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THE ALFEE@市川《本編編》 [┣ '19 LIVE (THE ALFEE)]

『THE ALFEE 45th Anniversary Best Hit Alfee 2019 秋の乱
 Battle Starship Alfee II』
市川市文化会館 本編の巻

12/04 1:09 UPDATE。
ネタバレ指数13

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あー、行かれないなー市川…
去年の秋はチケットが取れなかったし、今年の春は月曜日で諦めたし、
この秋も行かれないのかー(T^T)
まぁね、遠くて帰りが遅くなるし別にいーけどさー…

…などと、半ば諦めかけていたところ
譲ってくださるという方が現れて、参加出来ることになった(☆▽☆)。

迎えた当日。
コンサート会場へ行く前に、ちょっと寄りたいところがあって
本八幡到着は16時40分頃。天気は生憎の雨。しかも寒い。
ほんの少し気分が萎えたけれども、
目的の場所へ行き目的を果たし、開場時間の17時45分に会場到着。
そのまま一直線に中へ。

本日の座席:2階1列50番台。
視界を遮る物がない、とても見晴らしの良い席(*^^*)。
王子の足元も良く見えそうで、ペダルフェチにはたまらない(笑)。

今日は18時25分に「まもなく開演」のアナウンス。
18時30分、定刻に開演。

♪ドン…ドン…ドン…カ〜ンカ〜ンカ〜ン…と
“Battle Starship Neo”のイントロが始まる。
「秋の乱」を観るのは個人的には今日が最後になるので
このステージのタイプでのオープニングを観るのはこれが最後だ。
ステージを覆っていたスクリーンが
シュバッ!と上の方に吸い込まれて行くのを観るのも今日が最後。
「冬の乱」の円形ステージはどんなオープニングになるのだろう。

メンバー登場。
3人の衣装はこれまでと同じ。
王子のギターはヨコケンの時と同じ
真っ赤なJackson Stars Randy Rhoads V。
髪はサラッサラのストレート。いわゆるサラミー。

2曲目、“STARSHIP −光を求めて−”
3曲目、“宇宙戦艦ヤマト2009”
“〜ヤマト”の間奏の、♪ア!ア・アッ!…のところは
クイーンの“フラッシュのテーマ”風だな〜と
いつもニヤニヤしてしまう(^m^)。

3曲終わって幸ちゃんの挨拶。
王子、ここで御神木 剣にギターチェンジ。

幸「こんばんはーっ!
  秋のツアーも今日が関東ファイナルでございます!
  ベテランの方も初心者の方も!
  2階の方も1階の方も!楽しんでってください!
  最後までよろしくーーー!!!」

4曲目…ここは日替わりのハズ。
がしかし!始まったのは“Shadow of Kingdom”
こっ、これはっ…この後いつもと違う展開の予感。

“Shadow of Kingdom”自体はいつもと同じだけど
サビでヘドバン気味に頭を振るたびに
サラッサラッと左右に揺れる王子の髪と
Aメロで3人を照らす黄色い照明が印象的。
メンバーそれぞれの足元で蠢くのを観ていると
なんだかちょっとぞわぞわする(^^;。
これに限らずアルフィーのライブの照明は
常に動きがあって生き物みたいだと思うことが多々ある。

で…次は?

♪ジャジャジャジャ・ジャージャジャ・ジャジャじゃジャ!

王子のリフで始まった!。“AMERICAN DREAM”
幸ちゃんはハンドマイクを掴んで花道へ。
確か1コーラス目が左、2コーラス目が右だったかな。

拳を振り上げながら
曲順が“AMERICAN〜”→“Shadow〜”じゃなくて
“Shadow〜”→“AMERICAN〜”だった理由はなんだろう?
などと考えてみたがわからなかった(笑)。
ま、こっちの方が流れがいい、ってことなんだろうか。

“Orionからの招待状”では
いつものように歌前の照明にうっとりし
あっという間に前半のヤマ場“誓いの明日”
2コーラス目のAメロを歌いながら
微塵の躊躇もなくズンズンと前進する王子が凛々しい。
更に同じく2コーラス目のサビ直前、
空気を切り裂くような♪ウィィィィィ〜〜〜!!!という
王子のギターが凄かった(◎_◎)。

