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THE ALFEE@びわ湖《本編編》 [┣ '10 LIVE (THE ALFEE)]

THE ALFEE AUBE 2010 『NEO UNIVERSE II』
びわ湖ホール 本編の巻

11/4 20:12 UPしました。
ネタバレ指数71

初日越谷から約1ヶ月。よくぞここまで我慢した(笑)。
とはいえ、やっぱり1ヶ月なんてあっと言う間。
越谷とびわ湖の間に6本のコンサートがあったワケだけど
大きなセットリストの変更もなく
地団駄を踏んだり「キィィィ〜ッ!」となることもなくここまで来た。
(って、中毒患者かよ^^;)。

今回は17時30分開演ということで
終了時間もいつもより早くなることが予想されたので日帰り決行。
と言っても、やっぱりせっかくの遠征なので(出た!せっかく主義!)
少しは観光しよう、ということで
8:52新横浜発ひかり505号に乗って、米原下車。
そこから某所に向かい、ちょいと観光・散策・ランチをし、
北陸本線で石山へ向かい、そこで大津在住の友人と小一時間お茶などした後
京阪線に乗って、びわ湖ホールの最寄り駅・石場下車。

会場に到着したのは17時ちょい前だったか。
本日の座席:4階4E列20番台。
エスカレーターと階段を使って4階に上がっていく。
4階ロビーの窓からはびわ湖が一望できて、なかなかの絶景。

びわ湖ホールでは初めての4階席。
びわ湖ホールは、よこすか芸術劇場と作りが似ているので
大体どんな感じかは想像がついていたけど、やっぱり高い。
ちなみに4E列というのは後ろから2列目(^^;。
全体のフォーメーションが見渡せ過ぎる席である。
天井もやたらと近い。

開演までの間、何をするでもなくボーッと
ステージ上のスタッフや客席通路を行き交う人々を眺めながら過ごす。
場内に流れているBGMは、曲はわからないがクラッシックの音楽。
途中で盛大な拍手まで流れたんでちとビックリ。
ライブ盤なのか???。

17時30分ジャストの定刻開演。
すっかり忘れてしまっていたけど、
そうそう、オープニングのSEはアコギの音色で始まるんだった。

オーディエンスの手拍子。
ステージ中央にスポットが当たるとそこにはメンバー3人が。
衣装はおそらく初日と変わっていないと思われる。
と言っても席が席なので細部まではわからないけど(^o^;。
王子の衣装もおそらく変わってないと思うけど…
ベルト、あんなにゴツかったっけ???。

1曲目は“Neo Universe PART I”
オリジナルよりもキーが下げてあるという噂だが
この曲に関してはそんなに気にならない。
そう言われてみれば、イントロでの王子のコーラス
♪アーーーアーアーーーー…
が、CDほどヒステリックに高くないので「あ、そうなのかな」という感じ。

ここまで上の方の座席だと、ライティングの綺麗さが物凄くよくわかる。
うわっ!スゴイ!と思ったのが
2曲目“LAST OF EDEN~Neo Universe PART II”
まずはイントロ。
幸ちゃんのアコギで始まり、ただすけくんのキーボードが加わり
王子のギターが♪チャカチャカ!と入った瞬間に
王子を照らす黄色いフラッシュ!。
うわ!、カッチョエェ〜!!!(@o@)。
更にAメロ部分では、王子の足元で複数の黄色い円がグルグル回る。
相当激しく回転していたが、
王子本人がこれで目が回ったりすることはないのだろうか(^^;。

“新世界を越えて~Neo Universe PART III”の後は
幸ちゃんのMC。


幸「こんばんはーっ!
  ちょうど1年ぶりのびわ湖でございます。
  日頃うまく行かなかったりとか、
  何も良いことがないとか、いろいろあると思います。
  ひとときではございますが、そうしたことを忘れて
  楽しんでって頂きたいと思います!。
  ここはそこが2階で、3階、4階!。
  どの階のみなさんも最後までヨロシクです!」

一瞬の沈黙の後、王子が左の薬指に填めたボトルネックが
ギターのネックを滑る。“GET YOUR CHANCE”

“恋人になりたい”では
2コーラスめのサビで、
ジョン・レノンばりの幸ちゃんの首振りが見られてゴキゲン。
やっぱこの曲はこれがないと。

そして越谷から1ヶ月経って、
この曲がセットリストに入っていることをすっかり忘れていた
“Stand Up Baby -愛こそすべて-”
イントロが始まった瞬間、「そうだったー!!!」と思い出した。
で、今日は4階だし足場が狭いし、間奏のジャンプは出来ないなと思ったけど
いざ間奏になり、ステージ上で飛び跳ねてる王子を見たら
つられてこっちもジャンプしまくってしまった(^^;。

