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どーも [K.Oda]

小田和正のNEWアルバム。
発売から1週間以上経って、ようやく感想文(^^;ゞ。

よく考えたら、このブログで
小田さんのアルバムのレビューを書くのは初めてかも(・o・;)。
アルフィーのように、1曲ずつ書くか、総括して書くか迷ったけど
なんとなーく(笑)1曲ずつのような感じにしてみた。
(大した感想もない曲もあるのだけど^o^;)。


“きみのこと”
1曲目は静かに、アコギのスリーフィンガーでスタート。
小田さんは昔からこういうシャープでクリアな
アコギの音を好んでいたような気がする。
ちなみにこのアコギを実際に演奏しているのも小田さん。
(実はギターも巧いんだぞ笑)。
この音が小田さんの指先が爪弾いているのかと思うと
小田さんのことがちょっとだけ身近に感じられる。

この歌に出てくる「きみ」って誰なんだろう…
などと想像するのは野暮なことだろうか。



“グッバイ”
この曲でアコギを弾いているのは佐橋佳幸(松たか子の旦那)。
やっぱ小田さんのアコギとは違うなぁと改めて思う。
そしてこれまた改めて歌詞カードを読みながら聴いてみて思った。
タイトルは“グッバイ”。
でもサビで連呼するのは英語で♪good-bye good-bye。
だけどCメロで出てくるのは♪グッドバイ。
なんで全部バラバラ?!(^^;。
小田さんは、歌詞に使う言葉を漢字で書くか平仮名で書くかでも
かなり拘っているように思うので、ここにも何か意味が?!。
(なんの意味もなかったりして笑)。



“若葉のひと”
いかにもCM用に書かれた曲。
♪コロコロと笑う…なんていかにもそんな感じ。
小田さんが、あのCMの映像を観ながら書いたというだけのことはあって(?)
綾瀬はるかの顔しか浮かんでこない(^^;。
バックコーラスも、変化がないなぁと思ったら
やっぱりいつもの佐藤竹善だった(笑)。

サビでの
♪時が このままー↑
の「まー!」を聴いてると、
小田さんはまだまだ高い声を出したいんだねぇとちょっと嬉しくなる。



“hello hello”
♪hello hello〜…の発音が良すぎて♪ヘローヘローに聞こえる(^^;。
この歌も
♪君の ほんとに 大事な もーのをー↑
も、“若葉のひと”の「まー↑」同様、
小田さん、頑張ってるねぇという感じ。

Cメロの
♪夏のぉ〜〜〜ぅ空〜
のところはホントに夏の空が浮かんできて気持ちがイイ。



“誰れも どんなことも”
この曲に関しては…うーんあんまり…(^^;ゞ。
90年代に小田さんが作ってた曲って、正直あまり好きではないんだけど
この曲はそんな感じが漂っていて、
今のところどーも好きになれない。
まぁ聴き込んでったらわかんないけど。



“こたえ”
小田さんの曲って…難しすぎる(^^;。
聴いていて心地良いのに、一緒に歌ってみようと思うと
ちっとも歌えないんだけど(-_-;。

アルバムを通しで聴いていると、前曲の“誰も〜”からこの曲にかけてで
必ず睡魔が襲ってくるのは何故なんだろう(笑)。



“やさしい雨”
小田さんのアルバムには、必ず少なくとも1曲は
ヘヴィロテしたくなる曲があるんだけど、
このアルバムでは間違いなくコレ!!!。
それまでスローテンポの曲が続いて、ちょっと飽きてきた頃にコレ!。

歌詞もいいし、大勢のミュージシャンが参加してて
なんだか楽しそうな感じが伝わってくるのが良い。
ライブではきっと大いに盛り上がることだろう。

ほんとに、いつまでこの人はこんな少年のような声を出し続けるんだろう。



“さよならは 言わない”
すでにどこか懐かしい。
思い浮かぶのは2008年のアリーナツアー。
で、シングルで録音したものをそのまま収録かと思いきや
どうやら違うようだ。
先に発売になっていたシングルでは
♪かなしみ〜〜〜は〜 や〜がてぇ〜 
だけど、今回のアルバムは
♪かなしみ〜〜〜は〜 やがぁ〜てぇ〜
になってたし
シングルの時にアタシが大好きだった
♪こころはぁ〜〜〜〜 い まもぉ〜〜
のとこも、ちょっとクリアな感じになっててつまんなくなってた(小声^^;)。



“今日も どこかで”
いまさらアルバムに入るんだ…(^o^;って感じで聴き流していたんだけど
最後に大どんでん返しが待っていた。
♪かくれてた 青い〜空は どこまでも ひろがぁあってくぅ〜
の途中から、いきなりオーディエンスの声がかぶさってくるのである。

初めて聴いた時は、一瞬何が起きたのかわからず
「えっ?!、えっ?!(・o・)」
と、思わず周りをキョロキョロしてしまった(笑)。

当たり前に考えたら、サビに入ったところで
オーディエンスの声をかぶせたくなるところなんだけど
その直前の♪どこまでも ひろがぁあってくぅ〜…のあたりから
少しずつフェイドインするその絶妙のタイミングにヤラれる。
ホントに目の前がワァーーーッと広がって
突然アタシの頭の中は、2008年12月20日の京セラドームに飛んで行く。
(何本もツアーに参加したのにもかかわらず、何故か京セラドームなのだ)。
目頭が熱くなるのは、必至。



