体験!ミニチュアLPレコード製作 [HANDMADE]
ミニチュア弦楽器作家の吉田和則さんが
本日より三越日本橋本店に出展中〜♪ということでご挨拶に伺った。
ここんところ金欠続きで(転職してばかりだからなんだけど^^;)
なかなかギターの製作のお願いが出来ない状況にもかかわらず
顔を出せば快くお話してくださる吉田さん。
今日も「コンニチワ〜(^^;ゞ」と、吉田さんの出展コーナーにお伺いしたら
いろいろと新作の写真をいただいたり、お話を聞かせてくださったり
そしてついにはお仕事中にもかかわらず
「LPレコード作ってみますか?」とまで!。
「えっ?!、今ですか?、いーんですか?、
すぐ出来るんですか?、やりたいです!!」
と、どこまでも図々しいアタシ(^^;。
さっそく吉田さんのトイメンに腰掛けて、レクチャーを受けることに。
まずは、円切りカッターを使って、樹脂製の素材を丸く切り抜く。
大きさはミニチュア・ギターの縮尺に合わせて1/12。
つまり直径25mm。
そして切り抜いた小さな黒い円盤の中心に、ドリルで穴を開けていく。
一気に大きな穴を開けるのではなく、最初は細いドリルで小さな穴。
次にもうちょっと太いドリルで、もうちょっと大きめの穴。
更にもうちょっと太いドリルで、更にもうちょっと大きめの穴…
という具合にちょっとずつ穴を大きくしていく。
ナルホドね〜。
こういうちょっとしたひと手間が、美しいモノ作りのコツなんだろうね。
ある程度の大きさの穴が空いたら、
穴の周りのバリをカッターで削って、ルーターにセット。
ルーターにセットした盤を高速で回転させて
まずはカットした部分を軽く面取り。
その後、レコードの溝を掘っていく。
どうやってあんな細い溝を付けてるんだろう???と
かねがね不思議に思っていたんだけど、
なんと二つ折りにしたサンドペーパーを盤に当てて
それを高速回転している盤に軽く押し当てることで
いかにもレコードらしい溝が出来るのだとのこと。
最初、力の入れ具合がよく分からず
なにやら溝がムラになってしまったり、
レコードの端に溝が付かずに残ってしまったりと
「あーん、アタシってば下手クソ〜!!!(^o^;」
などと思いながら何度かチャレンジしてるうちに
まぁなんとかレコードらしくなってきたとさ(笑)。
(何度もやり直してるので、やたらと溝が多い気が…^^;)
吉田さんが予め用意しておいてくださったレーベルを貼り付ける。
ビクターにしてみた(笑)。
ちなみにB面にもちゃんと溝もレーベルも付けてあるのだ。
更に、ジャケット製作にもトライ。
こちらも吉田さんが予め用意しておいてくださったものから
デレク&ドミノスのライブ盤なんかを選んでみたりなんかして。
(ビクターってことで『青春の記憶』かなんかだったら
かなり笑えたんだけど、吉田さんがそんなもの持っているワケもなく^^;)。
内袋まで作って、完成〜!。
\(^-^)/バンザーイ、/( )\モヒトツ、\(^o^)/バンザーイ
と、言いたいところだが、
実は自分で作った内袋がキツキツで、吉田さんからダメ出し(爆)。
結局内袋は吉田さんに作って頂いたのだった。オホホホホ(笑)。
これらは、以前ミニチュア・ギターの製作をお願いした時に
オマケに付けて頂いたアルフィーのレコードなんだけど、
こうやって作られてるのかということが分かったら
なんだか感慨もヒトシオだった。
作業自体も、とっても楽しかった〜♪。
なんだかワクワクして、自分でも子供みたいに
目がキラキラ輝いちゃってるのがわかったよ(^^;ゞ。
今後、ミニチュアギターそのものの製作レッスンなども計画中だそう。
こんなのが自分で作れたら超楽しそう!!!。
吉田さん、是非とも東京でもレッスン開催してくださいね〜。
本日は、お仕事中に大変失礼をばいたしました。
でもホントに楽しいひとときでした(^_^)。
今回の吉田和則さんの出展は、
三越・日本橋本店 本館5階 リビングステージにて
2月15日(火)まで開催中。
ご興味のある方は是非。
吉田さんのブログはコチラ。
『5Stringsのミニチュアギター作り』