高「ゲッラーーーーーーップ!!!」

という王子のシャウトで曲が終わると、ここで一休み。
幸ちゃんのMC。

幸「ハイ、ありがとーございます!。
  びわ湖はちょうど1年前、文化の日だったですかね。
  お待たせいたしました。
  …あ、ここはどうぞみなさんお好きなように。
  そのまま立ってたい方はそのままでもいいですけど。
  そのうち二部構成になって、
  間に幕の内弁当かなんかが出るようになるかも知れませんね(笑)」

幸「ツアーも始まって大体1ヶ月くらいになりますが、
  どうですか?、みなさん。
  もうどこか他で観たって方もいらっしゃるんじゃないですか?。
  神戸とか」
客「行ったー!」
幸「今日が初日って方はいらっしゃいますか?」
客「ハーイ(^o^)/」
幸「じゃぁ今日がファイナルだって方」
客「ハーイ(-_-;)/
幸「あらっ…12月29日もありますよ。
  今日がアルフィー初めてって方はいらっしゃいますか?。
  今日が初対面だって方」
客「ハーイ(^o^)/」
幸「あぁ…ハイ、立てって言ってないですよ(笑)。
  でもその積極性がいいですね。
  もう何年こうやって春と秋とツアーやってますけど、
  大体こうやって初めて観に来て下さる方がいらっしゃいますからね。
  みんなもあったでしょ。もうあまりにも昔で憶えてないだろうけど。
  初めて観る高見沢さんはどんなに白いんだろうとか、
  桜井さんはどんな仕組みで動いてるんだろうとか(笑)」

幸「だんだんと見方がマニアックになっていきますんでね。
  誰かさんの足だけとか、鼻だけとか(笑)。
  そういう場合に双眼鏡が必要になってきますんで」

幸「ここのコーナーは…ってコーナーってほどのもんじゃないんですが
  メリハリの《メリ》の部分ですがー
  春のツアーでは、僕らが出会う前にどんな音楽を聴いていたか
  という話をしていたんですが
  今回は、3人が出会ってからどんな音楽を聴いてきたかって話をすれば、
  次の曲に綺麗に繋がるんじゃないかというアドバイスを
  高見沢からもらいましたので(笑)、そんな話をしてるんですがー」

幸「僕が桜井と出会ったのは高3の春。
  コンテストに出場しまして、僕は参加賞だったんですが
  桜井がいたグループは、大学生が多い中、
  最年少だったんだけど優勝したんですよ」

幸「その後しばらくして、
  そろそろ受験勉強しなくちゃいけないってんで
  代々木ゼミナールの申し込みに行ったんですね。
  その帰りに銀座の山野楽器でギターの弦を買いに行きまして。
  …もうそこからして心構えがダメですよね(笑)。
  普通は、よし明日から受験勉強頑張るぞ!とかってなるんでしょうけど」

幸「そこで桜井のバンドの連中と会いまして
  明日コンテストがあるんだけど〜なんて話になってそのままついてって
  あーだこーだとやってるうちに
  『お〜、桜井と坂崎の声って合うなぁ』とか言いながら
  そのまま一緒にコンテストに出ちゃったりなんかして。
  …それじゃ、元祖のこの方をお呼びしましょうかね!。
  盛大な拍手でお迎え下さい!。桜井さん!出番です!」

桜「いらっしゃいませ。…今日は文化の日ですね」
幸「文化の日といえば、明治学院は文化祭ですよ」
桜「そうですね。白金祭。今日が最終日だと思います。
  今頃はもう後夜祭かなんかで大変なことになってると思います」

幸「今日僕は来るときに新横のローソンに寄ったんですよ。
  ちょっとお茶とおにぎりを買おうと思って」
桜「新横浜のローソンに寄ってきたんですか?!」
幸「えぇ、ちょっと小腹が空いたもんで。
  そしたら(そこのコンビニの)おっさんが声掛けてきて。
  『坂崎さん、自分も白金です。明学です』って。
  『えっ?!いくつ上なんですか?』って訊いたら
  俺より2つ年下でやんの(笑)。(昭和)31年生まれ。
  見た目ずいぶんおっさんに見えたからさ〜(^^;」

