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THE ALFEE@横浜《本編編》 [┣ '12 LIVE (THE ALFEE)]

THE ALFEE Neo Universe 2012 『Flowers』
神奈川県民ホール・本編の巻

6/21 14:46 やっつけ感は否めませんが(^^;、完成版UPしました。
       ほんじゃ、市川行ってきます。
ネタバレ指数61

★★★コメント欄あたりにジャンプしたい方はコチラをクリック★★★

いよいよ今年の春ツアーも残り僅か。
ツアー全体では残り4本、アタシ的には残り3本。
今日はそのうちの1本。
地元・横浜、神奈川県民ホール。通称ヨコケン(笑)。

いつものように、自宅最寄り駅からバスで行こうと思って家を出たが、
バス停でバスを待っていて、あー向こうからバスが来たー
と思ったその瞬間、双眼鏡を忘れたことに気が付いた_| ̄|◯。

うーん、別になきゃないでもダイジョブだけど
前回の大宮でよくわからなかったギターのことで
確かめたい部分もあるしなぁ…。
仕方ない、取りに戻るか。

てなわけで、バスには乗れず…。次のバスは1時間後。
この蒸し暑さと強風の中、関内駅から県民ホールまで歩きたくなかったが
こうなっては致し方ない。
時々あまりの強風に吹き飛ばされそうになりながら県民ホールに到着。
いつものように6階で友人二人の到着を待つ。

18時過ぎ、友人ら到着。
2枚と1枚に分かれたチケットをじゃんけんで配分して、いざ座席へ。

本日の座席:1階24列40番台。
カナケンではホンットに、3階だったり(しかも立てない席だったり)
1階最後列だったり、立ち見だったりと
あまり席運に恵まれていないので、今日のは上出来(^^;。
ほどほどに全体が見渡せて、いいんでないかい?という感じ。

時間が時間だったので、
席に着いたらほどなくして、どこからともなく手拍子が始まった。
なんだかいつもよりも、この始まる前のテンションが高い気がする。

思ったよりも早いタイミングで、場内暗転。
荷物を座席に置いて立ち上がる。

いつものSE。
フワフワとドットイメージが浮遊するように円を描く。
それがやがて三角形のアーチ型になり、
その下にメンバーの姿が現れる。

あれ???

なんかすごい違和感(・_・;)。
一瞬何が起こったのかわからなかったが
冷静になってステージの3人を観てみると、並び順が

  王子  桜井さん  幸ちゃん

なにこれ(^^;。
とりあえず、いつもと違う展開に盛り上がる客席。
そしてその並び順から、いつものポジションに移動しようとする3人。
桜井さんと王子がぶつかる(おそらくわざと^^;)。
そんな二人の後ろで右往左往する幸ちゃん(笑)。

いいのだろうか、カッコイイはずのオープニングで笑いを取っても…(^^;。

でも面白かったから、明日の市川でもやって欲しいな。
今日とまた違うパターンで、
  幸ちゃん  王子  桜井さん
みたいな並びで。

そんな流れから、3人ローディから楽器を受け取って1曲目。
“GET YOUR CHANCE”
3人の衣装は、多分先日の大宮と同じ。
ヨコケンは静電気会館ではないと思うのだけど
王子の髪型は、例のトップとサイドの髪を後頭部でまとめたヤツ。
遠目に見て、おろした部分はストレートか?!と思ったが
いつものユルウェーブだった。

2曲目は“Juliet”
実はなんだか最近この曲のノリについていけないアタシ。
サビの手拍子がオモテ打ちなのと、
♪I want you, I love Juliet~の振付(?)がどうも苦手で(^^;。
曲自体は楽しいのでとっても大好きなんだけどもね。
幸ちゃんの♪Woo~!の首振りなんか、もうたまらんし。

“King's Boogie”
今日の王子はキテるかも!。
♪もう 誰も 止められナーーーーイ!!!
のシャウトでそう感じた。

ちなみに、ここまで王子のギターは
ESP Blue Flower Vと、いつも通り。

幸ちゃんが挨拶をしている間に、ギターチェンジ。

幸「こんばんはーっ!。
  さぁ、残り少なくなってまいりました。
  1階のみなさんはもちろん、2階のみなさん!、
  そして!3階のみなさん!。最後までよろしくー!」

♪ダダダダ・ダダーダ!
 I wanna be you~r loーver! こーいーびとになりたーい!

