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THE ALFEE@武道館二日目《本編編》 [┣ '13 LIVE (THE ALFEE)]

THE ALFEE Neo Universe 2013 Final Series 『Grateful Birth Final』
日本武道館二日目・本編の巻

12/26 19:55 UPしました。
ネタバレ指数50

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武道館二日目。
今年のイブは火曜日。実は1週間のうちで火曜日ってのは
いろんな意味で一番休みが取りづらい曜日なのだけど
上司と同僚の理解(…多分^^;)により午後半休を取ることが叶い、
今年も無事に参加出来る運びとなった。
本当に周りの人たちに感謝感謝なのである。

13時半くらいに職場を出たが、まだまだ時間はたっぷりある
(でも一旦帰宅しているほどの時間はない)ので、
たまプラーザをウロウロ。そこでのんびりと腹拵えも済ませて
各駅停車で仮眠をとりつつ17時ちょい前に九段下到着。

昨日のこの時間のグッズ売り場はまだまだ長蛇の列だったけど
みんな昨日のうちに買い物は済ませてしまっているのか
殆ど待たずに買える状態になっていた。

武道館の入口の前の通りは人で溢れかえっていて
その間をサンタ姿のお兄さんが
「ホーッホーッホーッ!ライブに参加するみんな、入口はこっちだよ〜」
みたいな感じで案内しているのがちょっと妙な感じだった。
なんで今年に限ってこんな人がいるの?的な(^^;。

時計台の下で友達と待ち合わせ、恒例のクリスマス交換会。
遅ればせの誕生日プレゼントなどもいただいて、今年もほくほく(*^^*)。

その後、アリーナCブロックだという友達と一緒に中に入る。
最初にチケットをもぎってもらった後、アリーナに降りていく前に
もう一度チケットチェックがある。これがアリーナの優越感(^^;ゞ。
以前は、更にもう1回くらいチェックがあった気がするけど
今は1回だけなんだね。

本日の座席:アリーナB6ブロック50番台。
B6ブロックはちょうどド真ん中にあたるブロックだ。
昨日上の方から「明日はあの辺りの席なんだなー」とチェックしていた時には
まぁアリーナつってもどっちかというと後方だし
そんなには近くはないわな、と思っていたけれど
実際にアリーナに降りてみると、昨日とは雲泥の差で近い。
実質17列目。
通常のホールで言ったらきっと20数列目くらいの距離だけど
ステージに近いか遠いかなんて相対的なものなので
それくらいの位置でも「うわ、やっぱりアリーナって近い!」と感じた。

以前はアリーナ席っていうと、ギュウギュウな感じで
足場も狭いというイメージだったけど、今の座席配置になってから
少しゆとりを持たせるようになったのだろうか。
割と前後の幅の余裕があるように感じた。

17時45分に1回目のアナウンス。
昨日との違いは「本日はライブ収録が入ります」という案内。
そして18時ちょうどにもう一度アナウンス。いよいよ始まるんだ!。

数分後に、フッと客電が消えてSEが流れ始める。
昨日と同様、秋ツアーで使われていたのと同じ、ツインギターの音色で始まるSE。
その後ブラスっぽい音が加わり、オーディエンスが手拍子を始める。
ドライアイスのスモークで覆われたステージの床から、3人がせり上がってくる。
そして、楽器を受け取り定位置へ。
3人の衣装は概ね昨日と一緒か。
王子は巻き髪。撮影が入るだけあってキマっている。
桜井さんのネクタイの色が昨日とは違うような気がするけれど
昨日は遠すぎてよくわからなかったので何とも言えない。

昨日の1曲目は“Final Wars!”で、「なんだよ秋ツアーと一緒じゃん」と
少なからず「ちぇっ」なんて思いがあった(やや小声^^;)。
今日もきっとド頭は“Final Wars!”なんでしょと心の準備をしていたら
始まったのは幸ちゃんのアコギ!。

