大好きな小田さんに会いに行こう【横浜編(2)】 [K.Oda]
THE ALFEE 24回目の夏イベ前日ですが、
小田さんのライブの模様をUP!(長いよ〜)。
ライブ内容に関する記事です。
今後小田和正のライブに行く予定がある方
ネタバレになりますのでご注意ください。
小田さんのライブは19時開演である。
おそらく、平日の公演は会社帰りの大人が
開演に間に合いやすい時間に合わせてくれているのだろう。
そして、モチロン「未就学児童の入場不可」なのである。
小学生くらいの子供はいるが、客は概ねオトナ。
まぁ〜、30代以上が中心だろう。
いたって静かな客席である。
開演予定時間をほんの少し押してスタート。
客電が消えても、誰も立ち上がらない(^^;。
普段アルフィーでアタマっから総立ち慣れしてる店主としては
なんだかちょっと物足りない。
クラシックのコンサートにでも来てしまったような感じだ(言い過ぎ?)。
過去数回の小田さんのコンサートツアーのオープニングがそうであったように
今回もまずはステージ中央に据え付けられたモニタに
映像が映し出される。SEは“OVER THE RAINBOW”。
去年の秋のアルフィーと同じじゃん(^o^)。
・・・アレンジは大分違うけど。
そして小田さんの数々のヒット曲のメロディが
メドレーで流れる中、モニタには紙芝居風人形劇のような
アニメーションが映し出される。
チャリンコであちこち走り回る(カワイイ)小田さんの絵。
そしてついに小田さん登場!。
・・・でもやはり誰も立ち上がらない(笑)。
今回のステージも2002年のツアーの時と同様に
客席の真ん中に花道が伸びでいる。
('02年はこの花道先端の真ん前の席でチョー恥ずかしかった)。
そして、左右にも特設花道が設けられている。
愛用のテレキャスターを抱えて、いきなりセンターステージに立つ小田さん。
1曲目は・・・“まっ白”だ(・・・多分・・・って憶えてないのかよ?!爆)。
しかし小田さんがセンターステージに立つと、
自分の席からはまさに真横から観る格好になり、同列の人達の頭・頭・頭・・・で
小田さんの姿は正直言ってよく見えない。
・・・これが当日券たる所以なのか?!よくわからない。
でも、【そこに】動いている生の小田さんがいて歌ってると思うと!!!
感激もひとしおである。
おぉ〜、moving小田和正だよ〜ホンモンだよ〜(*^o^*)。
1曲目がエンディングを迎えた時、ステージ上方からミラーボール登場。
あ〜、なんだか昔行ったオフコースのツアーを思い出す。
本編ラストの“きかせて”という曲で、
やっぱりミラーボールが出てきてクルクル回ってすごくキレイだった。
曲は“ラブ・ストーリーは突然に”。
キターーーーー!!!いきなりである。
今度はハンドマイクでステージを走り回りながら(?)歌う。
オン・ステージ・シート(ステージ上に設けられた客席)にいる男性に
マイクを向けて♪ぼく〜らは いつまでも〜・・・とか歌わせたりする。
いきなりマイク向けられた男性も、少しもひるまずに歌うんだから立派だ。
いきなりの盛り上がりのその後、ステージ上で何曲か披露。
そして今度はアコギを抱えて再びセンターステージに。
「えー、ここではキモチ前に出て歌うことになっているんですが…
なんでもここ(パシフィコ)は、あんまり前に出てしまうと2階・3階の後ろの方は
見切れてしまうという話で…。
気持ちはもっともっと前の方、そのへん(と1階席後方を指さす)まで行きたいんですが…。
ただ、そのへん(3階席)は500円ほど安いって話も耳にして
ちょっと気が楽になったりして(笑)。
・・・今日は君たち(3階席のお客さん)中心にやるから!(オオオーーー!と喜ぶ3階席)
・・・中心にやるからっつってもどうやったらいいのかわからんけど(笑)」
だったら言うな〜(^^;《小声》
ここではまず“眠れぬ夜”を演奏。懐かしい〜。
しかしやはり自分の席からは人の頭の間から
小田さんの端正な(?)横顔がチラチラと見えるばかり。首が疲れる。
しかし“働く男の横の姿”は凛々しく素敵だった。
↑アルフィーファンしかわからないネタでスミマセンm(__)m。
そしてネタ帳らしきメモを見ながらのMC(笑)。
「こないだ、どっかで更科蕎麦ってのを食べたんです。
それで七味唐辛子かけようと思ったら、ラー油で・・・
なんだか複雑な味になっちゃいまして・・・どうでもいい話なんですけど」
ホントにどうでもいい話だ・・・《小声》
客席から突然
「“僕らの夏”やってー!」とリクエストが。
そんなこと叫んだって小田さん、絶対こういうリクエストには応えないでしょ?
