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THE ALFEE@大宮《本編編》 [┣ '13 LIVE (THE ALFEE)]

THE ALFEE Neo Universe 2013 『Grateful Birth』
大宮ソニックシティ・本編の巻

4/18 19:49 UPしました。
ネタバレ指数55

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春ツアーMY2本目は、王子生誕祭の大宮。
なんだか午前中から三宅島付近で小さな地震が頻発。
まさか大きな地震が来る予兆じゃないだろうねぇ…。
電車が止まって大宮に行かれなくなったらヤバいよ〜。
更に大宮に行って帰ってこれなくなってもヤバい。
…念のためちょっとした非常食とマグライトは持っていこう。

そんな不安を抱きつつ、横浜から湘南新宿ラインのグリーン車で大宮へ。
ここのところ、大宮へ行く時はいつもこのパターン。
約1時間のちょっとした贅沢。
以前は必ず2階席に座っていたのだけど、最近は意外と快適な1階席がお気に入り。
揺れが少なく静かなので、あっと言う間に爆睡モード(^^;。
ハッと気付いたら「次の停車駅は浦和〜」。もう起きていなければ。

17時20分大宮到着。
開場時間にはまだちょっと早いので、ルミネの中をなんとなくぶらぶら。
ぶらぶらついでにトイレに寄って大宮ソニックシティへ。
入場列の最後列について数分後に開場した。

グッズ売り場は思ったよりも並んでいなかったけど
今日はとりあえず買い物はなし。ベジフィーはまたの機会に。

そんなわけで、座席にまっしぐら。
本日の座席:1階7列10番台。
今のところこの春ツアーで唯一の1階席。
しかもちょっと端っことはいえ一桁列。

7列目目指して前方に進んで行く。
さほど期待はしたいなかったのだけど、
実際に行ってみると「おぉ!ステージが近い!」。
しかも花道にも結構近い。…今日の大宮は、あらゆる意味で貴重だ。

座席に付くと特にすることもないので、いつものようにボーッと過ごす。
BGMは川口の時と同様70年代ロック。
ストーンズの“Angie”だったり、T-REXの“21th Century Boy”だったり
ディープ・パープルの“Woman from Tokyo”とか
カーペンダーズの“Yesterday Once More”とか…。

18時を過ぎたあたりから、ステージ上手の袖で
ローディー三上氏がギターのチューニングを始めたようなので
そのあたりをアヤシイほどに凝視。さすがに双眼鏡は使わないけど(^^;。
FANTASIAに、FA-IVに、レスポール・スタンダード、
メタリックブルーのFlying-V、ブルーのポール・リード・スミス、
Blue Rose Angel、Metal Blue Cross-T、Randy Rhoads V GIRAGIRA、
VG EAR…なんとなくギターの登場順に手入れしているような気がする。
てことは1958年製のレスポール・カスタムも?!と
ワクワクしながら待っていたが…出てこなかった_| ̄|◯。


開演は18時35分くらいだっただろうか。
BGMが途絶えて客電が消えたので、
荷物を投げ出すように椅子に置いて立ち上がる。
なにやら壮大なSEを聴きながら、あーこんなんだったっけと
2週間前の初日を思い出す。

ステージ後方、セットの中央の五角形の部分からメンバー登場。
3人の衣装は初日と同じ(タブン)。
初日は王子の衣装の柄が、なんだかちっとも分からなかったけど
ブルーやグレーやパープルや白の幾何学模様のように見えた。
髪は、最近ツアーにしてはやや珍しい?クルクルの巻き髪。
久しぶりに観るとなんかいいなぁ。

それぞれの立ち位置に付いて、カウントを待つメンバー。
1曲目は“It's Alright”
改めて聴くとカッコイイ曲だなぁと思うけど
なぜ今この曲が1曲目に選ばれたのか。それを思うとちょっと不思議な感じ。
とはいえ定番曲が1曲目に来るよりも、意表を突いていて
個人的にはいいなぁと思う。

2曲目は“Hysteric Psychederic ∞”
この曲のみどころは、なんと言っても後奏における
幸ちゃんと王子のギターバトル。
川口でもこんなにやってたっけ?と思うほど
これでもか!これでもか!の応酬。
このアコギとエレキの応酬もアルフィーならでは、だと思う。
ちょっとニヤッとしながら演奏する幸ちゃんの表情が印象的だった。