それとそうそう最近のツボとしては
「♪そ〜のか〜らだも そーのーこころもぉ〜」
で幸ちゃんと王子がハモるところ。ここが凄くイイ。


7曲歌って桜井さんと王子は一旦ステージから姿を消し、
残った幸ちゃんのMC。

幸「ありがとうございます!ありがとうございます!
  …恒例の市川でございます。
  今年は45周年ってこともあって…いやいつもと同じかな。
  速かったですねー。春が始まって終わって、
  夏のイベントをそこ(幕張)でやったでしょ?そこでもないか。
  夏が終わって秋が始まってもう今年も残り1ヶ月ですよ!。
  こんな感じで今年はコンサートとリハーサルばかりでしたけれども」

夏に引き続き『Battle Starship Alfee』ということで
宇宙戦艦風のセットを用意しました、
これをトラックで運んでおります…という話をしてから
オーディエンスに着席を促す。

その後いつものように「この秋初日の人」「生まれて初めての人」を訊いて
「初めての人が多いと桜井さんがやりやすいと思います」。

幸「さて宇宙戦艦ですから乗組員の方をご紹介しましょうかね。
  もうみなさん分かってますよね。
  あ、2階のみなさんお元気ですか?。
  それでは紹介しましょう。桜井さーーーん!!!」

ステージ下手から、キャプテンハットをかぶった桜井さん。
いつものようにホイッスルを吹きながら駅員さんのジェスチャー。

幸「それ、どう見てもJR市川駅の駅員さん。あるいはこまわりくん」
桜「桜「死刑っ!(▼▼σ)σ」
幸「死刑っ!って…知ってる?」

市川市文化会館の最寄り駅は市川じゃなくて
本八幡なんだけどなーと思ったのは、きっとアタシだけではないハズ(^^;。
あ、でもそれを言ったらヨコケンの最寄り駅も横浜駅じゃないや。

幸「アナタ、宇宙戦艦アルフィーの乗組員でしょ?お名前は?」
桜「ワタシがこの宇宙戦艦アルフィーの艦長、コダイ  コ  マサルです」
幸「ずいぶん空けましたね、コダイコさん」
桜「違います。コダイコじゃありません。
  コダイです。コダイ…コ・マサルです。
  コはミドルネームです」

幸「それじゃ艦長さん、宇宙戦艦アルフィーを発進させてください」
桜「わかりました…」

♪ピッピッピッ…とホイッスルを吹きながら器用体操。
器用体操がだんだんめちゃくちゃになって
最後は太郎さんの方に振り返り、
腰をクィッと前に出す(若干卑猥な^^;)ポーズ。

ところが桜井さんが腰を前に出すのと、
太郎さんの出す音のタイミングが合わず…

幸「合ってない(笑)。これ打ち合わせしたの?」
桜「してない」
幸「太郎も大変だな」

そんな話をしながらホイッスルの紐の先端を持って
人差し指に巻き付かせながらぐるぐる回す桜井さん。

幸「さぁそれではもう一人、もっと変なやつをご紹介いたしましょう。
  高見沢さーーーん!」

ステージ上手から、ゴールドと黒の衣装に着替えてきた王子。
今日もここからは髪をシュシュでひとつにまとめて登場。
“宇宙戦艦ヤマト”のイントロに合わせて
鼓笛隊の指揮棒(メジャーバトン)をチャッチャッチャッ…と
軽快に動かしていたけれど、そのうち野球のスイングに(^^;。

幸「こいつにこういうもん持たせちゃダメだって!。
  アナタも宇宙戦艦アルフィーの方ですか?」
高「ワタシが宇宙戦艦アルフィーの艦長で、コテキタイ・トシヒコです」
幸「コテキタイさんも艦長さん?。どっちがホントの艦長さん?」
高「いやいやいやいやワタシでしょう」
桜「いやいや艦長はこのワタシ。艦長の帽子被ってますから」
高「何を言ってんですか。それはドンキで1000円のヤツでしょ?。
  これは、市川の◯◯◯◯で買ってきました」

