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THE ALFEE@市川《本編編》 [┣ '12 LIVE (THE ALFEE)]

THE ALFEE Neo Universe 2012 『Flowers』
市川市文化会館・本編の巻

6/23 22:56 UPしました。
       誤字脱字および手抜き感はご容赦を〜…ヘ( ;^^)ノ。
       それでは明日は名古屋へ行ってきまーす。
ネタバレ指数63

★★★コメント欄あたりにジャンプしたい方はコチラをクリック★★★

『Flowers』ツアー、ついに関東ファイナル。
昨日のヨコケンですっかり燃え尽きてしまった感があったが、
一晩寝たらすっかり復活。
今日は双眼鏡もしっかり持って準備万端。
(というか昨日の荷物に入ったままなので忘れようがない^o^;)

地元駅から京急線に乗って、都営浅草線に乗り入れて
浅草橋で総武線に乗り換え。17時30分過ぎに本八幡到着。

駅から会場に向かって歩き出した途端に
ポツ…ポツ…ポツポツポツ…ポツポツポツ…と
結構大粒の雨が降ってきた。
一応折りたたみの傘は持ってきていたけど、できれば差したくない。
ギリギリまでガマンしていたけど、どんどん雨足が強くなってきたし
会場までまだ距離があるので仕方なく開いた。

濡れた傘を足元に置いておくの、イヤだなぁ…と思っていたんだけど
会場に着いたらビニールの傘袋が設置されていた。
そうだ、この会館は傘袋があるんだった(ホッ)。
それはそうと、市川って雨天率高い気がする。

チケットをもぎってもらって、荷物チェックを受け
さて2階に行くかと思いながら、横目でグッズ売り場を見てみたら
なんだかとっても空いている。
今度の日曜は名古屋へ行くのに仕事を休むし、
名古屋ではお土産を買っている時間があるかどうかわからないから
ちょっとここで職場のみなさんに
《七色せんべいFlowers》でも買っておくかと、初日ぶりに購入。
(ちなみに七色せんべいは職場でとっても好評だった(^_^)v)。

で、今度こそ2階に上がって、トイレも済ませて座席に。
そう、今日は2階なのだ。
今日も2階、名古屋ファイナルも2階。もう2階しかないのだ。
…まぁ広島や大宮でオイシイ思いをしたからいいけどね(^^;ゞ。

本日の座席:2階7列30番台。
ほぼど真ん中。

いつものようにボーッとしながら
だんだん埋まって行く客席を眺めたり
楽器の調整を行っているローディのみなさんの
働きぶりを眺めているうちに18時半になって1ベル。

注意事項のアナウンスのあと、どこからともなく手拍子。
そしてその約5分後、場内暗転。
最初静かに始まったSEに、リズムがつくのと同時に
オーディエンスもそのリズムに合わせて手拍子を始める。

ぐるぐる回転するリングを表すドットイメージ。
それが三角のアーチになって、その下にメンバー登場。
並び順は?!

  桜井さん  幸ちゃん  王子

なんだ、いつもと同じか(笑)。
でも昨日のあの並び順がヨコケンスペシャルだったのならば
それはそれでちょっとウレシイ。

そういえば、始まった興奮のせいで
いつもチェックするのを忘れてしまうのだけど
王子はどのタイミングでスライドバーを填めているんだろう?。
気が付くと、既に指に填まっているのだけど
もしかしたら、登場の仁王立ち(笑)の時点で
既に指に填まっているんだろうか???。
名古屋では忘れずにチェックしなければ。
(多分すっかり忘れてると思うけど^o^;)。

そんなわけで今日も1曲目は“GET YOUR CHANCE”
衣装は3人とも昨日と同じ…だと思う。
王子の髪型も昨日と同じ。

Juliet“”では、間奏でぴょん!と
ステージ前方に飛びだしてくる王子がカッコイイ。
“冒険者たち”の1コーラス目直後の間奏もそうだけど
この感じ、好きなんだよなぁ。

