坂崎幸之助 書写真展

両国へ行く前に立ち寄った。

いつもの写真。

最近は木曜日が休廊なのと、会期が短くなったのとで
行かれる日が1日しかなくなってしまったのがつらいところ。

到着したのは11時05分過ぎくらいだったのだけど
ギャラリーには既に数名のお客さん。

今回のメインテーマは『マジカルミステリーアワー』
サブテーマは『GRスナップ』。

中に入って、時計回りに作品を観始めたのだけど
あれ…？、なんだか…見づらい。
ギャラリー内の照明や、向かい側の壁にかかった作品、
ひいては作品の前に立った自分の姿が
作品を覆う額縁のアクリル板に映り込んでしまい、よく見えない。
今回の作品は、その名の通りいわゆる「マジックアワー」と呼ばれる
夕暮れ時の空を撮影した、全体的に画面が暗めのものが多いせいか
アクリル板への映り込みが目立ってしまって
肝心の作品が見えにくいのだ（美術館などでもよくある現象）。

まぁ…でも、こればかりはどうしようもないんだろうなぁと思いながら
観ているうちにだんだん目が慣れてきた。

鉄紺、濃藍、紺青、そんな濃いあお色から
橙色、朱色、金赤、鉛丹色、そんな色へのグラデーション。
自然が作り出す色ってスゴイなぁとタメイキが出る。
そんな夕空の下には、ビル群や木々のシルエットが浮かび上がる。

あ、これ特に好きだなぁと思ったのは
『変わってゆくもの』
『余光の中で』
『夕闇がやさしく』
『楽しかった記憶』
『ほーほー』
『橋に夕陽に』
『ちっぽけな自分』
『焦らずゆっくり』
『荒川と聞くだけで』
…と、なんだかいっぱい（^^;。

既に完売のものもチラホラ。
『またあした』『台場に火ともし頃』『君はいつからそこに』
のA4版なんかはもう完売になっていた。


これらメインテーマの作品はもちろん良いのだけど
サブテーマの『GRスナップ』の方もとっても良い。
被写体はそこらに普通に存在するものばかりなのに
幸ちゃんみたいに「センスがある人」がGRIIIを使って撮ると、
カッコイイ作品として成立してしまう（・o・）。

こちらでは『ヌシ』『ひととき』『食卓』『老舗』が特に好き。
作品が、というよりもGR IIIが欲しくなっちゃったりして（買えないけど）。

時間もないのでカタログ通常版を購入して退散。

アタシが行った時にはまだ恒例の落書きはなかったが
この日の夜（？）翌日の休廊日（？）だか
サプライズ的に幸ちゃんが来廊したらしく、落書きを残していったようだ。
（あ〜…惜しかった>_<）。



大相撲の帰りの19時前、
京急ウィングの中からふと西の空を見てみたら
まさしくマジカルミステリーアワーな空！。
写真撮りたかったけど、通路側の席だったので諦めた（笑）。

コメント 4

今回､会期短いですよね･･最終日に行けるかどうか･･。HPでチェックしましたがPCの画面からでも「良い」と思えるなんともいえない魅力。ちっぽけな自分、荒川と聞くだけで、は私もいいなと思いました。

夕陽がとっても綺麗な時って思わず写真撮りたくなりますよね!(^^)!

by おかん (2019-05-25 04:58) 

＞おかんさん
明日、行かれそうですか？。
最近会期が短いんですよね〜。しかも木曜休廊。
水・木休みのアタシには水曜日しか行かれる日がありません（-_-;。

>>夕陽
普段19時過ぎまで仕事で、通勤も地下鉄なので
綺麗な夕景に出会える機会が少ないだけに
たまにハッとするような景色に出会えると嬉しくなります。

by 梅屋千年堂 (2019-05-26 22:17) 

梅屋さん
お久しぶりです。

私は、my初日、NHKホール2日目の翌日
最終日に行って来ました。

黄昏時、灯ともし頃、夕焼け空
大好きです。

写真も素晴らしく
見入ってしまいました。

不覚にも泣きそうになりました。

幸ちゃんの書の言葉
胸にグッとくるんですよね〜。

短い言葉で
幸ちゃんの才能を感じた私です。

そして、何時ものように

ちょっと先の伊勢廣に…
とても美味しく頂きました。

あ〜幸せ〜。
by yuyu (2019-05-29 15:42) 

＞yuyuさん
今回の書写真展も良かったですね。
ホント、もう一度観に行きたかったです（落書きも含め）。
作品はなかなか買えないけれど、
最近はカタログで全作品を反芻できるのが嬉しいです。

伊勢廣さん、美味しそうですね（*^^*）。
焼き鳥大好きなので、
画像を観ているだけでお腹が空いてきました（笑）。

by 梅屋千年堂 (2019-05-30 00:11)