-----------------------------------------------------------------
過去に製作していただいたミニチュアギター等に関する記事は・・・
感激!ミニチュアギター【1】'58年製Les Paul Custom
感激!ミニチュアギター【2】Navigator TAKAMIZAWA CUSTOM V
感激!ミニチュアギター【3】'59年製Les Paul Standard
感激!ミニチュアギター【4】JOHN SYKES LES PAUL CUSTOM
感激!ミニチュアギター【5】Fender Jazz Base (1964)
感激!ミニチュアギター【6】NEAL SCHON SIGNATURE MODEL
感激!ミニチュアギター【7】Martin D-18 (1961)
ミニチュアギター専用フレーム
本日より三越日本橋本店に出展中〜♪ということでご挨拶に伺った。
ここんところ金欠続きで(転職してばかりだからなんだけど^^;)
なかなかギターの製作のお願いが出来ない状況にもかかわらず
顔を出せば快くお話してくださる吉田さん。
今日も「コンニチワ〜(^^;ゞ」と、吉田さんの出展コーナーにお伺いしたら
いろいろと新作の写真をいただいたり、お話を聞かせてくださったり
そしてついにはお仕事中にもかかわらず
「LPレコード作ってみますか?」とまで!。
「えっ?!、今ですか?、いーんですか?、
すぐ出来るんですか?、やりたいです!!」
と、どこまでも図々しいアタシ(^^;。
さっそく吉田さんのトイメンに腰掛けて、レクチャーを受けることに。
まずは、円切りカッターを使って、樹脂製の素材を丸く切り抜く。
大きさはミニチュア・ギターの縮尺に合わせて1/12。
つまり直径25mm。
そして切り抜いた小さな黒い円盤の中心に、ドリルで穴を開けていく。
一気に大きな穴を開けるのではなく、最初は細いドリルで小さな穴。
次にもうちょっと太いドリルで、もうちょっと大きめの穴。
更にもうちょっと太いドリルで、更にもうちょっと大きめの穴…
という具合にちょっとずつ穴を大きくしていく。
ナルホドね〜。
こういうちょっとしたひと手間が、美しいモノ作りのコツなんだろうね。
ある程度の大きさの穴が空いたら、
穴の周りのバリをカッターで削って、ルーターにセット。
ルーターにセットした盤を高速で回転させて
まずはカットした部分を軽く面取り。
その後、レコードの溝を掘っていく。
どうやってあんな細い溝を付けてるんだろう???と
かねがね不思議に思っていたんだけど、
なんと二つ折りにしたサンドペーパーを盤に当てて
それを高速回転している盤に軽く押し当てることで
いかにもレコードらしい溝が出来るのだとのこと。
最初、力の入れ具合がよく分からず
なにやら溝がムラになってしまったり、
レコードの端に溝が付かずに残ってしまったりと
「あーん、アタシってば下手クソ〜!!!(^o^;」
などと思いながら何度かチャレンジしてるうちに
まぁなんとかレコードらしくなってきたとさ(笑)。
(何度もやり直してるので、やたらと溝が多い気が…^^;)
吉田さんが予め用意しておいてくださったレーベルを貼り付ける。
ビクターにしてみた(笑)。
ちなみにB面にもちゃんと溝もレーベルも付けてあるのだ。
更に、ジャケット製作にもトライ。
こちらも吉田さんが予め用意しておいてくださったものから
デレク&ドミノスのライブ盤なんかを選んでみたりなんかして。
(ビクターってことで『青春の記憶』かなんかだったら
かなり笑えたんだけど、吉田さんがそんなもの持っているワケもなく^^;)。
内袋まで作って、完成〜!。
\(^-^)/バンザーイ、/( )\モヒトツ、\(^o^)/バンザーイ
と、言いたいところだが、
実は自分で作った内袋がキツキツで、吉田さんからダメ出し(爆)。
結局内袋は吉田さんに作って頂いたのだった。オホホホホ(笑)。
これらは、以前ミニチュア・ギターの製作をお願いした時に
オマケに付けて頂いたアルフィーのレコードなんだけど、
こうやって作られてるのかということが分かったら
なんだか感慨もヒトシオだった。
