SSブログ

THE ALFEE@夏フェス初日 [┣ '16 LIVE (THE ALFEE)]

Best Hit Alfee 2016 30th Summer !
『夏フェス』初日の巻

8/4 15:50 UPしました。

★★★コメント欄あたりにジャンプしたい方はコチラをクリック★★★




あっと言う間に7月末になったが、
5週間前の春フェス名古屋ファイナルが既に随分前のことに感じる。

今日は夏フェス初日@横浜アリーナ。
アルフィーでの横浜アリーナのコンサートは久しぶりだ。
(小田さんではちょくちょく来るけど)。

まずはグッズの先行販売を利用するために
11時30分頃現地に到着。
アリーナの正面玄関に向かって右側の外廊にグッズの列が出来ている。
列は既に階段の下まで伸びており、アタシが着いたときには
階段の下から歩道に折り返したあたりに最後列があった。

販売開始は正午からだが、時間になっても列が動く気配がない(-“-?。
しばらくしてやっと動いたーと思ったら、またしばらく動かない。
先が見えないので、一体何が起こっているのかまったく分からない。
こりゃ〜予想以上に時間がかかりそうだ…(-_-;。

最初はなかなか動かなかった列だが、ある時から割とスイスイ進むようになった。
が、正午という時間帯のせいもあるけど、
列が作られている外廊には、日陰がない!!!( ̄口 ̄;)。
部分的にちょこっとだけ影になっているところがあるのだけど
たまたまそこで列がストップした時の、
その日陰の涼しいことと言ったら…( ̄▽ ̄)。
しかししばらくすると、また炎天下で「死ぬ〜〜〜」って感じ。

ようやく建物の中に入れたのは13時10〜15分前くらいだろうか。
とりあえず空調が効いているのでホッと一息。
2階ロビーをちょこっと歩いて、グッズ売り場になっている
センテニアルホールに到着すると…

ここでもまたとぐろ巻いて並んでるーーー_| ̄|◯。

けれども、グッズ売り場そのものはかなり横に長く窓口も多い。
並んではいるがここから先はホントにもうスイスイ。
殆どストレスを感じることなくDVDパンフ公式&非公式、
およびイベントブックを無事購入。
時計を見たら13時。
メモリアルグッズのシリコンブレスも引き換えて、とりあえず一旦帰宅。

あまりの暑さのせいか、無性に冷やしたぬきうどんが食べたくなったの
で コンビニで買って帰って腹拵え。
小一時間自宅でのんびり過ごしてから、16時前に再度出発。
あ〜、横浜での夏イベ開催ってラクチン。
開場時間の16時30分くらいに、再び横浜アリーナに到着。
すぐに入場出来るだろうと思っていたが、
アリーナの正面玄関前は黒山の人集り。
少し捌けてから入場しようと思ったのだけど
あまりの暑さに耐えきれず、入場列に加わった。

中に入ったら、まずトイレ。
まったく並ばずに済んだが、あっと言う間にこちらも長蛇の列。
早く行っておいてヨカッタ(^o^;。
そういや、横浜アリーナのトイレ、明るくて綺麗になっていた気がする。

1階ロビーで、何人かの友人達と久しぶりの再会を果たし
17時30分くらいに会場内に入った。

本日の座席:センター席12列50番台。
左端の方ではあるが、思っていたよりも
ステージも出ベソ(センターステージ)も近い。
12列は、通路を挟んでブロックの2列目なので
人に埋もれることもなく見やすそうだ。

場内にはBGMとして、ベンチャーズやビーチボーイズ、
加山雄三さんの“君といつまでも”のインスト、
そして王子がベンチャーズに書いた“Tokyo Lonely Night”が
繰り返し繰り返し流れている。

場内での写真撮影は開演前のみOK。
上演中はもちろんのこと、終演後もNG(とっとと帰って欲しいからかな?^o^;)。
というわけで、座席からの眺めを撮影してみる。
s_fes_2.jpg



入りきらないので、iPhoneのパノラマモードを使ってみる。
s_fes_3.jpg


そうこうしているうちに。今日一緒に参加する地元の友人も到着。
世間話しているうちに18時5分。「まもなく開演」のアナウンス。
そこから5分以上経って、それまで流れていたBGMがフッとフェイドアウト。
場内暗転して、オープニングのSEが始まる。
SEは…EDM風、なのかな?(^^;。
自分の座席の位置のせいなのか、重低音が内臓にズシズシ響く。
うぉ〜、こういうの久しぶりだ。

照明とドットイメージがステージを彩る。
ガーン!と、さっきまでステージを覆っていたドレープ状の布が取り払われると
せり上がった円形のステージの上に、メンバーが!。
いつものことながら、アルフィーのライブのオープニング…
つまりメンバーの登場の仕方は凝ってるなーと思う。

せり上がっていたステージが徐々に下がってきて
メンバーもいつもの定位置へ。
王子のギターはVenus Angel(慈愛)。


♪あさひが〜…


王子が最初の4文字を歌っただけで「キャーッ!」という悲鳴が上がる。
これはビックリ“夜明けのLANDING BAHN”
まさか1曲目がこの曲とは!。

最初の「♪LANDING BAHーーーーーN!!!」と共に
ステージ前方でパーン!と小さな花火があがる。
その火花が消えた後の煙が、たくさんの小さな円になって
ほんの数秒間、ポワポワと宙に浮かんでいるのがかわいい。

王子の衣装が…スゴイ(^^;。
スタイルはいつものノースリーブのドレスコートなのだけど
明るいブルーの地に、なにやら天使の羽根のようなものが
たくさん描かれているなぁと思って良く見ると…
なんと王子所有の各種エンジェルギターがプリント?ペイント?
アップリケ?刺繍?そこらへんはどうなっているのかよくわからないが
とにかくエンジェルギターがベタベタと貼り付いている。
王子のギター愛もついにここまで来たか!そんな感じの衣装だ。

幸ちゃんは、ストライプのジャケットに、パープルのパンツ。
桜井さんは白地にピンク?のグレンチェック風のスーツ。

2曲目で、王子早くもギターチェンジ。
今度は久しぶり(な気がする)のHeart Angel(通称:まさる子エンジェル)。
曲は“BLUE AGE REVOLUTION”

3曲目は、“CRASH!”
夏イベで聴きたい!とは思っていたけど、
まさかホントにまた聴けるとは思わなかった(≧▽≦)。
ギターをRelish Bordeaux Janeにチェンジした王子が
親指と小指を立てた両手を上に掲げながら、ステージ前方に出てきて
衣装を翻しながらクルッと1回転。

幸ちゃんはハンドマイクを持って、こちら側の花道に。
おぉ〜、思っていたより近くに見える。

2コーラス目は幸ちゃんが右、王子がこちら側に。
花道先端に置かれたモニタに足を掛けて、
前屈みでなく、体を反らせ気味にしてギターを弾いてる姿が
なにやら色っぽくてカッコイイ!。

いやー、楽しい。
今回のDVDパンフには、NHKホールでのこの曲の模様が収録されているらしいので
そちらを観るのも楽しみだ。
この夏フェスでの演奏も映像となって残るのかと思うと、これまた嬉しい。