始まったのは“恋人になりたい”
大宮で聴いた時に、
イントロが何かビートルズの曲だったような…
と思っていたんだけど、わかった。“バースデイ”だ。
ホントに一瞬だけど、このアレンジ、好きだ。

“Boy”
今日あたりここも違う曲が来るか?と期待したけど、“Boy”。
いや、カッコ良くて好きだから全然いいんだけど。

この曲で使っていたのが、「双眼鏡で確認したかったギター」。
エピフォンの、エクスプローラ型のギター。
大宮の後、いろいろ調べて《Marcus Henderson Apparition》という
ギターかも?というところまで辿り着いた。
もしこのギターならば、ネックに鎌のインレイが入っているハズ…。
曲の途中(拳を挙げなくてもいい部分)で、すかさず双眼鏡で確認。
…鎌、あった!。
というわけで、このギターは《Marcus Henderson Apparition》。

そのギターを、Randy Rhoads V GIRAGIRAに持ち替えて
前半のヤマ場“A.D.1999-Millennium Version-”

♪も~し~も~…

と歌いながら、ステージ前方に歩み出てくる王子に
オーディエンスの歓声。
今日も、♪Love! Love! Love!のシャウトで
小さく3回開脚ジャンプ。かっちょえぇ~~~(*^^*)。
もうあと2回しか、このジャンプを観られないのかと思うと残念。

この曲をライブで聴いて、そして一緒に歌っていると
高校時代のことをよく思い出すのだけど
(当時組んでたバンドでコピーしてたもんで^^;ゞ)
今日もなんだかその頃のことを思い出して
どういうわけか、とっても楽しい気分になっていた。


ここで、毎度お馴染み・幸ちゃんのMC。
ちなみにここで幸ちゃんが抱えているのは12弦。
…てことは、MCの後の曲は12弦を使う曲か。
なんだろう…。

幸「ハイ、ありがとーございます。ありがとーございます。
  今日は台風一過。横浜にやってまいりました。
  ツアーも残り少なくなってまいりました。
  あとは市川と名古屋だけですからね。
  …それじゃここはみなさん、どうぞお座りいただいて…」

幸「昨日はものすごいお天気でしたけど、今はどーなんですか?。
  僕が来たときはまた風が結構吹いてましたけど。
  今は落ち着きましたか?」
客「(シーーーーン)」
幸「あ、まだダメですね(笑)。
  今日は湿気が多いですよね。
  ここの楽屋は結構湿気が多いんですよ。
  なんでかって言うと、楽屋の中にシャワーがあるから。
  楽屋の中つったって、一応扉はありますよ。
  桜井さんがシャワー浴びると、湿気がね…(笑)」

幸「このツアー、もうどこかで観たって方も多いと思いますが
  今日がこのツアー始めてだって方いらっしゃいますか?」
客「(^o^)/ハーイ」
幸「あらっ!それはそれはお待ちどおさまでした。
  もうどこかで観たって方は、もう余裕でしょうね。
  オープニングはいつもあんな感じで出てくるんだって(笑)」

幸「今日がアルフィーのコンサート、
  生まれて初めてだって方、いらっしゃいますかー?」
客「(^o^)/ハーイ」
幸「あっ、どうもどうも。今日が初対面ですね。
  今日が初めてという方は、これから50年100年と
  長いお付き合いをよろしくお願いしたいと思います」

幸「さて、この春のツアーは『Flowers』というタイトルですが
  今日こそこの方の好きな花は何なのか、訊いてみたいと思います。
  盛大な拍手をもってお迎えください。桜井さーーん!!!」

幸「桜井さんは、自分の人生について真剣に考えたことがありますか?」
桜「ありません!」
幸「やっぱりね。…桜井さんのIQはどれくらいですか?」
桜「あぁ、よく面白いって言われるんだよね」
幸「それは愛嬌!。愛嬌じゃなくて、オレが言ってるのはIQ」
桜「新宿から箱根まで行くやつ?」
幸「それは小田急!。遠いなぁーIQと小田急。
  でも遠いけど、結構ウケてるな(笑)」
桜「もっとドン引きするかと思ったけどな」
幸「小田急じゃなくてIQですよ」
桜「あぁ、土・日って休めると嬉しいよね」
幸「それは連休!」

