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THE ALFEE@越谷《本編編》 [┣ '11 LIVE (THE ALFEE)]

THE ALFEE Neo Universe 2011 『I Love You』
サンシティ越谷市民ホール 本編の巻

6/10 22:32 UPしました。
いつにも増して突貫UPなので誤字・脱字は取り敢えずご容赦を(^^;ゞ。
ネタバレ指数74


待ちに待った初日!(笑)。
いったいどんなライブになるんだろうか?。
もう普通にツアーの1本という感じなのか、
それともちょっと待たせた分、少しくらいスペシャル感はあるのか?。
ちょっとの期待を胸に越谷へ。

3月に震災があって、ツアーの開催が危ぶまれ
しばらくして、ツアーはどうやらやるらしいが
初日の越谷はやるのかやらないのか、中止か延期か???。
こちらとしては向こうの決定に従うしかないのだが
アタシにしては珍しく前の方の席が手に入っていたので
これはもしや幻のチケットになってしまうんではないか?(^^;
と、ホントはちょっと気が気ではなかった。
(何しろ日頃の行いが悪いもんで…^^;ゞ)。

3月末に延期が発表になり、数日後には延期の日程も発表に。
2ヶ月先の6月になったけれど、当初と同じ木曜日。
仕事の休みを取らずに済むのでホッとした。


京急、都営浅草線、東武伊勢崎線と乗り継いで新越谷へ。
(うーん、相変わらず遠いなぁ^o^;)。
17時40分くらいに会場到着。入場列に加わって5分後に中へ。
トイレを済ませて座席に向かう。

本日の座席:1階3列20番台。
んん〜っ!!!こんなに近い席はいったいいつ以来だ?。
特にこのツアーでは今まで大野・倉敷・広島と2階続きだったので
なんだかいきなりステージが近くなって変な感じ。
いやーしかし、ホントに近いな。
昨日の小田さんも近かったけど、多分それと同じくらい近いかも。

気合いが入りすぎていたのか、着席したのが早過ぎて
開演までの時間が長いのなんの(^^;。
とは言うものの、開演時間が近づくにつれて
ローディのみなさんが楽器の調整を始めるのを見て
徐々にテンションが上がってきた。

18時30分に1ベル。その後、注意事項のアナウンス。
スタートしたのはその5分後。
場内が暗転して、SEが鳴り響く。オーディエンスの手拍子。
ステージ前面を覆うスクリーンの向こう側に王子の頭が見えた。

数秒後、前面のスクリーンがスルスルと上に上がっていって
メンバーが目の前に!!!。うわーーーっ!ちけーーーっ!(@o@)。

3人の衣装はいつもと同じ。
桜井さんのスーツって、もっと紫色っぽいのかと思っていたが
実はこんな色だったか。
王子の衣装の質感もこんな感じだったのかー。結構重そうだな。
幸ちゃんは相変わらず足がほっそい!。

1曲目は“Zipangu”
なんだかステージ上の誰を観たら良いものか、
無駄に目が泳いでいるのが自分でも分かる(^o^;。
いやまぁ間奏のGソロなどになれば、もちろん王子に釘付けなのだが。

“冒険者たち -Beyond the Adventure”の間奏は
相変わらずどのようにノッたらよいのか当惑するが
間近で観るその演奏はまさに迫力そのものだった。

“NEVER FADE”では
個人的に♪雨ーあーが〜りーのー虹〜をぉ〜追いかけたぁ〜…の部分での
七色の照明が大好きなんだが、この度は近すぎてよく分からないのでは?
と思っていた。
でも、♪雨ーあーが〜りーのー…と同時に下から上に上がっていくライトは
近くで観ていてもとても綺麗だった。
で、やっぱり最後の♪Never fade your loーーーve…と歌いながら
Gソロを弾いている王子の姿に、今日はいつも以上にヤラれるだろうな…
と、思っていたらやっぱり大いにヤラれてしまった。
カッコ良すぎんだよ。

