SSブログ

THE ALFEE@広島二日目《本編編》 [┣ '12 LIVE (THE ALFEE)]

THE ALFEE Neo Universe 2012 『Flowers』
広島市文化交流会館・本編の巻

5/16 1:12 UPしました。
ネタバレ指数54

★★★コメント欄あたりにジャンプしたい方はコチラをクリック★★★


この春ツアーで唯一、泊まりがけの遠征になる今回の広島。
1週間前、ちょっと思い立って
ホテルと新幹線の予約を変更して、前乗りしちゃおっかな〜と思ったのだけど
今年は夏イベもあったりで、何かと物入りが予想されるので
やっぱり予定通り、当日朝の新幹線で広島に向かうことにした。

でもそれで正解だったかも。
なぜならば、前日の日曜日の仕事が殺人的に忙しく、大残業になってしまい、
もし前乗りなんぞ企んでいたら、乗ろうと思っていた新幹線に
乗れなかった可能性もないではなかったからだ。

そんなわけで、13日朝8時29分新横浜発のぞみ15号にて
12時05分広島到着。タクシーでホテル直行。
と言っても14時まではチェックインできない。
とはいえ、のんびりどこかを観光するほどの時間もないし
昨日の疲れが抜けておらず、あちこち歩き回る余力もない。
とにかく早くホテルの部屋で休みたいところだが
それも今はできないので本通りあたりをウロウロ。
会社や近所の友達へのお土産を買い漁って、13時30分くらいにホテルに戻った。

そしたらば、既に部屋の準備が出来ているというので
ちょっと早めにチェックイン。あ〜ホッとした。

小一時間仮眠して、腹拵えを済ませてから
数ブロック先のホテルに宿泊している、友人のAちゃんをお迎えに。
そのホテルで軽くお茶して、徒歩で広島市文化交流会館へ向かった。

歩きながらの道すがら、
「びわ湖2daysの時の二日目のセットリストが
 アタシ的にイマイチだったからさ〜、今日のセットリストも
 実はあんまり期待してないんだよねー」
と、ボヤくアタシ(^o^;。

だって、“King's Boogie”→“夢よ急げ”とか
“桜の実〜”→“君が通り過ぎたあとに”とか、
“戦場のギタリスト”→“シンデレラ〜”とか、
「なんでーっ(▼▼メ)」って感じである。
(意見には個人差があります)。

「大体さー、“戦場のギタリスト”と“シンデレラ〜”なんて
 曲の系統が違いすぎじゃん。これが“Bad Girl”なら許す。
 …許すとか言って、なんかすごい上目線だけど(^^;ゞ」

そんな、ファンならではの
無茶苦茶で言いたい放題な発言をしていたアタシなのだった。

そして会場到着。
既に開演15分前だったので、座席に直行。

本日の座席:1階9列30番台。
ホールの座席表を見て、割と右寄りなのかな?と思っていたが
実際着席してみるとほぼ中央。どちらかというと若干右寄り、そんな感じ。
ゆるやかながら段差があるので、ステージはとても観やすい。

9列目…。
おそらく今日のこの席が、この春ツアーで一番前の席だろう。
(大宮も市川も名古屋も、まだチケットは来てないけれど
 なんだか勝手にそんな気がしている^^;)。
貴重な一桁列目なので、例えセットリストが好みでなくとも(笑)
このステージの近さは堪能して帰ろう。それが今日の目標。

定刻よりも5分程押して、開演。
SEが流れ始めて、ステージ天井からドットイメージの光の玉が降りてくる。
よく考えたら、ドットイメージをこれだけ近くで観るのは初めてだ。
遠くから観ても綺麗だけど、近くで観ているとそれに迫力も加わってくる。

SE終盤、ステージ中央に3人の姿!。
うおーっ!近いっ!ヽ(^。^)丿。

3人の衣装は概ねいつもと同じだが
桜井さんのネクタイがシャンパンゴールドっぽい色。
これは初めて観たような気がする。
王子は昨日、また静電気で髪が大変なことになっていたらしく
今日はサイドを下に垂らして、後ろの髪はポニーテール風という
つまりソロでよくやっているあの髪型。
これで一応静電気対策になってはいるのだろうか。
(確かに今のところ、そんなに逆立ってはいないが)。

“GET YOUR CHANCE”
王子のギターの音に合わせて拳を挙げる。
そして今日も、投げ捨てられたスライドバーの行方をチェック(笑)。
ステージ上手にコロコロと転がっていったのを
ローディー三上氏がすかさず回収。

