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THE ALFEE@2009夏イベ初日 [┣ '09 LIVE (THE ALFEE)]

THE ALFEE
Legendary Summer 2009 YOKOHAMA PERFECT BURN

Burn Into Memory Nightの巻

8/9 12:50 かなり手抜きではありますが完成しました。
さ、DVDパンフ見ようっと。

★★★アンコールから読みたい方はコチラをクリック★★★


3年ぶりの夏イベ初日。
前日に持ち物を揃えておこうにも、
なんだか何が必須アイテムだったかいまいち思い出せない。
なんか忘れてる気がしてならない。
チケット、財布、雨合羽、扇子、ウェットティッシュ、飲み物、デジカメ
・・・おーっといけねぇ。双眼鏡もいるではないか。

そして当日。
まずは11時頃家を出て、グッズだけを買いに会場へ。
バスが15分も遅れたため、グッズ購入列の最後尾についたのは12時頃。
果たして前の方がどうなっているのかさっぱり分からないが
偵察しにいくだけ時間の無駄なので、そのままジッと待つ。

到着してしばらくは曇っていたんだけど
だんだんいわゆる《炎天下》状態に(~Q~;)。
日焼け止めを塗っては来たが、なんだか1年分の日差しを
今日1日で浴びてしまった感じで、メラニン色素の多いアタシの肌は
あっと言う間に焦げ茶色_| ̄|◯(小麦色でないところが悲しい)。

グッズの売り場に到着したのは、販売開始から約45分後くらいだったか。
売り場の目の前に来ると、もう日傘を差すことが出来ないので
ここにいる数分が一番ツラかった・・・。

で、結局何を買ったのかというと、
DVDパンフ(公式&非公式)、イベントブック、ピックセット、
ベースボールシャツ、イベントバッグ。
当初購入予定だったTシャツはやめて、ベースボールシャツに変更。

もうあまりの暑さにヘロヘロ。お腹も空いた。
朦朧としながら本町四丁目のバス停に向かって歩いていたら
ワールドポーターズ前の信号を、V-ROCK FESTIVALのトレーラーが
今まさに通り過ぎていかんとするところではないか!!!。
デジカメも持ってはいたが、カバンの下の方に入れてしまっていたので
慌てて携帯を取り出して撮影(それが前記事の写真)。

このトレーラーのお陰で、ちょっとだけ元気を取り戻して一時帰宅。
速攻で腹拵えをして、シャワー浴びて、髪の毛乾かして、
身支度整え直して、荷物も整理しなおして、
慌ただしく再び最寄りのバス停へ。
ここで同じ町内に住む中学時代の同級生・KさんとY子ちゃんと合流。
神奈中バスに乗り込んで再び本町四丁目のバス停で下車。
なんだかここ数日、随分この往復を繰り返した気が・・・(^^;。

赤レンガ方面に向かって歩く。
17時過ぎだというのに、まだかなり西日が強い。
入場口を過ぎ、座席へ向かう。
本日の座席:K1ブロック150番台。
いやぁー・・・後ろだなーっ(^o^;。ステージ遠っっっ。
01_seat.jpg

でもいざ座席へ行ってみたら、かなり海側に近くて開放感はある。
04_seat.jpg
しかし、人がたくさん集まっているせいか、思ったほど涼しくない(-_-;。

とりあえず、荷物を整理して椅子の下に突っ込み
ホッと一息ついて改めてステージを眺めてみる。
スクリーンに何か文字が書かれている。
02_stage.jpg

03_stage.jpg
会場で流れているBGMは、春ツアー同様『ALFEE CLASSICS』だ。

開演10分前くらいからだろうか、
注意事項のアナウンスが流れ、最後に「まもなく開演です!」と。
しかし、アタシがいる周辺では手拍子が起こるでもなく
みんなまったりと、始まるのを待っているという様子。
だから18時になって、突然りオープニングのSEが流れ始めたときは
「おぉ!、もう始まっちまった!」
と、ちょっと慌ててしまった。

思わず笑いたくなってしまうほど滅茶苦茶大仰なオープニングのSE。
ステージ上のスクリーンに、赤字で
PERFECT BURN
と映し出される。

ハッキリ言って、ステージそのものはまったく見えない
客席の両脇にもスクリーンがあるが、それも人の頭に隠れて殆ど見えない。
双眼鏡持ってたってこれじゃ意味がない。
肝心の対象物そのものが見えないんだから。
目一杯背伸びをしてみて、なんとなく桜井さんらしき人が
ピンクの光り物のスーツを着ているのがやっと確認できた。

このままでは物凄いストレスを感じるところだったが
ステージ上の大きなスクリーンの上にもメンバーの姿が映し出される。
あ〜、ヨカッタ。

そして突然始まった1曲目のイントロは

♪ズチャー!

“メリーアン”だった。
おおー、そう来たか。そして条件反射のように、両手が上がり手拍子を始める。

ステージ上のスクリーンに映し出される3人の姿は
ほとんど胸から上だけなので、正直衣装のディテールはほとんど分からない。
幸ちゃんはサンバイザーをかぶって、夏イベ仕様。
王子はヅラ。でも今日のヅラは結構好きかも。そしてメークが濃そう・・・(^^;。
衣装に関しては上半身しかわからないが
なんだか裃をイメージしたようなノースリーブの上着に
メッシュのインナー。このインナーの襟元が和服の襟元のように
yの字になっている。

2曲目のイントロで、アタシはいきなりキレた!!!。
だって久々の“ジェネレーション・ダイナマイト”
♪ジャカジャカジャジャー!ジャカジャカジャジャー!
というギターのリフを聴いた途端に、思わず奇声と拳を上げてしまった。
嬉しい。ホントに嬉しい。

そして畳み掛けるように3曲目。“夢よ急げ”
えー?!もうやっちゃうんだ。
オープニングでも、アンコールの盛り上がってる時でもなく
3曲目でフツーにサラッとやっちゃうんだ(^o^;。
さらに「もうやっちゃうんだ?!」は続く・・・。
“ラジカル・ティーンエイジャー”
アンコールでみんなで大合唱するのかと思ってたのに
これもここでフツーにやっちゃうんだ(^o^;(^o^;。
ま、それはさておき身振り手振りを加えながら熱唱する王子。
特に♪時間の鎖に繋がれ〜・・・のところの
両手を前に出しての《鎖に繋がれてる》ポーズが印象的だった。

ここで王子のMC。
おっ、なんだかこれはちょっと珍しい展開。

高「ハロー!横浜〜!!。
  さぁー、最後の夏がやってきたぜ〜!。後ろ元気かーーー?!」
客「YEAHーーー!!!」
高「後ろの方のみんな、声出してみようかー!!!」
客「YEAHーーー!!!」
高「アルフィーにいい席も悪い席もナイ!。みーんないい席だーっ!!!。
  ・・・いきなりオレが喋り初めて、びっくりしてるやつもいると思うが
  ここで、一人ずつ、夏のイベントの意気込みを一言で語ってもらおう!。
  まずは桜井賢!」
桜「行くぜ!ヨコハマァ〜〜〜!!!」
客「YEAHーーー!!!」
高「坂崎幸之助!」
幸「来たぜ!ヨコハマァ〜〜〜!!!」
客「・・・(笑)YEAHーーー!!!」

実に幸ちゃんらしい《意気込み》である(笑)。

このMC後の5曲目はまた意外な選曲で“Girl”
夏イベで“Girl”か〜。
アタシの中では、この曲は勝手に秋〜冬のイメージだったので
へぇ〜!という感じだった。
イントロの間、幸ちゃんが桜井さんの肩に手を回し
顔を思いっ切り近づけて、1本のマイクで一発目の

♪Gi〜rl!

