THE ALFEE＠武道館初日《アンコール編》

THE ALFEE　40th Anniversary 2014『GENESIS FINAL』
日本武道館初日・アンコールの巻

12/27 22:34　UPしました。
ネタバレ指数41

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アンコール。
太郎さんとただすけくんがスタンバイしたことに気付いて
オーディエンスがわらわらと立ち上がり始める。
ほどなく、あの♪デデデデ・デデデ・デデデデ・デデデ…という電子音と共に
グリーンのライトがステージを照らし始める。

「えっ！ここ？」みたいな感じでガサゴソと
クリムゾン・チーフを用意するオーディエンス。

メンバーが登場し、王子がJackson Randy Rhoads Vを掻き鳴らす。

♪チャカチャカチャ〜ン！…レッツ・ダーーーンス！
“CRIMSON KISS”
さぞかし武道館中が赤いチーフで埋め尽くされるに違いないと思い
後ろを振り返って全体を見回してみたが…あれ？思った程じゃないな（・o・）。
完売で手に入らなかった人とかもいたのかも知れない。

この曲での桜井さんコーナーももちろん健在。
アルフィーのコンサートに通い続けていると
いろんな曲がいろんな風に進化していくのでホントに面白い。


さて…大盛り上がりに盛り上がったところだが、一旦ステージ暗転。
なぜかここで“ツァラトゥストラはかく語りき”が流れ始める。
…さてはゲスト登場か。
この壮大な感じは…ウルトラマンかいな？。

するとそのゲストが、ステージの床からせり上がってきた。
ん？ありゃウルトラマンじゃないぞ（-"-?。

丸い頭…

わーっ！ふなっしーがキター！！！（≧▽≦）。

「みなさんメリークリスマスなっしー！ヾ(。゜▽゜)ノ」
挨拶もそこそこに“ふな ふな ふなっしー”。
♪ふなふなふなふなヒャッハー！＼(^o^)／。
ギャハハ！たのし〜〜〜〜。

「去年に引き続き今年も武道館に呼んで頂いてありがとございますなっしー！。
　たかみーさんお久しぶりなっしー！」
ふなっしーが挨拶すると、
「こないだ会ったばっかだけどな（笑）」と王子。

王子がふなっしーに尋ねる。
「もう今年は忙しくて休みとかってなかったんじゃないの？」
「いや、ズル休みしたなっしー！」
「ズル休み？！」
「そう。予定が入ってますとか言って、こっそり九州とか行ってたなっしー！。
　息抜きは必要なっしー！」

先日オンエアされた『笑神様は突然に』の話になると、
「たかみーさん、なんだかんだ言ってすごく上手かったなっしー。
　ホントはゴルフやったことあるなっしー？」
「やったことないよ。家訓だから（笑）」
「こないだっからそれ言ってるけど、一体いつの時代のなっしー？」
「いつの時代？。江戸時代」
「エッ？江戸時代？！(。;゜▽゜)」

このたびリリースされたふなっしーの初アルバムにも
王子は曲を提供しているということで
「たかみーさんには素敵な曲を作って頂いて
　どうもありがとございますなっしー！。
　今日、オリコンで（ふなっしーのアルバムが）4位になったなっしー！」
と、ふなっしーが報告すると
「4位？！。スゴイ！！！」
　じゃぁ今日はそのお祝いにふなっしーにこのレスポールをあげよう！」
そう言って、さっきまで自分が使っていたレスポールをふなっしーに差し出す王子。
えっ？！それ本物のレスポールちゃうの？と思ったが、良く見たら違った（^o^;。

「エッ！そんなそんなっ！」本気で恐縮するふなっしー。
「これ、ふなっしー用に小さめに作ったやつだよ。
　去年はFlying-Vだったけど、今年はレスポール。
　レスポール欲しいって言ってたから。ちゃんと音も出るんだよ」
王子が持っているギターの弦をかき鳴らしてみるふなっしー。
でも、ボリューム切ってるので音が出ない（^^;。
すかさず王子「ホラ、こうすれば…」とボリュームペダルを踏む。

♪ジャカジャカジャカジャカジャーーーーーン！…ジャンッ！
と、再度王子が持っているギターの弦を凄い勢いで掻き鳴らすふなっしー。
すごいな、あの指（？）というか手でもこれだけの音が出るんだ（^o^;。

「せっかくだから二人（桜井＆坂崎）も
　ふなっしーに訊いてみたいことない？。どう？桜井」
王子が桜井さんに話を振ると、
「ハッ！さくらいさーーーん！ヾ(。゜▽゜)ノ」と手を振るふなっしー。
あはは、かわいい。

