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特別展 深海2017 [EXHIBITION]

久々の国立科学博物館!。

いったいいつぶりよ?!。
多分『ダーウィン展』以来じゃないか?。
『ダーウィン展』っていつだったっけ〜?と調べてみたら2008年。
上野にはしょっちゅう来てるのに、科博には9年も行ってなかった。

もちろんその間も興味深い展示はいろいろあったのだが
どうも科博って子供たちで混んでるイメージがあって…(^^;。

今回の『特別展 深海2017〜最新研究でせまる“生命”と“地球”〜』も
10月1日までと会期は長いが、夏休みに入ってしまうと
絶対に子供たちが押し寄せて大変なことになるに違いないと思い、
開催2日目の7月12日に行ってしまおう!と決めたわけだ。

が…、夏休み前でもしっかり混んでた_| ̄|◯。

なんで平日の真っ昼間にこんなに人がいるんだ?!ってくらい混んでいる。
とはいえ今度の日曜日(16日)にはNHKで関連番組のオンエアもあるし
これからますます混雑する一方だろうから、まだマシな方なんだと思う。

特に展示の前半は深海に生きる生物がテーマで
当然ここらへんが一番人気があるところなので
もう混み合っちゃって混み合っちゃって、展示物になかなか近寄れない上に
遅々として進まない(-_-;。

ちなみに、深海生物に関する展示と言っても
みなさん既にお亡くなりになってホルマリン漬けの標本になっていたり
映像による展示であって、生きてる深海生物の展示はない。

例えば、深海の度合いによって生き物の種類はこんな風に変わりますよ、という展示は
こんな感じ↓である(^^;。
01_fomalins.jpg
ただでさえ見た目が不気味な深海生物のみなさんなのに
このように瓶詰めにされているので、気持ち悪さに拍車が掛かっている(笑)。

その不気味な姿を見て「なんでこんなにヘンなんだ?!」と思うけれど
それにはちゃんと意味があり、それが生きていく上で重要かつ必要であることが
分かり易く解説されていて、思わず「ほほぉ〜」なのである。

深海生物の生態をとらえた貴重な映像も多い。
特に、補食の映像は結構衝撃的だ。
中でも「うわーーー( ̄△ ̄;)」なのが
顎がぐわっと飛びだしてくるミツクリザメと
夥しい数の集団で死骸を食い尽くすコンゴウアナゴの映像。
いやー、オソロシかった。

そして深海といえば、想像もつかないほどの巨大な生物。
そんな大きな生き物の標本も「これでもか!」と展示されている。

キタノクロダラ。
03_kitanokurodara.jpg


オンデンザメ。
02_ondenzame.jpg
デカすぎて全身がファインダーに収まらない(^^;。


そしてイカ大王…じゃなくてダイオウイカ。
04_daioika.jpg
画像の上下を間違えたわけではなく、このような状態で展示されている。

うーん、やっぱりみなさん結構キモチワルイ(^o^;。


しかし、標本はキモチワルイが
生きている姿を撮影した映像はどれも神秘的で神々しい。
深い深い海の底には、まだ人類が出会ったことがない
不思議な生き物がたくさん潜んでいるに違いない…そう思った。


展示の後半はちょっと硬い内容になる。
(そして展示室内も空いている。さっきまでいた人たちはどこへ?!^^;)。
日本列島周辺の深海、深海の状態から分析する巨大災害、
深海に眠る資源、深海調査で使われている調査船や探査機について…等々。

じっくり観ていくと物凄く勉強になるが
じっくり観ていると日が暮れてしまうので(^^;
このあたりはサラッと流してしまったが、
深海の調査には、宇宙開発に負けないくらいの高度な技術が用いられ、
研究されていることは理解出来た(タブンね…^o^;)。



会場特設ショップでは、楽しい深海グッズが多数販売されていたけれども
吟味に吟味を重ねて(?)、ここで買ったのはマルマンのスケッチブックのみ。

それよりも、テンションが上がってしまったのは
科博常設のミュージアムショップの方だったりなんかして(^^;ゞ。
それでも「あれも欲しいこれも欲しい」という衝動を抑えに抑え、
『おウチで科博(ハコスコ)』と、
ハチ公のマスコットおよびハチ袋…じゃなくてポチ袋、これで我慢した。
06_souvenir.jpg

幸ちゃんが「思い出しただけで泣いちゃう」という忠犬ハチ公の
マスコットぬいぐるみは、顔の造作がオカシイのが多かったんだけど
その中にキラッと光るカワイイ子がいたので、
思わず連れて帰ってきてしまった(値段も¥700と比較的かわいかった^^;)。

ハーネスの「ハチ号」がカワイイ(*^^*)。
07_hachi.jpg


『おウチで科博』も組み立てて、アプリとコンテンツも早速ダウンロード。
08_hakosuko.jpg
目の前に広がるVRワールド…
おおおっ!、これも値段の割にはなかなか楽しいおもちゃカモ〜!(^o^;。




久々の科博のあとは、上野から東京に移動して
三菱一号館美術館へと向かうのであった…。
05_kahakujira.jpg
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マベパール

おぉ、さっそく行かれたのですね、しかも夏休み前にしてもう混んでいたとはカハク恐るべし、ですね。
私も行きたくて、でも連休明けはもう夏休みだし9月かなぁと思ってます。が、しかし、これはもういつ行っても混んでると思ったほうが良さそうですね。涼しくなったら、なんて考えてる中高年も多そうですから、って人ごとのように書いてますが。
うっかりして前売り券買っておくのを忘れたことにおととい気づいたアホな私です。でも拝読してますます興味がわいてきました。

東京駅前の丸の内JPタワー内に「インターメディアテク」という東大の博物館がありますがいらしたことはありますか?こちらは入場無料かつそんなに混んでなくて、ちょっと時間があるときに行くのにとてもよいところです。科博もそうですが、こういった所を見た後しばらくはほんのちょっぴりお利口さんになったような気がして嬉しくなります。


by マベパール (2017-07-13 13:48) 

梅屋千年堂

>マベパールさん
ハイ、おそらくいつ行っても混んでいると思われます。
7月から8月にかけてはNHKスペシャルで関連番組もオンエアされますので
そうなるとますます混み合うと予想されます…。
例によって金・土の週末は20時までやってますので
そうした夜の時間帯を狙うのも手かも知れませんね。
(しかし考えることは皆同じ…という可能性もありますが^^;)。

>>インターメディアテク
いつも気になってはいるのですが、まだ行ったことはないんです。
JPタワーの横はしょっちゅう通るんですけれども(^^;ゞ。
「タダ」ってところがいいですね(笑)。

科博の常設展もゆっくり観たいのですが、これもなかなか…。
しばらくはハコスコ「おウチで科博」で我慢します(笑)。

by 梅屋千年堂 (2017-07-14 00:18) 

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