というか、おそらくコンビニのおっさんは
普通に年相応の54歳だったんじゃないかと。
アルフィーの3人が50代半ばにしては若すぎるんだと思うが…(^^;。

幸「あとの二人は高校も白金ですよって話したら
  『スイマセン、僕、東村山なんです』だって。
  東村山だよ、昔オマエがバカにしてた」
桜「バカになんてしてませんよぉ。
  こっちの方からあっちに行くと、
  みんなカツアゲされて帰ってくるんですよ。
  みーんな身軽になって帰ってくるんです」
幸「それは身軽じゃねぇだろ(笑)。
  …でも、そうやって言ってもらえるのって嬉しいですよね」

桜「ワタシは今日、新横浜から新幹線に乗るときに
  (自動改札に)切符を入れたら改札がバタン!って閉まっちゃって。
  入れ方が悪かったのかと思ってもう1回入れたら
  またバタン!って閉まって、仕方ないから係の人に
  『スイマセン、バタン!ってなっちゃうんですけど』って言ったら
  『新幹線口から入って下さい』って言うんで
  そっちの方から入ったらやっぱりバタン!って(▼▼#)」

この話をする桜井さん、
バタン!と閉まる様子を、ジェスチャーで表現してくれるんだけど
それがまた妙にオカシイ(^^;。

桜「あれってまるで自分が悪いことしてるみたいでヤですよね〜」
幸「そうだよねー。手錠かけられませんでしたか?」
桜「そうしたら、どうやらジキが悪かったんですね」
幸「あ、ジキがね」
桜「ジキっつっても、時期じゃないからな。
  今二人して同じように突っ込んだだろ!(笑)。
  ジキ(時期)じゃなくてジキ(磁気)の方だからな」
幸「じゃ桜井のせいだったんだ」
桜「ワタシのせいじゃありませんよー。
  ワタシが買った切符じゃありませんから!」

桜「音楽の話全然してませんけど?。それワタシのせいですか?」
幸「それじゃそろそろこちらの方をお呼びしましょうか。
  盛大な拍手でお迎え下さい。高見沢さーん!」

衣装替えして出てきた王子。
初日と同じ、肩に大きな肩章のついた
ノースリーブの赤いベルベットの膝丈ジャケット。

幸「高見沢さん、どうでした?。袖で我々の話を聞いていて」
桜「こいつ、今朝来る前に新横浜のローソン寄って
  おにぎり買ってきたとか言うんだぜ?」
高「えぇーーー?!?!」

…なんて話をした後に
3人の出会いの話を掻い摘む幸ちゃん。

幸「そうやって桜井のやってたところに僕が入って、
  そのあと僕が高見沢を誘ったら、高見沢がついてきて
  まるで磁石のN極とS極のようにくっついてですね…」
高「よくさぁ〜他のバンドの話とか聞いてると
  出会ったときにお互いが光って見えたとか言うじゃない。
  今度からオレ達もそういう風にしようぜ。
  坂崎と桜井が会ったときは、お互いが光って見えたことにして
  坂崎と俺が会った時もビビビッ!と電気が走ったことにしよう!」
幸「じゃぁ、俺と桜井が会ったときはピカッと!」
桜「ピカッと!」
幸「高見沢と出会ったときはビビビ〜ッ!と」
高「ビビビ〜ッ!」
桜「…おめーら、ビッとかベッとか言ってるだけじゃねーか!」

幸「高見沢が入るまでは、(コーラスの)一番高いとこは
  桜井が白目剥いて歌ってましたからね。
  これがまた気持ち良さそうに歌うんだよ」
高「桜井の目ってさぁ…三角で、マンガの怪物くんに出てくる
  オオカミ男みたいだよね」
桜「そうかもな。俺は三角の中に丸だけど、
  オマエは洞穴の奥のほぉ〜〜〜だもんなっっっ!!!」
高「怪物くんの方が(客に)少しウケた(笑)」

幸「そういえば桜井、ハーモニカも吹いてたよな。
  “BOXER”の間奏とか、桜井がハーモニカで吹いてたんだもんな。
  ♪ファ〜〜ファ〜〜ファ〜ファ〜ファ〜…って。
  しかも当時、ブルースハープとかそういうカッコイイのじゃなくて
  小学生が吹くトンボのハーモニカ!!!」
高「(笑)。ちゃんとしたの吹けよ〜」
桜「バカヤロー!、あれ難しいんだぞ?!」