《きゅう》のつく言葉を、
一生懸命考えている王子の姿が目に浮かぶ…(笑)。

桜「それよりここは『好きな花は何か』って訊くんじゃないのかよ?。
  それともおまえはオレにケンカ売ってんのか?」
幸「そうでがんす」
桜「なんでいきなり広島弁?」
幸「そうでがんす。ケンカ1セット29437円」
桜「高っ。でも大阪の時よりも安くなってんのはどういうワケだ?」
幸「まだ明日の市川があるから。
  ここで問題です。2日間合わせていくらになるでしょう?」
桜「…5万とちょっと」
幸「バーカバーカ!。58874円だっ」

幸「それにどーせ『好きな花は』とか訊いたって
  アンタ『花より焼酎』だとか言って、
  『それを言うなら花より団子だ』『花よりダンボ?』
  『ダンボはゾウだぞう』『ゾウはゾウガメ』
  ゾウガメは難しいゾウ、ゾウガメの物真似は難しいゾウ、
  象印の魔法瓶ならできるぞ~(自分の頭を押さえて)シャーッ!。
  …あっ、(髪を)膨らませてきたのにっ(と髪を整える)
  象印の魔法瓶だぞ~シャーっ…あっ、膨らませてきたのにっ」
桜「おい、司会者が壊れるな!」
幸「だからオレは司会者じゃねぇっつってんだよっ!。出演者だっ!。
  オレが司会者だったら、じゃぁ桜井さんのこと紹介したら
  帰っていいのかよ!。おバカな桜井さんでしたーっ!って紹介したら
  もう帰っていいのかよ!
  …この秩父のバカ大将!…って(台本に)書いてあるよ(^^;」

幸「ところで桜井さん!。今回のパンフレットの桜井さんはいいですね~」
桜「なんなんだよ?!いきなりっ!」
幸「いやー、いいよー。特に9ページの写真がいいよ」
桜「みんなもう何度も見てると思うけどね(笑)」
幸「今日が初めての人もいますから」
桜「そうだよな。じゃぁ見てみようか。
  9ページな…ちゃんとしるしが付けてあるんだ…。
  …おっ、いぃねぇ~…ロン毛で茶髪で、オレじゃねぇし!!!」
幸「それ桜井さんじゃないの?」
桜「どー見たってオレじゃねぇだろ。こんな風にクルクル巻いてて!」

開いた9ページには、王子の写真。

桜「でもいいよなぁ~、こんなことしてみてぇよなぁ」
幸「そうかぁ?。洗うの大変だぞ」
桜「だってこの人はプロの人にやってもらってんでしょ?」
幸「毎日じゃないだろ」
桜「他の日は洗ってないのかな」
幸「犬用シャンプーで洗ってたよ」
桜「あ、昔な。あいつは洗い方が凄いんだよ。
  こう、連獅子みたいに振り回して、風呂場の壁がシャンプーだらけ」
幸「(“勝手にしやがれ”のメロディで)♪壁際にシャンプー飛ばし~」

幸「…それじゃそろそろ9ページの人を呼びましょうか。
  盛大な拍手でお迎えください。9ページの人ー!」

ステージ上手から出てきた王子に

桜&幸「キューちゃんっ!…キューーーちゃんっっ!」

と、黄色い声で呼び掛ける二人。
しかしそれに構わず、ずんずんとステージ下手方向へ歩いて行く王子。

高「ハイ、これが春の衣装ですよ~」

と言いながら、クルッと裾を翻す。
あー、今頃あのへんで王子のいい香りが匂ってるんだろうなぁ。


高「おい!桜井!。洗ってないわけないだろう!。自力で洗ってるわ!」
桜「自力でってのがいいよな(笑)。洗濯板でも使ってるのか?」
高「なんで洗濯板なんだよっ!」
桜「昔の洗濯機でこーゆーの(取っ手を回す脱水機)あったろ、
  あれにお前の髪、挟んでみたい」
高「挟んでどーすんだよっ。途中までしか行かねーじゃんか」
幸「桜井は顔まで入れたい(笑)」

