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ブライアン・ジョーンズ/ストーンズから消えた男 [Music,Movie&Musical]

久々に川崎のチネ・チッタで映画を観てきた。
その映画とは『ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男』。

以下、映画の内容に関するネタバレを含みます。
今後『ブライアン・ジョーンズ/ストーンズから消えた男』を
観に行く予定の方はご注意ください。

THE ALFEEのファンにとってブライアン・ジョーンズと言えば、
数年前に高見沢王子が作ったギター“Brian-T”シリーズで
馴染みが深いのではないだろうか。
そう、あのティアドロップ型の(というかビワ型の・・・笑)ギターである。

ブライアン・ジョーンズ=あのカタチのギターを使っていた人で
言わずと知れたローリング・ストーンズのギタリストだった人である。

ブライアン・ジョーンズは1967年7月に
自宅のプールで謎の死を遂げて、
それは事故だとか自殺だとか他殺だとか、いろんな説があるらしいのだが
この映画は“他殺”という側面から、その「謎の死」に迫る。

アタシはブライアン・ジョーンズはおろか
ストーンズに関しても全く詳しくないので
ブライアンがストーンズの創始者でありリーダーであったことも知らなかった。
(ブロンドでおかっぱ頭のギタリストということは知ってたけど^^;)。

そんなブライアンの人生は、もう10代の頃からハチャメチャ!。
こんなヤツがいてもいいのか?!と問いたくなるくらいだ。
酒とドラッグと女に溺れて身を滅ぼす
自己破滅型ミュージシャンのお手本(笑)みたいな人物である。
もぉ〜、人間的にはサイテーのヤローなのだ(^o^;。

ストーンズの人気が不動のものとなる一方で
ブライアンは徐々にバンドから孤立していく。
更に恋人のアニタ・パレンバーグにも逃げられてしまう。
(というか、キース・リチャーズに奪われる)。
失意のブライアンは田舎の邸宅に移り住み、新しい恋人や
邸宅のリフォームのために雇われた建築屋のフランクと共に生活する。

で、このフランクって建築屋、
表向きの仕事は邸宅の修理なのだが、事実上はブライアンの“お世話係”。
気紛れでやりたい放題のブライアンに振り回されるフランク・・・。
そして自らが生んだストーンズをクビになり、ますます荒れるブライアン・・・。
そんな二人の関係がだんだん微妙に変化していく中で
ブライアンが「謎の死」を遂げた1969年7月3日を迎える・・・。



涙を流すような映画でもないし
ハラハラドキドキする感じもないけど
とにかく次々と自分を破滅に追い込むブライアンが痛々しくて切ない。
・・・この人、一体どうしてこんなことになっちゃったんだろ?。
どこで人生が狂っちゃったのだろう?。
ミックもキースもドラッグに溺れて、しょーもない時期があったと思うのだけど
この映画のブライアンを観ていると
この二人(ミックとキース)なんて
もぉ〜、いたって真っ当な人間に思えてくる(笑)。

実在する(した)人物を描いた映画だから
キャスティングにも相当気を遣ったんじゃないだろうか。
ミック役も、キース役もそれなりに“それっぽい”役者を連れてきている。

そしてなにより、
主役・ブライアン役のレオ・グレゴリーが美しい!!!(* ̄▽ ̄*)。
(実際のブライアンよりも相当に素敵・・・だと思う)。
ブロンドのおかっぱ頭も違和感ナシ(笑)。
時折見せる(孤高のミュージシャンにありがちな)悲しげな眼差しが
またなんとも・・・。

で、またブライアンの衣装ってのが結構スゴんだわ、これが(^o^;。
星条旗柄のシャツだったり
派手なストライプのスーツだったり
ビラビラとドレープの付いたシルク(?)のガウンだったり
スんゴいでっかいファーが付いたジャケットだったり・・・。
その派手さは、建築屋フランクに「カマ野郎」と言わしめるほど(笑)。
とにかくゴージャスなのだぁよ!。
このあたりを観ているだけでも結構楽しめるかも。

こんな衣装を着こなし、
ブロンドのおかっぱ頭(しつこい?笑)で
ブライアンになりきったレオ・グレゴリーに、
ちょびっと惚れちまったよアタシゃ(*^o^*)。

なかなか楽しめる映画であった。

映画に関する詳しい情報は↓へ。
http://www.brianjones.jp/

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《オマケ》
久々に川崎のチネ・チッタへ行ったついでに
ラ・チッタ・デッラの中にある
フェンダー/ギブソン・オフィシャルショップも覗いてきた。

そしたらさ〜!!!
VINTAGEの復刻シリーズ等の高額商品が飾られたガラスケースの中に
高見沢王子も近頃お気に入りの
ジョン・サイクス Modelがあったワケ!。

「王子が使ってるのと同じヤツだぁ〜!(*^o^*)」
な〜んて感激しながら、
職人技のエイジド加工をマジマジと観てきてしまったよ〜。

ちなみに気になるお値段は・・・
¥798,000!ooO(゜ペ/)/。

どっひゃ〜!である。

ちなみにこの一角には“ウルフマンBRS”もあるのだが
危険地帯なので(笑)ここは敢えて避けて通ってきた(^^;。


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