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THE ALFEE@大阪城ファイナル《アンコール編》 [┣ '13 LIVE (THE ALFEE)]

THE ALFEE Neo Universe 2013 Final Series 『Grateful Birth Final』
大阪城ホール・アンコールの巻

12/31 15:32 UPしました。
ネタバレ指数54

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本編が終わって、メンバーの姿はステージから消えたけれども
ドレープ状のドットイメージは、ブルーの光を静かに放っていた。
最初「あれ?どした?」と思うくらい、
アンコールの声と手拍子が少なかったのだけど
徐々に大きくなっていった。

メンバーの登場が待ちきれずに立ち上がる。
しばらくすると、ただすけくん、太郎さんが先にステージに
戻ってきてスタンバイ。
ステージ上の照明が明るくなって、
♪ダツ!ダツ!ダツ!ダツ!…という速いリズムが刻まれ始め
それに合わせて手拍子!手拍子!手拍子!。

数秒後、ステージ下手から王子を先頭にメンバー登場。
さぁ何の曲だろう…ワクワクワクワク。
FANTASIAを抱えたギラギラ衣装の王子がシャウトする。

高「さぁー!大阪ぁー!まだまだ行くぜ〜!!!
  “SWEAT & TEARS”!!!
  (↑黄色い声で「スェッタンティアーーーーーz」とお読み下さい)

あらっ、ここも武道館と一緒なワケね(小声^^;)。

ステージ前方へ出てきて、右へ左へ移動しながら歌う王子。
最後は3人とも前に出てきて恒例のヘドバン。

曲が終わると王子によるサポートメンバー紹介。
その間に、桜井さんはそぉーっとステージ下手へ消えていく。
(この「そぉーっと」いなくなる感じがいいんだよね笑)。

高「ドラムス、吉田太郎ーーー!(♪ジャーーーン!)
  キーボード、ただすけーーー!!!(♪ジャーーーン!」
  WE ARE THE ALFEEーーー!!!
  (♪ジャーーーーーン…ジャンッ!)」

…しばし沈黙…

♪しとしとぴっちゃんしとぴっちゃん し〜と〜ぴっ ちゃん…

下手から、『TIE-UPふろしき風バンダナ』付き着流し姿で
乳母車を押しながら、子ヅラ狼・桜井さん登場。

桜「あぁ…あれから10年…。随分遠くへ来てしまった…。
  江戸を出て駿河から清水港へ…ここどこ?」
客「おーさかー!!!」
桜「大阪?!…田舎くさっ!」
幸「オイコラ!。アンタが生まれた秩父の方がよっぽど田舎だろ。
  ドが付くくらい田舎だろ!」
桜「ドが3つ付くくらい田舎ですね」
幸「そんなドドドド田舎から来たお侍さん!。
  なんでテンガロンなんて被ってんの?。ちょっと変じゃない?」
桜「ちょっちね。ちょっちヘンね」
幸「お侍さん、誰なの?」
桜「よくぞ聞いてくださったでござる。
  姓は丹下、名は左膳。天下御免の向こう傷。ポポポポポン!。
  (10cmほど刀を鞘から抜いて、「カチン」とまた戻す)
  ひとつ人の世生き血をすすり、ふたつ不埒な悪行三昧、
  みっつ醜い浮き世の鬼を退治てくれよう桃太郎。
  秩父荒川村で産湯に浸かったケチな野郎でぇござる」
幸「これ(馬)何?。この子連れ狼的な。何これ。ヅラ?」

今日はアフロヅラを被らされている大五郎(=馬)。
王子がそのアフロヅラを外すと、その下は今日も中剃りの入ったちょんまげヅラ。

桜「あ〜あ〜、あんなことされてかわいそうだよこの馬は」
幸「なに?岡っ引き?(笑)」
桜「このまえぎっくり腰やっちゃってさ、動けなくなっちゃったから
  俺がこうやって運んでやってんだ。大五郎、腹減ったか?」
馬「ヒヒィ〜ン!」
桜「バナナ食うか?」