幸ちゃんと王子のこういう光景は結構よく目にするが
桜井さんと幸ちゃんでって、ちょっと新鮮な感じがした。

“Girl”の後もミディアム・テンポの曲が来るかと思いきや
またまた梅屋千年堂イントロで絶叫の
“トラベリング・バンド”
♪東へ〜西へ〜 辿り着いたぜヨコハマ〜!!!
と桜井さんがシャウトすると
客席は「YEAHーーー!!!」と大いに反応。
更に、王子が
♪今夜は〜・・・帰さないぜー!!!
と叫ぶと、またまた「キャーーーーッ(≧▽≦)」と大いに反応。

ここでもう一発、ノリのいいのをお見舞いして欲しいところだったが
“希望の鐘が鳴る朝に”
いやもう春ツアーでイヤと言うほど聴いたからいいってば〜(笑)と思った。
が、春ツアーではもう殆どやる気なさそうに手拍子だけしかしていなかった
アタシなのだが、なんだかついウキウキワクワクしちゃって
両腕を高く上げちゃったりなんかしながら
いつもよりも元気ハツラツと(笑)手拍子しちゃったよ(^^;ゞ。
夏イベの威力ってのはスゴイと思った。
なんだかやっぱり物凄く開放的な気持ちになれる。

ここで幸ちゃんのMC。
ステージ上方の大きなスクリーンに、幸ちゃんの姿が映し出されるのだけど
辺りが暗くなり初めて、このスクリーンの解像度が素晴らしく良いことに驚かされる。
とにかくここに映る映像がものっすごく鮮明!。
こうしたところにも、夏イベの歴史を感じることが出来る。

幸「はい、ありがとーございます!。
 さぁ!、最後の夏のイベントがやってまいりましたけど
 一番後ろのみなさん、お元気ですか?」
客「ハーーーイ!」
幸「ほとんど聞こえませんけども(^^;。
  それじゃ、どーですか、ここはしらばくの間お座りいただいて・・・。
  立つ時のタイミングは自分で考えてくださいね。
  僕らにもわかりませんから」

幸「'82年の所沢から始まった夏の野外ですけど、
  '82年に来たって方いらっしゃいますかね?」
客「ハーイ!」
幸「あ、スゴイ。
  もう27年前ですからね。当時15歳としてプラス27ですから(笑)」

ここらへんでだったか、上空にもはや夏イベ名物となったヘリコプターが。

幸「あ・・・ヘリコプターだ!(笑)。
  (ヘリコプターを指差して)君は前回空気読めなかったな!。
  “恋人達のペイヴメント”で飛んでこられると困りますよね。
  “ジェネレーション・ダイナマイト”とかだったら全然気になりませんけど。
  そこ(すぐ目の前)で飛んでたって構わないよね(笑)」

幸「横浜は第二の故郷という感じですけれども。
  あちこちで(そこが第二の故郷だって)言ってますが、
  横浜が、《正しい第二の故郷》ということで、ハイ(笑)。
  夏のイベントは、過去45公演中19公演が神奈川県。
  うち18公演が横浜なんですって!」

幸「このあたりも最初は何にもなかったですけど
  みんなで地均しして、ランドマークが建って、他にもいろんなもんが出来て。
  一番最初にこのへんでやったのが・・・'90年。
  '90年のイベントに来た!って人いますか?」
客「ハーイ!」
幸「それで、最初の赤レンガが'96年。
  そん時の赤レンガに来たって人ー?」
客「ハーイ!」
幸「前回の赤レンガが2006年。
  このあたりになると、来た!って人も多いんじゃないかと思います。
  中には今日が初めてって方もいらっしゃるんじゃないですかね。
  今日がアルフィーの夏イベ初めてだ!って方ー?」
客「ハーイ」

幸「夏のイベントというと、ホントにいろんなことが起こります。
  ヘリコプターもそうですけど、
  髪の毛にカナブンが留まった人もおりました(笑)。
  それでは、そのカナブンが留まった方をご紹介いたしましょう。
  桜井さーーーん!」

幸「あれは海の中道でしたっけね」
桜「そうですね。福岡の。
  な〜んか頭が重いな〜?と思ってたんです。
  いえね、あの当時髪にグリースとか付けてたんで虫が寄ってくるんですよ」
幸「なんでですかね?。虫ってグリースが好きなんですか?」
桜「いや、黒光りしてるから仲間だと思ったんじゃないですか?(笑)」

幸「どうですか、桜井さんは夏の思い出はありますか?」
桜「もう26回目でしょ?。20年以上ずーっとやってるワケですよ。
  これはもう正気の沙汰ではないですよね」
幸「正気じゃない!。じゃぁ狂気ですかね(笑)」

幸「桜井さんは、最初の横浜の時はピンクの衣装でしたよね」
桜「最初ですか???」
幸「最初って、BRIDGE ACROSS THE FUTUREの時ですよ」

つまり幸ちゃんは、初めてみなとみらい地区でやった時、と言いたかったらしい。

桜「あぁ。あれ、出てきてからずっと最後までみんなに笑われてました」
幸「あの時はピンクはイヤだイヤだ!って言ってたけど
  今日はもう上下ピンク!。自ら着てますから(笑)」
桜「だんだんピンクが似合う年頃になってきました」
幸「今はピンクですけど、これがあと5〜6年もすると赤になりますからね。
  徐々に濃くなって行きますから」

桜「それにしても、今日はお天気は大丈夫そうですね。
  見てごらんなさいよ、横浜の上だけぽっかり晴れてるじゃないですか!」
幸「最近のお天気は、ホンットに読めないですからね」
桜「ワタシは空気が読めませんけど」
幸「漢字も読めないよな(笑)。
  ・・・ゲリラ豪雨とか、気を付けなくちゃいけません。
  昨日も突然来ましたよね。ほんの1分くらいでしたけど」
桜「第三京浜走ってるときに来ましたね。
  あれ、よく『バケツをひっくり返したような・・・』って言いますけど・・・」
幸「相当大きなバケツじゃないとダメだよね」
桜「バケツをひっくり返しただけじゃダメなんです。
  『水が入ったバケツをひっくり返したような』って言わないと」
幸「そういうことか(笑)」
桜「妙なところで細かいんですが」

