THE ALFEE@大宮《本編編》 [┣ '11 LIVE (THE ALFEE)]
THE ALFEE Neo Universe 2011 『I Love You』
大宮ソニックシティ 本編の巻
6/23 17:38 UPしました。
毎度のことながら誤字・脱字は取り敢えずのご容赦を(^^;ゞ。
ネタバレ指数67
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ついに2011年の春ツアー関東ファイナル・大宮。
これはきっと相当に盛り上がるに違いないと、弥が上にも期待は高まる。
15時半過ぎに家を出て、横浜から湘南新宿ラインで大宮へ向かう。
湘南新宿ラインはいつも微妙に混んでいて、なかなか座れない。
大宮までの約1時間…出来れば座って寝ていきたい。
というわけで、今回はちょっと奮発してグリーン乗車。
大宮までのグリーン券は¥950。
グリーン車両すらも結構混んでいるが、
下の階の西日が当たらない方の窓側の席を確保。
隣の席にも誰も来ない。これはゆっくり寝られそうだ…。
と、思ったらどこからともなくオッサンが。
しかも缶ビールと、なんか蒲鉾系のつまみ持参。
…まだ16時台の真っ昼間なんだけど。
それでまぁ大人しくビール飲んでるだけだったらいいのだが
ビール飲んでつまみ食った後に、「ぐぇっっぷ」と大きなゲップ_| ̄|◯。
途中も「ぶは〜っ」と酒臭い息を吐く。
もう勘弁してよ〜なのである。
よっぽど席を移動しようかと思ったが、
なんかそれも露骨だし、結構満席だし…。
まさかおっさん大宮まで一緒じゃないよね?と思っていたら
池袋あたりで降りていった(ホッ)。
17時半過ぎに大宮到着。
会場に着いた時には既に開場していたのでそのまま中へ。
トイレを済ませて座席へGO。
本日の座席:1階3列40番台。
…また3列だったりなんかして。しかも今回は王子前。
と言っても真ん前ではなく随分右側にズレてはいるが
それでも王子のギタープレイを満喫出来ることは間違いない( ̄ー ̄)。
場内にはいつものようにクラシックが流れている。
8月に出る『Takamiy Classics』って、こんな感じなのだろうか?
などと思いながら耳を傾けていたけど
でも王子のことだから、もっと大仰でドカーン!とした曲も
入ってるんじゃなかろうか…。
18時15分に、最初の場内アナウンス。
その後、各担当のローディが楽器の調整を始める。
18時30分に、1ベル、そして再び場内アナウンス。
どこからともなく始まる手拍子。
いつもだったらその5分後にはスタートするのだけど
今日はなかなか始まらない。
場内が暗転したのは、多分18時40分くらいだったんじゃないかと思う。
賛美歌風から始まるSE。
アコギの音がチラッと入って、その後、大仰な展開に。
ガーン!というきっかけと共に、
前面のスクリーンがスルスル上がってメンバー登場。
ローディからギターを受け取る。
王子のギターはFlying A-IVの赤&黒。
“Zipangu”。
♪チャララッララ〜…
というイントロのフレーズを弾いた後の、
ギターのネックを滑る王子の左手がツボ。
3人の衣装は、ヨコケンの時と同じ。
桜井さんは、グレーのチェックのスーツ。
幸ちゃんは何色とも形容しがたい、光り物のジャケットに黒いパンツ。
王子はいつもの黒い上下。髪は巻き毛。
気のせいかも知れないが…なんか王子、いまいち元気なくないか?。
なんだか眉間にシワ寄せて、妙に厳しい表情だし
演奏中のアクションも、いつもよりも少ない気がする。
その《いまいち感》は
“冒険者たち -Beyond the Adventure”でも否定できず、
1コーラス目終わった後の
♪チャーーーーーッ チャッチャララーーー…
で、いつもだったら右手挙げて前に出てきたりするのだが、それもなし。
…今日の王子、なんだかノリが…というか機嫌悪いのか???。
(頼むよ〜、滅多にない王子前一桁列なんだからさ^^;)。
“NEVER FADE”。
王子のギターはキラキラ・ジャクソン。
失礼ながら、こうして近くで観てみると王子も歳取ったよなぁ…と
当たり前のことを考える。
照明の加減で、結構シワが目立つ時があったりなんかして。
だがしかし、最後の
♪Never fade your loーve…Never fade your Dreaーm…
を間近で観て、そのカッコ良さに倒れそうになったことは言うまでもない。
“NEVER FADE”の後、幸ちゃんの元に
スタンドに立てられたアコギが運ばれてきた。
てことは次の曲は“Count Down 1999”。
曲の途中で、幸ちゃんが♪ポロンポロンポロン…と
アコギを鳴らす場面で、ちゃんと音が出るかどうかドキドキ(^^;。
ドラムスティックを置く…ボリュームペダル踏む…
アコギを抱えてスタンバイ…
♪ポロンポロンポロン…
出た〜(あー良かった笑)。
あれ以来どうもこの場面が心配で心配で(^^;ゞ。
そしてその後は幸ちゃんの短い挨拶MC。
幸「こんばんは大宮ぁー!。
さぁ、いよいよ関東地元ファイナルでございます!。
1階はもちろん!2階!(大歓声!)最後までヨロシクーっ!」
“WEEKEND SHUFFLE -華やかな週末-(Progressive Rock Arrange)”。
この曲の後が、お楽しみの日替わりコーナー。
出るか?!、大宮スペシャル。
♪ドコロドコロドコロドコロドコロドコロドコロドコロ…
おーっ!このイントロはっ!
“ロンリーガールを抱きしめて”。
出たーっ!。
でも、短い曲なのですぐに終わってしまうのだった。
一瞬ステージが真っ暗になったあと、
その暗闇の中でフラッシュライトのように
チカチカと点いたり消えたりする白い照明の中で、王子速弾き!。
“二人のSEASON (Hard Rock Arrange)”
この速弾きの時に、太郎さんが叩いている
♪ダッダーン!ダッダーン!…
というリズムに合わせて拳を挙げてみたら、
なんだかちょっと気持ちが良かった(^o^;。
で、今日もどうせ(「どうせ」言うな?^o^;)
耳元で囁くのは「I Love You」なんでしょ?と思ってたら
♪耳〜元でさ〜っさぃやく〜…好きだよ…
いつもと違うまさかの展開に、客席「キャーーーッ!!!(≧▽≦)」。
最後は3人前に出てきてヘドバン。
なんだけど、あれれ…?。
王子が自分のマイクスタンドの右側(客席から見て左)を通って
中央に向かって行ったので「おや?」と思ったんだけど
ステージの一段高くなったところ、
つまり幸ちゃんのドラムパッドの真ん前のエリアででヘドバン。
越谷の時って、もっとステージのギリギリのとこまで来てなかったっけ(-"-?。
まぁ…いろいろと事情がおありになるのだろう。
そしてここまで、王子の笑顔は殆どナシ(-_-;。
終始厳しい表情での7曲であった…。
お世辞にも今日は「すこぶるゴキゲン」とは言えないな、と(^^;。
ステージに近い席って、こういうところまで見えちゃうことを考えると
やっぱ良し悪しだよなぁ…。
なんかちょっと気が重くなってきたりなんかして(小声)。
ここで幸ちゃんのMC。
幸「ハイ、ありがとーございます!。ありがとーございます!。ハイ。
それじゃみなさん、ここは先が長くなりますんで、
どうぞお座り頂いて…休むなり仮眠するなり(笑)。
どーでもいいコーナーなんで。
…今日は大分暑いですけど、みなさん空調の方は大丈夫ですか?」
客「暑いー!」
幸「暑い!。暑いよね。でもここで気を抜いてはいけません。
みんな今汗かいてますからね。ここで冷やすと後が大変です」
幸「ツアーもいよいよ残すところ3本になりましたけど
今日がギリギリになってこの春の初日って方はいらっしゃいますかー?」
客「ハーイ(^o^)/」
幸「あ、そうですか。それはそれはお待たせしました。
首を長くして待っていてくださったんじゃないかと思いますが。
今日がファイナルだって方も結構いらっしゃるんじゃないでしょうか。
今日がファイナルだって方ー!」
客「ハーイ(^o^)/(ものすごくたくさん)」
幸「えっ?!こんなに?!(笑)。
まだ名古屋が2本残ってますから、今日のコンサートが終わってから
『これはもう1回観ておかないとイカン!』と思った方は
どうぞ名古屋の方へお越し下さい。土でも日でもいいですよ」
幸「あ、それと…あ、お、えっと…おぁ、おっ…
…おっ、お…じゃないよね(^^;。
スイマセン(^^;ゞ、暑さで頭が膿んでます(笑)。
今日がアルフィーのコンサート、
生まれて初めての方はいらっしゃいますか?」
客「(^o^)/(極めて少数)」
幸「あ、いらっしゃいますね。
初めての方も、心配することはございません。
ここにいるアルフィーは想像しているアルフィーとは違います!。
って、期待を裏切ってどーすんでしょうか(笑)。
初めての方でも、見どころはたくさんありますからね」
幸「ここでは、僕らデビューして37年ってことで
ツアーで全国回れるようになったのは'80年とか'81年頃でして
その頃から各地各地の思い出なんかがいろいろあるでしょうっことで
そういう話をしてるんですが、話が随分脱線したりなんかして
この二人(桜井・高見沢)の出方によって変わってきます。
今日はどう出るんでしょうか。
この方をお呼びしましょう。盛大な拍手でお迎えください。
桜井さーーーん!!!」
ステージ下手から現れて、いつものように丁寧に御辞儀をするも、
鳴り止まない拍手に対する感謝の意を込めて(?)
