山口晃展 前に下がる 下を仰ぐ [EXHIBITION]
(昨日の話)
この展覧会を観るために、いざ!水戸へ!。
あと1週間も待てば、東京上野ラインが開業して
常磐線の新しい特急列車「ひたち」「ときわ」に品川から乗れるのだけど
来週以降何かと忙しくなるので、今週行っておかないとおそらく行きそびれる。
というわけで、品川から上野へ、そして上野から常磐線の普通列車に乗って
えっちらおっちら水戸まで行ってきた。
経費節減のために特急ではなく普通列車で行ったのだけど
それでも(大好きな)普通車グリーンで券を買って乗車したので
実は大して節約にはなっていなかったかも(^^;。
上野から水戸までは約2時間。…いやぁ〜長かった。
やはり停車駅が多いせいだろうか。
新横浜から新大阪へ行くのと時間的にはさほど変わらないはずなのに
ものすごーーーーーーーく長く感じた(・o・;)。
とはいえ、大好きな普通車グリーンでの快適旅。
なぜ東海道線や湘南新宿ラインや常磐線の普通車グリーンは
こんなにも快適なのだろう!。あまりにも快適でかなりよく眠れた〜。
水戸駅に到着したのは殆ど正午。
そこから茨城交通の路線バスに乗って泉町一丁目で下車。
横断歩道を渡って、ちょっと行けば水戸芸術館に辿り着く。
水戸芸術館のシンボルである塔。高さは100m。
NHKの朝のニュースでの「各地の様子」において
水戸の様子が映し出される際には、大抵この塔が登場する。
そのたびに「これなんなの?!」と気になって仕方なかったが
水戸芸術館という施設の一部であるということを知ったのは割と最近だ。
この外観から、とても中に入れるとは思えないのだけど
実はガラス張りのエレベーターで地上86mの展望台に行くことが出来るらしい。
(昇っておけば良かったと、今になってちょっと後悔している^o^;)。
エントランス。
展覧会の看板。
早速アート鑑賞〜!…と思いきや、まず腹拵え(笑)。
館内にあるラウンジで「カニとトマトのクリームパスタ」をいただく。
実は店構えの雰囲気からして、あまり期待していなかったのだけど
ちゃんと美味しかった(*^^*)。カニもいっぱい入っていたし♪。
館内の少し離れたところに「ヴェールブランシェ」という
ちゃんとしたフレンチレストランがあって、どうやらそこが母体となっているらしい。
ならば納得の美味しさ。
お腹が満足したところで、いよいよアート鑑賞。
山口晃は、1969年生まれの現代アートの作家。
日本画風のタッチで、かなり緻密に描き込む画風で知られる。
その仕事は、まさに「現代の絵師」さながら。
アタシが山口晃を知ったのは2013年にそごう美術館で開催された
『山口晃展〜付り澱エンナーレ〜 老若男女ご覧あれ』。
確かEテレの「日曜美術館」で紹介されているのを観て
「なんだかすごく面白そう!」と思って、展覧会に出掛けていったのだった。
そして去年の美術検定1級の試験問題の題材にも使われた。
(好きな作家の作品が出題されたことで、
かなりノリノリで問題に取り組んだ割に、試験には落ちたんだけど…笑)。
今回の展覧会会場は、ちょっと変わった順路構成になっている。
入ってすぐの第1室のど真ん中を突っ切るように
ロープのパーティションが張られていて、
まずは第1室の作品は観ずに(あるいは遠巻きに眺めて)
スルーしなければならない。
更に第2室も壁の裏側を通って、第3室へ。
本格的な作品鑑賞はここから始まる。
で、ここには何があるのかと言うと、
《忘れじの電柱 イン水戸》というインスタレーション作品。
ここだけ写真撮影が許可されているので、とりあえず撮りまくる。
展示室内には、階段状の橋が設置されていて
少し高い目線から作品を観ることもできる。
第4室も壁の裏側を通ってスルー。第5室へ。
ここの展示がめちゃめちゃ面白い。
かなり作り込んだ作品もあるのだけど、山口氏がさらさらっと即興で描いたような
《食日記》《日々のてならし 夫婦善哉》といった作品が楽しい。
特に《食日記》は、去年の年末から今年の2月にかけて
山口氏が食べたものを墨一色でさらさらっと描いただけなのだけど
墨一色なのに、食べ物の色や味、その美味しそうな様が伝わってくる。
もっと可笑しかったのが《紙ツイッター》という作品。
…というか、これって作品なのか?(笑)。
《紙ツイッター》とは、市販のジャポニカ学習帳に