“King's Boogie”は、今更ながら
♪Rock'n Roll! Rock'n Roll! I am just a KING!
のとこで、王子が右手の拳を挙げながらシャウトするとこが
めちゃめちゃカッコイイ。
そして、なんと言ってもその後の
♪もう 誰も 止められナァーーーーーイ!!!
のシャウト。

びわ湖の二日目だかで、この曲が“夢よ急げ”に変わったと知った時は
参加してないにもかかわらず「えーーーっ!!!( ̄口 ̄;)」
という感じだったんだけど、その後他の曲に変わることもなく
いやぁー、よかったよかった。

ちなみにド頭3曲での王子のギターはいつものESP Blue Flower V。
そこから同じくESP Alexi Laiho SCYTHEに持ち替える。

次の曲へ行く前に、幸ちゃんの挨拶。

幸「こんばんはーっ!!!
  さぁついに関東ファイナルでございます。
  いろいろと思い出深いツアーになったんじゃないかと思いますが、
  1階のみなさんはもちろん、2階のみなさん!…
  どなた様も悔いのないように、最後まで
  この目に、焼き付けて帰っていただきたいと思います!」

出るか?!市川スペシャル。
ワクワクしながらイントロを待つ。

♪スタタンタン! タタタ!…

“シンデレラは眠れない”
えぇ〜〜〜…(超小声)。
いや、いまの季節にぴったりな感じだし、いいんだけど
ここはやはり“ロンリーガール〜”とか“恋人になりたい”のような
疾走感のある曲が欲しかった…。
そういやツアーが始まった当初、ここは“初恋の嵐”だったなぁ。
いつの間にかやんなくなったけど(^^;。

5曲目は不動の“Boy”
いや、やはりびわ湖で“悲しみをぶっとばせ”だったことがあったか。
1回くらい“悲しみをぶっとばせ”を聴きたかったような気もするが
“Boy”のカッコよさは圧倒的なので、それはそれでいい。
特に、後奏の王子のギターソロ!。
出だしのチョーキングがこれまた一段とカッコイイ!!!。
てか、チョーキングで始まるギターソロっていいよね〜。

突っ走るように5曲演奏して、
ただすけくんのキーボードの音色に、王子の声がかぶさる。

♪も〜し〜も〜〜〜…

“A.D.1999-Millennium Version-”
王子のギターはJackson Randy Rhoads V GIRAGIRA。
(ロックばん携帯サイトによれば、それがこのギターの正しい?名称らしい)
そのギターを脇によけて、前のめりになって歌う王子。

♪ただひーーーとりーーーー…

の後、太郎さんのドラムが激しく打ち鳴らされて
イントロが始まった瞬間…出たっ!開脚ジャンプ!ヽ(^。^)丿。
そしてもちろん♪LOVE!LOVE!LOVE!でも3度開脚ジャンプ。
更に更にエンディングでももう一発開脚ジャンプ!ヽ(^。^)丿。
2階席からだと、どれくらいの高さでジャンプしているのかが
いまひとつよく分からないけれど
もうこの開脚ジャンプ大放出には滅法ヤラレた。

暗転したステージ上には、
Randy Rhoads Vを片手で高々と掲げる王子のシルエット。
大盛り上がりの余韻の中、幸ちゃんが話し始める。

幸「ハイありがとーございます、ありがとーございます。
  大盛り上がりの市川でございます。
  この春のツアーも3ヶ月前に始まりまして
  今日が関東ファイナルでございます。
  本当に3ヶ月間ありがとうございました。
  ありがとうございました(と、客席に手を振る)」

幸「ここまで来ると、
  もうどっかで観たって方も多いんじゃと思いますが
  今日がこのツアー初日って方いらっしゃいますかー?」
客「(^o^)/ハーイ」
幸「アーラ!!!、それはそれは。市川の方ですか?。
  (客席を飛び交う千葉の地名…笑)。
  あ、本八幡、津田沼…(その他もろもろ)…そーですか。
  今日が初日だって方はレギュラーがわからないと思いますが
  それはそれで、そういう方でも楽しめる演目になっておりますんで」