軽く両腕を広げるというポーズで、客席の左右に改めて挨拶。
桜「メルシーボクゥ〜。ようこそいらっしゃいました。
今日は暑かったですね」
幸「32〜3℃はありましたよね。
熊谷あたりは35〜6℃くらい行ったんじゃないですか?。あと館林!」
桜「よく『うちの方が暑い!』とかやってますよね」
幸「ミヤネ屋で(笑)」
幸「お宅の方も暑いんじゃないですか?」
桜「(秩父と)一緒にするな!って言われそうですけどね。
うちの方は盆地ですから。
熊谷とかはまだ関東平野の続きでしょ?」
幸「関東平野の続きって…面白いよね(^^;」
桜「うちの方は盆地ですから、夏は暑いわ冬は寒いわで」
幸「ザ・ボンチ?…山本さん!。…♪A地点から〜…」
桜「それ憶えてるんですか?」
幸「若い人は誰も知らないよね(^o^;」
残念ながらよく知ってるアタシは、若くない人(苦笑)。
桜「前に38℃くらいまで行ったことがありますよね。
38℃っていったら、ちょっとした微熱ですよ。…微熱以上ですよね。
38℃出したら、このへん(後頭部)に相当キますよね。
このへん(後頭部)破裂しそうな感じですよね」
幸「そうだよー」
桜「ワタシ、一度39℃でステージに出たことあります」
客「ええええーーー?!(@o@)」
桜「インフルエンザでした。後でわかったんですけどね」
幸「そこまで行くともうなんだかわかんないだろ」
桜「ハイ、自分で何やってたかまったく憶えてないです。
最後、3人で真ん中で挨拶しようねって言ってたのに
ワタシだけ先に帰ろうとしちゃって『サクちゃ〜んこっちだよ』って。
(終わった後は)そのまま病院でした。座薬入れましたよ。
…座薬好きな人ー?」
幸「座薬好きな人はいないだろ(^^;」
桜「この人(坂崎)、座薬飲んじゃったんですよ!」
幸「飲まないよっ!」
幸「ところで桜井さん、埼玉の思い出は?」
桜「埼玉の思い出ですか?。いっぱいありますよー」
幸「そりゃそーだよね。大宮の思い出は?」
桜「ワタシ、大宮に初めて来たのが中学1年の時でした」
幸「修学旅行?」
桜「…(▼▼)。修学旅行は3年でしょっ!」
幸「あ、じゃぁ社会科見学とか?」
人の話を勝手に先走る男・坂崎幸之助。
(アタシもかなりその傾向はあるのだが^o^;)。
桜「大宮球場ってのがありましてね、
そこでうちの学校(の野球部)が県大会の決勝戦出たんですよ」
幸「ホォ!、決勝戦っ!」
桜「アナタ…『ホォ!決勝戦っ!』って…(^^;」
幸「いや、景気よく行こうかと思って」
桜「ワタシまだ1年生でレギュラーじゃないんで応援団やったんです。
フレェーーー!フレェーーー!って。
1-0で負けちゃったんで、うちの学校、準優勝だったんですけどね」
幸「準優勝!。スゴイじゃないですか。アナタはどーだったんですか?」
桜「だからワタシは1年生だったって言ったでしょう!。
試合に出るのは2年生3年生だって」
幸「ですから、アナタが2年生3年生だった時はどーだったんですか?。
準決勝まで行ったんですか?」
桜「それはみなさんが良く知ってますよ。
その後、ワタシ(腕を)怪我して辞めちゃったんですから。
怪我して、卓球部入ったんですから」
そしてそろそろ王子の出番。
幸「最近は食った後がスゴイらしいぞ。
『メシ食ったらシャワー浴びてください』って云われるじゃない。
でもアイツ(高見沢)、『ちょっと待って』って言って
仮眠しちゃうんだって。…相撲部屋じゃないんだから(^^;」
桜「本番前にメシ食って寝ちゃうのはダメでしょー!。
ワタシ、前にメシ食った後、本気でひとっ風呂浴びてから
本番出たことありますけど、ダメでしたね〜。
もうまったくやる気が出ませんでした」
幸「最近はリハーサルって言わないで、《朝稽古》って言うらしいぞ。
ケータリングじゃなくて《ちゃんこ》(笑)。
そのうちまわし締めて出てくるかも知れませんね。
あ、もしかしたら今日もあの衣装の下に
薄いまわしかなんか付けてるかも知れませんね」
桜「化粧まわしな」
幸「《永谷園》!とか持ってくるかもしれないな(笑)。
それではこの方をお呼びしましょう。
盛大な拍手でお迎えください。高見沢さーーーん!!!」
化粧まわしではなく、いつもの衣装に着替えて登場してきた王子。
客席に向かって両手を振る。さすがにここは笑顔。
まずはいつものパターンで…(^^;
高「おまえ!」
幸「おまえ!」
桜「おまえ!(ステージ下手に向かって指差した後、客席のお客さんを指差す)」
高「お客さんに向かって『おまえ』とか言うな!」
桜「おまえもなんでオレのこと、おまえ!って言うんだよ!」
高「オレがおまえって呼べるのはおまえ(桜井)だけなんだもん。
おまえ(桜井)とこいつ(坂崎)!」
幸「こいつって…“This Boy”だ!。
…こいつとそいつとあいつとそいつ(笑)」
幸「で、おまえ何?」
高「おまえ(桜井)さぁ…、なんで生きてんの?」
客「えええーーー?!(@o@)」
王子、いきなりなんてことを訊くんだ?!。
桜「なっ…なんで生きてるのかって、
そりゃここ(ステージ)にいるためだわよ!」
高「なんでおまえは、そこで『いるためだわよ』ってなるんだよっ!(^"^;」
幸「いるためだわよ!(笑)」
桜「何人かは本気でコレ(オカマ)だと思ってますから」
幸「高見沢さん、今日は昼寝したんでしょ?」
桜「おまえ(高見沢)さぁ!、眠くなるほど食うなよ!」
高「えっ?(^^;」
幸「高見沢、今日はのちゃんこは何だった?」
高「ちゃんこ?」
幸「最近はリハーサルって言わないんでしょ」
高「あぁ一応トレーニング…(←話の流れがわかってないらしい)」
幸「リハーサルって言わないで稽古っていうんでしょ?」
高「稽古なんて言わないよーっ!!!」
幸「で、高見沢、今日は何食ったの?」
高「おまぇ…!、また訊くのかよ?(ちょっと困った顔)。
こいつ、毎日訊くんだぜ?、もーいいじゃん!」
幸「にんじん何本とか牧草何キロとか(笑)。
そういうもんは食わないでしょうけど、
高見沢さんの、そのパワーの源はなんなのかと思いまして」
高「えぇ?…今日はねぇー…」
幸「まず肉だな」
高「フィレステーキ」
幸「フィレステーキ!。焼き方は?ミディアム?」
高「うーん…ミディアムレア」
幸「他には?」
高「あっ!今日美味しくてビックリしたんだけどさ!大宮!。
ミルフィーユ・オムライスってゆーの」
幸「ミルフィーユ?。あぁ、玉子が層になってるのか」
高「ご飯と玉子が、こう…層になってんの!。おっいしかった〜!」
幸「でもなんか玉子が多そうだな」
高「いや、そうでもないよ。これくらいの小振りな感じだから。
(ミルフィーユと言っても)スイーツじゃないんだよ。オムライス。
ご飯と玉子がこーやって層になってるの」
ちょっと調べてみたけど、大宮ソニックシティのケータリングは、
隣のパレスホテル大宮がやっていて、そこのメニューらしい。
写真見たけど…確かになにやら美味しそう。
幸「あとは?」
高「あとはね〜…」
客「えぇぇ〜?(まだ食うのか的反応)」
高「これも美味しかった!。ビーフキムチピラフっていうの。
なんかこう無国籍な感じだった」
幸「スープは?」
高「スープもあるよ」
幸「どんなスープ?」
高「クリームスープ」
客「えぇぇぇ〜?!(-_-;」
幸「今の話の流れから行くとコンソメ系かと思うよね?」
高「みんな『えぇぇぇ〜?!』って!!!。
せっかく教えてあげてるんだから『フンフン』って聞けよ!」
幸「それをどういう順番で食うわけ?」
高「まずオムライス食べて…ピラフ食べて…」
幸「おっ、米・米だな(笑)」
高「いや、真ん中にステーキを置いて
こっちにオムライス、こっちにピラフ、
スープはこのへんで順番にこう…」
幸「あ、一応右回りに?。…野菜がないな、野菜が」
高「あ、サラダありますよ。このへんに」
幸「でもホント最近ハタチの頃の食欲に戻ってるよね。
昔はホントによく食いましたからね。
普通、ご飯炊き直すなんて考えられないでしょ?」
高「若い頃は、たくさん食べて何もしなくても消費出来てたけど
この歳になったら動かないと燃え尽きな…じゃねぇや(^o^;」
幸「燃え尽きちゃダメですよ、こんなところで。
まだまだ先があるんですから!、あと10年くらい(笑)」
高「…動かないと消費しませんからね。
歌う、走る、跳ぶ、弾く。…弾く、振る!」
振る…頭を、らしい。
高「(客席に向かって)あっ、みんなはそんなに食べちゃダメですよ!。
動かない人はそんなに食べちゃダメですからね」
み、耳が痛い(^^;。
(まぁアタシゃ立ち仕事なんで、それでも動いている方だとは思うが…。
と、言い訳してみる)。
てゆーか、ツアー中の王子の1日の食事って
ほとんどこの楽屋で食べる1食なんじゃないだろうか?。
そう考えれば1回に3食分食い溜めしても不思議じゃないけど。
(体にいいかどうかは別として)。
にしても、最近やっぱりちょっと胴回りが太すぎる気がするけど。
まだ決してデブではとは思うが。
