SSブログ

THE ALFEE@名古屋ファイナル《本編編》 [┣ '10 LIVE (THE ALFEE)]

THE ALFEE AUBE 2010 『新世界 -Neo Universe-』
名古屋国際会議場センチュリーホール 本編の巻

6/28 20:10 UPしました。
毎度のことながら誤字脱字細かいことは気にせずにご覧下さい(^^;ゞ。
ネタバレ指数77

ついに名古屋ファイナル。
ホント、4月にツアーが始まって、今日まであっと言う間だった。
この、月日の経つスピード、年々早くなってる気がして仕方ない。

今年も仕事の都合につき、参加は二日目のみ。
特に観光などの予定もないので、
9時22分発のひかり号でのんびり名古屋へ向かう。

11時10分に名古屋到着。駅直結のホテルに荷物を預ける。
このホテル、去年のファイナルでも使用した
いろんな意味でアタシにとっては、ちょっと高いホテルなんだけど
4月のある日、
1日5部屋限定でお得なプランがあるというメールマガジンを受け取ったので
これはチャンス!と速攻予約。
4月の時点では、ファイナル翌日は朝帰りして
職場直行という可能性もあったので、
ここのホテルに通常よりも安く泊まれるのは非常にウレシイのだ。
(結果的に朝帰り→職場直行はなくなったのだけどね)。

やはり直前の12連勤の疲れがまだまだ抜け切れていないのか、
新幹線の中では爆睡。
名古屋までの1時間ちょっと眠っただけでは、解消できるはずもなく、
なーんかライブの前から疲れ気味(-_-;。

お昼を食べに栄まで行こうかと思っていたけど、
どうもあんまり移動する気が起きず
今日はもう昼御飯は駅の近場で済ませて、
チェックインの時間になったらすぐさまホテルの部屋に入ろうと
JR高島屋の13階にあるレストランで食事をし、
お土産買ったり軽くお茶して14時ジャストにチェックイン。

ネットが確実に繋がるのを確認して、いざ仮眠。

ベッドに潜り込んだ時には、雨もあがっていて
「あぁ傘を使わずに済みそうだな」という感じだったのに
16時30になって起きてみたら、
なんだか低い雲が霧のようにドヨ〜ンと立ちこめて
窓ガラスも濡れている。

なんだよ〜・・・(-_-;

今年は遠征先でもほとんど雨に降られなかったのに
最後の最後に雨かー…。
しかしまぁ梅雨なので仕方ない。
今までの経験から言って、雨じゃないファイナルの方が珍しいかも?。

名駅から地下鉄東山線に乗り、栄で名城線に乗り換え。
このルートで会場に向かうのは初めてだったので
完全無欠の方向音痴・梅屋千年堂、迷子になったらどうしよう?と思ったが
無事に日比野に辿り着いた。

しかし陸上に出てみると、雨はさらに激しさを増し
大した距離ではないのに、駅から会場に行くまでに
ビチョビチョになってしまった。


本日の座席:1階13列40番台。
視覚的にも聴覚的にも丁度良い、見易くて聴き易い位置である。
王子正面だし( ̄ー ̄)。

1ベルは、大体18時頃だったか。
その5分後に始まるかと思いきや、なかなか始まらず。
10分までとはいかずとも、スタートは18時08分くらいだんじゃなかろうか。

このSEも今日で聴き納めかと思うとなんだか感慨深い。
なんだか上の空で手拍子しながら、いろいろ考えてたら
球体フレームの中から、ガーン!とメンバー登場。
3人の衣装は、NHKホール二日目パターン(つまりヨコケンパターン)。
王子の髪は・・・ストレート!!!。
最後の最後にストレートの王子に会えるとは思いもしなかった。
これで取り敢えず、今期の王子の髪型は全て網羅したか(笑)。

1曲目は“Shadow of Kingdom”
王子が俯き加減でギターをストロークするたびに
サラサラの髪に波が立つ。
最近の、オスカル巻き(またはプラント巻き)はカッコイイなぁと思っていたけど
久々に見ると、やっぱりストレートがいいな。
今くらいなら前髪の長さも悪くない(アタシ的にはね)。

“Masquerade Love”の後の3曲目。
ま、今日はおそらく“Count Down 1999”じゃないか?と思っていたんだけど
始まったイントロは、なにやらやたらとやかましいジャカジャカジャカジャカ…。
最初の数秒、なんの曲だかよく分からなかったのだが

♪…ジャージャージャ!