山口氏が手書きでツイッターを展開していくというもの。
ご丁寧に、左端に卵形のアイコン、投稿者名や投稿日時も記載されている。
「フォロワーがつかない」「当たり前か」「ついたら逆に怖い」などと
つぶやけば、次の日にはノートの上端に「フォロワー1」などと
何者かによって書かれていたりする(「何者か」は実は山口氏の夫人)。
それが何ページ分くらいだろう…7〜8ページはあっただろうか。
紙ツイッターの拡大コピーが横並びに展示されていて、
それを隅々まで読んでいたらそこだけでかなりの時間を費やしてしまった(^o^;。
第5室で折り返し、スルーしてきた第4室、
そして第3室を異なる角度から再び鑑賞。
第2室、そして最初に遠巻きにしか観られなかった第1室をじっくり鑑賞。
そして細長ーーーーーーい第6室。
ここには《無残ノ介》《続・無残ノ介》という一連の作品が、
両側の壁にダーーーッと展示されている。
《無残ノ介》は物語になっていて、鑑賞者は右側の壁を左方向に進みながら
ストーリーを追っていく。
作品は劇画タッチ。細かな部分は小さなコマ割で進んで行くが
盛り上がる場面になると、ダーン!と大きなカンバスに描かれていて
なんだか芝居でも観ているような気分になる。
これも端から端までじっくり読んでいたら、かなりの時間を食ってしまい
自分が鑑賞し始めた時には、展示室内にかなり大勢の人がいたのに
最後の方になってフと周りを見回したら、自分一人になっていた(^o^;(^o^;(^o^;。
展示室にいた監視員のお姉さん、
「この人、妙に熱心に観てるなぁ(・o・;)」と怪訝に思ったかも知れないなぁ。
第7室には、山口氏の真骨頂《Tokio山水(東京圖2012)》。
162×342cmの大きなカンバス2枚に、洛中洛外図屏風風に
現代の東京の俯瞰図が、これも墨一色で緻密に描き込まれている。
現代の東京と書いてしまったが、細かなところを観て行くと
高層ビルの屋上が瓦屋根だったり、実在しない城壁のようなものが描かれていて
実は架空の都市であることが分かる。
なんだかもう…あまりの緻密さに、観ているだけで気が遠くなる。
第8室の《三猿》という作品で、全作品を観終わったことになるのだけど
いやぁ〜思った以上に見応えのある展覧会だった!。
5月17日までやっているので、もうちょっと近所だったら
もう一度観に行きたいところなんだけど、さすがに無理(^o^;。
ミュージアムショップでは、幾多の誘惑を振り切って(笑)
一筆箋とポストカードを1枚だけ購入。
展覧会で展示されていた作品のポストカードがなかったので
テキトーに気に入ったものを手に取って買ってきたんだけど…
家に帰って見てみたら、過去に同じの買ってた…_| ̄|◯。
あとは来月にならないと出来てこない、この展覧会の図録を予約して、
後日送ってもらえるよう手配してきた。
当初の予定では、1時間かそこらで展覧会を観終わって
その後は偕楽園に梅の花を観に行こうと思っていた。
が、あまりにもじっくり鑑賞しすぎて
とてもそんな時間の余裕はなくなってしまったので
またまた常磐線普通車グリーンに乗って、夕陽を眺めながら帰ってきた。
帰りの電車の中でメールをチェックしたら
THE ALFEEの春ツアーのNHKホールのチケットの落選通知が来ていて
ガックリきたが、それでも「まぁいっか」と思えるような充実したいい1日になった。
とりあえず、来月届くはずの図録が楽しみ〜♪。
で、今この本買おうかどうか迷っている…。
電子版もあるのか…。
ならそっちでもいいかな。
美術手帖の来月号も山口晃特集だって!。
こっちは「買い」だな。
この展覧会を観るために、いざ!水戸へ!。
あと1週間も待てば、東京上野ラインが開業して
常磐線の新しい特急列車「ひたち」「ときわ」に品川から乗れるのだけど
来週以降何かと忙しくなるので、今週行っておかないとおそらく行きそびれる。
というわけで、品川から上野へ、そして上野から常磐線の普通列車に乗って
えっちらおっちら水戸まで行ってきた。
経費節減のために特急ではなく普通列車で行ったのだけど
それでも(大好きな)普通車グリーンで券を買って乗車したので
実は大して節約にはなっていなかったかも(^^;。
上野から水戸までは約2時間。…いやぁ〜長かった。
やはり停車駅が多いせいだろうか。
新横浜から新大阪へ行くのと時間的にはさほど変わらないはずなのに
