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THE ALFEE@NHKホール二日目《本編編》 [┣ '10 LIVE (THE ALFEE)]

THE ALFEE AUBE 2010 『新世界 -Neo Universe-』
NHKホール・二日目 本編の巻

6/2 0:10  取り敢えず完成(?)しました。
ネタバレ指数76

★★★続きから読みたい方はコチラをクリック★★★


梅屋千年堂・怒濤の5月の最終ライブは、NHKホールの二日目。
この、盛り上がらないわけがないNHKホールに向けて
よーし今度は(今度こそは)睡眠をたっぷり取って
万全の体勢で臨んでやるぜ〜!と思っていたのだけど
約1ヶ月くらい前に、学生時代にお世話になったゼミの教授からメールがあった。
それは母校でとあるイベントがあるので、
是非参加するようにという招待指令だった…。

要するに、アタシが卒業した某大・文学部人文学科心理学コースというのが
何年か前に文学部心理学科に昇格し、
更に今年の春から文学部でなく、(今風な)人間科学部心理学科になり
それに伴い、心理教育相談室という本格的な施設が出来たので
OBOGを集めて、その見学会&お祝いパーティをしようじゃないか、というもの。

16時からのパーティには出られないけど
それ以前の見学会にはちょっこし顔だけでも出しておくか〜…と
当初の予定よりもかなり早めに家を出た。

川崎は生田の山の上にある某大で
懐かしい面々と久々の再会を果たし、懐かし話に盛り上がり
かな〜りテンションが上がったが(^o^;
15時30分過ぎに下山(我が母校では下校のことを下山と呼ぶ)。
駅前のマクドナルドで、チキンタツタを恐るべきスピードで胃に流し込み
予定通りの電車に乗って、17時頃明治神宮前(原宿)到着。


なんか・・・ライブ前なのに疲れた_| ̄|◯。


しかし、そんなことは言ってられない。
坂を下って、1年ぶりのNHKホールへ。
会場前で、神戸からやってきたNHKホール初参加の友達と会い
そのまま入場列に並び、会場内へ。
買い物して、トイレに入って、友達と別れて座席に向かう。

本日の座席:1階R8列一桁番台。
イベンター先行も、ぴあ先行も、e+先行もハズレまくり
当然一般発売も玉砕で、自力でチケットを取ることが出来ず、
藁をも縋る気持ちで、知人に「余ってない?」メールを送りまくったところ
譲って下さるという方が現れた。
それでこの席・・・。もう夢のようである。
いまだかつて、NHKホールでこんなに前の方の席だったことがあっただろうか。
いや、ナイ!!!。
本当に感謝感謝なのである。

席について、談笑しながら開演を待っていると
突然「キャーーー!!!」という歓声が。
ナニナニナニ?!。
どうやら2階の関係者席に誰かやってきたらしい。

後ろを振り返って観てみると、金髪ショートヘアの・・・研ナオコさん!!!。
そしてその後から、サラサラの黒髪ストレートの・・・なんと長谷川くん!!!。

久々に、アルフィーファンの前に姿を現した
長谷川くんの姿に、オーディエンスは大興奮。
アタシも思わず双眼鏡で観ちゃったりなんかして(^^;ゞ。
相変わらずカッコ良かった〜!。

そして、着席したナオコさん。
振り返って自分を観ている1階のオーディエンスに向かって手を振ったり
バンザイ\(^o^)/してみたり(笑)。
お陰様で客席は既に大盛り上がり。
その拍手のまま、アルフィーを迎えるための手拍子に雪崩れ込む。

おおおーーーー…スゴイ。スゴイ手拍子だ!!!。

そうこうしているうちに、
BGMで流れていたTHE ALFEE CLASSICSがフッと途切れ
場内暗転、既に耳慣れたSEが流れ始める。
なんだかドキドキする〜!!!。

球形フレームの中に姿を現した3人。
王子の髪型は…ヤッタ!!!今日も巻き髪だ!。
幸ちゃんと桜井さんの衣装も変わっている。
幸ちゃんは、明るいサックスブルーのジャケットに、チェックのパンツ。
桜井さんは黒地に細いストライプのスーツ。
なかなかシブいのだが、
あとで双眼鏡で見てみたらシャツの柄が結構カラフルでスゴかった(^o^;。