王子、乳母車からバナナを取り出す。

馬「ワンワンワンッ!」
幸「あ、犬だ。バナナってサルじゃないのか?」
馬「ウキーッ!ヒッヒッ!ホッホッ!」

サルの鳴き声に合わせて、サルのマネを始める幸ちゃんと桜井さん。

高「おまえたちがサルになってどーすんだよっ!」
幸「なんか武道館の限定グッズかなんかあるんじゃないの?」
桜「よくぞ聞いてくれましたおチビちゃん!」
幸「おチビちゃん言うな!」
桜「なぁみんな、自由って何だか知ってるか?」
幸「なんだよ突然に」
桜「自由とはー!」
幸&高「自由とはー!」
桜「全力でー!」
幸&高「全力でー!」
桜「グッズを買うことーーー!!!
  (♪ファ↓ファ↓ファ↓ファ↓ファァァァ〜:効果音byただすけくん)」

高「部長、これなにこれ!(スマホ手袋を乳母車から取り出す)」
桜「これはスマートフォンやタブレット端末を使う時に
  寒い日でも、この手袋をすればタッチパネルの操作ができて安心!
  という手袋です」
高「どこがどう安心なんですか?。おまえスマホなんて持ってないだろ。
  どうやるか知ってんの?」
桜「知ってますよ。こぉーやるんでしょ?。
  (右人差し指をシュッ!と大きく前に差し出す)」
幸「銭形平次じゃないんだから」
高「それじゃ手裏剣だろ」

高「(しめ飾りを取り出して)これはなんですか?。
  ついにこんなもんまで売るようになったんですか!」
桜「それは笑運三福神あるふぃーのしめ飾りです。
  これは縁起物ですから、一家に1つと言わず部屋中に飾りましょう」
高「桜井さん、ここに書いてある『歌門来福』ってどういう意味ですか?」
桜「『かもんらいふく』、これは笑う門には福来たるということで
  2014年もみなさんが僕らの歌を聴いて幸せになりますようにという
  思いを込めた言葉です」

高「これ(うたう!クマちゃん!!)はなんですか!」
桜「よくぞ聞いてくれましたオバQ!」
高「オバQ?!?!」
桜「今回のイチ推しがこちら!」

ここで王子、乳母車にかけられていたカバーを引っぺがし
《うたう!クマちゃん!!》3体が客席からも見えるようにする。
クマちゃんたちのあごを乳母車の縁に引っかけようとするも
いまひとつうまく行かない(^^;。
3体の中から白いTAKAMIYクマちゃんを取り出し、スイッチオン。
動き出すクマちゃん。

桜「《うたう!クマちゃん!!》。
  これは,スマートフォンや携帯音楽プレイヤーを繋ぐと、
  音楽に合わせて首や口が動きます!」
高「これ、後ろ姿がかわいい!ほら!」

そして今日もとりあえずクマちゃんを逆さ吊りにしてみる王子。

そこに突然♪♪ピンポンパンポ〜ン…とチャイム音。

高「あっ、この音は宣伝コーナーの音です!。
  我々THE ALFEEは12月25日に
  『TIE-UP〜Collaboration History〜』というベストアルバムを出しました!。
  係長の桜井さん!。このCDを紹介してください!」
桜「係長?。今、係長つった?。部長じゃなかったのかよ?。
  随分落とされちゃったなぁ〜。
  …THE ALFEE40年の軌跡の中でそれぞれの時代を反映した
  タイアップソングを網羅した6枚組のCDボックスです。
  タイトルが『TIE-UP』なだけに、鯛がジャケットになっています。
  このボックスの中には40周年記念オリジナルロゴステッカーの他、
  我々のオリジナルトークセッションCD、
  そしてTIE-UP特製ふろしき風バンダナが付いています」

ふろしき風バンダナを広げて頭に載せる王子。
そんな王子に対して…

桜「もしこの格好で銭湯に行くと
  『お客さん!(女湯は)あっちだよ!』を怒られます。
  …ワタクシ、遠くのみなさんにも見えるようにしてまいりました」
幸「背中の方がおっきいよ」
桜「(オーディエンスに背中を向けて)そうなんですか?。
  ワタシ、体全体が宣伝になってるんですね?
  自分じゃよくわからないもんですから」
高「係長!。もしこのCDの企画が上手くいけばアナタは社長です!」
桜「ホント?!」
高「ウソ!!!」

高「そういえば何かお菓子もあるんじゃないの?」
桜「よくぞ聞いてくれました、このデコッパチ!」
高「デコッパチ言うな!」
桜「いいハチしてるね〜。全体的にハチがいいよ」