“東京の空”
やっと(笑)CD化。
アナログチックなピアノの音が良い。
なんだか古臭いというか…、
ROLLING STONESの“She's A Rainbow”のピアノの音みたいな感じ。
1曲目の“君のこと”のシャープなアコギの音と対照的な
やわらかいピアノの音が懐かしげでとても良い。


全体として、もーちょっとポップな歌が欲しかったなという気もするけど
(ツアー前だしってことで尚更)、
さすが小田さん!というアルバムであることは言うまでもない。
やっぱりね、という感じで堂々のオリコン初登場1位なのである。


どーも

どーも

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ㈱アリオラジャパン
  • 発売日: 2011/04/20
  • メディア: CD





さ、これも届いたし早速目を通そうかね。

小田和正ドキュメント 1998-2011

小田和正ドキュメント 1998-2011

  • 作者: 小貫信昭
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2011/04/26
  • メディア: 単行本




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アルフィーの昨年のイヴコンDVDも観たんだけど
あまりの長さに感想がまだまとまらないので、
こちらはいずれまた後日…===ヘ( ;^^)ノ。
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コメント 6

きゅう

さっすがここの曲に対する聴き込みと読みが深いです。
最初収録曲が公表されたときには「シングルが入るのも仕方ない」くらいの考えでしたが(上から目線かよ?)実際に聴いてみると全体の構成に対して自然な流れになっていますね。

やはり「今日も どこかで」は「やられた」感があります。
(小田さんも聴いている人が「おぉ〜」と思う顔を想像しているのでしょうか?)
最初聴いたときオーディエンスの声が出てきた一瞬「iPodがおかしくなった」と思ったのはナイショです。
で何故かナゴヤドームを思い出し(実際の光景は違うのですが)ジーンとしました。(何度聴いても同じ感覚を持つのは何故でしょう?)

ツアーが楽しみですね。
(本を読んで聴くとまた印象が変わりますね)
by きゅう (2011-04-29 01:25) 

梅屋千年堂

>きゅうさん
yahooのインタビューでも書かれていましたが
今回のアルバムはまさに短編集という感じですね。
1曲1曲それぞれが個性を放っていて
アルバムとしてもまとまりがないわけではない。
(でももうちょっとポップな曲が…ってしつこくてスミマセン^^;ゞ)。

『ドキュメント』は、半分くらいまで読み終えましたが
ますます小田さんのことを尊敬してしまいそうです。
そして47頁、
「走ってる人間を観ることから生まれる高揚感は…」のくだりで
「だからアルフィーのライブでも
 王子が走るとアタシ達も盛り上がるのか!」と
妙に納得してしまったアタシです(笑)。

岡本太郎もそんな人だったようですが
凄い人というのは、常に安全を求めず挑戦し続けるのだなぁと思いました。

早くそんな小田さんに会いにいきたいです。

by 梅屋千年堂 (2011-04-29 21:15) 

K-子

最初は、順々に一曲々聴き始めましたが
「やさしい雨」私もやはり!この曲に耳が止まりました
この曲を聴いているとライブで笑顔で手拍子してる
自分が目に浮かんでくるし もちろん小田さんがこんな感じで
ライティングは、こんな感じだろうか?
ここでは、バンドのメンバーの姿が
勝手に予習を楽しんでます 
一般的に言うと「ライブ栄えする曲が」好きなんですよね
最近は、耳にタコができるくらいヘヴィロテ中です♪
歌詞もいいですね

「今日もどこかで」
>最後に大どんでん返しが待っていた。
かくれてた青い空は~~今回もまた小田さんにやられちゃった感じですね^^;
小田さんの作戦だと分かっていても涙涙でした。

Special thanks to K.O.T2008 Tour Audience
うれしい!今年もよろこんで唄わせてもらおうじゃないですか~♪


by K-子 (2011-04-29 22:57) 

梅屋千年堂

>K-子さん
4月の公演と5月アタマの代々木が延期や見送りになっていた
小田さんのツアーもいよいよあと1週間で始まりますね。
どんなセットリストになるのか、楽しみです。
(また泣かせてくれちゃうんでしょうね〜^o^;)。

今日は、数日前にNHKのBSプレミアムで放送していたのを録画しておいた
『どんど晴れスペシャル』を観てました。
これまた絶妙のタイミングで
♪あ の え がおを 見せて〜
と流れてきて、それだけでウルッときてしまいましたよ(^^;ゞ。
今回のツアーでは、是が非でも“ダイジョウブ”を聴きたいアタシです。

by 梅屋千年堂 (2011-05-01 01:02) 

K-子

こちらも4月の神戸が8月に延期になったので
運良くとれた(^_-)-☆6月のびわ湖が初日です
どんな演目になるんだろう?
待ちきれずにネタバレを見ちゃいそうです^^;

by K-子 (2011-05-02 22:02) 

梅屋千年堂

>K-子さん
こちらがヨコケンでアルフィーを観ている間に
そちらはびわ湖で小田さんなのですね。お互い楽しみですね〜。

小田さんの場合、大きな会場もいいですが
2〜3000人クラスのホールで観られるというのも貴重ですよね。
なので、アタシも6月の横浜文体が楽しみです。
小田さんとよりお近づきになれそうな気がしてワクワクします。
(あくまでも気がするだけですが^^;)。

ところでK-子さんは『小田和正ドキュメント』は読まれましたか?。
カッコ良く書かれすぎな面もありますが(^^;
なかなか面白かったですよ。

by 梅屋千年堂 (2011-05-03 00:02) 

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