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アール・ヌーヴォー&アール・デコ ランプ展【1】 [EXHIBITION]

ちょっと前に行ってきた、小さな美術館の素敵な展覧会。

『−ガレとその時代の灯かり−
 「アール・ヌーヴォー&アール・デコ」ランプ展』。

場所は新高島駅から徒歩約3分のところにあるみらい美術館。
と言ってもアタシは横浜市営地下鉄の高島町駅から。
ここからでも5分くらいだろうか。

みなとみらい学園ビルの2階。
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入口で非接触型体温計で体温チェックを受けてから
チケットを購入して展示室の中へ。

20世紀前半、1930年代くらいまでの
ガレ、ドーム兄弟、ラリックなどのガラス工芸家が手掛けた
ランプ約50点が展示されている。

小さな展示室は誰もおらず貸切状態( ̄▽ ̄)。
写真撮影もフラッシュを使用しなければOK。

入ってすぐにあったのがこれ。
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エミール・ガレ『三美神ランプ』。


これはもうランプというより絵画作品。
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ドーム兄弟『夏景色文ランプ』。


ヨーロッパはこれが「夏景色」なのかぁ。
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エミール・ガレ『一輪草文ランプ』。
ブルーがとっても綺麗。



THE ALFEE…てことはないか。真ん中が一番おっきいし(笑)。
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アルジー・ルソー『樹木』『ガゼール』『樹木』。
アルフィーじゃなくてアルジーだった(つまんね〜)。


ブルーの『樹木』のグリーンがかった深みのある色がとっても好み。
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こちらもアルジー・ルソー『花輪(常夜灯)』。

アルジー・ルソーという作家を今回初めて知った。
パート・ド・ベールという手法を得意としたガラス工芸家だそうで、
この展覧会でかなりハマった。

例えば…
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アルジー・ルソー『幾何学(常夜灯)』。


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アルジー・ルソー『花束(常夜灯)』。
(注:怪獣の卵ではありません笑)。


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アルジー・ルソー『パピルス(常夜灯)』。


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アルジー・ルソー『アネモネ』。


とはいうものの、写実的なガレもやっぱり好き…。



《TO BE CONTINUED...長くなりそうなのでつづく》
コメント(2) 

コメント 2

おかん

今の生活にランプはピンと来ないけれど、どれも雰囲気のあるモノですね。一人旅のホテルでこんな感じの・・幾何学(常夜灯)があったら雰囲気かなり良いでしょうね~。
by おかん (2020-04-01 21:17) 

梅屋千年堂

>おかんさん
そう言われてみれば確かにいつのまにか身の回りから
「ランプ」は姿を消してしまっていますね。
ベッドサイドやデスクの上に「ランプ」が置いてあるホテルも
少なくなったような気が。

スタイリッシュでシンプルな照明も良いけれど
こういった温もりを感じる灯りも時に恋しくなりますね。

by 梅屋千年堂 (2020-04-02 00:19) 

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