凄い(◎_◎)。

鑑賞時間は2分間。
時間が来るとスタッフの方が扉を開けて、外に出るように促される。

定員70名、鑑賞時間は90分だけど
フと周りを観ると、そのフロアに自分達しかいないという
貸切状態になる瞬間もあるし、90分という時間もお釣りがくる。
(まぁ5階に行けてないので時間が余ったという話もあるが…)。
最後は1階に降りてきて、ショップを物色。
…と言っても、種類は少なくスカーフやハンカチ(?)、
がま口型の財布と、クラッチバッグ、図録、そしてかぼちゃクッキー。

イイナと思うものはめちゃくちゃ高価だったり
手の届くものは「うーん…(それほど欲しくないカモ)」ということもあり
アタシにしては珍しく、何も買わずに退散(^o^;。

5階の展示は観られなかったし、観覧料も1000円とお手頃、
2月にはまた展示替えもするというので
「また来ようね〜」と話しながら、草間彌生美術館を後にした。


時刻は12時30分。
お腹が空いたので、神楽坂あたりに移動してお昼食べよう〜ということに。
大江戸線牛込柳町駅から隣駅の牛込神楽坂へ移動。




《TO BE CONTINUED…つづく》





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《オマケ》
THE ALFEEの新曲“人間だから悲しいんだ”
アコースティックもエレキもギターがカッコイイ(*^^*)。
歌詞を書き出してみたら「んだ」「んだ」「んだ」の連続で
なんだかちょっとクスッ(^m^)と笑ってしまったけど。


“今日のつづきが未来になる”
“あなたに贈る愛の歌”
“人間だから悲しいんだ”

この3曲はアタシの中で、勝手に三部作化(笑)。
(なんだかタイトルの語感=リズムも似てるし?)。

ライブで聴けるのはいつだろう(ワクワク)。
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コメント 6

にゃんこ

おはようございます
草間彌生美術館、イブ武道館に行った時にと思いましたが、1月まで予約一杯でした。
by にゃんこ (2017-11-28 08:17) 

梅屋千年堂

>にゃんこさん
「この日に行こう!」と早めに決めて
毎月1日のチケット発売開始日に予約するのがオススメです。
曜日や時間帯によっては、発売開始の数日後にも残っていたりしますが
土日などはやはり早くに完売してしまうようです。

昨今大人気のやよいちゃんの作品を
じっくりゆっくり観られるのはホントに有り難いです(*^^*)。

by 梅屋千年堂 (2017-11-29 01:54) 

さかとこ。

オマケに反応。
K'sではよく聞こえなかった前奏のど頭。
Rockbanではよく聞こえてめっちゃ
カッコいい〜♪( ´∀`)
明日の大宮で初披露希望しますっ!(^^)/
by さかとこ。 (2017-11-29 08:35) 

梅屋千年堂

>さかとこ。さん
新曲、カッコイイですね(*^^*)。
CD発売ももちろん楽しみですが
やっぱり「ライブで聴けるのはいつだろうか」とワクワクします。
明日の大宮で聴けるかなぁ〜聴けるといいなぁ〜練習してるかなぁ〜(笑)。

by 梅屋千年堂 (2017-11-29 22:38) 

まんぷく

こんにちは!久しぶりにコメントしてみました!草間彌生美術館行ったんですね!私も母にチケットを取ってもらい、来年行きます!梅屋さんのを見てわくわくしてきました!
グッズはやはり高価なんですね[涙]
参考になりました(^o^ゞ

P.S
母が草間彌生美術館のチケット取り、なんだかALFEEのチケット取りしてる気分だったと言っていました!笑
by まんぷく (2017-12-03 18:37) 

梅屋千年堂

>まんぷくさん
定員制なのでゆっくりじっくり存分にヤヨイちゃんの作品を堪能できると思います。
楽しんで来てくださいね。
お天気に恵まれ、屋上にも行けるようお祈りしておりますよ(^_^)。
気が向いたらまた感想など書き込みにいらしてくださいね。

京都のフォーエバー現代美術館での
ヤヨイちゃんの展示も期間延長になったので
来年2月に同僚とともに行くことにしました!。
作品はもちろん、それ以上にカフェが楽しみだったりして…(^^;ゞ。

by 梅屋千年堂 (2017-12-06 19:16) 

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