そのうち、海外のメタルのミュージシャンのように
ムキムキとマッチョな感じになってしまうのだろうか…。
王子の場合、色が白い上に(ガイジンと違って)体毛も少ないので
なんか妙な感じに見えてしまうのだが…(^^;。
高「おまえ!」
幸「おまえ!」
桜「おまえ!(と、またお客さんを指差す。
…二人続けて、しかもすごく嬉しそうに^^;)」
高「お客さんに向かって指差すなよ!」
桜「おまえだってオレに指差すなよ!」
高「オレが指差せるのはおまえだけなんだよ!」
桜「…なら差してもいいけど…串は刺すなよ」
ここらへん、どうしてそういう話の展開になったのか憶えてないが…
桜「どうして二人してオレの足引っ張るんだよ?。
…もっと引っ張ってくれ」
幸「もっと伸びるように?」
桜「そう。…真ん中押さえておかなくちゃ!(と股間を押さえる)
あっ、ホラお尻が避けちゃった!」
高「コラッ!!!」
と、桜井さんの方へ歩いて行こうとする王子
桜「なんだよっ!。職場に戻れよ!。
どーしておまえはそうやって人のこと殴るんだよ?!」
高「あっ、殴ったのはおまえだろ?!。
(客席に向かって)こいつ、昔すーぐオレのこと殴ってさ
『高見沢!、なんだこの体は!』『痛っ(>_<)』って」
幸「最近(高見沢は)力が有り余ってるよな」
桜「ホントに、最近力が強いんだよ!」
王子、幸ちゃんの後ろに立ち肩をモミモミ。
高「坂崎、最近背ぇ縮んだ?」
幸「縮んでないよ!(^^;。おまえが伸びたんだろ」
桜「…なんだかそれ、ヘンだな。でかいオカマと小学生みてー」
オカマと言われてピキッ!と来た王子、今度は桜井さんの首に腕を回す。
幸「あ、でかいオカマがヤクザに絡んでる(笑)」
二人とも、《でかいオカマ》って…(^^;。
確かに、こういう《でかいオカマ》、いそうだけど。
桜「昔よくこいつにヘッドロックやられてさー」
高「頭取れないかなーと思って(笑)」
桜「おまえのヘッドロックは強いんだよ。
しかも金属がいっぱい付いてるから痛いんだよ。
グリグリグリグリやられてさ」
自分の位置に戻りながら、ギターをローディから受け取る王子。
ギターはピックガードにスワロフスキーのストラトキャスター。
桜「そろそろ次行けってさ!」
幸「そろそろ行きましょうかね。話の続きは、また秋のツアーで(笑)。
…ハイ、こんな風にやってまいりましたけど、
アルフィーがトラベリング・バンドであることには変わりありません。
それではこの曲を聴いてください。“Journeyman”」
…MCでやっと王子の笑顔が見られて、取り敢えず良かった。
(MCでもムスっとしてたら、そりゃ相当だよなぁ^o^;)。
“Journeyman”の後は、“うつろな瞳”を期待したが…
ここは“Lifetime Love”。
でもサビでのチョーキングを間近で観られたことは
それはそれで良かった。
それと後奏のGソロも、何故かいつもよりも「なんかイイな」と
感じることが出来た。
王子、ここでギターチェンジ。
さて、今日の“哀しみの泉”で使うのはどのギターなんだろうか。
えっっっ?!?!?…ウソ、マジ?!ヾ(℃゜)。
1958年製の、レスポール・カスタムではないか!!!。
(↑アタシの大好きなヤツね)
大好きな曲を、大好きなギターで。
うーん、この組み合わせは(個人的に)実に貴重だ!。
しかと脳裏に焼き付けておかねば!。
いやもうたまらんなマジで…と、
心の中でニマニマしていた矢先の2コーラス目…
ちょちょ…ちょっ!!!
歌と演奏がズレまくってるよーーーーっ(^o^;(^o^;(^o^;。
どうなるんだろう?とヒヤヒヤしながら観ていたが
なんとな〜く帳尻合わせて、♪互いの想いを…あたりからは
まともな状態に…。あー、びっくらした。
まぁしかし、アタシの中ではこのこと自体は大したことではない。
サビの時に聞こえてくるカスタムの野太い音に耳を澄ませ、
最後も幸ちゃんがブルースハープを吹いている時に
王子が軽く♪ポロンポロン…と奏でる短いフレーズにも感激し
「あー、もう今日はこれだけでもここへ来た価値がある」
と思える瞬間であった。
王子のMC。
後ろにいって、ノドを潤してから喋り始める王子。
なんだか妙に低い声。
高「ハイ、どーもありがとう。
“哀しみの泉”、この曲はツアー通してずっと歌ってきましたが、
心の中にはいろんな泉があって、それが涙になるというね…。
本当にそういうものがあるのではないかという、
そんな気がしないではないんですが」
「気がしないではない」って…どっちやねん!(^^;。
高「それではここで、
我々の演奏を後方から強力にバックアップしてくれる、
素敵な仲間を紹介したいと思います。
大きな拍手を持って迎えて欲しいと思います。
まずは、アルフィーのサポートに加わって4年になります。
キーボード、ただすけー!」
あれ?。今日はただすけくんから先に紹介するんだ?。
てことは、もしや…?。
(ちなみに座ってしまうとアタシの席からは、
太郎さんの姿はまったくと言っていいほど見えない)。
高「彼は素晴らしい経歴の持ち主です。ピアノでロシアに留学していました。
そしてその経験を活かして、NHKのロシア語講座に出ていました。
普通、留学っていうと2年とか3年だと思うだろ?。
彼の場合は、スゴいです…。冬休みの間だけだという。
それじゃ旅行だよな(笑)。
本当はどれくらい行ってたの?。…えっ!本当にそんなもんなのか?」
た「冬休みをちょっとはみ出すくらい。まだ義務教育の間だったので…」
たどたどしく話すただすけくんに向かって、
高「おまえ、ちゃんと喋れ!(笑)」
高「そしてドラムスは!…大阪から来た太郎くんだ!」
やはり(笑)。
先週末の大阪でも披露したという
太郎さんのくいだおれ太郎パフォーマンス。
相変わらずよく見えないが、くいだおれ太郎の被り物をして
紅白の縦縞模様の衣装に身を包んだ太郎さんが
ステージ下手から現れて、ドラムセットに座る。
高「大阪から来た太郎くんだー!」
♪ダツ……ダツ……ダツ……ドカドカドカドカ…!!!
と、FANTAサイトで公開されている動画よろしく
派手なドラムソロを披露する太郎さん(^^;。
ご苦労様…である(笑)。
高「ドラムス、吉田太郎です。…もう脱いできていいぞ(笑)。
…この2人はコーラスもできますからね。
今後ともこの二人を宜しくお願いしたいと思います!」
高「このツアーは『I Love You』というタイトルでやっていますが、
『I Love You』というのは、『愛してるよ』という意味ですね。
僕らの音楽は愛です。メッセージソングも愛です。
歌も愛です。ギャグも愛です。ここに立っていることも愛です。
僕らからみんなに、たっくさんの愛を贈っています」
高「何かを貰ったら、お返しをしなければいけませんね?。
簡単です。まずお財布を出します。
そして千円を1枚…あっ、あと2枚あった。
そうしたら三千円でもいいですよ。
そしてCDショップへ行き、5月3日に発売になった
THE ALFEEの新曲、“Let It Go”を買う、それだけです」
高「1枚買うと、僕のところに愛情が返ってきます。
もう1枚買うと、坂崎のところにも愛情が返ってきます。
あっ、一人分足りません!。ワンモアプリーズ!。
ワンモアプリーズのポーズ!」
王子のMCに合わせて、両手を前に出して懇願するポーズの桜井さん。
ところがだんだん悪ノリして指パッチンみたいなポーズ(^^;。
高「…それは違うだろ!(^^;」
このテのMCは、あんまり感心できるものではないけれど
ここまで言うってことは、よっぼどなんだろうかね(^^;。
高「そうしたみんなの愛情のお陰で、
その新曲もオリコン初登場第3位になりました。
これはほんっとうに良かった!。
入ってから思い出すんですけど、これは“メリーアン”から
ずっと続いていることですから」
高「そこを目指してやっているわけではありませんが、
いつまで続くんでしょうか。…ず~っと続くんですよ。
来月には龍の恩返しというのがありますからね。
なんのことだか分からない人は、インターネットで調べて下さいね。
…ワタシはこうやってちゃんと理路整然と話をしています…って、
この話じゃなかったんだよ(^^;」
と、困った顔で幸ちゃんの方を見る王子。
幸「へぁ?、どーした?」
高「…まぁいいや!。
これからもたくさん曲を作って、
みんなにたくさんの愛を届けていきますので、
今後もアルフィーをよろしくお願いします!。
それでは5月3日に発売になりました、
アルフィーの新曲“”を聴いてください、“Let It Go”」
ここでの王子使用ギターは、確かキズだらけの白いストラトだったか。
いつものように、幸ちゃんが最後のアコギを掻き鳴らしている間に
王子は次の曲に備えてギターチェンジ。
レスポール・スタンダード。
曲はいつもの“Wake Up ~Goodbye 20th century boy”。
エンディングの
♪ジャラララ・ラーララ!