で判明!。
“ジェネレーション・ダイナマイト”じゃないかーーー!!!!(≧▽≦)。
思わず隣のCちゃんと顔を見合わせて
「ギャァ=====ッッッ!!!」
と、ガッツポーズ。
去年の夏イベで聴けたけど、もう桜井さんボーカルのメタル曲は
桜井さんのノドに悪影響を及ぼすので
封印してしまったのかと思っていたよ〜〜〜(嬉泣)。
この曲は、アタシの《アルフィーファンとしての原点》なので
メチャメチャ嬉しい!。
この1曲を聴けただけでも、名古屋に来た甲斐があると言ってもいいくらいだ。
(いえ、決して他がどうでもいいワケではなく^o^;)。

これ、もしも市川でやってて名古屋じゃやらなかったなんてことになってたら
アタシはもう泣くに泣けない、後悔の嵐になっていたとこだったよ。

興奮のあまり、鼻息が荒くなっているところで(笑)
幸ちゃんの短いMC。

幸「こんばんはーっ!。
  さぁーいよいよ春のツアーのファイナルのファイナルでございます!。
  いつも言ってますが、1階はもちろん2階のみなさん!(客「YEAH−!」)
  3階のみなさん!(客「YEAH−!」)
  みなさん、最後まで頑張っていきましょー!」

♪ジャラ〜ン ジャラ〜ン ジャラ〜ン ジャララジャラ〜ン
 ジャラ〜ン ジャラ〜ン ジャラ〜ン ジャラララ HEY!!!

ワーオ!、“Juliet”
この曲もツアー後半になって既に他の会場で演奏されてはいたけれど
アタシが行った会場には当たらず
「聴けずじまいか」と思っていたので、これまた嬉しい。
この、3曲目・4曲目でテンション急上昇。

ステージ上のメンバーの様子をレポートしたいところだが
興奮しすぎてあんまりよく憶えてない・・・(^^;。

5曲目は“SWEAT & TEARS”
ギターを抱えた王子が、ステージの、いや花道の、
端から端まで行ったり来たり。
ギターで約4kg増になっているとは思えないほど
軽やかにピョンピョンと跳ね回りながら歌い続ける。

♪Sweat & Tears for Lonely Night…と
歌いながら左右に揺れる王子の後ろで、
同じように小さく揺れてる幸ちゃんがおもろい(^^;。

最後のヘドバンの直前、客席に向かって
何かシャウトしていたんだけど、王子の声が高すぎるのと
楽器の音が賑やかすぎて、何を言ってるのかサッパリ聴き取れず。
それでもテキトーに「YEAHーーー!!!(^0^)/」とかなんとか叫んで
拳を振り上げる。
桜井さんのヘドバン(というより首バン?^^;)も
いつにも増して激しかったように思えた。

ファイナルは、この「出し切り感」がなんとも言えず、イイんだよね〜。
普段から「明日のことは考えず!」とか言ってるけど
絶対やってる方も観てる方も、心の片隅に「明日のこと」は
考えているに決まっているのだ。
ファイナルはそれが微塵も感じられないところがヨイ。

最後は、M-II CTMのカッタウェイ部分を片手で掴んで
高々と頭上に掲げる王子。
「そこ、持つとこじゃありませんから〜!!!(^o^;」と
観ていてヒヤヒヤしたけど、
そのままそこを掴んだまま下におろして、ステージ上手に消えていった。
力業を披露するのもいいけど、ドキドキするからやめてほしい(^^;。
(でも、ヴィンテージギターじゃさすがに絶対やらないよね笑)。

幸ちゃんのMC。

幸「ハイ、ありがとーございます!、ありがとーございます!
  泣いて笑っても今日が最後。
  この出し物でやるのも今日が最後です。
  と言っても、ファイナルのスペシャルが出てきて
  いつもと違うじゃないかって感じですが(笑)。
  …あ、ここはどうぞ、ひとつお座りいただいて…」