なんと“See You Again”
オープニングから「サヨナラ」かー!。こりゃまた意表を突いてきたな。
…でも、この曲で始まるライブ、過去に経験したことがあるような…?。

そして2曲目は“夢よ急げ”
おぉー、なんか王道って感じ。
なにやら昨日とはまったく異なるセットリストの予感。
昨日は「通常のツアーとあまり変わらない」なんて書いてしまったけど
早くも「ごめんなさいごめんなさい」そんな感じだ(笑)。
曲が始まると、王子は右、幸ちゃんは左の花道へ。
その時の東西1階席のオーディエンスの盛り上がりっぷりと言ったら!。
自分もあのへんの席になったことがあるけど、
ほぼステージを真横から観る感じで決して観やすいとは言えないけれど
この瞬間がいいんだよね〜近くて(*^^*)。

“A.D.1999”
最近はセットリストの終盤で、王子がバラード調で「♪も〜し〜も〜…」と
歌い始めるバージョンが多かったが、
いきなり♪ジャララ・ジャッジャッジャー!ジャララ・ジャッジャッジャー!
というギターのリフで始まったので、一瞬何の曲なのか分からなかった(^o^;。
Aメロやサビでのドラムの♪ダツダツダツダツ!という音が際立って
いつもよりも力強さを感じるアレンジになっていた。

4曲目は“メリーアン”。うーんやっぱり王道。
ちなみに王子のギターはオープニングからここまでFANTASIA。
うーん、やっぱりこのギターは美しいな(*^^*)。

そしてここで王子のギターチェンジ。
昨日から使い始めた、新しい(と思われる)ゴールドとシルバーの変形V。
そろそろ幸ちゃんの「こんばんはーっ!」というMCが入る頃かと思いきや
そのまま曲へ。“STARSHIP -光を求めて-”
心なしか、2コーラス目の追っかけコーラスの時の
オーディエンスの歌声がいつもよりもちょっと小さかったような気が…。
昨日も前半、結構みんな大人しかったんだよなぁ。
まぁ自分も含めて、オーディエンスも年を重ねたということか。

まだまだMCは入らず“風曜日、君をつれて”
'80年代の曲が続く。
…てか、このオープニングのセットリストには何か意味があるような???。
なんだろう?。去年はアルバム『ALFEE'S LAW』のA面再現だったけど…。
何かのアルバムの曲順とも違うしなぁ。でもどこかデジャ・ヴ感。
鈍いアタシにはまだこの仕掛けがわからない(^o^;。
後の王子のMCで、ようやく「あぁ!そうか!」と合点するのであった。

そして“恋人になりたい”
目新しい曲はないが、この「どこまでいくの〜〜〜」という感じがいい。

ここでようやく幸ちゃんのMC。
桜井さんと王子は一旦ステージから姿を消す。

幸「こんばんはー!。
  さぁ、ついに2013年東京ファイナルがやってまいりました。
  昨日に引き続き、大変な盛り上がりでございます。
  昨日も凄かったよねー。
  アリーナのみなさんお元気ですか?。
  1階スタンド!関係者のみなさん!(笑)、
  そして2階スタンド!(オーディエンスの物凄い歓声!)
  最後までよろしくでーす!」

幸「さぁ、それではまだ先がありますから、ここはどうぞみなさんお座り下さい。
  昨日も観たって方もいらっしゃると思いますが
  今日がこの秋のツアーの初日だって方、いらっしゃいますか?」
客「(^o^)/ハーイ」
幸「あっ、そうですか。それはそれはお待たせいたしました。
  じゃぁ今日がアルフィーのコンサート、
  生まれて初めてだって方はいらっしゃいますか?」
客「(^o^)/ハーイ」
幸「おっ、いますねぇ。あ、2階スタンドにも」

幸「今年の武道館のタイトルは『Grateful Birth Final』ということで
  秋に引き続き結成40周年に相応しいタイトルになっております。
  昨日は『Grateful Birth』とはどういう意味かってなことを
  コチラの方に訊いてきたんですが、案の定ろくな答が出てきませんでした。
  今日はクリスマス・イブなので、視点を変えて!
  …『またかよ』ってツッコミが聞こえてきそうでありますが(笑)
  視点を変えて、訊いてみたいと思います。
  盛大な拍手でお迎え下さい。(裏返った声で)桜井さぁ〜ん!」