幸「(人形焼き)完売しちゃったって!」
高「えっ?!なくなっちゃったの?!。
  みなさん!お陰様で人形焼は完売したそうです!」
客「おぉ〜!」
高「その代わりこちら(煎餅)が大量に残っています!」
桜「甘いものを食べるとスパイシーなものが欲しくなるよね。
  そんな時はこの《大江戸アルフィー煎餅堂 真-MAKOTO-》。
  この中にはカードが入ってまして、大宮でのタカミーの
  シンデレラ姿の写真が入っています。こーんなにでっかいドレスです」
高「恥ずかしいのは俺だ!」
桜「これで銭湯に行くと、おじいさん達から
  『アンタあっちだよ!』って怒られます(笑)」

高「それでは今日も《MAKOTO》の本当の意味について聞いてみましょう!。
  坂崎!《MAKOTO》の『ま』は!」
幸「マギー司郎の『ま』!」
高「違います!。《MAKOTO》の『こ』は!」
幸「♪こまっちゃうなー山本リンダのこ〜
  (ステップを踏みながら)ウ〜ララウ〜ララ〜ウ〜ラウララ〜…」
高「こないだテレビで一緒になってからずっとこれなんだ(笑)。
  なんか好きになっちゃったみたいよ(^^;。
  …《MAKOTO》の『と』は!」
幸「♪飛んでイスタンブ〜ル〜光る砂漠でロ〜ル〜…
  (淡谷のり子のものまねで)あんたたち、ちゃんとやんなさい…」

高「“飛んでイスタンブール”は庄野真代!。
  君がやってるのは淡谷のり子でしょ!」
幸「あんたたち、ちゃんとやんなさいよ!」
高「アグネス・チャン!」
幸「♪おっかのーうんえーひんなげしーのはぁなで〜…」
高「榊原郁恵!」
幸「…♪あいすくりーむ、ゆーすくりーむ…」
高「桜田淳子!」
幸「えぇ〜…っぁあ〜…♪クッククックークッククックー…」
高「松本伊代!」
幸「♪センチメンタルジャーアーニ〜」
高「早見優!」
幸「♪あれじゃな〜い これじゃな〜い…」
桜「♪ハゲてな〜い 抜けてな〜い 載せてな〜い はえてな〜い 
   植えてな〜い 生えてきた〜アソコの…」
高&幸「コラーッ!」
幸「コラ!今なんつった?!アソコって聞こえたぞアソコって!
  (と桜井さんに詰め寄る)」

イエロー…いやレッドカードが出るかと思った(^^;。


高「それでは桜井さん、まことの本当の意味を教えて下さい!」
桜「まことの本当の意味は〜!もっと素敵にー!」
高&幸「もっと素敵にー!」
桜「モンキーダンスを踊ることー!!ダ〜ンス天国ーーー!」

♪(ジャッ・ジャ・ジャラララ ジャッ・ジャ・ジャラララ)
 ラーララララー・ララララー…
 もっとモンキーダンスだー まさるのまっアー
 もっとモンキーダンスだー こうのすけのこっオー
 もっとモンキーダンスだー としひこのとっオー
 ラーララララー・ララララー…
 しょう油味っだー まさるのまっアー
 サラダ味っだー こうのすけのこっオー
 えび塩味さー としひこのとっオー
 ラーララララー・ララララー…
 大江戸アルフィー煎餅堂 まっこっとー!
 みんなでー 買おうねー まっこっとー!

桜「買ってねー\(^o^)/」

そう言い残して、再び下手に消えていく桜井さん。
幸ちゃんはハンドマイク、王子はゴールド&シルバーのNEWギターに。
そして、あのセクシーなイントロが!!!

♪Woo〜… Baby〜
 Everybody Needs Rock! FUNKY PUNKY Baby Woo〜Baby〜
 Everybody Needs Rock! FUNKY PUNKY Baby
 ラァァァアアアアアアーーーーー!!!

