SSブログ

THE ALFEE@市川《本編編》 [┣ '13 LIVE (THE ALFEE)]

THE ALFEE Neo Universe 2013 『Grateful Birth』
市川市文化会館・本編の巻

6/6 21:45 UPしました。
ネタバレ指数52

★★★コメント欄あたりにジャンプしたい方はコチラをクリック★★★

前回の倉敷から丸々1ヶ月…。いやぁー長かった!。
ツアーのない3ヶ月も長いけど、ツアーはやってるのに行かれない1ヶ月も長い。
GWの倉敷が、なんだかもう随分前のことに思える。
ほぼ毎日、iPodで今回のツアーのセットリストをヘヴィロテしてはいたけれど
ビジュアル的なことは、かなり記憶が薄れてきている気がした。

家を出たのは16時ちょっと前。
本当はちょっと早めに出て、江戸東京博物館でやっている
『ファインバーグ・コレクション展』でも観てから行きたいところだったが
ウダウダしてるうちに、そんな余裕はなくなってしまった。

いつものように、京急〜都営浅草線で浅草橋、
そこで総武線に乗り換えて本八幡下車。駅に着いたのは17時30分頃。
家を出たときは、かなり暑かったので薄着できてしまったのだけど
本八幡に着いてみたら風が強くて結構寒い{{ (>_<) }}。
しまった!と思いつつ、一応持ってきていたストールを肩に掛けて会場まで。

市川市文化会館に到着すると、ちょうど開場したところだった。
中に入って、まずトイレを済ませ、フラ〜っとグッズ売り場の方へ行ってみると
殆ど並ばずに買い物が出来そうな雰囲気だったので
2千円握りしめてモバイル・ストラップSAKURAIモデルを購入。
(あ〜あ、ついに3種類とも買っちゃったよ。…でもスッキリした)。

本日の座席:1階14列10番台。
左側の端っこだけれども、この春ツアーは端っこもそれなりにオイシイので
アンコールがちょっと楽しみなのだ(*^^*)。
ま、花道がそれほど近いというわけではないけれどね。

場内のBGMは、相変わらず'70年代のロック。
開演時間が迫るにつれて、客席が少しずつ埋まっていく。

18時35分くらいだったか、場内が暗転して数秒間の静寂。
なんだかもはやどんなオープニングだったか記憶が曖昧だったが
♪チャチャーーーーー!!!!
という音と共に、ステージがパッと明るくなって
ドットイメージが赤と白に輝いているのを観て
おー、そうだった!こんな感じこんな感じ!とちょっと記憶が甦った。

オーディエンスの手拍子。うごめくドットイメージ。
ステージ上がグリーンっぽくなって、
♪ガーン!で、メンバー3人の姿がステージ中央に浮かび上がる。

おぉー!今日も王子の髪がストレートではないか!。
この春はストレート王子によく当たって嬉しいなぁヽ(^。^)丿。
で、よく観ると(というかよく観なくても)衣装も変わっている!。
王子も桜井さんも幸ちゃんも。

おー、これはいつから?。NHKホールあたりからだろうか?。
王子の衣装は、真っ赤っカな光り物。
トップはノースリーブのジャケット。
前身頃はヨーロッパのミリタリーの正装のような感じ。
ボトムはお馴染みのフレアパンツで、サイドには黒のラインが入って足長効果。
今までの衣装よりも、個人的にはこっちの方が好きだ〜。
(なんだかうまく表現できないんで、詳しく知りたい方は
 ロックばん携帯サイトの今週のロック待画をご覧下さい^^;)。

桜井さんは、茶系のスーツに淡いグリーン系の柄物のネクタイ。
幸ちゃんはライムイエローと言ったら良いのだろうか、
わずかにグリーンがかった、淡いイエローの細身のスーツだ。

なんだか久しぶりに参加すると、いろんな面で新鮮だなぁ(^^;ゞ。

前置きが長くなったけど、1曲目“It's Alright”
メンバーの衣装は変わっても、1曲目は変わらず。
だけど、なんだろうこのMY初日のような感覚は。
MY初日の1曲目を観ているかのような、ちょっとボーッとした感覚。