幸「今日がこの春の初日だって方はいらっしゃいますか?」
客「ハーイ(^o^)/」
幸「それじゃ、今日がファイナルだって方−」
客「ハーイ(^o^)/」
幸「…今日がファイナルじゃないって方は、どうしちゃったんでしょうか(笑)。
  じゃ、今日がアルフィーのコンサート、生まれて初めてだって方は
  いらっしゃいますかー」
客「ハーイ(^o^)/」
幸「あ、いらっしゃいますねー」

幸「ここでは、影響を受けたアーティストの話をしてきたんですが
  もう、いいよね(笑)。今日が初めてだって方には新鮮でしょうけど。
  影響を受けた食べ物の話でもしましょうか。
  あるいは影響を受けたワールドカップとか(笑)。
  始まる前はあんなに叩かれていた岡ちゃん。
  昨日の(新幹線で見た)読売新聞ニュースに、
  こーやって電光掲示板で流れてましたけど
  こないだの試合の後、『岡ちゃんごめんなさい』とかっていう書き込みが
  ツイッターにたくさん書き込まれたなんてことが出てましたけどね」
  
幸「あとは名古屋場所問題、野球賭博とか。
  昨日も新幹線のグリーン車に乗ってたら
  どっかから鬢付け油の匂いがしてきたんで、
  お相撲さんが乗ってるなって思ってたんですよ。
  そしたらやっぱりいましたですね。
  誰だったかはわからないですけど、お相撲さんでした。
  ちょんまげ結ってましたから。
  一般の方ではないと思います(笑)」

幸「昨日も、いろんなコンサートを観に行ったって話をしましたけど
  僕が一番最初に観たのは、兄貴に連れられて
  なんかグループサウンズのオムニバスみたいなヤツでした。
  いろんな人が出てるヤツ。今で言うところの営業ですね」

幸「客席からステージを観ていて
  楽器がすごくきれいだなって思ったのを憶えてますね。
  そっちから観ると照明が当たってきれいに見えるでしょ?。
  ホントはそれほどきれいじゃないんですけどね(笑)」

幸「その後、観たくもない…観たくもないじゃなくて(^o^;
  あんまり興味のなかった、洋モノのヘヴィ・メタルのライブとかを
  高見沢に連れてかれて観に行きましたけどね。
  ジューダス・プリーストとか、アイアン・メイデンも観に行きましたね。
  …同じ日にブルース・スプリングスティーンが来てて
  別のところでやってたんですよ?。普通はそっちに行くでしょ?。
  そこを敢えてアイアン・メイデン。ミイラ男を観に行ったりしました」

幸「ホンットに3人でいろいろ観に行きましたよ。
  ビージーズとか、スリードッグナイトとか…
  ニール・ヤングも3人で観に行ったかな?。
  あ、あと僕は仕事で行かれなかったんですけど、
  桜井と高見沢はイーグルスも観に行ってるんですよ。
  それで1曲目がいきなりこれですから!
  (“ホテル・カリフォルニア”のイントロを爪弾く)
  1曲目にこれやられた日にゃ、
  もう『ありがとうございました』って感じですよね」
  
幸「この方は、初めて観に行ったのがレッド・ツェッペリンで
  口を開けて観てたという…(笑)。
  レッド・ツェッペリンと、東京タワーと、それから新しく出来るスカイツリー。
  これも多分口を開けて下から見上げるんだと思います。
  それでは、2階のみなさんも!3階のみなさんも!
  盛大な拍手をもってお迎え下さい。桜井さーーーん!!!」

盛大な拍手に迎えられて桜井さん登場。
客席に向かって、一度だけ深々とお辞儀。

桜「みなさま、大変お世話になりました」
幸「今年半分ありがとうございました、ですね」
桜「まだ半分行ってないですけどね。
  (このツアーも)春から始まって、もう梅雨ですからね…」

幸「桜井さんは、グループサウンズは生では観てないんですか?」
桜「観てないですね−」
幸「ブルーコメッツとか」
桜「ブルーコメッツ観てないですねー」
幸「スパイダースは観に行きましたよね」
桜「でもあれって再結成の時じゃないですか」
幸「そうそう。再結成の時にね、観に行ったんですよ」

