美術検定2012@明治学院大学 [OTHERS]
終わったーっ。
何ひとつ勉強らしい勉強ができないまま当日を迎えてしまった今年の美術検定。
去年の2級だってまぐれで合格しちゃったのに、
それよりもはるかに難しい1級になど、
ちゃんと勉強したとしても受かるわけがない。
こんな状態で受験して、有り得ないくらい低い得点取って
「おまえなめとんのか」という声がどこからか聞こえてきそうな気すらする。
しかしまぁ、受験料¥9,500はとっくに振り込んじゃったし、
受験しないで無駄になるよりは、受験して無駄になる方がマシではないかと。
もう今年はお試し受験!。
そう決め込んで、いざ試験会場へ。
今年の試験会場は去年に引き続き明治学院大学白金キャンパスヽ(^。^)丿。
今まで2年連続で同じ大学が会場になったことはなかったので
今年は違う大学だろうと思っていたから、なんだかちょっと嬉しい。
アタシが試験を受けるのは、本館北ウィング1254教室。
だがしかし、すぐに教室には入らずにキャンパス内を軽く散策…と余裕をかます。
(実際は「余裕」と言うよりも「諦め」^o^;)。
ヘボンさん。
なんか羨ましいなぁ…いかにも大学のキャンパスって感じで。
去年はこんなに奥の方まで来なかったので、この建物は見なかったな。
パレットゾーン白金という建物で、
体育館かと思いきや「学生のための生活と文化ゾーン」なのだそうだ。
こんな感じでちょいとふらふらして、14時前に教室内へ。
試験開始15分前から試験監督による説明が始まり、14:30にスタート!。
試験時間は90分。
1級の試験は10問の穴埋め問題と、1問の記述問題で構成されている。
穴埋めは1問につき5つの穴があって、こちらはマークシート形式なので、
例え答えが全く分からなくても、
ぶっちゃけテキトーにマークすればなんとかなる。
そんなテキトーな回答が意外に合っていたりすることもないではない。
問題は記述問題だ。
あるテーマに基づいて、800〜1000字の小論文を書かなければならない。
せめて得意分野に関する問題が出てくれれば、白紙回答は免れるが、
苦手なものやあんまりよく知らないことに関するものだったらお手上げである。
試験開始と同時に、取り敢えず記述問題の内容チェック!。
記述問題は問題用紙と解答用紙が一体になっていて
手元に残らないのでハッキリとは憶えていないのだけど…
1つめのテーマは、
「あなたはとある公立美術館で開催されるモネの回顧展に関する
コラムを書くことになりました。
モネの作品と、他の画家の作品を関連づけ、
なおかつ以下に挙げるキーワードを2つ以上使って
800字程度のコラムを書きなさい」
というようなもの。
2つめのテーマは
「あなたは高校の教師です。
関西を中心とした抽象美術のグループ《具体》の展覧会に
生徒達を引率したところ好評だったので、
それをテーマにした50分の授業を2回に渡って行うことにしました。
どんな授業が考えられますか?。1000字程度で考えなさい」
というようなもの。
これらのどちらかを選んで、小論文(コラム)を書くというものだった。
ぎぇぇ〜〜〜…どっちもムリ!!!( ̄口 ̄;)。
冷や汗タラタラたらしながら、とにかく穴埋め問題を30分で終わらせて
残り1時間を記述問題に充てる。
(おそらく殆どの人がそういうペース配分と思われる)。
まずはどっちのテーマを選ぶか考える。
モネかぁ〜…。
超有名画家だから作品もいろいろ知ってはいるけど
元々印象派ってあんまり好きじゃないから造詣ないんだよなぁ…(^^;。
しかも、スーラかカンディンスキーかダン・フレイブンの作品と
関連づけて…って難しいよぉ〜(T^T)。
かと言って《具体》なんてもっとワカラン。
そういや割と最近、国立新美術館で《具体》の展覧会やってたよなぁ。
『エルミタージュ美術館展』とかぶってたんだよ〜。
ついでに観ておけばよかった…。とか言っても後の祭り。
結局《具体》の方じゃ何にも書けないという結論に達し《モネ》の方を選択。
コラムだったら個人的な意見を書いてもいいわけだし。
(そーゆーの、このブログでしょっちゅうやってるし笑)。
