センス・オブ・スケール展 [EXHIBITION]
アタシのお気に入り美術館TOP 3に入る横須賀美術館で
面白そうな展覧会をやっているので行ってみた(行ったのは昨日)。
『縮小/拡大する美術 センス・オブ・スケール展』。
「スケール」をテーマに、様々なアーティストの作品を集めた展覧会。
ミニチュア写真家・見立て作家の田中達也氏の作品も来ているということで
またあの世界に浸りたいと思ってやってきた。
が、その前に…到着したらいきなりランチ(笑)。
併設レストラン《アクアマーレ》。
横須賀美術館に来たらここでのランチは必須!。
展覧会とのコラボメニューにも惹かれたが
ここは旬のズッキーニを使った
「ズッキーニとするめいかのトマトソースのパスタ」。
う〜ん、安定の美味しさ( ̄▽ ̄)。
ズッキーニ大好き。
というわけで、本題。
まず最初の展示室では江戸時代後期の鉄砲鍛冶で発明家の
国友一貫斎が、反射望遠鏡で観測した
太陽の黒点観測図や月面観測図の複製画や
明治〜昭和にかけての物理学者・中谷宇吉郎が研究した
雪の結晶や火花の写真を展示。
更に次の展示室では、野村仁氏がアナレンマという現象を撮影した写真や
松江泰治氏が撮影した世界各国の墓地の空中写真など。
これらを鑑賞して、向かいの展示室に移動。
いきなり「うわっ!」とビックリするような作品が目の前に現れる。
平松公『京浜工業地帯の掟 磯子・横須賀隆起図』。
壁三面目一杯に広がる大きな絵。
(ちょっと繋ぎ目がカクカクしちゃったけど^^;)。
大きな作品の後は、田中達也氏の小さな世界。
ミニチュアの実物と、それを撮影した写真が同じ部屋に展示されている。
フフッ(^m^)。やっぱり田中達也氏の作品は楽しい。
毎日ツイッターをチェックしているので、
既に観たことのある作品が殆どだけれども、つい見入ってしまう。
それでも今まで考えてもみなかったことにハッとさせられたのがこの展示。
「見立て」に使用する道具と、ミニチュアの人形の大きさを対比させたもの。
あぁそうか。意外におっきめの人形を使うこともあるんだね。
ツイッターで見てると、どれも1〜2cmのちっちゃい人達に見えるけど
7〜8cmくらいのを使ってることもあるんだな、と目からウロコ。
次の展示室は鈴木康広氏の作品。
『地球線を描く鉛筆で描いた地球線』。
(自分の影が写っちゃうんでナナメから撮影^^;ゞ)。
1本の線に見えるけれど、近寄って観ると…
2色の線。
こんな鉛筆で描かれている。
『地平線を描く鉛筆』。
こちらも鈴木氏の作品『日本列島の方位磁石』。
コップの中の小さな日本列島は方位磁石になっていて
実際の日本列島と同じ向きで浮かんでいる。
ミュージアムショップで¥3,100円で販売されていて
うっかり手に取るところだった(笑)。
そして、今回一番「うぉーーーっ!(◎0◎;;)」となったのがこちら。
髙橋勝美氏のミニチュア和建築。
『あたり湯』。
脱衣場…
洗い場…
もう、すかさず単眼鏡を取りだしたことは言うまでもナイ。
『職業「バス整備士」』。
さきほどの『あたり湯』よりも縮尺は大きめだけど…
このちっちゃな軍手とか工具とか、ディテールが凄すぎる(◎_◎)。
『雨上がり 大木理髪店』。
昔懐かしい床屋さん。
『御成座』。
こちらも昔懐かしい映画館。
「県政ニュース」…
昔は映画上映前にこういうニュース映画が流れてたっけねぇ。
バックヤードの小物も超カワイイ(*^^*)。
裏口の床のタイルの模様もステキ。
こういうの大好き。どれだけ眺めてても飽きない。
ちょっと調べてみたら、高橋勝美さんは現在75歳。
ご自身のツイッターによれば「青春真っ盛り」。
も〜ステキ!。尊敬しちゃう。
更に進むと、次の展示室はちょっと雰囲気は変わって
岩崎貴宏氏の作品。
『リフレクション・モデル(サスケハナ)』
ペリーが乗ってた黒船・サスケハナ。
『フェノタイピック・リモデリング(横須賀)イン・ザ・フレーム』。
下半分のプレートみたいなのは何なんだ?と近寄って見ると…
裁断された雑誌?。
最後の展示室は、再びミニチュアの世界。
高田安規子・政子氏は双子の姉妹。
単なるミニチュアではなく、
身近にあるものに手を加えて他のものに変えてしまう。
『Ladder』。
元は木製の洗濯バサミ。
『vase』
ネックレスの玉の花瓶…凄い!。
『coloseum』。
洗面器の中に円形競技場…
その実体は…なんと軽石。
思った以上の見応えだった〜。
ゆる〜い気持ちで鑑賞するつもりが、気付いたらかなり一生懸命観てた(^o^;。
観に来てヨカッタ。
展示室を出て、せっかくなので一応常設展示もササッと眺めて
1階ロビーに戻ってきた。
最後に、2階に上がって鈴木康広氏の『日本列島のベンチ』を撮る。
これも実際の日本列島と同じ向きで配置されている。
一応座ってもいいってことになってるけど…ちょっと遠慮してしまった(^^;ゞ。