桜「大体ね、秩父の方には来ませんよ。
  隣町のお兄ちゃんたちが、村祭りかなんかで(バンドを)やってただけで
  スゴイなー!って感じだったんですから」
幸「それも口開けて観てたんだ?」
桜「ハイ。おふくろが『もう帰るよ!』って引っ張っていこうとするんですけど
  『ヤダっ!』って言ってずっと観てましたねー」

幸「レッド・ツェッペリンも口開けて観てたんでしょ?。
  桜井さんいつも口開けて観てるんですか?」
桜「下のアゴが重くて…(笑)」

幸「多分スカイツリーも、下から口開けて観るんでしょ?」
桜「みなさんと一緒に、スカイツリーを観に行くっていうツアーを
  やろうと思ってまして」
幸「行って何すんの?」
桜「みんなでこーやって、口開けて観てるんです(笑)」

桜「あれ、いつ完成するんですか?」
幸「2012?…2011年?。多分出来上がるのは2011年で
  実際使い始めるのは次の年からとかだと思いますよ」
桜「まだまだ全然出来てないでしょ?」
幸「いやぁーもう350m以上は出来てますよ」
桜「でも600mくらいまで行くんでしょ?」
幸「634mだね。
  あれ、倒れてきたらうち(実家)の方まで落ちてきますよ!」

桜「高くしなくちゃいけないのはわかるんです。
  地デジの電波を飛ばさなくちゃいけないわけですから。
  なんでそこに昇りたがるんだ?ってことですよ」
幸「展望台にね」
桜「なんで人間、高いところに行きたがるんでしょうね」

幸「東京タワーって外の階段でも昇っていかれるんですよね。
  昇ったことありますか?」
桜「あるわけないでしょー!。昇れませんよ!…失禁で」
幸「…(笑)。僕はある。子供の頃」
桜「物凄く時間がかかりますよ、一歩がこれくらいのスピードですから
  (と、ヨレヨレと震えながら階段を昇っていくジェスチャー)」
幸「そんなに震えてないだろ(^"^;」

幸「でもホントに3人でいろいろ観に行きましたよねー。
  高見沢に連れられて行ったアイアン・メイデンとか」
桜「でも自分がそれに影響されるとは思いもしませんでしたね」
幸「桜井はクイーンも観たんだろ?」
桜「クイーン、観ましたね!」
幸「オレ観てない」
桜「あっ、もう観れない。
  (フレディが)もういませんから。二度と観れませんよ。
  あと、バッド・カンパニーも観に行きましたね」
幸「行った行った!。ポール・ロジャースね」
桜「みんな知らないと思いますけど」
幸「でも、観といて良かったって思いますよね」
桜「そうですよ。いついなくなるかわからないんですから!。
  もうあと4〜5年したらわかりませんよ?」

幸「それじゃそろそろこの方をお呼びしましょう。
  盛大な拍手を持ってお迎え下さい!。高見沢さーーーん!!!」

いつもの銀色の衣装。
ストレートの髪は、後ろで一つに束ねて登場。
あれはグッズのシュシュ(ゴールド)、なのか?。
まず、客席に向かって両手を挙げて、その後は左手だけ上げて
「やぁやぁ」みたいな感じで笑顔を振りまく。

幸「ハイ、高見沢でございます。
  …高見沢は?。グループサウンズとか観に行った?」
高「子供の頃、西川口の駅前のレコード屋さんに
  あるグループが来たことがあったんですよー。
  そのグループが来るってんで、友達と一緒に自転車で行きましたねー」
幸「自転車で!」
高「『ホントに来るのかな』って待ってたら、来ましたねー。
  それでサインもらったんですよ」
幸「何にサインしてもらったの?。色紙?」
高「違いますよ。ノートですよ、ノート!。
  それで、子供ですよね〜。次の日学校でそのサインのマネして
  こーやって書いたりして、ホラ、誰々のサインだとか言ったりして」
幸「それが今の高見沢のサインになってるんだ!」
高「違いますよ!!!」