続いて“夢よ急げ”
この曲では、幸ちゃんがこちら側、王子が右側、
桜井さんはセンターステージへ。
真横を見れば桜井さん。正面には幸ちゃん。
王子は遠くに行っちゃったからいいとして(笑)
桜井さんと幸ちゃん、
どっちを見ればいいんだーーー!!!(°°;))。。オロオロッ。。・・((;°°)。
ここは…やっぱり正面にいる幸ちゃんだな。

“夢よ急げ”が終わると、あのテンションがあがりまくるギターのリフが!!!。
“トラベリング・バンド”!。
桜井さんの「♪東へ〜西へ〜 たどり着いたぜヨコハマァ〜!」で大歓声。
王子の「♪今夜は〜…帰さないぜ!」でもキャーーーッという大歓声。

ちょっとこのあたり、過剰にエキサイトし過ぎて記憶が定かでないが
“夢よ急げ”と“トラベリング・バンド”での
王子の使用ギターは、Flying A-V(Red/Black)だった…と思う。多分。
(Bordeaux Janeだった)。


ここで、幸ちゃんの短いMC。

幸「こんばんはーっ!。
  30回目の夏、夏フェスです。
  梅雨も明けたことだし、ここは熱く盛り上がっていただきたいと思います!。
  アリーナのみなさん!そしてスタンド〜!
  最後までよろしくーーーっ!」

おそらく幸ちゃん、
センター席=アリーナ、アリーナ席およびスタンド席=スタンド
と思っていたと思われるが
「アリーナのみなさん!」と言われたとき
センター席のアタシは「えっ?!えっ?!」となってしまい
「イェーーーッ!」とリアクションが出来なかった_| ̄|◯。


この間、王子がギターチェンジ。
これまた王子が持つのは久しぶりに観た気がするAngel Classic V。
なになに?今日はエンジェル祭?。

“サファイアの瞳”では
今度は「♪真〜夜中〜の〜Yokohama City Lights」と歌ってくれて
またまた場内大歓声。
間奏での桜井さんのスラップベースも超カッコイイ!。

最後の「♪Still Shinin’!」のあと、
再びイントロのフレーズを演奏するところでは
王子のギターのグリッサンド。
春フェスでこのグリッサンドにハマりまくっていたアタシは
もう目と耳がハート型になってしまった(笑)。

7曲目は少しばかり意外だった“星空のRENDEZVOUS”
でもこの曲好きー。
明るくて楽しげでハッピーな感じが夏フェスらしくてイイ。

久々のAngel Classic Vは、ここでお役御免。
Angelギターの真打ち、Ultimate Archangel見参!。
曲は“STARSHIP -光を求めて-”
イントロの♪ジャジャジャ・ジャジャジャジャッ!で
3人揃ってギターを立てる場面では、
王子、この重そうなUltimate Archangelを縦に掲げる力技。



“STARSHIP”が終わると、3人センターステージへ移動…
幸ちゃんがオーディエンスを座らせる。

「夏と言えば、いろんなところへ出掛けるけれど
 桜井さん、夏と言えば?」と幸ちゃんが尋ねると
「キンキンに冷えた水割りか、氷を入れたロックで焼酎」と桜井さん。
そうじゃなくてどこかに出掛けるって話だ!と幸ちゃんが突っ込むと
「そりゃ夏フェスですよ。ここが一番大事だから」と答えて
オーディエンス一同「おぉ〜(拍手)」。

ここで「都知事選には行ったのか?」という話になると

桜「今日・明日ってここにいるのに行ってこられるわけないじゃないですか」
幸「期日前ってのがあるだろ。
  なんだ?顔ばっかデカくて、政治とかそういうのは全然ダメなんだな。
  まったく顔はデカいくせに人間はちっせぇな」

幸「高見沢は?選挙行った?」
高「ワタシは行きましたよ。税金をちゃんと使ってくれる人にしたいですね。
  公的なものは公的なもの、私的なものは私的なものと
  きちんと分けていただきたいですね」
幸「僕も、今度習字を書くときはチャイナ服を着ようと思います(笑)」

今度は桜井さんが「坂崎は行ったのか?」と尋ねたところ
「ワタシは今日・明日と、ここが一番大事ですから!」と幸ちゃん。
「なんだよ、おまえも行ってねーのかよ」と桜井さんが喧嘩腰になり
最後は二人で肩組んで「♪とーもだーちでーきーたー」とダチョウネタ(^m^)。
幸ちゃんの肩から腕を外した桜井さん「…幸ちゃん、汗かいてる」。

ちなみに実際は3人ともちゃんと投票には行っている、とのことである。

そして、どういう流れからかは忘れてしまったけど
桜井さんが小中学校と、一度も休んだことがなかったという話に…。

桜「俺、小学校中学校と休んだことなかったんだ」
幸「おっ、皆勤賞?」
桜「高校も1日だけサボったけど。あとは全部出てたんだ」
高「それであの成績?。俺は夏は午後は殆ど出てなかったけどな」

ちょっと感じの悪い王子(^^;。

「そのうち寝てなかったのは何日?」と幸ちゃんが桜井さんに突っ込むと
「ちゃんと起きてたよぉ!(▼▼メ)」。
幸ちゃん曰く、桜井さんの教科書はヨダレでぐちょぐちょで分厚くなってた
とのことだが、王子曰く「桜井の教科書はすっごいきれいだった」。
またまた幸ちゃんに「使った形跡がないんだろ?」と突っ込まれるも、
桜井さん本人の話では、ちゃんと使うところは開いて
授業が終わったらそのまま閉じて、次の日に忘れると困るから
そのままロッカーに入れて置いて帰ってたのだとか。


次は「アルフィーには夏のイメージがない」という話…。

幸「高見沢は?夏と言えば」
高「俺たちってさー、真夏にデビューしてるじゃないか。
  1974年の8月25日に。でも真夏のイメージってねぇよな。
  夏の歌もないだろ」
幸「夏の歌あるだろ。デビュー曲が」
高「“夏しぐれ”?。でもあれはしぐれちゃってるから」
幸「しぐれちゃってる?(笑)」
高「そうしぐれちゃってるからさー」
幸「しびれちゃってる?。“夏しびれ”?」
高「“夏しびれ”って、なんかクラゲに当たっちゃったみたいじゃん」
幸「シ〜ビレちゃった(笑)」

桜「ちょっと待てよ。高見沢だって質問の主旨と合ってねーじゃねーか」
幸「高見沢はいいんだよ。あいつは何訊いたってトンチンカンプンだから」
高「トンチンカンプンって何だよ(^^;」

高「俺たちは1974年の夏にデビューしてるんだけど
  次の年の夏にアルバムを出してますね。
  俺と坂崎が21で、桜井がハタチ!。こいつがハタチですよ!(笑)。
  その時のアルバムのタイトルが『青春の記憶』でしたけど
  桜井さん、何かありますか?。この当時の記憶」
桜「…まったく記憶にございません」
幸「何どっかの政治家みたいなこと言ってんだよ」
高「でも今になってみると青春の記憶ってわかるけど
  当時はよくわかんなかったよなぁ。二十歳やそこらで青春の記憶つっても」