続いて“Juliet”
間奏で、王子のギターソロになる時に
「HEY!」とかなんとかシャウトしながら
ステージ右前方にピョン!と飛びだしてきた王子がめちゃめちゃカッコイイ。
今日の王子、結構キテるかも。なんか…イイかも!!!(*^^*)。

さて問題の(笑)3曲目。
初日に“King's Boogie”を演奏してしまっているので
びわ湖二日目に倣うなら“夢よ急げ”かも…。
いや、もちろん“夢よ急げ”も大好きだけれども
“King's Boogie”にとって変わられるのは、個人的に残念過ぎる。

ダカダカダカダカ…という太郎さんの短いドラムソロの後…

♪ジャラーーーー ジャラーーーー ジャーッジャーッジャー!

ハァ〜“King's Boogie”だったよ〜。
このツアーでは、最後のシャウト
♪Just Ki〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ng…
での「〜〜〜〜〜〜〜〜〜」の音の下がり方がツボ。

ちなみみここまで、王子のギターはESP Blue Flower V。


♪スダダン! ドッドッドッドッ ドッドッドッドッ…

いつものように、太郎さんのドラムのリズムをバックに、幸ちゃんからのご挨拶。

幸「こんばんはーっ!
  さぁ、広島二日目でございます。昨日の初日は盛り上がりました。
  今日も、昨日に負けないように、1階の後ろのみなさんも、2階のみなさんも!
  最後までよろしくお願いしまーっす!」

昨日は“ロンリーガールを抱きしめて”らしかった4曲目。
今日は“初恋の嵐〜Love Hurricane”
サビで♪ダッダーダ ダラダーダ…というフレーズを弾く
王子と桜井さんの手が、ほぼ同じように動くのを観るのが楽しい。

ならば5曲目は“悲しみをぶっとばせ”なのか?!ワクワクワクワク…
と思ってたらば“Boy”
うーん、なかなか先が読めそうで読めないなぁ(笑)。

この“初恋の嵐”と“Boy”で使っていたのが、
確かあまり見たことのないギターだったような気がする。
ボディの形状はエクスプローラーっぽいが
双眼鏡で見たわけではないので、どこのメーカーかはわからない。
黒地にうっすらトラ目模様。
ビックガードはミラー仕様で、反射が眩しい。
ボディのとんがった部分には、おそらく後付けしたと思われる
シルバーのクロスの装飾。
なにやら低音がビロ〜ンとした音で、個人的には結構好み。

そして前半のヤマ場。
グリッターなJackson Randy Rhoads Vに持ち替えて
“A.D.1999-Millennium Version-”
王子がステージ前方に出てきて、右へ左へ移動して
オーディエンスを挑発しながら歌い、弾く。
いやもうこれが!!!カッコイイのなんのって。
まるでステージ終盤かと思うような熱狂的な王子のノリ。
なんと表現したら良いのかわからないが、とにかく神憑り的に凄かったのだ。


大いに盛り上がった後は、幸ちゃんのMCで小休止。

幸「ハイ、ありがとーございます!。ありがとーございます!。
  ここはこの後の広島のノリに備えて、どうぞお座り下さい」

幸「広島ってーと、フラワーフェスティバルがありますね。
  フラワーヘスティバル(笑)。
  僕らが初めて広島に来たのも、フラワーフェスティバルだったかな。
  桜井が小さいアンプ持ってウロウロしてたのを憶えてますけど」

幸「今日が初日って方、いらっしゃいますか?」
客「(^o^)/ハーイ」
幸「昨日は何か事情があって来れなかったんでしょうねぇ。
  今日がアルフィーのコンサート生まれて初めての方はいらっしゃいますか?」
客「(^o^)/ハーイ」
幸「おっ、なんかイイですね〜。これから長いお付き合いになりますんで」
客「よろしくおねがいしまーす」
幸「よろしくお願いします。この先50年100年と。
  その頃僕らはいなくなってると思いますけど
  二代目・三代目がやってるかも知れませんので。
  …先代は良かったなぁとか言われちゃったりしてね。
  三代目はキレが悪い!とか。
  三代目高見沢は、あんな髪じゃダメだとか(笑)」

幸「それでは、初代のこの方をお呼びしましょう。
  盛大な拍手をもってお迎え下さい。桜井さーーーん!!!」

ひとしきり客席に挨拶をした後に
♪パッパッパヤッパ…(金井克子さんの“他人の二人”風)の動き…(笑)。

桜「いらっしゃいませ」
幸「今日は聞きますよ。桜井さんの好きなハナ…シカ(噺家)は?!」
桜「そういうことですか…。
  そぉーですねぇー。やっぱり先代の林家三平さん」