そういえば、ここのMCのどの部分だったかは忘れたけど、
王子が大胸筋でバィ~ン!桜井さんにと体当たり。

桜「いてぇな!(▼▼)。おまえ、ホンットにいてぇんだぞ。
  オレ、飛ばされたんだからな!」

確かに、今日のオープニングのあの場面…
桜井さん、跳ね返されてたカモ(^^;。

高「そんなことより、これ(ツアーパンフ)ちゃんと宣伝して。
  もうすぐツアーも残り少ないってのに、こっちはたくさん余ってんだから!」
幸「売れ残ったら現物支給になっちゃうぞ」
桜「えっ?!これ全部オレが買い取るの?」
高「それじゃぁ今から10秒で、
  桜井がこのパンフレットのいいところを紹介します。
  用意、スタート!」

ただすけくんが奏でるBGMに乗ってパンフの紹介を始めるも
途中で時間切れになり、パンフを王子に取り上げられる桜井さん。

桜「…買ってね~!!!」

次に幸ちゃんに振るも、これまたうまく行かず…

高「では今度は坂崎が10秒間でこのパンフレットの…
  …坂崎、おまえ眠いんじゃないのか?。ダイジョブか?」
幸「眠くないよ。全然大丈夫。
  昨日吉田拓郎さんって人と食事してたけど」
高「目がちっちゃいぞ」
幸「そんなことないぞ、ホラ!」

王子、桜井さんの方へ移動して
二人して幸ちゃんがちっちゃい目を頑張って大きくしている顔を観察。
挙げ句、

高「もうこのコーナー、ヤメヤメーっ!」
幸「買ってねーーーっ!!!」

ステージ上手袖に、ギターを取りに行く王子。
その間、幸ちゃんの横にいた桜井さん…。

幸「桜井、もうちょっとここにいてよ」
桜「やだ、もう帰る」

幸「というわけで、音楽の方に戻らせていただきます(笑)。
  今日は、横浜スペシャルを用意しております。
  横浜ならではの曲はどうかがわかりませんが、
  もちろん、このツアーでは初めて演奏します。
  思い出しますねぇ…初めて『夜のヒットスタジオ』に出た時のことを。
  …“別れの律動”

ヤッターーー!!!ヽ(^。^)丿。
ここは今日はきっと横浜スペシャルで何かやってくれるだろうと
ちょっと期待してたんだけど、
聴きたいと思っていた“別れの律動”が聴けるなんてヒデキ感激(笑)。

王子がローディからギターを受け取った瞬間
直感的に「あっ!レスポールだ!」と思った。しかもボディが黒い。
ここでまさかこの期に及んで'58年製のカスタムが出てくることは思わないが
このツアーではレスポールの出番が少なかったので、ちょっと嬉しい。

でも、振り返って客席の方を向いた王子の、そのギターを観てちと新鮮な驚き。
確かにそれは黒いレスポールカスタムなのだが、
ボディの左側に幅5cmくらいのゴールドのライン。
右腕が当たる部分は、John Sykesモデルみたいに塗装が剥げている。
ブリッジの下には、なにやら四角いクロスのような鉄板。
なんだ?この派手なギターは???。

だけどもレスポール・カスタムだけあって、野太い音がアタシ好み。
慣れてくると、この個性的な見た目もかなりカッコイイ。

気になって仕方ないので、帰宅後早速ギブソンのサイトをくまなくチェック。

…ナイ(T^T)。

なんなのこのギター???。
と思って、ある楽器屋のサイトを覗いてみたらあった(・o・)。

73年製Gibson Les Paul Custom、通称【Iron Cross】
コレだ。

あー、スッキリした。

座りコーナー2曲目は、いつもの通り“Sister of The Rainbow”
サビに入った瞬間、ステージ上の照明が
パァっと七色になるのがとっても美しい。

そして座りコーナー最後の曲であろう???9曲目。
流れてきたイントロは、先日の大阪二日目でも演奏したらしい
“Brave Love〜Galaxy Express 999”
またここで微妙な曲を…(^^;。
何が微妙って、ここで立つべきか、そのまま座っているべきか。
アタシとしては“太陽は沈まない”を座って聴くのがアリならば、
この曲を座って聴くのもアリだと思うけど、
人によっては立ち上がって、サビで拳を振りたい人もいるのでは。