4曲目はちょっと久々感の“Change the wind”
やっぱり初日だからな。
今日のセットリストはツアー開始当初の《基本形》かも知れない。
“Beat Pop Generation”があり、“Lifetime Love”があり、
“ロックンロール・ファイティングマン”があり…。
ま、それはそれでいいけどね。
(ホントは“うつろな瞳”と“クリスティーナ”がいいケド)。

ここで幸ちゃんのMC。
なんだかまだ若干舞い上がっていて、あんまり記憶がないのだが
まぁいつものようなこんな感じだったかと。

幸「こんばんはーっ!。さぁ、初日越谷!(笑)。
  1階はもちろん、2階のみなさんも!
  イヤなことは忘れて、最後まで盛り上がっていきましょー!」

この挨拶を筆頭に、メンバーがそれぞれ
意外と「(振替になった)初日」ということを意識して
今日のライブに臨んでいることを、この後ヒシヒシと感じることになる。

“WEEKEND SHUFFLE -華やかな週末- (Progressive Rock Arrange)では
Flying A-IVのTrivalを使用する王子。
このギターって、去年の『Neo Universe』ツアー用に作って
もうその後は使わないんだろうと思っていたけど
なんか最近また思い出したように使っている。

そして6曲目。“Beat Pop〜”かと思いきや!

♪アイワナビヨ〜ォラーヴァ…

おおおーーー!“恋人になりたい”だっ!ヽ(^。^)丿。
うむ、この展開はイイ!。
2コーラス目、幸ちゃんの♪Woo〜!の首振りが間近で観られたのは嬉しかった。

そして楽しい雰囲気は一変。
王子が激しいフレーズを♪ビロロビロロビロロビロロ…。
その後はお馴染みのリフで
“二人のSEASON (Hard Rock Arrange)
エンディングでは、いつものように3人が前へ。
ジワジワとステージ中央に集まってくる3人。
ヤバイ!近い!近すぎる〜〜〜(^o^;。
ステージの上の方にいるときは「普通に近い」のだが
ステージの前端ギリギリに来られると「異様に近い」(笑)。
そして3人揃ってのヘドバン。
もう、うわー!うわー!うわー!の連続であった。


怒濤のようなアタマ7曲が終わり、幸ちゃんのMC。
王子と桜井さんは一旦お休み。

幸「ハイ、どーもありがとーございます。
  越谷は2ヶ月ぶりですかね(笑)。
  ハイ…ここは、みなさんどうぞお座りいただいて…」

幸「初日が延期になりまして、
  みなさんの方もいろいろ大変だったことと思いますが
  こうしてやっと初日を迎えることが出来ました(笑)。
  今日が初日だって方ー!」
客「…(笑)」

パラパラとしか手が挙がらない客席。
全員が挙手することを期待していたのか、幸ちゃん。

幸「あれっ?!(^^;ゞ。今日がホントに初日だって方ー!」
客「ハーイ(^o^)/」
幸「それはそれは、お待たせしましたですね。
  今日が初日じゃないって方は、しびれを切らして
  あっちこっちと他のところへ行ってたんでしょうかね。
  今日がファイナルだって方もいらっしゃるんじゃないですか?。
  今日がファイナルだって方ー!」
客「ハーイ(-o-)/」
幸「あら。…そういう方は、
  今日終わった後に考え直していただいて、あと1〜2本…(笑)」

幸「今日がアルフィーのコンサート初めてだって方は?。
  さすがに今日は…あっ、いらっしゃいますね。
  アルフィーのコンサートは、
  初めての方でも楽しめる出し物になっておりますんで」

幸「さて、今回のこのコーナーでは、どんな話をしてるかっていうと、
  僕らは今年でデビューしてちょうど(笑)37年という
  非常に中途半端なところにおりまして。
  普通『ちょうど』っていうと30年とか35年とかなんでしょうけど
  1年区切りで行けば、37年というのは
  非常にキリのいいところでございまして、ハイ(笑)」

幸「ツアーで全国回り始めた頃っていうのは
  新幹線も今みたいにあちこちいっぱい走ってなくて
  まだまだ在来線ってのに乗ったりしてましたから、
  移動日なんてのもあったりなんかして
  各地各地で、あそこに行けばこんなもんが食えるぞとか
  あそこに行くとあんなもんがあるぞとか、
  そういうことを細かく調べてったもんでした」