右手を額に当てて、林家三平師匠が乗り移った(?)幸ちゃん。

幸「どうもみなさん、もぉ〜大変。
  今年の冬は寒いってんで、電気猿股ってのを買ったんだけど
  壊れてるの知らないで穿いて、ショートパンツ!なんちゃって。
  (右手を額に=ここで笑って下さいの合図)
  今年は夏が暑いってんで、ニワトリが茹でたまをを産んだって。
  (右手を額に=ここで笑って下さいの合図)
  今度はうなぎ屋さんに外人さんがやってきて
  『ココノうなぎハ日本料理デスカァ外国料理デスカァ』。
  そしたらうなぎ屋の主人が、
  『お客さん、ここのうなぎはヨウショク(養殖)だよ』なんつって。
  (右手を額に=ここで笑って下さいの合図)
  これは浜名湖の養殖と、和食洋食の養殖をかけまして…ハイ。
  こっちからこっちのお客さんは拍手が少ないからこっちはお休みー
  …なんてハハハー」

どんどんネタが出てくるので、なかなかツッコミを入れられない桜井さん。

桜「いいから好きな花は何なのか聞きなさいよ」
幸「だって好きな花とか聞いたって
  桜井さん『花より焼酎だ』とか言うし、
  それで俺が『それを言うなら花より団子だ』なんて言うと
  『ダンボール?、ダンボールは箱だ』
  箱?…ハコハコハコ山崎ハコなんつって」
桜「…広島二日目にして坂崎完全崩壊」

今日もコワレる幸ちゃん(^^;。

桜「おまえケンカ売ってんのか?」
幸「そう、ケンカ売ってんの。ケンカ1セット5万7千円」
桜「昨日より随分値上げしたじゃねぇかよぉ」
幸「そーだよ。
  昨日は桜井さんのギャグがスベって
  グッズがまったく売れなかったから値上げ。
  でも消費税は値上げしません…麻生太郎です」
桜「あれもやってよ。横山弁護士」
幸「もぉ〜やめてっ。ホンットにもぉ〜やめてっ」

そしてお約束の展開で、パンフネタへ。

幸「ところで桜井さん、今回のパンフレットはカッコイイですよね。
  長年付き合ってるけど、今回のは特にカッコイイよ。
  今日は9ページじゃないよ。41ページ」
桜「そう?、じゃぁちょっと見てみようか」

スタッフからパンフを受け取る桜井さん。

桜「おっ、これよく出来てるねぇ。角がピシッと揃ってるよ」
幸「そりゃそうだろ(笑)」
桜「41ページだっけ?」

と、指に唾を付けて初めのページからめくり始める。

幸「オォイ!、最初っから数えるのかよ?!」
桜「それは大変だな。30までしか数えられないし」
幸「付箋が付いてるでしょ」
桜「あ、これね。
  (41ページを見ながら)確かにこれはカラフルだしガタイもいい。
  …ってバスじゃねぇかコレ!」
幸「バスガス爆発!、バスバクバスバス!!」

またコワレる幸ちゃん(^^;。

幸「それじゃそろそろカラフルなバスを呼びますからね。
  盛大な拍手をもってお迎え下さい。高見沢さーーーん!!!」

最後までさっきの髪型を通すのかと思いきや、
今度は後ろで一つに束ねて来た。個人的にはこっちの髪型の方がいい。
で、一つに束ねてはいるが、束ねきれない短い髪がやっぱり数本立っている…。
どうしてこの会場はこうなんだろう(笑)。
異常に乾燥してるんだろうか。

そんな王子、ハンドマイクを手に、
客席に会釈をしながらステージ左側に歩いていく。

高「こっちの方の人は衣装が見えないだろうから、見せに来ましたよ。
  花柄になっています。裏地はシルバーです。
  そしてクルッと回ると春の香り」

そう言いながら、衣装の裾を翻しながらクルッと回る王子。
その数秒後、9列目までイイ匂いが漂ってきたのは気のせいだろうか。
その後もこの衣装の時に何度か、王子が派手に動く度に
同じ匂いが漂ってきたような気がしたのだが…。
でもまさか9列目まで匂うなんて、あり得るだろうか???。
(やっぱ気のせいか笑)。


高「(桜井さんに)おまえ…」
桜「そのメガネいいねぇ、金ブチ?」
高「き、金ブチ?!。今どき金ブチとか言うか?」
桜「あ、今日は(髪が)立たないようにしてきたんだね。
高「当たり前じゃないですか〜。学習しましたよ」
桜「昨日凄かったですからね。
  坂崎も今日なんてこーやって一生懸命…」