広島二日目は“冒険者たち”に変わっていた3曲目は
大宮では“悲しき墓標”のまま。
あー、よかった(笑)。
“冒険者たち”も好きだけど、“悲しき墓標”の方が
ライブで耳にする頻度が低いからさ(^o^;。

頭3曲の王子のギターはFlying Angel FANTASIA。

そして川口で“STAR SHIP”だった4曲目は“FLOWER REVOLUTION”
王子の「HE〜Y! ジャ〜ンプ!」の後、メンバーもオーディエンスも跳ねまくる。
Aメロに入っても、そのままジャンプし続ける桜井さんと王子。
特に桜井さんは、客席に対して横向きになって前後にジャンプ。
そのうち首まで前後に動かすというサービスっぷり(笑)。
王子も髪を前後に振り乱しながらジャンプ。
そんな二人の動きが視界の端っこに捉えられているのか
今にも笑い出しそうな幸ちゃん。

そんな幸ちゃん、客席の♪Woo〜ランララ…の振りもツボにハマったのか
2コーラス目で、一瞬客席と一緒になって手を左右に振っていた。

そんなメンバーの動きが面白すぎて、記憶が定かではないのだが
この時の王子のギターはMetal Staind Glass…だったようなそうじゃないような。


4曲演奏したところで、幸ちゃんの挨拶。

幸「こんばんはーっ。
  さぁ!、お膝元にやってまいりました。
  今日はスペシャルな日ですから、この後何が飛び出すかわかりません。
  1階のみなさん!(YEAHーー!)
  2階のみなさん!!(YEAHーーー!)
  そぉーです!。
  いつも言ってますが、日頃のヤなことを忘れて、
  最後まで楽しんでって頂きたいと思います。よろしくーっ!」

5曲目も初日と変わって“サファイアの瞳”
「♪ま〜よなかの〜大宮City Lights」と桜井さんが歌うことで
オーディエンスは大喜び。
ん〜っ、しかし個人的にはここは“High-Heel Resistance”が聴きたかった!。
でもそんな気持ちは間奏で一気にどこかに吹き飛んでしまった。

いつものように、幸ちゃんのパーカッションの後、
王子は右、桜井さんは左前方に出てくるのだけど
この、目の前で観る桜井さんのチョッパーベースがあんまりカッコ良くて!。
終始「おおおおおーーー(@o@)」という感じ。
しかも桜井さん、いつの間にか右手のシャツの袖口のボタンを外し、
ジャケットの下から袖口を折り返すようにして腕まくり。
うーむ、この曲のこの場面に対する気合いを感じる。

この腕まくりをどのタイミングで戻すのだろう?と
ちょっと気になっていたのだけど、結局前半の7曲が終わるまで
ずっとこのままだったような気がする。

“SLOW DANCER”
たまに思い出したようにツアーで演奏されるこの曲、
アタシは3人が叫ぶように歌うサビが好きなんだよね〜。
もうややヒステリックなくらいに
スロー↑ダン↑サー↑ よあけ↑まー↑でー↑!!!
って音が上がってくとこが、どういうわけかツボなのだ。

そしてこの曲でも桜井さんのチョッパーが炸裂。もう桜井さんに目が釘付け。
王子のギターは“サファイア〜”から“SLOW DANCER”まで
Flying A-IV(Black & Red)。

“Black Doctor”は短いながらも
このツアーでの個人的お楽しみの一つ。
演奏されるのはいわゆるあの印象的なリフの部分だけなんだけど
あ〜いいなぁ(*^^*)と。
そしてそれが“I Love You”に繋がっていくのがカッコイイ。
しかも今日のギターがレスポール・スタンダード。
よくわからないけど、ジミー・ペイジのシグネチャーだろうか。

“I Love You”では、爆発的に盛り上がる後奏で
ぴょんぴょんと跳ねながらギターソロを掻き鳴らす王子。
最後は…出たー!開脚ジャンプ!。
つってもアタシの席からは、斜めから観る感じだし
ジャンプの高さも開脚具合もあんまりよく分からなかったのだけど(・_・)。

う〜〜〜暑い。ライブも熱いし、スピーカーが目の前にあるから音も厚い。


幸「ハイ、ありがとーございます!、ありがとーございます!。
  ツアーも始まりまして、全国各地…まだ各地ってほどでもないですけど
  もうある程度回ってきておりまして
  なかなかイイ感じになってまいりました。
  今日はすぺさーな…(笑)すぺさーな、スペシャルな日ですので
  このあと何が起こるのか分かりません!。
  …それではみなさん、ここはどうぞお座り下さい」

