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トーハクでトーハク [EXHIBITION]

つまり、東京国立博物館で長谷川等伯を観てきた、ということ。
(昨日のネタです^^;ゞ)。

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新春特別公開で、長谷川等伯の『松林図屏風』が展示されているというので
東京国立博物館の本館へ。


東京国立博物館のキャラクター、トーハクくんとユリノキちゃんがお出迎え。
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なにやらまったくひねりの感じられないネーミングなのだけど
埴輪のトーハクくんの本名は「東 博」というそうで、
その読み方は「あずまひろし」だそうだ(笑)。


いつもは平成館で企画展ばかり観ているので、本館は久しぶり。
本館はその建物自体が芸術品。いかにも博物館っぽい感じがヨイ。
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さすがにガラガラとまでは行かないが、
企画展のように混み合っていることはなく、
自分のペースで鑑賞出来るのが嬉しい。
とはいえ、国宝&重文目白押しの本館展示を一つ一つじっくり観ていくのは
やっぱりかなりの体力と精神力を要するので(^^;
あまり興味のない展示(例えば刀剣関係とか…)はスルー。
真剣に観るのは、主に日本画および陶芸。

お目当ての長谷川等伯『松林図屏風』は、2階の国宝室に展示されている。
この作品は、実は4年前の『没後400年 特別展 長谷川等伯』で観ているのだけど
その時の感動が忘れられず、もう一度観てみたいと思ってやってきたのだった。
しかも4年前は激混みで、
とてもじっくり観られる状況ではなかったからねぇ(^^;。

他の展示室と比べると、さすがにこの国宝室は人が多いと感じたけれど
4年前の比ではない。作品の前を何度も往復出来るし、
何度も遠ざかったり近づいたりして、かなりじっくり鑑賞することが出来た。

4年前に観た時は、もっと大きな屏風のように思えたけれど
改めて観てみると、そんなに大きくはない。
でも、やっぱり好きだ〜『松林図屏風』。
それまでアタシは日本画にはさほど興味はなかったのだけど
この4年前の『特別展 長谷川等伯』以来、
日本画に対する思いが少しずつ変わっていった。
入口は長谷川等伯、そんな感じだったのだ。

来年の正月にも公開するそうだから、その時もまた来よう(気が早過ぎ^^;)。


他にも素晴らしい作品は多数あったけれど、
『松林図屏風』以外で印象に残ったのは、雪村の『鷹山水図屏風』。
あとは、小さな展示室で細々と展示されていた『根付 高円宮コレクション』。
故・高円宮殿下が蒐集されたという現代根付の数々。
古典的なのからモダンなのまで様々なんだけど、
どれもこれもその細工の細かさに圧倒された。

う〜ん、満足満足。
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小腹が空いたので、東洋館別棟にある
ホテルオークラレストラン「ゆりのき」で一休み。
『人間国宝展限定メニュー』のラーメンを注文。
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なんて名前のメニューだったかなぁ…(^^;。
確か「佐賀海苔と車えびのラーメン」…そんな感じだったかと。

味は…ん〜っ…まぁフツーかなっ(^o^;。
世の中にはもっと美味しいラーメンがたくさんあるような気がするけども…
ここラーメン屋じゃないしな、まぁこんなもんでしょ(値段は高かったけど)。


平成館で開催中の『クリーブランド美術館展』や『人間国宝展』、
東洋館のミュージアムシアターで上映中の
『よみがえる江戸城』『興福寺 国宝 阿修羅』なんていう
4Kで観るバーチャルリアリティ作品にも興味津々だったのだけど
時間の余裕もなく、今日のところは断念。
まぁミュージアムシアターの方は、いずれまたチャンスはあるだろう。
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2014年も魅力的な特別展や企画展がた〜くさんあるだろうけど
今年はちょっと、こんな感じで普段あまり立ち寄らない常設展や
コレクション展も積極的に鑑賞しようかな、と考えている。
あとは、今まで行きたいと思っていたのに
なぜか行きそびれている美術館にも足を運ぼうと。
(さしあたっては山種美術館とか根津美術館とかホキ美術館とか…)

とか言いつつ、来週は渋谷PARCOの
『国宝いやげもの展』の予定だったりして(笑)。
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