◯◯◯◯は市川のデパート(あるいはショッピングモール?)らしいが
全然聞いたことのない店名だったんで忘れちゃった(^o^;。
客席全体も知らない人が多かったのか微妙な反応。

高「…ややウケ(^^;。地元の人はわかるでしょ?」
幸「地元の人が少ないんだよ」

そして市川には何がある?という話になり…

高「三越ある?」
客「ないー」
高「伊勢丹ある?」
客「ないー」

…本八幡のシャポーの中にクイーンズ伊勢丹はあったけど(^^;。

イオンは?ダイエーは?イトーヨーカドーは?と
矢継ぎ早に客席に問う王子と幸ちゃん。

高「わかった。じゃあローソン!」

ついにローソンで指揮棒を買ったことにしちゃった王子(^^;。

幸「ローソンには売ってねぇだろ〜」
高「売ってますよ!」
幸「これ(帽子)がドンキで1000円で、そっちがローソンだろ?。
  ローソンでいくらなんだよ?大して変わんねーだろ」
高「違いますよ、ここはピータンですから」

指揮棒の先端、煮玉子じゃなくてピータンになった(笑)。
ローソンだからおでんの玉子じゃないかと思ったけど
意外に高級食材だった(^o^;。

幸「それじゃ艦長さん、宇宙戦艦アルフィーを発進させてください」
高「ラジャー!わかりました」

ナニゲにこの王子の「ラジャー!」が好き。

桜井さんの方に歩いて行く王子。
桜井さんは段ボール製のドラムを首から提げてスタンバイ。

高「さぁ!今日は関東ファイナルだからな!。
  みんな疲れてると思うけど!。気を抜くな!毛を抜くな!」

手に持っていた赤いスティックを思わず投げ捨てる桜井さん。

幸「職場を放棄するな!(笑)」
高「頑張ろう!」
桜「頑張ろう!」

王子、ホイッスルをくわえるも、出てきた音は「♪プヒっ…」(^o^;。

幸「オイ!。いま♪プヒッって言ったぞ」

気を取り直してもう一度。
♪ピーーーッピッ!という王子の合図から
“FLOWER REVOLUTION”のイントロ。
数小節演奏して王子が演奏をストップするが
桜井さんはそのまま段ボールドラムをポコポコと叩き続ける。

高「なんだその段ボールみたいな音は!」
桜「だって段ボールだもん」
高「今日は関東ファイナルだからホンモノのドラム持ってこいって言っただろ。
  そういうやつは空気抜いてやる!。ぷしゅーーーっ」

空気を抜かれて小さくなっていく桜井さん。
途中で抜くのをやめる王子。桜井さん、中腰の苦しい体勢…。
「ハイ、こちらが秩父原人です!。
 これで(この体勢で)30分はかなりキツイです」
と言いながら、その後もちょっと抜いては止め、
ちょっと抜いては止め…を繰り返す王子。
最後まで抜くと桜井さんは片膝立てた状態に。

高「これがかの有名な…『水浴びをする女』です」

段ボールドラムを桶に見立てて、肩から水をかけるふりをする桜井さん。
それを塀の隙間から覗き込むふりをする幸ちゃん。

高「そしてこれが『覗く坂崎』です」

「空気入れよ」と、指揮棒をパイプに見立てて
フッフッフッ…と桜井さんに空気を入れる王子。
空気が入って立ち上がった桜井さん、
段ボールドラムが縦になってお腹の前に。

幸「なんかタイコがタヌキみたいになってんぞ(笑)。
  昔、縁日とかでこういうのいたよな。鬼のやつで」
高「あったあった!ここにボール当てるやつな。
  こうやってボールを当てると…」