高「そんな、よくわからないまま出してしまったアルバムですが、
  今日はその中の曲をやってみたいと思います。
  ハァーーーー(タメイキ)…実は緊張してます(^^;。
  あのアルバムの歌を歌うと、巻き髪が落ちちゃって(笑)。
  40年ぶりに歌います…“白いハイウェイ”


わーっ、アタシこの曲をライブで聴くの初めてだ。
“白いハイウェイ”だから…かどうかはわからないが、
王子のギターはESP Stream(White/Pearl)。

センターステージで3人横並びになると
アタシの席からは真横よりは少し前寄り…というアングル。
ギリギリ重ならずに3人の姿が見える、という感じだ。

ライブで初めて聴いた“白いハイウェイ”だったのだけど
この日のライブが終わった後、頭の中でずっとぐるぐる回っていたのは
何を隠そうこの歌だった。



再び3人によるMC。

今、“白いハイウェイ”を歌いながら、
自分の白い腕が気になって仕方なかったという王子。
この当時の歌を聴いていると「歌い直してぇー!!!」と思うらしい。
理由は「死にそうな声で歌ってるから」。

幸「だって本当に死にそうだっただろ、栄養失調で(笑)」
高「国道歩きながら倒れて死んじゃうんじゃないかって。
  この人ニューヨークに歩いて行くつもりだったのかなぁ。
  …ニューヨークって歩いて行けるのか?」
幸「行けねぇだろ」

「歌い直したい」という王子に
「あれはあれでいいんですよ」という幸ちゃん。
…アタシも、そう思う。
(まぁ歌い直したバージョンも聴いてみたい気はするけれども)。


ここで、レアな曲をもう1曲。
当時、南沙織さんがアルフィーの“夏しぐれ”をカバーしたので
そのお返しとして、アルフィーが南さんの歌をカバーして
アルバムに入れたのだそうだ。
もっともお返しと言っても、アルフィーのメンバーがそうしようと決めたのではなく
周りの人達がそういう企画を立てただけ。
「迷惑だったでしょうね(^^;」と王子。

高「(リードボーカルの)桜井さん、大丈夫ですか?」
幸「今の桜井にはひとっかけらもねぇからな…」
桜「オイ!(▼▼メ)。おまえらにはあるのかよ?」
高「俺はあるよ」
幸「俺だって拾えば2カケラくらいあるよ」
高「拾うなっ(笑)」

高「この歌は、桜井が歌ってますけど女性言葉なんですよ。
  当時はそうでもなかったけど、今の桜井が歌うと気持ち悪くて!」
桜「あらぁ…そんなことないわよ」
高「なんだ?!、カミングアウトしちゃうのか?」
桜「大丈夫よ、絶対バレないから」

高「じゃぁここでメモリアルグッズのシリコンブレスのLEDを点けて観ましょうか」
桜「(点けるのに)時間がかかりますからね…」

しかしあっと言う間にライトで埋め尽くされた客席…

高「あれっ?!早い!(◎_◎)。俺、2分くらいかかったよ」
幸「それでは聴いて下さい。“ひとかけらの純情”

これもアタシはライブで聴くのは初めてかも?。
なんだか毎年ちょっとずつだけど、夏イベで『青春の記憶』の中の楽曲が
演奏されてる気がする。
何年か前のツアーでもやったことがあるけれど
いずれ“水いらずの午後”も夏イベで聴いてみたい。

それはそうと…シリコンブレスを点灯しろと言われたけれども
この曲でどう使っていいのかよくわからなかったのはアタシだけ?(^^;。
(まぁ手を振ったりしなくても、点いてるだけで十分綺麗なのだけど)。


懐かしい歌が続いたところで、雰囲気は一転!。
今度は最新アルバム『三位一体』の中から
“Manhattan Blues”
わーっ、春フェスが終わって
この曲はもうしばらく生で聴くことはないだろうと思ってたよ(^o^;。
王子のギターは角度的にちょっと見えにくいけれど
おそらく2015 Custom Core Les Paul Custom。
去年の夏イベで初お目見えしたギターだ。

メンバーはセンターステージに立っているけれども
メインステージの後方では、
セットの照明がネオンサインのように煌めいている。
春ツアーの演出を踏襲しつつ、バージョンアップしてる感じがする。


すっかりまったりしてしまったが、
次に始まったのは“風の翼”

やっぱりこの曲、カッコイイ。
これからライブの准定番みたいになるといいな。


“風の翼”をセンターステージで終わらせて、
静かにメインステージへ戻って行く3人。

王子が持ち替えたギターは、ブラウンサンバーストの
フェンダー・ストラトキャスター。
てことは、きっと次の曲は、あれだ。


その前に、王子のMC。

今年は2月にクラシックがあって、春フェスがあって、
ウルトラマンがあったりと、いろいろあった。
ハタから見ると尋常じゃないように見えるらしいが
自分らからすると普通のこと…
そんな話をした後で、幸ちゃんと桜井さんに
「この7月までで、今年印象に残ったこと」を尋ねてみる。

高「坂崎さん、どうですか?。今年印象に残ったことは?」
幸「ここは大阪城ホールじゃないぞ。今年印象に残ったこと?」
高「この7月までで」
幸「そーだなぁー…春のツアーかなぁ。
  もう、今日と明日のことで頭がいっぱいで」
高「えぇ?!そーなの?!。
  …坂崎もついに一つのことしかできなくなりました(笑)」

高「それでは…これだけ時間を与えたので…
  あ、期待しちゃダメですよ。期待は罪ですから。
  それでは桜井さん、今年印象に残ったことは?」
桜「…え?、昨日の夜、何食べたかってこと?」
高「憶えてないの?!」
桜「ゴハンはまだかいのぉ?」
幸「さっき食べたでしょ」

なんてことないことなんだけど
この時の「期待は罪」という王子の発言が妙に心に響いたアタシ。
「期待は罪」…ちょっと名言かも、と思った。


ゴハンと言えば、今日のコンサートの前に
桜井さん、ケータリングの人におにぎりを作ってもらったそうな。
親切に《梅》《おかか》と書いてあったので
《おかか》の方をパクッと食べたら、なんと中身は昆布だったとか。

桜「これはかなりの衝撃だよぉー。
  だっておかかだと思って食べたら昆布だったんだから。
  まだ昆布好きだから許せたけど、
  これがもしそうじゃなかったらおにぎり投げ捨ててるぞ」

幸ちゃんと桜井さんの回答がしょーもないと嘆く王子…

高「…まったく君たちは!。そーじゃないでしょ。
  シングル50作があるでしょ!」
桜「(上着を脱いで戻って来るなり)そう!シングル!」
高「47〜8作あたりからあんなに(出すの)嫌がってたじゃないか。
  もうアルフィー打ち止めでいいんじゃねーか?とか(笑)」
桜「ワタシ、妙なプレッシャー与えられてホントにしんどかったんです。
  本当にみなさんのおかげです。ありがとうございました!」
高「今のは本当にありがとうっていう気持ちがこもってないな」
桜「(擦れた声で)本当に、ありがとうございます…♪えり〜もの…」

