はじまりは国芳

休刊モード続行中なれど、横浜美術館で開催中の
『はじまりは国芳　江戸スピリットのゆくえ』という展覧会に
行ってきたのでその話。

今年の1月に、森アーツセンターギャラリーで『歌川国芳展』を観て以来
すっかり国芳ファンになってしまった。
その国芳が横浜美術館にやってきたとあっては、
これは行かないわけにはいかないのである。

しかも前期と後期で殆どの作品が入れ替わり、今日（5日）が前期の最終日。
風邪っぴきで熱っぽいし、どうしようかと迷ったけど
なんとなーくダイジョブそうな気もしたので、出掛けていった。

実のところ、再来週の水曜日に
また『夜の美術館でアートクルーズ』に参加して
後期展示はそこで観ることになっているので、
詳しいことはまたその時にでも書こうと思っているけど
この展覧会は、江戸末期の絵師・歌川国芳の造形性がどのように後進に受け継がれ、
明治・大正時代に至るまで、いかなる展開を見せていったのかを
作品を観ながら辿って行こうという主旨のもの。
こんな感じで、系譜を辿る展覧会は分かりやすくてイイなと思う。

国芳の作品は、『歌川国芳展』で観たものが多かったけれど
やっぱり国芳はいいなぁ！。
なんと言っても人物が着ている着物の柄が素敵だし、ユーモアのセンスも抜群。
展示作品の中でも一際図抜けている。
あとは鏑木清方の美人画も美しかったな〜。
今まであまりちゃんと観たことがなかったけど、結構好きかも鏑木清方。

国芳以外で、印象に残った作品を羅列するならば…
・月岡芳年『松竹梅湯嶋掛額』
・鏑木清方『暮雲低迷』
・鏑木清方『遊女』
・川瀬巴水『木場の夕暮』
・ポール・ジャクレー『清馨さん』
・石渡江逸『横浜万国橋』
など…。


なにしろ展示作品の点数が多くて、
ひとつひとつじっくり観ていくとかなーり疲れる…。

そんな時は…

美術館併設のカフェ小倉山で一休み♪（*^^*）。
カフェの中もそれっぽい雰囲気に。



なんでも週末はこの屋台でおでん膳やおにぎり膳、
おまんじゅうなどを販売しているらしい。

今日はド平日なので、
企画展限定メニューの『ぜんざいのアフォガード（お煎茶付き）』を。

あったかいぜんざいと、つめたい抹茶アイスの組み合わせが絶妙。
美味であった〜（￣▽￣）。

そして今日もなんとなく買ってしまったお土産類。

横浜を描いた石渡江逸のポストカードと、
国芳の金魚づくしのはがきサイズのクリアファイル。
ちなみに奥の方にあるのは、『歌川国芳展』で買った
「相馬の古内裏」のチケットホルダー。
今回これにチケットを入れて行ったのは言うまでもナイ。




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《オマケ其の一》
FNS歌謡祭…アルフィーが出てくるまでに待ちくたびれた（-_-;。
歌うのは1曲だけで、どーせ（どーせ言うな！笑）“星ディス”なんだろうと思ったら
その後王子が堂本ブラザーズバンドで、
3人がLOVE PSYCHEDELICOのコーラス（？）で出てきたので
まぁ…思っていたよりは良かった…かな（^o^;。
王子、ツアーの髪型で出ればいいのになぁ…。

《オマケ其の二》
今日武道館のチケットが届いたのだが
24日が2階のW列（後ろから2列目）…_|￣|◯。
こりゃ王子に「上の方のみんな〜！」と構ってもらって
ウルトラマンには巨大化してもらわないといかんな（笑）。

コメント 10

アタシも歌謡祭待ちくたびれました。（笑）
そのあと出たことに安心して
最後までちゃんとみてなかった…
あとで録画したのを見ます。
by Elizabeth (2012-12-06 20:42) 

＞Elizabethさん
ああいう番組は、すぐには出てこないだろうと分かっていても
「まだぁ〜？（-_-;」と思ってしまいますよね。
アタシも“星ディス”が終わった後は油断しきって寝てしまいました（^^;。
その後録画したのを一応早送りで観て「おぉっ？！」となったという…。

