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東京-ベルリン/ベルリン-東京展 [EXHIBITION]

さて、昨日に引き続き
今日も六本木ヒルズは森美術館のお話。

展望台フロアの52階からエスカレーターに乗り、53階の森美術館へ。
もしかしたら、森美術館は日本一高い所にある美術館なのではないだろうか。
(損保ジャパン東郷青児美術館も高いけど42階)。

『東京-ベルリン/ベルリン-東京展』がどんな展示かと言うと、

「日本におけるドイツ年」の最後を飾る大規模展
『東京-ベルリン/ベルリン-東京展』は、日本とドイツそれぞれの首都である
2つの都市間で、19世紀末から繰り広げられてきた
文化・芸術的交流の軌跡を辿る展覧会です。
二度の大戦、大地震、高度経済成長、イデオロギーの崩壊、不況など
両都市ともに崩壊と再興を繰り返してきた20世紀、
美術の歴史に限らず、建築、写真、デザイン、演劇など
多くの興味深い交流や接点がありました。
展覧会もその歴史を追いながら11のセクションに分け、
約500点をご紹介します。
(以上『東京-ベルリン/ベルリン-東京展』チラシより引用)

・・・というものである。

そんな内容なので、現代アートが中心の展示となっている。
正直言って現代アートはあまりアタシの得意分野ではない(むしろ苦手)なのだが、
タイトルが「ベルリン」を謳っているので、
ちょっと行ってみようかな〜という気になったというワケである。
なにしろベルリンは、梅屋千年堂が訪れたことのある唯一の外国都市なので
(勿論'99年のTHE ALFEEのライブに参加するために訪れたのだよ^^;)。
やっぱりなんとなく思い入れがあるのである。

予想通り、日本・ドイツともに
心を動かされる現代絵画との出会いはなかったが、
(岡本太郎の作品なんかは見応えがあったけどね)。
東京やベルリンを撮影した写真の中には
新旧を問わず惹きつけられるものが数多くあった。
あとは、古いポスターなんかも味があって観ていて楽しかった。

一番興味をそそられたのは、実を言うと
確か「8時間ベルリン・ツアー」みたいなタイトルを掲げた
映像作品だったのだけど、さすがに8時間も
そこに座って観ているわけには行かないので(笑)
途中から途中まで(つっても15分程度だけ)観て立ち去った。
アタシが観たのはアーティストが
ちょうどティア・ガルテンを歩いているところだけだったけど
なんだか結構面白そうだったので、ちょっと残念だった。


美術館を出た後は、せっかく六本木ヒルズに来たのだから
他のショップなんかもちょっと見て回ろうと
ヒルサイドやけやき通りに繰り出したが・・・
行きたいショップになかなか辿り着けずに
挙動不審・迷子の御上りさん状態だったのは言うまでもナイ(笑)。
(↑直進していたかと思うと、突然方向転換したりする)。




思えば《日本におけるドイツ年》の最初の大規模展が
去年の春に上野の国立博物館で開催された『ベルリンの至宝展』。
(その時の記事はコチラ
 といってもグッズのことしか書いてないけど・・・^o^;)
この展示は、高見沢王子がイメージキャラクターで
更に氏がイメージソングを書き、
『Berlin Calling』なんていうソロCDまでリリースされちゃったりなんかして
これまた記憶に残る展覧会であった。

その後は夏に新高輪プリンスで行われた『ドイツ・ランド』も観に行って
ン万円のシュタイフのテディベアを買ってしまうという大暴走(^^;。
高見沢王子のコスプレをしたテディベアも可愛かった。
(今頃あのくまくんはどうしているんだろうか・・・)。
(その時の記事はコチラコチラ)。

そして今回の展覧会が締め括り。
なんだかなかなかドイツな1年だったかも。
これで実際ドイツに旅行にでも行けてれば完璧だったんだけど・・・(^^;。
あ〜あ・・・ベルリン、また行ってみたいなぁ。

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『東京-ベルリン/ベルリン-東京展』は
5/7(日)まで森美術館にて開催中。


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コメント 2

絵夢

初ヒルズでしたか!
この展覧会で締め括りなんですね。
前にも言いましたが、思い立ったらすぐに足を運べる位置に
いられるってかなり幸せですよね(^^)
それに誰かの影響とか刺激であっても広い分野に渡って芸術でも、本でも、
舞台でも興味を持てたり、勉強できるわけで、ほんとに視野が広がって
素晴らしいことですね。
去年の至宝展は神戸までやって来てくれたから行けましたが、東京までは
なかなか・・・
by 絵夢 (2006-03-05 02:05) 

梅屋千年堂

>絵夢さん
超重量級So-netブログの世界によくぞおいで下さいました(苦笑)。
確かにね、ベルリンなんて
おそらくアルフィーがライブをやってくれなかったら
きっと一生行くことはなかったと思うし、
きっとこんな展覧会に行こうなんてことも考えなかったでしょうね。
・・・・いろいろと面白いことを探し求めるのは楽しいね。
by 梅屋千年堂 (2006-03-05 22:39) 

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