桜「でも、今日はお天気大丈夫そうじゃないですか?。
  夕焼けって感じですから。
  そんなこと言ってて、後で降ってきたりして」
幸「いい加減なことは言わない方がいいですよ(笑)」

桜「ちょっと曇ってるくらいがちょうどいいんじゃないですか。
  紫外線がキツイですから。
  肌にも髪にもよくないですからね、紫外線は。
  ・・・アナタのその帽子、紫外線防げませんね」
幸「そうだね、髪はダメだね」
桜「それは・・・自信があるってことですか?」
幸「オレが髪に自信あるわけないだろっ?!。
  よく、これ(サンバイザーに)髪がくっついてんじゃないかって言われてますが
  くっついてねーよ!!!(笑)」
桜「メガネもついてるんでしょ?」
幸「くっついてない!!!(^"^;。
  今度グッズで出そうと思ってんですよ。坂崎変装セット(笑)。
  ・・・この方が変装セット出すってーと、どんな感じですかね」
桜「そうですねー・・・やっぱりロン毛で・・・鼻が高くて・・・」
幸「それじゃその方をお呼びしましょう。高見沢さーーーん!!!」

幸「肩のところがスゴイですね。
高「桜井、あっち行けよ」
幸「あっちにいるんだよっ!(^"^;。遠近法がおかしいですからね(笑)。
  おっ・・・(高見沢が桜井の方に)近づいていきました。
  何をする気なんでしょうか。行動が読めません。僕ですら読めません(笑)」
桜「これ(衣装)・・・よく見ると、そこに紋章が入ってるんだね。
  なに?これ、スカルってーの?」
高「そう」
桜「おれ、マサルσ(▼▼)」

幸「さ、それではここで夏らしい曲をお送りしましょう。
  “真夏のストレンジャー”

ヤッタ〜ヽ(^。^)丿。
これも聴きたかったんだよね〜。
おそらくそういうオーディエンスが多かったのだろう。
幸ちゃんが曲紹介した途端に「おおおー!」という歓声が上がっていた。
この曲のMYツボはなんと言ってもサビのコーラス。
♪ウォウウォウウォウウォー・・・
である。
このコーラスが久々に生で聴けて、あぁ嬉しい。

更に夏イベならではの“セイリング”
ラストの♪セーィリーーーーン ララーラー・・・の途中で
転調するところなんか、グッときちゃったね〜。

どうやらここが《立つタイミング》らしい
“WEEKEND SHUFFULE -華やかな週末-”
これも何やら久々に生で聴いた気がする。
今までそれほど好きな曲ではなかったけど、
今日の“WEEKEND〜”は聴いていて(ノッていて)
なんだかとっても楽しい気分になった。

そういえば、この曲のあたりだったか。
会場に小型の遊覧船?が浮かんでいて、しばらくそのまま停泊し
ステージを眺めているようだった。
もしかしてチケットを入手できなかったアルフィーファンが集まって
一席チャーターしたのではないか?と思うほど
みんなデッキに出てステージを見つめていたが・・・まさかね(^^;。
(でも手拍子してる人とかいたんだよね笑)。
かなり長い間そこにいたけど、気付いたらいつの間にかいなくなっていた。

王子のMC。

高「ハイどーもありがとー。
  “WEEKEND SHUFFLE”、いいよなー。もう21年も前の曲なんですが。
  気が付いたかも知れませんが、
  ここまで'80年代の曲を中心にやってきました。
  やっぱり俺たちがずっと現役で続けているから曲も色褪せない!。
  そんな気がしてるんですけどねー」

高「後ろの方のみんな、今日はしっかりアルフィーを焼き付けて帰ってくれよ。
  ちょっと小さいと思うけど。小さい方がいいんだよ。
  コンパクトに持って帰れるだろ?(笑)」

高「夏のイベントというと、全国各地から来てくれてると思うけど・・・
  今年も一応訊いてみよっか(^^;。
  ・・・山口県から来た人ーーー!!!」
客「ハーイ!」
高「・・・これくらいにしておきましょう」
客「えええええーーー!!!」
高「全部やってたら大変だからね」

そういえば、王子のMCの途中でまたしてもヘリコプターが
バタバタバタバタ・・・・と(笑)。

高「あ・・・っ。また飛んできたな。
  もう殆どオレの天敵だよな(と話している間に、遠ざかっていくヘリ)。
  ・・・行ってしまいましたけど」

高「夏の野外イベントというと、その発端となったのが
  '82年の所沢なんですが、
  当時の映像とか、もうガザガザなんだけど
  なんか悲壮感漂ってんだよなー。
  なんてゆーかさ、初々しいんだよ言ってることが。
  『来年は10周年なんでなんかやります!』とか言っちゃってさ」

高「その後、武道館があって横浜スタジアムがあって
  ベイエリアですよ。お台場で。当時は何もなかったんですけどねー。
  ベイエリア来た人っている?」
客「ハーイ!」
高「その後が、日本平のオールナイトですよ。
  日本平、来た人ー?」
客「ハーイ!」
高「《4 ACCESS AREA》というのもやりましたね。
  あの頃まだ“ACCESS”という言葉があまり知られていなくて
  記者会見の時に、記者の方が桜井に質問されたんですよ。
  『ACCESS』ってなんですか?って。
  その時、桜井は知らん顔してましたからねー。
  あの無視はすごかったですね(笑)。
  《4 ACCESS AREA》、大阪、北海道、九州、横浜と
  4箇所でやった記憶がありますけどねー・・・」

高「今はすっかり海とかプールが縁遠い人間になってしまいましたが
  昔はプール行ったりしたんですよ。桜井と。
  で、彼はああ見えてあまり泳ぎが得意じゃないんです。
  こーやって泳ぎながら訊いてくるんですよ、
  『高見沢、ここって(深さ)何mくらいだ?』って。
  『3mくらいだ』って答えたら、そのまま沈んで泳いでましたけど(笑)」

高「坂崎とも行ったよな、人形町のプール」
幸「行った行った!」
高「今はホントに海とかプールとかが縁遠くなってしまいました。
  それもやっぱり、夏は野外コンサートというイメージが
  強くなったからなんじゃないかと思います」


学生時代にデビューしてしまって
いわゆるプロの洗礼を受けてしまった。
それまで曲なんて書いたことのなかった自分が
試行錯誤を重ねて、いろんな曲を作ったりして
いろんなことを積み重ねて、'82年の所沢を迎えた・・・
というような話もここでしてたんだっけかなぁ。

そして

「その1982年に思いを馳せて・・・“SINCE 1982”