ガーッと鬼が手を挙げるポーズの桜井さん(^o^;。
と思ったらいきなり王子が叫ぶ。

高「見て!知らない間にこんな!取れなくなってる!!」

突然何を言い出すのかと思ったら
指揮棒にホイッスルの紐がしっかりと絡まって、
紐を持って指揮棒をぶら〜んとぶら下げても落っこちなくなってる(◎_◎)。
いったいどうしてこんなことに?!(笑)。

幸「それ透明だったらよかったな。マリックさんみたいに」
高「じゃぁ明日からそうしよう」

指揮棒を紐でぶらぶらさせながら、“宇宙戦艦ヤマト”のイントロを
「♪テーテーテテー テッテッテッテテー…」と歌いながら
上手に戻って行く王子(^^;。

幸「ハイ、スミマセン。
  今年もあと1ヶ月、バカ3人で回っていきますんで。
  さてそれでは恒例のこのコーナー行ってみましょう。
  桜井営業部長による秋のツアーパンフ紹介コーナー!」

♪パッパカパーン・パ・パ・パ・パッパカパーン

桜「やりますか…」
幸「初めての方もいらっしゃいますよ」
桜「初めての方は今日の記念に是非お求め下さい」
幸「もう持ってる人は?」
桜「もう一冊買って、ラップでくるんで保管してください」

桜「さぁ!この秋のツアーパンフの巻頭企画は
  メンバー3人での45周年パーティー!。
  …(中略)テントね
  メンバーの素の表情がいいと好評でーす。
  そしてこちらがその写真で〜す」

パンフの中の写真を拡大したパネルを持ってきて
客席に向かって掲げる王子。

桜「ご覧下さい、特にこの真ん中の方。目が笑ってませ〜ん。
  他の写真もほとんど目が笑ってません。
  こいつの薄っぺらな人間性が垣間見られる
  ツアーパンフとなっておりま〜す」

桜「そして今回の付録は春に続いて大人気のトークCDで〜す。
  この秋のツアーパンフも一家に一冊、よろしくお願いしま〜す」

と、桜井さんがパンフ紹介を終えたところで
付録のCDを手に取りオデコの上に掲げる王子。…例のお医者さんネタ。

「えー、32番の桜井さん、どこが悪いんですか?」
「最近お腹の調子が悪くて」
「あー、アナタ頭の周りに小腸と大腸がありますね」
と、いつものやりとり。

高「アナタの歯は全部ニセモノですね!」
幸「先生、こいつは何もかもがニセモンの髭男、
  声はいいけどお調子もんの桜井です」
高「えっ?!ヒゲもニセモノなの?」
桜「ヒゲはホンモンだよ!」
高「ヒゲだけホンモンなの?」
桜「ハッ…〈(▼▼)〉。こっち(頭髪)だってホンモンだよ!」

高「アナタ、耳かすが詰まってますねぇ。
  そんなアナタにこれを用意しました!耳かきです!」

どこから出してきたのか、王子の手にはちっちゃな(=柄が短い)耳かき。
先っちょにふわふわの梵天が付いていて、
遠目に見るとたんぽぽの綿毛みたいな感じ。

高「10万円です。これはインカ帝国から伝わる耳かきですよ」
幸「インカ帝国?。俺それ欲しい!」
高「400万円です」
幸「そんなに上がるのかよ!」

幸「ハイ、じゃぁ桜井さん。アルバムの宣伝もしてください」
桜「わかりました…。
  6月に出たばかりの『Battle Starship Alfee』
  このアルバムを買わないと、ダメ!」
幸「ダメを英語で言うと?」
桜「ノー!」
幸「ドイツ語は?」
桜「ナイン!」
幸「フランス語は?」
桜「オ〜、ガイセンモ〜ンクロワッサ〜ンボンソワ〜
  ジュクジュクジグソーパズ〜ルメンドクサイパズ〜ル
  イッコタリナイパズ〜ルシンシュンシャンションカシュ
  シンシュンシャンションショー…」
幸「オイ!。シンシュンシャンション歌手じゃねーだろ。
  おまえは秩父生まれの山村(サンソン)歌手だろ!」
桜「イーデス・シャンション」
幸「それはイーデス・ハンソン!。おまえはダメデス・サンソン!」