長時間の番組でも、とりあえずHDDに全部録画して
後からいくらでも編集できる…便利な時代になったもんです。

by 梅屋千年堂 (2012-12-06 22:18) 

休刊中だろうけど・・・と思いながら来ちゃいました！
あまり休刊中ではなかったですね～お疲れ様です。

江戸スピリッツ・・・興味津々の江戸です。
歴史的には鎖国とかの長い長い時代ではありますが、文化などはとても興味深い時代ですよね。
いろいろな江戸文化の研究をされている方々もずいぶんいらっしゃるし・・
さすがに梅ちゃんは美術に詳しいだけあり、関心のいくところが私なんかとはぜんぜん違います。
読ませてもらえてよかった！ありがとうございます。


歌謡祭・・・きっと9時はすぎるかな？と・・予想して8時半頃に録画開始しました！
予想通り♪☆ディスだったのですね～
堂本ブラザーズバンドは生で拝見！
やっぱり選曲はこちらサイドからは決められないのかな？
ALFEEはこれしかないの？って思われるのがいやかな！

その前の日の【火謡曲】に坂崎さんご出演は私は把握してなく、偶然出したら映ってた！って感じで・・ギター持って坂崎さん・・何か歌う？と思ったけど持ったまま一時間過ぎちゃった！
でもALFEEの懐かしいバックバンドの映像はよかったですね～

梅ちゃん、ちゃんと休んでね！
by 絵夢 (2012-12-10 10:30) 

＞絵夢さん
休刊してさぞ年賀状製作が捗ったかと思いきや
実は風邪をこじらせて、仕事から帰宅したらバタンQと寝込む毎日です。
仕事が休めず、1日中乾燥しきった職場にいるので
治るものも治らないという始末です（-_-;。

>>予想通り♪☆ディス
こういう番組でアルフィーが“星ディス”を歌うのを観るたびに
アタシも「またかよ〜」と思っていましたが
でもよくよく考えればこれがアルフィーの名刺代わりなわけで
これがあるからこそ、ファン以外の人も「おっ、アルフィーだ」と
耳を傾けてくれるのかも知れない、などと最近は思うようにもなりました。
翌日、職場で「FNSにアルフィー出てましたね！すごく良かったですよ！」
と同僚の一人が言ってくれたことが嬉しかったです。

小田さんのライブで“ラブストーリー〜”や“Yes-No”が、
BON JOVIのライブで“Livin' On A Prayer”や“It's My Life”が
異様に盛り上がるのと同じように
アルフィーでも“星ディス”で、今よりもっともっと
大いに盛り上がっていーんじゃないかと。

“火曜曲”は、王子の服装を観て、
思わず「この頃から豹柄だよ…（^^;」と呟いてしまったアタシです（笑）。

by 梅屋千年堂 (2012-12-10 21:21) 

そうですか！風邪ですか＞＜；
私の知り合いに11月にひいた風邪が今だにすっきりしない人がいたりします
そちらは中も外も乾燥に悩まされますね！
梅ちゃんは病院へは行かない派？かなって思ったりしますが・・・
仕事休めないのは辛いですね～帰ったら栄養摂って温かくしてさっと寝る！
そして首にはタオルかてぬぐい巻いてね！
お大事に！といっても仕事休めなかったら無理しちゃいますね。。
熱はどうですか？

名刺代わり・・・そうなんですけどね！（＾＾；
ほんとにお大事になさってください。
by 絵夢 (2012-12-12 02:28) 

＞絵夢さん
お気遣いありがとうございます。
一旦本格的な風邪をひくと2週間はスッキリしないという
魔のスパイラルに突入してしまいましたが
その2週間も間もなく終わろうとしています。