桜井さん、ステージ下手から現れて、上手方向まで歩いて行って挨拶して
グルッとステージの後方を回って、定位置に。

桜「ハァーーーイ!\(^o^)/」
幸「ちょっと疲れたんだろ!」
桜「疲れました」
幸「桜井さんにお訊きします!。
  桜井さんは、何のために生まれてきたんですか?!」
桜「昨日と同じ質問じゃねーかよ。何のために生まれてきたか…
  それは、ここで歌うために決まってるじゃないですか」
幸「なんなんだよそれは。クリスマス・イブだからって、
  気取っちゃっちゃったりなんかしちゃっちゃったりなんかして。
  ここで歌うために生まれてきたなら、今日もなんか歌ってよ」
桜「今日は歌わないよ。日が悪いから」
幸「日が悪いもなにもない。悪いのはアンタの頭!」
桜「今日はクリスマス・イブだけど仏教徒だし」
幸「いいからなんか歌ってよ。そうしないとみなさん納得しませんよ」
客「(拍手)」
桜「そう?。これ料金外だしね。どうせ大したことやらないし」
幸「大したことじゃないのかよ?(笑)」
桜「それでは…ミュージック」

今日はクリスマスなので、ムード歌謡ではなく
英語で歌う“Silent Night”
1コーラス目は抑え気味に歌っていたが、
2コーラス目からオペラ調の大仰な歌い方に。

幸「巧いねぇ〜」
桜「マスター!。焼酎ロックで!」
幸「焼酎ロックでじゃないってんだよ。
  大体今はロックコンサートの最中だっちゅーの!
  …だっちゅーのって、これは秋と同じ流れじゃないか。
  てことは今日もこれやるのか…バクハツダ!
  ここ(台本)に書いてあるからやるけれども、全然ウケない…ナンダコレハ!」
桜「横山弁護士!」
幸「もぉーヤメテ!」
桜「南こうせつ!」
幸「♪鳥がないて〜 川が流れてぇ〜野山は〜今〜 花が咲き乱れ〜
   汽車はゆくよ〜 煙はいてぇえぇ〜
   トンネル越えれば竹中直人〜…竹中直人は笑いながら怒る人。
  (竹中直人のものまねで)何がクリスマス・イブだ!コノヤロー!
   バカヤロー!、ウカレてんじゃねーよコノヤロー」
桜「おぉーい!戻ってこーい!村田さん!」
幸「んっ、村田だ!。
  ♪ふぅ〜けぇ〜ばぁ〜とぶよぉなぁあぁあぁあぁ〜
   将棋の駒ぁにいぃいぃいぃいぃいぃ〜〜〜…
  ハァ、ダメだ。こういう時はあの人を呼びましょう。高見沢さーん!」

いつものように“星降る街角”のイントロが流れ始め
ステージ上手から、両手を広げて華麗に王子登場。
衣装は昨日も来ていた、えんじのベルベットの上下。
うーん、昨日も思ったけどこの衣装好き。ステキだ〜(*^^*)。
王子の手にはハンドマイクが握られているが、桜井さんは既にベースを抱えている。
今日はピンで“星降る〜”を歌うのか?。

高「うぉんちゅっ!」

と叫んだものの、ここで曲調が一変。
なにやら悲しげなコードで、
♪ジャン ジャン ジャン ジャン ジャン ジャン ジャン…

高「♪オ〜プリィイーーーーーズ オ〜プリィイィーーーーズ…
   僕のハートを〜 (右手を客席の方に伸ばし)きみに あげたい〜〜〜…」

ここで幸ちゃん、ギターで♪ティ〜ラリラリラリラリラリ…
ザ・タイガースの“君だけに愛を”だ!。

これからがいいところ!。
ところが王子、クルッと踵を返し、

高「今日はここまでーっ!!!(^O^)/」

ドタドタとコケる幸ちゃんと桜井さん。

幸「オォイッ!。ドリフじゃないんだから!。
  こっから♪きみだけーにー! きみだけーにー!
  っていいところなんじゃねーか!。なんでここでやめんだよ(^"^;」
高「…これは桜井に歌ってもらった方が良かったかな」
桜「『かな』じゃねーよ!」