幸「今はもうそういうことはなくなりましたけど
  この方(桜井)なんかは、ツアー先でのあんなことやこんなこと、
  越谷の思い出なんかもあるんじゃないかと思いますんで
  そのあたりを訊いてみたいと思います。
  盛大な拍手を持ってお迎えください。桜井さーーーん!」

ステージ下手から、静かに桜井さん登場。

桜「ありがとうございます…。
  ここにいるみなさんは、本来初日に会うはずだった方ですよね」
幸「殆どの方がそうじゃないですか」
桜「やっぱり初日は初日にやらなきゃダメですよねぇ。
  だって初日はここだ。初日は越谷だ!って頭の中に入ってるんですから。
  …ここに3回も来てますからね」

3回?。
本来のゲネプロと、本来の初日と、今日ってことだろうか。

幸「桜井さん、越谷の思い出は何かありますか?」
桜「……」
幸「何もないんですか」
桜「ありますよ。ぎっくり腰になりました」
幸「えっ?!、ここで?」
桜「いえ、違います。(腰を押さえながら)『腰がヤァ〜(越谷)…』って」
幸「…(^^;」
桜「アナタだってやってたじゃないですか。
  (スーツのジャケットをペロッとめくって)『越美晴(腰に貼る)』って。
  …知ってます?、越美晴(コシミハル)さんって」
客「知ってるー」

…知ってると答えると、年代がバレるような気がするが(^^;。
(勿論アタシもよーく存じ上げている)。

幸「桜井さん、今日何食べたんですか?。
  何か越谷の名物食べたりしましたか?。
桜「食べましたよ。越谷名物の野菜炒めを」
客「えぇぇーーー」
幸「地元越谷の方っていらっしゃいますか?」
客「ハーイ(^o^)/」
幸「越谷の名物ってナニ?。なんかある?越谷名物」
客「カモー!」
幸「えっ?、ハモ?」
客「カモ!!!」

複数のオーディエンスからの回答に、混乱する二人(^^;。

桜「ちょっと待ってください。似たようなもんがいろいろ出てきますから。
  ハモだとか、ハムだとか…」
幸「じゃぁ一人だけで…ハイ!(と客席の一人を指名)」
客「鴨鍋!」
幸「鴨鍋?。へぇー!、越谷って鴨鍋が名物なんだ?!。…ホントかぁ?(^^;」

桜「大体ここは都会ですからね」
幸「そうですよね、地元みたいなもんですからね。
  桜井んちの方まで行けばいろいろあるだろうけど」
桜「そうですよ。山を一つ越え二つ越えすれば…
  あーら、粗末なものしかないのねぇって」
幸「桜井んちの方の名物って何?。秩父の名物って」
桜「蕎麦ですね。蕎麦がうまいです」
幸「あと水も旨いだろ」
桜「水はもう!、川からそのまま引っ張ってますから」
幸「川から汲んできてそのまんまペットボトルに入れて売ってんだろ?」
桜「(川の水をペットボトルに入れるジェスチャをしながら)
  あ、ちょっと少なくなっちゃった!とか(笑)」

まさか《賢ちゃんちのお水》はそのようにして?!?!(んなワケない)。

幸「あとは焼酎とかも…」
桜「うちの話はいーんですよっ!!!」
幸「そうですよね(^^;」

ここから今日のご飯ネタ。

幸「今日は俺、変なもん食った。
  ラーメン・イタリアーノってーの。
  ラーメン・イタリアーノ(トマト)って書いてあった。
  普通にトマトラーメンだったら旨いじゃない?。でも違うもんだった」
桜「何だったんですか?」
幸「パスタの代わりに、ラーメン(の麺)を使ってるイタリアンだった!」
客「えええーーー?!(@o@)」