幸「今日がファイナルだって方も多いんじゃないですかね。
  今日がこのツアーのファイナルだって方ー?」
客「(^o^)/ハーイ」

普通に考えればそりゃそうだろうと思うけど、
結構な数の人が「今日がファイナル」だった。

幸「今日が生まれて初めてだって方はいらっしゃいますかー」
客「(^o^)/ハーイ」
幸「あっ、そこ。…そこにも。
  初めての方も遠慮しないで…って、遠慮してないですよね見た感じ(笑)
  初めての方は今日が出会いの日ですね。
  今日のこの日のことを忘れないように。
  結婚記念日は忘れても、今日の6月21日のことは
  忘れないようにしていただきたいと思います」

幸「さて、今回のツアー『Flowers』でございまして
  ここでは好きな花は何か、ということを訊こうと思ってたんですが
  今日こそ!、この方に訊いてみたいと思います。
  知ってる方は黙っててくださいね。
  それでは、盛大な拍手をもってお迎えください。桜井さーーーん!!!」

ステージ下手から桜井さん登場。
いつものように右・左・真ん中…の順番で挨拶をした後、
太郎さんの方をクルッと振り返る(^^;。

幸「今日こそ聴いてみたいと思います!。
  桜井さんの好きな…ハナ…シカ(噺家)は?」
桜「そーきたか。
  …そーだなー。やっぱり先代の林家三平さん」

ここで幸ちゃんに三平師匠が乗り移る。

幸「どーも…最近はもう大変!。
  隣の山田さん、お正月に交通事故起こして
  ぶつかった時の音が『ガンターーン!!!(元旦)』…
  元旦に、お坊さんが二人で和尚がツー(お正月)なんつって(^^ゞ。
  今年の冬は寒いってんで、電気猿股ってのを買ったんですよ。
  こう、ニクロム線がぐるぐる入ってて、
  故障してんの忘れて穿いちゃったら、バリバリバリなんて感電しちゃって
  こりゃショートパンツだ!なんつって(^^ゞ。
  …こーやったら(^^ゞ笑ってくださいよ。
  はい最近はうなぎ屋さんも大変。外人さんがやってきて
  『ハ〜イうなぎ屋さ〜ん、この料理は日本料理ですかぁ西洋料理ですかぁ』
  『お客さん、こりゃ養殖(洋食)だよ』なんちゃって。
  お嬢さんわかりませんか?。
  これはうなぎの養殖と和食洋食の洋食をかけてるんでございまして…。
  こっからこっちはあんまり笑ってないから、
  こっち中心にやりたいと思います。こっちからこっちはお休みー!。
  最近はダイエットも大変。
  病院行ったら先生が『アナタパン食にしなさい』なんて言われて
  『先生、パン食は食前ですか食後ですか』なんて聞いたりして。
  ここから面白くなりますからね。
  今年の夏は暑い暑いって言ってたら、
  ニワトリがゆで卵産んだって…アハーアハーアハー(^^ゞ」

な…長っっっ(^^;。

桜「このコーナーが一番生き生きしてるねー(笑)。
  でもさ、ここは『好きな花は何か』って聞くんじゃねぇのかよ。
  それともオレにケンカ売ってんのか?」
幸「そう。ケンカ1セット7万9千とんで30円!」
桜「今日はまたずいぶんたけぇじゃねーか。
  昨日の横浜より高いのはどーゆーわけだ?」
幸「昨日のカナケンで桜井さんが噛みまくりで
  グッズが全然売れなかったから値上げーっ!。
  値上げはしても消費税はあげない…元総理の麻生太郎です」

