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Magic of the blue 〜深遠なる海への旅路〜 [EXHIBITION]

7年ぶりに、水中写真家・中村征夫さんの写真展を観に行った。

場所は品川のキャノンギャラリーS。
品川駅から徒歩で10分弱のキャノンSタワーの1階にある。

品川の港南口もすっかり変わったよなぁ…。
'90年代半ばだったか、ここらへんにキャッツ・シアターがあった頃は
ホンットに周りにはまだ何にもなかった。
それがいまや!高層ビルが立ち並び、別世界のようになっている。

あまりの暑さに朦朧としながら時の流れを感じつつ、
港南口を出て右に向かって歩き出し
5つめのビル:キャノンSタワー内に入る。
当たり前だけど、エアコンが効いていてホッとする〜( ̄▽ ̄)。

お花がたくさん届いていたので、ギャラリーの場所はすぐに分かった。
nakamura_ikuo_1.jpg

入場料は、なんと無料!。
だからきっと、小さなギャラリーなんだろうな…と
あんまり期待しすぎないようにしていた。
でも、中に入ってみたら!!!アラ案外広い。

照明を極限まで落とした展示室。
作品が飾られている壁も黒。
そこに大きく引き延ばされた中村征夫さんの水中写真が並んでいる。
作品にだけスポットライトが当てられていて
なんだか自分が海の中に潜って突然その場面に出くわしたような錯覚に陥る。

・Magic of the blue
・海中顔面博覧会
・深遠なる海への旅路
・オホーツク 極限の海の彩り

作品は、以上の4つのセクションに分けて展示されている。
どの写真も素敵で素晴らしいのだけど、
アタシが一番好きなのはやっぱり「海中顔面博覧会」かな〜。
これは中村さんが以前から撮り続けているシリーズなのだけど
楽しくてホントに大好き。観ていると思わず顔がほころんでしまうのだ。

あとは全編モノクロの「深遠なる海への旅路」。これもいい。
モノクロであるが故に、想像力を掻き立てられる。
カラーの写真よりも「時間が止まってる」感が強い。


ちょっとだけ期待はしていたのだけど、
会場には中村征夫さんご本人もいらしていて、
お姿を見掛けた時には妙にテンションが上がってしまった(*^^*)。
関係者と思しき方々と挨拶したりお話したりしていらしたが
うーん、相変わらず若いしカッコイイなぁ。
とても68歳には見えない。

そうこうしてるうちに、何やらテレビの取材が始まって
どこぞのテレビ局のアナウンサーらしき青年と話をしながら作品解説。
それを遠巻きに眺めながら、耳をダンボにして内容を盗み聞き(笑)。
撮影しているカメラを観たら「日テレ」の文字とブタのマーク。
特集番組があるのか、それとも情報番組の1コーナーなのか分からないけど
是非ともオンエアをチェックしたいところだ。


思った通りの素敵な写真展だったので、図録が欲しいけど
多分ないだろうなぁ…なにしろ無料の展覧会だし…(^^;
と、思って入り口のカウンターのところへ行ってみたら!!!
あるではないの!!!今回の出展作品の写真集が!!!。
しかも¥2,000というお手頃価格で、重さもそんなに重くないしデカくもない。
これは迷わず《買い》!。

更に嬉しかったのは、この写真集に
キャノンギャラリー銀座で同時開催中の「ひさかた」という写真展の
写真も載っていたこと。
本当はこちらの写真展も行きたかったのだけど、
ちょっと時間もない上に、今日が最終日だったので
「観られないなぁ…」と、とても残念に思っていたのだ。
もちろんサイズは小さいけれど、「Magic of the blue」とは
まったく異なる雰囲気の作品に触れることが出来て感激だった。

nakamura_ikuo_2.jpg
自分の力では絶対に撮ることも観ることも出来ない世界は
何度眺めても飽きない。
さ、もう1度最初からじっくり観よう。




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《追記》
「終わらない夢」とバッチリかぶってしまった「HELLO WORLD」…。
とりあえず「HELLO〜」を録音…。そして「終わらない夢」はらじるで聴く。
でも「HELLO〜」でおCM中や曲オンエア中のトークも気になるし
王子の姿も見たいからとUstreamも流しつつ…。
なんだかちょっとした聖徳太子状態だった。
(「終わらない夢」は来週の再放送を録音してちゃんと聴き直そ…^o^;)。
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