…なんか…想像しただけであんまり美味しくなさそう。
フツーにパスタでいいじゃん(-_-;。

幸「それで、保険としてカレー炒飯ってのも注文しておいたんですよ。
  カレー炒飯っていうと、みなさん普通カレーピラフみたいなのを
  想像するでしょ?。違ったんですよ〜。
  カレーピラフの上に、カレーがかかってんの!」
客「えええーーー?!(@o@)」
桜「それはまた…過剰なサービスですね」
幸「そう。これはちょっとヘヴィだなと思って」
桜「ヘビ?」
幸「ヘビじゃなくて、ヘヴィ!。重いなって。
  だからそれはもう、スタッフの方に…えぇ」

桜「(ラーメン・イタリアーノは)全部食べたんですか?」
幸「えっ?!(^o^;。…ちょっと脂っこかった」
桜「全部食べてないでしょー!。ワタシ知ってます。見たんですから!」
幸「脂っこくってさ」
桜「もう『イタリアーノ』って付いた時点でやめないと。
  ラーメンにイタリアンはないんですから!(笑)」
幸「そうだよな」

幸「この方は、今日は何を食ったんでしょうか。
  最近食欲が凄いですから!。
  それでは盛大な拍手をもってお迎えください。
  高見沢さーーーん!」

いつもの、パールホワイトのノースリーブのドレスコートを翻しながら
客席に向かって手を振りまくる王子。ニッコニコ顔だ〜(*^^*)。

そして王子が登場してしばらくしてから、
イイ匂いがぶわ〜んと漂ってきた。キター!。王子の匂い。
久々に嗅いだなぁ…(^^;ゞ。
てか、ここまで匂ってくるって一体…。

王子、突然ステージ下手方面に向かって指を差す!。

高「おまえ!」
幸「(続いて幸ちゃんも)おまえ!」
桜「(桜井さんもステージ下手を指差す)」
高「おまえ(桜井)だよ!。
  おまえなぁ…ロッカーの中になんか入ってんじゃねぇよ!」

高「こいつ(桜井)さぁ、廊下にあったロッカーの中に入ってやんの!」
桜「中に入ってて誰か驚かそうと思ってたんだけど
  誰も気付いてくれなくて…」
高「おまえがロッカーから出た後、
  (ロッカーの扉が)閉まらなくなっちゃったんだぞ!」
桜「ウソだぁ!」
高「ホントだよ!。
  こーなっちゃって(とロッカーの変形をジェスチャで表現)」
桜「大体なんでそんなこと知ってんだよ?!」
高「┐(´ー`)┌(←ガイジンがよくやるポーズ)」
幸「…┐(´ー`)┌(笑)」

高「おまえ、高校の時もよくロッカーの中に入ってたよな」
桜「入ってねぇよ!。ロッカーじゃなくて掃除用具入れだろ?」
幸「あの箒とか入れるヤツな」
桜「そう、縦長の!。
  ロッカーの中なんて入れるワケねぇだろ!。
  個人のロッカーなんてこんなもん(50cmくらい)なんだから!」
高「おまえってなんでそういうとこに入るわけ?。
  掃除用具入れとか、電車の網棚とか!」
客「えええーーー?!(@o@)」
桜「いやぁああいうの見てるとさ
  『もしかして…ここ、入れるんじゃないか?』
  『(肩半分入れて)おっ?、入れる?』
  って、入ってみたくなっちゃうんだよ」
幸「元はネコだったんじゃねぇの?」
桜「ニャァオ!」

桜「でも俺、電車の網棚には乗ってねぇぞ!」
高「それは…俺かも(^^;ゞ」
客「えええーーー?!?!(@o@)」
幸「ネコかよ!」
高「ニャァー」

桜「おれさ、一人で部屋に入ろうとすると
  必ずハエが1匹一緒に入ってくるんだよ。俺って…臭い?」

と、両手を擦り合わせたりしてハエのマネを始める桜井さん。

高「うまい!!!。
  おまえ、ハエのものまねうまい!!!(大喜び)。
  それ、今度DVDに入れよう!」
幸「セミやって!、セミ」
桜「セミはこうやって…ミーンミーンって…。面白くないだろ!」
幸「じゃぁトンボ(と、桜井さんの前で指をグルグル回す)」
桜「…。なんで昆虫ばっかりなんですかっ?!(怒)。
  どうせ脳味噌がないってんでしょ?。
  ワタシ、カラスよりも頭が悪いって言われてるんですから」
高「コイツ(桜井)さー!、昔カラスにおちょくられたことがあるんだぜ。
  アホー!アホー!って(笑)」