と思ったら!!!なんと応えてしまった。
昔の小田さんだったらまずあり得ない。
本人も「客に流されてますな(苦笑)」とか言っていた。
NHKのロボコンの為に作ったこの曲だが、実際番組の中では
殆ど使われなかったという、NHKに対する恨みを込めて(^^;、歌ってくれた。
更に驚いたことに、このコーナーでは
「みんなで一緒に歌いましょう」的なコーナーがあり、
何を歌うのかと思ったら、なんとフォークルの“あの素晴らしい愛をもう一度”。
おーし!まかせとけ!という感じである。
しかし
「そんなの歌いたくねぇって人は無理に歌わなくてもいいです」と小田さん。
相変わらずシニカルである。
歌詞をよく知らない人のために、
ご丁寧にモニタにテロップまで出てきたんでちょっと笑えた。
なんでも昨日の公演に、北山修氏が遊びにきていたのだそうだ。
そしてライブが終わって楽屋に来て開口一番
「いや〜、57か〜…57でこれか〜…やめらんないよな、これは」
と言ったそうな。
「次はちょっと賑やかな曲をやりますんで
出来たら手拍子なんかしてもらえると・・・
いや、オレは絶対しないって人はやんなくてもいいんですけど…」
相当ひねくれもんだな、小田さんも…(^^;《小声》
このコーナーで歌った“夏の終り”は実に泣けた。
あまりにも懐かしすぎる。中学の時、友達とよく放課後に歌ったものだった。
何曲か歌い終えて、ステージに戻っていく小田さん。
今度は、後ろ向きになって観ていた前方席のお客さんに対して
「ずっと後ろ向きで…スミマセン」と謝っていた。
小田さん、いい人だ。
本編の前半と後半の繋ぎに
お馴染みの“御当地紀行”登場。
メンバーがステージを降りて一息ついている間に
モニタに映像が映し出されるのだが、
小田さんがツアーの合間を縫って、ツアー先の観光名所などを訪ねて
レポートするというこれまた以前の小田さんには考えられない企画なのだ。
今回は小田さんはどこへ行ったのだろう?とワクワクしていたら
過去のダイジェスト、ということだった。ちょっとガックリ。
でも、自分が観たことのないシーンも多々出てきて、かなり笑えた。
一番笑ったのは、コスモワールド(遊園地)の急流下りに
小田さんがチャレンジするシーン。
「全国各地の急流下りを制覇してきたワタシです!。
もちろん今回もいってみたいと思います!」
と豪語して急斜面を下っていく。
「ア==========ッ!!!」とかなんとか叫んでいるんだが
その声の高いこと高いこと!!!(^o^;。
“御当地紀行”でひとしきり笑ってリラックスした後は
いよいよ後半戦。
正直言って、セットリストの曲順全然憶えてないんだけど
あの名曲“YES,YES,YES”や“言葉にできない”
そして新しいところでは“たしかなこと”や“キラキラ”、
“風のようにうたが流れていた”などを歌ったのではなかっただろうか。
特に“キラキラ”から“YES,YES,YES”の流れは非常にヨカッタ!。
気付いたら・・・アタシ泣いてた。
ちょっとだけ「なにこれ?」って思ったことがあるのだが
先程の“あのスバ”の時のように
後半になって歌詞がモニターに映し出されることが多くなった。
カラオケ屋じゃ〜あるまいし・・・。
別に歌詞なんか出さなくたって、小田さんの歌は何言ってるかちゃんと聴き取れるし
いらないだろ〜、テロップなんか。
なんか意味のよく分からない企画だった。
曲間のちょっとしたMCの前に
熱いファンの方が「小田さーん!」と叫ぶと
照れくさそうに「ハイハイ」とか言いながら
「こういう時に、名前を呼ぶ人っていうのは・・・
一体どういう意図を持って呼ぶんでしょうね(笑)。
ぼくはこういうところへ来ても、絶対そういうことはしないので
どうもよくわからないんですが・・・」
・・・それってあんまりな言いぐさだよな〜(笑)。
声援のないライブなんて、寂しいじゃんね〜。
調子に乗って
「好きですーーー!!!」と、女の子が叫ぶと
「・・・ハイ(笑)。・・・いろんな人がいますね」・・・だって(^^;。