と、何故か森進一になる桜井さん(^^;。

高「50作連続トップ10入りっていうのはバンドでは初めてらしいですよ」
幸「それだけバンドは続かないってことだよな」
高「僕らみたいにずっと続けてて、ずっと馬鹿なことやってるバンドはないよね」
幸「馬鹿なことやってるバンドでは(50作連続は)初めて?(笑)」

高「僕らにとっても、思い出深い1枚になったと思います。
  あ、エンディングテーマにもなりましたけど『ぶらり(途中下車の旅)』の。
  今度坂崎が『ぶらり』に旅人として出ますんで。楽しみにしてて下さい」
幸「あんまり楽しみにされても困るんだけど(^^;」
高「それではTHE ALFEE、65枚目のシングルです。
  “今日のつづきが未来になる”

わーい。
絶対やるだろうとは思っていたけど、夏フェスで聴けて嬉しい。
この曲の照明もすごく綺麗だった。
ステージ後方にミラーボールが現れて、
それに反射したに光が客席を照らしながら回転する。
最初「えっ?この曲でミラーボール?」と思ったけれども
実際は意外なくらい曲とマッチしていて素敵だった。


とても日常的な楽曲から一転…ステージ上はスペイシーな雰囲気に。
“Orionからの招待状”
イントロのド頭の♪ピロピロピロピロ…という感じの効果音が
流れ始めるが、これが長い!。
溜めに溜めて〜〜〜「♪ジャジャーン!アアーッ!…」と始まった。

王子のギターはFlying Angel Fantasia。
ドットイメージの〈線〉バージョン…なんていうのか知らないけど
強いて言うならラインイメージ?(^^;
そんな感じの仕掛けが天井から降りてきて、うねうねといろんな形や色に変化する。
それに加えて、ライティングも全点灯ーーーっ!って感じで
まぁ大層眩しかったけれども、あまりにも美しすぎて
なんだか別世界にいるようだった(・o・)。


次の曲は“無情の愛X”
ヤッタァ〜ヽ(^。^)丿。夏フェスで聴けてウレシイ。
イントロの「♪AHーーーっ!!!」のところで
ステージ前方から何本ものスモークがシャーーーッッッ!!!と立ちのぼる。
これ見ると、何故かどうしても笑ってしまうアタシ(^m^)。

王子のギターは引き続きFantasia。
イントロのグリッサンドもあったし、後奏のギターソロもカッコ良かった〜(*^^*)。

そろそろ本編も大詰めだろうか…。
そんな雰囲気漂う“GATE OF HEAVEN”
ツアーで演奏されるときには、あまり思わないのだけど
夏イベでこの曲が演奏されると、
やはりどうしても1985年の横浜スタジアム3daysを思い出す。
(いや、最終日しか観ていないんだけども^o^;)。
この曲のイントロと共に、ステージセットの神殿の柱が
ガーーーッと横に広がっていく、あの壮大な仕掛け!。

今回はイントロと共に、さっきのラインイメージ(?)がメンバーの頭上の
わりとスレスレのところまで降りてきて、
そのあとゆっくりと大きな「Λ」の形になる。
それが「♪心をー引ーきー裂くーーー…」の後の
ブォォォォォォーーーーー…という音とシンクロして
上の方に膨れあがりながら消えていく、という凄く劇的な演出。

そう、この日の“GATE OF HEAVEN”の演出はとても劇的だった。
大きな流れ星がステージの上を右から左へ横切って行ったり
間奏では、曲のリズムとシンクロして
♪ボヮッ!ボッボッ!…ボヮッ!ボッボッ!…と
ステージ前方から扇形の火柱と火の玉が上がる。
間奏の最後には長めに♪ボォォォォーーーッ!ooO(゚ペ/)/。
12列目にいても、その炎の熱さが伝わってきた。

なんだかもう…特殊効果のオンパレードのような…(^^;
とにかく凄かった!。

こんなに凄い演出だったので、これが本編ラストかと思ったが
間髪入れず、♪スタタタ〜ン…チャラララーラ ラーラー…
うわぁーーーー“TIME AND TIDE”だー。
ダァーーー(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)。
…曲紹介なしで突然始まった場合
アタシはこのイントロで秒殺されることになっている。

そうそう、王子のギターは“GATE OF HEAVEN”の途中から
Ultimate Archangelに変わり、そのままこの曲へ。

なんというか…それぞれの歌に、それぞれの夏イベの思い出があって…
今日の“TIME AND TIDE”は、’84年の雨の横浜スタジアムを思い出した。

これで本編終了。
新旧いろんな曲が盛り沢山で、個人的にはここまで大満足の内容。




アンコール。

太郎さんとただすけくんが先に出てきてスタンバイ。
わらわらざわざわと立ち上がり始めるオーディエンス。

♪デッデッデン・デッデンデデン…デッデッデン・デッデンデデン…
というリズムで始まって、ステージ下手からザ・カンレキーズ登場!。
春フェスの時と同様、3人縦に連なって出てきたが
あーっ!!!衣装が新しくなってるー!(^m^)。
ブルーのサテン生地のミリタリー。
今までのものと単に色違いなのではなく、デザインも一新。
どうやらザ・ジャガーズの衣装が元になっているようだ。

楽器を抱える3人。
王子は赤いStream。
歌うのは当然GSのナンバーだろうと思いきや!!!

なんと“GREAT VACATION~GO! GO! BEAT BOYS!!”!!!。
ヤッター!これ好き!。
そして体がちゃんと振付を憶えていて、
勝手に動いてしまう自分がコワイ。

最後の曲調が変わるところで、3人センターステージ(出ベソ)へ。
3人横並びになって、一瞬動きが止まった…と思ったら
楽器弾きながらボックスステップ踏み始めた!。
しかも歌詞が
「♪GO!GO!カンレキーズ! GO!GO!カンレキーズ!
  G.S. Club-A-Go Go! レッツゴー! レッツゴー!」
になってるーーー!!!。
ハハッ!もう最高ーーー!(≧▽≦)。


歌い終わった3人。…息が荒い(爆)。
幸ちゃんの心拍数が150まで上がってる!大変だ!ということで、

高「これから坂崎が30分休憩しまーす!」

もちろんこれはウソだけれども、

高「カンレキーズが、あのグループの歌をカバーをしましたけど…
  かなり心拍数が上がってます(笑)」
桜「でもいいんだよ、疲れたって。カンレキーズだから。
  アルフィーだったらダメだけど」
幸「あぁそうか!」
高「いろいろありますね。
  アルフィーだったりカンレキーズだったりBEAT BOYSだったり
  …都合のいいように(笑)」

そうか、アルフィーだと「疲れた」とか言っちゃダメだけど
カンレキーズならいいんだね(^o^;。


心拍数が回復してきたところで、カンレキーズの新しい衣装の話題に。

衣装がブルーになると一段と、ホテルのベルボーイっぽいと
王子にからかわれる桜井さん。
「同じ衣装を着てるのになんで俺だけなんだ?」と言い返す桜井さん。
王子曰く、幸ちゃんはベルボーイというよりも
その昔、横浜ドリームランドにいた兵隊さんだと。