幸「今日がアルフィーのコンサート初めてだって方いらっしゃいますか?」
客「(^o^)/ハーイ」
幸「あ、そうですか。それはそれは。
  今日が初めてだって方は、
  スペシャル感が少しだけ味わえるんではないでしょうか」

幸「もうどこかで観たって方もいらっしゃると思いますが、
  初日とか…川口だもんねぇ。今日がこの春初めてだって方!」
客「(^o^)/ハーイ」
幸「そうですか。そういう方々は1曲目が何だとか
  多分そういうのは見ないようにしていらしてるんでしょうね。
  僕はどっちかっていうと、
  そういうのが分かってた方が安心するんですけどね」
客「え〜」および「へぇ〜」

幸「この春のツアータイトルは『Grateful Birth』と言いまして
  結成40周年というわけなんですけど、
  1973年の、ちょうど今頃でしたでしょうかね、4月の。
  ちょうど桜が散った頃だったでしょうか。
  僕と高見沢の愛が散った…(笑)。散っちゃっちゃ〜ダメですよね。
  …花開いたのは」

幸「その日のうちに高見沢が僕の部屋に遊びに来まして
  明日ライブがあるから良かったら一緒に出てよなんつって、
  あいつ(高見沢)はもちろんギターなんか持ってきてませんでしたから
  僕じゃありませんから(笑)
  僕のを持って…いや、自分ちに取りに戻ったんだっけかな?
  そうやって翌日一緒にコンサート会場に行きまして。
  そのいきさつを知らない桜井は、一緒についてきた高見沢を見て
  『なに?。おまえ、観に来たの?』ってな感じで(笑)」

幸「それでは、その、僕も高見沢も入ったことを知らなかった、
  言ってみればアルフィーの創始者のこの方をお呼びしましょう。
  盛大な拍手をもってお迎え下さい。桜井さーーーん!」

パンフを読みながら客席に軽く会釈をしつつ、
ステージ下手から桜井さん登場。

桜「(開いたパンフを読みながら)いいねぇ〜…おっ、いいねぇ〜!。
  …なになに?、巨人が4対2で阪神に勝った?。阿部がホームラン?」
幸「オイ!。昨日のプロ野球の結果がツアーパンフに載ってるわけねーだろ」
桜「いや…こーやって(新聞をパンフに)挟んで読むとちょうどいいんだわ。
  それと毎日読んでるんだけど…この官能小説!。
  『グレイトフルな団地妻、隣のバース姉さん』、これがいーんだ」

幸「桜井さん、今回のパンフのみどころを教えて下さい」
桜「今回のはスゴイですよー!。
  デザイナーを含め、パンフのスタッフを一新!。今回は…アートです!」
幸「アートってどういう意味だよ!」
桜「♪ア〜ット驚くためごろぉ〜〜〜」
幸「そうじゃねーだろ。アートは芸術だろ!ゲージュツ!!!
  …(岡本太郎のものまねで)芸術はバクハツだっっっ!!!。
  …バクハツだっっっっ!」

桜「あー、ごめんね〜。子供からかうを楽しくてさ」
幸「子供じゃないわっ!。
  体はちっさいけど、歳は立派な50代の崖っぷちだぃ!」

幸「パンフのみどころはどこかって訊いてんですよ!」
桜「(自分のお尻を指して)このへん」
幸「もういい。桜井さんには訊かない」
桜「…(T^T)」
幸「泣かないの!。
  こいつ(高見沢)に訊いてみましょう。
  盛大な拍手でお迎え下さい。高見沢さーーーん」

やはりパンフを手に、ステージ上手から現れた王子。
鮮やかなメタリックブルーの衣装。

幸「高見沢さん、この春のツアーパンフのみどころを教えて下さい」
高「やっぱりね〜『グレイトフルな団地妻、隣のバース姉さん』…」
幸「だからそれは!!!(怒)」

フンッフンッ!(`へ´)と、怒りのあまり鼻息の荒い幸ちゃん。
  
高「坂崎、血圧上がるぞ!。桜井、(坂崎が)怒っちゃったぞ」
桜「幸ちゃん、わかった。あとで美味しい肉まんあげるから」
幸「ホント?!」
高「オレにもくれよ!」
桜「…ヤダよ」
高「ケチ!。ケーチ!ケーチ!!!」
幸「ケーチ!」
桜「(▼▼メ)」