高「俺、桜井がハーモニカ吹いてるの観たことない!。
  今度ステージでやってよ。“さすらい酒”とか」音符
幸「おっ!(と言いながらすかさず“さすらい酒”のイントロを奏でる)」
高「♪ファアァァ〜…(←ハーモニカの口まね&ジェスチャ)
   (ところが何故か途中からカエルの声帯模写に…^^;)コロコロ…」
幸「それはカエル!(笑)」

ここでだったか記憶が定かでないが、
桜井さん、何かがツボにハマったらしく笑いが止まらない。
肩をヒクヒクさせながら笑っていたところ…

高「肩で笑うな!。全身で笑え!全身でっ!」
桜「アッハッハッハッ」
高「口に手を当てて笑うなよ!、男なんだから!」
桜「(豪快に)アッハッハッハッ。
  アッハッハッハッ
  アッハッハッハッ
幸「ヤケクソになるなよ!(笑)」
桜「クソ???」

ちなみに、王子の「口に手を当てて笑うなよ!、男なんだから!」発言。
そのままそっくりお返しします、と思ったのはアタシだけではないハズ(笑)。
王子だってよくやってるじゃん(小声^^;)。
まぁ「お育ちがよろしいですこと」…と思うだけで
男のクセに…とまでは思わないけど。

幸「桜井さん、リコーダーは吹けますか?」

突然リコーダーの話を持ち出した幸ちゃん。
何事?と思いながら聞いてたら…

桜「リコーダーってこう(縦笛)でしょ?。
  どっちかっていうとワタシは横笛の方が得意です。
  フルートとかピッコロとか」
高「えぇーー?!そーなの?!。
  (↑ちょっと本気で驚いている様子???)」
幸「縦笛はリコーダー(利口だー)だけど
  横笛はバカダーだからな(笑)。
  縦笛はリコーダーだけど、横笛は桜井(=バカだー)」
桜「…うぅぅぅ〜〜(泣)」
幸「…(^^;。おぉい、(泣いてないで)早くこっちに戻ってこい!」
桜「……。ずーっとこーやってオマエのこと見ててヤル!」
幸「やめろ(笑)。
  ホラ、早くしろってさ。せっかく5時半に始まったのに、
  終わる時間がいつもの同じじゃ意味ねーだろ」

いえ、30分長くやっていただいても一向に構わな…
あ、今日は日帰りだからあんまり長くやられると困るんだった(^o^;。
ついでに、フルート吹けるただすけくんって…バカダーってこと???(笑)。

幸「'78年頃、ライブハウスでやっていた時は
  お客さんが10人とか15人とかでいつも同じ子ばかりだったんで…
  出席とってたくらいですからね、
  『今日はあの子は来てないのか?』とか関口さんが(笑)。
  そんなんで、毎回違うことをやろうってんで
  いろんな曲をコピーしてやってたんです」

幸「今回は、そんな中で当時なかなかうまく出来なかった曲を
  やってみたいと思います。
  CSN&Yで、『Deja Vu』というアルバムに入っています。
  “Carry On”

結局、3人が出会った後にどんな音楽を聴いていたか
…なんて話は殆どなかったような気が…(^^;。
まぁ細かいことは気にせずに(笑)。

“Carry On”はイントロのアコギの音がメチャメチャカッコイイ。
欲を言えば、王子にもれっきとしたアコギを…
例えばマーチンのD-45か何か…それがムリならT's Tか何か…
そのあたりのギターを使って欲しいと思うのだけど
初日同様ここはVG EARのプロトタイプ。ま、衣装には合っている。

ここはこれからもずっと“Carry On”なのだろうか。
そろそろ入れ替えがきてもいいような気がしないでもないが…
そーだなー、同じCSN&Yで行くなら個人的には
“Helplessly Hoping”、あるいは“Southern Man”かなんかがイイ。

ついでに次の“Just Like America”
“Jouneyman”かなんかで(^^;ゞ。
(決して“Just Like America”に不満があるわけではないのだけどね)。

王子、ギターを白いレスポール(バケットヘッドのシグネチャー)に持ち替え、
ただすけくんのピアノのイントロから
“COMPLEX BLUE -愛だけ哀しすぎて-”
この曲に限ったことではないが、
桜井さんボーカルのバラードの時に、主にAメロで
王子がオカズとして奏でるフレーズが、味があって良い。
まさに味わい深いオカズなのだ(笑)。

そしてこの“COMPLEX BLUE”の次の曲が
ツアー3本めの宇都宮以降、
“999”からバラード曲2パターンに変わっているので
今日は一体どちらの曲が聴けるのだろう?とドキドキワクワク。
どっちも好きな曲なのでどっちでもいいんだけど(笑)。

