Exhibitionism −ザ・ローリング・ストーンズ展【2】

前記事の続き。

ここから先は、ポスターやLPジャケットなどのアートワークの展示。



アンディ・ウォーホルがデザインしたLPレコードジャケット。

画像だとわかりづらいけれど、ファスナー部分はホンモノ。
レコードを平積みにしたらファスナー部分が凹んで
レコード盤の溝に傷を付けてしまったんだとか。


ツアーのポスターも秀逸。オシャレでカッコイイ。



ステージセットの模型も観ていて楽しい。



長ーーーい花道。いいなぁ〜（*^^*）。



アート好きにはたまらないウォーホルが描いた肖像画。






シルクスクリーンかと思ったけど…油彩か？！。



こちらは鉛筆画。



そして実を言うと今回一番楽しみにしていた衣装の展示。
3つのカテゴリーに分けて展示されていて、
最初は《キングス・ロード》と題して'60年代の衣装を紹介。



素材は派手だが、スタイルはテーラード。



ミック・ジャガーの言葉がカッコイイ（*^^*）。

ロック・ミュージシャンはこうでなくちゃ！。


2つめのカテゴリーは《グラム》。1969年から1989年まで。

フレディ・マーキュリーやデヴィッド・ボウイもそうだったけど
この頃のロック・ミュージシャンの衣装って…スゴイ（^^;。



ちなみにマネキンの頭部は、アルバム『山羊の頭のスープ』の
ジャケットをモチーフにしていると思われる。


3つめのカテゴリーは現在までの四半世紀を振り返る《スペクタクル》。
めちゃめちゃゴージャスである(◎_◎)。

ミック・ジャガー曰く
「500席しかないクラブのステージでゴテゴテに着飾っても意味がないけど、
　5万人を相手にしながらボロを着るのも意味がないからね」。


最後は、ミック・ジャガーがライブで
“Sympathy For The Devil／悪魔を憐れむ歌”を歌う時にまとった
8着の衣装を映像とともに展示。

これらを着ると「超強烈な別人格になる」のだそう。
なるほど〜。
ロック・ミュージシャンが敢えてド派手な衣装に
身を包む理由の多くはそこにあるのかも知れない。


衣装の展示を抜けると、そこはバックステージ。
そして、この扉の向こうはシアターになっていて
迫力と臨場感たっぷりの3Dライブ映像を観ることが出来る。

いつどこのライブなのかはよくわからないが
（詳しい人が観ればすぐに分かるのだと思う）どこかの野外ステージで
とある有名な曲を演奏する約5分の3D映像だ。
たった5分なのに、ぐいぐい引き込まれて
自分が実際に生でライブを観ているような気分にさせられる。

そして「うわぁ〜…ストーンズってやっぱり偉大だぁ〜」と
タメイキが出たところでこの展覧会の展示が終了する。

そこで待ち構えるのが魔の特設ショップ！（笑）。
また散財しちゃうんだろうな〜と思いながらいろいろ見てたのだけど
幸いなことに（^^;「これ絶対欲しい！」というものはなかった。
Tシャツなどはかなり種類豊富だったが、
レディースものがなかったので助かった（笑）。
で、結局買ったのはライブポスターのポストカード4枚。

特設カフェもあって、何か軽食でも…と思っていたのだけど
どうやらドリンクしかない模様。




というわけでTOC五反田メッセを後にして
ランチは地元の椿屋カフェで
「桜えびと春キャベツの柚子こしょう風味」的なパスタをいただく。



今日のこの展覧会を観終わった感じたこと…。
具体的に何年頃からとは言えないのだけど
ある年代から、まるでそこで時間がストップしまったかのように
ミック・ジャガーを始めとするメンバーが変わってない（＝老けてない）。
なんなのこの人たち！。
いい意味で「この人たちは怪物だ（^o^;」と思った。

そして、ここまで大規模でなくてもいいので
我らがTHE ALFEEも、5年後のデビュー50周年には
こんな風な展覧会を催してくれたらいいのにな…
などと妄想せずにはいられなかった。
（ごく限られた人しか観に行かないだろうけども…^^;）。

コメント 2

レポお疲れ様です。
歴史が長いといろんな物があって面白いですね♪
見てみたいけど、チケットがお高くてムリです！(笑)

ALFEEが歴史展やったら、過去の夏イベ合わせの山野楽器や二子玉川でしたっけ？などでした展示会以上に、ギターマニアや衣装マニアで大混雑必至だと思います。

そういえば梅屋さんはコクヨハクってご存知ですか？
今月末KITTEで三日間しか開催しないコクヨの文具展で、入場無料らしいです。
by YAYOI (2019-03-21 12:35) 

＞YAYOIさん
確かに入場料高いです(x。x)。
でもこれだけの内容なので納得と言えば納得。
けっして「金返せ」とはならないと思います（笑）。

>>コクヨハク
コクヨハク！…まぁ！なんて素敵な響きでしょう。
さっそく日程等調べてみましたが、金・土・日…ムリ_|￣|◯。
だいたいこういう素敵なイベントって
（当たり前だけど）週末なんですよね〜(T^T)。
散財しなくて済む…と思うことにします（笑）。

by 梅屋千年堂 (2019-03-21 16:45)