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THE ALFEE in MUSIC FAIR [THE ALFEE]

観終わった−!。

《バンドに歴史あり》…そんな内容。

内容に関するネタバレあり。
DVDをまだ観ていない方は要注意!。

どれもこれも観たことのある映像ばかりだろう、
なんて思っていたのだけど、意外に新鮮だった。
おそらく、『ザ・ベストテン』や『夜ヒット』などに比べて
『MUSIC FAIR』の映像は、いわゆる『懐かしの◯◯』系の番組に
使われる機会が少ないからなのかも知れない。

Disc 1は'84年から'94年、Disc 2は'92年から'09年までという構成で
最初から最後まで時系列に沿ってひたすら淡々と
当時の映像が流れるだけという、いたってシンプルな作りである。

観ていて刺激的で笑撃的(^^;なのは、やっぱりDisc 1の方。
いきなり'84年の“STAR SHIP -光を求めて-”で始まるんだけど、
白いスーツに蝶ネクタイそしてTAKAMIZAWA CUSTOMの
「高見沢さん」が懐かしい。
これはまさに、当時16歳のアタシが惚れてしまった
高見沢さんの姿ではないか。

その後も、とにかくDisc 1は
3人の衣装と髪型の変遷が面白すぎるのだ(^o^;。
その肩幅はないだろー!とか、その頭どしたー?とか(笑)。

興味深いのは王子が使っているギターだ。
さっきも書いたように、“STAR SHIP”は、TAKAMIZAWA CUSTOM V。
そのあと、結構よく使っていたのが(多分)ESPの黒いT-Custom。
'87年の“星空のディスタンス”では、出たっ!!!ヽ(^。^)丿
'58年製のギブソン・レスポール・カスタム!!!。
心なしか今よりも綺麗な気が・・・(当たり前か)。
そして'91年の“恋人達のペイヴメント”では、
'59年製のレスポール・スタンダード(殆ど弾いてないけど^^;)。

おぉ〜、この頃からテレビでも使っていたか〜
(当時は全然関心なかったけど…)
などと思いつつシミジミしていると、
今度はDisc 2、約20年の時を経て
'06年の“春の嵐”で、再び'58年製のカスタムが登場し
「おおおお〜〜〜!!!」と、歴史の長さを感じさせてくれる。

とにかく、25年間にわたる過去の映像を一気に観られるこのDVDは
思っていたよりも面白い。

衣装や髪型・楽器の変遷はもちろんのこと、
メンバーが掛けているサングラスやメガネにも時代を感じるし
それとは別に、例えば画像や音のクオリティや
ドーランのきめの細かさとか(笑)
そんなところにも技術の進歩というものが感じられて興味深かった。


全体を通して観て、梅屋千年堂のツボを端的に挙げるならば・・・
やはり随所に見られる王子のチラ見カメラ目線だろう。
“Nouvelle Vague”の♪レジスターーーーーンs・・・のような
思いっ切り圧倒的なカメラ目線ではなく、
いろんな曲の途中でで時折「チラッ」とほんの一瞬見せるカメラ目線。
これが、たまらん(笑)。

あとはやっぱりDisc 2の“LOVE”が最高にカッコ良かったねー。
この曲は、モノクロのPVもシブくて大好きなんだけど
この『MUSIC FAIR』の映像も、3人の衣装がダーク系でシブい上に
王子のギターが'59年製のレスポール・スタンダードで
なんだか全体的に高級感が漂っていてカッチョエェ〜〜〜!!!のである。

『MUSIC FAIR』は、その番組の性質上からか
('90年代までは)割とシックな衣装での出演が多く
「あぁ、普通でカッコイイな」とおもえるシーンが多かった。
(そんな中に、突然“Juliet”みたいなパンクスタイルが出てくると
 それはそれでまた新鮮だったりする)。


こんな感じで、概ね満足の行く内容ではあったんだけど
収録曲目が若干偏りすぎじゃないか?という嫌いもある。

“Promised Love”と“希望の鐘が鳴る朝に”
・・・多過ぎである。

アルフィーのオリジナル曲で、
他にもまだまだ収録されてない曲があるだろーよ?!?!(そっちを出せ)
・・・と、思ったのはきっとアタシだけではないハズだ(笑)。

というわけで、第2弾を是非・・・なんちゃって(^^;ゞ。

THE ALFEE in MUSIC FAIR [DVD]