幸「それでその後で観たのがレッド・ツェッペリン?」
高「(サインもらったのが)どのグループだったか訊いてくれよっ!!!(^"^;」
幸「…(笑)。誰?」
高「教えなーーい!!!( ̄^ ̄)」
幸「4人組?」
高「そう」
幸「どんな感じ?」
高「結構爽やかな感じ」
幸「ワカッタ!、これだ(と、とある曲のイントロを爪弾く}」
高「そう!!!、ワイルドワンズ!。ワイルドワンズが来たんですね〜」

高「それはそうと、おまえ!(と、桜井さんを指差す)」
幸「(王子のマネをして)おまえ!」
高「おまえが楽屋で焼酎片手に口開けて歩いてるサマはなぁ〜!!!」
桜「なんだよ?。口開けなくちゃ飲めねーじゃんかよ」
高「そーゆーことじゃなくて!。
  (突然思い出したように)…あっ!、
  こいつアイスクリーム掻き混ぜながらヨダレ垂らしてたんですよ?!
  ダラ〜ッって。おまえは犬じゃないんだから!」
桜「いや、安いアイスクリームあるだろ?。ホントに安いヤツ。
  あれをこーやって掻き混ぜてると、空気が入って
  ソフトクリームみたいに美味しくなるんだよ。
  それを一生懸命やってたら、
  あんまり美味しそうでヨダレが出ちゃって^^;」
幸&高「ダラ〜ッて!」

高「それがレコーディング中ですよ?!。フリーダムスタジオで!」
幸「どの曲をレコーディングしてた時なのか気になりますね(笑)。
  それがわかったら、その曲を聴くたびに桜井さんのヨダレが…」

幸「高見沢はレッド・ツェッペリンの他にも
  当時はいろいろ観に行ったんだろ?」
高「行きましたねー。だって当時はもうたくさん来ましたからねー」
幸「エマーソン・レイク・アンド・パーマーとか…」
高「グランドファンク・レイルロード…」
幸「あぁ、雨のグランドファンクねー」
高「あとはピンク・プロイドも行きましたね」
幸「邦楽も観に行っただろ?」
高「日比谷の野音に観に行きましたね」

幸「サイモンとガーファンクルも、
  まだ後楽園ホールだった時に観に行きましたよね」
高「そう。でも二人(桜井&坂崎)の方が上手いんだよ。
  ♪ライラライじゃなかったもんな」
幸「♪ライラライじゃなかったねー」
高「どうしてそこでシンコペーションしないんだ?って。
  大体僕は二人(桜井&坂崎)ので慣れてますから
  そっちの方がレコードに近くて、上手く聞こえるんですよ」
幸「でも(客席の)みんなもそうかもね。
  CSN&Yとか、スリードッグナイトとか、多分僕らのを聴いてるでしょ?」
高「ホントにこっちの方が上手い!って感じるんですよ」

そうかも。
その昔、アルフィーの3人が歌うCSN&Yがあんまり格好良かったんで
ホンモノが演奏するライブアルバムかなんかを借りてきて聴いたけど
ちょっと「おやぁ?」という感じだったことを憶えている。

高「ヴァンデンバーグも行ったよな」
幸「全然わかんなかったけどね」
高「おまえ、寝てたもんなぁ(笑)」
幸「寝てないよ」
桜「そんなにつまんなかったのか?」

幸「あと僕と高見沢はガロのコンサートで警備員もやったよな。
  一番前でこーやって、手ぇつないで『前に出ないでください!』って」

と、幸ちゃんも王子も、両腕を一杯に伸ばして同じポーズ(笑)。

幸「あと吉田拓郎さんのコンサートでもポスター売ったりな」
高「全部アルバイトですけどね。
  僕は元々、そっち側(客席)で観てるのが好きだったんです。
  自分がこっち側にいることなんて考えもしなかった!」



幸「こうやって、3人でいろいろ観に行きましたねー。
  で、これも僕は行かれなかったんですけど、
  高見沢は観に行ったんだよな」
高「たまたま、ガロの大野真澄さんと観に行きまして、
  1曲目のこの曲でヤラれてしまいましたねー。三声のコーラスで。
  それで坂崎の部屋に行って、レコード漁って」
幸「それでは、その曲を、今日はファイナルのスペシャルということで
  やってみたいと思います。デイヴ・メイソンで“Every Woman”