1曲目はもちろん“Shadow of Kingdom”
2曲目もいつもの“Masquerade Love”
お〜、今日も王子はノリノリだねぇ!。
オーディエンスのボルテージも、既にかなり上昇している(もちろんアタシも)。

そして3曲目。
太郎さんの、♪カツ  カツ・・・というゆっくりしたカウントから
“Count Down 1999”
もはや広島二日目の時のように、
両足をバタつかせてはしゃぐようなことはないが、やっぱりウレシイ〜〜〜。
思わず両拳を挙げて
「キャーーー!」とも「イェーーーッ!」ともつかぬ奇声を上げる(^^;。

イントロのブレイクで、「♪ヒュ〜!」という歓声があがるところが好き。
そして、同じようなブレイクが間奏でもあって、
ここでは幸ちゃんが、♪ポロンポロンポロン!とアコギを鳴らすわけなんだが…

さぁ間奏・・・髪を振り乱してソロを弾く王子
そしてイントロと同じリフ・・・ドラムパッドを叩きまくる幸ちゃん・・・
その幸ちゃんの傍らに、ローディがスタンドにセットされたアコギを運んで設置!。
スティック置いた・・・ギターを抱え込んで・・・
さぁー、幸ちゃんの出番だ!。一瞬のブレイク!・・・



(シーーーーーン・・・)



アラッ、アコギの音が出ない(^o^;。
幸ちゃん思わず苦笑い。その後もしばらくニヤニヤ。
てことは、音が出なかった原因は幸ちゃん本人に???。

しかし、そこで出るはずの音が出ないだけで
こんなに脱力してしまうのか、この曲は!(笑)。
それを考えたら、やっぱりアルフィーにおける幸ちゃんの威力はスゴイ(かも)。

大変な盛り上がりようで“Count Down 1999”が終わると、
幸ちゃんの挨拶が始まる。
バックではいつものように、太郎さんのベードラがリズムを刻む。

幸「こんばんはーっ!。
  さぁ、NHKファイナルでございます!。
  昨日も凄かったですが、昨日燃え尽きた方も、
  一晩寝て、復活していると思います!。
  いつも言ってますが、1階のみなさんはもちろん!
  2階のみなさん!、2階の関係者のみなさん!
  そして3階のみなさん!、最後まで楽しんでっていただきたいと思います。
  ギターを弾くときはボリュームペダルを踏むのを忘れないように!(笑)。
  今回のツアーはニューアルバムを引っ提げてのツアーということですが
  それではここで、ニューアルバムとはまったく関係なく
  今日はこの曲をやってみたいと思います!」

ボリューム・ペダル、踏み忘れちゃったのか(^o^;。

始まった曲は、
♪ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ・・・
というリズム。
「キャーーー!!!」と湧き上がる歓声。

♪ア・ア・ア〜ィ セ・エ・エ〜ィ サ・ア・ア〜ム デ・エ・エ〜ィ
 アァ〜!バゥントゥーギーv マイハ〜ラウェイウェイウェイ
 ウェナィ ドゥ〜ウ〜ウ ウ・ウー “It's for you”ーーー

なのだ!(笑)。
さらに、ここで終わって、次の曲かと思いきやロングバージョン。
Aメロ歌って、もう1回サビを歌って、♪It's for you〜のあとはピアノのイントロ。
“挽歌”

確か、初日の4曲目は“冒険者たち”だったハズ。
それを知って、初日に参加しなかったことをちょっと後悔していたんだが
その代わりの曲がこれならば全然OKである。

最後の全拍打ちの手拍子の部分は
気付いたらもう手が痛くなるほど叩きまくっていた。

しかし、ここで手が痛くなってはいけなかった(笑)。
次は“SWEAT & TEARS”じゃないか。
王子が「さぁートーキョーーーー!!!」とかなんとか叫んだあとに、あのイントロ。
ステージ前方に出てきて、右へ行ったり左へ行ったりの王子がカッコイイ。
動きにもキレがある。
とても、昨日既に3時間のライブをこなしている56歳とは思えない。

2コーラス目で、王子が左側に行くと
すかさず、右側にやってくる幸ちゃん。
このあたりのチームワークというか、バランス感覚はさすが。

更にカッコ良かったのが

♪命が〜尽きるま〜で・・・

と、歌いながら次の「夢 追いかけようぜーーー!!!」に備えて
「Come on〜!」という感じで手招きし、客席を煽る王子の姿。
まんまと煽られてシャウトしたのは言うまでもない(^^;ゞ。

