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ボストン美術館 日本美術の至宝展【前期】 [EXHIBITION]

トーハクでなく、名古屋ボストン美術館にて。

3月20日から6月10日まで、東京国立博物館で開催されていた展覧会。
行こうかどうしようか迷っているうちに終了間近。
行ってきたという知人は「めちゃめちゃ混んでた(x。x)」と言うし、
自分自身もな〜んかバタバタと他の予定があったりで
会期中にはどうも行かれそうにない…。

あの大きな雲龍図だけは観ておきたい気がしていたのだけど…。

だがしかし、ちょっと待てよ?。
確かこの展覧会はいくつかの会場を巡回するのではなかったか?。
もしかしたらチャンスはあるかも?と思って
展覧会の公式サイトを見てみたら、

「名古屋ボストン美術館 前期6月23日(土)〜9月17日(月・祝)
            後期9月29日(土)〜12月9日(月)」

…と。
ちょうどTHE ALFEEの名古屋ファイナルで名古屋に行くときと
重なっているじゃないのヽ(^。^)丿。

当日(24日)は会期2日目、最初の日曜ってことで混んでいるだろうし
行くことが決まっているなら、前売り券を買っておいた方が良かろう。
コンビニで買えるとのことなので、仕事の帰りに買いに行った。

が…

どこでどう間違えてしまったのか
前期・後期1回ずつ入れるという《お得な前売りダブルチケット》を
買ってしまったのだった…_| ̄|◯。

ど〜すんのよ〜後期。
12月9日までじゃ、THE ALFEEの秋ツアーの名古屋公演はまだだろうし
このためだけにまた名古屋に来る?!?!。

まーそれはいずれ考えよう。


ということで当日6月24日。
10時ちょっと過ぎに名古屋ボストン美術館に到着。
なんだか行列が見えるんだけど(-_-;。
もしかして入場制限してるとか?!?!。
しょーがないなーと思いながら列の最後尾に。
そうしたら、アタシのすぐ前に並んでいた人が
THE ALFEE『Flowers』ツアーバッグを持っていた(^^;。

それはさておき、
なにゆえすぐに入場できなかったのか、その理由はよく分からなかったけど
しばらくしたら列が動き出して、その後はスムーズに入場。


この展覧会は、アメリカのボストン美術館が所有している
日本美術コレクションの、いわば里帰り展覧会。
美術検定の問題にもレギュラーで登場するアーネスト・フェノロサや
ウィリアム・ビゲローのコレクションが中心で、
日本にあれば国宝級という、貴重な作品が観られるというもの。

驚いたのは、その保存状態の良さ。
一番古いもので8世紀(奈良時代)の曼荼羅図。
その他12世紀(平安時代)や13世紀(鎌倉時代)のものなども
ビックリするくらい状態が良い。
異国の美術品を、こんなに大切に保管していてくれてありがとう
なーんて思わず感謝してしまったりして。

印象に残った作品は
・平治物語絵巻 三条殿夜討巻
・龍虎図屏風
・虎渓三笑図屏風

そして、なんと言ってもこの展覧会の目玉である、曽我蕭白の『雲龍図』。
18世紀に描かれた襖絵なんだけれども
そのタッチとかデザインがなんともモダン。というか、マンガっぽい。
ここに展示されている8面だけでも大迫力なのに
元々この襖のあった部屋全体を取り囲むように、
この龍が描かれていたのではないかと言われている。

なんというか、龍の顔がちっとも怖くなくて
狭い襖に押し込められて、
ちょっと困ってるように見えるとこがおもろい(^m^)。

この雲龍図があんまり気に入ってしまったと、旅の勢いも相まって、
ミュージアムショップでは雲龍グッズ買いまくり(笑)。
04_bostondragon.jpg

大判マルチクロスに、一筆箋に、ポチ袋に、メモパッド。
メモパッドは知人へのお土産なんだけれども、
な…なんだか予定外にいろいろ買っちゃったなぁみたいな(^o^;。



で、後期…どーすっかねぇ〜なんて思っていたら
THE ALFEEのツアーファイナル終演後、
秋ツアーのお知らせが貼り出されていて、
《10月19日(金) 愛知芸術劇場》となっ?!。
なぜか平日…これは…休みが取れるかも知れない( ̄ー ̄)。

というわけで、
後期もライブに絡めて観られる可能性濃厚になったのであった(ムフ)。
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コメント 4

きゅう

開催2日目の日曜なので超満員かと思いきやそうでもなかったようで時間を有効に使えてよかったですね。

トーハクで開催中にHPをみると「1時間待ち」表示がよく目についたので「名古屋はダイジョウブなのか?」と思ってるのですが、そんな私は8月に入ってから行く予定です(セット前売り買ってあるし)。

もしや秋ツアー名古屋(しかも芸劇)参加かも(?)ですか?
というかツアー後半の名古屋は…?
もし後半がなかったら恒例のラジオ番組が「ツアーファイナル」からタイトル変わるのか?(←そこかい)。
by きゅう (2012-06-29 02:03) 

梅屋千年堂

>きゅうさん
混雑覚悟で出掛けていきましたが、思ったよりも空間に余裕がありました。
ガラスケースに張り付かないと見られないような絵巻物も
割と自分のペースで鑑賞することが出来ました。

秋ツアー、初愛知芸劇参加となるかも知れません。
でもホント、12月の名古屋はどうなってしまうのでしょう???。
ラジオは「Tour中盤Radio」になってしまうのでしょうか。

by 梅屋千年堂 (2012-06-29 22:31) 

きゅう

コメントに書いていませんでしたが8月10日に行ってきました。
ちょうどオリンピックモード&早朝のなでしこ決勝で寝不足全開でしたが(オマケに大エルミタージュ付き)。

前後期に分けるので「ちょっとボリューム不足かな?」と思がっていたのですがそうでもなく結構じっくりみることが出来ました。

印象に残ったのは
虎渓三笑図屏風(老人がジェンカ踊っているみたい)
吉備大臣入唐絵巻(う〜続きが気になる)
雲龍図
です。

で売店に行くと後期に展示する作品もあるので「あれ?これはどんなんだっけ?」と紛らわしい…。

でも惜しむらくは名古屋では展示されていない仏像、装束類。この後福岡を経て来年の春の大阪ではこれらも展示するとか…その間どこに置いてあるんだ?

後期は11月に行く予定です。
by きゅう (2012-09-22 23:05) 

梅屋千年堂

>きゅうさん
名古屋の展示は前後期に別れている分、
ボリュームはやや少なめかも知れませんが、むしろ適量な気がします。
あんまり一度にたくさん見せられても疲れてしまうし
なかなか印象に残らないのですよね(^^;。

>>惜しむらくは名古屋では展示されていない仏像、装束類
大阪では展示するのですね。
でもほら!大阪の日程を見て下さい。
丁度アルフィーの春ツアーの真っ最中ですよ。
これは、ライブ遠征を絡めてボストン@大阪に行くしかないのでは?!。
(と、いろんなところで悪魔のササヤキ)。

by 梅屋千年堂 (2012-09-23 00:20) 

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