ちなみに王子のギターはFlying Angel FANTASIA。
ここから3曲はこのギター。

“Hysteric Psychedelic ∞”
サラサラの髪を揺らしながら、イントロを弾く王子がカッチョエェ〜。
後奏での幸ちゃんとのギターバトルも最高。
そういえば、♪摩天楼ふと見上げる〜…のとこだったか
どうやら王子、歌詞が飛んだ模様(^^;。
歌い出しのタイミングもちょっとズレてしまったのか、
王子の頭の上に「?」マークが見えた気がした。

3曲目、来るか市川スペシャル?!と思ったが
ここはお馴染みの“悲しき墓標”

“悲しき墓標”が終わったあと、一瞬の静寂。
そして太郎さんのドラムロール。オーディエンスの歓声。
王子のギターはMetal Blue Cross-T(だったと思う)。

♪ジャーーーーーーーーン…
 (ダッダカ・ダッダカ・ダー・ダッダカ…)
 To Be a Rock Flower Revolutioーーーーーーn
  (To Be a Rock Flower Revolutioーーーーーーn)

“FLOWER REVOLUTION”
王子の「HEY! ジャ〜ンプ!」の掛け声で
ステージ上のメンバーも、客席のオーディエンスもジャンプジャンプジャンプ。
Aメロに入って、幸ちゃんが歌い始めても
ぴょんぴょんとジャンプし続ける桜井さんと王子。
王子にいたっては、ジャンプしながら
目が回るんじゃないかと思ううらい、同じ場所をクルクルクルクル回転。

王子も桜井さんも、3kgも4kgもあるギターやベースを抱えたまま
あんなに軽快にジャンプするんだから、ホントに元気だよな〜。
そんな二人を観ていたら、なんだか自分も
いつもよりも軽くジャンプ出来たような気がした。


4曲終わったところで、幸ちゃんの挨拶。

幸「こんばんはーっ!。
  さぁ関東に戻ってまいりましたが、
  実を言うと関東は今日がもうラス前でございます!。
  いつも言ってますが、1階のみなさんはもちろん!」
客「YEAHーーーーっっっ!!!」
幸「はい、もちろんです!。2階のみなさん!!!」
客「YEAHーーーーっっっ!!!」
幸「最後までよろしくーっ!」

またしても一瞬の静寂。
なんだか客席のオーディエンス全員が、
固唾を呑んで「次の曲はなんだろう?!?!」
そんな風に待ち構えているような空気を感じた。
(いや気のせいかも知れないけどね^^;)。

“High-Heel Resistance”
ヤッタァ〜。今日もこの曲だった。
しかしなかなか市川スペシャルが出てこないなぁ。
(結論から言ってしまうと、結局市川スペシャルはなかったのだけど)。

間奏の変拍子のところで、桜井さんの左手が
とっても忙しくネックの上を動いているのを見て
おぉー、カッチョエェ!と思った。

6曲目は不動の“SLOW DANCER”
ここの2曲での王子使用ギターはFlying A-IV(Black & Red)。
衣装ともマッチしていてカッコイイ。
今更だけど、このギターって表面処理がマット仕上げなとこが良い。
初めて観た時は光沢がなくて地味な印象だったけど
マット仕上げであることで、かえって黒が際立つなぁと思うのだった。

“SLOW DANCER”のエンディングで、
♪ジャーーーーンとギターを掻き鳴らした後、素早くギターチェンジ。
ローディー三上氏からレスポール・スタンダードを受け取って
再び♪ジャーーーーンとストローク。

“Black Doctor”から“I Love You”

♪My life たった一度 与えられた 自分自身〜…
と歌いながら、♪ズッチャッチャラ〜 ズッズチャッチャラ〜…と
フレーズを弾いている王子がツボ〜。
以前からこの姿はツボなのだけど、
これまで書いたことがなかったような気がするので書いておく(笑)。

そして、間奏の最後、つまり♪少しだけ〜振り向き…の直前の
♪ジャジャジャジャッ!の部分で、桜井さんが腰を落として、
体をやや右斜め後方に反らせながら
♪デデデデッ!とベースを弾いてる姿もカッコイイ!。

更になんと言っても後奏のギターソロ。
2回目の♪ア〜 ア〜ィ ラァ〜ァア〜ヴュ〜〜…のあと、
前に跳びだしてきて、片足でぴょんぴょん跳ねながら
髪振り乱してギターソロを弾きまくる王子。
出るか開脚ジャンプ?!…デターーーーー!!!ヽ(^。^)丿。