桜井さんからの質問は
「ふなっしーはいつも元気だけど、好きな食べ物はなんなの？」。
「肉とか結構食うよな」と王子。
ふなっしーも「肉、好きなっしよ！」と答える。
再び桜井さんが
「どんな肉？。高見沢が食ってるような牛二つに切ったようなやつ？」
と尋ねると、「そんなの食わねーよ！」と王子。

更に、また『笑神様…』の話。
「こないだ番組で一緒に肉食ったんだけど
　俺、遠慮して安いやつにしたのに、
　こいつ（ふなっしー）一番高いの注文しやがって！」
などと王子が暴露。
ふなっしーこんな感じ→「(。:゜▽゜)」
「その上の最高級ヒレステーキなんか頼みやがって！。
　…あれ一番うまかったよなぁーっ！」
「おいしかったなっしなー！」
確かに…あれはテレビで観ていても実に美味しそうだった…。

一方幸ちゃんはふなっしーの年齢を質問。
ふなっしーは「1876歳なっしよ」。

ここでふなっしーからアルフィーとオーディエンスにリクエスト。
「たかみーさん、武道館でやってみたかったことがあるんだけど
　コール＆レスポンスやらせていただいてもいいなっしか？」
「おー、いいよ」
「そしたらみなさん、ふなっしーが『なっしなっしー！』って言ったら
　　後について『なっしなっしー！』って言うなっしー！。
　　それじゃみんな、行くなっしー？！」
客「YEAHーーー！」
ふ「なっしなっしー！」
客「なっしなっしー！」
ふ「なっしなっしー！」
客「なっしなっしー！」
ふ「なっしなっしー↑！」
客「なっしなっしー↑！」
ふ「気持ちいいなっし〜」

なんでもこれはイベントの時などに
ふなっしーがいつもやってるコール＆レスポンスらしい。

「それじゃ、ふなっしー！。
　せっかくだから、世界第4位のあの歌を歌おうか」
「せっ、世界っ？！(。;゜▽゜)」

「あ、世界4位じゃないか！（笑）。…もうおまえ、世界に行けっ！。
　…せっかくだから、前に行って歌えよ」
幸ちゃんに「ハイ、階段ね、もう一段。ハイもうちょっと。ハイ、そこ」
などと、介助されながら、ステージ前方へ降りていくふなっしー。

そしてもう一度コール＆レスポンス。
ふ「それじゃ行くなっしー！。なっしなっしー！」
客「なっしなっしー！」
ふ「なっしなっしー！」
客「なっしなっしー！」
ふ「なっしなっしー↑！」
客「なっしなっしー↑！」
高「それでは、そのオリコン第4位になったアルバムの中から
　　“梨空レインボー”！！！」

わー、“梨空レインボー”やるんだ！。
アルバム買って予習しといて良かったなぁ（笑）。

♪サ〜ンバ　サ・サ・サ〜ンバ…で
顔をマンボーにするふなっしー（^o^;。
相変わらずのハイテンションでステージ上を縦横無尽に動き回る。

ところが…

わっっっっ！！！（＠o＠）
ふなっしーがステージから消えた！！！（落ちた！）。
キャーッ！というオーディエンスの悲鳴。
えっ？！まさか…今の落ち方じゃわざとじゃないよねぇ。

落ちたふなっしーが何をしてるのか、どうなっているのか、
もはやアタシの席からは何も見えない。
ステージ上のメンバーは演奏を続けている…てことは下で暴れてるの？。
一応歌声は流れてるけど、これ生歌じゃないもんねぇ。

何がどうなっているのかサッパリわからないけれど
そのうち心配そうな表情で、王子が前に出てくる。
その表情から読み取れるのは…「なんかヤバそう(￣口￣；)」。
ふなっしーケガした？動けないの？まさか頭打って気を失ってたりしないよね？。

そのうち、流れている“梨空レインボー”からふなっしーの歌声が消え…
（ミキシングでそういうこと出来るんだ？）
ステージの袖では、スタッフがメンバーに向かって「×」のサインを出している。
えええええーーーーー∫(TOT)∫。

ただごとではなくなってる？。
どうなってるのー？誰か教えてーーーー(T^T)。

曲が終わるか終わらないかという頃になって、
ふなっしーがスタッフに支えられながら再びステージに登場。
生きてた〜〜〜〜。

後日のワイドショー等の話では、落ちてから再登場まで
ほんの1〜2分のことだったらしいのだけど
なんだかものすごーく長い時間に思えた。
あの時の、王子を初めとするメンバーの心配そうな顔が忘れられない。