桜「おまえもさ、古いよな。『グレイトフルな団地妻』とか。
  昭和だよな〜。日活ロマンポルノの時代じゃねぇかよ」
高「ワタシは観たことありませんけどね」
客「ええええーーーー!!!」
高「あー、ハイそーですよっ!。ウソつきましたっっ!(▼▼)」

そしてどういう展開だったかは忘れてしまったが、
王子に何か言われて、言い返せなかった桜井さん…

桜「あっ、なんだこの…バカヤロー!」
高「おまえな、言葉が出てこないからって接続詞にバカヤローを使うなよ。
  おまえは荒井注かっ!」
桜「(オーディエンの方を向いて)なーに見てんだよ」
高「『なに見てんだよ』って、お客さんじゃないかっ!。
  お客さんに向かってそれはないだろ」
桜「今オレはこーやって(横目で)高見沢の方向いて言ったんだよ」
幸「紛らわしいよっっっ!!!」

桜「ほら、でもいいよね〜。今回のパンフ。こうやって傘さしたりね…。
  これは、よ〜く見るとストーリーになっているんですよ」
幸「へぇー、どういうストーリー?」
桜「そうですねー…『僕らの歴史』かなっ」
高「『僕らの歴史』かなっ…だって(笑)。
  歴史?。こいつ歴史(の成績)2だったんだぜ」
桜「なんでおまえがそんなこと知ってんだよ」
高「聞いたんだもん、おまえの友達に」
幸「世界史?日本史?」
高「両方」
幸「世界史2で日本史2、合わせて4か(笑)」
桜「江戸時代勉強してったら、出たのが明治時代だったんだよ。
  もうその時点でお手上げですから┐(´_`)┌」
高「(江戸と明治は)近いじゃねーかよ」
桜「近くたって江戸時代しかやってねぇんだからどうしよーもねーだろ。
  だからどーしても『徳川』って書きたくなっちゃうんだよ」


桜「あとはレコーディングの写真なんかもありますね」
高「えっ?、レコーディングの写真?。
  あ、ホントだ!。桜井がベース弾いてる!」
桜「ちょっと、何言ってるんですか。これでも40年近く弾いてるんですから」
高「そうか40年近くなるか」
桜「(ベース始めたの)デビューしてからですからね」
幸「普通いねーよな(笑)」

桜「だってワタシ、リードボーカルだったのに
  プロデューサーが高見沢のこと見て
  『あっ、君、なんていうの?、ルックスいいね〜』なんていって
  リードボーカルこいつがやることになったんですから」
高「俺だってギターだったのにいきなりリードボーカルだぞ?!」
桜「弾けるもんをやめるんだからいーじゃねーか。
  オレはギター弾けないのにやれって言われたんだから。
  『ぎんざNOW』、何度も出ましたけど
  あん時オレのギターだけ音出てないんですから」
幸「それが間違って1回だけ出ちゃったことがあったんだよな(笑)」

桜「それとお馴染みになりました、このCD。
  こんな分厚いところに入ってます。だから重たいんだよな、これ。
  本っ当にバカなトークですから。
  ホントにバカな話しかしてませんからね、あの二人(坂崎&高見沢)は」

高「もういいからハイ、営業部長まとめて!」
桜「…サイズも揃っておりますので、どうぞこの春のパンフレットも
  是非、ライブラリーに加えて下さい。
  本日はどうもありがとうございました!」

床に置いたスポーツ新聞を拾い上げて
颯爽と(?)大股でステージ下手へ帰って行く桜井さん。
客席からは拍手。
その間に王子もステージ下手へギターを取りに行く。
衣装と同じ、メタリックブルーのFlying V。

幸「さぁ、それでは今夜もこの曲をお送りしたいと思います。
  “風よ教えて”

いつ聴いてもイイ曲だな。なんと言ってもメロディが良い。
初めて聴いて一発で「好きだこの曲!」と思った曲がいくつかあるけれど
“風よ教えて”もそんな中の1曲。

最後のサビの繰り返しの部分で、転調転調また転調で
どんどん音が高くなっていく。
そこへトドメの「♪おーーーしーーえーてーーーーーーーー…」なのだけど
なんというか、まったく危なげないとこがスゴイ。