桜「横山弁護士やって」
幸「もぉーヤメテっ!」
桜「岡本太郎」
幸「ゲージュツは…爆発ダッ!!!。
  グラスの底に顔があってもいいじゃないか!」
桜「横浜弁護士!」
幸「もぉーヤメテっ!。爆発だっ!。
  象印の魔法瓶もできるぞ!。(自分の頭を押さえて)シューッ!。
  (髪型を直しながら)あっ、膨らませてきたのにっ。
  シュッシュッ!ポットのお湯がなくなった音。
  あっ、(髪型を直しながら)あっ、膨らませてきたのにっ。
  (ヘアメイクの)野原さんに怒られちゃう」
桜「オイ!。司会者がコワレるなっ!」
幸「オレは司会者じゃねぇ!、出演者だっ。
  司会者だったら、紹介したら帰っていいのか?。
  おバカベースの桜井さんでーすって紹介したら帰っていいのか」

桜「開き直ったな?、おチビちゃん」
幸「だってどうせ好きな花はとか訊いたって
  花より焼酎、花より団子、花よりダンボール
  段ボールは箱だ、箱崎幸之助ーなんつって
  ところで桜井さん、今回のパンフレットいいですね」
桜「いきなり来るか!」
幸「特に46ページ」
桜「46ページ?。じゃぁ…ちょっと見てみようか。
  (ステージ袖のスタッフに)パンフレット・シルブプレ〜」
幸「シルブプレ〜しもぶくれ〜」

手渡されたパンフレットを開く桜井さん。

桜「46ページ…数えられないからしるしがついてるね」
幸「付箋がね」
桜「おっ…、これかぁ。うん、いいねぇ。
  カラフルでガタイもいいし…って、バスだし!」
幸「バスだし爆発!(笑)」
桜「生麦生米ゆで卵!」
幸「桜井坂崎高見沢!」

桜「でもこのバスには乗れないな」
幸「そぉ?」
桜「乗れないでしょー。指差して笑われますよ」
幸「昔、よく笑われてただろ。すれ違いざまに♪メリア〜ン…とか」
桜「ありましたねー。首締めてやろうかと思いましたけど」

幸「それじゃバスを呼びましょう。高見沢さーーーん!!!」

ステージ上手から、衣装替えした王子登場。
ハンドマイクを持って、客席に挨拶しながら右から左へ移動。

高「こんばんは、バス見沢バス彦です。
  こちらの方はなかなかこうやって
  衣装を近くで見る機会がないでしょうから…。
  …こうやって衣装見せにくるのも、
  このツアーだけかも知れませんよ」

そして桜井さんの方に向き直り、段差を上がりながらコケそうになる王子。

桜「今のはボケじゃないですよ。
  …だってオレ達相当キテるもん。
  オレなんて、このへん(口の横)神経行ってないもん」

3人とも、なんだかんだ言って相当キテるようだ(^^;。

高「ここまで来ると、もうやることないだろ」
桜「やることないのはアナタでしょ。アナタがこれやらせてるんだから」

高「オレってさ、つくづく不器用だと思ったよ。
  この前、EXILEのアキラさんという方が堂本兄弟のゲストだったんだけど、
  EXILEでこーゆーの(縦一列に並んでぐるぐる)あるじゃないですか。
  あれを堂本兄弟のメンバーでやったんですよ。
  オレ前から2番目だったんだけど、
  一番前のアキラさんと同じに動いちゃって、
  もうみんなからタメ口で非難囂々!!(@o@)」
桜「そもそもおまえを2番目にしたのが間違いだろ」
高「年齢順だっていうから」
幸「で、そのフィンガー5のアキラくんはいくつなの?」
高「えっ?!…フィンガー5じゃないっ(笑)」
桜「古いなー」
高「…あれは多分カットされてますから」
客「えーーーーっ」
幸「そんなオイシイとこカットするわけないだろ」

幸ちゃんと同感。

幸「桜井、EXILE知らないだろ」
桜「知ってますよぉー!」
幸「何人だか知ってるか」
桜「知らない。たくさん」
幸「ホラ!知らないじゃん。…スイマセン、ワタシも知りません(^^;ゞ」
桜「多すぎるよな、バンドなんて3人で十分だ」
客「(拍手)」