と、外したズラをお手入れするジェスチャー。

幸「外れねぇっ!」

そんなやり取りの後、
おもむろに、持っていたツアーパンフを無言で王子に手渡す桜井さん。

高「なに?、渡してくれたの?(^^;。
  それじゃ今から坂崎がパンフの20秒CMをやりますからね〜
  ハイ、スタートー!(20秒を指折り数え始める)」
幸「ハイ、こちらがこの春のツアーパンフレット!」
高「ジャパネットかよ!(笑)」

更に、アドリブでジャパネットの伴奏をつけ始めただたすけ君を
驚いたようにかつ嬉しそうに振り返る王子。

幸「(ジャパネットタカタ風に)今ならCDも付いてます。
  今回はバスに乗ってみんなで旅に出るという内容になっております。
  ハイ、荷物を運んでますねぇ。ギターを運ぶのはワタクシ!。
  命令するのはこの方(高見沢)。
  桜井さんはハンバーガー食ってるだけー」
桜「お前が食わせようとしてんじゃねーか!」
幸「こちらの写真がオマケとなっております」

絶妙のタイミングで♪ジャンジャン!と伴奏を終えるだたすけくん。

高「おぉ〜!!。ただすけ、おまえ今日はいい仕事したなー。
  こいつ昨日は間違えましたけど。
  楽屋で蹴りを入れておきました。ただすけ!このヤロっつって」
桜「コイツは最近すぐ暴力ですからね」

高「この(パンフの)中で確かに坂崎は荷物運んでます。
  でも、これはヤラセです。
  実際はコイツはシールドよりも重いものは運んだことがありません」
幸「シールド以外も運びますよ、ピックとか弦とか」

高「引っ越しの時にさ、これからタンスとか重いもの運ぶって時になると
  こいつ(坂崎)ス〜ッといなくなっちゃうんだよな」
桜「そう、ズルいんだよな」
幸「体が弱いもんですから(^^;ゞ」
高「弱くねぇだろっ!、強いだろっ!」
幸「骨が弱いもんで」
桜「俺は頭が弱い」
幸「そうだよな、並大抵のバカじゃない。みぞうゆうのバカ…麻生太郎です」
高「坂崎、野田総理もやってよ」
幸「えぇっ?!難しいよ!」
高「どじょうすくいやりゃいいじゃん。あ、どじょうすくいじゃないか(笑)」

幸「ハイ!もう終わりっ!終わりっ!。
それでは曲の方にいかせていただきたいと思います。
(桜井さんに)ハイ、定位置に戻って!」

きょとん…と幸ちゃんを見つめた後、
欽ちゃん走りで袖にベースを取りに行く桜井さん。

幸「誰だ、欽ちゃん連れてきたのは!(笑)」

それぞれローディーから楽器を受け取った後
定位置に立ち、演奏モードに入ろうとする3人。

幸「(王子に)さぁ、ここからが大変ですよ。
  いつもだったらこのあとスッと行くんですけどね。
  今日は広島スペシャルということで
  このツアーで初めて演奏する曲をやってみたいと思います。
  (どうやらイントロを弾くらしいただすけくんの方を振り返る)
  それでは、久々にこの曲です。“見つめていたい”

ホントのところ去年の秋ツアーでやっているので
「久々」ではないと思うのだけど(^^;
個人的には、もし“桜の実〜”から変わるのなら
“君が通り過ぎたあとに”よりも“見つめていたい”の方がイイ。
しかも王子の、情感こもった歌いっぷりと来たら!。
思わずグイグイと歌の世界に引き込まれてしまった。

ここでのギターは確かMetal Red Cross-Tだっただろうか。
そのギターからVG EARに持ち替えて
ただすけくんの奏でる“Over The Rainbow”から
“Sister of The Rainbow”
今度は幸ちゃんと王子の左手が、同じように動いていくのが見ていて楽しい。

で…、予想外の展開になった次の曲だ…(^^;。

ただすけくんのピアノのイントロに、ストリングスの音がかぶる…。
あっ!“Crisis Game〜世紀末の危険な遊戯”だ!。
今日この曲が聴けるとは思わなかったなぁヽ(^。^)丿。
さ、双眼鏡置いて立つ準備立つ準備…と。

♪チャッ!

さぁ立つぞ!