高「竹中直人、面白かったよ。もう1回やってよ」
幸「なんだコノヤロウ、バカヤロウ…」
高「じゃ笑いながら笑いながら泣く人!」
幸「うぅぅ〜(T^T)…って急に振るなよ。練習させろっ!(笑)」

幸「さぁ、それでは営業部長の桜井さんに
  この秋のツアーパンフを紹介していただきましょう。
  今日が最後ですからね、かまないでくださいよ」
桜「わかりました。…ワタクシ営業の桜井と申します。
  この秋のパンフレットは絶対に失望させません。必ずやお値段の倍返しです!。
  …これを言っても最近はあまりウケなくなりました。
  特に、結成40周年を振り返り、逆境の時をいかにして
  乗り越えてきたかというロングインタビュー。
  ちなみにワタクシは逆境の時、お酒を浴びるように飲んで乗り越えてきました」
幸「それ、乗り越えたっていわない。逃げてんだ」
桜「その逃げる速さと言ったらスーパーマン並!。
  記憶をなくすスピードは機関車並み。忘れてしまえばこっちのもの。
  あとのことは知らないよぉーーーだ!。
  そして、我々3人のスペシャルトークCD、
  この人生において何の役にも立たないCDも大好評。
  とにかく!読み応え聴き応え笑い応えマンサンの…満載のっ…」
幸「あっ、かんだ!(笑)」
桜「…内容となっております。
  それでは、ワタクシこれから九段下の方に営業に行ってまいりますので…
  バッハハァ〜〜〜イ!…♪アッ・くっだんした〜くっだんした〜」

幸「バッハハーイじゃねーっつーの。最後の最後にかんでましたね(笑)
  掴み所のない不可解な3人組ですが、
  音楽の方に戻らせていただきたいと思います。
  このコーナーでは、いろんな曲をやってきましたが、
  今日は久しぶりに、この曲をやってみたいと思います…“ANGEL”

ワーオ!。これはどういう風の吹き回し?!。
アタシの中で、勝手にこの歌は春ツアーのイメージがあるので
とっても意外な感じがした。
(でも歌詞には「冬」って言葉が出てくるんだよね^^;)。
王子のギターはエピフォン・カジノ。

そして昨日は演奏されなかった“Rainbow in The Rain”
王子のギターは…ヤッタァ!'58年製のレスポール・カスタム。
美しい照明も見どころだけれども、随所において双眼鏡で王子ガン見。

座りコーナー3曲目はもちろん“GLORIOUS”
王子のギターもいつものチェリーサンバーストのレスポール・スタンダード。
昨日も思ったけど、イントロや3コーラス目のAメロでの
白い光に包まれるライティングが物凄く綺麗だ。


ここで王子のMC。
暗がりの中で水分補給をしてから、マイクの前に戻ってくる。

高「ハイ、どーもありがとー。
  “GLORIOUS”、この歌は結成40周年の年に
  どうしてもシングルで出したいと思っていました。
  こういう曲をシングルにするというのは、勇気がいりました。
  シングルにして出すと決まった時点で、
  テレビで歌うんだなということはわかっていたんですが
  みんなも観たでしょ?。情けないよなー。イントロ全部カットですから。
  こう、イントロがあって♪そーいえばナンタラカンタラ〜って
  あ、歌詞が全然違いましたけど(^^;、そういう風になっていくんですが
  いきなり歌ですからね。♪風の便りに〜って。
  あの(テレビで流れた)部分だけを聴いた人は
  『なんて暗い歌なんだ!』と思ったなんていう話も聞きましたけどねー、
  最後まで聴けば、あれは希望の歌だと分かるんです。
  …まだ持っていない方も、この中に何人かいますね?。
  大丈夫です…。そこで売ってますから(笑)」