お〜、久々!。
いつぶりだろうか?と調べてみたところ
どうやら'04年の武道館(イヴコン)以来か。
しかし、3人ともホントにいろんなアーティストのライブを観てきてるんだね。
それが今の引き出しの多さに繋がっているのかも。

この曲が加わったために最後の最後でカットされたらちとショック〜
なんて思っていたけど、
ここはいつも通り“Ticket to Ride[涙の乗車券]”

“リバプールから遠く離れて”だったか、
レスポール・スタンダードが登場したので
「おっ!、まさか1959年製?」と思ったが、よく見たら全然違った。
ジミー・ペイジのオーセンティック…かな?(よくわからんけど)。

“初恋の嵐”“ONE”
もちろん'58年製のカスタム。
今回の春ツアーでは、この2曲で、確実に
このギターを観られるのが毎回嬉しかった。
特に“ONE”の後奏では、このギターの音色をじっくり聴けるのが嬉しかった。

ここで王子のMC。

高「ハイどーもありがとー!。
  …このツアーも今日で終わるのかと思うと
  終わっていくという寂しさもあるだけど…
  うーん、なんてーのかなぁ…まぁ、いっか(笑)。
  …キザな言い方になるけど、
  ギターも泣いているような気がするんだよね。
  ギターも楽器ですから、弾く人間によって音色が変わります。
  オレにはオレの音があると思っています」

高「このツアーでは、
  影響を受けたアーティストの話をずっとしてきたんだけど
  そうやって考えていくと、オレ達の音楽のルーツっていうのは、
  この2人(桜井と坂崎)なんじゃないかと思うんだ。
  もし二人に会っていなかったら、
  自分で曲を作ろうなんて思ってなかっただろうし、
  坂崎に会っていなかったら、プロになろうだなんて思わなかった。
  自分がこっち側(ステージ)にいるだなんて
  これっぽっちも思わなかったよ、ホントに」

高「3人がそれぞれが、影響しあって、いろんなものを分け合って
  今の自分たちがあるんじゃないかと思うんだよね。
  例えば、僕がアイスクリームを買ってきたとします。
  他の二人が欲しそうにしてたら、それを分けてあげて…」
桜「おーーーーい! ウソを言っちゃぁいけないよーーー」
高「うわ、もういた!(^o^;。
  …スイマセン、分けてもらっていたのは僕でした。
  こないだのたい焼きの話じゃないけど…
  たい焼きの話はここではしてないか(^o^;」

高「そんなわけで、ニューアルバムの曲をやってみたいと思います。
  “新世界を越えて~Neo Universe PART III”

この曲も、アルバムで聴いた時にはそれほどでもなかったけど
ライブで聴いていくうちにだんだん好きになってきた曲のひとつである。

で、この曲に関して
ファイナルの今日になってヘンなことに気付いてしまったことがある。
どの部分でだったかは定かではないが
ステージ後方にある、三角形の布の部分に
オレンジやグリーンの光が当たって、その隙間の部分は陰で黒くなってて…

なんか…新世界揚げのパッケージみたい…(・o・)。

こんなことに気付いてしまったんだけど…
ファイナルで良かったカモ(笑)。
(一度気になり出すと
 もう新世界揚げのパッケージにしか見えないからね^^;)。

で、もうちょっと音楽的なことを書いておくと
この曲のAメロ部分で、桜井さんが《裏》で弾いている
♪ンタ ンタ ンタ ンタ・・・というベースの音がなんだか好きだった。

“Zipangu”の後は“春の嵐”
最後はやっぱり、'58年製のカスタムでお願いしたい!。
祈るような気持ちで王子のギターチェンジを見守る。

おっ・・・!カスタムだ(小さくガッツポーズ)。
気紛れ王子のことだから、今度またいつこのギターにお目にかかれるか
先が読めないので、今日のこの“春の嵐”はしっかりと
心に焼き付けておこうと思った。