の直後の「ドカーン!」という音で、ステージが暗転した時に
逆光でうっすらと浮かび上がるメンバーのシルエットがカッコイイ。
次はまた日替わりコーナー。
またまた出るか?!大宮スペシャル!。
だがしかし、ここは既に他会場でも演奏されている
“BRIDGED TO THE SUN”。
だけどアタシはこのツアーで聴くのは初めてだな。
ようやく聴けた、そんな感じがないではない。
この曲の見どころ(聴きどころ)は桜井さんの小気味良いチョッパー!。
それと、
♪ブリーーッジトゥザサーーーーーン
ドラーィヴィーンオーンザフリーウェーーー
ラーーーララー ラーラーラーラーラーーー アーーー
と、アカペラでみんなで歌う部分。ここ大好き。
次は“祈り”。
さっき“哀しみの泉”で使っちゃったから可能性としては低いけど
また'58年製のカスタムが出てきたら最高なんだけどなぁ…。
だがしかし、やはり世の中(というか王子は)そんなに甘くない。
ここでのギターはFlying Angel FANTASIA。へぇ〜!珍しい。
それにしても、華美すぎず、ホントに美しいギターである。
(いや、一般的に見たら十分華美なんだろうけど^^;)。
ギターはカスタムじゃないけど…
“祈り”のGソロが、今日は目の前で観られる!!!。
今日の大宮でのアタシの期待は
この部分に集約されていると言っても過言ではナイ。
この瞬間を、大宮のチケットが届いた瞬間から待ち望んでいたのである。
♪力は あーーるーーかーーー
太郎さんのドラム、そして最初はゆっくりしたテンポで始まるギターソロ。
何小節か弾いた後、曲のテンポが速くなる。
右前方に歩いてくる王子。来た来た来たぞーーー!!!ヽ(^。^)丿。
Flying Angel FANTASIAには、フロイドローズが付いてるからなぁ…
またアームでウィンウィンやっちゃうのかなぁ(^^;と思っていたが
アームは殆ど使用せず。
う〜ん、めちゃめちゃカッチョエェ〜!!!。
いまだかつて、“祈り”のギターソロを
こんなにも間近で観たことがあっただろうか?!
いや、ナイ!!!
白っぽい衣装と、白い腕(笑)が白いスポットライトに照らされ、
しかも今日に限ってギターがFANTASIA…ま、眩し過ぎる。
な、なんか王子が神々しいじゃないかーーー!!!_| ̄|◯(バタっ)
よくあることなんだけど、
このギターソロの間、アタシあんまり息してなかった(・o・)。
なんだか王子の使用ギターが、いつもと微妙にズレているので
次に出てくるギターがさっぱり予想がつかなくなってきた。
(そんな予想をするのもマニアックすぎる気がするが…^^;)。
“GATE OF HEAVEN”の前半で使ったのは…
確かTakamiy's Guitar Silver Sparkleだったかなぁ???。
そして今日も息の合ったコーラスの幸ちゃんと王子。
ちなみに、二人のコーラスもさることながら
♪こ〜だまする・ぅ〜…の直後の
♪チャン↓チャン↓チャン↓…と下がっていくという
オリジナルと異なるピアノのフレーズも好きだ。
それと、ここ前回のヨコケンの時も思ったのだけど
♪う〜なされた よーるー…
の前の間奏がなにやら“夜明けを求めて”風だな、と感じた。
で、この間奏が終わり、幸ちゃんが歌っている間に
またまたギターチェンジ。
確かにいつもここでギターチェンジして、
次の曲もそのまま同じギターで、という流れなんだけど…
王子がローディから受け取ったのは赤いFlying-V。
おぉぉー?!なにやらまた!懐かしげなギターが出てきちゃったよ(@o@)。
それは、KRAMERのVanguard。
(『TAKAMIZAWA GUITAR COLLECTION 300』54頁参照)。
まったく、いったいどういう風の吹き回しで
突然こういったギターを使おうって気分になるんだろう!(笑)。
もちろんこのギターのまま、本編ラストの“SWEAT & TEARS”へ。
ギターはこんな懐かしいヤツだし…、気分はまさに《あの頃》である。
なんだかもうキレ過ぎて、記憶が定かでないのだが、
後奏の時に前に出てきた王子が、マイクを通さずに
「カモ〜ン!」と叫んで客席を煽っていたことと、
ラストのヘドバン、
それと曲の最後に、肩から外したギターを右手で高々と頭上に掲げ
左手でそのギターを指差してアピールしていたことが印象的だった。
というわけで、前半はどうなることかと思った本編だったが
後半持ち直して大盛り上がりで終了(あ〜、ホントにヨカッタ)。
《TO BE CONTINUED...アンコールへ続く》
大宮ソニックシティ 本編の巻
6/23 17:38 UPしました。
毎度のことながら誤字・脱字は取り敢えずのご容赦を(^^;ゞ。
ネタバレ指数67
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ついに2011年の春ツアー関東ファイナル・大宮。
これはきっと相当に盛り上がるに違いないと、弥が上にも期待は高まる。
15時半過ぎに家を出て、横浜から湘南新宿ラインで大宮へ向かう。
湘南新宿ラインはいつも微妙に混んでいて、なかなか座れない。
大宮までの約1時間…出来れば座って寝ていきたい。
というわけで、今回はちょっと奮発してグリーン乗車。
大宮までのグリーン券は¥950。
グリーン車両すらも結構混んでいるが、
下の階の西日が当たらない方の窓側の席を確保。
隣の席にも誰も来ない。これはゆっくり寝られそうだ…。
と、思ったらどこからともなくオッサンが。
しかも缶ビールと、なんか蒲鉾系のつまみ持参。
…まだ16時台の真っ昼間なんだけど。
それでまぁ大人しくビール飲んでるだけだったらいいのだが
ビール飲んでつまみ食った後に、「ぐぇっっぷ」と大きなゲップ_| ̄|◯。
途中も「ぶは〜っ」と酒臭い息を吐く。
もう勘弁してよ〜なのである。
よっぽど席を移動しようかと思ったが、
なんかそれも露骨だし、結構満席だし…。
まさかおっさん大宮まで一緒じゃないよね?と思っていたら
池袋あたりで降りていった(ホッ)。
17時半過ぎに大宮到着。
会場に着いた時には既に開場していたのでそのまま中へ。
トイレを済ませて座席へGO。
本日の座席:1階3列40番台。
…また3列だったりなんかして。しかも今回は王子前。
と言っても真ん前ではなく随分右側にズレてはいるが
それでも王子のギタープレイを満喫出来ることは間違いない( ̄ー ̄)。
場内にはいつものようにクラシックが流れている。
8月に出る『Takamiy Classics』って、こんな感じなのだろうか?
