SSブログ

THE ALFEE@金沢《本編編》 [┣ '10 LIVE (THE ALFEE)]

THE ALFEE AUBE 2010 『新世界 -Neo Universe-』
本多の森ホール 本編の巻

5/7 22:23 もう大分忘れちゃってるけどUPしました
ネタバレ指数68

大遠征第2弾・金沢。

現地到着は前日の昼過ぎ。
金沢駅の一時荷物預かり所に大きな荷物だけ預けて
とあるくだらない目的を果たすために日本海へ。
(どんだけくだらないかは詳細は後日の旅ネタで^^;)。

金沢に戻ってきてホテルにチェックインした後は
22時まで一部開館している、金沢21世紀美術館で夕飯&ブラブラと食後の運動。

ホテルに帰ってからは、倉敷レポに着手。
なんとか完成させて、床に就いたのは2時過ぎだった。
ホントはのんびり起きて、昼間の21世紀美術館と、
午後には兼六園を見て回ろうという計画だったが
ゴールデンウィークの兼六園…どう考えても混んでいるに違いない。
そういえば以前兼六園のサイトをチェックした際に
早朝無開園なんてのをやっているってのを見た気がする。
もう一度チェックしたところ、今の時期は朝の4時から開園しているという…。

さすがに2時に寝て4時台に兼六園は無理なので
5時に起きて、何も食べずにとりあえず身支度だけして
カメラ片手朝の散歩へ。
1時間ほどぶらぶらした後、ホテル近くのスタバで朝食を買ってホテルで食べた。

その後、小一時間ほど仮眠。
10時過ぎに金沢21世紀美術館へ。こちらも大混雑。
2時間弱、現代アートを鑑賞し、香林坊のデパートの中のとあるカフェでランチ。
お腹も満足したところで、再びホテルに戻ってきて
ちょろっと写真の整理なんぞをして、またまた仮眠。
16時過ぎに起き出して、身支度していざ会場へ。

…いったい昨日からこの百万石通りを何往復してるんだろうか?(^^;。
活動量計も、なかなかスゴい数値を示している。

兼六園の脇を通って、本日の会場:本多の森ホールに到着。
既に開場時間になっていたので、会場内へ。
本日の座席:1階J列60番台。
3本めにして、初の1階席。
J列ってのは10列目に当たる。あぁ、ステージが近いよ〜(嬉)。
しかも右端なので、割と花道に近い席。
メンバー、来てくれるだろうか〜ワクワクワクワク。
しかし、ステージと花道を繋ぐ部分に目をやると、
機材が置かれてしまっていて、なんだか妙に狭いではないか。
ハンドマイクの幸ちゃんならともかく、
ギターを抱えた王子がここを通るかどうかはビミョー。
やはり梅屋千年堂の法則がここでも出てしまうのか?!。

金沢って初めてだけど、
お客さんの入りってどうなんだろう?と後ろを振り返ってみる。
お…おやぁ???(^^;。
本多の森ホールは1階席のみなんだけど、
その1階席の後方7〜8列が殆ど空席。
えっ?!これが金沢の現実?。
時刻は既に開演15分前。15分でこの空席がすべて埋まるとも思えず…。
ちょっと衝撃を受けてしまった。
でも、前の方から詰まってる感じなので
なんとなく熱気が前の方に集まってる感じがして
ちょっとライブハウスっぽく、それはそれでいいかも。
まばらに空席ってよりも、この方が盛り上がることは盛り上がるかもね。

ちなみに自分の席の周りには男性及びちびっ子多し。
ちょうど前列、前々列と男性が座っていたので
立ち上がった時に、まるで二枚岩のように目の前を壁に遮られたらどうしよう…
実を言うと、始まるまではそれが心配で仕方なかった。


最近にしては珍しく、5分前に1ベル、そして定刻の18時にスタート。
SEが流れ初めて、バラバラとオーディエンスが立ち上がる。
前列、前々列の男性達も立ち上がったが…大丈夫。
ステージはしっかり見えている(ホッ)。