高「ブルーの衣装もいいですね。赤はスパイダースとかいろいろありましたけど。
  子供の頃さぁ、グループサウンズの人達の写真見て、
  カッコイイとか思ってたじゃん?。
  でもさ、あれ今見ると…だっせぇ〜〜〜!!。あれぇ?って感じだよな」

高「でもこれ(自分達の衣装)は、今の時代に合わせてますからね」
幸「こないだのFNSで、チンペイさんが羨ましがってたよ。
  『いいなぁ、僕も着たいなぁ』って」
高「ホントに?!」
幸「『これ自前なの?』って言うから『ハイ』って言ったら驚いてたけど」


GSの話はまだ続く…
その昔『ヤング720(セブンツーオー)』という番組があって
そこにいろんなグループサウンズのバンドが出ていた。
ジャックスやアニマルズなども出ていたらしい。

王子が桜井さんに「『720』知ってた?」と尋ねると
知ってはいたけど、学校が遠くて早く家を出ないといけなかったので
番組は観られなかったらしい。


高「グループサウンズっていうと四角いマイクじゃない?。
  …ちょっと四角いマイク出してみようか」

センターステージの下から、名鏡さん他2名のスタッフが
シュアーの四角いマイクが取り付けられたマイクスタンドを持ってくる。

幸「こういうの、あいつら(BEAT BOYS)も使ってなかったか?」
高「あついらのはもっと安いヤツだから。
  これはちゃんとしたヤツですよ。シュアーのだから。
  本当はAKG(アーカーゲー)のが欲しかったんだけど
  もう作ってないんだよね〜」

高「でも、このマイクだと楽器いらないような気がしない?。
  ちょっと楽器外してみようか」

えぇ〜?と若干渋々気味にギターを外す幸ちゃんと桜井さん。

高「坂崎、ギター外すとただの小さいおじさんだな(^o^;」

ていうか、
ギターを外した幸ちゃん…横から見ると一段とほっそーーーい∫(TOT)∫。
体が…体が…ぺったんこ!!!。


高「楽器外したから…あのグループの曲やってみる?。大丈夫か?」
桜「いや…思ってたより意外に(客席が)近いんで
  ちょっとドキドキしてるんだけど」
高「それでは、懐かしのあの曲を行ってみよう!
  “HEART BREAK LONELY RAIN”!!!」

出たぁーーーーっ!!!(≧▽≦)。

イントロの「♪アーーー アーーー アーーー…」のところで
マイクスタンドを掴んで右(向かって左)の方に体を傾ける振付があるんだけど
アタシの席から見ると、
微妙に重なり合う感じで3人の顔が全部こっち向いてて…
思わずプーーーーッ(^m^)。

いやー、楽しい。楽しすぎる。
やはりBEAT BOYSは最高に楽しい!。
いや、違った。
これはBEAT BOYSじゃなくて、カンレキーズだった。
でも3人とも「もう無理」とか言いながらよく踊るなぁー。ステキー。


再び楽器を持った3人。
王子のギターはTakamiy VOX MARK V。
春フェスでずっと演奏してきたあの曲に違いない…と思ったら〜
ザ・スパイダースの“あの時君は若かった”
なんだか急にほのぼの。

そして“G.S. I Love You -あの日の君へ”
スクリーンにはサインライト点灯の指示。
春フェスでやっていたように、腕をくの字に曲げて左・左・右・右…と振ると
無数のサインライトがユラユラ揺れて面白い。

間奏でギターを立てるところは
アタシの席の角度から観ると、これがまた
3人が微妙な重なりを見せてカッチョエェ!。

間奏の後の「♪太陽の剣〜かか〜げて…」で、
スタッフから剣を受け取り頭上に掲げる王子。
「♪エメ〜ラ〜ルド〜…」で“夜桜お七”のPVよろしくキメポーズ。
その後剣をどうするのかと思ったら、ポーン!と後ろに投げ捨てた(◎_◎)。
おもちゃの剣とはいえ、危ないから!と思わず爆笑(笑)。

曲が終わると、メインステージに戻っていく3人。
桜井さんを残して、王子と幸ちゃんはステージ袖へ。
ということは…あのコンビがまた出てくるのだな?。

幸ちゃんと王子の仕込み(笑)の間、
桜井さんが“ブルー・シャトウ”で繋ぐ。


桜「今日は海外からゲストが来ています!。
  今、オリンピックで話題沸騰のブラジルはリオからやってきました。
  さぁ、みんな、用意はいいかな〜?。
  マラカス・ブラザーーーーズ!!」

出たーーーっ!。
王子の衣装は…ゴールドと赤の、割とタイトな感じのドレスコート。
(あとで気が付いたのだが、背中に「祭」と書いてある…笑)。
二人を乗せてせり上がるステージ。
と言っても、オープニングの時ほどは上がらないけど。

オーディエンスもさすが。マラカス持参率高し!。
てか、夏フェスでもやるって思うよねぇ(^m^)。

サビの「♪じーゆーれんあーい どーくしーんきぞくー」で
幸ちゃんと王子が向かい合ってマラカスをシャンシャンと振るとこが
好きだったんだけど、幸ちゃんは王子の方を向いてシャンシャンしてるのに
すっかり忘れてしまったのか、王子は正面を向いたまま(^^;。
ちょっと残念。

間奏のマラカスタイムから、センターステージへ移動。
大盛り上がりで曲がエンディングを迎えると、
ステージ下手からなにやら不思議な生き物が
どじょうすくいのザルを持ってパタパタと走ってきた。

不思議な生き物…それはペンギンの着ぐるみを着た桜井さんだった…。

ペ「び〜ばまらかす〜…び〜ばまらかす〜」
高「なんでペンギンなんだよ!。タヌキじゃねぇのかよ!」
ペ「バカヤロー。高見沢がタヌキだと暑いだろうからペンギンにしようって!。
  ペンギンは涼しいところに住んでるだけで、
  これは…暑いだろう!!!。しかも中にいろんなもの入れやがって」
高「それ、暑くないの?」
ペ「暑いよ!(▼▼メ)」

ペ「夏フェスにペンギンって…全然お呼びじゃなくない?。
  …お呼びじゃない?…お呼びじゃない?。こりゃまた失礼しましたーーーっ!」

ザルを被って、ステージ下手に帰っていくペンギン=桜井さん。
…とてもキュートだった(^o^;。


ここでメンバー紹介。

高「ドラムス!、吉田太郎ーーー!!!。
  キーボード!、ただすけーーー!!!。
  ベース!、ペンギーーーン!!!。
  アコースティックギター!、きりん!!!。
  WE ARE THE ALFEEーーー!!!。
  さぁーーー、まだまだ行くぜー!」

というから、てっきり今年30回目のあの歌だと思ったら
“星空のディスタンス”だった。
王子のギターは…確かFA-V(Red/Black)だったかな?。

そして、今度こそ!!!