ものすごーーーーーーーく長く感じた(・o・;)。
とはいえ、大好きな普通車グリーンでの快適旅。
なぜ東海道線や湘南新宿ラインや常磐線の普通車グリーンは
こんなにも快適なのだろう!。あまりにも快適でかなりよく眠れた〜。
水戸駅に到着したのは殆ど正午。
そこから茨城交通の路線バスに乗って泉町一丁目で下車。
横断歩道を渡って、ちょっと行けば水戸芸術館に辿り着く。
水戸芸術館のシンボルである塔。高さは100m。
NHKの朝のニュースでの「各地の様子」において
水戸の様子が映し出される際には、大抵この塔が登場する。
そのたびに「これなんなの?!」と気になって仕方なかったが
水戸芸術館という施設の一部であるということを知ったのは割と最近だ。
この外観から、とても中に入れるとは思えないのだけど
実はガラス張りのエレベーターで地上86mの展望台に行くことが出来るらしい。
(昇っておけば良かったと、今になってちょっと後悔している^o^;)。
エントランス。
展覧会の看板。
早速アート鑑賞〜!…と思いきや、まず腹拵え(笑)。
館内にあるラウンジで「カニとトマトのクリームパスタ」をいただく。
実は店構えの雰囲気からして、あまり期待していなかったのだけど
ちゃんと美味しかった(*^^*)。カニもいっぱい入っていたし♪。
館内の少し離れたところに「ヴェールブランシェ」という
ちゃんとしたフレンチレストランがあって、どうやらそこが母体となっているらしい。
ならば納得の美味しさ。
お腹が満足したところで、いよいよアート鑑賞。
山口晃は、1969年生まれの現代アートの作家。
日本画風のタッチで、かなり緻密に描き込む画風で知られる。
その仕事は、まさに「現代の絵師」さながら。
アタシが山口晃を知ったのは2013年にそごう美術館で開催された
『山口晃展〜付り澱エンナーレ〜 老若男女ご覧あれ』。
確かEテレの「日曜美術館」で紹介されているのを観て
「なんだかすごく面白そう!」と思って、展覧会に出掛けていったのだった。
そして去年の美術検定1級の試験問題の題材にも使われた。
(好きな作家の作品が出題されたことで、
かなりノリノリで問題に取り組んだ割に、試験には落ちたんだけど…笑)。
今回の展覧会会場は、ちょっと変わった順路構成になっている。
入ってすぐの第1室のど真ん中を突っ切るように
ロープのパーティションが張られていて、
まずは第1室の作品は観ずに(あるいは遠巻きに眺めて)
スルーしなければならない。
更に第2室も壁の裏側を通って、第3室へ。
本格的な作品鑑賞はここから始まる。
で、ここには何があるのかと言うと、
《忘れじの電柱 イン水戸》というインスタレーション作品。
ここだけ写真撮影が許可されているので、とりあえず撮りまくる。
展示室内には、階段状の橋が設置されていて
少し高い目線から作品を観ることもできる。
第4室も壁の裏側を通ってスルー。第5室へ。
ここの展示がめちゃめちゃ面白い。
かなり作り込んだ作品もあるのだけど、山口氏がさらさらっと即興で描いたような
《食日記》《日々のてならし 夫婦善哉》といった作品が楽しい。
特に《食日記》は、去年の年末から今年の2月にかけて
山口氏が食べたものを墨一色でさらさらっと描いただけなのだけど
墨一色なのに、食べ物の色や味、その美味しそうな様が伝わってくる。
もっと可笑しかったのが《紙ツイッター》という作品。
…というか、これって作品なのか?(笑)。
《紙ツイッター》とは、市販のジャポニカ学習帳に
山口氏が手書きでツイッターを展開していくというもの。
ご丁寧に、左端に卵形のアイコン、投稿者名や投稿日時も記載されている。
「フォロワーがつかない」「当たり前か」「ついたら逆に怖い」などと
つぶやけば、次の日にはノートの上端に「フォロワー1」などと
何者かによって書かれていたりする(「何者か」は実は山口氏の夫人)。
それが何ページ分くらいだろう…7〜8ページはあっただろうか。
紙ツイッターの拡大コピーが横並びに展示されていて、
それを隅々まで読んでいたらそこだけでかなりの時間を費やしてしまった(^o^;。
第5室で折り返し、スルーしてきた第4室、
そして第3室を異なる角度から再び鑑賞。
第2室、そして最初に遠巻きにしか観られなかった第1室をじっくり鑑賞。
そして細長ーーーーーーい第6室。
ここには《無残ノ介》《続・無残ノ介》という一連の作品が、