大半の人は座ったままだったけれど
1階席ではポツン、ポツンと数人の人が立ち上がった。
曲が進むにつれて、その数は少しずつ増えはしたけど
9割以上の人が座ったままだった。

アタシとしては、座っていたおかげで
王子のギター(Alexi Laiho SCYTHE)をじっくり観察できて良かったけども。
多分座ったままの人の中には
「次、“生きよう”だしなぁ(また座るし)」ってのもあったんじゃなかろうか。

なんというか、
ここでバーン!とオーディエンスを迷わず立ち上がらせるような曲ではなく
わざと「えっ?!どうしよう?(^^;」と一瞬躊躇してしまうような
微妙なミドルテンポの曲をわざと持ってきて
客の反応を楽しんでいる(実験している?)としか思えない(^^;…
などと考えてしまうアタシは、かなりのひねくれ者だろうか(笑)。

次のMCで、今のオーディエンスの反応について
王子がなんて言うか、ちょっと楽しみだ。


高「ハイどーもありがとー。
  “Brave Love”、“Sister of The Rainbow”、
  そして“別れの律動”をお送りしましたー。
  …みんなの動揺が、手に取るようにわかりました。
  今までの流れでは、ここは座って聴くところでしたからね。
  『あらっ?!立っていいのかしら?!』(笑)。
  何人かの方は勇気ある行動に出ていましたが。
  いーんですよ、別に自由ですからね」

高「この“Brave Love”は、『銀河鉄道999』の主題歌でした。
  アルフィーの中で『999』と言えばこの曲ですが
  一般的にはそうではありません(笑)。
  いーんですよ、僕だってそうですから(^^;。
  この“Brave Love”という曲は、
  個人的にかなり力を入れて作った曲で
  アレンジなどもかなり凝って作ったという思い入れの強い曲です」

高「“別れの律動”のあたりは、
  アルフィーがそろそろ売れるのかどうなのか、という時期でしたね。
  いろんなテレビ番組にも出演して、酷い目に遭いましたけど」

高「僕らは今年デビューして38年になります。
  1974年にデビューしたんですが、
  結成したのはその1年前、1973年です。
  ということは、来年結成40年ですよ。
  結成40年とデビュー40年…二度オイシイという(笑)」

高「桜井と出会った時、あいつは18歳でした。
  18歳の桜井…想像してみてください。
  まず、ヒゲがありません。そして長髪です。
  あの頃はみんな長髪でした。すっごく長かったですよ。
  そして顔が小さかった…」
客「えええーーーーっ?!」
桜「(▼▼メ)」
高「ホントですよ。瓜実顔だったんですから!」
客「えええーーーーっ?!」
桜「…(ノ_<。)」
高「(ステージ袖に帰ろうとする桜井さんに)今の方がいいって!!!」

高「坂崎と出会って、コンフィデンスに入ったんですが
  彼らは歌も演奏も技術が高かったので
  ついていくのがなかなか大変だったんだけど
  僕がこのバンドに入ろうと思ったのは、楽しかったから。
  何が楽しかったって、坂崎が物真似してくれるんだよ。
  ピグモンとか」
幸「(ピグモンの真似をしてピョンピョン跳ねる)」
幸「人形町の甘酒横丁でピグモンやってくれるんだよ。
  これが毎日見られるのかと思ってねー。
  …そしたら毎日はやってくれませんでしたけど(笑)」

高「あの頃は3人と、もう一人連れてきて
  麻雀しながら、それぞれが持ち寄ったレコードを聴いてました。
  みんな趣味が違いますからね、いろんなのを聴きましたよ。
  …桜井は持ってこなかったけどな」
桜「・・・(▼▼;)」
高「事実だろ!ここはっ!。
  桜井、おまえ何かレコード持ってきたことあったか?!」

どうやらないらしい桜井さん(^^;。

高「僕らは本当にいろんな洋楽をコピーしてきました。
  オリジナルを作って、それを世に問うということはしてきませんでした。
  そうやってコピーをたくさんしてきたから、すぐにスイッチが入るんだよね。
  こういう時にはこのコーラスとか、こういう時にはこのギターとか」