イーデス・ハンソン→ダメデス・サンソン…
これ個人的にかなりツボ(^o^;。

幸「さぁそれじゃ新しいアルバムの中からやりましょうかね」
桜「ちょっと。アルバム宣伝しなくていいのかよ」
幸「いいよ、どうぞ」
桜「え…?。ここは俺が『アルバムの宣伝しなくていいのか?』って言ったら
  坂崎が『聴いてもらうのが一番だからいい』って言って
  俺がいじけるっていうんじゃないのか?。
  …そうやっていつも二人で俺のことだまくらかして!。
  民主主義だとか言うけど、それ数の暴力だろ。
  聞くところによれば『桜井を太らす会』なんてのを
  作ったっていうじゃないか。
  もうそうやって俺のことを…泣くぞ!(▼д▼)」
幸「泣くな!」
桜「いつもだったら泣かないけど今日は泣く…ウゥゥゥ…」

しょぼーんとしながらステージ下手に帰っていく桜井さん。

幸「結局桜井さんがいじけるという(笑)。
  いじける芝居が巧くなったね」

幸「それでは新しいアルバムから何曲かやってみたいと思いますが
  高見沢と僕がこうやってアコギを持っていると言うことは
  アルバムを持っている方は『おっ、あの曲か』と
  予想する思いますが、ハイ、その通りでございます。
  今どきバンドでこういうのをやってるとこもいないと思います
  70年代に流行ったスリーフィンガーの曲をやってみたいと思います。
  聴いて下さい。“私的恋愛論”

王子のギターはTerry's Terry No.84。
いつも思うのだけど、なぜかこの歌あっという間に終わってしまう。

座りコーナー2曲目は、
ただすけくんのキーボードから“風に消えた恋”
王子のギターはMartin D-45(多分)。
サビのところの2拍目で、ベースを弾く桜井さんの右手がフッと浮いて
ポンと次の音の弦を叩くところが今日は妙にツボにはまって
なんだか随分双眼鏡でガン見してしまった(^o^;。

“Musician 2019”での
王子のギターは今日も'57年製のストラトキャスター。
実は前の“風に消えた恋”から(いつものように)睡魔に襲われて
相当ヤバかったのだけど(^o^;
2コーラス目の後の間奏のギターソロで王子にパァッと照明が当たった瞬間、
あまりの眩さに目が覚めた(@o@)。


ここで王子のMC。

高「ハイどうもありがとう。
  新しいアルバムの中から“私的恋愛論”、“風に消えた恋”、
  そして懐かしい感じの歌ですが、“Musician”の今年バージョン、
  “Musician 2019”をお送りしました。
  45周年ということで、歌詞をちょっと付け加えましたけどね」

アルフィーの3人は仲が良いとよく言われるが
自分ではそんなこと考えたこともないという王子。
二人に「君は僕の親友だ!」とか言ったことなんかないし、と。

高「ただ、この3人だからっていうのはあるよね。
  これがアルフィーのスタイルですから。これは他にはないよね。
  大体あんなヤツ(坂崎)いないでしょ。あんなヤツ(桜井)も!」

そろ〜っとマイクに近づく幸ちゃん。

幸「その言葉、10倍にしてお返しします。
  こんなの(自分みたいの)はいっぱいいるよ。そこらにいっぱいいる。
  そっち(高見沢)のそういうのこそいないだろ」
高「そんなにちっちゃい前期高齢者はいないよ」
幸「こーゆーの(桜井)はいねぇな。
  大体出前で大盛りが来たらわかるだろ。
  フツーは『なんかこれ多くねぇか?』って気付くだろ(笑)。
  わかんねぇでずーっと大盛り食ってたよな」

その昔、王子と幸ちゃん二人して、
本人にはナイショで桜井さんの出前だけ大盛りで頼んで
密かに桜井さんを太らせようと企んでいた話…(^^;。

高「君(桜井)には他に分け与えようって気持ちがないのか」
桜「おまえ何言ってんだよ!。
  おまえが人のもん勝手に食うんじゃねーか!」
高「あれは毒味をして差し上げてるんですよ」
幸「殿のな」
高「そうですよ!。殿ですから!」
幸「毒味して『まずい!』って(笑)」