THE ALFEE in MUSIC FAIR [DVD]

  • 出版社/メーカー: EMI MUSIC JAPAN
  • メディア: DVD





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《オマケ》
『THE ALFEE Cyclopedia』、今日美容院へ持っていって
待ち時間に読んでたんだけど・・・

CDと違って、本なら外で読んでも大丈夫だろうと思っていたが、甘かった。
冒頭のスペシャル・インタビュー2ページ目の
王子に対する桜井さんの
「◯◯◯◯・◯◯◯◯か、お前は」
という突っ込みに堪えきれず
思わず「フっ( ̄m ̄)」などと鼻息が漏れてしまった。

多分誰にも見られてなかったと思うけど、
ほ…本の方までこんな危険性があったとは…_| ̄|◯。
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コメント 4

ゆき

はぁ~、やはり『買い』ですね、梅屋さまの感想を伺うと…
忙しさにかまけてつい予約をしそびれてしまい、発売日を過ぎると、
なんだか購買意欲というか、『欲しい!!』という気持ちが薄れてしまい、
迷っていました。

が、そうですね、バンドに歴史あり。若かりし3人。そして…
私、86年頃(めちゃ限定!?)の王子が大好きです♪
もちろん今もステキですが。。。
そして「チラ見カメラ目線」、思わずニヤケてしまいますね(笑)
あーやっぱり『買い』ですね!!

実は、『THE ALFEE Cyclopedia』も迷っているうちに発売日。。。
でもロックばんで王子が、「しょーもない話してるCD」が面白い、
みたいなことを話していたので、本屋で注文を、、、
が、翌日、限定販売でもう売り切れでした、との連絡(泣)

やはり情報UPされたら、すぐさま予約へGOですね。
反省です。
明日さっそく注文してきます♪
詳しい感想、ありがとうございました!
(またもや長文すみません…)
by ゆき (2010-05-28 02:10) 

梅屋千年堂

>ゆきさん
まぁ、人によっては「つまんない」「期待はずれ」と思うこともあるかも知れません。
ただただ歌い演奏している映像の連続なので(^^;。
でもアタシ的には結構楽しめましたよ。
自分でVHSだのDVDだのに録りためたものとかぶっているはずなのですが、
やはりこうしてまとめてもらうと助かります(笑)。

ちなみに、Disc 1の最初の2曲くらい
テレビの画面設定を16:9から4:3にするのを忘れて
なんか横長だなー(-"-?と思いながら観ていたことはナイショです(笑)。

『THE ALFEE Cyclopedia』は、
他会場ではわかりませんが、先日の広島では販売していましたよ。
どこぞのライブ会場で入手できると良いですね。
CDは、ホントに大爆笑モノなので
是非とも手に入れて聴いていただきたいです。

by 梅屋千年堂 (2010-05-28 02:27) 

汐琉

手元の映像はもうテープをデッキに入れるのも怖い(笑
だいぶHDDに落としてDVDに焼いたけど、いくらでも
昔のテープが出てくるし~。

娘っ子が知らない映像もてんこ盛りなので
いろんなところにガンガン反応して笑い転げています。
特に櫻井さんの真ん中分けにしてる髪型は受けてました。
彼女にしてみれば、意識して見て知っているのは
2000年代以降の彼らですからね~。


by 汐琉 (2010-05-29 20:58) 

梅屋千年堂

>汐琉さん
桜井さんの真ん中分けって、Disc 1の最後の2曲じゃないですか?。
あれは我が家も母と一緒に観ていて
まずは今以上に前髪の長い王子が出てきて「うわぁ!ooO(゚ペ/)/」
更に次の瞬間、真ん中分けの桜井さんが出てきて
またまた「うわぁ!(^o^;」。
知っていたはずなのに、久々に観てウケてしまいました。
(それでも当時は二人ともカッコイイと思っていたんだけどなぁ)。

そして、母がいちいち気にしていたのは王子のズボンの裾の広がり。
「あら、まだこの頃は細いわね」
「あ、だんだん広がってきた(笑)」
「これはもう大分最近でしょう?」
と、いちいちチェックしているのが、可笑しかったです。

汐琉さんのお嬢さんに、メリーアン以前の姿を見せたら
一体どのような反応が返ってくるんでしょうか…(^^;。
アタシ達が見ても笑えるのに(コラコラ)。

by 梅屋千年堂 (2010-05-29 22:10) 

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