今のアルフィーの引き出しの多さ、振り幅の広さは
きっとそういうところから来ているんだろうな。
いい意味で◯◯風っていうのが、
今でも聴いていて結構楽しかったりする。

高「僕らはいつも、ライブをやりながら
  自分達のいるべき場所というものを考えてきたような気がします。
  今は、みんなが自分の居場所というのを考える時なんじゃないか、
  それではそんな思いで、“生きよう”

完成版の間奏を初めて聴いた時は「えーっ?!( ̄口 ̄;)」という感じだったけど
このツアーを通して、すっかり慣れてしまった。
今では、この間奏での
♪デーデデデデー デーデデデ デデーデーデデッデッデー…
のフレーズを弾いている王子や桜井さんの指の動きを見るのが
楽しみの一つになってしまった(^^;ゞ。

ちなみに王子のギターは、今日もFA-IV Tribal。

“Eurasian Rhapsody”
ここで、オーディエンス再び総立ち。
記憶が定かではないが、ここでも先程のレスポール・カスタム(Iron Cross)を
使っていたような気がする。
やっぱレスポール・カスタムはカッコイイよなぁ、見た目も音も(*^^*)。

“春の嵐”
イントロの北斗七星を始め、ドットイメージを多用してるわけなんだけども
間奏の、桜の花びらが舞い降りてくるようなイメージの
ピンクの光がとっても綺麗だ。
あとは、後奏で王子がソロを弾いている時
演奏中はぐるぐると螺旋状に曲線が回転しているのだけど
最後には直線になってまっすぐ王子に突き刺さるような
白い光になるところもカッコイイ。
で、その直後の、王子のキメポーズがまた最高!。

“幻夜祭”
王子のギターはFA-IVの赤&黒。
もう十年以上何度も何度もステージで演奏されてきている曲だけど
やっぱりツアーの最初と終盤では、なんかこう、
曲の締まり方が違うよなぁと思った。
そういえば、去年の秋ツアーでの“DNA Odyssey”でも
同じ事を思ったような気がする。

個人的に、ホンットに超個人的に
ここ、他の曲にならないのかなぁ(^^;と思っている14曲目は
いつも通りの“希望の橋”
どーしても、“幻夜祭”と“永遠の詩”の間に入るには
明るすぎる気がしてならない“希望の橋”…。
(意見には個人差があります…笑)。

そしていよいよ本編大詰め。
“永遠の詩”
3人の頭上で、それぞれグリーン、パープル、ピンク、
3つのリング状のドットイメージがゆっくりと回転する。
それがやがて翼を広げた鳥のカタチに変化して
幸ちゃんのアコギで“明日の鐘”のイントロが始まるという、
何度観てもちょっとウルッときてしまうこの展開。

その間の、Flying ANgel FANTASIAのボディの
尖った部分に右手を掛けている王子の立ち姿も、なんかイイ。

“明日の鐘”の、後奏のギターソロのフレーズが
今までとちょっと違っていたような気がしたのは気のせいだろうか…。
(気のせいかも知れんな…あはははは^o^;)。


というわけで本編終了。
このツアーのセットリストは、なんだか本当に時間の経過が速いな…。



《TO BE CONTINUED...アンコールに続く》
UPはおそらく名古屋ファイナルが終わってからかと…(^^; 

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ゆき

>…コレだ。 あー、スッキリした。
そうです!コレです、このギター!!
ほんと、私もスッキリしました(笑)
梅屋さんも初めてご覧になったギターなのでしょうか?
ということは…着実に、500本目指して(!?)、増えていっていますねぇ(笑)
やっぱ、『40周年に500本』なんでしょうか??