なんだかまだ5曲目なのに、まるでアンコールのような…というか
夏イベのような盛り上がりようである。


ここで幸ちゃんのMC。

幸「ハイ、ありがとーございます!。
  ありがとーございました。ハイ、ありがとーございました。
  アンコールのようなノリをどうもありがとうございました。
  アルフィーでした!」
  
幸「…じゃあここは立ち話もなんですんで…
  と言ったからって、そのままでお願いすることもあるかも知れません。
  油断しちゃいけませんよ(笑)。…どうぞお座り頂いて…」

幸「このホールは、もう始まる前から客を煽る人がいるんで(笑)。
  僕らが出て行く前に、客席があったまってますからね。
  本当に助かっております!、ハイ」

2階席を振り返ってみると最前列で、
ゴメンゴメン!(^人^)という感じで恐縮するナオコさん。

幸「今回のツアー、今日が初日だって方はいらっしゃいますか?」
客「ハーイ(^o^)/」
幸「あっ、そうですか。
  その方達は昨日はいらっしゃらなかったということですね。
  それじゃ、今日がこのツアーのファイナルだって方!」
客「ハーイ(^o^)/」
幸「その方達は、この先もういらっしゃらないということですね。
  当たり前のこと言ってますけど。
  …でもまだまだツアーも1/3くらい残ってますから。
  今日帰ってCDを聴いて、
  あっ、CDだとこうだけどライブだとこうなんだ〜とか
  あ、ここをこう間違えたんだ!とかですね(笑)
  またもう1本観てもいいかなと思った方は
  自分のお小遣いと相談して頂いて!」


幸「このコーナーでは、影響を受けたアーティストの話をしてるんですが
  あ、今日がアルフィーのコンサート
  生まれて初めてだって方はいらっしゃいますか?」
客「ハーイ(^o^)/」
幸「あ、そうですか…男性の方。彼氏ですか?(笑)。
  あ、立ち入ったことを訊きましてスイマセン。
  まだこれからだって方もいらっしゃいますからね。
  坂崎のせいでダメになったなんてことになったらいけませんから」

幸「初めての方は、入り口はいっぱいあると思いますけど、
  アルフィーの場合は入り口はいっぱいありますんで
  いろんなイメージを持ってきていらっしゃってると思いますが
  今日はここで全てを観てっていただいて、
  それまでのイメージが音を立てて崩れるという…
  いつものパターンでございます(笑)」

幸「で、ここでは影響を受けたアーティストの話なんかをしてるんですが
  僕なんかはラジオでよく喋ってますけど、子供の頃は
  ベンチャーズとかこういうの(“パイプライン”を一節♪)をやったりとか
  それこそ加山雄三さんのこういうのとか(加山さんの曲を一節♪)
  やってたんですよ、今日初めて話しますけど(笑)。
  そんな感じでエレキに憧れてたんですけど、エレキを弾くのは不良だってんで
  小学校の頃はウクレレしか買ってもらえなくて
  中学入ってからフォークギターを買って、最初は日本の・・・」

と、この後は《いつもの話》を超早口&矢継ぎ早にまくし立てる(^^;。

幸「だいたいね、それぞれ音楽の好みはあっても
  同じ音楽を共有してきた世代ですから
  これやろうよとかっていうと、すぐに演奏できたりするんですよね」

幸「この方は出会った時、アルバム3枚しか持っていませんでした。
  お小遣いは全部貯金につぎ込んでました。
  盛大な拍手を持って、お迎え下さい。桜井さーーーん!!!」

ステージ下手より、桜井さん登場。

桜「ようこそ・・・。ここへ…クッククック…」
幸「桜田淳子さんですか?」
桜「昔、桜田淳子さんのプロデューサーをやってた方からスカウトされました」
幸「そーなんだよな!。桜田淳子のあとは、桜井しかいない!ってんで。
  チェリッシュもやってたよな」
桜「やってましたね」
幸「桜田淳子、チェリッシュに続くのは桜井だ!ってな。
  『桜井く〜ん、君、イイ声してるねぇ〜』って言われたんだろ?。
  それなのに、高見沢が入って来たら
  『高見沢くん、君、ルックスいいね〜』(笑)」
桜「そうですよ。全部持って行かれましたから。
  もぉ〜褒められて結構高いところまで登っちゃったんですよ。
  それで屋根の上まで登ったところで、ハシゴ外されちゃったんですから!」
幸「降りようがないって?(笑)」
桜「そぉーですよ!。もう、この業界上っ面ばかりですから!。信用できません!」
幸「そんなこと言ってて、アナタこの業界長いじゃないですか」
桜「…長くなりましたね。もう36年になりますか」