これまた、「えっ?!もうやっちゃうの?」であった。
まぁね、この2日間でやるべき曲が多すぎるから、
こうなっちゃうのかも知れないなぁ・・・。

“SINCE 1982”はイントロのピアノがとっても心に響いた。
いやー・・・ただすけくんのピアノには、なんというか実に情緒を感じるよ。
次の“STAR SHIP -光を求めて-”のイントロも
なんだか深みが感じられてジーンと来た。

♪ジャジャジャ ジジャジャジャジャ!
で、3人がギターのネックを縦にする場面は、もちろんまったく見えないけれど
大きなスクリーンのお陰で、「あ、やってるな」ってのは確認することが出来た。

“STAR SHIP”のエンディング、ラストの♪ジャーーーーン!でいきなり転調。
むむっ・・・このキーは・・・春ツアーでも演奏したあの曲かもしれない・・・。
きっとそうだ。きっともうすぐドラムの♪ダツ!という音が入るはず。

♪ダツ!
 ほーしくずの えいゆうたち・・・

ビンゴ!。“THE AGES”
これも春ツアーで飽きるほど(いや、飽きてはいないが)聴いたわけだが
野外で聴くのはまた格別だ。

ちなみにこのあたり、
アタシの頭の中からは《最後の夏イベ》という言葉はすっかり消え去っていた。
なんだかこうやって野外でアルフィーの演奏を聴いてると
いつも通りの夏のイベントのような気がしてきてしまって。
しかも2年もお休みしていたような感覚もなくなってきた。
つい去年も普通にやっていたような。
・・・月日の経つのってホントに早いな(-_-;。

そしてこれもアタシの中では夏イベのイメージは皆無だった“誓いの明日”
大好きな曲の一つなので、これまた以上に嬉しい。
今回のアレンジはAメロ部分でも
ドドドドドドドド・・・・というリズムが入っていて、
全体的に力強い“誓いの明日”になっていてカッコイイ。

ただ残念なのはステージ上部の大スクリーンに
メンバーの姿が映されなくなってしまったことだ。
おそらく照明が凝っていて綺麗なので、その効果を十二分に発揮するために
このあたりの数曲では敢えて消していたのだろうけど
サイドのスクリーンも相変わらず殆ど見えず、
好きな曲なのに、ちょっとストレスを感じてしまったのが残念だった。

王子のギターが

♪タリィ〜〜〜〜〜ン・・・・

というフレーズを奏でる。
出た!。夏イベで聴いておきたかった“天河の舟”
が、♪タリィ〜ンのキーと、それに続く幸ちゃんのアコギのストロークのキーが
違っていたように聞こえたのはアタシの空耳か?。
なんか王子の♪タリィ〜ンが、実は激しく間違っていたような気がしたが・・・
これは気のせい・・・か・・・な?(笑)。

ステージはシリアスな雰囲気から一転して、パーッと明るいイントロが。

♪チャーーーッチャーチャ チャーッチャチャー! ドン!

“LONG WAY TO FREEDOM”
王子の手には何故か日本刀(爆)。
鞘からバッと引き抜いて、刀を振り回しながら熱唱する王子。
(ワケワカラン!!!^o^;。もちろんそういうところが好きなのだが)。

ちなみに今日の2コーラス目の歌詞は
♪血を吐くまでおまえを好きだ!と叫びたい〜
のバージョン。
いやー・・・いくら王子からでも
血を吐くまで叫ばれたらさすがにコワイ(笑)。

そして、ステージ上方の大スクリーンには
なにやら上へ上へと移動してるように見える王子の姿。
ナニナニ???どこにいるの?と、ステージ上の《リアル王子》の姿を探したところ、
なんと、クレーンの先端に取り付けられたゴンドラ?に乗って
どんどん高みへ上って行くではないか!。
あ〜、今日初めて《リアル王子》が見えた気がする(T^T)。

そういえばなんだか王子のノドの調子がイマイチっぽかった。
調子が悪くてもいつもはシャウト気味に気合いで押し通すような場面も
なんだか時々ちょっと弱々しい声になっちゃってて
あの王子が高所に上がって怖じ気づいて声が出なくなるわけもないので
あ〜さすがにちょっとお疲れ気味・・・いや、お疲れなのかね〜と感じた。

で、実はこれが本編ラストの曲だった。
ここまで実に速かった。あれ?、もうオシマイ?みたいな。
時間もまだ20時前だったしね〜。
普段のツアーでのライブよりも、若干短めだ。
まぁ音を出せる時間が限られてるのだろうから仕方あるまい。

本編短めでも、その分アンコールが充実しているなら
それはそれで嬉しいし♪。



 


本編が終わりしばらくすると、なにやら祭り囃子のようなSE・・・
いや、ただすけくんが生で演奏しているのか?
よくわからないが、ともかくそんなメロディが聞こえてきたので立ち上がってみる。
なんか・・・コントの予感(^^;。

しばらくすると、黄色いヘルメットに赤い半被姿の桜井さん
(つまり、はっぴぃおじさん)が、浮かれて踊りながら登場。
その後も祭り囃子が延々と続き、ちょっと「なげーよ!(^"^;」なんて思ってしまった。

桜「はーっぴーーーー!!!(^_^)v」
客「はーーっぴーーーー!!!(^_^)v」
桜「はーっぴーーー(▼▼)v。
  久しぶりに出てきたよ♥。みんな元気だったか〜い?」
客「ハーイ!」
桜「幸せか〜い??」
客「・・・ハーイ」
桜「おじさん、ここんとこすっかり公共事業が減っちゃってさ。
  この夏はどうしようかな〜なんて思ってたら
  タカミーがお小遣いくれるってんで、出てきちゃったんだよ!」

桜「それじゃ、今からおじさんについて来てね。
  簡単簡単!。イージーイージー。Are you ready?」
客「YEAHーーー!!!」
桜「公共事業大好きか〜い?」
客「(微妙な)イ・・・イェ〜イ・・・?(^^;」
桜「D! D! D!」
客「D! D! D!」
桜「D! D! D!」
客「D! D! D!」
桜「D!」
客「D!」
桜「D!」
客「D!」
桜「D!」客「D!」桜「D!」客「D!」桜「D!」客「D!」桜「D!」客「D!」
桜「Dーーーーーーー!!!!!」

“”D.D.D!〜Happy 65th Anniversary for Donald Duck〜
最後の野外ってことで、きっとやるだろうな〜と思っていた。
出てきた王子の衣装は、なにやらブルー系の光り物のドレスコート。
近頃はすっかり筋肉自慢王子なので、もちろんノースリーブだ(笑)。
2コーラス目の後の間奏が妙に静かなので
「あれ?、こんな曲だったっけ(-"-?」と訝っていたが
王子どうやら間奏のGソロを弾くのをすっかり忘れていたらしい。
間奏が終わろうって時にやっとギターの前にやってきたけど、時既に遅し。

