DOUBLE FANTASY [EXHIBITION]
さっさと行かないと終わってしまう!
『DOUBLE FANTASY -John&Yoko』。
せっかく会期延長になったのだからなんとしても行っておかないと!。
そう思って1月末に2/10のチケットを購入。
日時指定券かと思いきや、日にちは指定だけれども時間は自由。
値段は¥2,500とやや高め。
会場はソニーミュージック六本木ミュージアム。
数年前までスヌーピーミュージアムだった場所。
六本木駅と麻布十番駅が最寄りだけど、
麻布十番の方がほんの少しだけ(2分ほど)近いようなので麻布十番で下車。
少し歩いて鳥居坂の交差点を右に曲がればいいらしい…が!
うわっっっ!すごい急坂( ̄口 ̄;)。
そ、そうだよね、鳥居坂だもんね。
若干息切れしながら坂を上がって少し歩いたら到着。
手指消毒と体温チェックを経て入場。
中は、ガラガラではないけど
適度にソーシャルディスタンスを保てるくらいの人口密度。
展示は二人の生い立ちからスタート。
ジョンとヨーコが出逢う前までのそれぞれの歩みをサラッと紹介。
その後も時系列に沿って展開していく。
1966年、ロンドン インティカ・ギャラリーで行われていた
ヨーコの個展を訪れたジョン。
この手の前衛芸術に対して懐疑的なジョンだったが
そこにあった『天井の絵』という作品で考えが一変したらしい。
その『天井の絵』を再現したもの。
脚立に上って、天井に描かれている小さな文字を虫眼鏡で観ると
そこには「YES」の文字。
「NO」じゃなくて「YES」という肯定的な言葉だったことが
ジョンの心を動かした。
これ、さいたまスーパーアリーナにあったジョン・レノン・ミュージアムにも
あったなぁ…と少し懐かしい気持ちになった。
左)ヨーコのサングラス 右)ジョンの英国国民保険サービス眼鏡
二人のサングラスとメガネが向かい合うこの展示、なんだかすごくステキ。
1969年の『ベッドイン』。
当時ベトナム戦争などで社会不安が広がっていた。
1969年に結婚した二人は、自分たちに注目が集まるタイミングを利用して
平和を訴えることを目的にこのパフォーマンスを行った。
その『ベッドイン』の時にジョンが持参したギブソンJ160-Eというギター。
『Happy Xmas(War Is Over)』のレコードと自筆の歌詞。
こういう展示物ってファンにとってはたまらないと思う。
ジョンの「New York City」Tシャツ。有名な写真。
「美しきヨーコへ」鏡。
実は、この鏡の展示ケースのガラスがスゴイ!。
「高透過ガラスを使用しております。頭をぶつけないようご注意ください」と
注意書きがあるように、透明度がハンパない。
そしてこちら側のものを殆ど反射しない。
本当にガラスなんてないように見える。
全ての美術館・博物館の展示ケースのガラスがこれだったらいいのに。
(でも頭ぶつける人がいて危ないか^o^;)。
『Woman』の自筆歌詞。
他にも『ダブル・ファンタジー』の収録曲の自筆歌詞が
ずらっと並んで展示されていた。
サードニクスのギター。
ジョンが『ダブル・ファンタジー』のレコーディングで使用した
へんてこなギター(笑)。
個人的にかなりツボだったのがこの展示。
ジョンが日本語を理解し学ぶための練習帳に描かれた文字やイラスト。
「Nizukuri shimasu」「senmendogu」って書いてある(^m^)。
このあとだったか、短い階段を上がっていくと映像展示室があって
そこでは『Imagine』のミュージックビデオが
大きなスクリーンに映し出されてる。
たまたま自分以外に誰もおらず、貸切状態でじっくり堪能できた。
展示の最後はジョンが亡くなった後のこと。
ジョンが凶弾に倒れたときに掛けていた血まみれのメガネが使われた
銃規制のポスターだったり、セントラルパーク内に設けられた
記念エリア「ストロベリー・フィールズ」のことだったり、
ジョンの死について語るヨーコ、ショーン、ジュリアン、シンシアの
ビデオコメントだったり。