ここで王子、突然ただすけくんの方に振り返り…

高「あ!、今ただすけ鼻で笑った!」

ただすけくんに詰め寄る桜井さん。
ただすけくんは手を合わせてひたすら平謝り(^^;。


高「俺たちも長いけど、俺たちが長いってことは
  君たち(お客さんたち)も長い(笑)」

…確かに(^^;
以前は音楽仲間から「またツアー行くの?」とよく言われたのだそうで…

高「みんなと同じですよ『また行くの?』。
  『また行くの?』って言われたら『そう、また行くの!』。
  もう自信に満ちた顔で『そう、また行くの!』。
  相手が親であっても友達であっても上司であっても、
  そうすることで相手の気持ちをごまかすことができます(笑)」

アタシはもはや「また行くの?」すら言われなくなっているのだが…(^o^;。

で、どういう流れでそんな話になったのかは
よく憶えていないのだけど、今日のMCの中で
ちょっとグッと来たのが次の言葉…。

高「僕らの歌にみんなの思い出が積み重なって
  僕らの歌が残っていくのかなという気がします」

ジス・ストリート!その通り!。

高「45年やってきてギターも歌もコーラスも、
  僕らは進化してきたと思っています。
  それでは新しいアルバムから、何曲かやってみたいと思います。
  まずはこの曲から。“進化論 B”

王子のギターはFlying Angel Fantasia。

この歌のサビの歌詞はホントにいい。
♪前を向くだけで何かが見えるEvolutio〜n
と、口ずさむだけで元気が出るエボリューション(笑)。

個人的ツボとしては
イントロの4分の7拍子のところおよび
「♪君のEvolutio〜n」のところの王子の左手の動き。

そんなこんなでツボの多い大好きな曲なので
5分30秒近くあるにもかかわらず
いつも「あ〜もう終わっちゃった」というくらい短く感じるのだった。

“東京狂詩曲”
冒頭で「今日はペダルフェチにはたまらない席」と書いたけど
参加6本目にして、王子がこの曲でワウペダルを
結構フミフミしていることに気が付いた(・o・)。

“ジェネレーション・ダイナマイト”
なんだかここは日替わりだったのが
いつの間にか“ジェネレーション・ダイナマイト”で定番化。
個人的には大好きな曲だし、こういう(メタルな)曲が1曲くらい
セットリストに入っていないとちょっと物足りない(^^;ゞ。

最近は、王子が目立ちがちなイントロや間奏で
桜井さんの動きをちらちらチェックするのがちょっとした楽しみ。

本編もいよいよ大団円。
毎度書いている気がするけれど、この秋のセットリストは本当に早い。
始まってあっという間に終盤を迎える。

“終わりなきメッセージ”
ハンドマイクを握りしめた王子がステージ上を右へ左へ移動しながら熱唱する。
毎回楽しみにしているあの場面…
今日は一旦前屈みになった状態で「♪あるはずーーー…」と歌い始め
「ーーーーーーー…」と声を伸ばしながら仰け反っていった。
はぁ〜、かっちょえぇなぁ。

ラストの
「♪You can change your mind…yeah yeah yeah yeahーーーーー…」
のシャウトの後も逆光の中にガッツポーズの王子のシルエットが
浮かび上がって、一瞬そのまま時が止まったような感じ。

しばらくして、王子がステージ上手方向に帰っていくと
静寂の中、幸ちゃんが“Homeward Bound”のイントロを
アコギで淡々と奏で始める。

途中から桜井さんがハーモニーをつけ、
再びイントロのフレーズを幸ちゃんが奏でる。
一瞬の静寂の後、ただすけくんのピアノで“はじまりの詩”

王子のギターはAmorous CTM Mystique Blue(通称:青彦)。
曲の前半の照明がとても綺麗なブルーで、
このギターのボディの色とマッチしている。