幸「桜井さんはグループサウンズ聴いてたでしょ?」
桜「ハイ、聴いてました」
幸「ブルーコメッツとか」
桜「ジャッキー吉川さんが大好きでした」
幸「あの頃はジャッキーさんと、田辺昭知さんが2大ドラマーつってね。
  ジャッキーさんが好きだったのに、入った事務所はスパイダースの方で(笑)」
桜「いやぁー、居心地悪かったですねー」
幸「言えなかっただろ」
桜「みんなに『オイ、言うなよ!』って言ってました」

幸「でも僕は嬉しかったな。堺(正章)さんとか好きだったし」
桜「そうですよね、
  自分がこんなちっちゃい(自分の胸の高さのあたりに手をやる)頃から
  テレビで観てた人達と一緒に仕事するなんて思いもしなかったですから。
  …って、こんなちっちゃい頃って…ここまで小さくなかったですけど」
幸「オレはそれくらいだった。中学入った時、139cmだったから」
桜「えぇぇ?!。じゃぁジェットコースターとか乗れなかったんだ?!」
幸「うるせぇ!」

ちなみに桜井さんは、
半月板を削った分だけ身長が縮んでいるとかいないとか(笑)。

桜「でも、そのままの身長差だったらサイモンとガーファンクルみたいじゃない。
  ここにポール・サイモンの顔があって、
  ここにアート・ガーファンクルの顔」

桜井さんが言っているのはこのジャケット写真のこと?。

Blu-spec CD 明日に架ける橋

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  • 出版社/メーカー: SMJ(SME)(M)
  • 発売日: 2008/12/24
  • メディア: CD


幸「喩えがいいねぇ〜」
桜「いいでしょ、こーやってポール・サイモンが
 (アート・ガーファンクルの)背中に頭くっつけて。
  仲良さそうに見えるでしょ?。ホントは仲悪いんですよ〜(笑)」

幸「それじゃそろそろグループサウンズにいた
  この方をお呼びしましょうか。
  …いないよ(笑)。でも本気にする人いるかも知れませんよね。
  ビーバーズのメンバーだった?(笑)。
  盛大な拍手を持ってお迎え下さい。高見沢さーーーん!!!」

いつもの、白いノースリーブのドレスコート姿で
客席に向かって両手を振る王子\(^o^)/。

幸「高見沢もグループサウンズ聴いてたけど、
  どっちかってーとカルトGSとか…」
高「もちろんみんなが知ってるのも好きでしたけど
  誰も知らないようなのを見つけてくるのが好きでしたね」
幸「でもこないだラジオ(Kトラ)でもやったんだけど
  GSとオレなんかと4年くらいしか変わんないんだよな。
  だから今の10代の子達から見れば、どっちも同じかも」
高「違うだろ〜(^^;」
幸「見た目は大分違いますけどね」

幸「僕なんかは、エレキギターは買ってもらえなかったんだけど
  高見沢がエレキを買えたのは、不良だったからでしょ?」
高「不良じゃないっっっ!!!」
幸「不良だったけど更生したんだ」
高「ちがう!(^"^;」
幸「でも、ちゃんと段階を踏んでオヤジさんを説得したんだろ?」
高「そうだね。うちのオヤジは古い人間でしたからね。
  テレビとか観てると、加山さんがエレキギターを持ってただろ?
  加山さんは若大将だろ。大将が持ってるんだから!」
幸「大将って(^^;」
高「そこで『ほら、加山さんだって持ってるんだから』っていうと
  オヤジが少し心を開くのが分かるんです。
  そこですかさず、『次のテストで100点採るから!』って」