このSE、3人が登場したあとのツインギターのフレーズがカッコいい。
ちょっと王子ソロっぽいと言えばそんな感じではあるが。

3人の衣装に関しては、変更点なし。
桜井さんのネクタイが、今日は初日と同じチェックのもの。
そういえば、あとのMCの時に双眼鏡で観て気づいたんだけど、
桜井さんのピンクのスーツって、無地じゃなくて細いストライプ?。
あるいはそういう縦筋の入った生地?。
とにかくまっさらの無地ではないということに今回初めて気がついた。

余談だが、あまりにも席が右端すぎて
今日はただすけくんの姿は見切れてしまって
まったく、ちょびっとも見えず。

1曲目は“Shadow Of Kingdom”
2曲目“Masquerade Love”も変わらず。
そして運命の(笑)3曲目。今日はどっちだ?。

太郎さんのドラムソロはなく、“恋の炎”
まずは幸ちゃんが左の花道へ。
そして王子も右の方へ。果たしてくるか、花道に。
ワクワクドキドキしながら待っていると…キターーー!!!ヽ(^。^)丿。
あー、やっぱり近くで観る王子はカッコイイね。
(もちろん遠くてもカッコイイけど)。
顔のシワとかを見てしまうと、王子も歳食ったよなぁと思うけど
それでもやっぱりカッコイイや。

おそらこの春のツアーで、ここまで近くでメンバーのことを観られるのは
今日が最初で最後に違いない…。
そう思って、もう手拍子&拳で盛り上がりつつも、目線は王子ガン見(笑)。

2コーラス目は幸ちゃんがこちら側に。
王子の時もそうだったが、なんか自分、今めちゃめちゃ笑顔になっている(^^;。
(単純かつおめでたいヤツだ)。


ここで幸ちゃんの短いMC。
2階のみなさんも、後方のみなさんもいないときは
一体なんて言うんだろう?(^^;。

幸「こんばんはーっ!
  去年の秋に引き続き、金沢にやってまいりました。
  ゴールデンウィークも大詰めではございますが
  いつも言ってますように、前列のみなさんはもちろん
  後ろの方のみなさんも、端っこの方のみなさんも
  最後まで楽しんでってください!。
  それでは、ニューアルバムを引っ提げてのツアーですが
  ニューアルバムとはまったく関係ないこの曲を聴いてください!」

関係ない曲、それは“サファイアの瞳”
もちろん
♪ま〜よなかの〜金沢City Lights
なのだ。
この度アタシは、会場と兼六園・金沢21世紀美術館に近いという理由で
香林坊の某ホテルに宿泊したのだけど
いやー、金沢Cityは古いものと新しいものが同居する
不思議かつ魅力的な街だった。
タクシーの運ちゃんに教えてもらったのだが
香林坊の109(いわゆるマルキュー笑)は、
渋谷に次いで日本で2番目に出来た109なんだとか。

話が逸れた。

5曲目は、本日もシャウトなしで“SWEAT & TEARS”
どうやら叫ぶのやめたらしい?。
アンコールのあの曲と紛らわしいから?(笑)…関係ないかっ(^o^;。

そして次の瞬間、あり得ないことが起こった!。
王子、またもこちら側の花道へ!!!。
なんだ?!どーした?!。ゴキゲンなのか?。
とにかくさっきの“恋の炎”が最初で最後だと思っていたから、もう超ビックリ。
テンションMAX!!!(笑)。

気のせいかもしれないが、
“SWEAT & TEARS”のみならず、オープニングからの何曲かは
こちら側にいる男性客やちびっ子についつい目が行ってしまうのか、
王子の目線が比較的こちら側に来ている(気がした)のが嬉しかった。
ありがとう、ちびっ子&野郎ども(笑)。