高「・・・忘れてた!(^"^;」

と叫んでお茶を濁す(笑)。
ちょっと久々の“D.D.D!”で、アタシも振付(笑)を忘れてるかも?と思ったけど
曲が始まって体を動かしてみると、手も足も勝手に動く(^^;。
オソルベシ、D.D.D!。

アンコール2曲目は、
とりあえずこれもやっとかないと(?)な“冒険者たち”
とはいえ、この曲が好きなアタシとしては非常にウレシイ。
1コーラス目が終わった直後の
♪ターーーー ッタタラララーーーー!
で、王子が右腕を上に上げてステージ前方に進み出る場面が
ステージ上方の大スクリーンに映って
思わず「キャ======ッ!」と奇声を上げる。

アンコールでのこのスクリーンの使い方が面白かった。
本編でもたまにメンバーの位置が入れ替わったり
3つの画面が全部一人のメンバーの顔になっていたりしたけど
アンコールではもっと凝った使い方がなされていた。
スロットマシンみたいに画像が縦に入れ替わったり
画面が大きくなったり小さくなったり。
これは後ろから見ていてもとても楽しかった。
いやー、画像の解像度のみならず、こんなことも出来るとは、
今の技術はすごいもんだ。

“サファイアの瞳”では
またしても
♪ま〜よなかの〜 YOKOHAMA CITY LIGHTS
と歌ってくれた桜井さん。
間奏の、それぞれのソロの部分もめちゃめちゃ格好良かった!。

もはや記憶が定かでないが、メンバー紹介はここでだっただろうか。
王子がわんこそばに持ち替えていたので、多分そうだとは思うのだが・・・。

高「ドラムス!吉田太郎ーーーー!!!」

スクリーンに映し出される太郎さんの顔!顔!顔!(笑)。
あー、今日太郎さんの顔、初めて見たよ(スクリーンでだけど)。

高「キーボード、だたすけーーー!!!」

今度は髪を短く(というか、以前と同じくらいに)切ったただすけくんの顔が映る。
やっぱ短めの方がカワイイよ(笑)。
で、ただすけくんが紹介されてて、スクリーンには《やっと》ただすけくんの
アップが映ったというのに、その前を堂々と横切る王子。
しかも、一度ならずも二度までも(爆)。

高「ベースギター!・・・ベースギター!・・・ハッピー桜井ー!」

ハッピー(^_^)vのポーズをとる桜井さん。

高「アコースティック・ギター!、ヒッピー坂崎ー!」

そして王子の紹介は幸ちゃんが。

幸「そして!変態ギター!(笑)、高見沢俊彦ーーー!!!」

♪ジャーーーーーーーーーーーーーー・・・・ン

高「わんこそばギター、初めて使ったのに
  反応が薄いんでちょっとガッカリしてるんですが・・・。
  よくこういう看板あるよね、国道に。
  『わんこそば、こちらです(^_^)√』みたいな」
幸「入り口はコチラ、みたいな(笑)」
高「(桜井さんに)わんこそば、何杯食ったんだっけ?」
桜「91杯」
客「おおおーーー!!!」
高「オレが90杯。たった1杯の差で負けてしまったんですけどねー」

高「(桜井さんに)ねー、ブタさんがわんこそば食べてるとこやってよ」
桜「・・・フガッ!フンガッ!!・・・って突然そういうこと言わないでくれる?!」

高「・・・ここでインターバルを取っているのは、決して休んでいるわけではありません!。
  久しぶりの野外で、ペースが掴めないんだ(笑)。
  さっき楽屋で話してたんだよ。ね?。ね?(と他の二人に同意を求める)。
  なんでこんなに暑いんだ?!って。
  ・・・それは、夏だからだーーーっ!!!」
客「イエーーーーッ!!!」

高「赤レンガーーーー!!!」
客「YEAHーーーー!!!」
高「赤レンガーーーー!!!」
客「YEAHーーーー!!!」
高「イエーーッ!しか言えねーのか?!」
客「イェーーーッ!!!」
高「面白いな(笑)。どっから来たんだーっ?!」
客「イェ(家)ーーーーッ!!!(家)」


高「それではここで・・・ハードなナンバーを・・・
  いや、ここはちょっとデスメタル調で言ってみようか!。
  (突如クラウザーII世のようなデスメタルなダミ声になって)
  ここでハードなナンバーをやってみよう!。
  アルフィー史上、最も極悪非道なナンバーだ〜!。
  いいか、卒倒するなよ!!。倒れるなよー!!」

きゃー、なにー?
(でもこういう時は絶対その通りの曲ではないハズ・・・( ̄ー ̄))
と、思っていたら、やはり始まったのは幸ちゃんの軽快なアコギのイントロ。
“君はパラダイス”。で、でたぁ〜(笑)。

普通に最後まで歌って、このまま終わるかと思いきや、
伴奏は続いたまま。しかも、なんか台本がある???(^^;。

高「歌詞がスゴイ!。未だに女子大生(笑)。
  他にもやりたいことあるだろ?。坂崎は何やってみたい?」
幸「オレ?。オレはこれだな」

♪シャンラランラ やりたいよ〜ぉお〜ぉお〜
 シャンラランラ トライアスロ〜ン

幸「絶対ムリ!!!」
高「ムリだな。最初のでもうダメだな(笑)。
  桜井は?、何やってみたい?」
桜「オレは高いところに上ってみたい!」
幸「いいのか?!そんなこと言って?!」
高「今年の武道館が楽しみだなーっ!!!」
幸「明日があるぞ( ̄ー ̄)」
高「明日か!」
桜「ちょ、ちょっと待ってくれよー(O.O;)(o。o;)」

と、慌てふためく桜井さん。

桜「じゃぁ、♪シャンラランラ 高いとこに上りたいー、でな」
高「すっげー字余り!!!」

♪シャンラランラ やりたいよ〜ぉお〜ぉお〜
 シャンラランラ 高いとこに上りたいー

高「じゃぁ今度はなりたいもの!。坂崎は何になりたい?」
幸「オレはねぇ、あるミュージシャンになりたい!」
桜「もうミュージシャンだろ?」
幸「うん、でももっと立派な、あるミュージシャンになりたいの」
高「だれ?」
幸「桜井賢」
客「おおお〜〜!!!」

♪シャンラランラ なりたいよ〜ぉお〜ぉお〜
 シャンラランラ さくらいまさるー

幸「やっぱりなりたくないっ!。
  だってブタのモノマネとか、はっぴぃおじさんとかやらされるんだろ?。
  絶対ヤダ!!!(笑)」
桜「オマエだって似たようなことやってんじゃねーかよ(笑)」
高「麻生太郎!」
幸「(麻生太郎のモノマネで)・・・麻生・・・突然言われても・・・もう解散だし。
  アルフィーは解散しないけどな」

幸「高見沢は何になりたい?」
高「ぼく?。ぼくはねー、パーマン!」
幸「パーマン?。パーマン2号?」
高「2号はやだ!。1号」
幸「2号はオレか(^^;」

♪シャンラランラ なりたいよ〜ぉお〜ぉお〜
 シャンラランラ パーァーマーーン

幸「ウッキィー!」
高「パーマン2号?」
幸「そう、オレ2号」

なんで今パーマン?(^^;と思ったが、あまり深く考えるのはよそう(笑)。

高「やっぱり、これだな。これはなりたいよな!
  (と、譜面台の台本を指差して二人に同意を求める)」

♪シャンラランラ なりたいよ〜ぉお〜ぉお〜
 シャンラランラ 恋人になりたいー・・・
 (客「キャーーーッ!!!」)
 I wanna be your lover こ〜いびとになりたーい・・・
 ・・・シャンラランラ 残念でしたー!