太郎さんの、♪チッ チッ チッ…というカウントはややゆっくりめ。
てことは桜井さんがボーカルの方の曲か。
予想通り“FAITH OF LOVE”
生で聴くのは久しぶりではないだろうか。
最後にいつ聴いたのか思い出せないが…。

このシングルが発売になった当初から
アタシはこのイントロのリフが好きで好きで仕方ない。
(“ROCKDOM”の間奏と、“FAITH〜”のイントロは
 アルフィーのギターのフレーズとしては一番好きかも)。
だからこのフレーズが延々と繰り返されるエンディングは特に大好き。

そのエンディングのアレンジが、このたび最高にカッコイイ!。
うーむ、残り6本のうち、あと何回聴けるだろうか…。
(でももう1曲の方=“100億のLove Story”も聴きたいしなぁ^o^;)。

とにかく今日の“FAITH OF LOVE”は非常に心に沁みた。
元々好きな曲ではあるんだけど、その良さを再認識というか
なんだかますます好きになってしまった。
いやー、こんなにもいい曲だったんだっけ。

ということで、今日は座ったままの状態で、王子のありがたいMC(笑)。

高「ハイ、どーもありがとーございます!。
  “COMPLEX BLUE”そして“FAITH OF LOVE”をお贈りしました。
  “COMPLEX BLUE”はVシネマ、“FAITH OF LOVE”は
  『激突』という映画の主題歌だったんですが
  これはもう1988年の曲なんですね。
  …(客席に向かって)そこで溜息つかない!(笑)。
  '88年の曲を今やっても色褪せないというね…
  これが素晴らしいという気がしますけど」

高「当時プロモーションでいろんなことをやりましたね。
  どうしてあれをやったのか…(客席からクスクス笑い)。
  どう考えても、無理があると思うんですけどねー。
  あのためにわざわざこの京都まで行って撮影したという。
  こっちにとってはもう一大事ですからね」

何の話かというと、もちろん天草四郎の格好をして
「ならぬ!」という名(迷?)台詞を残したビデオクリップのこと。

高「あの時に、あの格好でレスポールを持ってるショットを撮ったんですが
  自分としてはあれが一番気に入ってるんですけどね。
  どこにも使われませんでしたけど。
  あの写真どこに行っちゃったんだろう?。
  まだあるのかなー。…もうないかな」

つまるところ、王子はギターを持ってる姿が一番カッコイイと。
それにしてもそのショット、是非とも観てみたい。

高「“COMPLEX BLUE”はちょっと悲しい歌なんですが
  “FAITH OF LOVE”は…いいよね〜。
  何がいいって、桜井の声がイイ!
  なっ!(と桜井さんに同意を求めるが)…って、いやしねぇ。
  褒めてるのにいやしねぇ。だから褒めないんですけどね」

(桜井さん登場)

高「遅いよ!」
桜「袖まくってたら遅くなっちゃって」
高「袖まくるのにそんなに時間かかるのかよ」

自分はともかく、他人が来るのが遅いのは許せないらしい…(^^;。

高「こいつ(桜井)さ〜…
  “MY TRUTH”のレコーディングの時も
  こんなこと(紙を巻くジェスチャ)やって
  『巻いとぅるっす!』とか言ってたけど
  “FAITH OF LOVE”の時は
  『“フェイス・オブ・ラブ”か。“顔の愛”だな。どんな顔で歌おっかな〜』
  とか言ってんだぜ。違うっての!。バカ!」
  
高「この曲は'88年の曲だと言いましたけど
  レコーディングを思い出すよ〜。
  あの当時、2つスタジオを借りてたんですけど
  下のスタジオでは“FAITH OF LOVE”を録って、
  上のスタジオではBEAT BOYS録ってたんだから!。
  一方では♪アーーー…ってやってて
       (↑どうやら“HEARTBREAK LONELY RAIN”のイントロ)
  一方では♪タラララ ララララ…ですからね
       (↑“FAITH〜”のイントロのリフ)
  こんなことが出来るのは、アルフィーだからですよ!。
  大事にしろよ!」

高「いろんな愛の歌がありますけど、
  僕も若い頃は愛だの恋だのって歌はあんまり好きじゃなかったんです。
  それが、人間って不思議だよな〜。だんだんわかってくるんだよな。
  時間が経つにつれて心に沁みてくるというかね。
  みんなだってあるだろ?。
  “COMPLEX BLUE”、中学生の時に初めて聴いた時は
  『なにこの歌、全然ワカンナイ』って思っただろうけど
  今ならよ〜〜〜くわかるだろう?(笑)」