高「さぁー!、TOKYO BAY AREAから30年!。
  そして今日は7月30日!。
  30だらけの今宵!、いいかー?(笑)
  今年! 30回目の!!“SWEAT & TEARS”
             (↑スェッタンティアーーーーズ!!!とお読み下さい)

でーーーたーーーーっっっ!(≧▽≦)。
イントロでパーン!とテープ発射!。

歌いながら、左右の花道を移動する王子。
なんだか今日は「♪きっと〜きっと〜」の後のシャウトが
いつになく、グッと来た。

後奏では3人揃ってセンターステージに。
王子の「ワン! ツー! ワン!ツー!スリー!フォー!」という合図でヘドバン開始。
これもアタシの席から見ていると、
今まで思っていた以上に3人がかなり激しく頭を振っているのがわかる。
桜井さんの髪が揺れるほど!。

そんな激しいヘドバンを繰り返した桜井さん、
ヘドバンしたあと、「頭が(髪が?)取れる〜」みたいなジェスチャー(笑)。
ヨカッタ、無事で(^o^;。


曲が終わって流れてきたのは
いつもの賛美歌、“Brich an, o schönes Morgenlicht”。
サポートメンバーを加えた5人で横一列に並び、
オーディエンスに頭を下げる。
拍手して、手を振って、それに応えるオーディエンス。

あー、もうすぐ今日のコンサートも終わってしまうんだ…。





2回目のアンコール。

ここでも王子の衣装でギター愛が炸裂!。
今度は、形はいつものスーツなんだけど
今度は黒地(?)にESP製の様々なギターが描かれている。
去年のソロのグッズだったギタートートバッグを彷彿とさせるけど
全体的に光っている分、あれよりも何倍も派手!。
す…凄いなぁ(^^;。

そんなギター愛溢れる衣装に身を包んだ王子が抱えたギターは
ESP Stream GT(Black/Red)。

夏イベの声援は何かが違う。やっぱり夏祭りだから?と王子。
そうしたみんなの声援が自分達の疲れを吹き飛ばす。
桜井のペンギン疲れも吹き飛んだ、と。

高「俺たちは、本当に、幸せです!。どうもありがとう」
  …デビュー42年とか言ってるけど、
  ここまで来たらもう最後まで行くしかないよな!
  こうなったらみんなもアルフィーを看取るような気持ちで(笑)
  最後まで見届けて欲しいと思います」

高「俺たちが夏のイベントを始めてやったのが1982年。
  所沢の航空記念公園でした。
  TOKYO BAY AREAから30年目ということですが
  今でも夏のイベントをやるっていうと、
  こうやって全国からみんなが集まってくれることが凄く嬉しい。
  僕らの曲を見つけてくれて、僕らのコンサートにこうして来てくれて
  そういったみんなの情熱を、俺たちはこれからも絶対に裏切ることなく
  続けて行こうと思っています」

ここでだったか、もはや記憶が定かでないが
オーディエンスが地味に「イェ〜ィ」とリアクションしたところ
「声が小さい!」と王子から喝!。
「イェ〜〜〜イ!!!」と大きな声を出すと、今度は
「声がデカい!」(笑)。

高「それでは、僕たちの思いをこの歌に託して贈りたいと思います。
  “Pride”

これが今日のオーラスなのだろうか。
いや…もう1曲ありそうな気がする。元気の出そうなヤツが。

でも、エンディングでは前に出てきた3人…
シーンと静まりかえった場内で、マイクを使わずにサビを歌う。
今まで何度となくこの場面は観てきたけれど
腹の底から、心の底から声を出してくれているメンバーの姿は
いつ見ても感動的だ。

やはりこれが今日のオーラスなのか…?。

アカペラで歌った後、♪ジャーーーーーーーーーン…という長いエンディング。
しかし、最後の♪ジャン!のあと、

♪ダダダ!

太郎さんのドラムから“ラジカル・ティーンエイジャー”
わーっ、そう来たか(ノ_<。)。

最近の“ラジカル・ティーンエイジャー”は、
少しマイルドになった王子の歌い方が好きだ。
特に「♪捨て去〜ってし〜ま〜え〜…」のところが好き。

最後のサビのリフレインの時、
視界の上の方を何かがスーーーっと通り過ぎて行ったのを感じたので
顔を上に上げて見てみたら、紙飛行機のようなものが
いくつもいくつもスーッ…スーーッ…と旋回しながら降りてくるではないか。

うわー、なんてロマンチックな演出なんだろう。

少しずつ地上に近づいてくる飛行物体…。
良く見ると、紙飛行機ではなく「A」の文字が書かれたハート型の…紙?。
(実際は紙ではなくうすーくスライスされた発泡スチロール)。

手が届きそうなところまで降りてくると
結構みなさんそれを取るのに夢中になっちゃってるようで(^^;(^^;(^^;。
アタシも「欲しいカモ」とは思いつつ
やはりステージ上のメンバーからは目が離せず
まぁ、いっか…と思っていたら、
1枚、誰にも気付かれずに足元にそっと落ちてきたので拾い上げた。

隣にいた友人の話では、このヒラヒラの飛行物体(正式にはウィングハートと言うらしい)、
客席の上のセットの上から人間が(つまりスタッフが)手作業で飛ばしていたらしい。

40周年の武道館の時も、キラキラの紙吹雪を飛ばしていたのはスタッフだったし、
最後の野外での夏イベで、最後列までメンバーを運んで来たイントレも人力だった。
どれだけステージの特殊効果やライティングの技術が進化しても
実はこうした「一番感動する演出」は、人間の手作業ってとこがステキ。



楽器を置いて、左右の花道とセンターステージで
オーディエンスに挨拶をする3人。
途中の道程で、ウィングハートを拾い上げた王子。
それを持ってオーディエンスに手を振る。

幸ちゃんや桜井さんもウィングハートを拾い上げ、
何を思ったのか、ハートの先端をサングラスに挟んだ桜井さん(笑)。
(友人と、ハートの向きが逆さじゃなくてヨカッタ…などと
 話していたことはナイショだ…^o^;)。


なんて楽しい夏祭り。
THE ALFEEとALFIEと、BEAT BOYSとザ・カンレキーズ。
マラカスとペンギンと…盛り沢山過ぎである。

気が付けば、最初から最後まで顔が殆ど笑ったままだった。
楽しかった(*^^*)。

明日も楽しみ♪。

s_fes_1.jpg




《TO BE CONTINUED…夏フェス二日目に続く》 

nice!(1)  コメント(23)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 23

こたろう

おつかれさまでした!
梅屋さんもゲットしたんですね(*^^*)
今回も照明がキレイでしたぁ。
会場が大きいと、スケールアップはするんですね。初めて正面から見たので、とても感動しました。
明日は私は、サイドのアリーナ席なので、見え方がガラッと変わるかな。

レポ楽しみにしています。
by こたろう (2016-07-30 23:08) 

梅屋千年堂

>こたろうさん
今日はセンターの12列の左端の方だったのですが
思っていたよりもステージも出ベソ(笑)も近くて
そのうえ照明も物凄く美しく、まるで夢の中にいるようでした(・o・)。