しかし、いざ書こうと思っても何も出てこない(・_・:)。
ううううう〜〜〜〜(汗)
苦し紛れで、メモ用に配布されたA4用紙に
モネについて思いつくことを片っ端から書いてみる。
そうすると不思議なモノで、徐々にアイデア(?)が浮かんできて
ハッタリかましまくってテキトーなこと書いてるうちに
800字の回答用紙がほぼ埋まった。
やればできるじゃないかアタシ(…内容はともかく^^;)。
書き終わったところで時計を見ると、残り10分弱。
穴埋め問題の見直しをして試験終了。
いやー…
当たり前だけど、過去に受験した美術検定の中で一番疲れた(x。x)。
4級と3級併願して、丸一日試験漬けだった時よりも数倍消耗した_| ̄|◯。
ま、当然不合格だろうけど、やるだけのことはやった…ということにしておこう。
あ、そうそう。今年はちゃんと筆記用具忘れず持参したよ(^^;ゞ。
--------------------------------------------------------
というわけで、最後は『雨の明治学院』。
こんな天気では、どうせ普通に撮っても綺麗に色が出ないんで、
トイカメラモード炸裂。
インブリー館。
試験を終えて家路に向かう人々。
記念館の前に咲いていたコスモス。
記念館。
記念館の前に咲いていたバラの花。
チャペル。
今日1日、頭の中で流れていたのは“悲しみが消える時”だった。
何ひとつ勉強らしい勉強ができないまま当日を迎えてしまった今年の美術検定。
去年の2級だってまぐれで合格しちゃったのに、
それよりもはるかに難しい1級になど、
ちゃんと勉強したとしても受かるわけがない。
こんな状態で受験して、有り得ないくらい低い得点取って
「おまえなめとんのか」という声がどこからか聞こえてきそうな気すらする。
しかしまぁ、受験料¥9,500はとっくに振り込んじゃったし、
受験しないで無駄になるよりは、受験して無駄になる方がマシではないかと。
もう今年はお試し受験!。
そう決め込んで、いざ試験会場へ。
今年の試験会場は去年に引き続き明治学院大学白金キャンパスヽ(^。^)丿。
今まで2年連続で同じ大学が会場になったことはなかったので
今年は違う大学だろうと思っていたから、なんだかちょっと嬉しい。
アタシが試験を受けるのは、本館北ウィング1254教室。
だがしかし、すぐに教室には入らずにキャンパス内を軽く散策…と余裕をかます。
(実際は「余裕」と言うよりも「諦め」^o^;)。
ヘボンさん。
なんか羨ましいなぁ…いかにも大学のキャンパスって感じで。
去年はこんなに奥の方まで来なかったので、この建物は見なかったな。
パレットゾーン白金という建物で、
体育館かと思いきや「学生のための生活と文化ゾーン」なのだそうだ。
こんな感じでちょいとふらふらして、14時前に教室内へ。
試験開始15分前から試験監督による説明が始まり、14:30にスタート!。
試験時間は90分。
1級の試験は10問の穴埋め問題と、1問の記述問題で構成されている。
穴埋めは1問につき5つの穴があって、こちらはマークシート形式なので、
例え答えが全く分からなくても、
ぶっちゃけテキトーにマークすればなんとかなる。
そんなテキトーな回答が意外に合っていたりすることもないではない。
問題は記述問題だ。
あるテーマに基づいて、800〜1000字の小論文を書かなければならない。
せめて得意分野に関する問題が出てくれれば、白紙回答は免れるが、
苦手なものやあんまりよく知らないことに関するものだったらお手上げである。
試験開始と同時に、取り敢えず記述問題の内容チェック!。
記述問題は問題用紙と解答用紙が一体になっていて
手元に残らないのでハッキリとは憶えていないのだけど…
1つめのテーマは、
「あなたはとある公立美術館で開催されるモネの回顧展に関する
コラムを書くことになりました。
モネの作品と、他の画家の作品を関連づけ、
なおかつ以下に挙げるキーワードを2つ以上使って
800字程度のコラムを書きなさい」
というようなもの。
2つめのテーマは
「あなたは高校の教師です。
関西を中心とした抽象美術のグループ《具体》の展覧会に