まぁ、EXILEはバンドじゃないけど…(^^;。

幸「今日は関東ファイナルの市川ということですからね、
  これは市川では初めてやるかも知れませんね。
  というか、みんなもあんまり聴いたことがないかも知れません
  “Feeling Love”
客「おぉ〜!」

王子が持ってきたギターがTAKAMIY STRAT by TKだったので
もしかして“ふたりのGraduation”だったら嬉しいが…
と思っていたら“Feeling Love”だった。

ここは市川限定のスペシャルが出るのではないかと期待していたが
大阪でも演奏した“Feeling Love”。
一瞬「なんだぁ〜」と思ったけど、先日の大宮でちょこっと話が出たときに
そういえば久しぶりに生で聴きたいなぁと思っていた曲だったのでラッキー。

だがしかし、王子もさすがにちょっとノドにキテいるのか
こういう静かな歌ほど、ちょっとつらそうだったのが気になった。

嬉しかったのは、オリジナル通りの終わり方だったこと。
そう…

♪フィーリーンラッ ラッ ラッ…

っていう、あれ。
やはりこの曲はこの終わり方でないと。

座りコーナー2曲目は、これも不動の“Sister of The Rainbow”
途中双眼鏡で観ていたら、
♪遠い記憶の彼方に何かが待ってる〜 Wooー!
で、「Wooー!」のコーラスを付ける王子が
なにやらとっても気持ち良さそうに歌っているのが印象的だった。
いやー、この曲に限らず、♪Wooーはいいやね、♪Wooー!は。

そして、問題の(?)9曲目。
一応いつでも立てる準備はしておこう(笑)。

“Sister of The Rainbow”のエンディングを、ただすけくんが奏でる。
最後はマイナーコードで終わったけど、
“太陽は沈まない”とはちょっと違うような???。

♪デデッ テレッテッテー デデッ テッテテー

「おぉ〜〜…」というオーディエンスの低い歓声。
出た!市川スペシャル“うつろな瞳”
アレンジは、去年の春の、あのめちゃめちゃ格好いいバージョン。
またここで、あの
♪ウォウォウォウォウオー…
のコーラスが聴けるとはねぇ(感激)。

王子のギターが、再度登場のIron Crossってとこがまたシブい。


というわけで、安心して聴けた座りコーナーの後は王子のMC。

高「ハイどーもありがとー。
  “Feeling Love”、そして“Sister of The Rainbow”、
  そしてを“うつろな瞳”をお送りしました。
  …普段あまりやらない曲というのは
  ベース一つ一つの音が、アコギ一つ一つの音が、
  エレキギター一つ一つの音が、緊張感がありますねー。
  “うつろな瞳”は、若干今風のアレンジにしてあります。
  この曲は“生きよう”のカップリングにもなっています」

高「この“生きよう”も、お陰様で“メリーアン”から数えて
  シングル46作連続でトップ10入りすることができました。
  本当にどうもありがとうございました。
  どれも1位じゃないところがいいよね(笑)。
  まぁ何曲かはあるけど、この10位内をぐるぐる回っているのがいい。
  いつかまた1位になることもあるかも知れない。
  50作まであと4作ですからね。
  このあと4作のうちでできるといいなと思ってますけどね」

そーだねぇ。
もし本当にそんなことが起こったらステキだなぁ。

高「シングルといえば、いろんなことをやりました。
  “無言劇”ではキャンペーンなどもやりましたね。
  レコード屋さんに《今週のベスト10》みたいなのがあるでしょ、
  そこの、1位はおこがましい、有り得ないから
  2位か3位のところに(アルフィーのレコードを)置いてこようという。
  置いてくるだけ(笑)。
  そうすると誰か間違えて『これ売れてんのか』って
  買っていく人がいるかも知れないからっていうんでね。
  それで本当に買ってった人がいるんですよ!」
客「えぇ〜〜〜」
高「それを聴いてファンになったっていう方もいるんですよ。
  まぁ大した効果はなかったんですけどね」