ここで、桜井さんと王子は一旦ステージ袖に消えていき、
《メリ》のコーナー(笑)。

幸「はい、どーもありがとーございます!。
  へい、ありがとーございます!、へいへい。
  さっきも言いましたけど、去年の秋に続いて金沢にやってまいりました!。
  …ここは、この後の曲から行くと、立ったまんまでもいいんですけど
  いつものようにダラダラとしたコーナーですから
  どうぞ、ここは一旦お座り下さい。
  後で曲が始まったときに立つかどうかは、
  みなさんご自由に判断してください。大人なんですから」

ここで絶対最後に「大人なんですから」と付けるところが幸ちゃんらしい。

幸「早いもので、ツアーも始まってもうすぐ1ヶ月になるのかな?。
  この春、今日が初めてだって方、どれくらいいらっしゃいますかー!。
客「ハーイ(^o^)/」(←結構多数)
幸「おっ、地元ですかね。それはお待たせいたしました」
  アルフィーのコンサート、生まれて初めての方はいらっしゃいますか?
  あ、二人。そうですか。
  初めてで最前列?。いいとこ来ましたね〜。
  でも人生プラマイゼロでございますんで
  帰りの車とか、事故に遭わないように。どうぞ十分にお気を付け下さい(笑)」

幸「ニューアルバムを引っ提げてのツアーということで
  みなさんしっかり予習をしてきてくださってると思いますが
  今のところ、まだ1曲もやっておりません(笑)。
  このまま1曲もやらなかった怒られると思いますんで
  この後、少しずつ出てまいりますんでね。
  初めての人にしたら、昔の曲も新曲もおんなじだと思いますけど
  予習が出来なかった方は、復習していただければ結構ですんで。
  ロビーで(ニューアルバムを)売ってますから、ハイ(笑)」

幸「さて、ここは影響を受けたアーティストの話なんかをしてるんですが
  僕なんかはラジオで結構話してることだったりして
  大したことは話してないんでテキトーに聴いていただければいいんですけど
  (以下、畳み掛けるようにバーーッ!と喋る幸ちゃん)
  僕はまず、兄貴の影響で…4つ上の兄貴・幸雄、酒屋の長男ですね。
  跡取り息子。次男(自分)はいずれ家を出て行くっていうね。
  その兄貴の影響で、ベンチャーズだとか、ビートルズだとかっていう
  いわゆる洋モノを聴いてですね、(♪デケデケ…と“パイプライン”を一節)
  おませな小学生はエレキに憧れちゃったりしたんですが
  当時はエレキなんてのは不良の代名詞ですから、不良の。
  (と、左:王子の立ち位置の方をチラ見)。
  酒屋の次男坊がエレキなんか持ったらマズイってんで
  ヤマハのフォークギターを買いまして」

幸「それでだんだん日本のフォークを聴くようになりまして
  中一の時にフォーク・クルセダーズと出会いまして
  帰ってきたヨッパライとか、日本にもこういう音楽をやる人がいるんだ〜って。
  それまでの歌謡曲とは違う、自由な感じが良かったんですね。
  アマチュアが作ってますからね」

幸「それで、高校入って吉田拓郎さんの『イメージの詩』と出会って
  ちょうど僕が高校入って挫折した時に、吉田拓郎さん(の曲)と出会って
  もう、吉田拓郎さんは僕の青春ですよ。神様。ご本人に会うまでは(笑)。
  神様とメル友になる時代ですよ。
  今はその拓郎さんと一緒に、月曜夜にオールナイトニッポンをやってます。
  非常に音楽的な番組ですんで(笑)、興味のある方は聴いてみていただけると
  よろしいんじゃないかと思います」

連休中ということもあって曜日感覚が麻痺していたんだけど
昨夜ホテルの部屋で倉敷レポを作成しているときに
「そーいやもしかして今日って月曜日?!ANN GOLDの日じゃないか?!」
と、思い出したんだけど、シマッタ…ラジオ持ってくんの忘れた_| ̄|◯。