そこで(ホントに100点かどうかはわからないけど)
お父さんが納得するような点数を採ってしまう有言実行・高見沢少年。
10代の頃からさすがである。

幸「加山雄三とランチャーズね。
  ランちゃんズじゃないですよ、キャンディーズじゃないですからね(笑)」

ここで王子、突然思い出したように・・・

高「あっ!、オイ!おまえ!桜井!」
幸「おまえだよ!(と桜井さんを指す)」
桜「えっ?!、オレ?σ(^^;)」
高「お前な−!!!。何が『この業界は上っ面ばっかり』だよ?!」
桜「え?。顔が上に付いてる?」
幸「そりゃみんな上についてるだろ。
  このへん(ヘソのあたり)に顔があったら大変だ」

高「こいっつはねー、人には
  『ステージに出る人間は本番前にものを食うんじゃねぇ』とか言うクセに
  自分は今日、出てくる前においなりさん2つ食ってたんですよ?!」
桜「お・・・(▼▼メ)、おまえなぁ!。
  おいなりさん2つでそこまで言われるとは思わなかったぞ。
  オレはおまえが本番前にバナナ食ったって怒ったことないだろ?!」
高「おまえのバナナ食ったら怒った」
桜「オマッ・・・バカヤロー!!!(▼▼#)」

桜「お前はいつも先に人の出前食っちまうし!
  カツ丼に付いてるお新香持ってっちまうし!
  大体カツ丼とかってのはなぁ、あのお新香があるから生きるんだぞ!。
  カツ丼を食べてる間に、箸休めにあの塩分がこう入って来てだな…」

かなーりのハイトーンボイスでいつになく激しくやり合う桜井さんと王子…。
もう二人とも声がデカ過ぎて何を言ってるのかわからない∫(TOT)∫。
間に挟まれた幸ちゃんが思わず叫ぶ。

幸「あぁもう!!!、楽屋でやれっっっ!!!(^"^;」

桜「うわぁぁ〜〜〜ん(泣)」
幸&高「それは後で!。今やってもウケないから!」

桜「おまえ(高見沢)ウザイ!」
高「『ウザイ』って、おまえ意味わかってんのかよ?!」
幸「生まれて初めて使っただろ!」
桜「わかってるよ。ウザイジン(右大臣)にサザイジン(左大臣)だろ?」
幸「(笑)!!!。
  おまえ(桜井)がウザイジンで、こっち(高見沢)がサザイジン?」

ウケまくっているただすけくんに向かって、すかさず桜井さん。

桜「おまえ、笑ってるなら金払ってあっち(客席)行け!」

幸「・・・(笑)。
  ハイ、そんなわけで、僕ら3人とも共通して聴いていたのが
  ビートルズだったんですが…」

ここで王子、ハッと我に返ったように踵を返して
ステージ上手袖にギターを取りに行く。
そのあまりの突然さ・不自然さに、ウケる客席と幸ちゃん。

幸「…突然でしたね−(笑)。しっかりしてくださいよ、サザイジン!」

そんな王子が肩に掛けたギターはFlying-A IV。
なんとなくいつもと違う予感。
あ、でも前にもどこかでこのギターで“Ticket to Ride”やったこともあったな。

幸「…さすがにビートルズが武道館でやった時は
  僕らまだ小学生だったんで、テレビで観ただけだったんですけどね。
  ここではいつもビートルズのカバーをやってたんですが、
  きょうはNHKホールだってんで、
  特別に、いつもと違う曲をやってみたいと思います!。
  “Nowhere Man”!」
客「キャァーーー!」

しかし、内心ちょっと
「えぇ〜…涙の乗車券じゃないのぉ?」と萎えていたアタシ(小声)。

3人がハモり始める。

♪ヒ〜ザ〜リ〜ア〜r ノ〜ゥェァメ〜ン・・・(以上!)

幸「“Nowhere Man”でしたっ!!!」
客「えええええーーー!!!」
幸「それでは次の曲に行ってみたいと思います。…ワンツースリーフォー!」

♪ヘルp!!!・・・(以上!)