面白そうな展覧会をやっているので行ってみた(行ったのは昨日)。
『縮小/拡大する美術 センス・オブ・スケール展』。
「スケール」をテーマに、様々なアーティストの作品を集めた展覧会。
ミニチュア写真家・見立て作家の田中達也氏の作品も来ているということで
またあの世界に浸りたいと思ってやってきた。
が、その前に…到着したらいきなりランチ(笑)。
併設レストラン《アクアマーレ》。
横須賀美術館に来たらここでのランチは必須!。
展覧会とのコラボメニューにも惹かれたが
ここは旬のズッキーニを使った
「ズッキーニとするめいかのトマトソースのパスタ」。
う〜ん、安定の美味しさ( ̄▽ ̄)。
ズッキーニ大好き。
というわけで、本題。
まず最初の展示室では江戸時代後期の鉄砲鍛冶で発明家の
国友一貫斎が、反射望遠鏡で観測した
太陽の黒点観測図や月面観測図の複製画や
明治〜昭和にかけての物理学者・中谷宇吉郎が研究した
雪の結晶や火花の写真を展示。
更に次の展示室では、野村仁氏がアナレンマという現象を撮影した写真や
松江泰治氏が撮影した世界各国の墓地の空中写真など。
これらを鑑賞して、向かいの展示室に移動。
いきなり「うわっ!」とビックリするような作品が目の前に現れる。
平松公『京浜工業地帯の掟 磯子・横須賀隆起図』。
壁三面目一杯に広がる大きな絵。
(ちょっと繋ぎ目がカクカクしちゃったけど^^;)。
大きな作品の後は、田中達也氏の小さな世界。
ミニチュアの実物と、それを撮影した写真が同じ部屋に展示されている。
フフッ(^m^)。やっぱり田中達也氏の作品は楽しい。
毎日ツイッターをチェックしているので、
既に観たことのある作品が殆どだけれども、つい見入ってしまう。
それでも今まで考えてもみなかったことにハッとさせられたのがこの展示。
「見立て」に使用する道具と、ミニチュアの人形の大きさを対比させたもの。
あぁそうか。意外におっきめの人形を使うこともあるんだね。
ツイッターで見てると、どれも1〜2cmのちっちゃい人達に見えるけど
7〜8cmくらいのを使ってることもあるんだな、と目からウロコ。
次の展示室は鈴木康広氏の作品。
『地球線を描く鉛筆で描いた地球線』。
(自分の影が写っちゃうんでナナメから撮影^^;ゞ)。
1本の線に見えるけれど、近寄って観ると…
2色の線。
こんな鉛筆で描かれている。
『地平線を描く鉛筆』。
こちらも鈴木氏の作品『日本列島の方位磁石』。
コップの中の小さな日本列島は方位磁石になっていて
実際の日本列島と同じ向きで浮かんでいる。
ミュージアムショップで¥3,100円で販売されていて
うっかり手に取るところだった(笑)。
そして、今回一番「うぉーーーっ!(◎0◎;;)」となったのがこちら。
髙橋勝美氏のミニチュア和建築。
『あたり湯』。
脱衣場…
洗い場…
もう、すかさず単眼鏡を取りだしたことは言うまでもナイ。
『職業「バス整備士」』。
さきほどの『あたり湯』よりも縮尺は大きめだけど…
このちっちゃな軍手とか工具とか、ディテールが凄すぎる(◎_◎)。
『雨上がり 大木理髪店』。
昔懐かしい床屋さん。
『御成座』。
こちらも昔懐かしい映画館。
「県政ニュース」…
昔は映画上映前にこういうニュース映画が流れてたっけねぇ。
バックヤードの小物も超カワイイ(*^^*)。
裏口の床のタイルの模様もステキ。
こういうの大好き。どれだけ眺めてても飽きない。
ちょっと調べてみたら、高橋勝美さんは現在75歳。
ご自身のツイッターによれば「青春真っ盛り」。
も〜ステキ!。尊敬しちゃう。
更に進むと、次の展示室はちょっと雰囲気は変わって
岩崎貴宏氏の作品。
『リフレクション・モデル(サスケハナ)』
ペリーが乗ってた黒船・サスケハナ。
『フェノタイピック・リモデリング(横須賀)イン・ザ・フレーム』。
下半分のプレートみたいなのは何なんだ?と近寄って見ると…
裁断された雑誌?。
最後の展示室は、再びミニチュアの世界。
高田安規子・政子氏は双子の姉妹。
単なるミニチュアではなく、
身近にあるものに手を加えて他のものに変えてしまう。
『Ladder』。
元は木製の洗濯バサミ。
『vase』
ネックレスの玉の花瓶…凄い!。
『coloseum』。
洗面器の中に円形競技場…
その実体は…なんと軽石。
思った以上の見応えだった〜。
ゆる〜い気持ちで鑑賞するつもりが、気付いたらかなり一生懸命観てた(^o^;。
観に来てヨカッタ。
展示室を出て、せっかくなので一応常設展示もササッと眺めて
1階ロビーに戻ってきた。
最後に、2階に上がって鈴木康広氏の『日本列島のベンチ』を撮る。
これも実際の日本列島と同じ向きで配置されている。
一応座ってもいいってことになってるけど…ちょっと遠慮してしまった(^^;ゞ。
2019-06-06 21:52
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