高「そういえば、今日のセットリストの最初の7曲。
  わかった人、いるかなぁ〜。…あ、わかった?。
  あれは'86年のTOKYO BAY AREAの時と同じなんですねー。
  あの日と同じ曲で組んでみました。
  あの10万人のコンサートに来た人ー!」
客「(^o^)/ハーイ」
高「…少なくなりました(笑)。でもありがとうございます。
  あの時からずっと続けてきてるって、スゴイことだよな」

この時自分ももちろん喜び勇んで手を挙げたんだけど
確かに「少なっ!」と思った。ホントにこんだけ?と。

高「当時はまだ何もなかったですからね。
  フジテレビの目玉マークももちろんなかったですし、
  船の科学館くらいかな、あったのって。
  あの日のコンサートで、僕らとみんなとで
  あそこの地均しをしたというね(笑)」

高「“GLORIOUS”はアルフィーを象徴する曲になったと思います。
  “ROCKDOM”を出した時も、ワーッとなったところに…
  それまでちょこちょこやってたのが急にワーッ!となって
  急に忙しくなったところに、こう…なんていったらいいのかな、
  ワーっ!てなったところに、なんだろなー
  …落とし前を付けた、そんな気持ちでしたね」

高「昨日、栄光の時はいつかって話をしましたけど
  考えてみればクリスマスっていうのも栄光の時だよね。
  …坂崎はさぁ、今までのクリスマスで一番光り輝いてたのって
  いつのクリスマス?。武道館以外で」

幸「(両手で輪っかを描くようにして)クリスマス?」
高「なんかその手つきがいやらしい」
幸「なんで?。これ?。
  (再び両手で輪っかを描くようにして)ハートだよハート」
高「おケツじゃないの?」
幸「これがおケツに見えるの?。
  …これがおケツに見えるようじゃぁそうとうヤバイだろ」
高「かなりヤバイか(^o^;」

幸「そーだなー…。
  うちはあんまり子供の頃ってクリスマスやってもらえなかったんだよ。
  店が忙しくて」
高「あー、酒屋さんだもんな」
幸「だからプレゼントもらったって記憶もないんだよな。
  もう気が付いたら年末って感じで」
高「忙しいもんなー。幸太郎さんも忙しかったんだ」
幸「忙しかったね〜。あの頃は景気も良かったからね。
  ってなんか寂しい話になっちゃうけど」

高「でもあるだろ、この時のクリスマスは輝いてたなーってのが」
幸「そうだなー。二十歳くらいの時かな」
高「ハタチ?。一緒にいたじゃん」
幸「そう」
高「あの時のクリスマスは光り輝いてたなーって?」
幸「二人して輝いてたらヤバイだろ!(笑)」

幸「一人住まいを始めて、それまでとは違う感じになったからさ。
  でも殆どこれ(武道館)だよ。そのあとすぐ武道館になっちゃうだろ?。
  '84年からずっと武道館だろぉ?」
高「'83年からな」
幸「イブは'84年からだろ」
高「そんなに『すぐ』でもないだろ。間に何年もあるだろ」
幸「あ、でも10年あるのか。何やってたんだろう(^^;」
高「いろいろやってたじゃない」
幸「まぁいろいろやってたな」

高「そこのツリーの人!」
桜「ハイ?」
高「アナタのところにはサンタクロースは来ましたか?」
桜「来た!」
高「ちゃんとトナカイに乗ってた?」
桜「トナカイに乗ってたかどうかは分からないけど、ちゃんと来たよ。
  枕元に靴下置いて寝たら、次の日の朝ちゃんと、
  ホラ、靴の中にお菓子が入ってるヤツがあるじゃん、あれが置いてあった」
幸「あ、あの靴の中にお菓子が入ってるやつ?。あれなら俺ももらった!」
高「ちゃんともらってるじゃないか!。ウソつくなよ!」
幸「ウソじゃねーよ!。今思い出したんだよ!」
高「あ、そうか(^o^;」