幸「“Help”でしたっ!!!。
  いやーっ、ビートルズは分かりやすくていいですね。
  タイトルがそのまま歌になってますから(笑)。
  それでは…いつものやつです(笑)。
  “Ticket to Ride[涙の乗車券]”

あぁー、ヨカッタ。いつもの“Ticket to Ride”で(笑)。
 

続く“リバプールから遠く離れて”では2ピックアップのレスポールカスタム。
そして“初恋の嵐 〜Love Hurricane”では
もちろん(!)'58年製のレスポール・カスタム。
そしてそのまま“ONE”へ。
速弾きや、アームを使ってウィンウィン唸らせるのも悪くはないが
この“ONE”の後奏のような正攻法的ギターソロがアタシは好きだ。
特に後奏に入る瞬間の音はたまらない!!!(笑)。


中盤4曲演奏して、王子のMC。

高「ハイどーもありがとー。
  今年に入っていろんなバンドをやってますけど…
  堂本ブラザースバンドに、座・ヤンチャーズ、
  それと、音のないFANTA BAND。
  FANTA BANDの影響力というのはスゴイですね。お子様達に。
  『あ、FANTAの人だ!』とか言われたりしますから」

確かにCMの影響力というのはスゴイかも知れない。
以下、今日久しぶりに会ったゼミの後輩との会話である。

梅「アタシこの後アルフィーのライブだから、先帰る(^^;ゞ」
後「どこでやるんですか?」
梅「NHKホール」
後「結構チケットって取れるんですか?」
梅「今日のNHKはちょっと大変だったけど、
  地方公演なんかだと2階はガラガラだったりするよ」
後「えっ?!、そーなんですか?。ダイジョブですか?!。
  ファンタなんてやってる場合じゃないじゃないですか!」
梅「いや…。むしろ、だからファンタやってるんだと思う…。出稼ぎ(超小声)

彼女はもちろんアルフィーファンでもなんでもないのだが
アルフィー→ファンタって結びつくとこなんざぁ
やはりCMのチカラというのは大きいんだなぁと思った。

話を戻そう。

高「FANTA BANDで何が面白いって、マガジンで連載してる漫画!。
  あっれは面白いねー!。
  今月号はねー、大食い大会に出るんですよ。
  それでその大食い大会の賞品が、1位なんだよ!」
客「(王子の意味不明な日本語に)???」
高「…1位じゃねぇ(^^;、1位の賞品がギターなんだよ。
  それで、2位の商品が何故かこたつかなんかで。
  そこで、出場するんですね、曙が。
  …その続きは買って読んで欲しいと思いますけど。
  あ、携帯でも見られるのかな?」

高「あのFANTAの衣装っていうのが、
  世間で言われている僕のイメージだと思うんですけどね。
  先週の『堂本兄弟』なんですが、
  僕は生まれて初めて私服でテレビにでてしまいまして。
  最初あの格好でリハーサルに出たら、プロデューサーが
  『それ、いいッスよ〜!』とか言うもんで
  どうなんだろう?と思いながら、曲もあの日はエアロスミスだったんで
  あんな感じで出てしまったんですけどねー」

プロデューサーとは、きっとあの菊池Pのことだろう。
正直なところ、(ブログを読む限り)どうも好きになれないのだが(^^;
王子にあのカッコ良すぎる私服で本番に出るように勧めてくれたことには
心から感謝したい。

高「てことは…オレって私服でもオッケーってこと?」
  (客席から拍手)
  もう一回訊いてもいい?。…オレってなんでもアリ??」

どうやら、その点について同意を求めたかったらしい(笑)。

高「まぁ、この本家とFANTA BANDではリーダーですからね。
  それが、座・ヤンチャーズだと一番下っ端ですからね。
  なかなか僕らが一番下っ端ということはなかなかないですから
  ちょっと緊張しながらやってるわけなんですけどねー」

そしてお馴染み、奇跡の話。

高「35年以上、メンバーチェンジもせず、一度も活動休止もせず、
  この小さな国限定で、いいですか?、ここが大事ですよ。
  ドメスティックですからね。
  この国限定で35年も続けてこられたというのは、もう奇跡です!。
  みんなは奇跡を見ているんですよ!。
  大事にしろよ?!、アルフィーを!!。
  今度そこにお賽銭箱でも置こうかと思ってますけど(笑)」

高「長くやってこれた理由は…やっぱりリーダーがエライ?!
  いや、違うな…エラと言ったら桜井だ」

ここで突然桜井さんにスポットが当たる。
BGMは確か『ミザルー(Misirlou)』だったような気が…(違ったっけ?^^;)。
そしていきなり首をグルグル回してエラを強調する(?)桜井さん(^^;。