後奏の途中で、髪を束ねていたシュシュを外して放り投げ
後半は髪を振り乱しながらのギターソロ。
やっぱこっちの方がカッコイイ!。

“LAST OF EDEN~Neo Universe PART II”
終演後の、友人との打ち上げ反省会で
「『新世界〜Neo Universe』の曲はこれでしばらく聴き納めかね〜」
なんて話が出たが、いやいやこの曲に関してはやるでしょう
という結論に落ち着いた(勝手に…笑)。
“幻夜祭”のように、「このテクニックを見よ!」って感じで
今後も多分やりたがる気がする。
…せっかくみんな一生懸命練習したんだし(笑)。
(逆に“〜PART III”はしばらくやらないかもね、という意見でも一致)。

“君に逢ったのはいつだろう”
この曲が始まった頃になって
「あー、本当にこのツアーも終わってしまうんだなぁ」という思いが
急激に高まってきてしまった〜(T^T)。

そして“Neo Universe PART I”
演奏が終わり、ギターを肩から外して
オーディエンスに向かって両手を挙げた時の
王子の満足げな表情がとても印象的だった。
「やりきったー!」という感じのこんな表情も、
ファイナルならではだな、という気がした。



《TO BE CONTINUED…アンコールへ続く》
nice!(1)  コメント(11)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 11

ゆき

はぁ~ すごかったですね!!!

私も「泣きのギター」にヤラれました。。。

でも、、、なんだかテンション上がり過ぎて、いろんなことが思い出せません!?

梅屋さんの、また見どころ(読みどころ!?)満載のレポ、待ってます!!
(自分も同じ場所にいたというのに、、、ほんと記憶とんでます)

では、明日お帰りになるまで、名古屋をお楽しみください♪♪


by ゆき (2010-06-27 22:46) 

えの

まさかの名古屋入り。
チケット持たずに新幹線に乗る、という無謀なかけでしたが、
行ってよかったです。

3Fてっぺんだった為、EC2が終わった時点で1Fに降り、
EC3を1F後ろで聞いて、終わると同時に駆けだしました。
で、最終の新幹線でとんぼ帰りしてきたわけですが、
堂本兄弟録画し忘れてました・・・。
by えの (2010-06-28 01:13) 

梅屋千年堂

>ゆきさん
今日はもう10時半に起床、そのままそそくさと仕度して
なんにもせずに名古屋を後にしてしまいました(^^;ゞ。

いやー…ファイナルきましたね。
未だに思い出し泣きできそうです。いいライブでした。



>えのさん
弾丸名古屋ファイナル日帰りツアーお疲れ様でした。
本当に、参加して良かったと心から思えるファイナルでしたね。

えのさんはきっと日帰りだろうから、あんなに遅くまでやってたけど
ちゃんと帰れたのだろうか…とちょっと心配しておりました。
でも最後まで観られたようでヨカッタヨカッタ。
その調子でこれからもどんどん特別ルールを発動してくださいね(笑)。

by 梅屋千年堂 (2010-06-28 22:58) 

ゆき

こんばんは。
昨日ライブ後から、ふとすると「ポワーン」としてしまいます。
まだまだ興奮冷めやらぬ、って感じです。

ライブ前に、友人に「Count Down…も聴きたいけど、ジェネレーション・ダイナマイトに変わるってことないかなぁ。聴きたいなぁ。
Julietも聴きたいし。。。
大阪のアンコール3がラジカル…だったらしいけど、それなら、終わりなき、きてもよさそうじゃない?聴きたいなぁ」と、勝手な妄想を語っていたら、
「そんな欲張りな、、、図々しい!アンタ妄想しすぎ!!」とたしなめられてしまったのですが…
なにが、なにが、もう自分でもびっくり!!
いちいち、きゃぁ~~~と叫んでしまいました。

ジェネレーション・ダイナマイトのGソロ聴けて、もう最初から大満足。
相変わらずおもしろ過ぎのMC。

「ギターが泣くんだよね」、王子だから言える。言っても鼻につかない。
これそこらの人が言ったら、鼻につきますよね?
ちょっと照れくさそうな表情も、よかったです。

あ!私も、ストレートの王子が好きです♪
最初から、王子にメロメロでした(*^_^*)
と、思い出すだけで、ニヤニヤしてます。
by ゆき (2010-06-28 23:53) 