幸「高見沢、今日は何食った?。今日も三人前とか食ったの?」
高「今日はですねー…まず、ビーフシチュー」
幸「また?!。またビーフシチュー?!(^^;」
高「それとハヤシオムライス」
幸「他にも食ったんだろ」
高「サラダに、スープに、ご飯」
幸「オムライスの他にメシも食うのかよ?!(笑)」
高「ビーフシチューに付いてるご飯!」
客「えええーーー?!(@o@)」

高「ちょっと、それじゃおれがまるで食い過ぎみたいじゃないか!」
幸「食い過ぎだよっ!」
高「いや、昼間たくさん食べて
  夜はちょっとしか食べないようにしてるんですよ。
  みんなだったそうでしょ?。
  昼間いっぱい食べて、歌って、ギター弾いて…」
幸「みんなそんなに食わねぇだろ。みんなは食べた後に歌わないし(笑)」
高「みんな食べた後はどうするの?」
客「…寝る(^^;」
幸「寝る(笑)」
高「よく食べた後に寝ると牛になるっていうけど
  牛になんかなったことねぇよなぁ」
幸「ないね。ムォ〜(牛のマネ)」

桜「いいからおまえ、仕事しろよ!
  なんの担当なんだよ!早くギター持って来いよ!」
幸「初日は大体ここは話が長くなりますからね(笑)」

ギターを取りに行く王子。
さぁそろそろ曲かと思いきや、ここから先が大変なことに。

幸「順番間違えると大変だったね。
  オムライスをおかずにメシ食って、後は肉・肉みたいな…」
高「昔おまえ(桜井)だって炒飯ライス食ってたじゃん」
幸「炒飯おかずにメシ食うの」
桜「あれはおまえ(高見沢)に教えてもらったんだよ!。
  腹持ちがいいからって」
幸「そりゃそうだよな、炭水化物だらけなんだから(笑)」

桜「大体ビーフシチューってハッシュドビーフっつって、
  ハヤシと同じようなもんなんだから」
幸「ハヤシオムライスって、オムライスの上にハヤシがかかってんの?
高「琵琶湖みたいなハヤシの湖の上に
  ふわとろのオムライスの島があって、その島の上に桜井が乗ってた。
  あっ、桜井じゃなくてハエだった!」

またしてもハエのマネをする桜井さん。
そして、ギターを使って「ぷぅ〜ん」とハエの羽音を出してみせる王子。
(まぁハエというよりも、どちらかというと蚊の羽音みたいだったけど)。
桜井さんのハエに、ウケまくる王子と幸ちゃんとオーディエンス。

そしてこのあと、ことごとく(かなりしつこく^^;)
ハエの羽音を出しまくる王子。
やるたびにチェシャ猫のごとくニカーーッ!と笑って嬉しそう。
王子のこんなユル笑顔を、こんなに間近で観たのも久々かも。

幸「今日はもうバイオリン奏法はダメだね(笑)」
桜「次に歌うのおれじゃないからな」

ヤバイ!(次に歌うのは俺だ)とばかりに、
ステージ後方に逃げていく幸ちゃん。

桜「坂崎、早くまとめろよー」
幸「…困っちゃったなー。
  こういう時は…外国の美しい風景を思い浮かべよう。
  (目を閉じて集中しようとする)
  湖があって、森があって、あぁ綺麗な風景だ…」
高「(またバイオリン奏法で)♪ぷぅ〜ん…」

やっぱり笑っちゃって次の曲に行かれない幸ちゃん。
そんな幸ちゃんの横で、張本人の王子も真顔で深呼吸(^^;。

幸「…困ったなぁー」
高「深呼吸!深呼吸!。ハイ吸って〜吸って〜吸って〜」

言われるままに吸い続ける幸ちゃん(^o^;。

幸「よし、こういう時は日本の美しい風景を思い浮かべよう…」
  隅田川があって、そこに…」
高「ハエだろ?(♪ぷぅ〜ん)…」
幸「オォォイ!!!(^"^;」
桜「このままこうやって1時間やってるわけにいかないんだからな!」

