SSブログ

X-MEN:ファイナル ディシジョン [Music,Movie&Musical]

実を言うと『X-MEN』も『X-MEN 2』も劇場では観ていないのだが、
このたび初めて(最終章にして)『X-MEN』シリーズを観るために
映画館に足を運んだ。

以下、映画の内容に関するネタバレを含みます。
今後『X-MEN:ファイナル ディシジョン』を
観に行く予定の方はご注意ください。

何ヶ月か前、他の映画を観に行った時に
この『X-MEN:ファイナル ディシジョン』の予告編を観た時に
「うわっ、なんだかすっごく面白そう(アタシが好きそう)な映画!」
と思った。

しかし、冒頭でも述べたように『X-MEN』も『X-MEN 2』も観ていない。
やっぱり前2作を観ていないとストーリーが分からないだろうなぁ・・・
観に行く前にレンタルで借りないとダメかなぁ・・・
でもそこまでして観たいかどうかは微妙だなぁ・・・(^o^;
な〜んて思っていたら
何週間か前のテレ朝の日曜洋画劇場で
2週連続でこの『X-MEN』シリーズの過去2作がオンエアされた。

吹き替えには多少不満はあれど、
登場するキャラクターや、物語の展開はおおよそ把握できた。
舞台はそう遠くない未来の地球上。
物語の中心となるのは
突然変異により特殊能力が覚醒した人間達=ミュータント。

登場人物達は主に
・特殊能力を持たない、いわゆる普通の人類
・人類との共存を目指す善玉ミュータント
・人類との共存を否定し、支配を志す悪玉ミュータント
の3種に分かれている。

全三部作での一貫して語られているのは
マイノリティであるミュータントが、人類からの差別・偏見・迫害に対して
どのような姿勢で対峙していくかだ。
アメコミを原作とした、エンターテイメント性120%の映画だが
実は人種差別という硬質なテーマを扱っていたりする。

本作ではいよいよ人類VS悪玉ミュータントの戦いが激化。
ミュータントの脅威を封じ込めようと人類が開発したのが
“キュア”と呼ばれる《ミュータント治療薬》。
この薬を注射されると、ミュータントとしての超能力が失われてしまう。
ミュータントの中には、その恐るべき超能力のお陰で
家族や周囲の人間から差別や偏見の目で見られて
悩んでいる者も少なくない。
そういったミュータント達はこぞって《治療》を受けに行くが、
当然これに猛反発した者達も数多く、
彼らは悪玉ミュータントの親玉と言うべきマグニートーと手を組み
キュアを開発した研究所に襲いかかる。

果たして人類とミュータントの運命や如何に?!・・・・なのである。


この映画は、ストーリーの面白さや
特撮技術の見事さもさることながら
いい歳した俳優陣が大真面目にミュータントを演じているところがイイ!。
妙な髪型と繋がりそうな眉毛のヒュー・ジャックマンが3本爪で暴れ回ったり
アカデミー女優のハル・ベリーが
グルグルと物凄い勢いで回転しながら敵陣に突っ込んでいったり、
目から光線出すヤツがいたり、背中に白い翼が生えてるヤツがいたり、
全身青肌で素っ裸で自由自在に変身する女とか、
そんなキャラクターをみんな大真面目に演じている(笑)。

そんな中で一番ウケるのが
マグニートー役のイアン・マッケラン。
『ロード・オブ・ザ・リング』三部作のガンダルフ役も演じた
67歳の大ベテランのイアン・マッケランが
なにやらアヤシゲな衣装&被り物を身に纏い
ミュータントの独裁者を演じているのが、
アタシ的にはもぉ〜、物凄くツボ!(^o^;。
こんな役を本気で演じてしまうイアン・マッケランに
ますます好感度UP!という感じである(笑)。

これまでもアメコミから生まれたアメリカン・ヒーローを扱った映画は
たくさん存在していた。
『バットマン』、『スパイダーマン』、『スーパーマン』などなど・・・。
でも、それらの作品を観て今までそんなことを感じたことはなかったが
この『X-MEN』シリーズに関しては
何故か『よくやるよ・・・(^o^;』と思ってしまう。
誤解のないように言っておくけれど、
決してバカにしているわけでもなんでもなく
それぞれの出演者の役者魂を強く感じるというかなんというか・・・。

そんな魅力的なキャラクター達も
完結編となる本作で、何人かは命を落としたり
キュアによって超能力を失ったりしてしまう。
作り話の中であっても「あぁ〜戦争って悲しいな」と思う。
そして最後には、地球上に暮らす人類とミュータントを守るため
悲しい決断を迫られるウルヴァリン・・・。

これで『X-MEN』シリーズも終わるのかぁ・・・

と、思いきや!!!

映画のラストで「むむぅっ?!」と思わせるシーンが!。
更に・・・エンドクレジットが終わるまで席を立ってはいけない。
最後の最後にもう一度「むむむぅっ?!」というオマケがついているのである。
完結編と言っておきながらまだまだ続くのか?!。

と思ったら、パンフレットによると
生き残ったミュータントを主人公にして
スピンオフ映画を作る企画があるらしい。
・・・ならちょっと納得。



今回『X-MEN』シリーズを短期間にいっぺんに観たことで
ちょっとハマりそうなヤバい予感(^^;。
原作のコミックも読んでみたいような気がしてきた。
しかし1960年代に誕生したこのコミックス、
Amazonでちょろっと検索してみたけど
なんだか知らないけどたくさん出版されていて
何をどこから読んだらいいのかもよくわからない。
・・・ので、原作チャレンジはとりあえず保留〜・・・ホッ(笑)。

-----------------------------------------------------
『X-MEN:ファイナル ディシジョン』に関する詳しい情報は
コチラ↓↓↓から(TOPページは結構重い・・・-_-;)。
http://movies.foxjapan.com/x-menfinal/



-----------------------------------------------------
《オマケ》
全然関係ないけど、
今日9月20日は小田和正氏の59歳の誕生日であった。
小田さん公式サイトによれば、小田さんはお誕生日も仕事に勤しんだ模様。
それにしても、小田さんも来年で還暦かぁ〜・・・!。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0