>>梅ちゃんは病院へは行かない派？かな
いえ、どちらかというと「すぐ病院行っちゃう派」です（笑）。
こう見えて心配性の小心者なものですから（？？？）。
ただ今回は水曜日の夜から症状が悪化、翌木曜日は行きつけの内科が休診。
1日寝てたけど治らず…金曜日から5日間仕事…。
もし今日もダメだったら病院行こうと思ってましたが
熱も下がって、なんとなく回復の目途が経ってきたので
結局病院へは行かずじまいでした。

仕事も、突発で休むと周りに迷惑がかかるし
なんか風邪ごときで簡単に休みたくないなぁってのがあるんですよね。
そういうの一度やるとクセになりそうですし（弱い人間なもんで^^;ゞ）
それになんと言っても貴重な有休を風邪ごときで使いたくない！
コレが一番の理由だったりして（^o^;。

ま、ライブのない今の時期で良かったですよ（笑）。
（…だから気が抜けて風邪ひいたのか？！）。

by 梅屋千年堂 (2012-12-12 23:00) 

先日のボストン美術館展以降ほぼノーマークだった若沖、蕭白などに興味が向くようになりました。書店に行くといろいろな本が出ているのですが、最近出た「小学館日本美術全集」に心ひかれてしまい「自分の欲しい巻だけ買えばいいや」と思って初回の「法隆寺と奈良の寺院」を買ったのですが二回目は「若沖、応挙」…。
見応えがあるのですが書店から持ち帰るのにも持ち応えタップリでした。


一般的に「THE ALFEE」というと「星空のディスタンス」なのですね。何となく自分のイメージでは一般には「メリーアン」と思っているのですが。

テレビで3人が歌うのは年に数回しか無くて見ている時間からするとライブの方が格段に多いので、どうもテレビでの3人が並んだ距離感が窮屈に感じる私です。

FNSの最後に小倉さんがコメントしているときに後ろに3人がチラチラと映っていたのですが「桜井さん首を回して小ネタしてくれないかな」などと考えたりして…。
by きゅう (2012-12-14 14:32) 

＞きゅうさん
小学館日本美術全集！買ったですかっ！（＠o＠）。
実は美術検定の後に配られたチラシの中に、そのチラシもありまして
「ほ、欲すぃ！！！」と思ったのですが
¥15,750×20巻=¥315,000という計算をして倒れました_|￣|◯。
自分の欲しい巻だけ…確かにそれでもいいと思いますが
でも…結構どれも欲しくないですか？（笑）。
きっと値段相応の、それはそれは美しい豪華本なのでしょうねぇ（遠い目）。

>>3人が並んだ距離感が窮屈
確かに「間隔せまっ」って思いますね。
来年は結成40周年ってことで、テレビ露出が多くなるといいなぁと
思っている今日この頃です。

ホールツアーファイナルの長良川、そろそろ終わった頃でしょうか。
今年も暮れて行きますね。

by 梅屋千年堂 (2012-12-14 21:52) 

新聞広告で見たときに「これは！」と心に刺さった「法隆寺と奈良の寺院」ですが「全巻揃えるといくら」までは考えていませんでした。
（きっと揃えることはない気がします）
欲しい分だけ買って残りは「♪宝くじでも当たれば♪」です（「宝くじを落とす」ではないです）。
中の写真は新しく撮り直しているので仏像の後ろ側などいつもの飛鳥園とは違う写真なので良いですよ（悪魔のささやき）。
by きゅう (2012-12-15 02:03) 

＞きゅうさん
欲しい分だけ…と言っても「法隆寺と奈良の寺院」「若冲・応挙」
「宗達・光琳」「黄金とわび」「東大寺と正倉院」「運慶・快慶」
「王朝絵巻」「狩野派と遊楽図」「浮世絵」「水墨画とやまと絵」
「密教寺院から平等院」「日本美術創世記」「現在・未来」
…これだけ欲しいんですが（^o^;。
13冊…にじゅうまんよんせんななひゃくごじゅうえん…。ムリ。
よく考えたらそれを収納する場所もありません（笑）。

早々の長良川レポもありがとうございました。
あまりの速攻力作レポなので、また明日じっくり読ませていただいて
コメントレスさせていただきますね。

by 梅屋千年堂 (2012-12-15 02:36)