>>梅屋さんもゲットしたんですね(*^^*)
いつものようにテープにもヒラヒラにも目もくれずステージガン見だったのですが
テープは隣の友達が取ったのを分けてくれました。
ヒラヒラは誰にも気付かれずにそっと足元に落ちてきたのを
たまたま見つけて拾いました(^^;ゞ。

by 梅屋千年堂 (2016-07-30 23:25) 

ゆうこ

梅屋さーん!お疲れ様でした。
もうじき、家に着きまーす。
私もヒラヒラGETしました。
目の前に刺さる感じでビューンときました。
23列目、右側にいました。
心温まる素晴らしい夏イベでした(*^_^*)
ずっと続きますように!
by ゆうこ (2016-07-30 23:38) 

梅屋千年堂

>ゆうこさん
初日なのにこんなにいろいろ出しちゃっていいの?ってくらい
盛り沢山で楽しい夏フェス初日でしたね。
気付いたら最初から最後までほぼずーっと顔が笑ってました。
今のアタシは「心温まる」を通り越して心が熱いです(笑)。
王子が「俺たちは幸せ」と言っていたけど
アタシ達も相当幸せモンですよね(*^^*)。

by 梅屋千年堂 (2016-07-31 00:07) 

rino

楽しい、いいライブでしたね。

炎の特効に、野外イベントでの花火を重ね合わせて見ていました。
新しい照明も大活躍。
綺麗でしたね。

大きな流れ星に思わず「ALFEE長生き」とお願いしてしまいました。

明日も楽しみですね。

by rino (2016-07-31 00:38) 

た~さん

素晴らしいステージでした。最後は私も隣の友人も涙目・・
テープをお土産に明日の午前中で横浜を離れ帰ります。
31日参加の皆様に気持ちを預けて!
楽しんでくださいね。
by た~さん (2016-07-31 00:52) 

きよ

私も夏イベ満喫しました。終始笑いっぱなしの楽しい時間でした。照明もほんとに素晴らしかった!残念ながら明日は大阪に帰りますが、魂は横アリに置いてきたので、また皆さんと一緒に盛り上がりたいと思います(笑)
by きよ (2016-07-31 01:22) 

かりりん

おはようございます!

本当にこれでもか、これでもか?!というくらいのスペシャルな内容でしたね。
目が覚めても昨日の余韻で私も顔が笑っています(笑)気をつけないと街中ではただの変な人になってしまいます(^_^;)

衣装もすごかったですね!あのプリント!
ハッキリ見えなかったので何かの機会にじっくり見せて頂きたいものです。

さぁ、今日がラスト!完全燃焼しましょうね!
by かりりん (2016-07-31 08:46) 

えすにっく

ただいま新幹線で向かっております!
昨日のライヴ、終演後もニコニコな楽しいライヴだったようですね[黒ハート]

10年ぶりの横浜夏イベ参加になります!ワクワク~[黒ハート]
完全燃焼して帰りたいと思います♪
by えすにっく (2016-07-31 11:20) 

ぽこぽこ

梅屋さ~ん。ものすごく素晴らしい夏フェス1日目だったのですね~。私は昨日に引き続き今日も留守番組ですが、気持ちは横浜に飛んでいますよ~。でも、やっぱり行きたかったな~。セットリストを見てスゴく羨ましくなりました。今日も弾けてくださいね~。
詳しいリポ楽しみにしていますm(__)m
by ぽこぽこ (2016-07-31 11:44) 

まりあ

イベントお疲れ様でした。
楽しくて、愛を感じまくった2日間でしたね。

あのドットイメージの棒状の物……
北海道に友達が居るのですが
あちらでは棒のことを「ぼっこ」と言うらしいんです。
なので「ぼっこイメージ」と命名しました。
広めてくださーい(笑)
by まりあ (2016-08-04 20:39) 

おーちゃん

レポありがとうございます。楽しかったですね!
特に初日のセトリは嬉しくて、うふうふ♡でした。

1回目のアンコールは、完全にお祭りでしたよね。何故今年の夏イベは、あえて「祭」をモチーフにしてたのか・・・こういうことだったんですね。盆踊り代わりに踊ってる~(笑)

私は2日間とも昼間はみなとみらい近辺で遊んで、夜はライブで弾けてへとへとのはずなのに、3人からパワーをもらったんでしょうか、月曜から仕事は全力OK状態です(笑)
でも新横浜は私にとっては遠いです~。帰りの電車の中でうつらうつらしながら、あの曲この曲が頭の中で流れてました。それも幸せな時間でした(^^)
by おーちゃん (2016-08-04 23:50) 

梅屋千年堂

>rinoさん
本当に特効や照明が綺麗でカッコ良かったですね。
rinoさんに倣って二日目はアタシも
大きな流れ星に「アルフィー長生き!」の願いを込めました。



>た〜さん
とても良いコンサートでした。
二日間とも素晴らしかったけれども、どちらか1日の参加の方でも
きっと十二分に楽しめた内容だったのではないかと思います。
秋フェスがますます楽しみになりました。




>きよさん
楽しかったですねー。
初日は何が出てくるのかさっぱりわからない分、なにもかもが笑撃的でしたね(^o^;。
ホントにアタシも最初から最後まで顔が笑ったままでした。




>かりりんさん
王子のギター愛あふれる衣装…1回じゃもったいないから
去年や一昨年みたいに秋ツアーでも着てほしいですね。
二日目の「蛾」も捨てがたい(笑)。

>>昨日の余韻で私も顔が笑っています(笑)
アタシは今日改めて仕事帰りの電車の中で『青春の記憶』の
“白いハイウェイ”を聴いて「これが死にそうな声か〜」と、
危うくニヤけそうになりました(^m^)。




>えすにっくさん
初日、楽しかったですよ〜。二日目も盛り上がりましたね。
えすにっくさんも、次は是非2daysご参加を〜。




>ぽこぽこさん
今回は残念ながら欠席されたようですが、
次の夏イベはきっと!参加できることを願っております。
きっとっきと「次」も、「その次」もあるでしょうから。

アタシの拙いレポで、少しでも空気感を感じていただけたら幸いです。




>まりあさん
「ドットイメージ」に対して「ぼっこイメージ」(笑)。うまいっ。
山田くーん、敷き布団30枚持ってきて−。
冬フェスでまたお目にかかれるといいですね、あの素敵な「ぼっこイメージ」に。




>おーちゃんさん
早くも1週間近くが経ってしまいましたが、いまだあの2daysの記憶は鮮明です。
なんというか、炎天下でのグッズ並びや、行き帰りの電車、
翌日の職場でのなんとも言えないテンションの高さとフと襲いかかる疲労感(笑)。
そんなこと全部含めて「夏イベ」、そんな気がします。
まだまだこんな楽しい夏が続いて行くといいですね。

by 梅屋千年堂 (2016-08-05 21:32) 