この曲大好きだから、ツアー中ずっとこのままでもいいけど
いずれ“FAITH OF LOVE”や“COMPLEX BLUE”か何かに変わっても
いいなぁなどと思ったり思わなかったり。

座りコーナーの2曲目は“Moonlight Fairy”
イントロど頭のピックスクラッチを構える王子の姿にグッと来た。
ステージ上方でグリーンの光を受けて輝くミラーボールが美しい。
“風よ教えて”の「おーしーえてー」がツボならば、
この曲では、サビの「♪い〜る…」とか「♪そ〜まま〜の…」の「の」や
「♪ほ〜を…」の「し」がツボ。
(どうでもいいけど、オフィシャルサイトに掲載されている
 “Moonlight Fairy”の歌詞の誤植はヒド過ぎる…と思う-_-;)

川口ではSTRAT by TKを使っていたけれど
今日はブルーのポール・リード・スミス。
後奏のギターソロが今日もカッコイイ。う〜ん、シビレた。

次の曲は…広島二日目に演奏したあの曲だといいなぁ…。

幸ちゃんと王子が向かい合って、ワン・ツー…とカウント。
キタ!“SAVED BY THE LOVE SONG”
曲調が激しくなった時の、幸ちゃんと王子の掛け合いのようなリフが好き。
高校時代、このフレーズをよく練習したっけね〜。
“ひとりSAVED BY THE LOVE SONG”(笑)。

幸ちゃんがピンで歌うパートのあと、
♪流れにまかせて〜…のところで、なんだかウルッときてしまった。

そしてこの曲も、ラストのサビの繰り返しで転調するところがたまらんのだ。
そして、この部分で立ち上がる人がいたりするのだろうか?と
ちょっと気になっていたのだけど、アタシの視界に入る限り
座って拳を上げている人はいたけど、立ち上がってる人はいなかった。


高「ハイ、どうもありがとー」
客「(野太い男性の声で)高見沢ーーーっ!」
高「おー、いるな、今年も。…来年もいろよ。
  …“SAVED BY THE LOVE SONG”をお送りしました。
  膨大な数の曲がありますが、
  この歌はアルフィーの歴史を歌ったものでもありますし、
  歌詞は違ってましたけど、ライブハウス時代から歌っていた曲でもあります。
  タイトルからも分かるように、歌によって救われるというね。
  僕ら自身も歌によって、音楽によって救われたということがありました」

高「このギター、久々に使ってますが、Blue Rose Angelちゃんといいます。
  こうやって見ると…目が青いですけどね〜。
  顔色悪いな。寝不足か?。『(裏声で)アンタと同じよ』(笑)。
  お気づきの方もいらっしゃると思いますが、
  今回はブルーで統一しています。
  ギターもブルーのを探してみたんだけど、
  結構いっぱいあるんだよな、ブルーのギター(笑)」

高「さっき坂崎も言ってましたが、今年は結成40周年ということなんですが、
  40年も経った気がしないっていうのもあるんだけど、
  自分の年齢を考えると、あー随分経ったんだなぁと思うよね。
  みんなだってそうだろ?。
  アルフィーと出会ったのっていくつの時だった?。
  それで今の自分の年齢を考えるとビックリするだろ?。
  何を言われてもアルフィーのコンサートに来てしまう。
  …また来てしまう。…また来ちゃった。
  そういう感じがいいと思いますけどねー(笑)」

高「40周年ということで、今の思いを歌った歌です。
  シングルにもなりました。
  “もう一度ここから始めよう”

まぁもう少しいろいろ喋っていたような気もするけれど
やっぱり後にいろいろ(笑)控えているせいか
今日はMCが短めだな、とは思った。

この曲は、サビの部分の♪アーウーコーラスが好きなんだけど
どうやらその部分は太郎さんが一手に請け負っているようだった。


“Decadence”
オーディエンスは再び総立ち。
この曲だったかどうか記憶が定かではないのだけど
間奏のところで、王子の左手の指先が
ネックの上を物凄く忙しく移動しているところがあって、
思わず「おおおーーー!!!(@o@)」。
確か幸ちゃんも同じようなフレーズを弾いているので
幸ちゃんの左手にも注目してみたけれど
どうも微妙にフレーズが違うのか(それともギターのチューニングが違うのか?)
王子ほど激しい移動はしていなかった。