確かに。
アタシは当時既にいい大人ではあったが、
この歌の良さがまったくわからず…CDを買わなかったくらいだ(笑)。

MCの後は「それでは、戦う愛の歌を」ということで
“Nouvelle Vague”

結論から言ってしまうと、この後はセットリストの変更なし。
まーここ何年かのパターンからして、
本編終盤の5〜6曲が入れ替わるということは殆どないけどね(^^;。

“この愛を捧げて”のキーは
相変わらず低めだが、2回目にして既に慣れたので違和感は殆どない。
テンポもオリジナルよりもゆっくりめで
全体的に重厚な“この愛を捧げて”になっているな、と感じだ。
ただ間奏のギターソロはオリジナルの方がアタシは好きだ。
(なんだか間奏終わりの部分が“Neo Universe PART I”と似てるし…^^;)。

“天河の舟”では
残念ながらギターがニール・ショーンのシグネチャーはなく
ピックガードにこれでもか!とスワロフスキーを埋め込んだ
王子仕様のフェンダーストラトキャスター。
ストラトの割には太い音が出るし、悪くはないのだが
やはりこの曲はあのレスポールの方がしっくりくるなぁ〜
などど、またわかったようなことを言ってみる(笑)。
ミスタッチがやや目立ったのも残念。

しかし、その残念さを吹き飛ばすのが
'58年製のレスポールを使用した“運命の轍 宿命の扉”
後奏のGソロでは、思わず双眼鏡で王子をガン見(笑)。

そして本編ラストは“至上の愛”
王子のギターは、先だっての国際フォーラムで久々に登場したという
ESPのSarvelギター。
なんだって今更そんなギターを?!と思ったのだけど
歌の雰囲気と、王子の赤&黒の衣装と色も合っていて
思った以上に曲に合っていた。

演奏をしない時は、ギターをホンモノの剣のように縦に構える王子。
もしかしたらむしろあのギターを作った当初よりも、
今の王子の方が似合っているかも。

後奏のGソロ直前の、
(文字では表現できない)王子のシャウトにグッときて本編終了。



《TO BE CONRTINUED...アンコールへ続く》
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コメント 13

ゆき

私も22時半前には家に着いてました…
考えたら京都から家までジャスト1時間ちょっと。近いもんですねぇ。

はぁ~、まだ余韻にひたってる感じです。
いいライブでしたね。
私は最後の王子のMCにやられました(T_T)

レポ、楽しみにしています!?

by ゆき (2010-11-04 00:17) 

ゆきもも

こんにちは。
びわこから日帰りできちゃうんですね〜。
ちょいとビックリ。
その時間で横浜ってコトは、
ウチも可能ってことなのか…。

レポ。楽しみにしてまーす♪
by ゆきもも (2010-11-04 11:51) 

梅屋千年堂

>ゆきさん
びわ湖ライブ、良かったですね〜。
限りなく天井に近い4階席でしたが、照明がとても綺麗に見えたし
あの曲も聴けたし、最後に王子にも褒められたし(?)、満足しました。

レポはこれから本格的に仕上げに入りまーす。




>ゆきももさん
今回のびわ湖は17:30開演だったので、日帰りが可能となったわけです。
いつものように18:00では、ちょ〜っと日帰りはキビシイのです。
この30分は実に大きいです。
今後もびわ湖は17:30(17:00でも可)開演でお願いしたいものです。

by 梅屋千年堂 (2010-11-04 15:43) 

きゅう

レポありがとうございます。

「Southern Man」いいですね〜。今後是非やっていただきたいです。昔は途中の「座りコーナー」でアコースティックカバーのコーナーがあったのですが復活の兆しが見られそうで楽しみです。

皆さん新横浜から乗るのですね。あまり地理は詳しくないのですがてっきり東京、品川から乗ると思っていました。
これから新横浜のローソンで店員のかたをみると「あぁ、この方は明学出身かな?」と思うのでしょうか?