と、腰を1cmくらい浮かせたのだけども…

あらっ?!誰も立たないっっっっ(^o^;(^o^;(^o^;。
浮き上がったアタシのお尻は、往年のテレビ番組『ほんものは誰だ』状態。

どうしちゃったの?どーゆーこと?。
初日の川口はここで一斉に立ち上がって
次の“生きよう”で一旦また座ったんだよね?。
立ってもいいんじゃないの?。なんで座ってんの?
サビでは立つよね?だよね?。

だがしかし、サビでも誰も立たない(なんでぇ〜〜〜!!!)。

ステージ上では、あくまでも淡々と演奏を続けるメンバー。
今思えば、なんで一人でも立ち上がる勇気がなかったんだ自分…と思う。

しかし、実はみんな同じ事を考えていたようで
1コーラス目が終わって、再びイントロのフレーズになった時に
そこかしこで「もうガマンできんっ!」という感じで
バラバラと立ち上がり始めたオーディエンス。
「やっぱそーだよね!(^o^;」とアタシも立ち上がる。
最終的に、総立ち。あー、ホッとした(笑)。

この展開、やはりメンバーも「えっ?!」と思っていたようで…

高「はい、どーもありがとー。
  “見つめていたい”、“Sister of The Rainbow”
  そして“Crisis Game”をお送りしましたー。
  いやー、一時はどうなることかと思いました(笑)。
  みんなの戸惑いが、手に取るように感じられました。
  こうなるハズだ、と思っていたことがそうならないと
  あれっ?!どうしよう?!って思うよね。
  そしたら思わずフレット飛ばしてしまいましたけどねー(笑)」

うむ、確かに一瞬ヘンな音が出ていた(^^;。

高「そうだよな、ここはずっと座ってたんだもんなー。
  でも、そうは行かないんだなぁ〜(笑)。
  いいんですよ、椅子があるんだから座ってたって。
  ♪ダーラーラー…座ってる場合じゃないぞ〜…
  (↑“Crisis Game”のイントロのメロディ)
  なんて思いながら弾いてましたけどね」

高「“見つめていたい”はドラマの挿入歌でもありましたね。
  田村正和さんが作った、ということになってました。
  随分前のことになりましたけどね」

曲の途中、一瞬入るのを忘れたところがあったらしく

高「あれっ、ここ歌だった!って
  ちょっと1拍遅れて…いや、気がつかなかった方は別にいいんですよ。
  いろんなことが起こるのがライブですから」

全然気付かなかったなぁ。アタシもまだまだ修行が足りん。

高「“Crisis Game”は、比較的最近の歌ですけどね。
  10年なんて最近だろ?。みんなもそうだろ?」

高「デビューして38年になりますが
  みんながずっと聴いてくれてるってところがスゴイよね」

高「昨日も話しましたけど、
  “メリーアン”が売れるまで、ホンットにいろんなことをやってきました。
  桜井なんて角刈りにしちゃいましたからね。
桜「お前がやれって言ったんだろ!。
  俺って素直だよなぁ。いや、おまえの説得力もスゴいけどさ、
  お前がアルフィーのために!って言うから一肌脱いだんじゃねぇか!」
幸「えっ、桜井さん、脱いじゃったんだ?!」
桜「あーそーだよ。でも脱いだら恥ずかしかったんだよ!」

高「誰も気にしないと思ってたんだよ。実際何の評判にもならなかったし。
  でもレコード会社の人には怒られました。
  だってジャケットはこ〜んな長い髪なのに
  テレビとかに出てくると角刈りですからね。
  よく『メンバーチェンジしたの?』って聞かれました」

高「その時によく言ってたのが『髪はまた伸びますから』」
桜「…あの頃はよく伸びたなぁ…」
高「だからそういう話はもうやめろって。やめようって言ったじゃないか」
桜「お前が言い出したんだろう!」
高「オレはまた伸びるって言っただけだろ!」
幸「今だって伸びてはいるだろ」
桜「……(T^T)」
高「もうやめなさいって」

桜「(のび太のママの声で)のび太?」
幸「(峰不二子の声で)ルパン?」
高「いつかやってくれるだろうって待ってたんだ(笑)」

高「“冬将軍”、北海道では売れたんですけどね。
  その次の“無言劇”のジャケットがまたスゴいですよ。
  (桜井は)帽子被ってますからね。
  今だったらどこのラッパーかと思いますよ」

すかさず両手を前に出して、Yo-Yoという感じのポーズをとる桜井さん。

幸「ラップはラップでもサランラップだろ」


高「あと、なんで402なんですかってよく聴かれるんだけど
  僕は402号室に住んでたことはありません。これは単なる語呂です。
  僕が住んでたのは2階ですから」