ステージ上でいつものジャンプを披露するふなっしー。
そ、そんなことしてダイジョブなのか？。

高「ふなっしー、大丈夫？」
幸「だいじょぶか？」
ふ「だいじょぶなっしー！。
　　これがホントのイリュージョンなっしー！」
高「あんまり脅かすなよ〜」

とりあえず無事な姿をオーディエンスに見せて、
ステージ下手に帰っていくふなっしー。
そんなふなっしーの背中に手を添えて
介助しながらふなっしーと一緒に歩く幸ちゃん。やさし〜い。
（さすがいろんな生き物の扱いになれている？？？）。

桜井さんも、ふなっしーの後ろ姿に向かって「ふなっしー、病院行けよ！」。

そして、ふなっしーが気付いていたかどうかはわからないが
退場するふなっしーに向けて、
オーディエンスからも温かい拍手が贈られていたのだった。


そんなこんなで、どよめいている場内…。

「いやぁびっくりしたー。こんなにヒヤッとした武道館は初めてだよ。
　ふなっしーのプロ根性を見たな！」と王子。
桜井さんは
「俺、最初わざと落ちたのかと思ったんだよ。
　そしたら支えられてたから、オイ！ホントかよ？！って」
「これから年末で忙しくなるのに、なんともなくてよかったよ」
幸ちゃんもそう言いつつ、
「去年もリハの時落ちてたもんな。
　　でも今回はちょっとヤバイかな…と思った。学習しろよな（笑）」

おそらくふなっしー退場から間髪入れずに次の曲へ行く予定だったんだろうけど
アクシデント発生でなにやら流れが…（^^;。
少々困り顔の王子、
「さてこの展開をどうしましょう。
　　みんなでここに座って話でもするか！（笑）。
　　心のハードディスクだったら、ここ、ブチって切っちゃえばいいけどね」

しかしその後の「…それじゃ、スタート！！！」という一声でライブ再開！。

♪ダツダツダツダツ…というドラムのリズムから

♪ア・ア・ア〜イ　セ・エ・エ〜イ　サ・ア・ア〜ム　デ・エ・エ〜イ…
秋ツアーでずっと演奏していた“It's for You”。
続けて“星空のディスタンス”。
王子のギターはお馴染みCrystal Angel。
秋ツアーと同じようにここで終わるかと思われたが、
王子がFA-IV（Black & Red）にギターチェンジ！。まだあるんだ！。
1回目のアンコールのラストは“SWEAT & TEARS”。

イントロでパァーン！とテープ発射！。
例によって、テープには目もくれずステージを観ながら
イントロに合わせて拳を挙げていると、
アタシより前の人達誰も手ぇあげてなーーーい視界ひろーーーい（笑）。
この眺めがたまらない、という変わり者のアタシ。

まずは、桜井さんは右へ、幸ちゃんは左の花道へ。
王子は自由にあっちこっち（笑）。
その後幸ちゃんも右の花道に来てくれて
結構ピックをなげまくっていたような気がする（もはや記憶が…^o^;）。

ワンコーラス目が幸ちゃん、2コーラス目が桜井さん、
3コーラス目は王子と、スイッチボーカルバージョン。
今年の夏イベで、この歌を聴いたときのことを思いだした。
あの時、王子もまだ本調子じゃなかったし、
桜井さん声が出なくなっちゃったんだったなぁと。
1年はあっと言う間だったけど、あの夏イベはもう随分前のことに思える。

2コーラス目を歌い終えて、高さのある花道から下を見下ろして
腰が退けちゃうポーズの桜井さん（笑）。


そんなこんなで1回目のアンコール終了。
はぁー！ビックリしたなっしー！。




2回目のアンコール。
王子のギターはTerry's Terry No.84。曲は“The Boxer”。
アコギを弾く王子の、疲れてはいるがどこか穏やかな表情が印象的だった。
“The Boxer”が終わると、本日最後の王子のMC。
「まずは、この“The Boxer”という曲で
　桜井がコンテストに出場して優勝したからアルフィーがある。
　もし桜井がこの歌を聴いていなかったら坂崎も僕もここにないない」と。