作業自体も、とっても楽しかった〜♪。
なんだかワクワクして、自分でも子供みたいに
目がキラキラ輝いちゃってるのがわかったよ(^^;ゞ。
今後、ミニチュアギターそのものの製作レッスンなども計画中だそう。
こんなのが自分で作れたら超楽しそう!!!。
吉田さん、是非とも東京でもレッスン開催してくださいね〜。
本日は、お仕事中に大変失礼をばいたしました。
でもホントに楽しいひとときでした(^_^)。
今回の吉田和則さんの出展は、
三越・日本橋本店 本館5階 リビングステージにて
2月15日(火)まで開催中。
ご興味のある方は是非。
吉田さんのブログはコチラ。
『5Stringsのミニチュアギター作り』
-----------------------------------------------------------------
過去に製作していただいたミニチュアギター等に関する記事は・・・
感激!ミニチュアギター【1】'58年製Les Paul Custom
感激!ミニチュアギター【2】Navigator TAKAMIZAWA CUSTOM V
感激!ミニチュアギター【3】'59年製Les Paul Standard
感激!ミニチュアギター【4】JOHN SYKES LES PAUL CUSTOM
感激!ミニチュアギター【5】Fender Jazz Base (1964)
感激!ミニチュアギター【6】NEAL SCHON SIGNATURE MODEL
感激!ミニチュアギター【7】Martin D-18 (1961)
ミニチュアギター専用フレーム
2011-02-09 23:07
nice!(0)
コメント(2)
トラックバック(0)
なるほど、こうやってあのレコードの溝は作るのですね(といって私がすることは無理ですが)。溝が細かいと「SWEAT&TEARS」を思い出します(あれはドーナツ盤でしたね)。
この「企業秘密」といっても良さそうな技術を教えてくださる吉田さんの器の大きさに尊敬します。
私も以前名古屋三越で吉田さんに注文させていただいた時に「FOR YOUR LOVE」のミニチュアレコードをいただいたのですが梅屋さんのものと違って帯の無いものでした(ということは何枚も印刷するのではなく別物を印刷しているのですね)。
また名古屋に吉田さんが出展される日を待ちながら(その時に私に休みと予算があることも重要ですが)LesPaul Standardをながめる日々です。
by きゅう (2011-02-15 02:07)
>きゅうさん
「ハイ、カッターの刃を出しっぱなしでそーゆーことしない」
「随分長く(両面テープを)使いますなぁ(^"^;」
と、吉田さんに突っ込まれながらの楽しい作業でした(笑)。
溝入れの時も、ビビってることがバレバレで…(^^;ゞ。
アルフィーのミニチュアジャケットに関しては
ファンの方が実物のジャケットのコピーを持ち込んで
吉田さんがそれに縮小をかけたものだと思うのですが
ということは、帯ありバージョンを持ち込んだ方と
帯なしバージョンを持ち込んだ方がいらしたということなのでしょうかね。
>>企業秘密
以前、吉田さんの出展を訪れた時にも
ご自身のブログなどに写真を掲載することで
技術を盗まれることを懸念していらっしゃいました。
なのでミニチュアギターの製作レッスンを計画していると聞いた時は
少しだけ驚いたのですが、マニアとしては嬉しい限りです。
レッスンでは主に、弦張りやピン打ち、椅子などの小物作りが
メインになるでしょうから、あの見事な彩色などの
「企業秘密」は守られるんではないかなと思います。
というか、「企業秘密」が分かっても、
それを行かせるだけの腕を持っている人が
どれだけいるんだろう?という気もします。
吉田さん、「年内でやめようかと思ってる」みたいなことを
口走っていらしたのですが(半分冗談と思いますが)
いやいやまだまだ続けて欲しいですよね。
アタシだって(お金さえあれば^o^;)
まだ他にも作って頂きたいギターがあるのですから〜。
by 梅屋千年堂 (2011-02-15 02:56)