天使の狂宴DVD

本日発売！！
Kaléidoscope〜天使の狂宴〜

Kaléidoscope~天使の狂宴~

• 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
• 発売日: 2007/11/28
• メディア: DVD

内容に関するネタバレ多数。
DVDをまだ観ていない方は要注意！。

恒例：梅屋千年堂的みどころ（ツボとも言う）紹介。
しかし、今さっき観終わったばかりだが・・・なんなんだこの虚脱感はっ？！。

《みどころ・禁断の果て》
タダスケ作のオープニングSEは残念ながらカットされてしまい
“禁断の果て”のイントロから映像がスタート。
なんかTHE ALFEEのライブDVDより音量がデカい気がするのは気のせいなのか？。

当日はスクリーンがなかったから、王子の表情などは殆どわからなかったが
こうしてDVDで改めて確認出来るのが嬉しい。
しかし・・・やや硬い表情の王子。有明2日目とはいえやはりファイナル。
なにやら緊張感が漲っている。
龍の帯をあしらったPRSのアップが観られるのがまた嬉しい。
思ったよりもずっと綺麗なギターだ。
後奏のタダスケのオルガンがカッコイイ。
この調子でアリーナツアーも頑張ってくれ！タダスケ！！！。


《みどころ・騒音おばさん VS 高音おじさん》
♪弾いてない〜エレキなんて〜弾いてない〜・・・で手を横に振ったりはしているが
やはり表情はまだ硬いままの王子。ニコリともしない。
こういう歌を《真顔》で歌われると、観ている方はちと困る（笑）。
しかし「エアギター！」のベロベロベロベロ・・・が笑える。


《みどころ・MC1》
「元・悪魔」と紹介されたときのルークの投げKISS。


《みどころ・けだるい色の花》
まだ硬さの取れない王子ゆえの、ビミョーなカメラ目線（^o^;。


《みどころ・若者たち》
ここでようやく弾けた王子。マントを広げてジュディ・オング状態（笑）。
ルークの笑顔、中川量のノリも◎。


《みどころ・MC2》
全曲フルコーラス収録だから、MCなんて殆ど入ってないのでは？と思っていたが
全体通して思ったよりもMCも入れられていてちょっと嬉しい。
（それでも確かにかなりカットはされてはいるのだが）。
そしてここのMCで王子にようやく笑顔が。
マイクスタンドに設置された“小物置き”に横たわる阿修羅像が笑いを誘う（^^;。


《みどころ・LONELY LONELY》
おや？もしかして足元に歌詞用のプロンプターが？！（^o^;。
まぁ全部一人で歌うんだしそのあたりは多めにみようじゃないか（笑）。
・・・いつの間にか王子の肩からマントが消えていた(・o・)。


《みどころ・洪水の前》
冒頭で映る右向きの横顔の真剣な眼差しにバタッ_|￣|◯。
単調なのに幻想的なライティング。
生で観たときよりも、なんだかちょっと泣けた・・・(/_;)。


《みどころ・17のときに逢いたかった》
ここから始まる“Ismコーナー”はとにかく色っぽい。
王子だけでなく、ルークも色っぽい。
曲後の“王子風・礼”が、キザだけどカッコイイ（笑）。


《みどころ・Fiancé》
何故かいきなりサングラス（笑）。
当時は全然気にしてなかったけど（^o^;、ギターがゴールドのNeal Schonモデル。
ギターを弾く王子の手元がアップになる場面があるんだけど
ピッキングしてないのにひたすら音が出続ける。やっぱり不思議なギターだ。


《みどころ・Desire Red Rose 2007》
出たーっヽ(^。^)丿。
KojiのGソロがカッコイイのに、アップになってる時間が短くてちょっと気の毒。
もっと長い時間アップにしてやってくれ〜（笑）。