生徒達を引率したところ好評だったので、
それをテーマにした50分の授業を2回に渡って行うことにしました。
どんな授業が考えられますか?。1000字程度で考えなさい」
というようなもの。
これらのどちらかを選んで、小論文(コラム)を書くというものだった。
ぎぇぇ〜〜〜…どっちもムリ!!!( ̄口 ̄;)。
冷や汗タラタラたらしながら、とにかく穴埋め問題を30分で終わらせて
残り1時間を記述問題に充てる。
(おそらく殆どの人がそういうペース配分と思われる)。
まずはどっちのテーマを選ぶか考える。
モネかぁ〜…。
超有名画家だから作品もいろいろ知ってはいるけど
元々印象派ってあんまり好きじゃないから造詣ないんだよなぁ…(^^;。
しかも、スーラかカンディンスキーかダン・フレイブンの作品と
関連づけて…って難しいよぉ〜(T^T)。
かと言って《具体》なんてもっとワカラン。
そういや割と最近、国立新美術館で《具体》の展覧会やってたよなぁ。
『エルミタージュ美術館展』とかぶってたんだよ〜。
ついでに観ておけばよかった…。とか言っても後の祭り。
結局《具体》の方じゃ何にも書けないという結論に達し《モネ》の方を選択。
コラムだったら個人的な意見を書いてもいいわけだし。
(そーゆーの、このブログでしょっちゅうやってるし笑)。
しかし、いざ書こうと思っても何も出てこない(・_・:)。
ううううう〜〜〜〜(汗)
苦し紛れで、メモ用に配布されたA4用紙に
モネについて思いつくことを片っ端から書いてみる。
そうすると不思議なモノで、徐々にアイデア(?)が浮かんできて
ハッタリかましまくってテキトーなこと書いてるうちに
800字の回答用紙がほぼ埋まった。
やればできるじゃないかアタシ(…内容はともかく^^;)。
書き終わったところで時計を見ると、残り10分弱。
穴埋め問題の見直しをして試験終了。
いやー…
当たり前だけど、過去に受験した美術検定の中で一番疲れた(x。x)。
4級と3級併願して、丸一日試験漬けだった時よりも数倍消耗した_| ̄|◯。
ま、当然不合格だろうけど、やるだけのことはやった…ということにしておこう。
あ、そうそう。今年はちゃんと筆記用具忘れず持参したよ(^^;ゞ。
--------------------------------------------------------
というわけで、最後は『雨の明治学院』。
こんな天気では、どうせ普通に撮っても綺麗に色が出ないんで、
トイカメラモード炸裂。
インブリー館。
試験を終えて家路に向かう人々。
記念館の前に咲いていたコスモス。
記念館。
記念館の前に咲いていたバラの花。
チャペル。
今日1日、頭の中で流れていたのは“悲しみが消える時”だった。
2012-11-11 23:12
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コメント(6)
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お疲れさまでした。
さすがに1級は難しいですね(というか問題の意味すら理解できていない自分ですが)。モネというと「睡蓮」と「白内障の話」しか浮かばない薄い知識の私ですが。
以前本屋さんで検定の3級の本を見たときに「これは深い」と思ったのですがそれ以上ですね。
吉報を待っています。
雨の写真キラキラして綺麗ですね(狙ったアングルの気がするのですが)。
先日「芸術の秋」ということで今年も正倉院展に行ってきたのですが、今年の目的は東大寺で販売されている仏像フィギュア(2010年の上野で販売されていたものです)と興福寺の阿修羅iPodTouchカバーを買うことでした。
(第3世代までしか使えないタイプですが第3世代をつかっているので)
で意気揚々と国宝館でファンクラブ会員証を出すと「期限切れてます」→はい、再入会しました(ショップだけなら関係ないのに)。
今でも販売中のCDには「真面目な仏像ソングです」とPOPがついていて笑ってしまいましたが。
東大寺のフィギュアは月光菩薩を買ったのですが、釈迦像も買えば良かった。