高「それと“宛先のない手紙”。
  手紙ですから、切手みたいにジャケットの周りを
  ギザギザに切ったのを作ったんですよ。
  初回限定だから早く買わないとなくなっちゃうよー
  なんて叫んでいたんですが、いっつまでもありましたね。
  “メリーアン”が出てもまだありました。
  誰が持ってるんだって感じですけど
  持ってる方もいらっしゃるんですよね」

高「“Feeling love”はB面でした。
  “美しいシーズン”というシングルのB面だったんですけどねー。
  会社も音楽にはお金をかけてくれましたけど
  あの頃ジャケットは手ェ抜いてましたね。
  ジャケットの撮影っていうと、
  『何月何日代々木公園に集合!』っていうんですよ。
  …こないだも代々木公園じゃなかったか?。
  『こないだとは違う入り口から入ってください』って言われて(笑)。
  だから僕らのジャケットは代々木公園で撮ったものが結構多いですよ」

高「あとはカフェでもよく撮影しましたね。
  最初の『青春の記憶』も千駄ヶ谷のカフェでしたね。
  “宛先のない手紙”も確かどこかのカフェですね。
  営業中に撮るんですよ。貸切じゃないんですよ。
  『お会計560円です』とかやってる横で
  パシャ!パシャ!って撮ってるんだよ。
  他のお客さんはなんだと思ったでしょうね。
  …そんな中でポーズを取る難しさ!。
  でも大丈夫、誰も(アルフィーを)知らないから(笑)」

高「当時は周りからいろいろ言われましたね。
  3人で東京に出てきて、苦労して…みたいな歌を書けとか言われましたけど
  大体出てきてないですから!(笑)。元々いましたからね。
  3人とも次男坊で、そこそこ食うに困らない家で育ちましたしねぇ。
  親のスネ囓りまくりでしたけど」

高「ケンカするくらいじゃないとダメだとか言われたりね。
  ケンカなんてしたことないですから。
  桜井とプロレスしてて本気になっちゃったことはあるけど。
  あいつは大人げないですからねー」

ステージ左では、「あいつがおれにヘッドロックをかけたんだ」とばかりに
ジェスチャーで訴える桜井さん。

高「坂崎はギター弾いてるだけで止めないしな」

高「おまえらはハングリー精神がないってのもよく言われてました。
  そのハングリー精神ってのがよくわからなかったですね。
  いつも腹は減ってましたけど(笑)」
幸「よくメシ食ってたもんなぁ」
高「今でも食ってるけどな(^^;ゞ」


高「僕は子供の頃からたくさん本を読んできたので
  いろいろ言葉は知ってるつもりでした。
  でも文章だったらダラダラ書けばいいけど
  歌詞を書くのは本っ当に難しい!。
  小難しいことはよく知ってても
  簡単なことを伝える言葉が出てこない。
  それをメロディに載せるとなると本当に難しい!」

高「前にも話したけど、
  僕は子供の頃から『生きるってなんだろう』とか考えてて
  書学校の作文に『僕は二十歳まで生きられないと思います』って
  書いたことがあって。先生にすぐ呼び出されましたけどね。
  『おうちで何かあったの?』って。何もないですけどね」

高「大人の時間はあっと言う間だけど、子供の時間って膨大じゃないか。
  そういう膨大な時間の中で、7歳の時の、二十歳までの13年っていうのが、
  とてつもなく長く思えたんだよね。
  そういう可愛げのない子供だったので、
  今はできるだけ可愛くしようとしてますけど(笑)」

高「そうやって子供の頃考えていたことも
  年齢を重ねることでわかってきたりするけど、
  生きるっていうのは前に進んでいくこと、未来に向かっていくこと。
  つらいことがあっても、生きていれば
  いつかそれは美しい記憶に変わっていくんだ。
  それを都合のいい思い出って言うかも知れないけど、そういうもんだよ。
  どの場所でどのように生きていくのか、それは人それぞれ」