これも気のせいだとは思うけど、このたびの新しい衣装の方が
王子の動きがより軽快な気がしないではない。

それにしても、レコーディングやら収録やらで
相当忙しそうな王子だけれども、この元気は一体どこから出てくるのだろう。
やはり超人としか思えない(^^;。



幸「ハイ、ありがとーございます!、ありがとーございます!。
  ハイ、梅雨に入りまして、いいお天気が続いております(笑)。
  我々もツアーを2ヶ月やってまいりまして、
  早いもので関東も今日の市川と、あとはカナケンで終わりだもんねぇ。
  その前にまだまだあちこちありますけどもね」

幸「さぁ、それではみなさん、ここはひとつどうぞお座りいただいて…
  それぞれ荷物のチェックなど…。
  荷物のチェック、お財布とか大丈夫ですか?。なくなっていませんか?。
  なくなっている場合は…大体後ろか前の人ですから(笑)」

幸「もういろんな場所で観た!って方も多いと思いますが
  今日がこの春初日の方っていらっしゃいますか?」
客「(^o^)/ハーイ」
幸「おぉ、そうですか。それはお待たせいたしました。
  それじゃ今日がアルフィーのコンサート、
  生まれて初めてって方はいらっしゃいますか?」
客「(^o^)/ハーイ」
幸「おっ!いますねぇ。あっ、ここにも。
  みなさん結構いいところにいらっしゃるじゃないですか。2列目とか。
  20年30年来ててもなかなか座れませんよ。
  …帰り道とか気をつけてくださいね(笑)」

幸「今回のツアータイトルは『Grateful Birth』と言いまして
  結成40周年に相応しいタイトルかと思いますが、
  あれは1973年の春のことでしたねー。
  明学のキャンパスで、僕が高見沢に声を掛けまして。
  高校時代から顔は知ってたんですが、
  その時初めていろいろと音楽の話をしまして
  外じゃなんだからってんで、僕の部屋にお持ち帰りしまして(笑)
  そのまま一晩を共に過ごしてですね…」
客「ヒュ〜♪」
幸「なんだよっ(^"^;。…男同士で一晩を共にですね、えぇ。
  音楽のこととかいろいろ話しているうちに
  明日ライブがあるんだけど、出ちゃったりしない?なんてことになりまして、
  そのまま明大前のキッドアイラックホールということろで
  当時僕ら3人だったんですけど、そこに高見沢を加わったわけでございます。
  それでは、このバンドの創設者であるこの方をお呼びいたしましょう…」

と、ここで幸ちゃん、たった今入場してきた(遅刻した)オーディエンスを
すかさず見つけて声を掛ける。

幸「あっ、遅かったですね。大丈夫ですか?。
  もう来るんじゃないかって、みんなでウワサしてたんですよ(笑)」

なんか久々に聞いたかも、このフレーズ。

幸「それではこのバンドの創設者のこの方をお呼びしましょう。
  盛大な拍手をもってお迎えください。桜井さーーーん!!!」

今日もパンフを小脇に抱えて登場の桜井さん。
マイクスタンドの前に立ち、パンフを開いて眺め始める。

幸「しばらくこのまま見てましょうね(笑)」
桜「…いいねぇ…いいねぇ!。日本代表がW杯出場決定!」
幸「ツアーパンフに昨日のW杯の予選の結果が出てるわけねーだろっ」
桜「これ、ちょうどいいんだ、スポーツ新聞挟んで読むと」

幸「俺、昨日サッカー観てきた」
桜「えっ?!行ってたの?」
幸「そう、拓郎さんと。
  ここ(隣)に拓郎さんで、ここ(その隣)に森下愛子さん」
桜「どこらへんで観てたの?」
幸「えーっとねぇ、左側のここらへん。長友がよく見えるあたり」
桜「俺はテレビでアップで観てたもん!」