by きゅう (2012-11-12 01:40)
>きゅうさん
お疲れました(笑)。
>>3級の本を見たときに「これは深い」
そうなんです。深い上に広いんです。
そして2級まではクイズみたいな問題が多くて勉強していても楽しいのですが、
1級になるといきなり美術館の成り立ちや歴史・社会的役割・運営、
著作権やら、アートに関する時事問題やら、
小難しい問題が襲いかかってくるのです…。
そして、これらの知識が実際美術館に作品を鑑賞しに行って役立つのかというと
そうでもないような気が…(小声^^;)。
それはさておき、雨の明学、
こんな雨模様なので大した写真は撮れないだろうと思っていましたが
雨で地面が濡れているのと、夕方ちょっと薄暗くなって外灯が点いたりしたのとで
思ったよりイイ感じになりました。
ご指摘の通りアングルは狙いすぎるくらい狙ってます(笑)。
今年も正倉院展に行かれたのですね。
やはり今年もご多分に漏れず激混みだったのでしょうか。
今年もまた、時間に余裕があったら大阪城ファイナルのついでに
興福寺および東大寺に行きたいとは思っているのですが
阿修羅ファンクラブ…そっか、ではアタシも今度行ったら
「期限切れてます」って言われてしまうのかも知れませんね。心しておきます。
月光菩薩フィギュア、東大寺のサイトで見てきましたがなかなか素敵ですね。
しかもミュージアムに直接来館して購入すると1000円もお得とは!!!。
なんだか御利益ありそうです。
by 梅屋千年堂 (2012-11-12 02:10)
お疲れさまでした。
梅屋さんの記事で『美術検定』なるものがあるのを知った私などは、難易度はもちろんわからないのですが…
梅屋さんなら合格!!という気がします。
よいお報せがくるといいですね!
『雨の明治学院』もいいですねぇ。
おしゃれで「絵になる」大学ですね。
40年近く前、3人はギターを抱えて、楽しげに歩いていたんでしょうね。
楽しげな様子は今も変わらない、あの雰囲気なんだろうと勝手に想像してしまいます。
by ゆき (2012-11-12 03:13)
>ゆきさん
お疲れました(こればっか笑)。
いやー、こんなんで合格するほど1級は甘くないですよ〜。
さっき穴埋め問題の自己採点をしてみましたが、正解率は7割弱。
やはりここは全問正解するくらいの勢いでないと。
(記述問題の出来が出来だけに…^^;)。
アルフィーの3人が通っていた頃とは
学内の雰囲気も周辺の風景も随分変わっただろうと思いますが
ここを3人も歩いたんだろうなぁと思うと
なんだかちょっと感慨深かったです。
来年の試験会場も明学だといいなぁ(と、既に来年も受ける気^o^;)。
by 梅屋千年堂 (2012-11-12 03:44)
遅くなりました!
試験、お疲れさまでした。
何と言っても“1級”ですから、どんな試験でもそんなに軽々とは受からないのが常でしょうが・・・
でも!!今回の記述問題の小論文・・・梅ちゃんには幸いだったと心から思います。
だって知識はもちろんですが、表現力とか文章力のセンスはお世辞抜きに本当に素晴らしいと思っています。
きっと審査員さんの響くコラムに仕上がっていることでしょう~
朗報を待ってください!
だけど日々忙しい合間を縫っての勉強、お疲れさまでした。
そして・・・まさか今年も明学で試験があったとは想像してませんでした!
ますますラッキーでしたね~(^0^)
写真、見せていただきました!
なんか凄くいいですね~雨に濡れている道に花・・学び舎・・漏れているほのかな明かりがまたなんて素敵なんでしょう。
試験にこんな写真の提出もあればいいのになぁ~(^^;
by 絵夢 (2012-11-14 16:10)
>絵夢さん
今日正式に穴埋め問題の解答が公表されたので
答え合わせをしてみたのですが、正答率7割弱というよりも6割強…。
記述問題はいい加減なハッタリかましただけだし
やっぱダメだコリャ、ですな(^o^;。
年が明けたらちゃんと勉強します、ハイ。
来年の試験会場も明学だとやる気倍増するんだけどな(笑)。
by 梅屋千年堂 (2012-11-15 04:05)