って、やんねーのかよっ?!?!
(と、客席のあちこちでツッコミが入ったのは、気のせいではないだろう)。

高「さぁ、ブーイングが来る前に次行っちゃおう(笑)。
  もう、なんでもいい!」

♪シャンラランラ なりたいよ〜ぉお〜ぉお〜
 シャンラランラ なんでもいーーー!

というわけで、夏イベならではの《プチ出し物》だった。


高「WE ARE THE ALFEEーーーー!!!」
客「YEAHーーー!!!」
高「WE ARE THE ALFEEーーーー!!!」
客「YEAHーーー!!!」
高「アルフィー!(チャチャチャ!) アルフィー!(チャチャチャ!)
  アルフィー!(チャチャチャ!) アルフィー!(チャチャチャ!)・・・」

♪ジャーーーーーーーー・・・ン 

高「We are The King of Traveli'n Ba〜nd」

もう一回“トラベリング・バンド”がくるのかと思った(^o^;。
ちょっとくだけた(ふざけた?)雰囲気から一転。
“Masquerade Love”
そうそう、これもやっておいてもらわないと。

そして、最初のアンコールのラストを飾るのは
“星空のディスタンス”
夜になっても生憎の曇り空ではあるが、
ベイブリッジの上あたりに、星がひとつだけ光っている。
そのもう少し左側には、怪しげな朧月。
ともかく、“雨空のディスタンス”にならなくてヨカッタ!。
この曲ばかりはきっと明日もやるだろうから
明日はもう少したくさんの星が見えるといいな、と思う。






2回目のアンコール。

椅子に座ってくつろいでいると、なにやら左側の海沿いの通路に
やたらとスタッフの数が増え始めた。

もしかして??!

「最後にここ、通るんじゃない?( ̄ー ̄)ニヤリ」と、友人達と目配せする。
きゃー、そうなったらどーするよ?!。ドキドキワクワク。
でも・・・違うかも知れないし
でも・・・このスタッフの数は尋常じゃないし!。
ま、それは後のお楽しみってことで。

時間的に今日はここで2曲くらいやって終了だろうか・・・。
まずは、胸にスカルがついた黒いタンクトップ姿の王子による
おそらく本日最後のMC。

高「夏のイベントも最後を迎えようとしていますが・・・
  やっぱりこの夏の野外コンサートの発端というか、原点である
  '82年の所沢での野外コンサート、
  ここで僕らは『これでやっていくんだ!』『もうこれしかないんだ!』と
  決心したような気がします。
  これで坂崎は酒屋を継ぐことを諦めました。
  桜井は太傳治商店を継ぐことを諦めました」

高「俺たちは、なろうと思えば何にでもなれるんだよ。
  ただなりたいものが見つからないって人が殆どだと思うんだ。
  俺たちは幸い3人出会って、
  自分たちのやりたいことをやってくることが出来ました」

高「当時の僕らの決意を込めた歌があります・・・。
  それでは、今夜その歌を、心を込めて・・・“Musician”

あぁ〜、いいね。
幸ちゃんのシミジミとしたボーカルが胸に染みる。
そして、曲後半で突然ポーン!と空に伸びたサーチライト。
5〜6本のサーチライトが、頭上の空でひとつにまとまっている。
その光が集中した真ん中に、偶然1機の航空機が(笑)。
突然下から照らされて「ちょっ・・・ナニ?!」とビックリしてたかも。

この空に伸びて1つにまとまるサーチライトが
なんだかここにいる人達の思いみたいなものを空に届けているような気がして
なんだかちょっとジーンとしてしまった。
開演前から、目の前に《SKY TRACKER》と書かれた大きな機材があって
これ、なんだろ?と思っていたんだけど、そうか、サーチライトだったのか。

海には屋形船が浮かんでいて、
その客達が(多分酔っ払って)「アルフィー!!!」とか奇声を上げている。
(これぞイベントブックのマンガに書かれていた《不作法な屋形船》!)。
応援してくれるのは結構だが・・・ちょっと空気読め
と、言いつつアタシも思わずそこで吹き出しちゃったんだけどね。

“Musician”が終わると、まとまっていたサーチライトが
バァッ!と四方八方に広がって“SWEAT & TEARS”
出たーーー!!!。やはり夏イベはこれがないと!。
明日やるんだろうと思っていたけど、今日もやるんだ?!。
(そして明日もやってくれるだろうと、勝手に決めつけているアタシ)。
なので「これが最後の野外での“SWEAT & TEARS”か」という
気持ちはなかったのだが・・・二日目にやらなかったらどうしよう(^^;。
そしたらアタシにとっての《野外での最後の“SWEAT & TEARS”》、
簡単に終わりすぎ(・o・;) 。

春ツアーでの“SWEAT & TEARS”は、1曲目ということもあり
最後のながーーーーいリフレインは省略されていたのだけど
今日はもうたーっぷり。
この曲で右上腕二頭筋がジンジンしてくるこの感じは久しぶりだ。
なんだか、ステージの見えなさ具合といい、
TOKYO BAY AREAをちょっと思い出した。

曲が終わると同時にステージ後方からシュバッ!と花火があがる。
その後、3人一緒にステージの右・中央・左の順で挨拶。
そのしばらく後、突然バラバラバラ!!!という激しい爆音!。
なに?!まさか雷?!と思ったら、ステージ左後方から大きな打ち上げ花火が次々と!!!。
えーっ?!初日からこんなにたくさんあげちゃっていいのー?ってくらい
次から次へと矢継ぎ早に。
最後は大きくて明るいしだれ柳。
これぞ夏イベ。あああー、初日からしてなんだか感動ー!。

花火が終わると、スクリーンにはステージを降りるメンバーの姿が映し出される。
やはりこのアタシ達がいるとこの真横の通路を通って
客席後方まで行くようだ!!!。

相変わらず実物はおろかスクリーンもよく見えないので
何が一体どうなっているのか状況が把握できないが
メンバー3人、なにか柵のついた乗り物???に乗って、ゆっくりと横移動している模様。
なんだろう???。選挙カーみたいなワゴン車の上にでも立ってるんだろうか。
ああああー・・・だんだん近づいてきたよ!。
キタキタキタキターーー!!