ホントにもうこのまま一生次の曲に行かれないのではないかと思ったが…

幸「まったく、歌う方の身にもなってもらいたいもんです(笑)。
  ここはいつもの曲で行ってみたいと思います。
  “Jouneyman”

いやぁーっ、ホントに長いMCだった(^o^;。

“Journeyman”での王子使用ギターは
ピックガードにスワロフスキーを埋め込んだ
キラキラのフェンダー・ストラトキャスター。

最後の♪HE〜Y HE〜Y Journeyma〜n…を
アゴを挙げ気味に、気持ち良さそうに歌う幸ちゃんが
なんだかとても印象的だった。

次は“うつろな瞳”を期待したが
イントロの一発目の音は桜井さんでなく幸ちゃんだった。
つまり“Lifetime Love”

王子の手には、なにやら見慣れぬレスポール。
どうやらゴールドトップみたいなんだけど、
これまた誰かのinspired byシリーズなのか、ボディの塗装はボロボロで
特に右腕が当たる部分は特にハゲチョロになっている。
ピックアップはシングルコイル。
ちょっと調べてみたけど…うーん、よくわからん。

そして…“哀しみの泉”
イントロとエンディングで、幸ちゃんのブルースハープを間近で聴けて感激。
その他の場面では、もう王子に釘付け。
意外と(^^;)プロンプターに目線が行く回数が少ないのがヨカッタ(小声)。
♪あーの日ーの燃ーえるー夕日ーーー…
で、オレンジの照明を背に、
まっすぐに正面を向いて歌う姿が凛々しかった。


ここで王子のMC。
“哀しみの泉”で一旦別のレスポールに持ち替えたが
ここでまたさっきの謎のゴールドトップ。
もしかしてこのMCで、このギターについての話が出るか?
と期待したが、ギターについては全く触れず。

高「ハイどーもありがとう…。
  今の歌じゃないですけど、人は心の中に泉を持っていて、
  その泉の中からいろんな感情が涌いてくるのかなという気がします。
  …“哀しみの泉”ねぇ…うーん(と自分でシミジミ)」

高「それではここで、このツアーを後方からサポートしてくれる
  強力な仲間を紹介したいと思います。
  いいですか、盛大な拍手で迎えて欲しいと思います」

たまに出てくる、王子のこの「いいですか」。
なんだか学校の先生みたいだなといつも思う。

高「まずはドラムス、吉田太郎!
  アルフィーでドラムを叩いて6年になります。
  もう、彼とは肉仲間です。合言葉は肉。
  先日もシャトーブリアンを食わしてやりまして、
  脂身のまったくないやつね、
  物凄く喜んでくれまして身長が20cm伸びましたけどねぇ。
  吉田太郎です!」

高「そしてキーボード、ただすけー!。
  アルフィーでキーボードを弾いて4年になります。
  しつこいようですが、彼はロシアに留学していました。
  普通しないだろ留学なんて。
  桜井は秩父から東京に留学してましたけど(笑)。
  ピアノでロシアに留学してたんですよ」

高「じゃぁロシア語で、
  『越谷のみなさんこんにちは。今日は良い日です。
   みなさん頑張りましょう』」

フリーズするただすけくん(^^;。

高「ハイそこまで〜(笑)。
  ロシア語は堪能ではないんですけどね。
  いいんです、ピアノが堪能なら。…ただすけです。
  この二人はコーラスも出来ますからね。
  3人+2人で5人のコーラスでやっています。
  これからもこの二人を宜しくお願いしたいと思います」

高「このツアーは『I Love You』というタイトルでやっていますが、
  『I Love You』というのは英語が堪能でない方でも分かります。
  桜井でも分かります」

高「僕らは歌に愛を乗せて、みなさんに届けています
  が、この国には何かもらったら半返しという文化があります。
  (既に客席からクスクスという笑い声)
  みなさんから僕らに愛を返すにはどうすればいいか。
  簡単な方法があります!。
  まず、お財布を出します。
  そしてお財布の中から千円札を1枚…もしくは3枚。
  いえ、1枚でもいいですよ、このご時世ですから。
  そしてCDショップへ行って、
  5月3日に発売になった新曲を買ってくると」

