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マリー・アントワネット展 [EXHIBITION]

やっと…!19日(木)に行ってきた。

開幕になった10月から、行かねば行かねば…でも2月までやってるしまだいっか…と
延ばし延ばしにしてきた『ヴェルサイユ宮殿《監修》 マリー・アントワネット展』。
既にチケットも買ってあるので、なんとしても行かねば!だったのだ。

場所は六本木、森アーツセンターギャラリー。
昨年六本木へは頻繁に足を運んでいたが、ここのところサントリー美術館や
国立新美術館ばかり行っていたので、ヒルズ方面はちょっと久しぶり。

チケットカウンターで、スマートフォン表示のチケットを呈示して
紙チケットに引換。エレベーターに乗って52階まで。
入場までに少し待ち時間が出ていると下で聞いていたのだけど
スムーズに入場することが出来た。

が…

わっっっ
すっっっっっごく混んでる( ̄口 ̄;)。

大人気でいつも混んでいるらしいとは聞いていたけど
ド平日でもこれほどとは…(-_-;。

こんな風に混んでいると、
もう並んでまでじっくり鑑賞しようという気が一気に失せてしまう。
なので、人集りから一歩下がったところからやや遠巻きに鑑賞。
幸い、最初の方は大きめの肖像画の展示が多かったので
そんな感じで観ていても大したストレスは感じなかった。
しかしながら、先へ進んでもずーっと混んでいるので
途中でちょっとイヤになってしまい、後半はほとんど流し見状態(^o^;。

そんな中でも良かったと思えたのは
今まで印刷物や映像・画像でしか観たことがなかった
マリー・アントワネットや、その家族の肖像画の実物を観ることができたこと。
特にヴィジェ・ル・ブランが描いたマリー・アントワネットの肖像画は
どこかで観たことのあるものばかりで、感慨深いものがあった。

ヴィジェ・ル・ブランはアントワネットお気に入りのお抱え絵師なのだけど、
このル・ブランという人は、自画像もそうなんだけど
とにかく対象をかわいく描くのが巧い(^^;。
そりゃ〜こんな風にキュートで優しそうに描けば
王妃もさぞやご満悦だったことだろう(笑)。

肖像と言えば…日本人女性の多くがきっと「イメージと違う!」と
叫ぶに違いないのが、ハンス・アクセル・フォン・フェルセン( ̄m ̄)。
『ベルサイユのばら』に登場するクールで超イケメンな
フェルゼン伯爵のイメージが強すぎて「え?、これ?(^^;」となる。
ま、まぁ甘いマスクの優男と言えばそうなのだが(笑)。


展示室内には、写真撮影が出来るコーナーもある。
(最近こういうの多いなぁ…)。
それがこれ。マリー・アントワネットの居室
marie_1.jpg
せっかく来たので、撮影しておいたのだけれども
ど真ん中のいい位置を占領し何枚も何枚も撮影して
なかなか場所を空けてくれない人がいて、なかなか思うように撮れず…(^^;。

マリー・アントワネットの誕生から処刑まで
エピソードとしては割とよく知られた話が殆どだったけれど
日本の漆器や日本趣味の調度品や購入していたこと、
1814年の王政復古後しばらくの間、崇拝の対象になっていたことなどは
「へぇ〜」であった。


音声ガイドもとっても良かった。
内容が秀逸なので展示品に近づけなくても
それがどのようなものなのかを理解することは出来た(と思う…多分)。
どのように秀逸なのかというと、
ぼんやりと聴いていても内容がちゃんと頭に入ってくるのだ。
女優の木村佳乃さん、元宝塚の花總まりさん、声優の平川大輔さんという面々が
競演しているのだけど、それぞれの話し方が巧いのか、
原稿が分かり易く書かれているのか、《真剣に》耳を傾けなくても
スーッと頭に入ってくるのだ。
(どんなに集中して聴いていても、どうにも内容が頭に入ってこない
 音声ガイドも時々あるのだ^o^;)。


あまりじっくり観ることはできなかったけど
さすがヴェルサイユ宮殿監修!という、かなり見応えのある
豪華な展覧会であることは間違いない。

展覧会グッズもそれはそれはいろいろと魅力的。
8個で3,575円もするラデュレのマカロンもあれば
会場限定パッケージの森永ビスケット「マリー」378円も(←これ大人気)。
自分はと言うと、マスキングテープとポストカード1枚に留まった。
marie_2.jpg
音声ガイドを借りるともれなく貰えるプラスチック製のしおりも
オマケの割に(笑)ステキだった。

ずっと観に行けなくてモヤモヤしていた展覧会を
ようやく観に行くことが出来てとりあえずスッキリした〜。




--------------------------------------------
《オマケ》
今日は、悲願の初優勝を果たした稀勢の里の
大粒の涙に思わず貰い泣きしちまった〜(ノ_<。)。
ヨカッタねぇ〜…。
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コメント 8

みかちん

こんにちは。
私も 興味深々ですが・・・混んでるんですね。
土日にしかチャンスが無いので 覚悟して行くことにしますねヽ(´o`;

《オマケ》にも・・・嬉しくて 『やったぁ〜(((o(*゚▽゚*)o)))』って叫んでましたf^_^;


by みかちん (2017-01-22 11:15) 

ナッキー

こんにちは( ^o^)ノ

『行かねば、行かねば』と思っている展覧会の一つです。
やはマリーアントワネットは人気がありますね。平日でも混み混みかぁ。いつ行こうかな?