高さ3mくらいのイントレの上に乗って、移動してきた3人。
うわーーーー近いよーーー見えたよーーー(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)。
下を見下ろして、手を振ってくれたりガッツポーズをキメてくれる3人。
なんだかここまでの、まったくステージが見えなかった3時間なんて
これで一気に吹き飛んでしまった感じだ。

ところで、このイントレはどうやって動いてるワケ???
と、視線を下に動かすと・・・

なんと、7〜8人のスタッフが人力で押していた(爆)!!!。
エコである。

最後はMブロックの後ろに止まって、3人で後ろから前に向かって手を振る。
こっちも振り返す。
そして階段を下りてメンバーは地上へ。
もうあっと言う間に姿は見えなくなってしまった。
(このままホテルにお帰りか?)。




我に返って再びステージに目を向けると
スクリーンには《Everlasting Summer of 2009 With you》の文字。
05_ESwY.jpg
【everlasting】
1.永遠に続く、不滅の
2.絶え間のない;あいも変わらぬ、いつもの調子の、いつ終わるとも思えない
3.耐久性の、もちのよい
(ジーニアス英和辞典 第3版より)

最後の夏イベを表すには、なんだかとってもいい言葉だね。

終了後も、しばらくはサーチライトが踊っていた(音声あり)。


家路(ホテル路?)に向かう人々。
200908082113000.jpg


さ、明日はいよいよ泣いても笑っても最後だよ〜(タブン)。

《TO BE CONTINUED...夏イベ最終章に続く》
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絵夢

初日・・・お疲れさまでした。
こんな写真をUPしてくださって嬉しいなぁ~(^0^)
オイシイ・・・??もしかして・・・メンバーがやって来た~~?

明日の完結編はサプライズがあったりして!
梅ちゃんの夏イベの集大成としても意義アル一夜になりますように。。

それにしても日中はすごく暑かったことだと思います。
立秋過ぎてから夏本番??
by 絵夢 (2009-08-09 01:12) 

はぴまる

初日おつかれさまでした。
チケットが取れず、外で聴いてましたが、赤れんがからスクリーンが時々見えて、王子が花道に着た時、ばっちり姿が!(ラッキー♡)hanabimo
ありがとう、alfeeって思っちゃいました。
血を吐くほど好きと叫びたい??、、中身はもはやバンパイヤかい^^


by はぴまる (2009-08-09 06:39) 

はぴまる

tシャツの方、先に買って着てみました。ちょっと気に入りましたので
今日、ベースボールシャツの方、購入しようと思ってます。
ベースボールシャツの方が着ている人多かったような?(男女両方ちょこちょこ見かけました)
tシャツも女性には(勿論男性でも)(可愛くて、カッコいい感じだと思うので)ジーンズで合わせて着て行きます。


by はぴまる (2009-08-09 09:20) 

ありんこ

お疲れ様でした。
お天気、横浜についたら快晴に近くてびっくりしました。行く途中雨だったんですよ。
昨日のセットリストは、なんだかすごく良かったですよね。お得というか。
今日、あれとあれがあるんだろうな~という予測にもなりました。
あっという間の3時間でした。楽しかったです。
王子のメイクはすんごく濃かったです。すごくやつれているかのように痩せててて、ちょっと心配でした。
それからあんまり笑顔がなかったので、今日はもっと笑ってくれていると嬉しいなぁ。
日本刀はびっくりでした。今日も振るのかなぁ(^^;
肩がすごい衣裳の時は、インナーはすけすけで、おへそが見えているのが"きゃー!"でした(笑)
by ありんこ (2009-08-09 09:51) 

なおち

お疲れ様でしたm(__)m
昨日はお天気にも恵まれた様ですが、今日はどうでしょうか。
こちらは大雨なんです(^^;)会場は程よい天気であることをお祈り
しております(-人-)
by なおち (2009-08-09 10:13) 

えの

レポありがとうございます。
昨日はC5にいて、桜井さんはよく見えたのですが、
坂崎さんは時々、高見沢さんにいたってはほぼずっと
カメラマンにさえぎられ見られませんでした。
今日は右に平行移動するので、たぶん見られるはず。

3年ぶりの夏イベで、なんだかへろへろです。
普段は感じない時の流れを、イベント後の疲れ具合で痛感しました。
が、グッズ購入の列で真っ赤になってしまって熱をもっている右腕が
ちょっと愛おしかったりもします。

いよいよ最後の夏!明日のことは気にせずに楽しみます!!
by えの (2009-08-09 16:01) 

絵夢

梅ちゃん!こんなに早業☆神業☆・・・ほんとにお疲れさまでした。
留守番の私にとっても他の方にとっても涙でますよ!
感動のレポに感謝感謝です。

今夜は昨日のようなお天気とは言えなかったと思いますが、花火も無事に
上がったようで、一応の区切りは果たせたTHE ALFEEの夏なんですよね!
心から心から「ありがとう」が言いたいです。
これからもずっとずっと彼らの彼ららしいステージは続くわけで・・・
そんなALFEEと一緒に今後の活動を楽しみにしたいです。

やっぱり!!キタ~キタ~~キタ~~♪ALFEEがキタ~!!だったのね!
もぅ~~梅ちゃんの幸せもの~~(^0^)
ALFEEの席にランクはない!?って感じた瞬間でしたか?
お疲れさまでした。
by 絵夢 (2009-08-09 22:47) 

おのきち

お久しぶりです。
春ツアー参加できずじまいでしたが、この2日間は完全燃焼してきました!
そうか。。。ラストのあのワゴンは人力だったんですね!
Fブロック・Gブロックの2日だったので、そのあたりの事情はつかめませんでした!