自分が参加しないときは梅屋さんのレポがすべての私としてはこの一ヶ月は半分ツアーをやっていることを忘れかけていたりして(←オイオイ)…。
そんな私は今日は奈良にいました。正倉院展→興福寺→平城宮→薬師寺のコースでしたがスタートから45分待ちでした(で中に入ったら琵琶を最善でみる列は25分…)。終わって外に出たら105分待ちになっていましたが(う〜ん、去年の興福寺を思い出す)。そしていつぞやの梅屋さんと同じように車椅子に足をひかれました(笑)。

逆に興福寺はすべてが10分以内の待ち(もはや「待つ」という時間感覚でない自分)。もちろんストラップ、CD、ファンクラブは当然です。

ところで4階では照明や全体のフォーメーションは見渡せますが「肘の皮チャンプ」は無理ですね。




by きゅう (2010-11-04 22:27) 

梅屋千年堂

>きゅうさん
アコースティックのカバーはいいですよね〜。
昔取った杵柄という感じで完成度も高いし
演奏してる本人達も気持ちが良さそうだし。

奈良、いいですね。
アタシも行きたいですが11月は絶対ムリ!です。
年末か、もしくは平城遷都1301年の来年にでも…と思っています(笑)。
それまでファンクラブの会員証付きチケットが残っていれば良いのですが。

びわ湖では、肘の皮の話や鮒寿司の話が出るのでは?
と思っていましたが、予想はハズレました(笑)。


追伸:本日『洋楽倶楽部80's』第1回のリピート放送ですよ〜。

by 梅屋千年堂 (2010-11-04 23:02) 

ゆき

はぁ~、レポを拝見していると、昨日のライブがよみがえってきます(*^_^*)

まさしく私も…
>王子の「口に手を当てて笑うなよ!、男なんだから!」発言。
 そのままそっくりお返しします、と思ったのはアタシだけではないハズ(笑)。
同じこと思いましたよ~~~(^^)

あと、
>“COMPLEX BLUE”、中学生の時に初めて聴いた時は……

あの、王子の妙に確信を持った感じの『よ~くわかるだろ?』っていう言い方に、王子の周りにはそんなアラサー・アラフォーがいっぱいいるのか?
私はもう大人の仲間入りしてたけど、当時中学生、ってーいうと、、、王子的にはそのくらいの年齢がファンど真ん中なのか?? ちぇっ!

などと、勝手に思いながらMC聞いてました(笑)

今日一日、ずーっと“FAITH OF LOVE”が繰り返し頭の中をグルグルまわっていました。
好きな曲で、たぶん初めてライブで聴いたと思うのですが、それだからなのか、なんなのか、今日の一曲、って感じになってしまってました。

そして昨日のライブが浮かんでは、ついニヤけそうになり、はっとして素知らぬフリをして、、、なんて仕事中にもかかわらず、おバカな私でした。

ちなみに私は2階前方左サイドで、3人でのMCの時などは王子が桜井さんの方を向いていることが多かったので、王子の表情が結構よく見えました。
ヤンチャな男の子(って56歳に男の子って…ハハ)って感じで、桜井さんに話すときはまるでイタズラっ子ですね、あの表情は。

が、〝至上の愛″を唄ってる時の王子はカッコ良かった~(^m^)
このギャップがまたいいです。。。

てなわけで、まだまだ醒めやらず。
明日もまだこの調子で仕事中もニヤけ気味になってしまいそうです。気をつけねば…変な人になってしまいますよね。

by ゆき (2010-11-05 00:18) 

きゅう

「洋楽倶楽部80's」みることができました。ありがとうございました。
「この番組どういったスケジュールなのか?」と思ってサイトをみると…しばらくは特別番組のようで(オマケに「一部の地域」に入っているし)。

「あのバンダナの中の髪型はどうなっているのか?」の疑問も残ったままですが(CMの影響)。

>ファンクラブ
最初「限定3000」をみたときは「すぐに予定数終了では」と思ったのですが残っているようで…マイノリティーでしょうか?
昨年みた方が多いので今年もみる人が少ないことは確かですが。

阿修羅ギターストラップを物色しているときに横でTシャツの色で悩んでいる女性がいて眼があったのですがタブン「おや?この人はもしかしてTHE ALFEE?」と思ったに違いない(笑)。
by きゅう (2010-11-05 01:11) 

梅屋千年堂

>ゆきさん
びわ湖、楽しかったですね〜。
“999”がバラードに変わったことで、
アタシ的にはかなーり引き締まった感じのセットリストになりました。

ホントに、メンバーの
《コントをやっている時と演奏をしている時のギャップ》には
ヤラれますね〜。
ついさっきまで「これはスゴイよ!、お客さん!」とか言ってた人が
数分後には“Zipangu”のカッコイイリフを
真顔で演奏してるんですから…(笑)。