発売から1ヶ月以上経つのに、まだこんなにプロモーションするのも珍しい。

高「俺もしつこいよな。…ウンウンって頷くなよ!(^^;」

と、こんな話をしている時だったか、またハエが(^^;。
しかし今度は幸ちゃんの仕業。

高「ホントにハエが来たのかと思ったー!。あぁビックリしたぁ!」

ニヤニヤする幸ちゃん。
それにしても、今回のツアーでバイオリン奏法が目立つ曲がなくてヨカッタ。
(“誓いの明日”とか、去年の秋バージョンの“この愛を捧げて”とか^^;)。

高「この新曲も、みなさんのお陰でオリコン初登場3位になりました。
  本当にありがとうございます!。
  それでは、その新曲を聴いてください、“Let It Go”

後半は“Wake Up ~Goodbye 20th century boy”
“希望の鐘が鳴る朝に”
いつも通りの展開。
(実はこの辺り、どうもなんだかトイレに行きたいような気がしてきて
 どーすっかーなー、アンコールの前に行っとくか?とか
 いろいろ作戦を考えていて集中出来なかった…_| ̄|◯)。

だがしかしだ、そんな「なんとなくトイレに行きたい気分」も
次の“祈り”
王子が抱えたギターを観たらどこかにスッ飛んた。

それは…1958年製のレスポール・カスタム。
ヤッタ!!!ヽ(^。^)丿。

これまでも、オーラスの曲で使われたり
広島二日目でも“祈り”で使ったりしていたけれど
このギターを、間近で、しかも“祈り”の後奏のGソロで観られる・聴けるなんて!。
梅屋千年堂・感激の極み。
アタシゃとにかくレスポールで演奏されるこの後奏が大好きなんだよ。
何故ならば、普通のレスポールにはアームがないから。
アームなど使わずに、チョーキングや速弾きで真っ向勝負な感じが
凄く好きなのだ。

後奏終盤で、膝を折り曲げて腰を落とし(ハタから観るとかなりキツい体勢)
腿の上にレスポールを乗っけるようなカタチで弾いてる姿は
なんかもう…言いようがないくらいカッコ良かった。
(「カッコ良かった」の他に語彙はないんかアタシ)。

“GATE OF HEAVEN”が始まった時
あぁー、この楽しい時間も刻々と終わりが近づいてるんだなぁと
だんだんちょっと寂しくなってきた。
しかしながら、そんなことを考えたのもほんの一瞬。
冒頭の、幸ちゃんと王子の息の合ったコーラスに
(というか、王子に上手に合わせている幸ちゃんに)思わずタメイキ。

終盤の♪あーーーいにーーー あーこーーーがーれーーー…
の部分はやっぱりいつ聴いてもいいなぁ、
でも最後の三連符のとこの手拍子は、宴会みたいでヤだなぁとか
そんなことを思っているうちに、
本編ラストの“SWEAT & TEARS”

いやー、Flying Angel FANTASIAは
カタチといい色といい、美しいギターだなぁ…(ホレボレ)。

イントロで、微妙に前の方に出てくる3人。
め…目の前に幸ちゃんが〜!。

で、やっぱりなんと言ってもこの曲も、後奏のヘドバン。
王子が♪HEY!HEY!とオーディエンスを煽って
Gソロをひとしきり演奏した後、
またまたジワジワとステージ中央に集まってくる3人。

ぐおーーー!!!またまた近いっっっ!!!。
大音響の中、ヘドバン前のカウント

高「ワン!、ツー!、ワン!ツー!スリー!フォー!」

これが、かすかな生声で聞こえて来た。

その後はあんまりよく憶えてない(^^;。
ステージの3人は頭を振りまくり、
オーディエンスは拳を振りまくる。
みんな自分の座席の位置で拳を振り上げてるハズなんだけど
まるでライブハウスの最前エリアで
ギューギューになりながら拳を挙げてるような錯覚に陥るくらい
なんだか物凄い密度を感じた一瞬だった。