そんな話を展開したあと、
「みんなの心に…」というような曲紹介で、“生きよう”
王子のギターは、今日もFlying-A IV Tribal。
大宮のレポでも書いたけど、間奏に入ってすぐのフレーズを弾く
王子の指の動きがツボ。桜井さんのそれもしかり。
(あんなに嫌がっていた間奏が、いまではツボかよ…
 アタシもつくづく調子のいいヤツだ)。

今までは前半に登場することが多かった
エピフォンのMarcus Henderson Apparitionが
今日は“Eurasian Rhapsody”で登場。
うーん、今日のここは“罪人たちの舟”だと踏んでたんだけどなぁ。
しかしこの春ツアーでの“Eurasian Rhapsody”はめちゃめちゃカッコイイので
この際どっちでもいっか(笑)。
特に、終盤で太郎さんが
♪ドダダダ ドダダダ ドダダダ ドダダダ
と叩いているところに、王子のリフが入るとこなんざぁ
聴いててとっても気持ちがいい。

“春の嵐”では、いつものように
幸ちゃんのアコギのイントロの間に北斗七星が降りてきて、
王子のエレキにバトンタッチ!。
ところが…あらら、ミスタッチで変な音(^^;。

だけども、今日の“春の嵐”の後奏でのギターソロを聴きながら
アタシはつくづく王子が弾くギターの音が好きなんだなぁと再確認。
世の中にはもっともっとテクニックがあって巧いギタリストが
たくさんいるだろうけど、アタシはこの人のギターが好きなのだ。
たとえミスタッチがあっても(笑)、荒っぽい部分があっても(^^;、
好きなモノは好きなのだ。

歌でもギターでも、巧けりゃいいってもんではなく
そこにハートとか魂が感じられるところに惹かれるのかも知れん。

ちなみに、ここで使ったギターはESPのMV。
次の“幻夜祭”で、Flying A-IV(赤黒)にチェンジ。
“希望の橋”も同じギター。
どうでもいいが、アタシは“希望の橋”のサビでは手拍子派ではなく、拳派。
いやホントにどうでもいいことだけど(^^;ゞ。


ステージ上に一瞬の静寂が訪れて、
ただすけくんのパイプオルガン風のイントロから“永遠の詩”
王子のギターはFANTASIA。
今更だけど、この詩、フルコーラス(間奏付き)で聴きたかったなぁ。

♪かーーぜ のーーーな かでーーー…

の部分で、
メンバーの頭上をゆっくり回転していたリング状のドットイメージが
鳥の形に変化していくのだけれど、
2階の上の方からだと形が崩れてしまっているのが、ちょっと残念。
まぁどの角度から見ても同じように見えるなんてのは
土台無理な話なのは分かってはいるけれど。

本編ラストは“明日の鐘”
やはり間奏とエンディングの、王子のギターソロが変わった気がする。
今までよりもこっちの方が好きかも。
(単に新鮮に感じるからかも知れないけど)。
変わったと言っても、
♪タリラリタリラリタリラリタリラリ タ〜リラリラリラ タリラリラ〜…
のところはそのままなのが嬉しい(↑わかりづらくてスンマセン)。

だけどもこの後奏を聴いていると
「あー、もうすぐ本編が終わってしまう」と
ちょっとせつなくなるのであった。




《TO BE CONTINUED...アンコールへ続く》
こちらもおそらく名古屋ファイナル終了後になると思われます(^^;ゞ。 

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コメント 2

えの

市川では、最初に王子が投げたピックが隣のおばちゃんのもとへ、次のピックは隣の友人前の人のもとへ。「ちょっとずれただけだよね、私に投げてくれたんだよね。」と妄想していました。
明日は敦賀から名古屋入りです。
by えの (2012-06-23 23:34) 

梅屋千年堂

>えのさん
大宮に続き、市川でもステキな席だったのですねぇ〜。

>>「ちょっとずれただけだよね、私に投げてくれたんだよね。」
それを人は《都合のいい思い出》と呼ぶ?!(笑)。
それにしても惜しかったですねー。
次回はきっとゲットできることをお祈りいたします。
…アタシも欲しい(笑)。

by 梅屋千年堂 (2012-06-27 23:53) 

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