そこでベッドサイドのBGMのチャンネルを凝視…。
なんかNHKの他になにやらもう1局、民放が入るみたいだ。
でもまさかこれがニッポン放送系列とは限らないしなぁ〜
なんて思いながらもつけてみたら、CM中。
あー、なんか違うっぽい…とガックリきていたら
耳慣れたアコギのジングル、そして耳慣れたおっさん二人の声!(笑)
\(^-^)/バンザーイ、/( )\モヒトツ、\(^o^)/バンザーイ。
ホテルの部屋で、一人で爆笑していたのは言うまでもない。

また話が逸れた。

幸「それで、そうやって日本のフォークを聴いていた間
  僕の中でぽっかりその間の洋楽が抜けちゃってたんですけど
  桜井と出会って、桜井とハモりたいと思って
  サイモン&ガーファンクルをちゃんとコピーし直して
  大学入ってからは、高見沢と出会って、
  いわゆるプログレッシブ・ロックだとか、ブリティッシュ・ロックだとかを
  教えてもらって、僕の方からは高見沢に岡林信康とか加川良とか
  マニアックな日本のフォークを聴かせたりなんかして
  そんな風に教え教わりって感じで、二人で

幸「お金が入ると、銀座のハンターっていう中古レコード屋さんに行って
  二人でレコード買ったりして。
  『高見沢これ買えよ、オレはこれにするから』って二人で
  お互いに情報交換したりなんかして、二人で(笑)。
  …その頃、こちらの方は貯金をしていたという(笑)。
  貯金に影響されたこの方をお呼びしましょう。
  盛大な拍手でお迎えください。桜井さーーーん!!!」

ステージ下手から桜井さん登場。

幸「はい、桜井さんでございます!」
桜「…みなさん、ようこそいらっしゃいました(低)」
幸「今日は低いですね。大平透さんみたいですね」

桜「ゴールデンウィークも明日で終わりですね」
幸「桜井さん明後日帰るんですか?」
桜「そんな、スケジュールなんて言わないでください」

幸「ここは影響を受けたアーティストの話をしてるんですけど
  桜井さんちの方はどうだったんですか。
  そういう(音楽の)情報とかってちゃんと行ってたんですか?」
桜「それ、どういう意味ですか?。…電波は平等ですよ。
  ただ山に跳ね返ってるだけで、盆地の方に落ちてこないんです。
  深夜放送聴くのも大変でしたよ。
  すぐ電波が落ちちゃうんで、こうやってラジオもって家中歩き回って。
  一晩中そんなことしてたからちっとも勉強できませんでした」
幸「だからバカになっちゃったんだ」
桜「そーです(▼▼メ)」
  アナタの方はどうだったんですか?。
  …あ、でもアナタ、進学校に進んだじゃないですか」
幸「中学まではね。高校入ってからバカになっちゃったけど」
桜「中学までは結構良かったんですよね」

幸「桜井さんは、やっぱり最初はグループサウンズでしょ?」
桜「はい、ブルーコメッツですね」
幸「背広に七三!。どっかのお役人みたいな感じでしたね」
桜「ワタシの場合、見た目はどうでもいいんです」
幸「実力重視!」
桜「そうです。ジャッキーさんのドラムが好きで」
幸「あぁ、ジャッキーさんねー。
  あの当時、よくドラム合戦とかいってジャッキーさんと田辺昭知さんと
  やったりしてましたよね。
  でもジャッキーさんの方が巧いと思ってたんだろ?」
桜「はい」
幸「でも自分が入った事務所は田辺昭知さんの方だったっていう…」
桜「複雑でしたねー(笑)。
  あ、(田辺)社長、まだ元気なんですから言わないでくださいよ」

幸「それでGSからだんだん洋楽を聴くようになったんだ?」
桜「そうですね、“キサナドゥーの伝説”とか、オリジナルを聴けば
  当然こっちの方がいいやってなるじゃないですか」