ラストのレポも楽しみにしてます!

by おのきち (2009-08-10 00:32) 

TAKE

お疲れさまでした!初日分、こんなに早くupされてたのですね!!ビックリです。あとでゆっくり…っていつになるかわかりませんけど読ませていただきます!!土曜日、桜木町駅に電車が着こうとしてる瞬間でもう泣きそうだったんですが、イベント中ぐっとくることも何回もあったり花火だけで泣いてたりしましたけど、ほとんどを笑顔で見届けましたよ(^-^)vレポを読ませてもらったりDVDパンフレット観たり発売されるであろうDVD観たりしたらどんな反応するか分かりませんけどね。感動の2日間を終え、今は台風に向かっていくような感じで帰路についてます(笑)私にとっての次は多分年末でしょうね(^_^;それまで発売も色々あるでしょうし、ネタバレしないように気をつけながら梅屋さんはじめあちこちのブログ巡りをすることになると思います。長くなってしまいましたがまたおじゃましますね(^-^)
by TAKE (2009-08-10 13:57) 

汐琉

お疲れ様でした。
記憶、持ち帰っていただき、ありがとうございます(笑)

先ほど、マニアのHPからグッズの通販を申し込みました。
やっぱり傘もイベントブックもバッグも完売でしたねぇ。
ま、DVDパンフゲットということで。
あ、おやつも忘れずに(笑)

by 汐琉 (2009-08-10 14:25) 

きゅう

詳しいレポありがとうございました。
日曜の朝出勤途中にここを見たら…途中までアップしてある!
おかげで電車の中でキブン高揚でした。で、帰りにみたら午後には続きがアップしてあったりと…御自身の感動を一人でかみしめたいであろうにありがとうございます。

セットリストだけを見ると普通(といってよいのか?)なところがTHE ALFEEの「夏は最後でもライブはこれからも続く」といったメッセージかもしれませんね。

「目一杯海側の席」と聞いていたので水冷式にはならずとも3年前の状況からすると「横の通路をメンバーが移動するのでは?」と思っていました。今年は春ツアーも前方席有り、夏イベも後ろ端と思いきやサプライズ有りと当たり年のようですね。
by きゅう (2009-08-10 20:42) 

梅屋千年堂

>絵夢さん
まずは本文UP前の素早いコメントありがとうございます。 
ステージが(スクリーンも)見えない3時間弱はホントにストレスたまりまくりでしたが
最後は「あぁこの席でヨカッタ( ̄▽ ̄)」なんて思ってました。
いい席も悪い席もない、とは良く言ったものです。
二日間とも曇り空ではありましたが、今日の天気を考えると
本当に雨が降らなくてヨカッタ、と胸を撫で下ろしている次第です。

そう、夏のイベントは終わってしまったけど
アルフィーのステージはまだまだ続くんですよね。
月並みですが、これからも感謝の気持ちを忘れずに応援し続けますよ。



>はぴまるさん
初日は外にいらしたんですね。
でも、過去にそういう経験をしたことのある者からすると
それはそれで後々いい思い出になるのですよね。

♪血を吐くまで〜バージョンの“LONG WAY TO〜”は以前から歌ってましたが
その頃からヴァンパイアとしての資質は十分だったということでしょうか(笑)。

Tシャツを買われたんですね。
他の方が着ているのを見て、カワイイなと思ったんですが
ベースボールシャツを買ってしまったので
もうグッズ売り場には近寄らず、グッと堪えてガマンです。
ベースボールシャツよりは、普段にも着れるかも知れませんね。
 ↑これは絶対普段にはムリです!(^o^;。



>ありんこさん
お疲れさまでした。昼過ぎ〜夕方は「晴れ過ぎだろっ!」ってくらいでした。
お陰様で、8日の数時間でまっくろくろくろ黒の助です(なんじゃそりゃ)。
でも、二日間とも雨に降られなかったのは
ありんこさんが久々に二日間とも参加したからかもよ?。

セットリストは二日間ともヨカッタですね。
もちろん聴きたかったのに聴けなかった曲もあったけど
不満はこれっぽっちもありません。
忙しい中で、王子はよくあれだけのセットリストを練り上げたと思います。
(なんか上目線でスミマセン^^;ゞ)。
二日目は、割と最初の方で王子の笑顔が見られましたね。
初日より声も良く出ていたし、アタシもちょっと安心しました。

近頃《筋肉見せたがり王子》なので、
今後王子のヘソを拝める機会が増えるかもしれませんよ(キャー!笑)。



>なおちさん
お陰様で二日間とも雨に見舞われることなく終わりました。
まぁー、蒸し暑かったですけどね。
王子の汗も尋常じゃなかったです。
こちらも今朝明け方から激しい雨が降り出して、
聞けば台風が接近中だとか・・・。
あぁー、ホントに台風とぶつからなくてヨカッタとつくづく思っています。



>えのさん
C5と聞くとかなり良席のように思えますが(いや良席も悪席もないのですが)
見えにくいところもあったのですね。夏イベはホントに読めませんね。
・・・ってその夏イベももうないワケですが・・・。

ヘロヘロですか。それはまさに完全燃焼出来たということでしょう。
アタシも今日は大事を取って(笑)仕事休みましたよ(^^;。
完全燃焼後の灰を掻き集めて、なんとか人間のカタチに戻したところです(笑)。



>おのきちさん
お久しぶりです〜!。
笑っちゃいますが、あのワゴンは人力だったんですよ。
でもそのお陰か、実にイイ感じのスピードで進んでましたよね。
あれが自動車だったら、あっと言う間に目の前をスルーしてしまっていたかも。
まさにスタッフに支えられているTHE ALFEEでした(笑)。



>TAKEさん
無事にお帰りになられましたが?。
西方面へ帰られる方は大変だったことと思います。

早く初日分を仕上げてしまわないと、二日目の記憶とごっちゃになって
ワケが分からなくなりそうだったので、一気にやっつけてしまいました。
(その分若干の手抜き感は否めませんが^o^;)。

確かに「最後だ〜」って涙・涙で終わるのも悪くないんですが
アタシも出来るだけ明るい気持ちで終わりたいなと思って
ウルッとしつつも、基本はいつも笑顔でした。

TAKEさんの次は年末ですか。
ではまたライブのネタバレに気を付けつつ、時々遊びに来てくださいね。



>汐琉さん
グッズは完売続出ですね。ちょっとビックリです。
なんと言ってもイベントバッグの完売には驚きました。
確かに何枚もまとめ買いしてる方をたくさん見掛けましたが(^o^;。
DVDパンフは公式・非公式共に良いですよ。
到着を楽しみに待っててください。



>きゅうさん
なにやらマメにチェックしていただいてありがとうございます。
今までの経験上、早いトコ初日をUPしてしまわないと、
二日間の記憶がごちゃ混ぜになってしまうので、速攻で仕上げた次第です。
その日のうちに打っちゃった方が、文章にも興奮が伝わりますしね(笑)。
(その方が後々自分で読んでも面白いのです)。

最後のアレは本当にサプライズ&ラッキーでした。
「良い席も悪い席もない、全部良い席」はウソじゃないんだと実感しました。
(ま、正直言ってたまには「しょーもない席」もありますが←小声^o^;)。

by 梅屋千年堂 (2009-08-10 21:53) 

えの

はい。ビデオクルーの真後ろで、やや見切れ席でした。
余すことなくすべて記録してね、とおじさんを見ていたら
カメラの足に無防備にセットリストが・・・。
うっかり見てしまいました。

by えの (2009-08-10 23:52) 

梅屋千年堂

>えのさん
見たいものが見えず、見たくないものが見えてしまったのですね(-_-;。
たまにいますよね〜無防備なスタッフ(^^;。
ちょ・・・セットリスト見えてるやん、みたいな。

by 梅屋千年堂 (2009-08-11 00:02) 

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