演奏を終えた後、Flying Angel FANTASIAを高々と掲げる王子が印象的だった。



客席に向かって挨拶し、手を振りながら
ステージ下手に消えていったメンバーを見送った途端に
「あ、そだ。トイレに行きたかったんだった!(^o^;」と
思い出して猛ダッシュ=======ヘ( ;^^)ノ。


《TO BE CONTINUED...アンコールへ続く》
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コメント 5

まき

すご~~く!! よかったのね!!!
うれしい席から!王子の本文アップが楽しみです♪

最近の王子はゴハンたくさん食べてるらしい・・・NHKで話してましたので。
私もゴハン党 ちょこっと派(^_-)

NHKは参加なさらなかったのですか?
私の中では帰ったらネタバレ見ながら想いだそう~と甘い考えでいたからさみしかった!

仙台に参加します 
当日のライブは全く想像はつかないけど 震災で来れない人そして悲しいけどもう2度と参加できない人の想いも大切に抱いて涙してきます。
もちろん楽しいと想いますが。
by まき (2011-06-10 07:14) 

えの

おぉぉ、3列めだったのですか!?
私は昨日、2Fから‘あの’桜井さんを眺めてました。
もう、おかしくて、おかしくて・・・。
王子もテンション高かったですね。
坂崎さんも大変そうでした^m^

実は、私も今月ライブ月間でして、
ジュンスカ@Zepp、越谷、かなけん、大宮、名古屋ファイナルです!
ほんとは、仙台も行きたいのですが、そこは我慢します。
by えの (2011-06-10 14:03) 

Elizabeth

越谷よかったのですね~
アタシは15日の神奈県まで梅屋千年堂さんのネタバレも
ガマンしてみないようにしてます…
あと5日だぁ~楽しみだな~
by Elizabeth (2011-06-10 20:56) 

月桂。

またしてもお久しぶりです。。

今回も越谷に来られたのですね!3列目は近いですね!あたしは14列から26列に下がったりしてました。でも、他より見やすいので好きです。

いつもながら、素敵なレポですね!読んでて楽しいです。
あたしも今回は早めにあげてみました。NHKはまだだけど…
ギターが遠めで見えにくかったのが心残りですけど…宜しければ覗いてみてください。


ちなみにあたしも3月にレンブラント行きましたよ。書いてあってビックリしましたー。
by 月桂。 (2011-06-11 21:15) 

梅屋千年堂

>まきさん
越谷公演は、期待を裏切らない…いえ、期待以上に良かったです。
2ヶ月も待った甲斐がありました。

NHKには参加していないのです。
大体いつも広島と日程が近い上に、去年の夏にまた(!)転職して
土日に休みづらい仕事になってしまったので…。
(それでも休んで広島に行ったわけですが^o^;)。
ま、NHKは機会があったらまたいずれ…。

いよいよ週明けはZepp仙台ですね。
心ゆくまで楽しんできてくださいね。
参加した人達がみんな元気な笑顔になれるように願ってます。




>えのさん
王子のテンションの高さは、
レコーディングから解放されてのものだったのでしょうか。
あのMCでは「笑いすぎだろ!」という感じすらしましたよ(^^;。
しかし、その笑顔にすっかりヤラれたアタシです。

残り3本、同じですね。
体調を万全に整えて、最後まで楽しく盛り上がりましょう!。




>Elizabethさん
ネタバレを見ないとなると、
このコメントレスもご覧にならないかもですが…

そうか、既にカナケンまであと5日、いやあと4日なんですね〜。
アタシも楽しみです♪。
本当にあっと言う間にツアーも終わってしまいますね。




>月桂。さん
仕事が休みの木曜日だったので、喜び勇んで越谷のチケットを取りました。
今回も初日に参加できる〜♪と…。だがしかし…の展開になりましたが。
でも、結果オーライ。
あの異様な盛り上がりを体感して、これで良かったのだ!と思いました。

さきほど月桂。さんのレポも拝見しました。
やはり…ハエにつきますね(笑)。

レンブラントにも行かれたのですね〜。
さすが天下のレンブラント。400年経っても人気者。

by 梅屋千年堂 (2011-06-11 22:58) 

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