両側の壁にダーーーッと展示されている。
《無残ノ介》は物語になっていて、鑑賞者は右側の壁を左方向に進みながら
ストーリーを追っていく。
作品は劇画タッチ。細かな部分は小さなコマ割で進んで行くが
盛り上がる場面になると、ダーン!と大きなカンバスに描かれていて
なんだか芝居でも観ているような気分になる。
これも端から端までじっくり読んでいたら、かなりの時間を食ってしまい
自分が鑑賞し始めた時には、展示室内にかなり大勢の人がいたのに
最後の方になってフと周りを見回したら、自分一人になっていた(^o^;(^o^;(^o^;。
展示室にいた監視員のお姉さん、
「この人、妙に熱心に観てるなぁ(・o・;)」と怪訝に思ったかも知れないなぁ。
第7室には、山口氏の真骨頂《Tokio山水(東京圖2012)》。
162×342cmの大きなカンバス2枚に、洛中洛外図屏風風に
現代の東京の俯瞰図が、これも墨一色で緻密に描き込まれている。
現代の東京と書いてしまったが、細かなところを観て行くと
高層ビルの屋上が瓦屋根だったり、実在しない城壁のようなものが描かれていて
実は架空の都市であることが分かる。
なんだかもう…あまりの緻密さに、観ているだけで気が遠くなる。
第8室の《三猿》という作品で、全作品を観終わったことになるのだけど
いやぁ〜思った以上に見応えのある展覧会だった!。
5月17日までやっているので、もうちょっと近所だったら
もう一度観に行きたいところなんだけど、さすがに無理(^o^;。
ミュージアムショップでは、幾多の誘惑を振り切って(笑)
一筆箋とポストカードを1枚だけ購入。
展覧会で展示されていた作品のポストカードがなかったので
テキトーに気に入ったものを手に取って買ってきたんだけど…
家に帰って見てみたら、過去に同じの買ってた…_| ̄|◯。
あとは来月にならないと出来てこない、この展覧会の図録を予約して、
後日送ってもらえるよう手配してきた。
当初の予定では、1時間かそこらで展覧会を観終わって
その後は偕楽園に梅の花を観に行こうと思っていた。
が、あまりにもじっくり鑑賞しすぎて
とてもそんな時間の余裕はなくなってしまったので
またまた常磐線普通車グリーンに乗って、夕陽を眺めながら帰ってきた。
帰りの電車の中でメールをチェックしたら
THE ALFEEの春ツアーのNHKホールのチケットの落選通知が来ていて
ガックリきたが、それでも「まぁいっか」と思えるような充実したいい1日になった。
とりあえず、来月届くはずの図録が楽しみ〜♪。
で、今この本買おうかどうか迷っている…。
電子版もあるのか…。
ならそっちでもいいかな。
美術手帖の来月号も山口晃特集だって!。
こっちは「買い」だな。
2015-03-12 20:08
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コメント(10)
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こんにちは。
一筆箋、ステキですねぇ。
と、記事本文ではないところに反応してしまう、絵画の知識に乏しい私ですが、先週金曜日に、愛知県美術館へ「ロイヤル・アカデミー展」に行ってまいりました。
(チケットをいただいたので、行ってみた、的な…)
でもって、知識の乏しい私は、「あ!コレ好き」「う~んイマイチ」という小学生並みの鑑賞(これを鑑賞とは言えない(^_^;) )しかできず、ふと横ですっごく必死な様子でメモを取りまくっている青年、60代とおぼしき男性二人連れが小声で論評チックに話している声を小耳にはさんだりしていると、肩身が狭くなる狭くなる…
そして私は変なクセがあって、作品自体より額にとっても目を奪われてしまうことが多いのです。
凝った細工などがしてあると、もうマジマジと見入ってしまい、はたから見るとおかしな人と化しているような気がします。
が、『美術館で週末を過ごしているア・タ・シ』な気分を味わって、ムフフと自己満足!?して帰ってきました(なんじゃそりゃ…)
昨日、立ち寄った本屋さんで、王子のオススメ本が載ってる雑誌が出てることを思い出して、パラパラとめくってみました(立ち読みですみません)
が、目新しいタイトルではなく、「な~んだ」(立ち読みのくせに)
で、その横にあった『趣味の文具箱』という雑誌に目を奪われました!