などと思いながら耳を傾けていたけど
でも王子のことだから、もっと大仰でドカーン!とした曲も
入ってるんじゃなかろうか…。
18時15分に、最初の場内アナウンス。
その後、各担当のローディが楽器の調整を始める。
18時30分に、1ベル、そして再び場内アナウンス。
どこからともなく始まる手拍子。
いつもだったらその5分後にはスタートするのだけど
今日はなかなか始まらない。
場内が暗転したのは、多分18時40分くらいだったんじゃないかと思う。
賛美歌風から始まるSE。
アコギの音がチラッと入って、その後、大仰な展開に。
ガーン!というきっかけと共に、
前面のスクリーンがスルスル上がってメンバー登場。
ローディからギターを受け取る。
王子のギターはFlying A-IVの赤&黒。
“Zipangu”。
♪チャララッララ〜…
というイントロのフレーズを弾いた後の、
ギターのネックを滑る王子の左手がツボ。
3人の衣装は、ヨコケンの時と同じ。
桜井さんは、グレーのチェックのスーツ。
幸ちゃんは何色とも形容しがたい、光り物のジャケットに黒いパンツ。
王子はいつもの黒い上下。髪は巻き毛。
気のせいかも知れないが…なんか王子、いまいち元気なくないか?。
なんだか眉間にシワ寄せて、妙に厳しい表情だし
演奏中のアクションも、いつもよりも少ない気がする。
その《いまいち感》は
“冒険者たち -Beyond the Adventure”でも否定できず、
1コーラス目終わった後の
♪チャーーーーーッ チャッチャララーーー…
で、いつもだったら右手挙げて前に出てきたりするのだが、それもなし。
…今日の王子、なんだかノリが…というか機嫌悪いのか???。
(頼むよ〜、滅多にない王子前一桁列なんだからさ^^;)。
“NEVER FADE”。
王子のギターはキラキラ・ジャクソン。
失礼ながら、こうして近くで観てみると王子も歳取ったよなぁ…と
当たり前のことを考える。
照明の加減で、結構シワが目立つ時があったりなんかして。
だがしかし、最後の
♪Never fade your loーve…Never fade your Dreaーm…
を間近で観て、そのカッコ良さに倒れそうになったことは言うまでもない。
“NEVER FADE”の後、幸ちゃんの元に
スタンドに立てられたアコギが運ばれてきた。
てことは次の曲は“Count Down 1999”。
曲の途中で、幸ちゃんが♪ポロンポロンポロン…と
アコギを鳴らす場面で、ちゃんと音が出るかどうかドキドキ(^^;。
ドラムスティックを置く…ボリュームペダル踏む…
アコギを抱えてスタンバイ…
♪ポロンポロンポロン…
出た〜(あー良かった笑)。
あれ以来どうもこの場面が心配で心配で(^^;ゞ。
そしてその後は幸ちゃんの短い挨拶MC。
幸「こんばんは大宮ぁー!。
さぁ、いよいよ関東地元ファイナルでございます!。
1階はもちろん!2階!(大歓声!)最後までヨロシクーっ!」
“WEEKEND SHUFFLE -華やかな週末-(Progressive Rock Arrange)”。
この曲の後が、お楽しみの日替わりコーナー。
出るか?!、大宮スペシャル。
♪ドコロドコロドコロドコロドコロドコロドコロドコロ…
おーっ!このイントロはっ!
“ロンリーガールを抱きしめて”。
出たーっ!。
でも、短い曲なのですぐに終わってしまうのだった。
一瞬ステージが真っ暗になったあと、
その暗闇の中でフラッシュライトのように
チカチカと点いたり消えたりする白い照明の中で、王子速弾き!。
“二人のSEASON (Hard Rock Arrange)”
この速弾きの時に、太郎さんが叩いている
♪ダッダーン!ダッダーン!…
というリズムに合わせて拳を挙げてみたら、
なんだかちょっと気持ちが良かった(^o^;。
で、今日もどうせ(「どうせ」言うな?^o^;)
耳元で囁くのは「I Love You」なんでしょ?と思ってたら
♪耳〜元でさ〜っさぃやく〜…好きだよ…
いつもと違うまさかの展開に、客席「キャーーーッ!!!(≧▽≦)」。
最後は3人前に出てきてヘドバン。
なんだけど、あれれ…?。
王子が自分のマイクスタンドの右側(客席から見て左)を通って
中央に向かって行ったので「おや?」と思ったんだけど
ステージの一段高くなったところ、
つまり幸ちゃんのドラムパッドの真ん前のエリアででヘドバン。
越谷の時って、もっとステージのギリギリのとこまで来てなかったっけ(-"-?。
まぁ…いろいろと事情がおありになるのだろう。
そしてここまで、王子の笑顔は殆どナシ(-_-;。
終始厳しい表情での7曲であった…。
お世辞にも今日は「すこぶるゴキゲン」とは言えないな、と(^^;。
ステージに近い席って、こういうところまで見えちゃうことを考えると
やっぱ良し悪しだよなぁ…。
なんかちょっと気が重くなってきたりなんかして(小声)。
ここで幸ちゃんのMC。
幸「ハイ、ありがとーございます!。ありがとーございます!。ハイ。
それじゃみなさん、ここは先が長くなりますんで、
どうぞお座り頂いて…休むなり仮眠するなり(笑)。
どーでもいいコーナーなんで。
…今日は大分暑いですけど、みなさん空調の方は大丈夫ですか?」
客「暑いー!」
幸「暑い!。暑いよね。でもここで気を抜いてはいけません。
みんな今汗かいてますからね。ここで冷やすと後が大変です」
幸「ツアーもいよいよ残すところ3本になりましたけど
今日がギリギリになってこの春の初日って方はいらっしゃいますかー?」
客「ハーイ(^o^)/」
幸「あ、そうですか。それはそれはお待たせしました。
首を長くして待っていてくださったんじゃないかと思いますが。
今日がファイナルだって方も結構いらっしゃるんじゃないでしょうか。
今日がファイナルだって方ー!」
客「ハーイ(^o^)/(ものすごくたくさん)」
幸「えっ?!こんなに?!(笑)。
まだ名古屋が2本残ってますから、今日のコンサートが終わってから
『これはもう1回観ておかないとイカン!』と思った方は
どうぞ名古屋の方へお越し下さい。土でも日でもいいですよ」
幸「あ、それと…あ、お、えっと…おぁ、おっ…
…おっ、お…じゃないよね(^^;。
スイマセン(^^;ゞ、暑さで頭が膿んでます(笑)。
今日がアルフィーのコンサート、
生まれて初めての方はいらっしゃいますか?」
客「(^o^)/(極めて少数)」
幸「あ、いらっしゃいますね。
初めての方も、心配することはございません。
ここにいるアルフィーは想像しているアルフィーとは違います!。
って、期待を裏切ってどーすんでしょうか(笑)。
初めての方でも、見どころはたくさんありますからね」
幸「ここでは、僕らデビューして37年ってことで
ツアーで全国回れるようになったのは'80年とか'81年頃でして
その頃から各地各地の思い出なんかがいろいろあるでしょうっことで
そういう話をしてるんですが、話が随分脱線したりなんかして
この二人(桜井・高見沢)の出方によって変わってきます。
今日はどう出るんでしょうか。
この方をお呼びしましょう。盛大な拍手でお迎えください。
桜井さーーーん!!!」
ステージ下手から現れて、いつものように丁寧に御辞儀をするも、
鳴り止まない拍手に対する感謝の意を込めて(?)
軽く両腕を広げるというポーズで、客席の左右に改めて挨拶。
桜「メルシーボクゥ〜。ようこそいらっしゃいました。
今日は暑かったですね」
幸「32〜3℃はありましたよね。
熊谷あたりは35〜6℃くらい行ったんじゃないですか?。あと館林!」
桜「よく『うちの方が暑い!』とかやってますよね」
幸「ミヤネ屋で(笑)」
幸「お宅の方も暑いんじゃないですか?」
桜「(秩父と)一緒にするな!って言われそうですけどね。
うちの方は盆地ですから。
熊谷とかはまだ関東平野の続きでしょ?」
幸「関東平野の続きって…面白いよね(^^;」
桜「うちの方は盆地ですから、夏は暑いわ冬は寒いわで」
幸「ザ・ボンチ?…山本さん!。…♪A地点から〜…」
桜「それ憶えてるんですか?」
幸「若い人は誰も知らないよね(^o^;」
残念ながらよく知ってるアタシは、若くない人(苦笑)。
桜「前に38℃くらいまで行ったことがありますよね。
38℃っていったら、ちょっとした微熱ですよ。…微熱以上ですよね。
38℃出したら、このへん(後頭部)に相当キますよね。
このへん(後頭部)破裂しそうな感じですよね」
幸「そうだよー」
桜「ワタシ、一度39℃でステージに出たことあります」
客「ええええーーー?!(@o@)」
桜「インフルエンザでした。後でわかったんですけどね」
幸「そこまで行くともうなんだかわかんないだろ」
桜「ハイ、自分で何やってたかまったく憶えてないです。
最後、3人で真ん中で挨拶しようねって言ってたのに
ワタシだけ先に帰ろうとしちゃって『サクちゃ〜んこっちだよ』って。
(終わった後は)そのまま病院でした。座薬入れましたよ。
…座薬好きな人ー?」
幸「座薬好きな人はいないだろ(^^;」
桜「この人(坂崎)、座薬飲んじゃったんですよ!」
幸「飲まないよっ!」
幸「ところで桜井さん、埼玉の思い出は?」
桜「埼玉の思い出ですか?。いっぱいありますよー」
幸「そりゃそーだよね。大宮の思い出は?」
桜「ワタシ、大宮に初めて来たのが中学1年の時でした」
幸「修学旅行?」
桜「…(▼▼)。修学旅行は3年でしょっ!」
幸「あ、じゃぁ社会科見学とか?」
人の話を勝手に先走る男・坂崎幸之助。
(アタシもかなりその傾向はあるのだが^o^;)。
桜「大宮球場ってのがありましてね、
そこでうちの学校(の野球部)が県大会の決勝戦出たんですよ」
幸「ホォ!、決勝戦っ!」
桜「アナタ…『ホォ!決勝戦っ!』って…(^^;」
幸「いや、景気よく行こうかと思って」
桜「ワタシまだ1年生でレギュラーじゃないんで応援団やったんです。