高「あの無言劇のジャケット、夢の島で撮ったんですよ。
  いいニオイがしてましたねー。
  3人の頭の上に岩があるでしょ。あれ、ホンモンですからね。
  よーく見てみて下さい。ホンモンを吊ってるんです。
  あ、もちろん本当の岩じゃないですよ。ハリボテですけどね。
  当時はCGなんてないですから…って俺らいつの人間なんだよ(笑)」

高「他にもいろんなことをやりましたよ。
  “宛先のない手紙”では、初回限定で
  切手みたいにジャケットの周りに穴を開けて
  限定だから早くしないとなくなっちゃうよ〜なんて言ってたら、
  いっつまでもありやんの」

高「“メリーアン”…いや、“星空のディスタンス”もそうかな。
  “星空のディスタンス”までは、ジャケットの衣装は自前ですからね。
  ステージだってそうですよ。あの頃衣装なんてありませんでしたから」

高「あの頃もちょろちょろちょろちょろ火は点いてたと思うんだ。
  ちょろちょろって言い方がヘンだけど。
  坂崎がオールナイトニッポンやり始めた頃で
  名前も知られてきてはいたんだけど
  ラジオで喋ってるアルフィーと、
  ステージで歌を歌ってるアルフィーが結びつかないって方が
  たくさんいらしゃったみたいですね」

高「結構いろんな方が聴いてたんですよ。
  ポカスカジャン?、彼らもよく聴いてたらしくて
  “無言劇”とか当時の歌を良く知ってるんですよ。
  ロックになってからのはよく知らないって言ってましたけど」

余談だが、この夜オンエアされた『堂本兄弟』のゲストだった
ナオト・インティライミ氏が、
アルフィーのファンだったというのにも驚いた。
社交辞令的にそんなことを言う人もいるだろうけど
口をついて出てきた歌が
♪あ〜ぁあーあー ロンサーム・シティー はーなーれ らーれーなーいーー…
こんな歌が出てくるなんて、…こっ、この人ホンモンだ!と思った(笑)。


高「二十歳になると成人式ってあったじゃないか。
  今でも成人式は二十歳だけど。
  僕は子供の頃から、生きるってことを結構考えてました。
  マセてたでしょう?。
  小学生の作文で『僕は20年も生きられないと思います』とか
  書いてたんですよ。なんだか知らないけど。
  結構ちゃんとしたこと書いてんですよ。
  20年も生きられないって書いて、さすがに先生に呼ばれましたけどね。
  『これはなに?、どういう意味?』って」

そりゃそんなことを作文に書かれちゃ、どんな先生だってびっくりするだろう。
なんだかんだ言って、王子はきっと子供の頃から
タダモノではない雰囲気を醸し出していたのかも知れない。

高「中学生の時の文集にも、ちゃんとしたこと書いてたんですよ。
  バスケットの思い出とか。
  みんな知らないと思うけど。知ってるわけねぇよなぁ(笑)。
  今オレ、そんなに書けないよ」

いやいやご謙遜を。
こないだ久しぶりに王子の著書『あきらめない夢は終わらない』を
引っ張り出して読んだけど、「あー、いいこと書いてあるなぁ」と
改めて感銘を受けたところである。
還暦記念に、またこんな本を書いて欲しいなぁと思うのだけど。


高「生きるっていうのは、
  何かを追い求めていくことだと思うんだ。
  なんでもいいから好きなことを追い求めていく。
  もちろん挫折もあろます。
  小学生の僕にも挫折はありました。
  小学生の時の挫折というと、おもちゃを買ってもらえない。
  うちはおもちゃって買ってもらえなかったんですよ。
  親父が先コ…いやいや先生でしたから。
  その代わり、本はいっくらでも買ってくれるんだよ〜( ̄ー ̄)。
  だから参考書買うっていうと、すぐ(お金を)出してくれましたねー。
  もう!、すぐさま零戦ですよ。すぐさま戦艦大和に変わってました」

高「俺だって、今まで嫌なこともたっくさんあった。
  アッタマに来ることたっくさんあったよ。
  だけど生きていると、変わっていくんだな。
  つらかったことも、自分の都合のいい思い出に変わっていくんだ。
  みんな自分が一番だから。
  当たり前じゃないですか!。
  他の人が一番なんていう人はウソ!。自分が一番に決まってます」