“FUNKY PUNKY”だー!。
これも次に生で聴けるのはいつだかわからんぞー!ってんで
悔いが残らないように大いに盛り上がった。

幸ちゃんと王子はそれぞれ花道へ。
王子の間奏でのギターソロ、
それと幸ちゃんの「♪キメてやる今夜〜!」がカッコ良かった〜(*^^*)。
そうそう、そういえば今日も幸ちゃんはハーモニカを
客席に投げ込んでいた。細いけど太っ腹だねぇ〜!。

太郎さんのドラムロール!。
やはり大阪でこの曲ははずせない?!“FLOWER REVOLUTION”
2コーラス目のAメロで、踵がお尻につきそうなくらい
勢いよく足を蹴り上げながら、幸ちゃんに近づいてく桜井さん。
それを見ないように見ないように頑張っている幸ちゃん(^^;。
ずーっと我慢していたけど、ついに堪えきれずに笑いが。


ゴールド&シルバーの変形VからCrystal Angelに持ち替えて
暗転したステージの上でチカチカと点灯させながら
ステージ前方に歩いてくる王子。
続いて桜井さんと幸ちゃんも前へ。

♪ほっしっぞらーのー しーたーの でぃ〜すたーーーーーんs…

今日もマイクを使わずに、歌い始める3人…
が…何やら背後からオーディエンスの小声の歌声が…
ハァーーー…(ガックリ)_| ̄|◯。
こればっかりは運が悪かったと思うほかはない。

“星空のディスタンス”が1回目のアンコールのラスト。
最後は王子の「どーもありがとーーーっ!!!」。





2回目のアンコール。
王子の衣装は…豹柄…かな?。抱えたギターはVG EAR。
幸ちゃんの方へ歩み寄り、カウント…

“明日なき暴走の果てに”
そういえば、最近の王子はアコースティックな曲というと
決まってVG EARなんだよね〜。
来年のデビュー40周年は、久しぶりに普通のアコースティックギター
つまりマーチンとかT's Tとかを抱えた姿を観てみたいものである。
たとえそれが衣装と合わなくとも(笑)。

アカペラで3人が歌う部分。
なんだか場内の空気が細かく震えているような感じがした。


高「“明日なき暴走の果てに”…。
  去年もここで歌いましたが、この歌をここで歌わないと
  シメられないような気がして、今年もついつい歌ってしまいました。
  アルフィーのテーマソングという感じになっている
  終わりなきメッセージですけどねー」

これ、王子が間違って曲名を言ってしまったという向きもあるみたいなんだけど
あくまでも“明日なき暴走の果てに”という歌が
アルフィーからの終わることのないメッセージソングである、
という意味にアタシは捉えたのだけど…
(まぁあとで“終わりなき…”も歌うのかもな、とは思ったけど^^;)。

高「今年もこうやって、この場所でファイナルを迎えることが出来て
  ホッとしているのと同時に、なんか凄く嬉しいんだ。
  遠くの席のみんなが、もう凄いよ!君らは!。
  “FLOWER REVOLUTION”の時なんて、
  そのままこっちに跳んでくるんじゃないかってくらいの勢いで
  みんなジャンプしてたからね。
  そういうのを目にしただけで、もう胸が一杯になってしまいました。
  (客席の左側に手を振りながら)サンキューな!。
  (右側にも)サンキューな!」

高「再三言ってますけど、こうやって僕らが続けられるのも
  僕らの歌を見つけてくれて、僕らのコンサートを選んでくれた
  みんなの情熱の賜物だと思っています!。
  今夜は本当にどうもありがとうございました!」

高「今日はファイナルなんで、二人にも2013年、
  結成40年の1年をどのように感じたか、訊いてみたいと思います。
  坂崎さんっ!、どうでしたか?!」
幸「今年は、どの会場もみんなの盛り上がりがいつも以上に凄かったですね」
高「凄かったねー!」
幸「それが物凄くこっちに伝わってきましたね。
  これは…もしかしたら結成40周年ってことで
  みんなが盛り上げてくれようとしてたのか(笑)、あるいは気のせいなのか…」
高「(笑)…気のせいじゃないと思うよ」

幸「来年はデビュー40周年でもあるんですが、
  これは本当に偶然なんですけど、僕らは二十歳でデビューしているんで
  来年は20+40年で、こちらの方でもお祭り騒ぎになりそうですよね」
高「そうですよー!先輩!」
幸「何言ってんだよ、おまえもだろ。2日しか違わねーんだから」
高「いやぁこの5年でのこの2日間は大きいですよ!(笑)」
幸「世間ではいろいろお祝いしたりするわけでしょ?。
  楽屋が赤いモンだらけになっちゃったりして」
高「ヤダヤダ。…もう恥ずかしいから普通にやろっか(^^;」