そして40年目の武道館で歌う“The Boxer”について桜井さんに尋ねる。
桜井さんの答えはこう。
「そうですね、夏に武道館で初めてやって、
　それからずっとやってきましたけど、
　また武道館で歌えるとは思いませんでした。
　ずっとやりたかったことができました。
　今までアコースティックではやってきたけど、
　バンドでやるのは初めてですからね。
　ほんのちょっと、本家に近づけたような気がします」

「いや、本家を越えたと思うぞ」と称賛する王子。
横で「そんなことはナイナイ」と手を横に振る幸ちゃん。
「他人（ひと）の歌ではあるが大事にしたい曲である」と王子。

桜井さんがこの歌を聴いていたからアルフィーがある。
「きっかけっていろいろあるよねー」と王子。
「みなさんだってそうだと思います。
　どこかでアルフィーを観ちゃったんだよねー（笑）。
　どっかで観ちゃってここまで来ちゃったんだよね。
　アルフィーにはいろんな引き出しがありますからね。
　ホントに自分で台本書いててもびっくりすることがありますよ。
　台本以上のことが出てきますからね！ 。
　まさかオリバーくんがあんなことになるとは！！」

40周年ということで、
今年はいろいろテレビに出たり取材を受けたりしたけれど
40年経って一番嬉しいことは、40年経ってもツアーが出来て、
今年もこうやって武道館でコンサートが出来て、
みんなが集まってくれることだという王子。

嬉しいこと言ってくれるなぁ(ノ_＜。)。
「みんなの声援が天から振ってくる。
　天から降ってくるってことは神の声か？！。
　お客様は神様ですってここから来てるのか？！。違うの？」
なんてことも。

僕らはいろんな人に助けられてここまでやってきた。
1人ではできないことも、2人、3人ならできた。
これが友達、なのかなぁ。
みんなも身近にいる人を大事に思った方がいい。

そんな話をした後で、

「一番身近なのは誰だか知ってるか？。自分だよ！。
　だからみんなもっと自分を好きになって…
　桜井ももっと自分を褒めた方がいいいぞ」

すると桜井さん「ほめてるよ。だって俺、褒めて伸びるタイプだから」。
王子が「やっぱり桜井あってのTHE ALFEEだねぇ！」とまたまた称賛すると
後ろにふんぞり返って倒れそうになる桜井さん。

そして本日のオーラスの曲紹介…

この曲は、最初タイトルが今とは違っていた。
最初は74年のことを歌にしようと思っていたのだけど、
そんな古いことは歌にしない方がいいとある人から言われ
タイトルも変えて全部作り直して、
自分達のこれからのことを歌おうと思ってこの歌を作った…とのこと。

高「今日は、久々に、この歌を歌いたいと思います。
　　…“SINCE 1982”」

2年前の夏イベ「We Get Requests！」以来かな。
アタシ個人的には、この曲で思い出すのは
'84年の雨の横浜スタジアムと'05年の2000th LIVE。
2000th LIVEの時は、コンサートの最後に演奏する曲は
来場者のリクエストに応えるというものだった。

アタシは“TIME AND TIDE”とこの曲とでちょっと迷ったのだけど
こういう“節目の時”にはやっぱりこっちだろうと
“SINCE 1982”をと、リクエストの用紙に書いたのだった。

この歌を、大きな節目の40周年に歌わない手はない。
いや、歌ってくれてありがとう、である。

感動した。

感動したけれども、
やっぱり今日はオリバー君とふなっしー転落の衝撃が大きすぎた（^^;。




次は12月24日（水）、日本武道館二日目！！。　

コメント 2

梅屋さん、お久しぶりです。
レポート、いつもありがとうございます。楽しく拝見しました。

私は、23日のみの参加でした。
いろいろ感じることも多く、まだ胸がいっぱいです。
気持ちがまとまったら、またお邪魔させていただきます。

いよいよ、ファイナル！ですね。
梅屋さん、お留守番の私の魂もお預けします←図々しくすみません<(_ _)>
40周年の締めは、お任せします。
思いっきり楽しんで来てください。
…と、お願いしつつ、今も泣きそうになってしまうくらい、まだ胸がいっぱいです。
また、ゆっくりお邪魔させていただきます。
まとまらず、すみませんでした。
by あ～こ (2014-12-28 09:06) 

＞あ〜こさん
初日のみの参加でいらしたのですね。
でも初日だけでも十分感動的なワンナイトだったと思います。
またいつでも思ったこと感じたことをコメントしにきてくださいね。

明日、大阪行ってきます！。
何が起こるかワクワクドキドキです。
思い残すことはないと言えるように、心の底から楽しんできます(^O^)／。

by 梅屋千年堂 (2014-12-28 23:11)