SSブログ

コレクターの眼 ヨーロッパ陶磁と世界のガラス【2】 [EXHIBITION]

後半は辻清明氏のガラスコレクション。

野依氏の陶磁は4階、辻氏のガラスは3階に展示されている。
4階から3階への階段を降りて行くと
これまでのサントリー美術館の歴史を振り返るコーナーが。
19_history.jpg

そのコーナーを経て、隣の展示室に入っていくとそこはガラスの世界。
ここでは直感的に「あ、これ綺麗」と感じたものを撮ってみる。

パテラ杯。
20_t8.jpg
1〜2世紀あるいは5〜6世紀の
シリア・パレスチナあるいは東地中海沿岸地域のもの。


コアガラス・アラバストロン。
21_t2.jpg
これは古い!。紀元前4世紀中期〜紀元前3世紀初期のもの。


リブ装飾碗。
22_t5.jpg
貝細工のような、内側の虹色の輝きが綺麗。


これは面白い!。標本状に並んだガラス片90片。
23_t13.jpg
こんな風に並べると、たとえ小さなカケラでも宝物感満載。


白地緑色被花鳥文鉢。
24_t27.jpg
パッと見、ガラスとは思えない。


イランのカットガラス碗。
25_t15.jpg
キレのいい蜂の巣模様がカッコイイ。


レースグラス花縁碗。
26_t39.jpg
どういうわけか、ピントがなかなか合わず苦労した…。


プレーンダイヤモンド文ゴブレットなどなど。
27-T28-34.jpg
ピカピカに磨かれた台に映る姿も美しいのダ。


花文ゴブレット1対。
28_t43.jpg


水色盃と紫色盃台。
29_t53-54.jpg
なんて鮮やかなブルーなんだろ。


雷文三ツ組盃。
30-t61.jpg
凍り付いたような白さが素敵な三兄弟。


水色霰文盃。
31_t62.jpg


これはカワイイ。梅文金平糖入
32_t63.jpg


切子籠目霰文三段重1組。
33_t68.jpg
ガラスのお重。


江戸後期〜明治初期の切子のみなさん。
34_t71.jpg


最後は幸ちゃんも好きそうな、懐かしのガラス容器。
青花縁千筋文脚付鉢。
35_t83.jpg
縁のブルーがすっごく綺麗。


霰文黒脚付鉢。
36_t84.jpg
ブルーがかった乳白色がやさしげ。


乳白縁アイスクリームコップ。
37_t89.jpg
こぶりながら、そして庶民的なアイスクリームコップながら、この美しさ!。


緑色アザミ文皿。
38_t96.jpg


青縁糸巻文鉢。
39_t91.jpg
なんだか目が回る…(◎_◎)。


これも実はかなり小ぶりな羽状文カップ。
40_t94.jpg
燃えるような赤がカッコイイ。



草間彌生展も、部分的に撮影可だったし
最近は一部撮影OKの展覧会も増えているけれど
スマホや携帯のカメラで撮影すると、
どうしてもカシャーッ!っていうシャッター音が気になるし、
撮影することに夢中になって他の鑑賞者が眼に入らなくなってる人もいたりするので
やっぱりちょっとどうなのかな〜という気がしないでもない。
(自分も散々撮りまくっておきながら何を言ってるんだ^o^;)。

当然のことながら、静かに鑑賞したい人もいるだろうから
少し前に上野の森美術館が《デトロイト美術館展》でやっていたように
「この曜日は撮影OK」みたいにするのが
棲み分けが出来ていいんじゃないかな、と思った。



ところで2017年のサントリー美術館といえば
六本木開館10周年を記念するイベントの一つ、「プレミアムトークシリーズ」。
9月25日には、あの!坂崎幸之助氏が登場!!。
行きたいなぁ〜と思うけれども、月曜日…ちょっと無理かなー。
10月8日の山口晃氏のも行ってみたい。
こちらは日曜日…こっちならなんとかなるか?!。
(だがしかし…有休の残りが少ない…)。
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0