桜「でもうちの親もバカだよな〜。
  ある時、朝起きたら神棚に画鋲で靴下が留めてあってさ。
  それ見て『これはなんか違うな…』って思った。
  あとは自分でツリーを作ったりしましたね。
  裏の山から小振りなのを1本切ってきて
  一斗缶みたいなのに立てて、倒れないように周りに石詰めて
  そこにいろいろ飾り付けしましたね」
幸「マメだねぇ〜」
桜「でも切ってきたの人んちの山からなんだ(^o^;。自分とこじゃないの」
高「盗んできたのか!」
桜「盗んだんじゃないよ。1本取ってきたんだよ。
  髪の毛だって1本くらい抜けたってわかりゃしないだろ?」

幸「高見沢んとこはどうだったんだよ」
高「うちはちゃんとクリスマスやりましたよ〜教師の家でしたけど」
桜「煙突の話だろ?」
高「もう小さい頃は僕が中心でしたから。
  クリスマスはケーキがないとヤダヤダ!って。
  バタークリームじゃなくて、ホンモノのショートケーキが出てきた時も
  絶対それじゃなきゃヤダヤダ!!。
  そのうちアイスクリームのケーキが出てきたじゃん?。
  そーするとアイスクリームのケーキじゃなきゃヤダヤダ!!!」
桜「…おまえってさ、全然変わってないのな」

高「枕元にいっぱい靴下並べて寝てましたよ。
  だって(靴下が)小さいだろ?。
  だから入りきらないと思ってたくさん並べといてさ」
幸「で、なんか入ってた?」
高「野球盤が置いてありました。さすがに靴下に入らないから置いてあった。
  あとは、(家の中の)そこら中に靴下貼り付けたこともあったね。
  玄関に靴下貼った時は怒られたなー」
幸「玄関?!」
高「だってサンタがどこから入ってくるのか分からないだろ?。
  寝てるとこだけじゃわからないかも知れないじゃないか。
  だから家中に靴下貼り付けた。あとですっごく怒られたけど(笑)」
  
高「みんなの栄光のクリスマスは、やっぱりこの武道館だよね。
  今年もこうやって、クリスマス・イブにみんなとここに集うことが出来て、
  なんだろうな、この武道館にも感謝せざるをえないという気がします。
  それでは聖なる夜に、まずはこの、聖なる歌から…」

お馴染み“頌栄539番”
これを聴くと「あー今年も武道館でクリスマス・イブを過ごせているんだなぁ」
と実感する。
そしてここから何の曲に繋がっていくのかとワクワクしていると
“GATE OF HEAVEN”
王子のギターはFANTASIA。
ステージ上方からドットイメージが降りてきて、十字架を象る。
昨日はちょっと斜から眺める感じで、
ドットイメージの効果がちょっと分かりにくい部分もあったので
この曲、今日もやってくれるといいなぁと思っていた。
今日は真っ正面から観られるのが嬉しい。

曲の終盤で、ドットイメージが3羽の鳥が羽ばたく様子を表現している時も
昨日はこの3羽の鳥が縦一直線ではなく、ちょっと左右にズレた状態で
羽ばたいているように見えていたので
この場面でも「おー!縦一直線だったのか!」と目からウロコ。
そして、あまりの美しさにちょっとウルッときてしまった。

ここで再びゴールドとシルバーの新しいギターに持ち替えた王子。
曲は“愛を惜しみなく”
ふむふむ、どうやら本編後半のセットリストは「いつもの感じ」らしい。
王子の力強い歌い方が印象的。