フレェーーー!フレェーーー!って。
1-0で負けちゃったんで、うちの学校、準優勝だったんですけどね」
幸「準優勝!。スゴイじゃないですか。アナタはどーだったんですか?」
桜「だからワタシは1年生だったって言ったでしょう!。
試合に出るのは2年生3年生だって」
幸「ですから、アナタが2年生3年生だった時はどーだったんですか?。
準決勝まで行ったんですか?」
桜「それはみなさんが良く知ってますよ。
その後、ワタシ(腕を)怪我して辞めちゃったんですから。
怪我して、卓球部入ったんですから」
そしてそろそろ王子の出番。
幸「最近は食った後がスゴイらしいぞ。
『メシ食ったらシャワー浴びてください』って云われるじゃない。
でもアイツ(高見沢)、『ちょっと待って』って言って
仮眠しちゃうんだって。…相撲部屋じゃないんだから(^^;」
桜「本番前にメシ食って寝ちゃうのはダメでしょー!。
ワタシ、前にメシ食った後、本気でひとっ風呂浴びてから
本番出たことありますけど、ダメでしたね〜。
もうまったくやる気が出ませんでした」
幸「最近はリハーサルって言わないで、《朝稽古》って言うらしいぞ。
ケータリングじゃなくて《ちゃんこ》(笑)。
そのうちまわし締めて出てくるかも知れませんね。
あ、もしかしたら今日もあの衣装の下に
薄いまわしかなんか付けてるかも知れませんね」
桜「化粧まわしな」
幸「《永谷園》!とか持ってくるかもしれないな(笑)。
それではこの方をお呼びしましょう。
盛大な拍手でお迎えください。高見沢さーーーん!!!」
化粧まわしではなく、いつもの衣装に着替えて登場してきた王子。
客席に向かって両手を振る。さすがにここは笑顔。
まずはいつものパターンで…(^^;
高「おまえ!」
幸「おまえ!」
桜「おまえ!(ステージ下手に向かって指差した後、客席のお客さんを指差す)」
高「お客さんに向かって『おまえ』とか言うな!」
桜「おまえもなんでオレのこと、おまえ!って言うんだよ!」
高「オレがおまえって呼べるのはおまえ(桜井)だけなんだもん。
おまえ(桜井)とこいつ(坂崎)!」
幸「こいつって…“This Boy”だ!。
…こいつとそいつとあいつとそいつ(笑)」
幸「で、おまえ何?」
高「おまえ(桜井)さぁ…、なんで生きてんの?」
客「えええーーー?!(@o@)」
王子、いきなりなんてことを訊くんだ?!。
桜「なっ…なんで生きてるのかって、
そりゃここ(ステージ)にいるためだわよ!」
高「なんでおまえは、そこで『いるためだわよ』ってなるんだよっ!(^"^;」
幸「いるためだわよ!(笑)」
桜「何人かは本気でコレ(オカマ)だと思ってますから」
幸「高見沢さん、今日は昼寝したんでしょ?」
桜「おまえ(高見沢)さぁ!、眠くなるほど食うなよ!」
高「えっ?(^^;」
幸「高見沢、今日はのちゃんこは何だった?」
高「ちゃんこ?」
幸「最近はリハーサルって言わないんでしょ」
高「あぁ一応トレーニング…(←話の流れがわかってないらしい)」
幸「リハーサルって言わないで稽古っていうんでしょ?」
高「稽古なんて言わないよーっ!!!」
幸「で、高見沢、今日は何食ったの?」
高「おまぇ…!、また訊くのかよ?(ちょっと困った顔)。
こいつ、毎日訊くんだぜ?、もーいいじゃん!」
幸「にんじん何本とか牧草何キロとか(笑)。
そういうもんは食わないでしょうけど、
高見沢さんの、そのパワーの源はなんなのかと思いまして」
高「えぇ?…今日はねぇー…」
幸「まず肉だな」
高「フィレステーキ」
幸「フィレステーキ!。焼き方は?ミディアム?」
高「うーん…ミディアムレア」
幸「他には?」
高「あっ!今日美味しくてビックリしたんだけどさ!大宮!。
ミルフィーユ・オムライスってゆーの」
幸「ミルフィーユ?。あぁ、玉子が層になってるのか」
高「ご飯と玉子が、こう…層になってんの!。おっいしかった〜!」
幸「でもなんか玉子が多そうだな」
高「いや、そうでもないよ。これくらいの小振りな感じだから。
(ミルフィーユと言っても)スイーツじゃないんだよ。オムライス。
ご飯と玉子がこーやって層になってるの」
ちょっと調べてみたけど、大宮ソニックシティのケータリングは、
隣のパレスホテル大宮がやっていて、そこのメニューらしい。
写真見たけど…確かになにやら美味しそう。
幸「あとは?」
高「あとはね〜…」
客「えぇぇ〜?(まだ食うのか的反応)」
高「これも美味しかった!。ビーフキムチピラフっていうの。
なんかこう無国籍な感じだった」
幸「スープは?」
高「スープもあるよ」
幸「どんなスープ?」
高「クリームスープ」
客「えぇぇぇ〜?!(-_-;」
幸「今の話の流れから行くとコンソメ系かと思うよね?」
高「みんな『えぇぇぇ〜?!』って!!!。
せっかく教えてあげてるんだから『フンフン』って聞けよ!」
幸「それをどういう順番で食うわけ?」
高「まずオムライス食べて…ピラフ食べて…」
幸「おっ、米・米だな(笑)」
高「いや、真ん中にステーキを置いて
こっちにオムライス、こっちにピラフ、
スープはこのへんで順番にこう…」
幸「あ、一応右回りに?。…野菜がないな、野菜が」
高「あ、サラダありますよ。このへんに」
幸「でもホント最近ハタチの頃の食欲に戻ってるよね。
昔はホントによく食いましたからね。
普通、ご飯炊き直すなんて考えられないでしょ?」
高「若い頃は、たくさん食べて何もしなくても消費出来てたけど
この歳になったら動かないと燃え尽きな…じゃねぇや(^o^;」
幸「燃え尽きちゃダメですよ、こんなところで。
まだまだ先があるんですから!、あと10年くらい(笑)」
高「…動かないと消費しませんからね。
歌う、走る、跳ぶ、弾く。…弾く、振る!」
振る…頭を、らしい。
高「(客席に向かって)あっ、みんなはそんなに食べちゃダメですよ!。
動かない人はそんなに食べちゃダメですからね」
み、耳が痛い(^^;。
(まぁアタシゃ立ち仕事なんで、それでも動いている方だとは思うが…。
と、言い訳してみる)。
てゆーか、ツアー中の王子の1日の食事って
ほとんどこの楽屋で食べる1食なんじゃないだろうか?。
そう考えれば1回に3食分食い溜めしても不思議じゃないけど。
(体にいいかどうかは別として)。
にしても、最近やっぱりちょっと胴回りが太すぎる気がするけど。
まだ決してデブではとは思うが。
そのうち、海外のメタルのミュージシャンのように
ムキムキとマッチョな感じになってしまうのだろうか…。
王子の場合、色が白い上に(ガイジンと違って)体毛も少ないので
なんか妙な感じに見えてしまうのだが…(^^;。
高「おまえ!」
幸「おまえ!」
桜「おまえ!(と、またお客さんを指差す。
…二人続けて、しかもすごく嬉しそうに^^;)」
高「お客さんに向かって指差すなよ!」
桜「おまえだってオレに指差すなよ!」
高「オレが指差せるのはおまえだけなんだよ!」
桜「…なら差してもいいけど…串は刺すなよ」
ここらへん、どうしてそういう話の展開になったのか憶えてないが…
桜「どうして二人してオレの足引っ張るんだよ?。
…もっと引っ張ってくれ」
幸「もっと伸びるように?」
桜「そう。…真ん中押さえておかなくちゃ!(と股間を押さえる)
あっ、ホラお尻が避けちゃった!」
高「コラッ!!!」
と、桜井さんの方へ歩いて行こうとする王子
桜「なんだよっ!。職場に戻れよ!。
どーしておまえはそうやって人のこと殴るんだよ?!」
高「あっ、殴ったのはおまえだろ?!。
(客席に向かって)こいつ、昔すーぐオレのこと殴ってさ
『高見沢!、なんだこの体は!』『痛っ(>_<)』って」
幸「最近(高見沢は)力が有り余ってるよな」
桜「ホントに、最近力が強いんだよ!」
王子、幸ちゃんの後ろに立ち肩をモミモミ。
高「坂崎、最近背ぇ縮んだ?」
幸「縮んでないよ!(^^;。おまえが伸びたんだろ」
桜「…なんだかそれ、ヘンだな。でかいオカマと小学生みてー」
オカマと言われてピキッ!と来た王子、今度は桜井さんの首に腕を回す。
幸「あ、でかいオカマがヤクザに絡んでる(笑)」
二人とも、《でかいオカマ》って…(^^;。
確かに、こういう《でかいオカマ》、いそうだけど。
桜「昔よくこいつにヘッドロックやられてさー」
高「頭取れないかなーと思って(笑)」
桜「おまえのヘッドロックは強いんだよ。
しかも金属がいっぱい付いてるから痛いんだよ。
グリグリグリグリやられてさ」
自分の位置に戻りながら、ギターをローディから受け取る王子。
ギターはピックガードにスワロフスキーのストラトキャスター。
桜「そろそろ次行けってさ!」
幸「そろそろ行きましょうかね。話の続きは、また秋のツアーで(笑)。
…ハイ、こんな風にやってまいりましたけど、
アルフィーがトラベリング・バンドであることには変わりありません。
それではこの曲を聴いてください。“Journeyman”」
…MCでやっと王子の笑顔が見られて、取り敢えず良かった。
(MCでもムスっとしてたら、そりゃ相当だよなぁ^o^;)。
“Journeyman”の後は、“うつろな瞳”を期待したが…
ここは“Lifetime Love”。
でもサビでのチョーキングを間近で観られたことは
それはそれで良かった。
それと後奏のGソロも、何故かいつもよりも「なんかイイな」と
感じることが出来た。
王子、ここでギターチェンジ。
さて、今日の“哀しみの泉”で使うのはどのギターなんだろうか。
えっっっ?!?!?…ウソ、マジ?!ヾ(℃゜)。
1958年製の、レスポール・カスタムではないか!!!。
(↑アタシの大好きなヤツね)
大好きな曲を、大好きなギターで。
うーん、この組み合わせは(個人的に)実に貴重だ!。
しかと脳裏に焼き付けておかねば!。
いやもうたまらんなマジで…と、
心の中でニマニマしていた矢先の2コーラス目…
ちょちょ…ちょっ!!!