桜「拓郎さんってサッカーわかるの?」
幸「あ、結構詳しいよ。奥さんが遠藤好きなんですよ。ヤットの」

話題は再びツアーパンフに…。

桜「いや、これね、毎日読んでるんだけど…」
幸「何を毎日読んでるんだよ」
桜「え?…官能小説。
  『グレイトフルな女子大生・バースな課外授業』。
  これがね、ハッとしてグッときて…タハラトシヒコですっ!」
幸「似てねぇっつーの。あんたはホントにこないだっから…。
  マッチは?」
桜「マッチでーす!」
幸「似てねぇっての」
桜「ヨッちゃんでーす」
幸「ダメだって。たのきんやってどーすんだよ」

幸「そんなことより桜井さん、
  この春のツアーパンフの見どころはどこですか?」
桜「今回はいいよぉ〜。
  今回はデザイナーを含め、パンフのスタッフを一新しました」
幸「どこが違うんですか」
桜「ですから、アートな感じになっています」
幸「アート?。アートってなんだかわかってんのか?」
桜「当然じゃないですか。アートと言ったら…
  ♪アーァト〜 引っ越し〜 センターへ!
幸「そうじゃないだろ。アートと言ったら芸術…
  (岡本太郎のモノマネで)ゲイジュツはバクハツだっ!アートネイチャー!」
桜「あ〜あ、自分で言っちゃったよ」
幸「まだダイジョブだっ。あと5年はダイジョブ!」

桜「ごめんねー。子供からかうと楽しくて」
幸「誰が子供じゃっ。こう見えて立派な50代崖っぷちだっちゅーの!」
桜「そうだったそうだった。50代のギリギリ後半だったよね」
幸「うるせー!。そんなことより、パンフの見どころですよ!」
桜「それはね…(自分のお尻を指して)ここっ」
幸「…もうおまえには訊かない!。べぇーだ!」

幸「それでは、この方に訊いてみたいと思います。
  盛大な拍手をもってお迎えください。高見沢さーーーん!!!」

ステージ上手から王子登場。
ここは今までと同じ、綺麗なメタリックブルーの衣装。
小脇にツアーパンフを抱え、ハンドマイクで幸ちゃんに近づいて行く。

高「はぁはぁしてる?」
幸「…(^^;。…なんかイヤな予感がするけど一応訊いてみましょう。
  高見沢さん、この春のツアーパンフの見どころはどこですか?」
高「それは…やはりこの官能小説、
  『グレイトフルな女子大生・バースな課外授業・昼下がりの桜井賢』」
幸「(ふくれっ面になり)もぉーーーっ…フンッ!!!(怒)」
高「坂崎、あんまり怒ると血圧上がるぞ!」
幸「ふんっ!上は300だ!フンッ!」

二人のやり取りを無視して、スポーツ紙を読みふける桜井さん。

高「桜井ー。どーする?、坂崎ふくれちゃったよ」
桜「坂崎、あとでさくらんぼあげるから!」
高「さくらんぼ?、なんでさくらんぼ?」
桜「今季節だろ」
高「俺にもくれよ!」
桜「おまえにくれてやる分なんてないよーーーーっ!」

高「で、なに?。おまえ(坂崎)はサッカー観に行ってたの?」
幸「そう」
高「それでおまえ(桜井)は家でテレビで観てたの?。
  …俺は朝から仕事だぞ!!!。
  しかも慣れないボサノバなんか弾いたから…」
幸「♪〜(“ラブレター”のイントロを奏でる)」
高「いつも坂崎が弾いてるから、おれは弾けないんだよ!。
  ボサノバなんか弾いたからもう汗びっしょりだよ!」

高「それはそうとさ、昨日サッカーでPK取った時に
  本田が『俺がやる!』って、もうボール持ってたじゃん?。
  あれって、俺達だったら…」
幸「どーぞどーぞ」
桜「いやいやどーぞどーぞ」
高「誰も蹴らねぇよな!(笑)。
  それで最終的にじゃんけんで俺が蹴ることになるみたいな…」
幸「3人で蹴るってのはどう?。誰が蹴るのかわからないようにして」
高「それで入らなかったらどーすんだよ」

PKを蹴らない3人…ウケる〜(笑)。
(そしてこれが本日のキーワードだったりする)。

高「もうこれ(パンフの宣伝)いいんじゃないか?。もうみんな持ってるだろ」
幸「でも今日が(この春)初めてって人もいるし」
高「あ、そうなの?。初めての人ー!」
客「(^o^)/ハーイ」

