ヨコハマトリエンナーレ2020【1】 [EXHIBITION]
3年に一度のヨコハマトリエンナーレ。
さすがに今回は中止かな〜…と諦めかけていたけれど、7月17日から開幕となった。
多くの美術展がそうであるように、
ヨコハマトリエンナーレも日時指定制を取り入れている。
早めに行っておこうと、7月22日(水)10:30入場のチケットをオンラインで購入。
当日は朝から土砂降り(-_-;。
それでも行かねばならぬところが日時指定制のつらいところ。
だけれども、レインブーツにレインコートという
完全武装で雨の中を歩くのは嫌いではない。
こんな景色も結構好き。
シートに覆われた横浜美術館。
一見工事中のように見えるがこれも作品。
イヴァナ・フランケ『予期せぬ共鳴』
今回のヨコハマトリエンナーレのテーマは
『AFTERGLOW 光の破片をつかまえる』。
さぁ、中に入ろう。
体温チェックと手指消毒を経て館内に足を踏み入れると
いきなり大きな作品が登場するのはもはやヨコトリのお約束。
ニック・ケイヴ『回転する森』
ガーデン・スピナーと呼ばれるオーナメントに圧倒される。
…が、
まぁこれはあとでゆっくりいろんな方向から眺めよう。
早速順路に従って展示室内に入って行くけれど
序盤はなんだか重々しい雰囲気の作品が続く。展示室も総じて暗い。
うーむ…コロナ禍の世相を反映しているのだろうか。
でも展覧会はもっと以前から準備されていただろうし、たまたま…だろうか。
チェン・ズ『パラドックスの窓』
ローザ・バルバ『地球に身を傾ける』
作品と作品の境目がいまひとつ判然としない…(^^;。
作家の意図としては本意か不本意かはわからないけれど、
展示室全体をひとつの作品として捉えるのもアリ…かも。
こちらもローザ・バルバ『地球に身を傾ける』。
スクリーンの裏側から。
展示室と展示室の間の、小さな空間の天井からぶらさがっていた作品。
キム・ユンチョル『アルゴス』
静止画だとわからないけど、ガラス管がチカチカと明滅している。
2階の通路から見たニック・ケイヴ『回転する森』。
うわーーーーっ!って感じである(◎_◎)。
露出オーバー気味に撮った方が綺麗かも…ということに気付く。
通路に貼り出された作品。
岩井優『彗星たち』
グロテスクなのについ見入ってしまう。
金氏徹平『White Discharge(フィギュア / 203)』
多くの人が写真を撮っていた作品。
キム・ヨンチュル『クロマ』
なんだかSF映画に出てくる未知の生命体のようなルックス。
見れば見るほど近づきたくなって吸い込まれそうになる。
ちなみに、それぞれの作品には解説パネルが添えられていて
1.作家自身の言葉や参考資料からの引用
2.作品の詩的な解釈
3.作家・作品に関する説明
が書かれているのだけど、抽象的なうえにちょっと難解(-_-;。
最初のうちはしっかり読んでいたけれど、だんだん面倒臭くなってしまい
このあたりからは殆ど読んでない(^o^;。
あまりにも説明が多い現代アートは好きではないし
たとえそれが理解出来なくても(笑)、小難しいことはおいといて
直感的に「おもしろい!」「いい!」「好き!」だけでも
いいんじゃないかな、と思う。
この、一見航空写真か地図のような作品は
エリアス・シメ『アリ&陶芸家、来たるべき 7』
寄ってみると、様々な電子部品やプラスチックのアリ、
押しつぶされたボトルのキャップの集合体。
展示室と展示室の間の開けた空間に展示されている作品。
エヴァ・ファブレガス『からみあい』
作者は、人間のからだにとって気持ちのいい形や触感に興味を持ち
この作品を作ったという…。
個人的には表面のこのつぶつぶ(ぶつぶつ?)や襞が
キモチワルイけど気持ち良さそう(笑)。
美術館の左翼に位置する円形の展示室には、毎回印象的な作品が展示される。
タウス・マハチェヴァ『目標の定量的無限性』
非平行棒、傾いた平均台、取っ手がひとつしかないあん馬。
展示室内には音声も流れていて、そちらに耳を傾けると
「行儀良くしなさい」「早くしなさい」「そんなこともできないの」…
そんな感じの、言われるとちょっとイラッとくる言葉。
聞いていたらなんだかこの展示室から逃げ出したくなった(^^;。
向かいの展示室へ移動すると、なにやら大きな木が倒れている。
インゲラ・イルマン『ジャイアント・ホグウィード』
幹に近寄って見ると、棘みたいなものが生えていた。
奥の壁には色鮮やかな絵画作品。
ツェリン・シェルパ『54の智慧と慈悲』
レーヌカ・ラジーヴ『国際的最下層に属する食料供給者の最上から降り注ぐ力』
やたら長いタイトルの作品だが、なんだかカワイイ。
こちらも同じ作家の作品。
レーヌカ・ラジーヴ『サイボーグは敏感』
《TO BE CONTINUED...長くなるので(既に長いが)つづく》