♪触れ合う指先から〜・・・での王子の指先のカタチがセクシー。
グッジョブ！カメラマン。

そしてなんと言ってもこの曲の真のみどころは後奏のトリプルギター。
余りにも格好良すぎて呼吸が止まってた(・o・)。DVDなのに（笑）。


《みどころ・MC4》
ここのMC、物凄く中略されてる気がするけど、
ちゃんと脈絡が繋がってるとこがスゴイ（＠o＠）。


《みどころ・千年ロマンス》
なんだかもはや懐かしい（笑）。
詞の作者（綾小路翔）が観に来ていたのに
歌詞を間違える変えてしまうなんて、これまた王子も大胆な・・・（^o^;。

後奏のGソロはこれぞ王子の真髄！という感じ。
ようやく王子らしいGソロが観られた気がする。

♪古えの誓い〜・・・の部分で、まるで“ゆびきりげんまん”のように
微妙に立たせた小指に芸の細かさを感じる（笑）。


《みどころ・O.Z.Y》
ルークの大口、そして間奏のGソロで王子になつくKojiがみどころ（笑）。


《みどころ・愛の偶像（ラブ・アイドル）》
和幸の“バラバラふたり”のような画像処理（笑）。
♪君を抱きしめた〜・・・の王子のポーズ。


《みどころ・Super Star》
この頃既にJohn Sykesモデルのカスタムにはシールが貼られていたんだねぇ。
しかし、映像でアップになっても何のシールなのかよく判らない（-"-?。
剥がした方がカッコイイと思うなぁ（小声^^;）。

どうしてもプロンプター（？）に目が行ってしまうため
頻繁な下目使いがちょっと残念。

最後の有明の大合唱には感動(・_・、)。


《みどころ・Kaléidoscope》
気持ちは分かるけど、爆発シーンの繰り返しがクドいっ（笑）。
途中で出てくる王子のギターとルークのギターのアップを並べた映像が◎。
この曲の醍醐味はやはりなんと言ってもトリプルギター。

本編終了後の“Kaléidoscope”のSEがまたイイ！。




《みどころ・Scratch Rock Part I》
パート1ってことは、続きがあるのか？この曲に？！。
（もしやタワレコのスペシャルライブでお披露目かね？）。
全然気付いたことがなかったが、DJ HANGERがメークしててビックリ（笑）。
なんかカワイイぞ（^o^;。
しかし・・・ちょっと画像処理がウルサイ・・・というか鬱陶しいというか・・・ウザイ！！！。
やりすぎじゃないかなーという、えー、気が、します（笑）。
せっかく格好いいんだからもっと見易い映像で観たかった。
しかし、生ではそうでもなかったが、DVDではホントにちと飽きた（^o^;。

しかし、途中王子がステージ前方に出てきて
NSモデルを弾き倒すシーンはDVDで観てもやはり痺れる。


《みどころ・Techno Glamorous ('58 LP Custom)》
あたしの大好きなカスタム登場ヽ(^。^)丿。
もう言うことはナイ！！！。
敢えて付け加えるならベースの中川量がカッコイイ！。


《みどころ・メンバー紹介》
王子がルークに向かって言う「忘れんなよ〜、ヘヘヘッ」という素な笑い。

《みどころ・君に逢いたい》
壊れる王子（笑）。
イントロで王子を振り返ったAnchangにアッ＼(^o^)／と驚く王子。
夢中で間奏を弾くルークの背後で羽根マフラーをヒラヒラさせるも
まったくルークの視界には入っておらず、すっかり無視されている王子。
ジャケットプレイの王子。
♪日の暮れた〜・・・で何故かスゴイ笑顔の王子。
とにかくこの曲の王子はコントのように笑える（^o^;。


《みどころ・Endless Dream 2007》
イントロが始まると同時に真っ赤に染まるステージ。

冒頭で迫り上がっていく王子の後ろ姿が映るんだけど
お立ち台の手摺りにジャケットの裾が引っ掛かっているのはアレでいいのか？。
もしかしてあそこに命綱でも張ってあったんだろうか？？？。

