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ヨコハマトリエンナーレ2014【2】 [EXHIBITION]

もう一つのメイン会場、横浜美術館へ移動。

まずは、横浜美術館の前に、存在感たっぷりに鎮座する作品。
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ヴィム・デルボア『低床トレーラー』

おそろしく細かい装飾のディテールを撮ろうと近寄ってみる…。
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あ〜、なんだかもう人間が並んで立ってるようにしか見えない(笑)。


いざ、館内へ。
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だがしかし、腹が減っては戦は出来ぬ。
お馴染み、館内のカフェ「Cafe 小倉山」へ直行。
ヨコハマトリエンナーレの限定メニューはドリンクとスイーツしかなかったので
ここは通常メニューのバジルポテトのチキンサンド。
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う〜ん、うまいっ(*^^*)。


腹拵えを済ませたら、いよいよ美術鑑賞。
でも、もう1回外に出て、屋外展示の作品を観に行ってみる。

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ギムホンソック『8つの息』

どうみても柔らかいゴム風船だけど、実はブロンズ製。
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ではでは、ようやく中へ。
横浜美術館も、一部作品のみ撮影可。

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木村浩『言葉』

こういうこと、アタシよくやる(^^;。
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これもよくある。
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天井を埋め尽くす釜ケ崎芸術大学の作品。
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釜ケ崎芸術大学とは大阪市西成区の釜ケ崎と呼ばれる地域を中心に
あらゆる人を対象として哲学・書道・詩・芸術・天文学などの
多彩なテーマで講義やワークショップを行っている学校。
普通のおっちゃん達が作った作品の数々が展示されている。

例えばこの通天閣。
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チラシで出来てるんだって!!!すごっ(◎_◎)。


さらに展示室を進んで行く…と言いたいところなんだけど
ここで小学生の団体がゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロ…。
彼らをやり過ごすために、端っこの休憩コーナーに座って数十分。
もう終わりか?と思いきや、またしてもゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロ…。
みんな静かに鑑賞していて偉いけど(実は引率の先生の声が一番騒々しい^^;)
やっぱりどうしても落ち着かないので、
忍耐強く彼らがずっと先の展示室に移動していくのを待った。




さて、鑑賞再開。

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エドワード&ナンシー・キーンホルツ『ビッグ・ダブル・クロス』


これは、横浜美術館の中に入ってまず最初に視界に飛び込んでくる巨大な作品。
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マイケル・ランディ『アート・ビン』

実はこれ、アートのゴミ箱。
中を覗いてみると、「アートゴミ」が入れられているのだ。
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事前に申し込めば、15歳以上の人ならば基本的に誰もが自分のアートゴミを
このゴミ箱に捨てることが出来るんだそうだ。


ここまでの展示で、撮影は出来なかった(あるいはしなかった)けど
印象的だった作品は
マイケル・ラコウィッツ『どんな塵が立ち上がるだろう?』
マルセル・ブロータース『猫のインタビュー』

特に『猫のインタビュー』は
暗い部屋にテーブルが1つ。
そのテーブルを挟んで椅子が2脚向かい合って置かれているだけ展示室に
ある芸術作品について、フランス語でインタビューする男性と
それに答える猫(笑)の鳴き声が流れているだけなのだ。
当然のことながら、何を訊かれても「ニャー」「ニャっ」「ニャァー…ニャッ」
と返事をするだけの猫(^^;。
このシュールさがたまらなく可笑しかった。


あとは、シュールレアリスムの巨匠、ルネ・マグリットの小さな写真作品。
ホンットに小さな小さな写真なのだけど、
マグリットらしさ全開の不思議な写真だった。


そうそう、あとは島根県立美術館で「イイ!」と思った
奈良原一高の写真も展示されていた。
トラピスト男子修道院を写した『沈黙の園』、
女子刑務所に取材した『壁の中』。
島根で観たのとはまた別の空気感の作品だった。
(そしてその写真はすべて島根県立美術館所蔵のものだった)。



次の展示室へ。

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福岡道雄『何もしたくない草花』

近寄ってみると…
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うわっ(^o^;。

他に『何もすることがない』という作品も。
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なんかクラクラしてくる(笑)。



そして同じく、福岡道雄の立体作品『飛ばねばよかった』。
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毛利悠子『アイ・オー ある作曲家の部屋』という作品の、ほんの一部分。
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不思議な装置…。



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アリギエロ・ボエッティ『ONONIMO』



もしこの人たちが夢に出てきたらかなり怖い…(^^;。
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サイモン・スターリング『鷹の井戸』




というわけで更に次の展示室へ移動する。


《TO BE CONTINUED...続く》
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