梅屋千年堂

>ゆきさん
アタシも今日は1日《マヌケの皮》状態でした。
「これやるかも」とか「やってほしい」と思っていた曲が出ると
テンション上がりますね。
そして「あぁ、今日参加しといて良かったなぁ」と。

アタシも“ジェネダイ”のライトハンド奏法は
もう目を皿のようにして、拳振りつつもガン見でした(笑)。

by 梅屋千年堂 (2010-06-29 00:12) 

えの

行ってよかったなぁ~、梅屋さんは打ち上げ中かなぁ~と思いながら
タクシー→新幹線→山手線とはしごしてました。
次の特別ルールは、広島のはず!
そういえば今日から申込でしたよね。
暦を見て大安に申し込もう、と思っていたりします。
by えの (2010-06-29 00:27) 

梅屋千年堂

>えのさん
まさに打ち上げ反省会中でした(笑)。
広島、参加出来るといいですね、お互いに。
成就院のお不動様の御利益があると良いのですが…。
(自分の力じゃどうしようもないことは、
 やっぱり神にすがるしかありませんから^o^;)。

by 梅屋千年堂 (2010-06-29 00:43) 

えの

広島に行けることを祈って。広島在住の大学時代の友人が、
「結果はいつわかるんだ!?」と今から手ぐすね引いて待ってるようです。
その前に7月11日に大阪にもいられますように。

7月14日にお台場に行かねば。
ボスのO.K.も取ったので、こちらは気合でどうにかなるならがんばります。
by えの (2010-06-29 01:09) 

梅屋千年堂

>えのさん
地方に友達がいて、その友達が自分が来るのを待っててくれるのって
なんだかとても嬉しいですよね。
ライブに行って、その上懐かしい友人に会えるなら一石二鳥ですね。

お台場は7月14日ですかぁ〜(また水曜日なのかよ〜-_-;)。

by 梅屋千年堂 (2010-06-29 02:47) 

きゅう

思いっきり出遅れコメントですが…終わって1週間になろうとしていますが今でもよみがえってきますね。

ファイナルの演目はスペシャルがあるので「まさか次の曲は変わるのでは?」とワクワクしますね。2日間で「これが聴きたい」がいくつか出てきたので大満足です。

3人が出てきて王子の髪型を見たときに最初に「おぉっ!どこかに狂乱している人がいるかも?」と思ったことは内緒です。
王子が「子供の頃に自転車で…」の話をしたときに、いつものキラキラなスーツに長い髪の現在の王子が自転車を懸命にこいでいる画が頭に浮かんできて「ありえねー」と思っていました(子供じゃないが)。


最終日は隣のお姉さんの長い髪が頭を振る度に自分の腕に「サワサワ〜」と来るのがとても気になって(連獅子かよ)最初だけは集中できませんでした(特に半袖なので)。
ですぐに発見した解決法は「手拍子は頭上ですれば髪は触れない」だったのですが気がついたら周りの人も頭上になっていました(ペースメーカーになっちゃった?)。



by きゅう (2010-07-03 01:53) 

梅屋千年堂

>きゅうさん
まだまだ鮮やかに甦ってきますねー。

>>「どこかに狂乱している人」
そ、それはもしやアタシのことなんでしょうか???(^^;ゞ。
いや確かに喜びましたけど、最も狂乱したのは
やはり“ジェネダイ”のイントロを認識した瞬間です。
ホントに嬉しかったですよ〜。
桜井さんの声が復調したことに感謝しました(ファイナルですが)。

ご近所さんのノリが激しくて、集中出来ないってことは多々ありますね。
実はアタシもカナケンの時がそうでした。
斜め前の男性のノリが激しすぎたため気が散っちゃって(^^;。
出来るだけ視界に入れないようにするのに苦心しました。
「空気読んでくれ〜」とも思いますが
結局は自分でどうにか対処するしかないんですよね(^^;。
by 梅屋千年堂 (2010-07-03 22:24) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0