高「じゃぁ桜井、(パンフの見どころを)説明して」
桜「ですからいつもと違った感じで…」
高「写真じゃん、普通の」
桜「でもホラ、おまえ(高見沢)の手のとこにハトが飛んでるよ」
高「イラストじゃんかよ」
桜「あとはレコーディング風景の写真なんかもありますね。
  これは普段観られないようなレアな写真ですよ。
  あとはなんと言っても1ページ目にはCDが付いています。
  もう聴いた方もいると思いますけど、面白かったでしょ?」
客「(パラパラ…と拍手)」
桜「あれっ?!反応が薄いなぁ(▼▼)。まぁあそこが薄いよりはいいけど」
高「おまえが『聴かなくてもいい』なんて言うからだろ」
桜「『聴かなくていい』とは言ってないぞ。
  『まったくタメになりませんよ』って言ったんだ。
  でもね、ホラ、ちょっと落ち込んだ時に聴いてさ、元気になるんだよ」

桜「市川の方は、持ってない人はいないはず。
  ですから今日は2冊目を保存用として。
  もしまだ持っていない方は是非1冊…。
  さっき(この春初めてで)手を挙げた方、顔見ときましたからね。
  ちゃんと買って帰るかどうか見てますよ。
  …って、これ殆ど押し売りだよなぁ!」
幸「押し売りだよ!」

桜「既に持っている方も、2冊目を。
  家に持ち帰ったらラップでピッチリくるんで冷凍庫に。
  それで2ヶ月はもちますから(笑)。
  それではみなさん、ワタクシこのあと
  スカイツリーで窓拭きがありますので失礼します」

桜井さんがスカイツリーで窓拭きなんて絶対無理だ!
と、思ったのはアタシだけではないハズだ…。

桜井さんが、パンフレットなどをステージ下手のスタッフに
渡しに行っている間に、王子もローディーからギターを受け取る。
レスポールの、白い背面が見える。
白いレスポール?。まさかバケットヘッドのシグネチャー?。
なーんて思ったけれども、レスポール・スタンダードのSee-thru Pink。
おぉ〜1年ぶりの登場じゃないか?このギター。

幸「それでは、曲の方に移らせて頂きたいと思います。
  最近は久々に、この曲をやっております…“FAITH OF LOVE”

ヤッターーー聴けたーーー(T^T)。
NHKホールや福岡で演奏していたので、是非とも今日、
市川でも演奏してくれることを期待していた。
この曲、久々に生で聴きたいと思っていたんだよ〜。

まず、イントロのフレーズが好き。
そのフレーズの中でのチョーキングが好き。
幸ちゃんの12弦ギターの音がキラキラしてるのもいい。
桜井さんが朗々と歌う姿もいい。
最後の
♪FAIーーーTH Oーーーーーーf LOーーーーー…VE
という、分厚いコーラスが大好き!。

いやー…いい歌だ〜。

最後はイントロのフレーズを繰り返し(ここがまた好きなんだよね〜)
一旦♪ジャーーーーン…で終わった後
ただすけくんがキーボードで、再びイントロのフレーズをゆっくりと奏でる。
その間にギターチェンジ。
…出た!1958年製、3ピックアップのレスポール・カスタム!。

“Moonlight Fairy”
最近は、殆どこのギターでこの曲を演奏しているようだ。
間奏、エンディングと、もう双眼鏡で王子ガン見。
この曲も相当照明が綺麗なので、ちょっと勿体ない気はするのだけど
ギターソロだけはどうしてもガン見(笑)。
要所要所で、ピックアップセレクタのスイッチを
かなりマメに切り換えているのもツボなのだ。

そして王子のギターソロももちろんカッコイイのだけど、
後奏のギターソロに入る前の、幸ちゃんのアコギも相当カッコイイ。

歌い方も、なんだか物凄く気持ちが入ってる感じでグッときた。
しかし…双眼鏡で王子の顔を見て思った。…や、やつれてる…(^^;。

おそらく'58年製のカスタムを使うのはこの曲だけだろう…
そんな風に思っていたら、ギターチェンジの気配はない。
しかも、幸ちゃんと王子が向かい合ってカウントを取り合っている。
てことは“Another Way”でなく、“SAVED BY THE LOVE SONG”