今回は、このコーフン醒めやらぬうちに次の市川が控えているので
待ちに待ったびわ湖とはまた違った意味で楽しみです♪。




>きゅうさん
洋楽倶楽部、観られましたか。
BON JOVIもU2も、おそろしく若かったですよね(^^;。

ちなみに、どーでもいいことなんですが
番組最後に高嶋兄とゲストが一緒になって
「アブソ ル〜トリ〜〜〜」
とか言うのが、どうしても気に入らないアタシです(笑)。

興福寺で目が合った「Tシャツの色で悩んでいる女性」は
もしかしたらびわ湖帰りの方だったのかも知れませんね〜。
(アタシもお金に余裕があれば、そこにいるハズでした???)。

by 梅屋千年堂 (2010-11-05 23:09) 

絵夢

梅ちゃ~~ん!!今、ここに来させてもらって・・・びっくり!!
私のお席の位置が梅ちゃんと同じだったのでした~~
思わずチケット取り出しました!
お隣同士だったとは思っていませんが絶対近距離に居たわけで(^^;
私は梅ちゃんより遅い着席でした!

私、なんとなく電話しちゃおうかなぁ~って急に思ったんですよ。
でも来られていなければ失礼だし・・時間的にムリかな?何もお土産ないし!
ってことで携帯しまったのでした!!
やっぱりお越しだったのですね~
しかも席が!!あぁ~驚いたぁ~(^0^)
私も4階は初めての経験でした!
初日に張り切って振り込んで4階??しかも後ろは1列しかない!?!
チケット届いた瞬間ため息の連続で家族に呆れられてました。
でもでも・・悪い席なんかALFEEにないんです(^^)
双眼鏡とにらめっこだったけどほんとに素晴らしく見渡せて満足まんぞく!
反響にも喜んで頂けたし、よかったですね~

日帰り・・・本当にお疲れさまでした。
お友達とも再会できて何よりでしたね!

梅ちゃんの完璧レポにまた感激でウルウルしちゃいました。
(挨拶できなかったことが悔やまれます)
by 絵夢 (2010-11-06 00:46) 

梅屋千年堂

>絵夢さん
出たーっ!ニアミス!(笑)。
アタシは20番台前半、通路に近いとこにいました。
改造ツアーTシャツ着てたのになぁ。
案外横にいるとわからないものですよね。

もし連絡もらってたら笑っちゃったでしょうね。
「今日席どこですか?」
「4階4E列2◯番です〜」
「…隣(の隣の隣の…?)ですが(^^;」

ちなみに終演後は、割とモタモタしてました(爆)。

日帰りびわ湖遠征は、なんだか忙しかったけど
観光も出来たし駅弁も食べたし(笑)十分満足しました。

高いとこの席は、王子が構ってくれるので
案外嫌いじゃないかもしれません(笑)。
(いや、ステージに近いに越したことはないのですが^^;ゞ)。

by 梅屋千年堂 (2010-11-06 02:03) 

絵夢

改造Tシャツかぁ~~!残年だなぁ~><;
結局私もTシャツ買いました・・でも改造はおっかなくて出来ません^^;

ホントに近かったわけで^^;つい先日のことなのにマジでお隣さんがどんな
感じの人だったか?まったく記憶になく。。
でも改造Tシャツじゃなかったわぁ~(笑))
ちなみに私は途中ブラウスさえ脱ぎました!(下着じゃないですよ~^^;))
そして終演後は即!退出!・・・駐車場の精算機で混むので出来るだけ早く
そこに着きたくて。。
それにしてもこんなことって滅多にあることじゃないから・・・チャンスだったのに

車で行くのも案外忙しいし、駐車場確保に手間取ったりで煩わしいこともあります。
でもやっぱり乗り継ぎとか遅くなると不便だから結局車になります。

by 絵夢 (2010-11-07 01:01) 

絵夢

ゴメンなさい!何で『残年』なんて変換になったのでしょう~
残念でした。

by 絵夢 (2010-11-07 01:03) 

梅屋千年堂

>絵夢さん
車でライブ参加っていいな〜と思いますよ。
たまに、車で来た友人に、
帰りに駅まで乗せてもらったりすると実感します。
カーステでアルフィーガンガンに流しながら帰宅〜なんて
いいじゃないですか。

Tシャツはオフィシャルの紹介文にも書いてあるとおり
サラッとした着心地で気持ちイイですね。
今回のツアーはさほど大汗をかかないので
(強いて言うなら“Stand Up, baby”くらい?)
七分袖というのは正解かもしれませんね。

by 梅屋千年堂 (2010-11-07 23:10) 

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