この「ヤダヤダ」の言い方が、なんかホントにイヤそうだった(^^;。

高「そういえば高校の時の文化祭で、クラスで出し物をやるんだけど
  他のクラスで教室真っ赤に塗っちゃったとこがあったんですよ」
幸「え?!。それで塗っちゃったの?。
  それでどうしたの?。また塗り直したの?」
高「そう。怒られてまた塗り直してた。
  彼ら起こってたんですよ。自分達だけ古い教室に取り残されちゃったんで。
  他のクラスは新しい校舎に移ったのに」
桜「(赤じゃなくて)ピンクピンク」
高「ピンクだったっけ」
桜「そう。それでE組!。
  てゆーか、なんで俺、こんなによく憶えてるんでしょう(笑)」

幸「とにかく来年は今年以上に盛り上がっていきたいと思います」
高「バクハツしちゃう?」
幸「バクハツ…?(また岡本太郎降臨)…バクハツだ!…来年もやんの?」
高「来年もやろう!」
客「やってー!」
幸「『やって』という人が二人でもいるのなら僕はやりますよ!。
  とにかく来年もよろしくでーす!」

アタシも幸ちゃんの岡本太郎は結構好き。だって顔が面白いから(笑)。
  
高「それでは桜井さん!」
桜「みなさん、今年1年本当にありがとうございました。
  ワタクシ営業部長として…」
高「係長だろ」
桜「えっ?!まだ係長なの?」
高「じゃぁ部長補佐!」
桜「まぁいいです。…みなさんの気持ちが嬉しかったですね。
  やはり(グッズを買ったという)反響があると」
高「嬉しいんだ?」
桜「そりゃ嬉しいですよ。…みなさんの歓声が一番効きますけどね。
  …今年も忙しい1年でしたけど、
  来年はもっと大変な1年になりそうです!。
  みなさん、来年もどうぞよろしくお願いします!」

うわぁ〜やっぱり来年はもっと大変なのかー。
まぁ「よんまんごせんえん」だけで済むとは思ってないけども。


高「40年前にはなかったってものが、今はたくさんあるよね。
  ネットもそうだし、スマホだってそう。
  今はネットで繋がっていることが出来るから
  実際に人と会わなくても孤独感を感じないらしいんだ。
  一人で生きていけるっていうんだよね。
  ネットでも《共有》はできるかも知れない。
  でも《共有》っていうのは、俺はそうじゃないと思うんだ。
  そりゃ俺だって使ってるよ。ネットもスマホも使ってるけど
  やっぱり、俺たちがここでこうやって歌を歌って、
  みんなが集まってみんながウャーッ!\(^o^)/ってなって…」
幸「ウャーッ!って(笑)。ちょっと表現変えない?」
高「そう?。…明日考えとくわ!。
  …みんながウャーッ!\(^o^)/ってなってライブを《共有》する、
  そういうアナログな《共有》はこの場所でしか出来ないんだ。
  だから、俺は、この場所を大事にしたい!」

王子、いいこと言うな〜。
音楽でも、アートでも、
わざわざその場所に行って見聞きするってことが
実はとても重要なのだと、普段「館巡り」をしていて思う。
そこに行って実物に触れなければ解らないことがたくさんある。
音楽ライブの空気感も、それだなと思う。
例えばさっき“明日なき暴走の果てに”で感じた、空気の震えとか。
そういうものは「ここ」にいないと《共有》できない。


高「これからも、愛を込めて、歌を作って
  長く、長く、出来るだけ長く、頑張っていこうと思います。
  アルフィーはまだまだ元気です!。みんなしっかりついてこいよ!」

高「3人それぞれ個々に夢はあったと思います。
  でも、俺たちが3人集まると、この道しかなかったんだという気がします。
  3人で、この道を歩いてきたことが、俺たちの誇りです。
  そんな思いで、この歌を。“Pride”

今更だけど、アルフィーの歌詞には「道」という言葉も多いなと思った。
そして、今日の“Pride”。
確かにいい歌で、以前から好きな曲の一つではあったけれども
ライブで聴いてこんなに感動したのは初めてだった。
この曲を筆頭に、実はこのあとずーっと目尻が涙で湿っぽかった
梅屋千年堂なのであった…(^^;ゞ。

王子のギターはレスポール・カスタム【Iron Cross】。
なんだか今日はレスポールがたくさん出てきて嬉しい♪(*^^*)。

最後に3人がアカペラで歌う部分はなく、
ただすけくんのピアノから、そのまま♪ジャーーーーーーー…ンで終了。
しかし、まだ終わらない。“終わらないメッセージ”