“Brave Love”は、大阪では立ち上がる人はいなかったような…
で、その後のMCで同じく「動揺が手に取るようにわかった」って。
「見ちゃいけないような気がして、見ないようにしてた」んですって。

前後しますが、オープニングはこれまた新しい趣向ですか?(笑)
今日の市川ではどうだったんでしょう?
ちょっと見てみたいので、名古屋でもやってほしいです。

あぁ~、今週末の2本で、このツアーも終わりなんですね、、、
あっという間でした。(って、まだ終わってないですが)
地元・名古屋2デイズ、思いきり楽しみます♪
とりあえず、お天気は回復しそうなので、よかったです。
気温は高くなって、暑そうですが…

ツアーファイナルは、どんなスペシャルがあるのか!楽しみですね♪

by ゆき (2012-06-22 03:56) 

きゅう

>王子  桜井さん  幸ちゃん 
この並びはメキシコバージョン(武田真司さん談)ですね(笑)
「名古屋でもなにかあるのか?」と期待をしたりして…。

四日市から約2ヶ月経過して記憶が飛んでいる所もあるので今夜は梅屋さんの記事を読んで復習&想像して準備をします。

by きゅう (2012-06-23 01:16) 

ゆき

名古屋初日、めちゃめちゃ楽しかった~!!面白かった!?です。

幸ちゃんの『象印魔法瓶』、タカミー盛、見れました!
もうMC部分は、面白くって面白くって…
いつも最後の王子のMCは、じ~んときたりするのですが、今日は可笑しくって笑ってばっかでした(笑)

>73年製Gibson Les Paul Custom、通称【Iron Cross】
今日は、〝別れの律動″と〝うつろな瞳″で登場しました。
〝うつろな瞳″を聴いていたら、あぁ、もう1年経ったのかぁ、なんてしみじみしてしまいました。
(ちなみに、シャチホコギターは〝クリスティーナ″で登場(笑) )

さてさて、全然告知がなくって、今回はないのか!?と密かに心配していたFM愛知の特番、あってよかったです。
録音しようとおもっていたのに、リアルタイムで聴けちゃいます…

ではでは、明日、お気をつけて名古屋にお越しくださいね!

by ゆき (2012-06-24 02:59) 

きゅう

一日遅れの名古屋初日報告です。

ドットイメージの一つにトラブルがあったようで「永遠の詩」の頭で3つのリングがまわっているときに王子の上から赤い光が「スーッ」と一つだけ降りてきました。他の二人の上ではそんなことがないのに「???」と思っているうちにドンドン下がっていき、それでもたまに「グンッ!」と一瞬上がり掛けたりしながら歌う王子の斜め前の床に最後は着地。鳥の形になったときもそこだけ穴あき状態。
途中消えたときに上がっていきましたがその後はそのポジションだけ空いていました。

初日は中盤よりはむしろ後ろよりでしたが正面には坂崎さん、真後ろには田島さんのまさにど真ん中。「音もいいわ〜」でドットイメージも正面から見るのと翌日の少し斜めから見るのとでいろいろな重なり方が違うことを知りました。
でもアンコールの時の「人ごとだと思っているヤツ!お前だ!」と田島さんをさして正面からライトが当たるとき一瞬「え?自分?」と焦ったら「田島!お前だ!」の声を聞いて「そりゃそうだ」と思ったり。

ちょうど始まる前にメモリアルチケットの公演回数を見たら「愛知県140、当会場50」とあったので「きりのいい数字だな」と思っていたのですが王子MCの時に「長くやっていればいいこともあるんです。聞きたい?おしえてあげない」
客「エッ〜!」
高見沢さん「実は今回のライブがこの会場で50回目でして…」
50回ということで会場(名古屋観光コンベンション…だったか)から表彰されたと王子がMCで表彰状を見せて中身も読んでくれました。
「いいか〜50回ということは…51回目が出来るってことだぞ〜」
なんてことも言いながら。
(そのうち自分は何回きているのだろうか?)
昔はなぜか春は先着特電、秋は事前振り込みだったので、春は必ずフル参戦といかなかったので。

そして夜はラジオを聴いてファイナルに期待を膨らませていました。
(もちろん期待通り)

(オマケ)
いつも名古屋ファイナルの時に1階の向かい側で開催の「ミズノ社販会」今年も開催されていましたね。
きっと向こうも「いつもアルフィーと一緒だな」と思っていることでしょう。販売会の袋を下げて帰る方々もツアートラックの写真を撮っていたし(笑)。
by きゅう (2012-06-25 01:47) 

Sophia

名古屋1日目、私も行ってました。(2日目も行ってましたが…)