幸「それじゃそろそろこちらの方をお呼びしましょう。
  盛大な拍手でお迎えください。高見沢さーーーん!!!」

いつものシルバーの衣装を翻し、
王子登場。客席に向かって両手を振る。
いつも思うんだけど、ここで絶対両手を振る無邪気な王子がアタシは好きだ(笑)。

幸「高見沢も最初はGS聴いてたんでしょ?」
高「聴いてましたよ。ただ僕の場合は《見た目》ですね。
  例えば、歌詞の中に《夢のお城》が出てきたり
  男のクセにフリルのついたのを着て、タイツで、ブーツ履いてるんです。
  どこかこう、ヨーロッパっぽい雰囲気なんですけど
  顔の作りは和風なんですねー(笑)。そのミスマッチ的なところが、
  子供ながらに面白いなーと思いながら見てましたね」

幸「でも高見沢はGSでも、誰も知らないようなのを発掘してたよな」
高「そうなんですよ。ピーターズとかPSビーナスとかビーバーズ」
幸「誰も知らないだろ(笑)。ブルーコメッツでギリギリなんだから」
高「まだちゃんとレコード持ってますよ、紙袋に入れて」

か…紙袋?!。

幸「それは貴重だろ、売れてないんだから。今度それちゃんと整理した方がいいよ」
高「そうだな」

ここですかさず「紙袋」に食い付く桜井さん。

桜「おまえ、紙袋って…当時のまま紙袋に入ってんのかよ?!」
高「そう(^^;」
幸「それで外側と中身が違ってんだろ?」
桜「オレがちゃんと揃えてやったんだよ!。
  こいつ(高見沢)さ…普通レコードって紙袋に縦にして入れるでしょ?。
  こいつは横にして入れますからね!。信じられませんよ」
幸「桜井、整理してやれよ」
高「そうだ桜井、帰ったらやっといて」
桜「なんでワタシがやるんですか?」
高「それがおまえの仕事だろ?」
桜「え…えぇっ?!、ワタシの仕事ってそんなですか?」
高「そーだよ」
桜「…わかった。やっとく」
幸「まるでおふくろだな(笑)」

幸「で、高校入ってからは洋楽ばっかり?」
高「そうですね、レッドツェッペリンとか観に行ってましたからねー。
  もうそこからは《どれだけ髪が長いか》です。
  あとはアンプのワット数で勝負してましたね。100wの差でどっちが勝ったとか。
  今思うと意味がわかんねーんだよ。
  だって(音のデカさ=)ワット数じゃねーもん」


高「今、こんなちっちゃいのでも(と、背後にあるBognerのアンプを指し示し)
  これ(ステージ両脇に上からぶら下がってるスピーカ)よりも、デカイ音が出るんだから」
幸「じゃぁこれ(両脇の)いらないじゃん」
高「そうだな。いらないな」
桜「今『こんな小さいの』とか言ってますけど、裏にこーんなデカいの置いてるんですよ」

そういやすっかり忘れてたけど、ワット数の話は倉敷でもしてた。
ツェッペリンが500w、ハンブルパイが600wで100w勝ってるとか。
プロレスとかと一緒で男の子は大きなものに憧れるんだとかなんとか。

幸「あとはメイクしちゃったりしてな。
  今思えばあれがヴィジュアル・ロックの走りだよね、T-REXとか。」
高「あー、そうだな。T-REXとかデビッド・ボウイだとか」
幸「それでパンタロン穿いちゃったり、髪もこんな風に盛っちゃったり
  指輪しちゃったり…(まるで今の誰かさんと言いたげ)。グラムロックですよ」
高「グラムロックだね!。
  グラムと言っても何グラムのグラムじゃないぞ(笑)。
  グラマラス・ロックで、グラム。グリッターと言ったりしますけど。
  こういう(自分の衣装みたいな)キラキラしたやつ…。
  なんだ、オレじゃないか。これだよ、これ。オレだ!。…じゃぁね!」