これまた当日はまったく気付かなかったが
ステージ後方のスクリーンに映し出された王子のシルエットが非常にカッコイイ。

Anchangの圧倒的な存在感。さすが野獣！。


《みどころ・Kaléidoscope（Reply）》
演奏者の人数が違うんだから当然だけど、本編のそれと音の厚みが違う！。
こっちの方が全然イイ！。

少ないブレスでサビを一気に歌い上げる王子。

元悪魔なのに意外にエンジェルギターが似合うルーク。
てか、さすが王子連合。
みんな結構エンジェルが似合っているし弾きこなしている。

最後に8小節ずつ（かな？）交代で
入れ替わり立ち替わりGソロを弾く4人の個性派ギタリスト。
それぞれ自分のソロに入るとみな一様に顔付きが恍惚としてしまうのが面白い（^o^;。


《みどころ・騒音おばさんVS高音おじさん（Reply）》
これもまた本編のそれとは全く別物！別人！（笑）。
ステージも客席も物凄い盛り上がりようだ。
「あの夏の、あの場面にもう一度戻りたい！」とちょっと本気で思ってしまった(*^^*ゞ。

ヒステリックなKojiのシャウトに爆笑。
ピンポンダッシュの後の王子の小走りも当日は全然気付かなかったなぁ（^o^;。

エンディングで一瞬映った王子顔が
アルフィーでは見せないような野獣的表情でちょっとドキドキ。




曲が終わると、バンドのメンバーが横一列に8人並び手を繋いでお辞儀をする。
その場面をステージ後方から映したシーンの静止画で一旦エンドロールが流れる。

その後、ボーナストラック的に王子のMCとオーラスのあの曲が入っている。


《みどころ・Song for You》
すべてがみどころ。

なんだかこの曲のイントロが始まった途端に
今年の夏のいろんなことが頭の中を去来していった。

物凄く暑かった博多で観た『ハリー・ポッター』、
ライブの後に友達と食べた博多ラーメン、
死ぬほど混み合っていた帰りの福岡空港、
福岡よりも更に暑かった名古屋、
そこで時間潰しに入ったマンガ喫茶、
名古屋から東京へ向かう最終の新幹線、
妙に涼しかった有明初日、
友達のホテルの部屋で食べた堂島ロール、
めっちゃ細かった王子の衣装

・・・などなど。

当日のライブ終了後は『灰』になってしまって涙も出なかったアタシだが、
このDVDの“Song for You”はなんだか無性に泣けた。

と、まぁ一回ダーッと通して観ての感想はこんな感じ。

さ、気持ちを再びアルフィーモードにリセットして
明日は関東ホールツアーファイナルのヨコケンだ〜(^o^)／。

コメント 7

DVDを観る前に梅屋さんの解説を一気読みしちゃいました。
私が秘かに楽しみにしていたあのシーンは残念ながら
脳内HDDのみの保存ということで・・・。ちょいと残念ですが(^^;)
これから観始めると、明るくなってしまいそうなので、
一度寝てから、昼間観ようかな。やっぱり今から観ちゃおうかな。
ヨコケン雷舞！めちゃくちゃ楽しんできてくださいませ。
by 笑真 (2007-11-28 03:41) 

すご～い(@@)相変わらず詳しい解説、ありがとうございますm(__)m
今の時点でまだ手元にないのです(TT)
明日かなあ(^^;)それまではここを楽しみます(^^)b
by なおち (2007-11-28 18:43) 

＞笑真さん
あらら、DVD鑑賞前に読んでしまったのですね(^^;ゞ。
笑真さんの楽しみにしていたシーンというのはどこなのでしょう。
アタシは“ロックンロール”での王子連合によるエンジェル背中弾きと
“自由になりたい”がないのがどうしても残念でなりません。
まぁ著作権の問題だそうなので、こればかりは仕方ないのですが…。
観終わった後の感想も、また聞かせてくださいね。

・・・て、笑真さん、ヨコケン不参加なんですかーっ？！？！（笑）


＞なおちさん
解説・・・なんてもんじゃないですよ。
眠気と格闘しながらかなり朦朧としながら打ったので
なんか恥ずかしいことやヘンなこと書いてないか心配です（^^;。
（ちゃんと読み直してもいないし・・・）。
あああ〜、アタシも早く2回目が観たいです〜（そしてまた睡眠不足）。
by 梅屋千年堂 (2007-11-29 22:36) 