まぁ小田さんなりの精一杯の照れ隠しなんだろう。
本当は結構嬉しいクセにね〜・・・《小声》
本編最後の数曲はホントに名曲揃いで、
“いよいよこの曲が最後だろう!”と思って聴いていると
まだまだ次の曲が出てくるという展開の連続で
終わりそうでなかなか終わらない、本編であった。
アンコール。
これもアルフィーたぁ勝手が違う。
誰も「アンコール!アンコール!」なんて叫びゃしない。
ひたすら手拍子手拍子手拍子。
しかし、この手拍子のみのアンコールも、
最初はなんとな〜くバラけていた感じなのが
ある瞬間にピターッ!と揃うのである。もう鳥肌モン。
アンコール1曲目は、これまた懐かしい“夏の日”。今の季節にピッタリだ。
更に“Yes,No”、“またたく星に願いを”で大盛り上がり。
小田さん走る!!!。
花道沿いや最前列のオーディエンスと握手を交わしながら
ステージの端から端まで全速力で!!!。
ちょっとちょっとそんなに本気で走って大丈夫?!って
観てるこっちが心配になってしまうほどだった。
しかしそうやってる小田さんの笑顔はとびきり“キラキラ”である。
オーディエンスももちろん大喜び。
MCで言っていたんだけど
そんなみんなの笑顔を観ていると、
小田さんもまたみんなの笑顔に会いに行きたいな〜って思うんだって。
嬉しいじゃないか〜。
2回目のアンコールでは、一人でステージに現れた小田さん。
歌い始めた曲は“MY HOME TOWN”。
・・・横浜だからね〜。やっぱりこれ、歌っとかないと。
と、思ったら・・・
♪ここで夢を見てた〜・・・
で、声を詰まらせ歌えなくなってしまった。
手で顔を覆う小田さん・・・。
両手で作ったグーで、子供みたいに目をゴシゴシこすって涙を誤魔化す。
あ〜、もう泣かないでよ〜・・・もらい泣きしちゃうじゃないか!。
「歌に流されてんじゃねーよな・・・(エヘヘ)」
とかなんとか照れ笑い泣き(?)して歌い直し。
なんだかもう、痛く感動しちゃったな〜、今回の小田さんには。
真夏の3時間半の並びはかなりキツかったけど、
本当に行ってヨカッタと思えるライブだった。
クールだけど、実はものすごく熱い魂の持ち主の小田和正!。
やっぱ好きだよ〜!!!。
9月の北海道が、ものすごーーーーーく楽しみになってきた。
ひぃぃぃ〜〜〜
というわけで、どうにかこうにか
アルフィー夏イベ前に小田さんレポ、UPしました〜。
さ、荷造り荷造り〜(^^;。
by 梅屋千年堂 (2005-08-20 00:42)
こんにちは~またやってきました。
小田さんのライブに行かれていいですね。
今度あるんですが、抽選もれでチケットが手に入りませんでした。
今、オークションに出るチケット待ちですが、これが高い(泣)
でも、あきらめないつもり・・・
こちらで、楽しませていただきますね。
by ライブいいですね (2005-08-25 07:51)
>ライブいいですねさん
う、う〜む・・・
「またやってきました」と書かれてますが
どなたなのだろう・・・(^^;。
小田さんチケは、ホ〜ント今やプレミアチケットですよね。
10月のパシフィコも取れるかどうか心配です。
当日券並んでもいいんですが、腰が痛くなるから出来ればしたくないし(^^;。
お互い小田さんに会える日が来るといいですね!。
by 梅屋千年堂 (2005-08-25 20:29)
こんにちは~またやって来たのは、愛知万博で同じ目にあったokaruです。
小田さん歌いいですね。
広島で10月7日にあるチケットが取れなかったのですが、
今、オークションで物色中です。
行かれたら最高ですが・・・行きたいと思っていたら
実現できるかな~
by okaru (2005-09-03 08:43)
> okaruさん
あ〜、okaruさんでしたか!(^_^)。スッキリしました〜。
今日の記事にも書きましたが、
明日から小田さん北海道遠征に行ってきます。
今回の小田さんは絶対観る価値アリ!ですよ。
チケットが見つかるようにお祈りしています。
by 梅屋千年堂 (2005-09-03 21:53)