王子はハンドマイクではなく、Iron Crossを抱えたまま。
ギター持ったまま歌うんだ!(嬉)。
新しいアレンジでギターを持って歌うことはあったけど、
このオリジナルに近いバージョンで、ギターを持って歌うのって珍しいかも。
なんだか新鮮(*^^*)。

最後の♪さよならLoneliness…では
オーディエンスを煽りながら「HEY! HEY! HEY!…」とシャウトする。
う〜、またアタシ泣きそう(ノ_<。)。

“終わりなきメッセージ”はFinal Seriesで聴けるといいなと思っていたので
最後の大阪で聴けたことはとても嬉しかった。


曲が終わると、3人ステージ中央に集まって三方礼。




メンバーはステージ袖に消えていったが、
そのあと間髪入れずにアンコールの手拍子と声援。
3人が現れたのも、さほど時間をおかず、割とすぐだった。

ゴールド&シルバーの変形Vを抱えた王子の、おそらく最後のMC。
王子の声もガラガラで、なにやら大変なことになってきている…。

高「やっぱり人は頑張ることが必要だと思うんだ。
  頑張っても夢が叶うとは限らないけど、
  頑張れば、その頑張ったって気持ちが次に繋がっていくからね。
  …来年はいよいよデビュー40周年です。
  この40年という実績に甘えることなく、原点に戻るつもりで
  来年以降も俺たちは頑張っていこうと思いますので
  来年もTHE ALFEEをよろしくお願いします!」

高「それでは、2013年の大阪ファイナルに、この歌を歌いたいと思います。
  “もう一度ここから始めよう”

声があんななっちゃった王子、最後の力を振り絞って歌っている感じだ。

ハァー…ヤバイヤバイ。
武道館の時以上に感動している(ノ_<。)。
なぜだかわからないが、曲の頭っから涙が止まらない。
サビの前で王子が「HE〜Y!」と軽くシャウトするだけでも泣けてくる。
最後に♪ラーラーララーラ…とみんなでシングアウトするところも
なんだか泣けてきちゃってちゃんと歌えない。

去年の今日、初めてここでこの歌を生で聴いたときには
1年後同じ場所で聴いて、こんなに感動するとはまったく想像していなかった。
たったの1年で、自分の中でこの曲に対する思いが
こんなに変わるとは!(焦)。


武道館同様、この歌がオーラスなんだろうと思っていた。


ところが…


高「さぁー!大阪ぁーー!!行くぜ〜!」
客「YEAHーーー!」
高「行くぜ〜!!」
客「YEAHーーー!!」
高「行くぜ〜!!!」
客「YEAHーーー!!」

まだ行くですかーーーーーっっっっ(@o@)。

♪チャーーーチャーチャチャーッチャッチャー!(ドン!)

“LONG WAY TO FREEDOM”?!。
てか王子、歌えるんだろうか?!。

だがしかし、そんな心配は無用だった。
やっぱり歌になると違うスイッチが入るんだろうか。

ハンドマイクを手に、花道を端から端まで往復する王子。
2コーラス目で、今日も「好きだー!」とシャウトしたあとに
何を思ったのか桜井さんの方へ近づいて行き、
その腕を引っ張って、マイクスタンドから引き離す。
ど、どこへ連れてくつもりー?(^o^;と見守っていると、
スキップしながら(笑)そのまま桜井さんを左側の花道へ引っ張ってった。
「♪嵐が過ぎ去った後にー」の後の追っ掛けコーラスのために
花道先端のマイクスタンドに走り寄る桜井さん!。

王子は再びステージ中央に戻り、今度は幸ちゃんの方へ。
幸ちゃんの左耳を引っ張って(そう見えただけで、ホントは耳じゃないかも)
またまたマイクスタンドから引き剥がす。
そして右側の花道に連行される幸ちゃん(笑)。

こんな風に二人を花道に引っ張っていく王子は、
なんだかまるでガキ大将(笑)。ジャイアンだよジャイアン(小声^o^;)。
観ていてすごく楽しかったんだけど
この人はきっとこの先もこうやってこのバンドを牽引していくんだろう…
なんてことも脳裏をよぎっていった。

