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カキモリのオーダーノート [SHOPPING]

江戸東京博物館でダ・ヴィンチを観た後は
前々から行ってみたかった文具店「カキモリ」へ。

ここは「書く」ことにこだわった文具店で
「書く」ことが楽しくなりそうな文房具が揃っている。

その中のひとつがオーダーノート。
60種類の表紙、30種類の中紙、リングや留め具を選んで
オリジナルのノートを30分程度で作ってもらうことが出来る。
(注:時間はお店の混み具合によるみたい)。

自分だけのオリジナルのノートを作ってみたい!と思い
このたびここ、カキモリを訪れたというわけである。

こぢんまりとした店内は、平日の昼間だというのにお客さんでいっぱい(◎_◎)。
最初はちょっと気後れしたが、オーダーノート注文用のトレイを片手に
材料(?)選びを開始。

まずはオモテ表紙とウラ表紙を選ぶ。
革、リネン、紙など素材も色柄もさまざま。
ノートの顔とでもいうべき表紙…もう既にここで大いに迷う。
色は大体こんな感じにしようとイメージはしてきたものの
実際いろんな素材、いろんな色の表紙を見ていると迷ってしまう。

なかなかひとつに絞れないので…えぇ〜い!2冊作ってしまえ!と
2冊分のオモテ表紙とウラ表紙を選んだ。
ちなみにサイズはB5またはB6と決まっている。
個人的にはA5サイズが欲しかったんだけど、
ないものは仕方ないのでB6サイズで。

次に中紙。
万年筆向きの紙、鉛筆との相性が良い紙、
割とどんな筆記具とも平均的に相性が良い紙…
無地、横罫、方眼、ドット…
これも実にいろんな種類があって迷ってしまうが
ここはオールマイティにどんな筆記具にも合うらしい「フールス紙」で、
自由度の高い方眼と無地を選択。

次はリング。
金・銀・銅・黒・白の中から好きな色を選べる上に
上から下までリングで留める通常のものと、
上と下だけを留める「上下留め」を選ぶことも出来る。
「上下留め」にすると、リングが手に当たりにくくなるので書きやすそうだ。
というわけで、金のリングで上下留めを選択。

最後に選ぶのは留め具。
ゴム留め、封緘留め、ボタン留めのパーツが用意されていて
それぞれ色も様々だ。
1冊はボタン留め、もう1冊はゴム留めにした。

組み合わせが決まったら、カウンターに持っていって
縦型にするか横型にするか、留め具やリングの最終確認を
スタッフの方と相談しながら、見積もりを出してもらい、
製本へ…という運び。
(今回革表紙を選んだので、ちと高くついてしまったが…^o^;)。

製本まで30分ほどかかるというので、
どこか外に出てお茶でもしてても良いのだけど、
店内が楽しすぎて、ずーっといろいろ見たり手に取ったりしている間に
あっと言う間に「オーダーノートでお待ちの◯◯様ー」と名前を呼ばれた。

で、完成品がこちら。
kakimori_note_1.jpg
革表紙&ボタン留めの縦型と、紙表紙&ゴム留めの横型。

革表紙の方は方眼、紙表紙の方は無地。
kakimori_note_2.jpg
B5サイズはちっちゃいかな?と思ったけど
こうやって実際出来上がってみると、手に馴染んで使いやすいサイズ。

さっそく万年筆でちょっと試し書きしてみたけれど
サラサラ滑らか書きやすい(*^^*)。

これらのノートを何の用途に使うのかは
まぁ大体決めているので、これからこのノートを埋めていくのが楽しみだ。



でーーーー…
ノートが出来上がる間にいろいろ見てるうちに
欲しくなっちゃって、ノートと一緒に衝動買いしてきたのがこれ…
kakimori_pen.jpg
カキモリオリジナルのローラーボール(万年筆インク用ボールペン)。
好きなインクをコンバーターで吸い上げて
ボールペンで万年筆気分を気軽に味わえる、というペン。

中に入れるインクは、とりあえず家にあるやつでいいやと
ペンだけ買ってきたのだけど、新しいペンを手に入れたら
やっぱり新しいインク(の色)も欲しくなっちゃって
結局地元百貨店の文具売り場でパイロット「色彩雫」の
ミニサイズ3本セット(月夜・朝顔・紫式部)を買ってきてしまった(^o^;。

インクフローがよく、万年筆でいうところの中字か太字くらいの感じ。
万年筆よりも気軽に取り扱えるのが嬉しい。


カキモリでは、万年筆のインクも自分のオリジナルを作ることが出来るので
いつかそっちも挑戦してみたいと企んでいる。
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かりりん

(ウヒヒ、梅屋さんはついにカキモリに足を踏み入れましたな♪)

ハッ、ゴソゴソ(急いでシッポを隠した)
コホン、こんばんは。オリジナルノート、かっこいいですね!
私はノートやスケジュール帳を使いこなすのがとてもヘタクソでして、オリジナルノートの方には寄って行かなかったので、どんな仕組みか分からなかったのですが、セミオーダーとはいえ選択肢は多いですね。きっと私なら決めきれなくてウンウンうなっていたことでしょう(笑)
よい買い物(散財?)をされましたね(^_^)

そしてローラーボールをお買い上げ!次はオリジナルインクですね、ウヒヒ!(ブラックかりりんのシッポがチョロリ)
オリジナルインクはだいたいこれとこれを混ぜるとこうなる、というチャート表はあるのですが、自分の欲しい色がそこに当てはまらなかった場合、果てしない色の足し算引き算の実験が始まります(笑)
次回はぜひ梅屋さんオリジナルのインクを作ってみて下さいませ、ウヒヒ(悪魔のササヤキ)

ハッ、シッポが出てた(゚o゚;;隠さなきゃ(ゴソゴソ)
by かりりん (2016-02-12 20:46) 

梅屋千年堂

>かりりんさん
パソコンやスマホを使うようになってから
紙に何かを書くという機会はめっきり減ってしまいましたが
以前はライブレポもB5サイズのノートにびっちり書いていたし
日記を付けていた時期もあるし、友達と文通や交換日記もよくしたし、
学生の頃もノートを取るのは割と得意な方(…タブン^o^;)だったので
元々「書くこと」が好きなんでしょうね。

このたび作ったノートは、1冊はこれまでの(30余年にわたる)ライブの記録
(いつどこの会場へ行ったか)などをまとめるために、
もう1冊は行った展覧会の記録や感想を書いて行こうと思ってますよ。

オリジナルインクは憧れますね〜。
でも内心、プラチナ万年筆のミックスフリーのインクや
プライベートリザーブのインクを自分で買ってきて
混ぜたっていいんじゃないか?という気もしています。

そして今は、どんどん増える万年筆(安いのばっかりだけど)の
収納に頭を悩ませております…
(素敵なロールペンケースがもうひとつ欲しい…)。

by 梅屋千年堂 (2016-02-13 00:49) 

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