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スーパーサイズ・ミー [Music,Movie&Musical]

実は昨日、“イタリアン”を二人前食べながら
こんな映画を観ていたのである・・・。

スーパーサイズ・ミー

スーパーサイズ・ミー

  • 出版社/メーカー: レントラックジャパン
  • 発売日: 2005/07/08
  • メディア: DVD

「私達が肥満なのはマクドナルドのせい!!!」
と、アメリカで実際にマクドナルドを相手取って
二人の少女が訴訟を起こした事例があったそうだ。

結局は二人の肥満の原因がファーストフードにあると
証明することが出来なかったため却下となったらしいのだが、
そんな訴訟をきっかけに
この映画の監督であるモーガン・スパーロック氏自らが
1ヶ月の間、1日3食マクドナルドの製品だけを食べ続けたら
一体どうなるのか?という実験を試みるという、
物凄いドキュメンタリーなのだ。

実験は3人の専門家(医師や栄養士)に
現在の健康状態をチェックしてもらうところから始まる。
実験前のスパーロックは、もう素晴らしいくらいの健康体だ。

「スーパーサイズはいかがですか?」と訊かれたら
断らずにスーパーサイズを頼むというルールを自らに課し、いざ実験開始。
最初は喜んで食べていたが、3日目くらいには既にイヤになってくる。
初めてスーパーサイズにトライするも、途中で嘔吐してしまう。

しかしその嫌悪感もピークを過ぎると
今度は逆に中毒にも似た症状が現れ始める。
食べていないと頭痛がしてきて、食べている間はスッキリする。
最初は生き生きとしていた目の輝きも失われ、表情はうつろに・・・。

映画では、こうしたスパーロックの涙ぐましい実験映像の間に
現代アメリカにおける食生活事情なども盛り込まれ
問題提起を投げかける。
思わず「げぇーっ?!マジー?!(゜◇゜)」と叫びたくなる。


スパーロック氏の体調も徐々に変調を来していく。
実験が3週目に突入したあたりだろうか。
医者も予想していなかった展開に・・・。
最悪の健康状態になってしまったのだ。

医者も、そしてベジタリアンであるスパーロックの彼女も
「もう中止した方がいい」と薦めるが、なんと30日間やり遂げた!。
(アタシも観ていて途中で倒れるんじゃないかと思ったよ〜^^;)。

最終的にスパーロック氏が1ヶ月で口にしたマックの量は
栄養士が一般的に「食べてもいい」とする量の8年分!!!(@o@)。
スタート時84.3kgだった体重は95.3kgに。
そして脂肪肝になり、コレステロール値も65ポイント上昇。
体脂肪は11%から18%に。
心臓病や心不全の危険性も2倍に跳ね上がったとか。
怖すぎるっ!

関わった専門家達は、スパーロックの身体が元通りに戻るのかということを
心配していたのだけど、彼女が考えた“解毒食”のおかげで
8週間で肝臓は元の状態に回復し、
9ヶ月かかって9kg減量、更に9ヶ月かかって2kg減量に成功した。
つまり元の体重に戻るまで18ヶ月だよ?!。
ハァ〜でも元通りになってホントにヨカッタねぇ〜(ホッ)。
まぁでもこれもひとえに、スパーロックが元々健康体だったからだろうね。

アタシは年間で5本の指で数えられるくらい
(=ライブ前の“速効腹ごしらえ”に利用するくらい)
しかファーストフードは口にしないけど
いやーっ、それでもファーストフードは出来る限り口にしたくない・・・と思ったよ。

・・・イタリアン二人前完食後、
慌ててエクササイズし始めたのは言うまでもない(爆)。


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