私もおまけに反応(^.^)
スポーツニュースで白鵬が負けた場面を観て思わず「貴の岩ありがとう!」と言ってました(^^ゞ
個人的には鶴竜の休場が淋しいです(;_;)
by ナッキー (2017-01-22 13:08) 

こたろう

やはり、未だに激混みですか(゚o゚;;
行きたいけど、無理かなぁ。でも、リアル・ベルサイユのバラ、見てみたいし。うーむぅ。
居室のお写真をみて、ベッド小さいッ!と思ってしまいました。

稀勢の里、良かったですね(≧∀≦)
涙にホロっときました。
(私は日馬富士推しです!)
by こたろう (2017-01-22 23:38) 

梅屋千年堂

>みかちんさん
混んでました〜(x。x)。
でも、森アーツセンターギャラリーは普通の美術館と違って
20時までやってますから、お時間が許すなら夕方以降が割と
スムーズに鑑賞出来るようです(と、公式サイトに書いてあります笑)。

稀勢の里、横綱昇進確定しましたね!。
日本出身の横綱は19年ぶりだとか。長かった〜!。




>ナッキーさん
マリー・アントワネットが日本でこんなに人気があるのは
間違いなくベルばら効果ですよね。
そんなアタシも小学生の時にベルばらにハマったクチ(^^;ゞ。

>>貴の岩ありがとう!
前頭十枚目にして白鵬を倒すという快挙を成し遂げたにもかかわらず
恒例のインタビュールームもなく、ちょっと気の毒だなぁと思いましたが
殊勲賞をもらえてヨカッタね、という感じです。




>こたろうさん
ハイ〜、混んでました(-_-;。
でも夕方以降は比較的スムーズ…だそうです。
ヒルズからの夜景を楽しみつつ…というのもオツかも知れませんね。

稀勢の里、思わず貰い泣きしました。
横綱昇進伝達式でどんな口上を言うのか楽しみです。

by 梅屋千年堂 (2017-01-24 19:08) 

おかん

マリーアントワネット、長女が先日行ったそうですが「もう一回行ってもいいよ!」と言ってるので2月初めに行けたらな~!(^^)!

稀勢の里横綱だ~!!優勝インタビューの綺麗な涙でウルウルでした。
明治神宮の奉納相撲も見たかったけど物凄い人だったそうですね。

by おかん (2017-01-28 04:19) 

梅屋千年堂

>おかんさん
確かに、二度行く価値はあると思います。
もうちょっと空いていれば、アタシももう一度観に行きたいです。

稀勢の里の口上、シンプルで良かったですね。
奉納土俵入りは、まだちょっとぎこちなかったけど初々しくてこちらも良かったです。
(松鳳山と高安が黒過ぎて、稀勢の里がめちゃめちゃ色白に見えました笑)。

by 梅屋千年堂 (2017-01-28 19:31) 

みかちん

昨日 行ってきました。

12時ちょと前に着いたら・・・100分待ち(>人<;)
覚悟決めて列ぶ事にしました。(これ当日券購入の列でした。)

事前にお父さん御用達・・・ニュー新橋ビル内でチケットを購入しておいたので、直ぐに入場列に・・・それでも中に入るまでに 小一時間掛かりました(>人<;)

普段、音声ガイドは借りないけれど、花ちゃん こと 花總まりさんの声が聞こえるということで借りて鑑賞しました。
混んでいましたが 音声ガイドとこのブログのおかげ・・・じっくり鑑賞出来た様に思います。

ありがとうございました(*^o^*)

by みかちん (2017-02-06 05:37) 

梅屋千年堂

>みかちんさん
うわ〜〜〜( ̄口 ̄;)そんなに混んでいたのですね。
入場するのに小一時間…お疲れ様でした。

音声ガイド、いいですよね。
この展覧会に行ってきたという宝塚好きの同僚も絶賛しておりました。

26日で閉幕…
土日の開館を9時30分からにしたり、開館時間を20時まで延長したり
主催者側もいろいろ工夫してくれているようですが
これからますます混雑しそうですね(^^;。

by 梅屋千年堂 (2017-02-08 21:00) 

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