今日も最後はいろんなものを貫いて

高「燃える!欲望!大阪ファイナルーーー!!!(叫)」

ラストの♪ジャーーーーーーーーーン…のところでは、
物凄くガラガラになってしまった声で

高「サンキュー大阪ー!。また来いよー!。また盛り上がろうぜ〜!!。
  むちゃくちゃ盛り上がろうぜーーー!!!」

この最後の「むちゃくちゃ盛り上がろうぜー!」がなんだかとっても嬉しかった。
そりゃもう、言われなくてもむちゃくちゃ盛り上がりますとも!。



全ての演奏を終えると、
メンバーはまず左側の花道の先端でオーディエンスに挨拶。
次は右の花道で。
最後は中央に戻ってきてオーディエンスに深々と頭を下げる。

最後の最後まで、客席に向かって拳を振り上げて
小さくジャンプしながらガッツポーズをしていた王子の体力、オソルベシ。



てなわけで、2013年のライブはすべて終了。
いつものように、大阪国際女子マラソンのテーマソングが
流れてくるのかと思いきや、“GLORIOUS”のインストが流れる中
「本日の公演はすべて終了いたしました…」とアナウンス。
フツーに終わった(・o・)。

本編が終わった後の「うーん…」なんて思いは
とっくのとおにどこかに吹き飛んで、
「出し切ったー」って感じで、なんだかものすごく清々しい気分になっていた。


来年も、ライブが終わった後に
たくさん「楽しかった〜!」と言える1年でありますように。



《TO BE CONTINUED...2014年に続く》



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《オマケ画像》
終演後、某ホテルのレストランから見えたイルミネーション。
hotel_otani.jpg 


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かりりん

今年のうちにライブレポを上げて下さってありがとうございますm(_ _)mほんとに梅屋さんは有言実行ですよね…頭が下がります。

じっくり読ませていただきましたが、最後の方はコワレた高見沢さんにつられて私もかなり壊れてましたので、高見沢さんの声がガラガラだったのがあまり気になってなかったんです…今読ませて頂いて、あっ、そうだったんだ…と気づいた次第です(^_^;)

セットリスト的には武道館の2日間のいいところを足して2で割った感じだった気がしますが、とっても楽しかったのでそんなことは気になりませんでした。

個人的なツボは、ベルベットの衣装で出てきた高見沢さんがポーズを決めた時の目ヂカラがすごくて、私は一瞬でハートを鷲掴みにされて魂抜かれてしまいました(笑)年甲斐もなく…(^_^;)

レポの中での桜井さんの替え歌ですが、宗右衛門町で合ってますよ!しかし細かい地名知ってますねぇ、桜井さん。

あと「愛の鼓動」の時のレスポールは、私もガン見したのですがどうも59年製ではなさそうでした。
なんとなくツヤツヤしていましたし、コントロールノブの辺りの傷がなかったですし、虎目も何となく違う気がしました。

今年は梅屋さんのブログに出会えて、とっても充実した年を過ごせました。ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いします。

今日は大瀧さんの訃報を聞いて本当にびっくりしました。
どうかALFEEの3人は、ずっとお元気でいてほしいと強く願わずにはいられません(T_T)
by かりりん (2013-12-31 23:59) 

梅屋千年堂

>かりりんさん
ワーオ!滑り込みコメ、ありがとうございます!。
城ホール、感動しましたね〜。

>>ポーズを決めた時の目ヂカラ
あの、洞穴の奥で揺らめく焚き火のような目ヂカラ…
それは間違いなく鷲掴みでしょうね。
(アタシはイブコンの時に♪オ〜プリ〜ズ…を
 双眼鏡で観ていてヤラレました実は…笑)。

宗右衛門町の件もありがとうございます。スッキリしましたー。
やっぱり土地勘がないと地名もなかなか記憶に残りませんね。
ホテルに帰ってから「え〜?どこだったっけ〜」と
「大阪 歓楽街」でググってみたことはナイショです(笑)。

“愛の鼓動”のレスポールは、やっぱり'59年ではなかった?ようですね。
ストラップもいつものと違うし「なんだろな〜?」と思っていたんです。
でも大阪ではレスポール王子をたくさん観られて、
それだけでアタシはもう満足でございます。

かりりんさんのコメントは、いつも思いやりに溢れていて
元気をもらってました(ホントだよ〜笑)。

もう年が明けちゃいましたけど、これからもよろしくお願いしますね。

さ、生さだ…じゃなくて「年の初めはさだまさし」観ようっと(笑)。

by 梅屋千年堂 (2014-01-01 00:15) 

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