万年筆特集!!
実は私、梅屋さんの万年筆記事、幸ちゃんの万年筆ネタに激しく反応していたのです。
中学生時代から万年筆を愛用しています。
当時はちょっと大人な感じがしたのと、これは今でもそう思っているのですが「ちょっぴり字が上手、キレイに見える」と…
そんなこんなで、王子掲載の雑誌そっちのけで、『趣味の文具箱』を購入。
まだ中身を読んでいないのですが、誘惑に負けないようにしなくては…
と、脱線しまくりですみません。。。
by ゆき (2015-03-17 16:00)
>ゆきさん
画像では分かりにくいですが、一筆箋に描かれているのは
綺麗な青い薔薇の花なんですよ。
揃いの封筒まで付いている一筆箋ってちょっと珍しいし
紙質も良くてなんだか高級感が漂っていて、
買ったのはいいけれど、勿体なくてなかなか使えないかも(^o^;。
額縁、アタシも結構注目して観ています。
作家自身がこだわりを持って自分自身で額縁もデザインしていることも
少なくないようです。
作品と額縁がマッチしている場合は「さすが!」と思いますが
時々「なんでこの絵にこの額縁?!」という組み合わせもあったりして
いろいろ想像するのも楽しいです。
今日アタシも、武道館ライブCDを受取に行ったついでに
同じフロアにある本屋さんに寄って『Selector Vol.3』を立ち読みしてきました。
3冊目のみ、自分が読んだことのない作品だったので
「そうか、今度機会があったら読んでみよう」と思って棚に戻し(^o^;
立ち去ろうとしたその瞬間…「Pen」の最新号が目に入ってしまいました。
伊藤若冲の特集であることは知っていたけれど…
その表紙の美しさに目を奪われ、ついつい手に取り、ついつい中を観て、
ついついレジに持っていってしまいました…。
なんだかゆきさんもアタシも同じようなことやってますね(笑)。
万年筆は、密かに未だにハマっています。
パイロットの色彩雫の3色セットも「竹炭」「土筆」「山栗」で買ってしまいました。
そしてそれらのインクを使うために、またしてもお手軽な万年筆を2本ほど
追加してしまいました…。あぁダメなアタシ_| ̄|◯。
でも書き味の良い万年筆で字を書くのって、気持ちがいいですよね(*^^*)。
by 梅屋千年堂 (2015-03-17 22:44)
>万年筆を2本ほど追加してしまいました…。
おぉ~、いきましたか、2本。
もうかなりの本数になっているのでしょうか?
私は社会人になったころ、「いつかモンブランの似合うカッコイイ大人になって、買うんだ!」と思ったものですが(なんじゃそれ、な感じ…)、
結局買わずじまいで(カッコイイ大人になれず!?)、たまにモンブランを見ては「こんなことなら、早く買って使っていた方が、よっぽどカッコよかったよ」とため息をついてます(^_^;)
で、ウォーターマン、ペリカン、ラミー、国内メーカーもの、を合わせて20本ほど所有しているのですが、基本、仕事で使っているので、インクは黒一辺倒、な地味な私です。
それぞれ、見た目、握った感じ、書き味、いろいろあって、自己満足でほくそえんでいます。
手紙を書くときなんかは、おしゃれな色のインク、いいですねぇ。
3年ほど前、スヌーピーとのコラボで「復刻版 CLEAR CANDY」を偶然本屋さんの文具コーナーで見つけて即買い(子供のころからスヌーピーが好きだったのです)、基本、仕事ではキャラクターものを使わない私ですが、これだけは別、ちょっとため息をつきたくなるようなことがあると、スヌーピーに気分を変えてもらっています。
やはり普段使うものって、大事ですねぇ。
春ツアーもあと一週間、そろそろグッズ情報が出てくるでしょうか。
今回はどんな、あの手この手が出てくるのでしょう?(笑)
幸ちゃんが万年筆に興味を持ち出したと知ってから、グッズで出るといいのになぁ、と思ったりしているのですが…ないない、ですねぇ。
by ゆき (2015-03-18 15:58)
>ゆきさん
20本はスゴイ!。アタシなんてまだ7本ですよ。
(しかもどれも5千円以下のヤツ…)。
それでも「持ちすぎだろ」と自問自答する今日この頃です。
だけどもいろいろなインクを使いたいアタシとしては
やはりインクの数だけ必要なワケでして…