と、上手にギターを取りに行く。

幸「『じゃぁね!』って(笑)。
  …まぁでも大体ラジオとかで同じような音楽聴いてましたから
  『今度あの曲やろうぜ』なんていった時にも大抵すぐ出来るんですよ」

なんて話をして、3人が共通して影響を受けたというビートルズのカバーで
“Ticket to Ride [涙の乗車券]”

金沢のみなさんは、果たして立ち上がってくれるだろうか。
でもアタシは立っちゃうよ。今日の座席は後ろが通路だからね。
ちなみに今日の王子のギターが面白い。
もしかして初日の川口でもそうだったのかもしれないけど、
それは一見エピフォンのカジノ。
ところが、よーーーく見るとピックガードに付けられたマークは
丸っこいEではなく、Eをひっくり返したようなTの文字。
ヘッドもEpiphoneではなく、それっぽい字体でTakamiyとか書いてある(笑)。
なんだまがい物か(超小声)。
でも実は本物よりスペック的には上だったりして(^^;。
超高級なまがい物(笑)。

で、このギターを使ったのはこの1曲だけだっただろうか。
“リバプールから遠く離れて”では、レスポールだったような気がする。
そしてお次は…!出た!、'58年製カスタム!で
“初恋の嵐 〜Love Hurricane”
サビを歌いながら
♪デッデーレ デレデーデ…
を弾いている王子の指裁きがまたカッコ良いではないか。


“ONE”の後は王子のMC。

高「今年に入っていろんなバンドをやってますけどねー
  加山雄三さんの座・ヤンチャーズですとか、FANTAバンドとか。
  あれは音はないですけどね。♪ドン!とかってやってるだけですから。
  サンキュー!とか、やってるだけですからね」

高「こないださー、FANTAバンドで『笑っていいとも』に出た次の日、
  ちょっとお袋に用があって電話したんだよ。
  そしたらさ、『あんた、新しいバンド始めたの?!』っていうわけ。
  『あぁあれはコマーシャルだけな』って、前にも説明したんですけど
  『…お母さん、アルフィーの方が好きだなぁ。アルフィーやればいいのに〜』
  やってるよ!!!続けてるよ!(^"^;。
  CMの影響力っていうのは凄いなと思いましたね(笑)」

高「そして、やはり今年に入ってからの一番の出来事は
  3月にニューアルバムが発売になったということですね。
  みなさんのお陰で、初登場第4位になりました(場内拍手)
  どうもありがとうございました。本当に嬉しいです!」

高「《新世界》と書いてNeo Universeと読むんですが
  何故、新世界なのか、ということなんですけどねー
  去年、THE ALFEEはめでたくデビュー35周年を迎えることが出来ました!。
  (またまた場内拍手)
  同じバンドで、メンバーチェンジもせず、活動休止もなく、
  毎年毎年CDを出し、コンサートを続けているバンドというのは
  世界中を見ても、例がないそうなんです。
  これは奇跡だというんですね」

高「ですからみなさんは今、奇跡を見ているわけです。
  奇跡ですよ!。だからあまり気安く見るなよ(笑)。
  いや、見てもいいですけど(^^;ゞ」

後ろでは「高見沢、天狗になるなよ」って感じで
自分の鼻に両手のゲンコツをくっつけて、天狗のジェスチャの桜井さん。

高「ですから、これからアルフィーが踏み行っていくところは
  前人未踏の世界になるわけです。
  コロンブスが新大陸へ踏み行っていくようなもんです。
  ここから先は誰も行ったことのない世界です。
  もう、どうなるかわかりません。こわいだろ〜?。
  暗いところで、桜井の顔が出てきたり…こわいだろ〜?。
  子供が泣いちゃうな(笑)。
  (そして桜井さんの方を向いて…)
  あっ、そのピンクのスーツがいいね〜!」
桜「高見沢のそのギターもすごいね!。
  作る方もう相当プレッシャーがあっただろうね」
高「そうかな?。だってCDになってるやつと同じだよ。
  …桜井、ちょっとこっち来て。ギターおいてこっち来て」