高「なんだか言い過ぎましたけど…
  だからみんなも都合のいい思い出を作るために
  アルフィーのコンサートに来なさい(笑)」

「都合のいい思い出」…いい言葉だ(笑)。
でもなんでもかんでも都合のいい思い出にするの、
アタシ結構得意かも(^^;ゞ。

そんな話を展開しつつ、“生きよう”

どういうわけだか、今日の“生きよう”は、いつにも増して心に響いた。
間奏も大分耳に馴染んだ(^o^;。
そうそう、ちょっと珍しいなと思ったのだけど
“生きよう”での王子のギターがFlying A-IV Trival。
このギター、勝手に“Neo Universe PART I”のイメージだったので。

そしてこの後、今まで聴いたことのなかった展開で始まったのが
“罪人たちの舟”
キターーーー!!!。
桐生で演奏したと聞いて、地団駄を踏んでいた“罪人たちの舟”。
今日聴けるとは期待していなかったので、
イントロを聴いたときはとても嬉しかった。
しかも、今までよりもアレンジがハードになっていて、これがまたイイ。
Aメロで王子が
♪ジャジャジャジャジャジャジャジャ…とバッキング。
最初はちょっとうるさくないか?(^^;と思ったけれど
聴いてるうちにだんだん心地良く…。

この曲の歌詞にも「誰のために生きるの」という歌詞があり
このツアーは、『Flowers』というタイトルの陰に
「生きる」というテーマがあるのかも、と思ったり思わなかったり。

この曲では12弦を弾いていた幸ちゃんが
Wネックに持ち替えて、“春の嵐”のイントロ。
さぁ、今日の王子のこの曲でのギターは?!?!。

あー、やっぱり今日もESPのMVだった〜。
もはやこの春は'58年製カスタムでこの曲を演奏する姿は観られないのか。
で、このMVだけど、ボディのブリッジの後ろのところに
キラキラの星形のシール?が貼られていた。
このちょっとしたカスタマイズが王子らしい。

'58年製のカスタムが見られなかったのは残念だったが
27フレットまであるらしいフィンガーボードの
ホントにホントに先の方まで、あますところなく使って
後奏のソロを弾く姿は圧倒的にカッコ良かった。

そして曲の途中の、上がグリーン、下が赤と
ステージが上下にまっぷたつに分かれるようなライティングが凄かった。

そういえば、イントロでドットイメージが北斗七星を象っていたのは
“春の嵐”だっただろうか…。

“幻夜祭”から“希望の橋”
この展開はいつも通り。

そして“永遠の詩”
3人の頭上で、3つのリング型のドットイメージがゆっくりと回転する。
やがてそれが翼を広げた鳥の形に変化して
“明日の鐘”のイントロが始まると同時に
羽ばたき始める。
そして王子が歌い始めると、巨大な鳥はフッと姿を消す。
この演出…何度観てもいい。

後奏のGソロも良かったなぁ。
個人的には、終盤の
♪タリラリタリラリタリラリタリラリ
 タ〜リラリラリラ タリラリラ〜…
の部分がとても好き(↑わかりづらいかね^^;)。


なーんか、あっと言う間に本編が終わってしまった気がする(・o・)。


《TO BE CONTINUED...アンコールへ続く》 

nice!(1)  コメント(8)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 8

ゆき

おつかれさまでした!

某所でセットリストを見て、あの曲とあの曲が!?と、地団駄を踏みましたぁ~~~(笑)
私は次、今週末の福岡、初参加です♪
が、初日なので、基本パターンのセットリストでしょうねぇ…

今日の『堂本兄弟』、王子の衣装、カッコ良かったです!
そして、ゲストのまさかの発言!おぉ~、と一人でニンマリしてしまいました。

『ロックばん』も〝速弾きクエスチョン″、面白かったです。特に最後の質問!

梅屋さんは遠征ライブ後で、どちらもまだ視聴していらっしゃらないと思いますが、留守番の夜としては楽しめた2番組でした(笑)


by ゆき (2012-05-14 03:20) 

梅屋千年堂

>ゆきさん
そろそろ眠気も限界…ぼちぼち寝るべ〜と思っていたら
ゆきさんからのコメントが(^_^)。
いやー、まさかのセットリストでした。
特にアンコールのあの曲はテンション上がりましたよ〜。
詳しくは本文に書きますが、曲の前の仕掛けがこれまたニクい!。
まんまとヤラレタ!って感じでした。

で、『堂本兄弟』と『ロックばん』。
実はどちらも視聴および聴取済みです( ̄ー ̄)。
今日は友達がサンライズ出雲で先に帰ってしまったので
一人でお好み焼き食べて、早々にホテルに帰ってきたものですから(^^;ゞ。