おかん

梅屋さん、こんばんは。2日間行って自分の記憶が混ざっちゃって・・こちらで復習させていただきました。1曲目は感動☆この間行った日本平が(勝手に)フラッシュバック!♪あとはもぅドーッと飛ばしてくれましたね、とにかく本当に笑いっぱなし!日常を思い出す時間が無いほど内容盛りだくさんでした!(^^)!
個人的に、グッズ購入時に「ラジカル・・」のリハが聞こえてました。別行動し開演直前に着席した友人には内緒。わかっていてもやはり〝良い〟です。
北スタンド5列の席でした、天井でスタッフさんが準備してるのはわかりましたが本当にみんなの力でコンサートは出来ているんですね。
by おかん (2016-08-06 03:14) 

梅屋千年堂

>おかんさん
確かに、ライブ中はまったくもって日常を思い出すことはありませんでした。
たまにコンサート中でもフっと仕事のことを思い出すこともありますが
この二日間のコンサートはまったくなかったです。
どれだけ夢中になってたんだ自分…(^^;。

あんなに高いところに上って、ウィングハートを飛ばしていたスタッフの方々。
本当に頭が下がります。
しかし、高所恐怖症の人には決してできませんね(^^;。

by 梅屋千年堂 (2016-08-06 21:51) 

りく

夏フェスのレポ有難うございました。
2日間とも参加出来ました。凄く凄く楽しかったです。

特に初日は、最初の1曲目と最後の2曲最高でした。
いつもは購入しないのですが(我慢しています)、
今年は、初日の夏フェスのDVDは絶対購入したいと思っています。
そして、ハートひらひらはスタッフさんが飛ばしてくれた事に
ビックリ‼しました。
2日目は、センター席、テープは1本取れて大満足、
ハートひらひらは、取れそうで取れないと諦めていましたが、
いつも大きなバッグを持ち歩く私、口も大きく開いていた為か、
コンサートが終わったてから気づいたのですが、
バッグの中にちょこんと入っていました/有難う大切にします。
先週の今頃は、横アリにいたのにと思うとちょっぴり、
寂しいです。次は秋フェスなので。

梅屋さんは次は
高見沢さんのソロライブ、レポも楽しみに待ってます。

☆幸ちゃんの写真、あ、私も素敵だなぁと思っていました。
梅屋さんのALFEE専用の部屋?羨ましいです。
また、見せて下さい。








by りく (2016-08-07 18:03) 

梅屋千年堂

>りくさん
楽しかった夏フェスが終わってから、
あっと言う間に1週間経ってしまいましたね。
夏フェス後、改めて『青春の記憶』を聴き直したりしています。

>>バッグの中にちょこんと入っていました
ヒラヒラを夢中で追っかけている人が多い中、
不思議なことにバッグの中や足元に
誰にも気付かれずにそっと落ちてきてたりしてるんですよね。
あ、でもバッグの口を大きく広げて置いておいても
盗難には十分注意して下さいね〜(現実的でスミマセン^^;ゞ)。

>>ALFEE専用の部屋?
そんなそんなとんでもないです。
アルフィー部屋ではなく、アルフィー壁です(笑)。
アルフィー部屋…欲しいですね〜。
もうCDもDVDもパンフ類もグッズ類もいっぱいいっぱいです…(^^;。

by 梅屋千年堂 (2016-08-08 00:54) 

りく

上記のコメントで高見沢さんのソロのレポも楽しみにしていますと、
いつもの調子で簡単にお願いをしてしまいましたが/汗。
(チケット取るのは今回は特に大変なのはわかっていまたつもりでしたが)
梅屋さんのコメントを読んで、半休まで使って苦労をして1枚取れた事を
知りました。貴重な公演思いきり楽しんで来て下さい。

☆でも、やっぱり様子は知りたいです。
ワガママですみません。
by りく (2016-08-08 01:35) 

梅屋千年堂

>りくさん
ビルボードのチケットは、もう1〜2分で完売という瞬殺状態でしたので
苦労ってほどの苦労はしてないんです(^^;。
ただ、時報と共に購入画面をリロードする緊張感は
ハンパなかったですよ。最後のクリックは手が震えました(笑)。

ライブの様子は、可能な限り
ご報告させていただくつもりでおりますよ。

by 梅屋千年堂 (2016-08-08 01:52) 

あ~こ

梅屋さん、お久しぶりです( ^^)/
まだまだ暑い日が続いていますが、お元気ですか?
夏イベに参加できなかった私は、梅屋さんのレポや皆さまのコメントで楽しませていただきました。
行けなかったライブの様子が、こんなにも臨場感たっぷりに感じられるなんて…行けなかったけど…私も充分幸せです。
ありがとうございます。
今回は、衣装も両日違ったみたいですね。
ギター柄の衣装、武道館あたりで会えないかな~?なんて期待しています。
それから、やはり新曲も早くフルで聴いてみたいです。
梅屋さん、次は「ソロ」ですね!
あの素敵な空間で、どんなライブになるのか楽しみですね。
思いっきり楽しんできてくださいね。
by あ~こ (2016-08-08 11:48) 

梅屋千年堂

>あ〜こさん
毎日うだるような暑さでも、夏フェスの余韻を糧にカラ元気で頑張っています(笑)。
でも横浜なんて割といつも風が吹いてるし、まだ涼しい方なんですよね(多分)。

王子の衣装ですが、本編は二日間異なる衣装でしたよ。
どちらの衣装もステキでした。たとえ蛾のようであってもステキでした(^o^;。
ぜひ秋ツアーでも着用して頂きたいですね。
いい匂いいっぱいさせて(笑)。

王子ソロ@ビルボードは、ライブの内容もさることながら
お料理とドリンクもかなーり楽しみにしている食いしん坊なアタシです(^m^)。

by 梅屋千年堂 (2016-08-08 23:19) 

こたろう

梅屋さん、盆も明け、ビルボードも直近と言うのに今更コメントごめんなさい。
2週間以上たったにもかかわらず、未だココロと頭の中は、夏フェス状態の私です。
仕事中に思い出しては、フフフと微笑み、家事の途中に、突如カンレキーズのように踊りだそうとしたり…、暑さのせいですね、きっと。

梅屋さんのレポを読みながら、照明がホントにきれいだったのと、こんな曲もやってくれたのね。と思いだしています。(ハイテンションで記憶が飛んでいる私)
サファイアの瞳、久しぶりに聞けて幸せでした(^^)
そして、エメラルドって、まぶしい新緑のような色だと、再確認できました。
夏フェスらしい、新旧おりませた選曲に、ファン歴の浅い私にも楽しめるライブだったと今更ながら思ってます。

今からDVDがでるのが、とっても楽しみです。
by こたろう (2016-08-16 23:19) 

梅屋千年堂

>こたろうさん
なんだかあの夏フェス2daysが既に随分前のことのように感じます(・o・)。
まだ2週間ちょっとしか経っていないのですよね(^^;ゞ。

DVD、楽しみですね。
自分が観ていたのとは異なるアングルで楽しめて
「あ〜、ここはこんな風になっていたのか」と新たな発見があるのが嬉しいです。
来年の(毎度のことながら短い)正月休みは
アルフィー夏フェスDVD鑑賞になりそうです。

by 梅屋千年堂 (2016-08-16 23:45) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0