休刊中にコッソリ書き込み…

ロックばんTVの10月までのエンディングで使われていた有明の贈呈式がDVDには無かったのは残念ですね。

アンコールのエンジェルそろい踏みは「凄い」シーンではありますが、いつものALFEEライブでは柔らかなイメージのエンジェルが「ちょい悪エンジェル」に見えてしまって（笑）
特にAnchangの低重心プレイはいつもの王子エンジェルとはまた違った雰囲気で。
ルークもエンジェルが似合いますが、Kojiもしっくり来ますね。
夏イベで渋谷のESPに行ったときにローズエンジェルが中古で展示してあったのですがスタッフの方が触らせてくださいました。持ったところを携帯のカメラで写してくれたのですが、あとから見たら「いけてねー」写真で…。「やはり持つ人によって違う！」と勉強になりました。

あと最初はきちんとセットされた王子の髪型が…Song for Youの頃には乱れてペタッって感じになっているのが当日のステージの激しさを表していますね。

だから撮影のあるライブはウィッグなのかな？
by きゅう (2007-12-05 20:33) 

＞きゅうさん
コッソリ書き込んでてもちゃんと見てますよ〜（笑）。
贈呈式はホント、ボーナストラックで入れれば良かったのに〜と思いますね。
まぁ実際に行った人しか見られなかった場面が存在するというのも
ある意味いいことだとは思いますが・・・。

持つ人によって違う＞あるかも知れませんね。
あの巨大なエンジェルギターを持ってサマになる日本人女子は
あんまりいないのではないだろうか・・・。
ONEのジャケットのモデルさんはサマになってましたよね〜（デカいから）。

やはり髪の乱れを気にしてのウィッグなんでしょうね〜。
（特にアルフィーの夏イベの場合、風でデコ全開になったりもするし？^^;）。
段々乱れていく髪型ってのも臨場感があって
ライブビデオとしてはいいと思いますけどね。

ということで、週末の広島の静電気はダイジョブなんだろうか・・・（笑）。
by 梅屋千年堂 (2007-12-05 21:15) 

そうですね、その場にいた人しか体験できなかったシーンは行った人だけの宝物としてですね。
むかーし、某アイドルグループの解散ツアーに行ったとき初日の名古屋公演だけ珍しく一人のメンバーが泣いてしまったのですが、ビデオ化された後の公演では涙シーンはありませんでした。当時はファンの間で「心のお宝映像」になっていました（心のハードディスク？）。

おぉっ！しまった、言い忘れていた（のかな？）
私はニッポン男児であったりします。
でもギター持っても似合わない（涙）
by きゅう (2007-12-05 23:00) 

＞きゅうさん
えぇっ？！きゅうさんって男性の方だったんですかっっっ？！？！？！。
こっ、これは大変失礼いたしましたーっm(_ _;)m（激汗）。
まさか男性のアルフィーファンの方がここを訪れるとは思っても見ず・・・。
（それはもう100%思い込み以外の何物でもないのですがっっっ）。

もとい！

ライブのすべてが映像化されてしまうようになったら
「ど〜せ後でDVD出るからわざわざライブに行かなくてもいいや」
なーんて考え始める輩が現れそうじゃないですか？（^^;。
だからTHE ALFEEの夏イベビデオが全曲フルで入ってないのも
毎回「あ〜ん、あのシーンはカットかよ〜？！」と文句言いつつも
それはそれでヨシとアタシは思ってます。

話はちょっとズレてしまいますが
'89年に東京ドームで行われたオフコース最後のライブは
未だに映像化されていないのですが
それもそれでアタシはオッケーと思っています。
（再結成しないのと同様、なんだかそこに小田さんの美学を感じます）。

今はいろんなものをカタチにして残せる時代ですが
自分の心の中に深く刻みつけておく努力も大切かな〜と思います。
by 梅屋千年堂 (2007-12-06 00:50)