実は今日最も感動したのは、
本編が終わり“はじまりの詩”のインストが流れる中
メンバーが客席に向かってお辞儀をする場面だった。

メンバー3人(+2人)、いつになく長い間
客席に向かってずーっと頭を下げてくれている。
そんなステージ上のメンバーに対して
やはり長い長い拍手を惜しみなく送り続けるオーディエンス。

なんだか物凄くグッと来た。




《TO BE CONTINUED...アンコールへつづく》 

コメント(13) 

コメント 13

葉月

お疲れさまでした。
22時40分頃に帰宅しました。

大満足でした(≧▽≦)

ブログ楽しみしてます。
by 葉月 (2019-11-28 22:58) 

YAYOI

お疲れ様でした!
ギリギリ当日中に帰宅できました。
本当に長い長いお辞儀でしたね。
またひとつ、宝物素敵な思い出が増えました♪
by YAYOI (2019-11-29 00:42) 

梅屋千年堂

>葉月さん
>>22時40分頃に帰宅
早っ!(笑)
その頃アタシはまだ都営浅草線で新橋あたりでした(^^;ゞ。

なんだかとても清々しい関東ホールツアーファイナルでしたね。
代々木までもろもろ頑張れそうです。




>YAYOIさん
お疲れ様でした(*^^*)。
YAYOIさんのお陰で楽しい夜になりました。
心から感謝いたします。
次は代々木。
4週間、長いようできっとあっという間ですね。

by 梅屋千年堂 (2019-11-29 01:17) 

宮p

おはようございます!m(__)m
良いお目覚めでしょうか?(^^)
本当に参加出来て良かったですね!(^^)v
レポ楽しみにしています。寒さ本格的になってきましたので風邪だけには注意して代々木&城ホールまで走り切りましょー!
by 宮p (2019-11-29 07:34) 

ポチヒコ

こんにちは。
市川でMy秋ツアー終了。
昨日は楽しみ半分、残念半分でした。
楽しみは当然内容は物凄く良かったですよ。
残念は神奈県の時にちょっと違和感のあった手。
この後、痛みが半端なくなって整形外科へ診察に行ったら
「石灰が体内でかなり大きくなってますねぇ~」って。
即、痛み止めと石灰と溶かす注射2本打つ事になりました。
激痛の中、涙ボロボロ流しながらの治療に。(TOT)
結果的に全治3か月。
市川も半ば諦めかと思いましたが半身動かなくっても絶対
行くと思いたって参加しました。
いつものノリは出来ませんでしたがあの空間に参加したのは
無理しても行った甲斐はありましたよね。
これからは治療の日々が続きます。
また元のライブ参加を目標にリハビリをしていきます。
頑張らねば!



by ポチヒコ (2019-11-29 13:00) 

フジ

関東ファイナル市川お疲れ様でした~
2階からじっくり堪能しました。
桜井さんの空気抜け膝が大変そう・・・
残りの東京体育館と大阪城ホール
噂ではNEWセンターステージだそう・・・
どう進化(セットリストも)していくのか
楽しみですねぇ


星ディス歌詞間違えた?自分の聴き間違い?
by フジ (2019-11-29 19:21) 

梅屋千年堂

>宮pさん
>>良いお目覚めでしょうか?
毎朝寒くてベッドからなかなか抜け出せません。
しかもレポ製作で寝不足です(笑)。
…と書くと凄く頑張っているように見えますが
実は遅々として進んでおりません===ヘ( ;^^)ノ。
気長にお待ちいただければと思います。

大阪往復新幹線も確保して、あとは年末を待つばかり。
ここで体調を崩してはイカンと毎日マスクで仕事してます。




>ポチヒコさん
ノドといい今回の手といいなんだか最近不調続きのようですが
あまり無理はなさらずに養生して下さいね。
ただでさえ急に冷え込んであちこち傷みやすい季節ですから。

でもたとえ思うように拳を振り上げたり手拍子したりできなくても
音を聞いて、3人の姿を観るだけで元気になれたりしますから
よかったんじゃないでしょうか。
「全治3ヶ月」ってことは「3ヶ月経てば治る」ってことですから。
あっという間ですよ、きっと。