王子のダークスーツ、カッコ良かったですね〜。
(ちょっと前ボタン開けすぎの感はなきにしもあらず…^o^;)。
個人的には靴下がなかなかイカしてました(笑)。

by 梅屋千年堂 (2012-05-14 03:44) 

ゆき

>(ちょっと前ボタン開けすぎの感はなきにしもあらず…^o^;)。
ですよねー!ライブじゃないんだから…あと2つ、ボタンして!って感じでした(笑)
私も毎週、靴下チェック、してますよ~。スカル柄、こだわってますねぇ~
スーツは、あーゆーのを毎回着てほしいです。

ロックばんでの『自分撮りした』ってのにウケました。
自分撮りしなくたって、テレビだって写真だって、確認できるじゃん!ほんとに「自分好き」なんですねぇ。
あと音楽をとったら「ただの髪の長いおっさん」って^m^

しかし、王子、コンビニでおにぎり、買うんですねぇ。。。
少し前の「レコーディングの時に『すき家』さんにはお世話になってる」ってのもちょっと意外でしたが。
『今半』じゃないとイヤ!なんて感じなのかと…
庶民的なところもあるんですねぇ。

さてさて、MANIA会員ではない私は、さきほど『さいたま…』の申込をしました。
1人8枚まで購入可、ってのに驚き→先行で買える、期待大!?ですかねぇ。

by ゆき (2012-05-14 22:27) 

梅屋千年堂

>ゆきさん
今夜もANN GOLDを聴きながらMacの前に座っております(笑)。
今週も面白すぎです(^m^)。
そして明日の『世界ふれあい街歩き』が楽しみ過ぎます。

>>あと2つ、ボタンして!
「お母さんは許しませんよ!」って感じですよね(笑)。
ホントに、ベルトの上ではまってるボタン、1個だけじゃん
そんな感じですよね。いくらなんでも開けすぎ開けすぎ(^^;。
いやでもあのスーツ姿は素敵でした。
たまには裾が細いパンツも新鮮でいいもんです。


ファン歴29年目に突入しようというアタシですが
自分撮りといい、コンビニといい、牛丼といい、
そして昨日のライブでのMC(子供の頃の作文の話)といい
王子の生態はいまだに謎だらけです。
わかりやすそうで、わかりにくい。
ま、そこが魅力なんですが。

今日は、蓄積した仕事疲れと、遠征から帰ってきた安堵感からか
帰宅後はバッタリ倒れてしまいました(^^;ゞ。
しかも昨日の王子がカッコ良すぎたせいか、微熱が…(笑)。

by 梅屋千年堂 (2012-05-15 00:04) 

あらせこにしき

お疲れさまでした!ってもう2日も経ってしまいました。。
微熱…大丈夫ですか?(^^;
私も昨日は意識不明で。
今日は回復しました!
充実した広島でした(^_^)/
ツボは…多分梅屋さんと同じはずです(笑)
by あらせこにしき (2012-05-15 22:53) 

梅屋千年堂

>あらせこにしきさん
広島、いやぁ〜良かったですね(*^^*)。
微熱は今朝にはすっかり良くなり、元気に仕事してきましたよ。
次は大宮なんですが…チケットもまだ手元にないし、
3週間以上間が空くなんて、先が長すぎる〜〜〜!(笑)。

ではこれからまたツボの整理に取りかかりたいと思います。

by 梅屋千年堂 (2012-05-15 23:09) 

シオン

お疲れ様でした。結構近い座席におられたのですね。
私は、1階8列右側に居ました。
高見沢さんのパワフルな動きに圧倒されながら目が釘付けになってしまいました。多分、口が開いていたのではないかと・・・(笑)
久々の曲ですで、なんだろうと思ってたら「見つめていたい」昨年、秋ツアー2日目でされたみたいですが参加してない私は、「うわぁ~」と感動でした。
感情を込めて歌う高見沢さんが素敵でした。
by シオン (2012-05-16 07:30) 

梅屋千年堂

>シオンさん
本当に王子は元気ですよね。
2daysの二日目とは思えないほどパワフルでした。
王子のみならず元気な3人の姿を見ると、こちらも元気になります。

“見つめていたい”は、確か去年の秋の広島と市川で歌ったのですよね。
アタシは秋の広島には参加していなかったので
ちょっと地団駄状態だったんですが(笑)
市川で聴くことができてラッキーでした。
それでももちろん今回も嬉しかったですよ。
またいつか聴けるといいですね。

by 梅屋千年堂 (2012-05-16 23:51) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0