実は1日目、人生初ステージから一番近い席でして…(*^_^*)
舞い上がりっぱなしでしたが、上のきゅうさんのコメントにもあるように
ドットイメージだけ残念な感じでした。
(きゅうさんはじめまして、すみませんコメント便乗させてもらいます。)
そうなんです。何だか妙な動きをするドット1本がするすると降りてきて
何回かブルブルと震えて上に上がろうと試みては断念するのを思わず見つめました。
3人そっちのけでドットに夢中だったわけではございません。
ちょうど私と王子の間にいたドットにトラブルがあったのです。
思わず手を伸ばして繋がってるロープ?を除けてしまおうかと思ったくらいです。
実際は届きはしなかったと思いますが…
あっ、ちなみにかろうじて着地はしませんでした。

なんでこの曲で(ーー;)…まさかこのまま((+_+))…
といろいろ思いましたが、まあそれもライブ、とりあえず曲に集中、集中。

でも、さすが最前列の魔力。
今の今までこのトラブルの事実を忘れてました(^_^;)

アンコールでは桜井さんにタッチしてもらったりミーハー気質全開。
一緒に行った友達と「3人が私に笑いかけてくれた~」などと王子の言う都合のいい思い出を早くも作り上げていました(^O^)

夢のような3時間でした。

が、人生バランスですね。2日目本当のファイナルでは…立見禁止席…_| ̄|◯
何かの修行かと思いました。
これ以上はまた、ファイナルのレポのほうでコメントさせていただきたいと思います。

ではでは、お邪魔いたしました。<(_ _)>





by Sophia (2012-06-25 10:53) 

梅屋千年堂

>ゆきさん
あのギターは、今回のヨコケンで初めて見ました。
そして今朝、ロックばんサイトのロック待画をチェックして
「なんだ?!こんなギター記憶にないぞ?!」とビックリ。
psychedelic SGというらしいですが、一体どこで使ったのやら。
調べてみたところ、クラプトン・モデルのようですね。
実にサイケです…(・o・)。
そして今現在500本まであと何本のところまで来ているのか
気になるところです。

並び順の違うオープニングは、どうやらヨコケン限定だったようです。
ヨコケンはステージから捌ける時も、下手でなく上手に行くので
最後にステージを去るのは王子でなく桜井さんなのですが、
お陰でオープニングも、エンディングも笑わせてもらいました(^m^)。


それと、名古屋初日レポありがとうございました。
“別れの律動”と“うつろな瞳”をやったんですね〜。
名古屋は金シャチくんがどこで使われるのかも注目ですね。

春の名古屋、またいつか2day参加したいものです。
そしてホテルの部屋で、一人Tour Final Radioを聴いて
クックックッ…と堪えながら笑いたいです(変なヤツ)。




>きゅうさん
メキシコバージョン!!!(爆)。
そういえばそんなこと言ってましたね。
そうか…横浜はメキシコだったんですね(笑)。

お疲れのところ、名古屋初日レポもありがとうございます。

ドットイメージは残念でしたね。
その様子を想像するに、
王子も演奏中ナニゲに気になっていたかも知れませんね(^^;。

もうセンチュリーで50回もやっているんですね。
アタシはそのうち何回参加しているんだろう…と
ざっと数えてみたところ16回でした。
…'02年が初参加なのですが、意外と行ってました(^^;ゞ。

ミズノ社販会、また一緒だったのですね。
今回、アルフィーのファイナルは例年よりもちょっと早めでしたが
それでもやっぱり同時開催だったとは。
こうなったら「アルフィーのチケットをお持ちの方も特別ご招待」
にしてしまえば良いのに?!?!?!(笑)。




>Sophiaさん
おぉ〜!初日は素晴らしい席だったのですねー。
なんというか…アタシもこれまでの人生で一度しかありませんが
最前というのは、やはり2列目3列目とも違う、特殊な感じがしますよね。

だがしかし、ファイナルは立ち見禁止席とは…。
幸ちゃんが言うところの人生プラマイゼロを体現してしまったわけですね。
アタシもどういうわけか、立ち見禁止席にはよく当たるので
お気持ちお察しします。あれはまさしく苦行ですよ、苦行(笑)。

でも、立ち見禁止席ということは
王子が撮ってくれた映像に、結構しっかり映っているかも知れませんね?!。

またのコメント、お待ちしております。

by 梅屋千年堂 (2012-06-28 01:10) 

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