でもきっとまた途中でギターチェンジしちゃうんだろう…
と、思ったら“SAVED BY THE LOVE SONG”も全編このギター。
そしてペダルフェチにはたまらない(^^;ゞ、間奏でのバイオリン奏法。

今日のこの3曲を連続して聴けて
しかもギターがレスポールであったことは、もう感激の極み。
こういうことがあると「今日も参加してヨカッタなぁ〜」と思うのだった。



高「ハイどうもありがとう。
  市川は反応がいいね!。反応が速い。
  こういうのはステージ上でやってる方としても嬉しくなりますね」

高「ツアーも後半になると曲が入れ替わったり、
  ずっとやってる曲があったりいろいろですが、
  さっきやった“FAITH OF LOVE”は、
  映画『激突』という時代劇の主題歌だったんですけどねー、
  この歌は、やはりなんと言っても、
  あのプロモーションビデオでしょうね。…ならぬ」
客「四郎さまーっ!」
高「あっ…ハァ(^^;ゞ。
  この曲を聴くと、京都の太秦を思い出します。
  今までいろんな方が天草四郎をやってきたと思いますが、
  天草四郎の格好でレスポールを持ったのはワタシだけだと思います」

高「セリフは言えませんからって言ってたんですけど、
  そうしたら『目で芝居してください』って言われまして。
  目で芝居?!…無理無理!!。
  そんなことで一言だけ言うことになったんですけどね…それが『ならぬ』」

高「それにしても時代は変わるよなーっ。
  そんな一言も言えなかった俺がさ、今や声優やっちゃうんだぜ?。
  20年30年前だったら断ってるよ、これは〜…つって。
  今はそんな仕事もホイホイ引き受けちゃいますからね!。
  これも長年やってきた経験値ですね」

高「最初『ガラスの仮面ですが…』って言われて、
  あぁ、ガラスの仮面ねって言ったら
  『ガラスの仮面ですが』…え?、『ですが』?。
  …完全なるパロディです!(笑)。
  言っちゃいますけど、ワタシは悪者の親分の役です。
  悪者の親分っていうと普通カッコイイだろ?。
  でも全然カッコ良くありません(^^;。
  あ、でも歌は真剣に作りましたからね!。
  いや、声優も真剣にやりましたよ!!(^o^;。
  …良かったら、まぁ観に行ってみて下さい」


高「まぁ40年やってきたけどさ、イヤなこともたっくさんあったよ。
  もう口にするのも…(上を向いて)あー!ムカツク!!!。
  だけど3人でやってるとね、いいんだよ。
  苦しいことも悲しいことも3分の1になるんだよ〜。
  それに嬉しいことは3倍になるんだよ!。これがバンドの強みだよねー。
幸「じゃぁ5〜6人でやったら5倍、6倍か!」
高「そーだな。じゃぁこれからそうしようか!」
幸「あ、でも給料も1/5、1/6だぞ」
高「あっ、それはちょっとなぁー」
幸「じゃぁー二人(俺と高見沢)でやっか!。給料1/2!。」
高「そーしよう!」
桜「ちょっと!。それ今ここで決めるのかよ?!。
  終わってから裏でやろーぜ。
  (マイクから遠ざかりながら)うえぇーーーーん…(ノ_<。)」

高「だっておまえ貯金してるから、金なんていらないって言ってたじゃん」
桜「ゆってねーよ!!。だから、俺が欲しいのは金じゃなくて…」
高「ホラ〜!、金はいらないんだろ?」
桜「(▼▼メ)」

高「とにかく、失敗しても次があるじゃないかって、
  また次頑張ればいいじゃないかって、
  そんな気にさせてくれましたね。
  失敗してもやり直しは利くんです」

高「こんな風に、けっしてPKを蹴らない、
  責任を取らない3人ですが、そんな思いでこの歌を…」
幸「そんな思いじゃダメだろっ!」
高「じゃぁそんな思いじゃない思いで…(笑)
  “もう一度ここから始めよう”

王子のギターは、Blue Rose Angel。
他の多くの曲がそうであるように、
この曲もサポートメンバー含めての全員コーラス。
それでも最後の方の♪I never surrenderーーーー…のコーラスは
入れられないのだなぁと思う今日この頃。ここ結構好きなのだけど。