ダメよ〜ダメダメ!と自分に言い聞かせながらも、今後も増殖の予感。
ゆきさんはインクは黒一辺倒とのことですが
同じ黒でも、メーカーによって微妙に書き味や濃さが違ったりしますよね。
ゆきさんのお気に入り黒インクは何ですか?。
アタシは耐水性に優れたセーラーの「極黒」が
実用という点ではスバラシイ!と気に入っています。
>>やはり普段使うものって、大事ですねぇ。
大事ですよぉ〜。
仕事では水回りでものを書くことも少なくないので
油性のボールペンオンリーですが、やはり毎日使うものなので
書き味にこだわって「ジェットストリーム」を愛用しています。
その他の文具に関しても、職場で支給されるものや
みんなで共有するものは使わずに
自腹でMY◯◯を持つことが多いアタシです(単なる変わり者?!)。
グッズで万年筆、いいですね〜。
でもマニア受けはしても、一般的には著しく需要が低いような気が…(^o^;。
大量の万年筆が営業部長のお宅に送られたら気の毒ですね(笑)。
by 梅屋千年堂 (2015-03-19 02:26)
>20本はスゴイ!。アタシなんてまだ7本ですよ。(しかもどれも5千円以下のヤツ…)。それでも「持ちすぎだろ」と自問自答する今日この頃です。
私は、中学・高校時代はキャンディやそれに準ずるとってもお手頃なものを使っていて、社会人になったのをきっかけに、パイロットのValentinoを確か5,000円程度で買ったのです。
なぜにValentinoかというと、あの頃、ブランドものが流行っていたからというだけなのですが、細身のもので、ちょっと大人になった気分でした。今でも持っています。
それからこれくらいのお手頃ものを購入したり、10年ほど前になりますか、ウォーターマンのAudaceのミッドナイトグラマーに一目ぼれ。それに飽き足らず、このシリーズを他に3本ほど購入。
40歳になった時に、もちょっといいのをと15,000円程度のものを購入。
(いいの、と言っても、ただ気に入った、というだけですが…)
まぁ、私にはこれくらいで十分かと。
なので、私もほとんどは5千円以下のものです。年数かけて、数だけあるという。
なので、最近はかなり自重しております。
>だけどもいろいろなインクを使いたいアタシとしてはやはりインクの数だけ必要なワケでして…
私は、気分を変えて使いたくって、以前はどれにもインクを入れていたのですが、結局うまく使い回しができず、知らぬうちにインクが涸れ涸れ、という憂き目に何度も遭い(早く気づけ、って感じですが)、ここ最近は3本程度インクを入れて使い回し、インクが切れたら他の万年筆を登場させることにしています。
>ゆきさんのお気に入り黒インクは何ですか?。
売り場でアレコレ見ても、結局、ごくごく普通のまったくノーマルなインクを買ってしまうという、おしゃれではない私です。
>その他の文具に関しても、職場で支給されるものやみんなで共有するものは使わずに
私もです!筆記具、ホチキス、シャチハタのカバーなど、事務用品はほぼMY○○です。
味気ない事務用品に少し彩り、楽しみを加えています♪
by ゆき (2015-03-19 14:23)
>ゆきさん
アタシは初めての万年筆はクリアキャンディだったのですが
その後、父が国税調査の何か(笑)でもらってきたらしい
パイロットの万年筆を譲り受け、それをしばらく愛用してました。
今思えば、秋田に住んでいる子と文通をしていた中高時代は
本当に呆れるほど手紙を書きまくっていたので、かなりのヘヴィユーザーでした。
ウォーターマンもカッコイイですよね。ちょっと憧れます。
が、今アタシがハマっているのはやっぱりLAMYです。Al-starとSafari。
でも結構書き味(出来?)に個体差があるようで…(^^;
最初に買ったAl-starのディープパープルの書き味が
物凄く良かったので、色違いを買ったりしたのですが
最初のディープパープルが「大当たり」だったようで
後から買ったものは期待していたほどの書き味は得られず…。
こんなお手頃価格のものでも、ホントに万年筆は奥深いです。
そういえば、蔵前のカキモリさんというお店では
いろんな色のインクをブレンドして、自分のオリジナルインクを作れるのですよね。