高「…小さなネタを挟んでますが(笑)」

なんでここのMCにまで、ネタを・・・(^^;。
やはりNHKはスペシャルらしい。

ちなみにアタシは、この3人が、36年もの間
誰一人として病気らしい病気もせずに、
概ね健康で仕事を続けているところが奇跡だと思っている。
これだけ体が丈夫な(?)人間が3人集まって
バンドをやってることが奇跡じゃなかろうか。

高「さぁそれではいよいよそのニューアルバムの曲を…
  って、さっきもうやったか(笑)。
  ニューアルバムの、プログレっぽい曲をやりたいと思います!。
  “新世界を越えて~Neo Universe PARTIII”

今までの公演がどうだったか、記憶が定かではないが
“新世界を越えて”のイントロのド頭の部分は
CDと同じように

♪ジャーンジャーーーン  ジャーンジャーーーン
 ジャーンジャーーーン  ジャーンジャーーーン

だけだったような気がしていたのだが
この日のNHKホールでは、このド頭の部分から
王子が

♪ジャーンジャーーーン ジャララジャーンジャーーーン
  ジャララジャーララジャーララ ジャーンジャーーーン

と、弾いていた。
こ…これは新しいアレンジなのか、それとも単に王子が先走ったのか(^^;
うーん、ビミョー(笑)。

“Zipangu”をライブで聴いていて
いつも「なんでだろう?」と思うことがある。
この曲で手拍子が始まるのは、
なんでいつも王子のギターのリフが入るところからなんだろう?。
ド頭のキーボードのところから手拍子したっていいじゃないか?と思って
アタシはこっそり地味に手拍子してるんだけど
他の人でド頭から手拍子してる人って、殆ど見たことがナイ。
“WIND OF TIME”だって、ド頭から手拍子するんだから
この曲だっていーじゃん、と思うんだけど…ダメかね(笑)。

広島では二日間ともESP・M-II CTMだった“春の嵐”だが
今日はまたまた'58年製のカスタム登場ヽ(^。^)丿。
ところが王子ってば、イントロからミスタッチしちゃって…(小声)。
この曲って、最初にミスタッチしてしまうと、もう取り返しがつかないのだろうか。
1箇所間違えると、その後なかなか持ち直せずに
何度かミスタッチを繰り返すことが多い気がする(^^;。
でもいい。ギターが'58年製のレスポールだから!(笑)。

ホントにこのギターと、このギターで演奏する王子は
いつ見てもカッコイイし、このギターを弾く王子の何が好きかって、
曲の合間にピックアップのセレクタを素早く切り替える
その動作が好きなのだ。

本編もいよいよ大詰めの“LAST OF EDEN~Neo Universe PARTII”

NHKスペシャルってことで、今日は別の曲でもいいなと思ったけど
ここもいつも通りの“君に逢ったのはいつだろう”
…一番いいところで、どこからかお子ちゃまの泣き声が
聞こえてきたような気がしたのは気のせいだろうか…
そうだ、きっと気のせいだったに違いない。
そういうことにしておこう(^^;。

王子が歌い上げて、盛大な拍手…
その後、絶妙のタイミングで“Neo Universe PARTI”のイントロ。
あぁーーー、今日の公演も刻々と終わりが近づいているんだなぁ。
さすがに、自分の参加予定ライブが残り3本ともなると
この本編最後の曲が、なんともせつない感じになってくる。
♪Never say Good-bye Never say Good-bye Never say Good-bye
と連呼されても、もうすぐ終わっちゃうじゃん!みたいな(^o^;。



《TO BE CONTINUED…アンコールへ続く》

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コメント 7

えの

すっごいスペシャルでしたよね。
ほんと、参加できてよかったです!!
梅屋さんにもお会いできて、‘夢’が1つ叶いました♪

王子ソロ、狙うは広島・フォーラムです。
そしてそのことをダンナはまだ知らない。
え?広島!?と驚かれるに違いない。
by えの (2010-05-31 01:14) 

梅屋千年堂

>えのさん
このたびは本当にいろいろとありがとうございましたm(_ _)m。
お陰様で最高に楽しい一夜となりました。

もうセットリストもさることながら、MCもかなりキテましたね(3人とも)。
さっきシャワーを浴びてたら、いろいろ思い出しちゃって大変でした。
ボディブロー効きまくりです。

王子ソロも出ましたね〜。
広島、なんとか翌日にはそしらぬ顔で職場に出勤する作戦を
考え中です(多分岡山泊まり→始発で出勤、かな^o^;)。

by 梅屋千年堂 (2010-05-31 02:39) 