>フジさん
アタシも2階席の見晴らしのいい席から観ていました。
王子のペダルフェチにはたまらない席でした(*^^*)。
“星空のディスタンス”…そうだったんですか?
まっっっったく気付きませんでした(^o^;。

あ、ちなみに東京体育館へ行ってはいけません(^o^;。
東京体育館はただいま改修工事のため絶賛休館中でございます。
「国立代々木競技場 第一体育館」ですよー。
お、お間違いなきよう…(^^;。

by 梅屋千年堂 (2019-12-01 00:06) 

ポチヒコ

ご心配おかけします。

>最近不調続きのようですが
本当に今年は半ば辺りから調子の浮き沈み激しいですね。
現在も手に過大な負担をかけなければ何とか日常生活は行えます。
動かしちゃった時にはすぐ氷嚢でアイシングしてますが。

>あっという間ですよ、きっと。
そのポジティブな考えはすぐには浮かびませんでした。
そうですよね。
治らない訳じゃないんですよね。
今は不自由でもきっと頑張っていけば元に近い位まで戻りますよね。

最近思う事は身体って家電製品と一緒って感じました。
壊れ始めると連鎖的になるって。
リハビリ含めて気をつけながら過ごしていきます。


by ポチヒコ (2019-12-01 16:40) 

梅屋千年堂

>ポチヒコさん
>>身体って家電製品と一緒
でも身体は家電みたいに「壊れたら買い換え」ができませんから
壊れたところや壊れそうなところを直しながら
大事に使っていかないとですね。
そうやっていくうちに、ある日気付いたら
ヴィンテージになっていることでしょう(笑)。
そうだ、アタシ達の身体は家電じゃなくて
ヴィンテージギターと一緒ってことにしましょう。

by 梅屋千年堂 (2019-12-04 01:34) 

葉月

おはようございます。

早朝にコメしたのに消えた(☉。☉)!
ので、改めて・・・

今回の私の席は、1階27列50番台(早い話が最後列)秋の乱は極端過ぎる席で笑えます。

セトリは覚えているはずなのに、何故か毎回新鮮に聴いておりました。
大ラスは、高見沢さんのMC後にあの曲は、心に響きました。ホントに本当に大満足の関東ファイナルでした。

それから、私が横浜方面に参加すると今回の梅屋さんのようになりますよ(๑•﹏•)

代々木まで体調を崩さぬように過ごしたいと思います。

最後にポチヒコさん早く良くなるといいですね。どうぞお大事になさってください。
by 葉月 (2019-12-04 07:12) 

梅屋千年堂

>葉月さん
コメント消えちゃいましたか。
時々おかしなことがおこるんですよね、SSブログ。

市川はジーンと来るポイントがたくさんありました。
秋の乱も残り4本。
参加はしないけれど、どの公演もきっと1本1本が感動的な
ワンナイトドリームになるのでしょうね。

物凄く寒くなったと思ったら、ちょっと暖かくなったり
(その上自分は更年期もあり^^;)着るものの調節が難しい今日この頃ですが
健康に留意して今年のファイナルを迎えましょう。
(そういえば去年の城ファイナルは食あたりで散々だった思い出…^^;)。

by 梅屋千年堂 (2019-12-04 21:10) 

フジ

こんばんは。
失礼しました。音漏れの代々木体育館でしたね。
小田さんのコンサート以来です。
星ディスは最初の
~あやまちなのか

~思い出なのか
と聴こえたように思ったので・・・
隣の人(?)が歌っていた?まさかですが・・・
by フジ (2019-12-06 18:38) 

梅屋千年堂

>フジさん
代々木はアタシも小田さん以来です。
と言っても2008年の小田さんですが…(^^;ゞ。
フジさんはきっともう少し最近の小田さん@代々木ですよね。

>>星ディス
やっぱりまっっっっったく気付きませんでしたが…(^o^;。

by 梅屋千年堂 (2019-12-06 21:16) 

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