さすがに今回は中止かな〜…と諦めかけていたけれど、7月17日から開幕となった。
多くの美術展がそうであるように、
ヨコハマトリエンナーレも日時指定制を取り入れている。
早めに行っておこうと、7月22日(水)10:30入場のチケットをオンラインで購入。
当日は朝から土砂降り(-_-;。
それでも行かねばならぬところが日時指定制のつらいところ。
だけれども、レインブーツにレインコートという
完全武装で雨の中を歩くのは嫌いではない。
こんな景色も結構好き。
シートに覆われた横浜美術館。
一見工事中のように見えるがこれも作品。
イヴァナ・フランケ『予期せぬ共鳴』
今回のヨコハマトリエンナーレのテーマは
『AFTERGLOW 光の破片をつかまえる』。
さぁ、中に入ろう。
体温チェックと手指消毒を経て館内に足を踏み入れると
いきなり大きな作品が登場するのはもはやヨコトリのお約束。
ニック・ケイヴ『回転する森』
ガーデン・スピナーと呼ばれるオーナメントに圧倒される。
…が、
まぁこれはあとでゆっくりいろんな方向から眺めよう。
早速順路に従って展示室内に入って行くけれど
序盤はなんだか重々しい雰囲気の作品が続く。展示室も総じて暗い。
うーむ…コロナ禍の世相を反映しているのだろうか。
でも展覧会はもっと以前から準備されていただろうし、たまたま…だろうか。
チェン・ズ『パラドックスの窓』
ローザ・バルバ『地球に身を傾ける』
作品と作品の境目がいまひとつ判然としない…(^^;。
作家の意図としては本意か不本意かはわからないけれど、
展示室全体をひとつの作品として捉えるのもアリ…かも。
こちらもローザ・バルバ『地球に身を傾ける』。
スクリーンの裏側から。
展示室と展示室の間の、小さな空間の天井からぶらさがっていた作品。
キム・ユンチョル『アルゴス』
静止画だとわからないけど、ガラス管がチカチカと明滅している。
2階の通路から見たニック・ケイヴ『回転する森』。
うわーーーーっ!って感じである(◎_◎)。
露出オーバー気味に撮った方が綺麗かも…ということに気付く。
通路に貼り出された作品。
岩井優『彗星たち』
グロテスクなのについ見入ってしまう。
金氏徹平『White Discharge(フィギュア / 203)』
多くの人が写真を撮っていた作品。
キム・ヨンチュル『クロマ』
なんだかSF映画に出てくる未知の生命体のようなルックス。
見れば見るほど近づきたくなって吸い込まれそうになる。
ちなみに、それぞれの作品には解説パネルが添えられていて
1.作家自身の言葉や参考資料からの引用
2.作品の詩的な解釈
3.作家・作品に関する説明
が書かれているのだけど、抽象的なうえにちょっと難解(-_-;。
最初のうちはしっかり読んでいたけれど、だんだん面倒臭くなってしまい
このあたりからは殆ど読んでない(^o^;。
あまりにも説明が多い現代アートは好きではないし
たとえそれが理解出来なくても(笑)、小難しいことはおいといて
直感的に「おもしろい!」「いい!」「好き!」だけでも
いいんじゃないかな、と思う。
この、一見航空写真か地図のような作品は
エリアス・シメ『アリ&陶芸家、来たるべき 7』
寄ってみると、様々な電子部品やプラスチックのアリ、
押しつぶされたボトルのキャップの集合体。
展示室と展示室の間の開けた空間に展示されている作品。
エヴァ・ファブレガス『からみあい』
作者は、人間のからだにとって気持ちのいい形や触感に興味を持ち
この作品を作ったという…。
個人的には表面のこのつぶつぶ(ぶつぶつ?)や襞が
キモチワルイけど気持ち良さそう(笑)。
美術館の左翼に位置する円形の展示室には、毎回印象的な作品が展示される。
タウス・マハチェヴァ『目標の定量的無限性』
非平行棒、傾いた平均台、取っ手がひとつしかないあん馬。
展示室内には音声も流れていて、そちらに耳を傾けると
「行儀良くしなさい」「早くしなさい」「そんなこともできないの」…
そんな感じの、言われるとちょっとイラッとくる言葉。
聞いていたらなんだかこの展示室から逃げ出したくなった(^^;。
向かいの展示室へ移動すると、なにやら大きな木が倒れている。
インゲラ・イルマン『ジャイアント・ホグウィード』
幹に近寄って見ると、棘みたいなものが生えていた。
奥の壁には色鮮やかな絵画作品。
ツェリン・シェルパ『54の智慧と慈悲』
レーヌカ・ラジーヴ『国際的最下層に属する食料供給者の最上から降り注ぐ力』
やたら長いタイトルの作品だが、なんだかカワイイ。
こちらも同じ作家の作品。
レーヌカ・ラジーヴ『サイボーグは敏感』
《TO BE CONTINUED...長くなるので(既に長いが)つづく》
2020-07-29 04:05
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