歌と演奏がズレまくってるよーーーーっ(^o^;(^o^;(^o^;。
どうなるんだろう?とヒヤヒヤしながら観ていたが
なんとな〜く帳尻合わせて、♪互いの想いを…あたりからは
まともな状態に…。あー、びっくらした。
まぁしかし、アタシの中ではこのこと自体は大したことではない。
サビの時に聞こえてくるカスタムの野太い音に耳を澄ませ、
最後も幸ちゃんがブルースハープを吹いている時に
王子が軽く♪ポロンポロン…と奏でる短いフレーズにも感激し
「あー、もう今日はこれだけでもここへ来た価値がある」
と思える瞬間であった。
王子のMC。
後ろにいって、ノドを潤してから喋り始める王子。
なんだか妙に低い声。
高「ハイ、どーもありがとう。
“哀しみの泉”、この曲はツアー通してずっと歌ってきましたが、
心の中にはいろんな泉があって、それが涙になるというね…。
本当にそういうものがあるのではないかという、
そんな気がしないではないんですが」
「気がしないではない」って…どっちやねん!(^^;。
高「それではここで、
我々の演奏を後方から強力にバックアップしてくれる、
素敵な仲間を紹介したいと思います。
大きな拍手を持って迎えて欲しいと思います。
まずは、アルフィーのサポートに加わって4年になります。
キーボード、ただすけー!」
あれ?。今日はただすけくんから先に紹介するんだ?。
てことは、もしや…?。
(ちなみに座ってしまうとアタシの席からは、
太郎さんの姿はまったくと言っていいほど見えない)。
高「彼は素晴らしい経歴の持ち主です。ピアノでロシアに留学していました。
そしてその経験を活かして、NHKのロシア語講座に出ていました。
普通、留学っていうと2年とか3年だと思うだろ?。
彼の場合は、スゴいです…。冬休みの間だけだという。
それじゃ旅行だよな(笑)。
本当はどれくらい行ってたの?。…えっ!本当にそんなもんなのか?」
た「冬休みをちょっとはみ出すくらい。まだ義務教育の間だったので…」
たどたどしく話すただすけくんに向かって、
高「おまえ、ちゃんと喋れ!(笑)」
高「そしてドラムスは!…大阪から来た太郎くんだ!」
やはり(笑)。
先週末の大阪でも披露したという
太郎さんのくいだおれ太郎パフォーマンス。
相変わらずよく見えないが、くいだおれ太郎の被り物をして
紅白の縦縞模様の衣装に身を包んだ太郎さんが
ステージ下手から現れて、ドラムセットに座る。
高「大阪から来た太郎くんだー!」
♪ダツ……ダツ……ダツ……ドカドカドカドカ…!!!
と、FANTAサイトで公開されている動画よろしく
派手なドラムソロを披露する太郎さん(^^;。
ご苦労様…である(笑)。
高「ドラムス、吉田太郎です。…もう脱いできていいぞ(笑)。
…この2人はコーラスもできますからね。
今後ともこの二人を宜しくお願いしたいと思います!」
高「このツアーは『I Love You』というタイトルでやっていますが、
『I Love You』というのは、『愛してるよ』という意味ですね。
僕らの音楽は愛です。メッセージソングも愛です。
歌も愛です。ギャグも愛です。ここに立っていることも愛です。
僕らからみんなに、たっくさんの愛を贈っています」
高「何かを貰ったら、お返しをしなければいけませんね?。
簡単です。まずお財布を出します。
そして千円を1枚…あっ、あと2枚あった。
そうしたら三千円でもいいですよ。
そしてCDショップへ行き、5月3日に発売になった
THE ALFEEの新曲、“Let It Go”を買う、それだけです」
高「1枚買うと、僕のところに愛情が返ってきます。
もう1枚買うと、坂崎のところにも愛情が返ってきます。
あっ、一人分足りません!。ワンモアプリーズ!。
ワンモアプリーズのポーズ!」
王子のMCに合わせて、両手を前に出して懇願するポーズの桜井さん。
ところがだんだん悪ノリして指パッチンみたいなポーズ(^^;。
高「…それは違うだろ!(^^;」
このテのMCは、あんまり感心できるものではないけれど
ここまで言うってことは、よっぼどなんだろうかね(^^;。
高「そうしたみんなの愛情のお陰で、
その新曲もオリコン初登場第3位になりました。
これはほんっとうに良かった!。
入ってから思い出すんですけど、これは“メリーアン”から
ずっと続いていることですから」
高「そこを目指してやっているわけではありませんが、
いつまで続くんでしょうか。…ず~っと続くんですよ。
来月には龍の恩返しというのがありますからね。
なんのことだか分からない人は、インターネットで調べて下さいね。
…ワタシはこうやってちゃんと理路整然と話をしています…って、
この話じゃなかったんだよ(^^;」
と、困った顔で幸ちゃんの方を見る王子。
幸「へぁ?、どーした?」
高「…まぁいいや!。
これからもたくさん曲を作って、
みんなにたくさんの愛を届けていきますので、
今後もアルフィーをよろしくお願いします!。
それでは5月3日に発売になりました、
アルフィーの新曲“”を聴いてください、“Let It Go”」
ここでの王子使用ギターは、確かキズだらけの白いストラトだったか。
いつものように、幸ちゃんが最後のアコギを掻き鳴らしている間に
王子は次の曲に備えてギターチェンジ。
レスポール・スタンダード。
曲はいつもの“Wake Up ~Goodbye 20th century boy”。
エンディングの
♪ジャラララ・ラーララ!
の直後の「ドカーン!」という音で、ステージが暗転した時に
逆光でうっすらと浮かび上がるメンバーのシルエットがカッコイイ。
次はまた日替わりコーナー。
またまた出るか?!大宮スペシャル!。
だがしかし、ここは既に他会場でも演奏されている
“BRIDGED TO THE SUN”。
だけどアタシはこのツアーで聴くのは初めてだな。
ようやく聴けた、そんな感じがないではない。
この曲の見どころ(聴きどころ)は桜井さんの小気味良いチョッパー!。
それと、
♪ブリーーッジトゥザサーーーーーン
ドラーィヴィーンオーンザフリーウェーーー
ラーーーララー ラーラーラーラーラーーー アーーー
と、アカペラでみんなで歌う部分。ここ大好き。
次は“祈り”。
さっき“哀しみの泉”で使っちゃったから可能性としては低いけど
また'58年製のカスタムが出てきたら最高なんだけどなぁ…。
だがしかし、やはり世の中(というか王子は)そんなに甘くない。
ここでのギターはFlying Angel FANTASIA。へぇ〜!珍しい。
それにしても、華美すぎず、ホントに美しいギターである。
(いや、一般的に見たら十分華美なんだろうけど^^;)。
ギターはカスタムじゃないけど…
“祈り”のGソロが、今日は目の前で観られる!!!。
今日の大宮でのアタシの期待は
この部分に集約されていると言っても過言ではナイ。
この瞬間を、大宮のチケットが届いた瞬間から待ち望んでいたのである。
♪力は あーーるーーかーーー
太郎さんのドラム、そして最初はゆっくりしたテンポで始まるギターソロ。
何小節か弾いた後、曲のテンポが速くなる。
右前方に歩いてくる王子。来た来た来たぞーーー!!!ヽ(^。^)丿。
Flying Angel FANTASIAには、フロイドローズが付いてるからなぁ…
またアームでウィンウィンやっちゃうのかなぁ(^^;と思っていたが
アームは殆ど使用せず。
う〜ん、めちゃめちゃカッチョエェ〜!!!。
いまだかつて、“祈り”のギターソロを
こんなにも間近で観たことがあっただろうか?!
