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鳥取・島根往復駅弁 [FOOD&DRINK]

冬の旅:駅弁とお土産の話。

東海道新幹線に乗車する際には
その最大の楽しみと言っても過言ではない駅弁。
だが今回は、岡山に着いた時点で
《豚トコTON》という駅弁を買って食べるつもりでいたので、
今回の東海道新幹線での駅弁は別にパスしてもいいかな…と思っていた。
おそらくJR東海パッセンジャーズもこの時期に新作弁当を
リリースしているってこともないだろうし…。
(ってこの「おそらく」には何の根拠もないんだけど^_^;)
そう思いながらも、念のためサイトを確認。

そしたらば、出ているではないか新作弁当。
その名も《ありがとう300系引退記念弁当弁当》。
3月16日を持って引退することになった
東海道新幹線300系車両との別れを惜しむべく作られた記念弁当である。
もちろん3月16日までの期間限定。
となれば、これはやはり食べておかねばなるまい(^^;ゞ。

ただ余りにも早い時間だと、新横浜の駅弁売り場の品揃えは今一つ。
お目当ての駅弁が売っていないことも多々ある。
なので、あまり期待せずに駅弁売り場に行ってみたら…
ふと目に留まった300系の写真のパッケージ!(≧▽≦)。
ちゃんとあるではないか。

のぞみ5号に乗車し検札をやり過ごしたら、さっそく駅弁タイム。
01_300keibento.jpg

蓋を開くと、そこにはパーサーのメッセージ、それとオマケの300系カード。
02_300keibento.jpg
このカード、1種類かと思いきや全部で4種類あるらしい。
マニアはこの駅弁を何度も食べて、コンプリートを目指したりするんだろうか。

おかずは300系の全盛期当時に、車内販売で最も人気があった
幕の内弁当のおかずをベースにしたとのことで
目新しさはないけれど、さすがJR東海パッセンジャーズ、どれも美味しい。
03_300keibento.jpg

おかずは以下の通り。

・わらび醤油漬け
・ゆず入り大根塩漬け
・ごぼうサラダ
・黒豆甘露煮
・とり肉団子
・煮物(さといも、しいたけ、人参、蕗、れんこん、麸)
・みそカツ
・海老の天ぷら(タレつけ)
・焼売
・キングサーモン塩焼き
・かまぼこ
・玉子焼き
・鶏肉の味噌だれ焼き

特筆すべきはキングサーモンの塩焼き。
アタシの中では、こういったお弁当に入っている鮭の塩焼きは
やたらと堅くて割り箸では到底切れないってイメージなのだけど、
この鮭はフワッと焼き上げてあって、なにやら新鮮な感動があった。

結構ボリュームのあるお弁当だったので
岡山到着後に果たして《豚トコTON》を入れる余裕が胃袋にあるのか?!
それが心配だったのだけど、残念ながらタッチの差で手に入れ損ねたのは
この記事で書いた通り。
ま、確かに岡山に着いた時にはあんまりお腹は空いてなかったし
特急やくもの車内も狭苦しくて、
落ち着いて食事が出来る雰囲気ではなかったから
それはそれで良かったのだけど。


そんなワケで、3時間後に境港に着いた頃にはすっかり空腹。
水木しげるロードを歩きながら、
どこかに食事処はないかと探してたんだけど、
どうも「ここだ!」ってところが見つからず、
結局駅前の《丼や》という海鮮料理屋に入ることにした。
時間が昼食時とズレていたせいもあると思うけど、
中に入ってみたら客はアタシだけ(^_^;。
一抹の不安がよぎるが、漬け丼(¥800)を注文。
トイレを借りて出てきたら、
もう出来上がってテーブルにセットされていた(早っ)。
04_zukedon.jpg
な〜んかいろんな刺身の漬けがのっかってたなぁ(^^;。

実を言うと、店全体の雰囲気からして
あんまり期待してなかったけど、そこは港町。
なかなか美味しく、あっと言う間に完食。



松江に移動してどんよりした曇り空の宍道湖を見てから
再び駅に戻ってきて、サンライズ出雲の車中で食べる駅弁を物色。

いくらウロウロしても、駅弁を売ってるお店は1軒しか見当たらない。
改札にいた駅員さんに、改札内にも駅弁のお店があるのか尋ねたら
お弁当は、さっき見た改札外のお店かコンビニにしかないとのこと。
いや、アタシが探してるのはコンビニ弁当じゃなくて
駅弁なんだけど…(^_^;。

ということは、駅弁はやはりさっきの店にしかないらしい。
ホントは予めネットで調べて目を付けておいた
《上等御辨當 鴨ステーキ》ってのが欲しがったのだけど
残念ながら、そのお店にそのお弁当はなかったので
《島根牛みそ玉丼》にしようと決めて、先にお土産を買いに行った。