これはセントラルパークにあるストロベリー・フィールズの中心にある
「imagine」の円形モザイクを再現したもの。
そして出口付近にあって、最後を締め括るのはやっぱりこれ。
展示室を出ると、自動的にミュージアムショップに入る仕組み(^^;。
ただし閉幕間近ということもあり、めぼしいグッズはほぼ完売状態で
売場もなんだか閑散とした感じ。
なにか記念に…と思ってぐるぐる3週くらいしたけれど
どうしても欲しいものが見つからず、結局何も買わずに出てきた。
(まぁ結果的に散財せずに済んで良かったけども)。
出口付近にあったフォトスポット。
あえて「YOU ARE HERE」を無視して撮ってみる(笑)。
「YOU ARE HERE」のところにちゃんと立つとこんな写真が撮れる。
2010年に閉館したジョン・レノン・ミュージアム(JLM)の
後半(=ビートルズ解散後)のような展示をイメージしていたのだけど
当然のことながら、JLMよりもヨーコさんの存在が深く掘り下げられていて
以前よりもまた少しヨーコさんのことが好きになった。
(昔はあんまり好きじゃなかった^^;)。
ジョンとヨーコ、二人が揃ってテレビ出演した時や
記者会見の映像展示が多くて、それぞれ数分のものとはいえ
ひとつひとつちゃんと観ていると時間も食うし結構疲れる。
でも二人が実際に語っているものを見聞きすることで
「あぁそういうことか」と気付かされることも多かった。
JLMの《FINAL ROOM》のような癒やしの空間があったらいいなと
ちょっと期待していたのだけどそうした空間はなく、
そういう点では求めていた「癒し」はさほど得られなかったけど
ジョンとヨーコの精神に触れることで
何故だかいまのこの世の中の状況は必ずいつか終わると
想像することができて元気が出た。
-----------------------------------
《オマケ》
文庫化するらしい。
書き下ろしエッセイも収録されているらしい。
なのでまた買う(笑)。
『DOUBLE FANTASY -John&Yoko』。
せっかく会期延長になったのだからなんとしても行っておかないと!。
そう思って1月末に2/10のチケットを購入。
日時指定券かと思いきや、日にちは指定だけれども時間は自由。
値段は¥2,500とやや高め。
会場はソニーミュージック六本木ミュージアム。
数年前までスヌーピーミュージアムだった場所。
六本木駅と麻布十番駅が最寄りだけど、
麻布十番の方がほんの少しだけ(2分ほど)近いようなので麻布十番で下車。
少し歩いて鳥居坂の交差点を右に曲がればいいらしい…が!
うわっっっ!すごい急坂( ̄口 ̄;)。
そ、そうだよね、鳥居坂だもんね。
若干息切れしながら坂を上がって少し歩いたら到着。
手指消毒と体温チェックを経て入場。
中は、ガラガラではないけど
適度にソーシャルディスタンスを保てるくらいの人口密度。
展示は二人の生い立ちからスタート。
ジョンとヨーコが出逢う前までのそれぞれの歩みをサラッと紹介。
その後も時系列に沿って展開していく。
1966年、ロンドン インティカ・ギャラリーで行われていた
ヨーコの個展を訪れたジョン。
この手の前衛芸術に対して懐疑的なジョンだったが
そこにあった『天井の絵』という作品で考えが一変したらしい。
その『天井の絵』を再現したもの。
脚立に上って、天井に描かれている小さな文字を虫眼鏡で観ると
そこには「YES」の文字。
「NO」じゃなくて「YES」という肯定的な言葉だったことが
ジョンの心を動かした。
これ、さいたまスーパーアリーナにあったジョン・レノン・ミュージアムにも
あったなぁ…と少し懐かしい気持ちになった。
左)ヨーコのサングラス 右)ジョンの英国国民保険サービス眼鏡
二人のサングラスとメガネが向かい合うこの展示、なんだかすごくステキ。
1969年の『ベッドイン』。
当時ベトナム戦争などで社会不安が広がっていた。
1969年に結婚した二人は、自分たちに注目が集まるタイミングを利用して
平和を訴えることを目的にこのパフォーマンスを行った。