ここはもうアタシにとっては間違いなく危険地帯。
近寄ってはイケナイ!と自分に言い聞かせながらも
やはりオリジナルインクには強く惹かれているのでした。
(誘惑に負けるのも時間の問題か…)。
by 梅屋千年堂 (2015-03-20 00:34)
こんばんは。
万年筆なんて今まで数回しか触ったことのない私は、いきなり梅屋さんの危険地帯にズボッとハマってしまいました(^^;;
私のカバンの中にはさっき梅田阪急で買い求めてきたカキモリさんの万年筆インク用ボールペン「ローラーボール」とカキモリオリジナルインク「Planet」がホコホコと入っております。
超初心者なためと、会社でも気軽に使いたいなぁと思い、ローラーボールを選択しました。
インクの入れ方も教えて頂きましたが、コンバーターでインクを吸い上げて使うなど、万年筆と変わりないようです。
このローラーボールはドイツのメーカーさんで作ってもらっていたそうですが、この度そのメーカーさんがなくなってしまったとのことで、今の在庫限りでおしまいと聞きました。
便利そうなのに残念ですねぇ…
来週東京に行ったら、蔵前のお店に行ってオリジナルインク製作に挑戦するつもり…です。
私、極端でしょうか…?
ちなみに歌舞伎座にも行く予定なのですが、前に行った時には全く気づいてなかった「jizaing x inden」の歌舞伎座限定ショップがあると知り、そちらにも興味深々なんですσ(^_^;)
何にしましても、出費の春のようです。
ハッ、グッズもありましたね!!Σ(゚д゚lll)どうしましょう〜!(ワタワタ)
by かりりん (2015-03-20 18:56)
>かりりんさん
万年筆ではなくローラーボールに行ったのですね。
確かにそちらの方が気軽に使えていいかも。
オリジナルインクのPlanetはどんな色なんだろう?と
思わずカキモリさんのサイトに見に行ってしまいました(^^;ゞ。
限りなく黒に近いブルーブラックという感じでしょうか。
いいですねぇ〜。
そうそう、歌舞伎座の中にJIZAING×INDENの限定ショップがあるのですよね。
チケットを買って中に入らなければ買えないという…。
万年筆といい、印傳といい、
このちょっとしたマニアック感やアナログ感がたまりません。
デジタル全盛のご時世だからこそ、こういうものに惹かれるのかも?。
かりりんさん、今回ももりだくさんの上京になりそうですね。
お小遣いいっぱい持ってきてください(笑)。
by 梅屋千年堂 (2015-03-20 21:57)
こんばんは。
本日早速会社に「Planet」を入れたローラーボールを持って行き、使用してみましたが…ここで万年筆初心者ならではの予期せぬことが起こりました。
一応購入する時に試し書きはしてきたものの、使用する紙によって滲みが違うんですよね、万年筆って!Σ(゚д゚lll)
そんなこと当たり前だろ!とお叱りを受けそうですが、あまりにも結構ドバドバインクが出るので、おっかなびっくり使っております。
私の書き癖が悪いのかしら…?
昨日幸ちゃんのトークショーに応募するハガキを、このローラーボールで書こうとしたのですが、あまりの滲みに断念して書き損じとして郵便局に持っていくことにしました(/ _ ; )
万年筆道、奥が深いです…
by かりりん (2015-03-23 20:23)
>かりりんさん
アタシは実際にローラーボールを使ったことはないのですが
使い慣れた油性やゲルインクのボールペンとは
インクの性質も異なりますし、ちょっと勝手が違うのかも知れませんね。
ボールペンで書く際よりも、かなり弱い筆圧でも良いのかも。
「滲み」は紙質によってももちろん変わりますが、
インクの性質によっても滲みにくいものと滲み易いものがあるようです。
…なーんて、アタシもまだまだ初心者に毛が生えたようなもんですけど(^^;ゞ。
カキモリのオリジナルインク、いいなぁ〜なんて思いながら
いろいろ検索していたら、プラチナ万年筆から「MIXABLE INK」という
自分で調合して好きな色を作れるインク&キットが出ていることを発見。
これもなかなか楽しそうだな、と思いました。
by 梅屋千年堂 (2015-03-23 23:04)