ありんこ

お疲れさまでした♪
久しぶりにお会いできて嬉しかったです(^^)
そして・・・やっぱりスペシャルでしたよね??
大野からの間で、こんなに変わってしまったのか、昨日だけの特別だったのかが、初日とファイナルな人間にはいまいち判らなかったのですが(^^;、
ものすごーーーく楽しかったです~~。
MCもおかしすぎたし、セットリストも三曲目がひゃーー!! なにこれ反則!!から始まり、最後もあの曲なんて。
なんだか本当に充実して、かなりおかしくなった夜でした。(ん?今も??)
カナケンが土日なら行けたかもしれないのになぁ、残念(TT)
王子ソロも出ましたね。東京がフォーラムでびっくりですが、広いところなので参加できそうです♪
by ありんこ (2010-05-31 09:46) 

梅屋千年堂

>ありんこさん
短い時間だったけど、会って話が出来てヨカッタです。
ドーナツも美味しかったよ〜。本当にいつもどうもありがとう。
今度自分でも買おーっと!(笑)。

>>かなりおかしくなった夜でした
ありんこさんが、「かなりおかしくなる」って想像つかないよ〜。
やっぱり帰りも会えば良かったかも(笑)。

本編3曲目、あれは初めて聴いたら「ヒャー!」だよね。
広島二日目があれで、まさに「ヒャーヽ(^。^)丿」でした。
で、今回のNHK二日目の「ヒャー!」は、やっぱりアンコールの2曲目かな。
自分でも有り得ないくらいはしゃぎましたスミマセンいい大人なのに。

これからそのアンコール編に着手したいと思います(しかし既に記憶が…)。

次に会うのは、きっと夏だね!。

by 梅屋千年堂 (2010-06-02 00:25) 

kou

こんにちは。
長谷川さん来てたんですね。(^^)
そういえば菊地さんも城ホールや夏イベに来てましたね。

「Count Down 1999」の一瞬のアコギソロはホント大事な部分です。(笑)
by kou (2010-06-02 09:21) 

ゆき

こんばんは。
楽しく、詳細なレポ、ありがとうございます♪
一人でニヤニヤしてしまいました(^m^)
王子と桜井さんのバトル(!?)は、毎回ほんと笑っちゃいますね。

このセットリストは、やはりNHKスペシャル、なのでしょうか。
できれば、名古屋でもやってほしいです。。。

あ、
『プロデューサーとは、きっとあの菊池Pのことだろう。
 正直なところ、(ブログを読む限り)どうも好きになれないのだが(^^;』
私も、1票(!?)まさに同感です。
でも、今回の私服姿をオススメしてくれたのは、グッジョブ!ですよね。

そうだ、私もミュージックフェアのDVD買ってしまいました!
まだDisc1を観始めたばかりですが、3人が若すぎて(!?)なんだか、
かわいく思えてしまいます(笑)
これまた一人でニヤニヤしながら観てます(^^ゞ
by ゆき (2010-06-02 23:39) 

梅屋千年堂

>kouさん
長谷川くん、相変わらずカッコ良かったですよ。
アルフィーのステージを客席から観たのは二十余年ぶりだったかも知れませんね。
菊地さんにしろ、長谷川くんにしろ(過去のマネージャーにしろ?)
ALFEE'S CREWを卒業していった人々が
こうして気持ち良く集まって来られるのはいいことですね。

この日の“Count Down 1999”の、
あの場面での幸ちゃんのトホホ顔は、一生忘れられない気がします(笑)。



>ゆきさん
これからいよいよツアーも終盤ですから
スペシャルな選曲が多くなってくるのではないかと思われます。
(そして自分が参加しなかった会場のセットリストを見て
 アタシはいちいち地団駄を踏むことでしょう笑)。
名古屋も楽しみですね〜。

『MUSIC FAIR』のDVD、お求めになったのですね。
若すぎて可愛い…確かに(笑)。
Disc1の3人は、全部今の自分よりも若いのだと思うと
ちょっと空恐ろしい気もします(^^;ゞ。

追伸:NHKホールでも、『Cyclopedia Box』売ってましたよ。
名古屋で買えるといいですね。

by 梅屋千年堂 (2010-06-03 01:04) 

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