この曲でも最後のギターソロのところでドットイメージが降りてきて
王子を中心にするように、ステージ左方向に向かって放射状に広がって
ある時は曲線状に、ある時は直線状に変化する。
特に印象に残るのは、エンディングの
♪ジャージャー ジャジャジャー ジャージャージャッ!…の後で
王子が♪ティ〜ラリラリラリラ〜…と短いフレーズを奏でる場面。
真っ赤なドットイメージが、ユラユラと揺れて、音と凄くマッチしているのだ。
毎年毎年、ドットイメージは着実に進化していると感じさせられる。

更にその後、最後の♪ジャン!の時の
王子の決めポーズが滅法カッコ良くて心底シビレた!。

そして間髪入れずに
♪ジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャ・ジャララ…
と、“恋の炎”のイントロ。
ハンドマイクに持ち替えて花道へ駆けていく幸ちゃん。
王子も演奏しながらゆっくりと反対側の花道へ。

通常の秋ツアーでは3コーラス目のBメロで
幸ちゃんと王子が肩を組んで1本のマイクで歌う場面が見どころだったが
残念ながら今日は二人別々の場所で歌っていた。

“鋼鉄の巨人”
あー、やっぱ“ジェネダイ”とかこの曲は燃えるなぁ。
気持ちが10代の頃に戻っちゃうんだよね、おばさんなのに(^^;ゞ。

“Masquerade Love”で爆発的に盛り上がった後は
本編ラストの“Promised Night”
カーテンのドレープのようなブルーのドットイメージは昨日と同じだが
やっぱり斜から観るのと正面から観るのとではイメージが違う。

王子のギターはVenus Angel(慈愛)。
個人的には、この曲の《歌》の部分よりも
間奏や後奏のギターソロにグッと来る秋ツアーだった。

演奏が終わると、Venus Angelを肩から外して頭上に掲げる王子。
あー、早くも本編が終わってしまった。

いよいよアンコール。
あの、梨の妖精が出てくるなっしー!。た〜のし〜みなっしー!!!(笑)。


《TO BE CONTINUED...アンコールへ続く》 

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ポチヒコ

梅屋さん、弾けすぎてドライフルーツになってないなっし~?
ふなっしーはイリュージョンから水分補給してましたが。(^^)
Bay-Areaを模したオープニングにはやられました。
あと、高見沢さんが弾いていた金と銀のハーフ&ハーフのVはメッチャ
格好よかったです。
(愛を惜しみなく等で弾いていたの)
あれって新作のギターなのでしょうか?

by ポチヒコ (2013-12-24 23:16) 

お名前(必須)

笑った?
堪えるのに苦労?
金銀のV?
梅屋さんがドライフルーツに?
一体どんなイヴコンだったのか⁇⁇
by お名前(必須) (2013-12-24 23:53) 

マイパパ

すいません、名無しコメはマイパパです。
by マイパパ (2013-12-24 23:55) 

梅屋千年堂

>ポチヒコさん
お察しの通り、ドライフルーツ寸前でした〜(笑)。
途中でコソッと水分補給しましたけど(小声)。
アタシねー、BAY-AREAの再現だとは気付かなかったんですよ。
鈍いでしょ?(^^;。なんかデジャ・ヴ感はあったんですが。

金銀ギターは新しいギターでしょうかね。
アタシにもよくわかりませんが、結構頻繁に使っていたので
Final Series用にあつらえたのかなと。
やはり王子にはレスポールとVが似合いますね。




>マイパパさん
ハイ、こんなイヴコンでした。
もうなんというか…カオスです(笑)。
でもね、最初から最後まで顔が笑いっぱなしで
最高に楽しいクリスマス・イブでした。

by 梅屋千年堂 (2013-12-26 20:33) 