いや、ナイ!!!
白っぽい衣装と、白い腕(笑)が白いスポットライトに照らされ、
しかも今日に限ってギターがFANTASIA…ま、眩し過ぎる。
な、なんか王子が神々しいじゃないかーーー!!!_| ̄|◯(バタっ)
よくあることなんだけど、
このギターソロの間、アタシあんまり息してなかった(・o・)。
なんだか王子の使用ギターが、いつもと微妙にズレているので
次に出てくるギターがさっぱり予想がつかなくなってきた。
(そんな予想をするのもマニアックすぎる気がするが…^^;)。
“GATE OF HEAVEN”の前半で使ったのは…
確かTakamiy's Guitar Silver Sparkleだったかなぁ???。
そして今日も息の合ったコーラスの幸ちゃんと王子。
ちなみに、二人のコーラスもさることながら
♪こ〜だまする・ぅ〜…の直後の
♪チャン↓チャン↓チャン↓…と下がっていくという
オリジナルと異なるピアノのフレーズも好きだ。
それと、ここ前回のヨコケンの時も思ったのだけど
♪う〜なされた よーるー…
の前の間奏がなにやら“夜明けを求めて”風だな、と感じた。
で、この間奏が終わり、幸ちゃんが歌っている間に
またまたギターチェンジ。
確かにいつもここでギターチェンジして、
次の曲もそのまま同じギターで、という流れなんだけど…
王子がローディから受け取ったのは赤いFlying-V。
おぉぉー?!なにやらまた!懐かしげなギターが出てきちゃったよ(@o@)。
それは、KRAMERのVanguard。
(『TAKAMIZAWA GUITAR COLLECTION 300』54頁参照)。
まったく、いったいどういう風の吹き回しで
突然こういったギターを使おうって気分になるんだろう!(笑)。
もちろんこのギターのまま、本編ラストの“SWEAT & TEARS”へ。
ギターはこんな懐かしいヤツだし…、気分はまさに《あの頃》である。
なんだかもうキレ過ぎて、記憶が定かでないのだが、
後奏の時に前に出てきた王子が、マイクを通さずに
「カモ〜ン!」と叫んで客席を煽っていたことと、
ラストのヘドバン、
それと曲の最後に、肩から外したギターを右手で高々と頭上に掲げ
左手でそのギターを指差してアピールしていたことが印象的だった。
というわけで、前半はどうなることかと思った本編だったが
後半持ち直して大盛り上がりで終了(あ〜、ホントにヨカッタ)。
《TO BE CONTINUED...アンコールへ続く》
2011-06-22 21:58
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コメント(7)
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お疲れ様でした!
私も同じくまだドキドキです。
アノ曲で爆笑することになるとは…。
サイコーのmyファイナルでした!
by namizo (2011-06-22 22:41)
>namizoさん
お疲れ様でした。
大宮がnamizoさんのファイナルでしたか。
最初はどうなることかと思いましたが、結果オーライ。
ご多分に漏れず、盛り上がって楽しかったですね。
by 梅屋千年堂 (2011-06-23 21:14)
なんとなく、梅屋さんは3列め右側なのだろうと思ってました。
で、自席(16列め真ん中)からなんとなく見てみたのですが見つけられず。
同じく最初、王子元気がないように見えました。
でもMCで笑顔が見られたのでよかったです。
王子がMCで本当に話そうと思っていたことは何だったのでしょう。
by えの (2011-06-24 10:40)
関東ファイナル、お疲れ様でした!
相変わらず梅ちゃんの冴え渡る執筆に感動~
あと2本を残すのみになりましたね!
回数を重ねるごとに本来のALFEEが戻ってきたような気がしました。
最初はほんとに控えめなほうが・・なんて思われていた部分もあるでしょうね!
余興等なしという姿は3時間どうされるんだろうかと思いましたがとても中身の濃い時間を作られていてとっても満足しました。
秋にはちゃんとツアトラも本来のものに戻して、請け負う業者さんに仕事を差し上げてほしいと思います。
その中から業者さんも義援金に協力をするという形にしてほしいな。
ここで梅ちゃんに訴えても仕方ないけど・・・経済はまわしてほしいな。
大宮まで食いだおれ太郎さんは出張されたのですね~(^^)
大阪は近いですが、忙しい太郎さんですね~
関西人は食いつきがいいから盛り上がったぁ~!
あのCMはCGでしょうか?
太郎さんが仕事を終えて帰っていく姿もなんとも可愛かったです!
桜井さんの代わりのパフォーマンス?!高見沢さんの言いつけは服従ですね!(^^;
by 絵夢 (2011-06-24 10:50)
>えのさん
あれだけしくこく「大宮楽しみ」なんて書いたら
そりゃ王子前だろってバレてしまいますよね(^^;ゞ。
アタシの席は結構右端の方だったんですよ。
アンコールの手拍子の間もずっと立ってましたが
多分存在感が薄いので、わからなかったのだと思います(笑)。
アタシもえのさんがどこかにいないかな〜と
場内を見回してはみたのですが分かりませんでした。
やっぱり冒頭の王子の様子、ちょっとおかしかったですよね。
「何かあったのか?」とおばさんは心配してしまいましたよ。
…単に寝起きだったから…なんてこたぁないですよね(^^;。
>絵夢さん
いやもう王子が近すぎて記憶喪失多し!ですよ。
>>回数を重ねるごとに本来のALFEEが戻ってきたような気がしました
それはありますね。
なんというか、王子の最後のMCにそれが表れているような気がします。
だんだん自信に満ちた口調になっていくのが
回を追うごとに感じられました。
秋にはツアトラも復活するといいですね。
無地のツアトラも、なんだか硬派な感じていいですけど(モノは言いよう?)
やはりあの「どーだーっ!」という感じのトラックで
全国各地を爆走してほしいものです。
by 梅屋千年堂 (2011-06-24 21:35)
昨日レポを拝見したのですが、あまりにも深い時間で、そのままzzz
実は大阪2日目参加した時、最初の方、なんだかいつもよりおとなしめというか、なんというか…
笑顔もあまりなかったような…そんな思いをもちながらみてました。(同日に大阪に参加された方、そんなことないよー!と思われたらごめんなさい)
3人揃ってのMCではいつもどおりの雰囲気でホッとして、めちゃめちゃ楽しかったのですが。
大宮と同じく王子「お前」→幸ちゃん「お前」→桜井さん「お前」↓、と客席に指差してましたよ(笑)
>でかいオカマと小学生みてー
言いえて妙、ですねぇ。桜井さんのこういう一言、オモシロイですね。
>♪耳〜元でさ〜っさぃやく〜…好きだよ…
聴きたかったぁ~^m^
これまた私の個人的感想ですが、京都までは「I Love You」で、キャ~!の歓声があったけど、大阪ではなく、私も『そろそろ違う囁きでも…』と思いました。
ていうか「I Love You」でも、もっと渋く囁いてくれたら、キャ~、ですが(笑)
(と言いたい放題、すみません)
私は久しぶりに大阪で王子を見た瞬間、『また腕が逞しくなった!?』
筋トレの成果でほんとに逞しくなったのか、「最近の旺盛な食欲」を小耳にはさんでるせいで、私が勝手にそう見えてしまっているのか…
いずれにしろ、スレンダーな男より、ちょいマッチョ、が好きなので私は今の王子はちょうどよいように思うのですが…
きっと「若かりし超スレンダーな王子」からのファンでいらっしゃる梅屋さんや皆さんと、ここ数年でファンになった私では、王子に対するイメージというかなんとうか…ちょっと違うのかもしれませんね。
にしても、毎回似たり寄ったりのメニューですね。
そして、必ずスープとサラダがついてる…
サラダと言えば、大阪で幸ちゃんが「冷たいのじゃなくって、温野菜を食べなさい」なんて言っていました。
すると王子「すぐお腹こわしちゃう(たぶん先日のライブの時のことみたい)お前に言われたくない」的なことを言っていて、もうおかしくって。夫婦の会話じゃないんだから…
ほんとに3人のクロストークを聞いていると、ホンワカした気持ちになります。
(爆笑しながら、、、)
by ゆき (2011-06-25 02:33)
>ゆきさん
そういえば、温野菜の話は大宮でもしていましたよ。
そこから幸ちゃんの頭がカリフラワーだとかどうとか(笑)。
それと、なんでかはもう忘れちゃいましたが
幸ちゃん、「ナンダコレハ!」と、また岡本太郎のマネもしてました。
>>「若かりし超スレンダーな王子」
一時期あんなに細かった人が、50過ぎてから鍛えても
あそこまで筋肉が付くんだなぁ!と、人間のカラダの驚異を感じます(^^;。
ツアーが終わると食生活も変わるのかも知れませんが
8月のパシフィコまでに王子がどうなっちゃってるのか
楽しみなような怖いような…いえ、楽しみです(^^;ゞ。
さてさて、今日の名古屋初日もきっといろいろと
面白い話が出てきたことでしょう。またいろいろ聞かせてくださいね。
by 梅屋千年堂 (2011-06-25 22:48)