そういえば、桜井さんのベースが5弦だなぁ…と
思いながら見ていた曲があったのだけど、この曲だっただろうか。
MCの間に双眼鏡でESP製であることを確認したので、
多分この曲だったかな、と思うのだけど。
5弦って、ちょっと珍しいなと思った(そうでもなかったらスンマセン)。

座りコーナーはここまで。
太郎さんによる♪チッチキチッチキチッチキチッチキ…って感じのリズムで
オーディエンスが徐々に立ち上がり始める。
そこに桜井さんのベースが加わり、ただすけくんのキーボード…
そして王子のリフ…
♪ズッチャッチャラ チャッチャラ〜…
“真夜中を突っ走れ!”
やったぁ〜。
今日あたりは“Decadence”かな〜と思っていたのでちょっと嬉しい。
王子のギターはMetal Blue Cross-T。

そして再びギターをFANTASIAに持ち替えて
“Shining Run〜輝く道に向かって〜”
ん?いつもこの曲ってこのギターだったっけ?。
過去のレポをひっくり返して見てみたけれど、そうではなかった。
でもドットイメージを多用したこの曲に
キラキラ光るFANTASIAはよく映えるかも。

ドットイメージと言えば、この曲のAメロ部分の始まり
つまり♪生〜きてみろ〜…や♪何のために生きる〜…のところで
白色のドットイメージが雪みたいに上の方から降りてくる演出が
とっても印象的で、この部分になるとついつい上を見てしまう。

後奏ではオレンジ色に輝くドットイメージに囲まれてのギターソロ。
これもおそらく気のせいだろうけど、今日のギターソロは
なんだかいつもよりもちょっと短く感じた(・o・)。

王子のギターはどんどん変わる(^^;。
Randy Rhoads V GIRAGIRAで“AGES”
毎回書いているような気がするけれど、この曲ってホントにカッコイイ。
ライブでのアレンジも作られた当初と殆ど変わってないってのもスゴイと思う。
きっと本人達の中での完成度も高いってことなんだろうねぇ。

本編もいよいよ大詰め。
王子のギター、今度はブルーのポール・リード・スミス(つまりいつもの)。
“この愛を捧げて”
この曲のイントロの出だしの、チョーキングもツボなのだ。
ボーッとしてると見逃し(聴き逃し)ちゃうんだけどね(^^;ゞ。

“Moonlight Fairy”といい、この曲といい
今日はバラードにおける王子の熱唱ぶりが凄い。
♪い〜の〜り〜続け〜よう…のところだったか、
右肩に物凄く力を入れて歌ってて、
なんだかミュージカルでも観ているようだった。

今更気付いたのか、それとも最近そのようにしているのか定かではないが
エンディングでただすけくんがピアノを奏でているときに
幸ちゃんもアコギをポロンポロンと弾いている。
今日はこれがとっても心地良く耳に残った。

本編ラストは“Final Wars!”
イントロが始まる前、ステージが暗転している中
ただすけくんのキーボードだけが鳴っている。
王子はギターをFlying SEVENに持ち替え、
グリーンのビームランプだけが小さくステージ上で光っている。

CDと同じ、あのシャーーーっという音が流れて、ステージ上が真っ赤っカに!。

拳を振り上げてノリつつも、
あー、今日のライブも終わっていくんだなぁと一抹の寂しさ。

曲が終わると、壮大なアレンジの“Final Wars!”のSEが流れ
3人、それぞれの位置で挨拶して、ステージ下手へ消えていった。




《TO BE CONTINUED...アンコールへ続く》 

nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 2

えの

鎖骨と鎖骨の間?ピックが直撃とか?
昨日は2F10列で、照明が綺麗に見えましたー。
by えの (2013-06-06 11:56) 

梅屋千年堂

>えのさん
さすがです、その通りです。
幸ちゃんのピックが鎖骨と鎖骨の間の窪んだとこに直撃しました。
でも、今回はバッグの中には入らずに、跳ね返って前席に飛んで行きました(^^;。
不意打ちだったんで結構痛かったっす〜(x。x)。

えのさんは、昨日は「神様の席」だったんですね(^_^)。

by 梅屋千年堂 (2013-06-06 12:03) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0