やにゃん

武道館お疲れ様でした。読みながらあの日を思い出しニヤニヤしてる電車です。
お風邪はぶり返してないですか?
自分は23日は夜かなりヤバかったんですが、24日は落ち着きました。
ふなっしーに会えるという気持ちからかと思われます。えっ?違うだろって?(笑)
夢を急げで盛り上がりまくった人間の一人です(笑)
マイクスタンドがめちゃ近くて幸ちゃんが来たときにはもう大変なことになってました。
1度中央に戻りかけた幸ちゃんがクルッと振り返り笑顔で手を挙げてくれた時にはもう2曲目にして壊れた私です(^o^;)
そのあとはもう王子が来ても壊れ…さくちゃんが来ても壊れ…(笑)忙しい忙しい。ウルトラ怪獣のコーナーの時、スタッフ数人に囲まれ背中あたりを支えられ出番をじーっと待つエレキングが私の席から丸見えでして背中は哀愁が漂ってましたよ~(>ω<)
あの夜はふなっしーになりたかった(笑)

そして明くる日…会社に29日まだ一人休めます?と、言ったあたしです(爆)

by やにゃん (2013-12-26 21:12) 

梅屋千年堂

>やにゃんさん
幸ちゃんもさっきのKトラで言っていましたが
今週の月・火だったんですよね〜武道館。えっ?そんなに前?という感じです。

やにゃんさんもなかなか体調が戻らないようですね。
今年の風邪はなんてしつこいのでしょう(-_-;。
アタシも休みの間は良好だったのに、
今日職場へ行ったらまたノドがおかしくなりました。
なんかヘンなものでも舞っているのか?うちの職場。

東西1階席の前の方って、いいですよね〜(*^^*)。
武道館でメンバーに一番近づけるのはあの場所ですから〜。
それまでの見づらさも吹っ飛びますね。
それに、見てはいけないものまで見えてしまったり(笑)。
アタシは以前まだ王子が空を飛んでいるときに
ステージ上手袖でそのワイヤーを手動で操っていた3〜4人のスタッフの
必死の形相が忘れられません(^^;。

大阪行きも決めたのですね!。
お互い体調万全で楽しみましょうね〜。

by 梅屋千年堂 (2013-12-28 00:13) 

やにゃん

王子の空飛びは手動だったんですね(^o^;)想像しちゃいました。
そしてやりたくなりました。変なところで止めちゃうとか。梅屋さんの真上で止めてみせます(笑)
ホントに端っこ万歳なイブの夜でした。帰るときに舞台袖でものすごく手を振ってくれていた王子の優しさに感動しました。

本当職場に行くと不調になりますよね(^-^;
寒いですもんね(ToT)梅屋さんもこのまま元気になりますように。

そうなんです。やっぱり来年のためになんて言いながら
大阪を我慢できなくなりました(笑)
by やにゃん (2013-12-28 01:04) 

梅屋千年堂

>やにゃんさん
王子の空中遊泳は、大の男が数人がかりで
「おりゃぁ〜!」という感じで動かしていたので、
王子そっちのけで、友達と一緒に手ぇ叩いて大笑いしてしまいました。
(いろんな意味でゴメンナサイ^^;)。

明日はいよいよ大阪ですね。
なんだかめちゃめちゃ寒そうなので、ヒートテックを何枚も詰め込みました。
ライブの時はいらないと思いますけどね(^_^)。

by 梅屋千年堂 (2013-12-28 22:03) 

やにゃん

いろんな意味でごめんなさい
ツボです(笑)

私も同じくヒートテック命です(^o^;)
明日は朝から帰らないと仕事納めが待っているという
ハードスケジュール(^-^;
もうすぐです~楽しみましょうね~\(^-^)/
by やにゃん (2013-12-29 16:13) 

梅屋千年堂

>やにゃんさん
やにゃんさんもアタシと同じく
大阪ファイナル明け→仕事納めだったようですが…
ダイジョブですかー?!生きてますかー?!(笑)。
アタシは昨日はもう…肉体は半死状態でした。
ところが心はホクホクで、1日おかしなテンションを保ってました。

これだけは年内に片付けておこう!という事柄も概ね片付いて
Macに向かいながら紅白観てるなっしー(笑)。
福山さんの出番もそろそろでしょうか。

また来年も楽しい1年になりますように。
やにゃんさん、よいお年を。

by 梅屋千年堂 (2013-12-31 22:34) 

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