ところが、お土産を買い終えて
再び駅弁屋に戻ってきて、さっきの《島根牛みそ玉丼》を…と思ったら
さっきまであったそのお弁当は、悲しいかな、ほんの十数分の間に完売。
ことごとくツキのない旅_| ̄|◯。
仕方ないから残り少ない駅弁の中から《およぎ牛弁当》というのを購入。

このあと会った松江在住の友人に
「駅弁の種類が少なくてさぁ」とぼやいたら
「こんな平日の夜に、そんなにないよ〜!」と笑われた。
言われてみればごもっとも。

で、これがそのおよぎ牛弁当。
05_oyogigyu.jpg

牛すき焼き肉と牛そぼろの2色弁当。
06_oyogigyu.jpg
美味しかったけど、欲を言えばもう少し量が欲しかった。

こりゃ夜中にお腹が空きそうだなと思っていたら
案の定23時過ぎに小腹が空いてきた。

こんな時のために…というワケではないんだけど
水木しげるロードの神戸ベーカリーというパン屋さんで買った
妖怪パン5点セット。
07_kitaropan.jpg

この中からねずみ男パンをお夜食に。
08_nezumiotokopan.jpg
中はさつまいも餡が入ってて、外側もふわふわしっとりで美味〜♪。

残りの4つは、帰宅後に家族と一緒に食べるつもりだったのだけど、
空腹に耐え切れず、振替になった新幹線で砂かけ婆パンも食べてしまった(^o^;。
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砂かけ婆の中身は…クリームだったかな。

いやしかし、あってよかった妖怪パン。
もしこれがなかったら、アタシは相当ひもじい思いをしていたと思う(^^;。

というわけで、これが残りの3つ。
10_kitaropan.jpg
鬼太郎と、ぬりかべと、一反木綿。
やっぱり時間が経ってしまっていたせいか
サンライズの中で食べたねずみ男が一番美味しかった気がする。


最後は、その他のお土産。
ややベタな感じの《どじょう掬いまんじゅう》、
そして山陰限定の永谷園・おとなのふりかけ。
11_suvenir.jpg
この地域限定のおとなのふりかけ。
アタシはこのたび初めて見たのだけど、
調べてみたら山陰の他にも
九州・山陽・信州・北海道・東北・東京スカイツリー
などがあるらしい。うーん、これは実にそそられるなぁ〜。
とりあえず、5月に広島へ行った際には山陽限定を是非ともゲットしよう。

どじょう掬いまんじゅうは、実は結構カワイイ。
13_suvenir.jpg
中身はいわゆる「ぽんぽこ」とか「ひよこ」系。

そして家族に好評だったしじみ佃煮。
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でもって番外編。
松江の友達がお土産に、と持たせてくれた長岡屋茂助の《あご野焼き》。
14_anonoyaki.jpg
松江の名物というとこれなんだそうで、
あごというのはトビウオのこと。
そのあごを使った、言ってみればでっかい竹輪があご野焼き。
さすがに地元の人が勧めるだけあって美味しかった!。


てなわけで、長々ひっぱった冬の旅ネタ、これにてオシマイ。
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コメント 2

K-子

>東海道新幹線に乗車する際には
その最大の楽しみと言っても過言ではない駅弁。

ほんと その通りです!!
私なんて クリスマスに駅弁を食べれなかったこと
今だに引きずってるくらいですから・・・・^^;

仰るとおり 鮭の塩焼きひとつをとっても
進化してるのかなと思います
昔は、堅くで割り箸が折れちゃうくらいでしたよね 
オマケに4種類のカード付きとは(笑)
JR東海パッセンジャーズも商売が上手い(笑) 

「おとなのふりかけ」 これは、知りませんでしたよ~
ご当地物なんですね~ 
さすが「味ひとすじの永谷園」商売が上手い(笑) 
後でHPを見てみると えっ!山陽のきび団子風
どんな味だろう? 気になります 

梅屋さんの記事を拝見してると
私も列車でどこかへ行きたくなりました
日帰りで伊勢神宮へ行くこようと思ってます
鶴橋駅発着なので駅弁は、あまり期待できませんが(泣)

by K-子 (2012-03-05 21:03) 

梅屋千年堂

>K-子さん
確かに、駅弁も新幹線の車両同様進化してますよね。
冷たいご飯だって程良い柔らかさで美味しくなってると思います。
でも、昔駅弁と一緒に売っていた、
フニャフニャしたポリ容器に入った緑茶も懐かしいですね。
(このお茶、あるところにはまだあるようですが)。

永谷園のお茶漬け…そう!きび団子風は実に気になります。
5月に広島に行って手に入れたらレポートしたいと思います。

他に気になるところでは
九州のとんこつラーメン風、信州の馬肉、スカイツリーの東京Xですな。
いつかきっとチャンレジしてみたいものです。

お伊勢さん参り、いいですね。
アタシも春ツアーが始まる前に、もう1箇所くらい
大人の遠足的な小さな旅が出来たらいいなと思っています。

by 梅屋千年堂 (2012-03-05 23:29) 

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