王子の指使いといえば、次の“Shining Run~輝く道に向かって~”
サビ直前のBメロ、1コーラス目でいうところの
♪迷路の中で悩み抜き〜のところで王子が弾いてるフレーズが
音的にも見た目的にもカッコ良くてこれまたツボ。

後奏では、ドットイメージがシンクロするギターソロ。
王子の使用ギターはMetal Blue Cross-T。
例えば“春の嵐”とか“祈り”とか“明日の鐘”などなど、
これまで何度もステージで後奏のギターソロを観てきた曲だと
あーそうそうここはこういうフレーズ!と耳慣れた部分もあるのだけど
“Shining Run”は曲自体が久々なので、
後奏のギターソロが妙に新鮮だったりする。

ギターソロが終わり、♪ジャン!と王子がポーズを決めた後、
一瞬の静寂…そしてブワーーーーーー↑↑↑という
何かが上昇するような音の後、
♪(ダッ!)っほーっしーくーずの えいゆうったちっ…
初日・川口でも思ったけど、この“THE AGES”の入り方が
めちゃめちゃカッコイイ。
それと随所に見られるオーディエンスの一糸乱れぬ(?)手拍子。
この音がなんだか知らないけど、妙に気持ちがイイ。
更にそこに自分が参加できてることが嬉しい。
この気持ちよさは、ライブならではだなぁと思う。

ちなみに王子のギターはRandy Rhoads V GIRAGIRA。
次の曲では再びブルーのPRSに持ち替えて
“この愛を捧げて”
2コーラス目のA'メロ、つまり♪せい〜じゃくのなかで〜…のところ。
太郎さんのドラムがドコドコドコドコ…と鳴るところで
それに合わせてブルーの照明がフラッシュライトのように
チカチカチカチカッ!と明滅するのがとってもカッコイイ。

そしていよいよ本編ラスト。
ただすけくんがキーボードを奏でている間に
王子、ギターをFlying SEVENに持ち替える。
またまた一瞬の静寂のあと、あのCDと同じ音がフェイドイン。
歌が始まると同時に拳があがる。“Final Wars!”

あー、早いな。もう本編ラストかー。
いつもそうだけど、MY初日は結構長く感じるけれど
2本目からは、どういうわけか時間の経過は速くなる一方なのだ。

曲が終わりメンバーがステージを降りて
“Final Wars!”のSEが鳴り終わったあとに時計をみたら
20時30分ちょい前だった。

アンコールは何が飛び出すんだろう???。
楽しみだ。



《TO BE CONTINUED...アンコールへ続く》 

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コメント 3

えの

昨日は2階8列で、照明がとても綺麗に見えました。そして、ステージからビシビシパワーを感じました。
CMのマチコさんも楽しそうでした~。
あの姿、まんまと夢に出てきました。
by えの (2013-04-18 07:40) 

絵夢

お席も二重丸・・いやいや花丸でしたね~なんか梅ちゃんツキまくり~~
お疲れさまでした!

・・・そうだった!ラジオのことさえさっぱり消えていた~--;来週の再放送を楽しみにしますね!

崖っぷちの誕生日だとかなんとか主役の方のコメントがありましたが、それにしてもこんな59歳を派手に!それが似合う人なんかそうざらにはいませんよね~
拍手喝采です!

by 絵夢 (2013-04-18 12:54) 

梅屋千年堂

>えのさん
今回も照明が綺麗ですよね。
もしかしたら遠くから見た方がより綺麗かも知れません。
そして、そう、ステージからいろんな思いが
ビシビシ伝わってきた夜でしたね。今後がますます楽しみです。

開演前に、周りの人が後ろを振り返って2階席を見ていたので
誰か有名人でも来てるのかな?と思っていたのですが
マチコさんだったのですね(確かにいまや有名人、ですね)。




>絵夢さん
今回の大宮公演に関しては、チケットが手に入ったというだけでも
ツキまくり〜♪だったかも知れません。
実は王子の誕生日だからということではなく
大宮はいつも参加してる会場だから、今回も参加したいのだ
という気持ちだけだったのですけど、
あの場にいられたことが本当に嬉しかったですよ。

いろんな意味であんな59歳は♪他に〜ない〜…ですよ(笑)。

by 梅屋千年堂 (2013-04-18 20:06) 

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