何を思ったのか、桜井さんに自分のギターを手渡す。
おっ、ピンクのスーツにサイケなデザインのギターが意外にマッチ。

ギターを肩に掛けるなり、
何故かいきなりステップを踏んで踊り出す桜井さん。
そしてこれまた何故か
♪別れても〜
と、いきなり“別れても好きな人”。…意味不明(^^;。

高「やっぱりギターっていうのは、選ばれた人が持つようになってるね」
桜「(▼▼)?!」
高「そのピンクのスーツにこのギターは似合い過ぎちゃってるよ」

高「今のアルフィーの道標として、
  『新世界〜Neo Universe』は最高のアルバムだと思っています。
  それでは、そのニューアルバムの中から、
  “新世界を越えて〜Neo Universe PART III”

ここから本編ラストまでは、
やる方も聴く方も決して気が休まることはない6曲だ。
ライブバージョンが超カッコイイ“Zipangu”
そして“春の嵐”
残念ながら、今日の“春の嵐”は'58年製のカスタムではなく
ESPのM-II CTM。スカルのステッカーが貼ってある
ストラトっぽいカタチのギターだ。
が…王子、ド頭からミスタッチ連発(^o^;。
ほらぁ、カスタム使わないから間違えちゃったじゃん…
なんてことはないとは思うけど(^o^;。

“LAST OF EDEN~Neo Universe PARTII”
歌前のところ(アタシのテンションが上がるところ)で、
頭を下げ気味にして演奏する王子の姿がカッコイイ。
そして、歌に入って顔を上げると、いつも前髪がモサ〜っと顔にかかっていて
歌いながら首を振って髪をはらう…これがいつもの行動パターン(笑)。

“君に逢ったのはいつだろう”では、
相変わらず芝居がかった歌い方だが、
なんというか、芝居というよりも
ほとばしる感情が有り余っちゃってるといった雰囲気。
曲のテンポが割とゆっくりなのも、そのぶん曲が心に染みる。
倉敷でも感動したけど、今日はまたそれ以上にぐっときてしまった。

本編ラストは“Neo Universe PART I”
歌い出しの♪はーるかなる…の桜井さんの艶っぽい声がツボ。
ハキハキした発音の♪トキハナレタ世界〜も好き。
まぁ桜井さんはどんな歌でも概ねそうなんだけど
この歌は特に丁寧に歌っているような気がする(あくまでも、気がする笑)。

そしてこの曲に限ったことではないけど、
新しい曲のノリがまだ画一化されてないところが面白い。
みんなバラバラで、自由にのってる感じがむしろ良い。

…なんだけれども、例えばイントロの
♪アーーーアーアーーーー…の後のパート(=“Crisis Game”にちょっと似てるとこ)
では、全拍打ちが多いし、
Bメロでは「出たぁーっ!(^o^;」って感じで♪パンパパンだし
誰が言い出したわけでもないのに、そのあたりが揃っちゃってるあたり
良くも悪くも(笑)アルフィーファン、オソルベシ、である。


というわけで本編終了。

《TO BE CONTINUED…アンコールへ続く》
nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 2

えの

Myルール破ることにしました。
特別ルール‘だって、GWだもん’採用です。
日帰りの弾丸ですが、楽しみたいと思います。
by えの (2010-05-04 23:40) 

梅屋千年堂

>えのさん
祝・特別ルール採用!(笑)。
ルールは破られるためにあるのですよ( ̄ー ̄)ニヤリ。
これからもどんどん特別ルールを作ってくださいね(やっぱり悪魔のササヤキ。

by 梅屋千年堂 (2010-05-08 22:04) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0