その『ベッドイン』の時にジョンが持参したギブソンJ160-Eというギター。
『Happy Xmas(War Is Over)』のレコードと自筆の歌詞。
こういう展示物ってファンにとってはたまらないと思う。
ジョンの「New York City」Tシャツ。有名な写真。
「美しきヨーコへ」鏡。
実は、この鏡の展示ケースのガラスがスゴイ!。
「高透過ガラスを使用しております。頭をぶつけないようご注意ください」と
注意書きがあるように、透明度がハンパない。
そしてこちら側のものを殆ど反射しない。
本当にガラスなんてないように見える。
全ての美術館・博物館の展示ケースのガラスがこれだったらいいのに。
(でも頭ぶつける人がいて危ないか^o^;)。
『Woman』の自筆歌詞。
他にも『ダブル・ファンタジー』の収録曲の自筆歌詞が
ずらっと並んで展示されていた。
サードニクスのギター。
ジョンが『ダブル・ファンタジー』のレコーディングで使用した
へんてこなギター(笑)。
個人的にかなりツボだったのがこの展示。
ジョンが日本語を理解し学ぶための練習帳に描かれた文字やイラスト。
「Nizukuri shimasu」「senmendogu」って書いてある(^m^)。
このあとだったか、短い階段を上がっていくと映像展示室があって
そこでは『Imagine』のミュージックビデオが
大きなスクリーンに映し出されてる。
たまたま自分以外に誰もおらず、貸切状態でじっくり堪能できた。
展示の最後はジョンが亡くなった後のこと。
ジョンが凶弾に倒れたときに掛けていた血まみれのメガネが使われた
銃規制のポスターだったり、セントラルパーク内に設けられた
記念エリア「ストロベリー・フィールズ」のことだったり、
ジョンの死について語るヨーコ、ショーン、ジュリアン、シンシアの
ビデオコメントだったり。
これはセントラルパークにあるストロベリー・フィールズの中心にある
「imagine」の円形モザイクを再現したもの。
そして出口付近にあって、最後を締め括るのはやっぱりこれ。
展示室を出ると、自動的にミュージアムショップに入る仕組み(^^;。
ただし閉幕間近ということもあり、めぼしいグッズはほぼ完売状態で
売場もなんだか閑散とした感じ。
なにか記念に…と思ってぐるぐる3週くらいしたけれど
どうしても欲しいものが見つからず、結局何も買わずに出てきた。
(まぁ結果的に散財せずに済んで良かったけども)。
出口付近にあったフォトスポット。
あえて「YOU ARE HERE」を無視して撮ってみる(笑)。
「YOU ARE HERE」のところにちゃんと立つとこんな写真が撮れる。
2010年に閉館したジョン・レノン・ミュージアム(JLM)の
後半(=ビートルズ解散後)のような展示をイメージしていたのだけど
当然のことながら、JLMよりもヨーコさんの存在が深く掘り下げられていて
以前よりもまた少しヨーコさんのことが好きになった。
(昔はあんまり好きじゃなかった^^;)。
ジョンとヨーコ、二人が揃ってテレビ出演した時や
記者会見の映像展示が多くて、それぞれ数分のものとはいえ
ひとつひとつちゃんと観ていると時間も食うし結構疲れる。
でも二人が実際に語っているものを見聞きすることで
「あぁそういうことか」と気付かされることも多かった。
JLMの《FINAL ROOM》のような癒やしの空間があったらいいなと
ちょっと期待していたのだけどそうした空間はなく、
そういう点では求めていた「癒し」はさほど得られなかったけど
ジョンとヨーコの精神に触れることで
何故だかいまのこの世の中の状況は必ずいつか終わると
想像することができて元気が出た。
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《オマケ》
文庫化するらしい。
書き下ろしエッセイも収録されているらしい。
なのでまた買う(笑)。
2021-02-11 16:19
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